JP2002145292A - 弁付きキャップおよび弁付きボトル - Google Patents
弁付きキャップおよび弁付きボトルInfo
- Publication number
- JP2002145292A JP2002145292A JP2000335545A JP2000335545A JP2002145292A JP 2002145292 A JP2002145292 A JP 2002145292A JP 2000335545 A JP2000335545 A JP 2000335545A JP 2000335545 A JP2000335545 A JP 2000335545A JP 2002145292 A JP2002145292 A JP 2002145292A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottle
- valve
- magnet
- cap
- valve body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成が簡単で必要な部品数が少なく、加工、
組み立てが簡単で低コストの弁付きキャップおよび弁付
きボトルを得る。 【解決手段】 液体通路40付近に配置されたマグネッ
ト46と、磁性体からなりマグネット46との間に生じ
る磁気吸引力により一方向に吸引される弁体42とを有
してなり、マグネット46と弁体42とで弁を構成し、
磁気吸引力により弁体42がマグネット46に吸引され
ることにより液体通路40での液体の流通を遮断し、弁
体42は、外部から押されることにより磁気吸引力に抗
して移動可能な弁付きキャップ。このキャップをボトル
32の口34に装着ししてなる弁付きボトル。
組み立てが簡単で低コストの弁付きキャップおよび弁付
きボトルを得る。 【解決手段】 液体通路40付近に配置されたマグネッ
ト46と、磁性体からなりマグネット46との間に生じ
る磁気吸引力により一方向に吸引される弁体42とを有
してなり、マグネット46と弁体42とで弁を構成し、
磁気吸引力により弁体42がマグネット46に吸引され
ることにより液体通路40での液体の流通を遮断し、弁
体42は、外部から押されることにより磁気吸引力に抗
して移動可能な弁付きキャップ。このキャップをボトル
32の口34に装着ししてなる弁付きボトル。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、石油スト
ーブの燃料補給タンク、ペットや植物への水の自動補給
タンク、その他、液体の自動補給ないしは自動供給装置
として適用可能な弁付きキャップおよび弁付きボトルに
関するものである。
ーブの燃料補給タンク、ペットや植物への水の自動補給
タンク、その他、液体の自動補給ないしは自動供給装置
として適用可能な弁付きキャップおよび弁付きボトルに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、石油ストーブの燃料補給タンク
の例として図4乃至図7に示すような構造のものが知ら
れている。図4乃至図7において、石油などの液体を収
容するボトル2の一端には液体が流入し流出する口4が
一体に突出させて形成されている。口4の外周にはねじ
が形成されていて、このねじを利用して弁付きキャップ
6がねじ込まれている。キャップ6は底部8を有してい
て、低部8の中央には円形の窓孔9が形成されている。
キャップ6の底部8には、窓孔9の周囲にプレス成形に
よって断面が半円状の突堤10が形成されている。
の例として図4乃至図7に示すような構造のものが知ら
れている。図4乃至図7において、石油などの液体を収
容するボトル2の一端には液体が流入し流出する口4が
一体に突出させて形成されている。口4の外周にはねじ
が形成されていて、このねじを利用して弁付きキャップ
6がねじ込まれている。キャップ6は底部8を有してい
て、低部8の中央には円形の窓孔9が形成されている。
キャップ6の底部8には、窓孔9の周囲にプレス成形に
よって断面が半円状の突堤10が形成されている。
【0003】キャップ6の底部の内側には、有低の円筒
12が、その解放端側の鍔部が溶接その他適宜の手段で
固定されることによって一体に結合されている。キャッ
プ6の底部の内側にはまた、外パッキン16が円筒12
の外周側において固定されている。円筒12には、適宜
数の窓孔からなる液体通路14が形成されている。円筒
12の内部には弁体18、内パッキン22、コイルばね
24が挿入されている。弁体18は下面中央から下方に
突出した突起20を有していて、ピストンのような形を
