JP2002144121A - ハンマドリル - Google Patents

ハンマドリル

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Publication number
JP2002144121A
JP2002144121A JP2000343369A JP2000343369A JP2002144121A JP 2002144121 A JP2002144121 A JP 2002144121A JP 2000343369 A JP2000343369 A JP 2000343369A JP 2000343369 A JP2000343369 A JP 2000343369A JP 2002144121 A JP2002144121 A JP 2002144121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
retainer sleeve
opening
hammer drill
outer periphery
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000343369A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Kobayashi
則秋 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 グリース漏れを抑制することができるように
した回転伝達機構部及び打撃伝達機構部を備えたハンマ
ドリルに関する。 【解決手段】 打撃子12がシリンダ7内を先端工具2
5側へ前進すると、リテーナスリーブ15、中間子1
3、打撃子12で構成されるシリンダ7内の空気室の内
部圧力が上昇しようとするが、シリンダ7及びリテーナ
スリーブ15に設けられた開口部7a,15aから空気
が逃げ、空気室内の圧力上昇を抑制することができる。
また、空気に伴って、空気室内のグリースが開口部7
a,15aからシリンダ7外周に逃げるようになるた
め、リテーナスリーブ15先端からグリースが漏れてし
まうことを抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転伝達機構部及
び打撃伝達機構部を備えたハンマドリルに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のハンマドリルの一例を図2を用い
て説明する。
【0003】図示しないモータの回転軸1はクランクシ
ャフト3及び第二歯車8に結合された第一歯車2に結合
されており、これによりモータの回