している。突起20は、上記窓孔9の半径方向内側に、
窓孔9との間に空間をおいて位置している。弁体18の
下面に上記内パッキン22が接着などによって固定され
ている。弁体18の上面と円筒12の天井面との間に上
記コイルばね24が圧縮された状態で介在している。円
筒12はコイルばね24の収納体である。
12が、その解放端側の鍔部が溶接その他適宜の手段で
固定されることによって一体に結合されている。キャッ
プ6の底部の内側にはまた、外パッキン16が円筒12
の外周側において固定されている。円筒12には、適宜
数の窓孔からなる液体通路14が形成されている。円筒
12の内部には弁体18、内パッキン22、コイルばね
24が挿入されている。弁体18は下面中央から下方に
突出した突起20を有していて、ピストンのような形を
している。突起20は、上記窓孔9の半径方向内側に、
窓孔9との間に空間をおいて位置している。弁体18の
下面に上記内パッキン22が接着などによって固定され
ている。弁体18の上面と円筒12の天井面との間に上
記コイルばね24が圧縮された状態で介在している。円
筒12はコイルばね24の収納体である。
【0004】弁体18は円筒12内において上下方向に
移動可能であるが、外部から力が加わらない限り、コイ
ルばね24の弾性力によって図において下方に付勢さ
れ、内パッキン22がキャップ6の底部8に形成された
前記突堤10の上に押し付けられて上記窓孔9を塞ぎ、
窓孔9における液体の流通を阻止している。したがっ
て、図示のようにボトル2をその口4が下向きになるよ
うに反転させても、ボトル2内の液体が流出することは
ない。
移動可能であるが、外部から力が加わらない限り、コイ
ルばね24の弾性力によって図において下方に付勢さ
れ、内パッキン22がキャップ6の底部8に形成された
前記突堤10の上に押し付けられて上記窓孔9を塞ぎ、
窓孔9における液体の流通を阻止している。したがっ
て、図示のようにボトル2をその口4が下向きになるよ
うに反転させても、ボトル2内の液体が流出することは
ない。
【0005】ボトル2は、図示のように口4を下向きに
した状態で受け皿26に挿入することによって使用され
る。受け皿26は、これにボトル2を装着したとき前記
突起20に対応する位置に、受け皿26の底部から上方
に伸びた押しピン30を一体に有している。また、受け
皿26は、その底部近くに液体取り出し口28が設けら
れている。
した状態で受け皿26に挿入することによって使用され
る。受け皿26は、これにボトル2を装着したとき前記
突起20に対応する位置に、受け皿26の底部から上方
に伸びた押しピン30を一体に有している。また、受け
皿26は、その底部近くに液体取り出し口28が設けら
れている。
【0006】図5、図7は、上記のようにしてボトル2
を受け皿26に装着した状態を示す。ボトル2を受け皿
26に装着することによって、押しピン30の上端に突
起20の下端が当たる。したがって、ボトル2は下方に
移動するのに対し、突起20と一体の弁体18および内
パッキン22がコイルばね24による付勢力に抗して相
対的には上方に移動することになり、内パッキン22が
突堤10から離間する。そのため、液体通路14と窓孔
9とが連通し、ボトル2に収容されている液体が、液体
通路14と窓孔9を通じて受け皿26に流出する。
を受け皿26に装着した状態を示す。ボトル2を受け皿
26に装着することによって、押しピン30の上端に突
起20の下端が当たる。したがって、ボトル2は下方に
移動するのに対し、突起20と一体の弁体18および内
パッキン22がコイルばね24による付勢力に抗して相
対的には上方に移動することになり、内パッキン22が
突堤10から離間する。そのため、液体通路14と窓孔
9とが連通し、ボトル2に収容されている液体が、液体
通路14と窓孔9を通じて受け皿26に流出する。
【0007】ボトル2は、受け皿26の上端で支えら
れ、キャップ6の底部8が受け皿26の低部から所定距
離浮いた状態になる。受け皿26に流入した液体の液位
がキャップ6の底部8とほぼ同じ位置になったとき、ボ
トル2内の液体の圧力と大気圧とがバランスし、ボトル
2から受け皿26への液体の流出が停止する。受け皿2
6内の液体が取り出し口28を通じて流出すると、受け
皿26内の液位が下がり、ボトル2内の液体の圧力と大
気圧とがバランスするまでボトル2から受け皿26へ液
体が流出する。このようにして、液体が消費されると、
その分が自動的にボトル2から供給される。
れ、キャップ6の底部8が受け皿26の低部から所定距
離浮いた状態になる。受け皿26に流入した液体の液位
がキャップ6の底部8とほぼ同じ位置になったとき、ボ
トル2内の液体の圧力と大気圧とがバランスし、ボトル
2から受け皿26への液体の流出が停止する。受け皿2
6内の液体が取り出し口28を通じて流出すると、受け
皿26内の液位が下がり、ボトル2内の液体の圧力と大
気圧とがバランスするまでボトル2から受け皿26へ液
体が流出する。このようにして、液体が消費されると、
その分が自動的にボトル2から供給される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の弁付きボト
ルによれば、液体の消費量に応じて自動的にボトル2か
ら供給される。しかしながら、構成が複雑であり、改良
の余地が多く残っている。すなわち、弁体18を付勢す
るためのコイルばね24およびこのコイルばね24を押
えるための筒12が必要である。さらに、内外二つのパ
ッキン22、16を必要とする。また、弁体18を押す
ための押しピン30を受け皿26に設ける必要もある。
内パッキン22によって液体流通路9を確実に塞ぐため
に、液体流通路9の周囲に突堤10をプレス成形する必
要があり、加工が面倒という難点もある。このように構
成が複雑になる結果、コスト高になるという難点があ
る。
ルによれば、液体の消費量に応じて自動的にボトル2か
ら供給される。しかしながら、構成が複雑であり、改良
の余地が多く残っている。すなわち、弁体18を付勢す
るためのコイルばね24およびこのコイルばね24を押
えるための筒12が必要である。さらに、内外二つのパ
ッキン22、16を必要とする。また、弁体18を押す
ための押しピン30を受け皿26に設ける必要もある。
内パッキン22によって液体流通路9を確実に塞ぐため
に、液体流通路9の周囲に突堤10をプレス成形する必
要があり、加工が面倒という難点もある。このように構
成が複雑になる結果、コスト高になるという難点があ
る。
【0009】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、構成が簡単で必要な部
品数が少なく、加工、組み立てが簡単で低コストの弁付
きキャップおよび弁付きボトルを提供することを目的と
する。
解消するためになされたもので、構成が簡単で必要な部
品数が少なく、加工、組み立てが簡単で低コストの弁付
きキャップおよび弁付きボトルを提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
弁付きキャップに関するもので、液体通路付近に配置さ
れたマグネットと、磁性体からなり上記マグネットとの
間に生じる磁気吸引力により一方向に吸引される弁体と
を有してなり、上記マグネットと弁体とで弁を構成し、
磁気吸引力により弁体がマグネットに吸引されることに
より上記液体通路での液体の流通を遮断し、弁体は、外
部から押されることにより磁気吸引力に抗して移動可能
であることを特徴とする。
弁付きキャップに関するもので、液体通路付近に配置さ
れたマグネットと、磁性体からなり上記マグネットとの
間に生じる磁気吸引力により一方向に吸引される弁体と
を有してなり、上記マグネットと弁体とで弁を構成し、
磁気吸引力により弁体がマグネットに吸引されることに
より上記液体通路での液体の流通を遮断し、弁体は、外
部から押されることにより磁気吸引力に抗して移動可能
であることを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、弁付きボトルに関
するもので、請求項1記載の弁付きキャップがボトルの
口に装着されていることを特徴とする。請求項3記載の
発明は、請求項2記載の発明において、弁付きキャップ
がボトルの口に装着された状態でマグネットがボトルの
口の先端とキャップの内底面とで挟み込まれていること
を特徴とする。請求項4記載の発明は、請求項2または
3記載の発明において、弁付きキャップはボトルの口に
ねじ込むことによって装着されることを特徴とする。
するもので、請求項1記載の弁付きキャップがボトルの
口に装着されていることを特徴とする。請求項3記載の
発明は、請求項2記載の発明において、弁付きキャップ
がボトルの口に装着された状態でマグネットがボトルの
口の先端とキャップの内底面とで挟み込まれていること
を特徴とする。請求項4記載の発明は、請求項2または
3記載の発明において、弁付きキャップはボトルの口に
ねじ込むことによって装着されることを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項2記載の発
明において、マグネットは全体が接着剤で覆われている
ことを特徴とする。請求項6記載の発明は、請求項2記
載の発明において、弁体は、マグネットとの接触部分が
円錐形または球形であることを特徴とする。請求項7記
載の発明は、請求項2記載の発明において、弁体の表面
は、ゴム質材料でライニング処理されていることを特徴
とする。
明において、マグネットは全体が接着剤で覆われている
ことを特徴とする。請求項6記載の発明は、請求項2記
載の発明において、弁体は、マグネットとの接触部分が
円錐形または球形であることを特徴とする。請求項7記
載の発明は、請求項2記載の発明において、弁体の表面
は、ゴム質材料でライニング処理されていることを特徴
とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかる弁付きキャップおよび弁付きボトルの実施の形
態について説明する。図1乃至図3において、石油、
水、その他の液体を収容するボトル32の一端には液体
が流入しまた流出する口34が一体に突出して形成され
ている。口34の外周にはねじが形成されていて、この
ねじを利用して弁付きキャップ36がねじ込まれてい
る。キャップ36は底部38を有していて、低部38の
中央には円形の窓孔からなる液体通路40が形成されて
いる。
にかかる弁付きキャップおよび弁付きボトルの実施の形
態について説明する。図1乃至図3において、石油、
水、その他の液体を収容するボトル32の一端には液体
が流入しまた流出する口34が一体に突出して形成され
ている。口34の外周にはねじが形成されていて、この
ねじを利用して弁付きキャップ36がねじ込まれてい
る。キャップ36は底部38を有していて、低部38の
中央には円形の窓孔からなる液体通路40が形成されて
いる。
【0014】キャップ36は弁付きのキャップで、その
内方には弁体42と、この弁体42とともに弁を構成す
るマグネット46が配置されている。マグネット46は
リング状のマグネットで、上記液体通路40付近に、こ
の液体通路40よりも外側において、かつ、外周面がキ
ャップ36の内周壁に沿うように配置されている。マグ
ネット46の内周面上縁部は面取りされて円錐面46a
が形成されている。マグネット46を構成する磁性材料
は錆びやすいため、全体が接着剤48で覆われている
(図2参照)。マグネット46は硬質の素材からなるも
のであってもよいが、後述のように弁体42が密着して
液体通路40を塞ぐ弁を構成するものであるから、弁体
42との密着性をよくするために、ゴムマグネットや軟
質のプラスチックマグネットを用いてもよい。キャップ
36がボトル32の口34にねじ込まれて装着された状
態において、マグネット46がボトル32の口34の先
端とキャップ36の内底部とで挟み込まれ、マグネット
46がより確実かつ強固に固定される。
内方には弁体42と、この弁体42とともに弁を構成す
るマグネット46が配置されている。マグネット46は
リング状のマグネットで、上記液体通路40付近に、こ
の液体通路40よりも外側において、かつ、外周面がキ
ャップ36の内周壁に沿うように配置されている。マグ
ネット46の内周面上縁部は面取りされて円錐面46a
が形成されている。マグネット46を構成する磁性材料
は錆びやすいため、全体が接着剤48で覆われている
(図2参照)。マグネット46は硬質の素材からなるも
のであってもよいが、後述のように弁体42が密着して
液体通路40を塞ぐ弁を構成するものであるから、弁体
42との密着性をよくするために、ゴムマグネットや軟
質のプラスチックマグネットを用いてもよい。キャップ
36がボトル32の口34にねじ込まれて装着された状
態において、マグネット46がボトル32の口34の先
端とキャップ36の内底部とで挟み込まれ、マグネット
46がより確実かつ強固に固定される。
【0015】上記弁体42は、上半分が円筒形、下半分
が下方に向かって連続的に径が小さくなる円錐形になっ
ている。弁体42はボトル32の口34の内方に、この
口34の内周面との間に間隔をおいて配置され、上下に
移動することができる。しかし、弁体42は磁性体、例
えば着磁可能なステンレス鋼からなり、弁体42とマグ
ネット46との間に磁気吸引力が働き、外部から弁体4
2に力が加えられない限り、弁体42はマグネット46
に吸着される向きに付勢されている。この磁気的な付勢
力によって、弁体42はその円錐形の下半部44がマグ
ネット46の中心孔上縁部の円錐面46aに密着し、液
体通路40を介するボトル32からの液体の流出を阻止
している。すなわち、弁体42とマグネット46は、液
体通路40を塞ぐ弁を構成している。
が下方に向かって連続的に径が小さくなる円錐形になっ
ている。弁体42はボトル32の口34の内方に、この
口34の内周面との間に間隔をおいて配置され、上下に
移動することができる。しかし、弁体42は磁性体、例
えば着磁可能なステンレス鋼からなり、弁体42とマグ
ネット46との間に磁気吸引力が働き、外部から弁体4
2に力が加えられない限り、弁体42はマグネット46
に吸着される向きに付勢されている。この磁気的な付勢
力によって、弁体42はその円錐形の下半部44がマグ
ネット46の中心孔上縁部の円錐面46aに密着し、液
体通路40を介するボトル32からの液体の流出を阻止
している。すなわち、弁体42とマグネット46は、液
体通路40を塞ぐ弁を構成している。
【0016】上記弁体42の下端からは軸52が下方に
向かって突出している。軸52は、液体通路40を、液
体通路40の周壁との間に所定の間隔をおいて貫いてい
る。軸52の下端部には袋ナット50がねじ込まれてい
る。ボトル32は、口34形成端側が受け皿56に装着
される。図3は、上記のようにしてボトル32を受け皿
56に装着した状態を示す。ボトル32を受け皿36に
装着することによって、袋ナット50の下端が受け皿5
6の底に当たるようになっている。したがって、ボトル
32は下方に移動するのに対し、袋ナット50と一体の
弁体42がマグネット46との間に生じている磁気的付
勢力に抗して、相対的には上方に移動することになり、
弁体42がマグネット46から離間する。そのため、液
体通路40とボトル32の内部とが連通し、ボトル32
に収容されている液体が、液体通路40を通じて受け皿
56に流出する。
向かって突出している。軸52は、液体通路40を、液
体通路40の周壁との間に所定の間隔をおいて貫いてい
る。軸52の下端部には袋ナット50がねじ込まれてい
る。ボトル32は、口34形成端側が受け皿56に装着
される。図3は、上記のようにしてボトル32を受け皿
56に装着した状態を示す。ボトル32を受け皿36に
装着することによって、袋ナット50の下端が受け皿5
6の底に当たるようになっている。したがって、ボトル
32は下方に移動するのに対し、袋ナット50と一体の
弁体42がマグネット46との間に生じている磁気的付
勢力に抗して、相対的には上方に移動することになり、
弁体42がマグネット46から離間する。そのため、液
体通路40とボトル32の内部とが連通し、ボトル32
に収容されている液体が、液体通路40を通じて受け皿
56に流出する。
【0017】ボトル32は、受け皿56の上端で支えら
れ、キャップ36の底部38が受け皿56の低部から所
定距離浮いた状態になる。受け皿56に流入した液体の
液位がキャップ36の底部38とほぼ同じ位置になった
とき、ボトル32内の液体の圧力と大気圧とがバランス
し、ボトル32から受け皿56への液体の流出が停止す
る。受け皿56内の液体が取り出し口58を通じて流出
すると、受け皿56内の液位が下がり、ボトル32内の
液体の圧力と大気圧とがバランスするまでボトル32か
ら受け皿56へ液体が流出する。このようにして、液体
が消費されると、その分が自動的にボトル32から供給
される。
れ、キャップ36の底部38が受け皿56の低部から所
定距離浮いた状態になる。受け皿56に流入した液体の
液位がキャップ36の底部38とほぼ同じ位置になった
とき、ボトル32内の液体の圧力と大気圧とがバランス
し、ボトル32から受け皿56への液体の流出が停止す
る。受け皿56内の液体が取り出し口58を通じて流出
すると、受け皿56内の液位が下がり、ボトル32内の
液体の圧力と大気圧とがバランスするまでボトル32か
ら受け皿56へ液体が流出する。このようにして、液体
が消費されると、その分が自動的にボトル32から供給
される。
【0018】ボトル32を受け皿56から取り外すと、
弁体42はマグネット46に吸着され、流体通路40が
塞がれる。ボトル32に液体を補給するときは、キャッ
プ36を緩めてボトル32の口34から取り外し、口3
4からボトル32に液体を供給する。このとき、キャッ
プ36内では弁体42がマグネット46に吸着されてい
る。
弁体42はマグネット46に吸着され、流体通路40が
塞がれる。ボトル32に液体を補給するときは、キャッ
プ36を緩めてボトル32の口34から取り外し、口3
4からボトル32に液体を供給する。このとき、キャッ
プ36内では弁体42がマグネット46に吸着されてい
る。
【0019】弁体42は、リング状マグネット46の内
周上縁部との密着性がよくなるように、表面全体がゴム
質材料でライニング処理されている。図1、図2におい
て符号45は、ライニングを示している。ライニング処
理は必ずしも弁体42の表面全体に施す必要はなく、円
錐形の下半部44のみ、あるいは少なくともマグネット
46と接触する部分に施せばよい。弁体42は磁性体で
構成されている必要がある。さらには、マグネット46
との間でお互いに磁気吸引力が発生する向きに着磁する
のが好ましい。したがって、その材質は保磁力の高い材
質にするとよいが、錆びにくい材質であることも要求さ
れる。これらの条件を勘案すれば、前述の着磁可能なス
テンレス鋼が適している。
周上縁部との密着性がよくなるように、表面全体がゴム
質材料でライニング処理されている。図1、図2におい
て符号45は、ライニングを示している。ライニング処
理は必ずしも弁体42の表面全体に施す必要はなく、円
錐形の下半部44のみ、あるいは少なくともマグネット
46と接触する部分に施せばよい。弁体42は磁性体で
構成されている必要がある。さらには、マグネット46
との間でお互いに磁気吸引力が発生する向きに着磁する
のが好ましい。したがって、その材質は保磁力の高い材
質にするとよいが、錆びにくい材質であることも要求さ
れる。これらの条件を勘案すれば、前述の着磁可能なス
テンレス鋼が適している。
【0020】弁体の形状は図示の実施形態のものに限ら
ない。例えば、球形、半球形あるいはマグネットと密着
する部分が球面になっていてもよい。球形あるいは球面
になっていると、弁体全体が傾いてもマグネットの内周
上縁部に全周にわたり確実に密着し、液体通路を確実に
塞ぐことができる。弁体とマグネットは線接触してもよ
いし、面接触してもよい。ボトル32の材質は用途によ
って任意に使い分ければよい。石油ストーブの燃料タン
クであれば防火性、耐火性に優れた材料にする必要があ
る。また、用途によっては、清涼飲料などの容器として
使われているポリエチレン・テレフタレート(PET)
製のボトルを使用してもよく、これによって材料のリサ
イクルにも貢献することができる。
ない。例えば、球形、半球形あるいはマグネットと密着
する部分が球面になっていてもよい。球形あるいは球面
になっていると、弁体全体が傾いてもマグネットの内周
上縁部に全周にわたり確実に密着し、液体通路を確実に
塞ぐことができる。弁体とマグネットは線接触してもよ
いし、面接触してもよい。ボトル32の材質は用途によ
って任意に使い分ければよい。石油ストーブの燃料タン
クであれば防火性、耐火性に優れた材料にする必要があ
る。また、用途によっては、清涼飲料などの容器として
使われているポリエチレン・テレフタレート(PET)
製のボトルを使用してもよく、これによって材料のリサ
イクルにも貢献することができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の弁付きキャップによれ
ば、液体通路付近に配置されたマグネットと、磁性体か
らなり上記マグネットとの間に生じる磁気吸引力により
一方向に吸引される弁体とを有してなり、マグネットと
弁体とで弁を構成し、磁気吸引力により弁体がマグネッ
トに吸引されることにより液体通路での液体の流通を遮
断するようにしたため、従来の弁付きキャップよりも少
ない部品で、かつ、簡単な構成で弁付きキャップを構成
することができ、必要な機能をもった弁付きキャップを
低コストで提供することができる。
ば、液体通路付近に配置されたマグネットと、磁性体か
らなり上記マグネットとの間に生じる磁気吸引力により
一方向に吸引される弁体とを有してなり、マグネットと
弁体とで弁を構成し、磁気吸引力により弁体がマグネッ
トに吸引されることにより液体通路での液体の流通を遮
断するようにしたため、従来の弁付きキャップよりも少
ない部品で、かつ、簡単な構成で弁付きキャップを構成
することができ、必要な機能をもった弁付きキャップを
低コストで提供することができる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の弁付きキャップがボトルの口に装着することによっ
て弁付きボトルを構成したため、請求項1記載の発明と
同様の効果を得ることができる弁付きボトルを得ること
ができる。
載の弁付きキャップがボトルの口に装着することによっ
て弁付きボトルを構成したため、請求項1記載の発明と
同様の効果を得ることができる弁付きボトルを得ること
ができる。
【0023】請求項5記載の発明によれば、請求項2記
載の弁付きボルトにおいて、マグネットは全体が接着剤
で覆われているため、マグネットの錆び付きを防止する
ことができる。
載の弁付きボルトにおいて、マグネットは全体が接着剤
で覆われているため、マグネットの錆び付きを防止する
ことができる。
【0024】請求項6記載の発明によれば、請求項2記
載の弁付きボルトにおいて、弁体は、マグネットとの接
触部分が円錐形または球形であるため、弁体が傾いても
全周にわたってマグネットに密接させることができ、液
体通路を確実に塞ぐことができる。
載の弁付きボルトにおいて、弁体は、マグネットとの接
触部分が円錐形または球形であるため、弁体が傾いても
全周にわたってマグネットに密接させることができ、液
体通路を確実に塞ぐことができる。
【0025】請求項7記載の発明によれば、請求項2記
載の弁付きボルトにおいて、弁体の表面は、ゴム質材料
でライニング処理されているため、マグネットに対する
弁体の密着性を高めることができ、液体通路を確実に塞
ぐことができる。
載の弁付きボルトにおいて、弁体の表面は、ゴム質材料
でライニング処理されているため、マグネットに対する
弁体の密着性を高めることができ、液体通路を確実に塞
ぐことができる。
【図1】本発明にかかる弁付きキャップおよび弁付きボ
トルの実施の形態を示す縦断面図である。
トルの実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】上記実施形態の要部を拡大して示す縦断面図で
ある。
ある。
【図3】上記の実施形態の別の態様を示す縦断面図であ
る。
る。
【図4】従来の弁付きキャップおよび弁付きボトルの例
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図5】上記従来の弁付きキャップおよび弁付きボトル
の別の態様を示す縦断面図である。
の別の態様を示す縦断面図である。
【図6】上記従来の弁付きキャップおよび弁付きボトル
の図4に示す態様と同じ態様を拡大して示す要部縦断面
図である。
の図4に示す態様と同じ態様を拡大して示す要部縦断面
図である。
【図7】上記従来の弁付きキャップおよび弁付きボトル
の図5に示す態様と同じ態様を拡大して示す要部縦断面
図である。
の図5に示す態様と同じ態様を拡大して示す要部縦断面
図である。
32 ボトル 34 口 36 キャップ 40 液体通路 42 弁体 46 マグネット 48 接着剤
Claims (7)
- 【請求項1】 液体通路付近に配置されたマグネット
と、 磁性体からなり上記マグネットとの間に生じる磁気吸引
力により一方向に吸引される弁体とを有してなり、 上記マグネットと弁体とで弁を構成し、磁気吸引力によ
り弁体がマグネットに吸引されることにより上記液体通
路での液体の流通を遮断し、 弁体は、外部から押されることにより磁気吸引力に抗し
て移動可能であることを特徴とする弁付きキャップ。 - 【請求項2】 請求項1記載の弁付きキャップがボトル
の口に装着されてなる弁付きボトル。 - 【請求項3】 弁付きキャップがボトルの口に装着され
た状態でマグネットがボトルの口の先端とキャップの内
底面とで挟み込まれている請求項2記載の弁付きボト
ル。 - 【請求項4】 弁付きキャップはボトルの口にねじ込む
ことによって装着される請求項2または3記載の弁付き
ボトル。 - 【請求項5】 マグネットは全体が接着剤で覆われてい
る請求項2記載の弁付ボトル。 - 【請求項6】 弁体は、マグネットとの接触部分が円錐
形または球形である請求項2記載の弁付きボトル。 - 【請求項7】 弁体の表面は、ゴム質材料でライニング
処理されている請求項2記載の弁付きボトル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000335545A JP2002145292A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 弁付きキャップおよび弁付きボトル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000335545A JP2002145292A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 弁付きキャップおよび弁付きボトル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002145292A true JP2002145292A (ja) | 2002-05-22 |
Family
ID=18811268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000335545A Pending JP2002145292A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 弁付きキャップおよび弁付きボトル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002145292A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008544930A (ja) * | 2005-07-07 | 2008-12-11 | シェフン コーポレイション | 磁気的に飲料容器の蓋を封止する装置および方法 |
| CN109747937A (zh) * | 2018-12-14 | 2019-05-14 | 邵凌云 | 一种具备物理防溅功能的化学试剂容器 |
-
2000
- 2000-11-02 JP JP2000335545A patent/JP2002145292A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008544930A (ja) * | 2005-07-07 | 2008-12-11 | シェフン コーポレイション | 磁気的に飲料容器の蓋を封止する装置および方法 |
| JP2012106794A (ja) * | 2005-07-07 | 2012-06-07 | Chef'n Corp | 飲料容器の蓋と飲料容器 |
| CN109747937A (zh) * | 2018-12-14 | 2019-05-14 | 邵凌云 | 一种具备物理防溅功能的化学试剂容器 |
| CN109747937B (zh) * | 2018-12-14 | 2020-11-10 | 嘉兴市国龙石油化工股份有限公司 | 一种具备物理防溅功能的化学试剂容器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6378742B1 (en) | Fluid dispensing closure | |
| AU2002322675B2 (en) | Fluid dispensing valve and method of use | |
| US6269968B1 (en) | Valve arrangement for an automatically sealing cup | |
| CA1316505C (en) | Valve for a container for dispensing a pressurized fluid | |
| AU2001296840A1 (en) | Fluid dispensing closure | |
| CA2620375A1 (en) | Spill resistant closure | |
| US4356998A (en) | Self-closing tap valve | |
| US4483465A (en) | Fluidic substance dispensing valve | |
| US6056163A (en) | Liquid dispenser | |
| JP6430430B2 (ja) | ウォーターサーバー用ボトルキャップ | |
| WO2003089325A3 (de) | Einwegventil zur abgabe eines fliessfähigen materials | |
| JP2002145292A (ja) | 弁付きキャップおよび弁付きボトル | |
| US8584909B2 (en) | Dispensing tap for beverages | |
| JP2020522445A (ja) | 閉止装置、バルブユニットおよび容器 | |
| JP2005009506A (ja) | 逆止弁 | |
| JP2018122916A (ja) | 蓋体及び液体収容容器 | |
| AR026730A1 (es) | Grifo de disco para recipientes de liquidos y canerias para liquidos | |
| GB0120726D0 (en) | Valve assembly for containers | |
| KR101909584B1 (ko) | 용기 주입구 밀봉 및 주입장치 | |
| US8297483B2 (en) | Liquid dispenser | |
| US4077605A (en) | Sealed cartridge valve assembly | |
| JPH05270592A (ja) | 液体用カートリッジ装置 | |
| JP4425843B2 (ja) | 液体収容ボトルのキャップ及び液体収容ボトル | |
| KR20150082117A (ko) | 워터 서버용 전자 밸브 | |
| GB2190993A (en) | Injector valve |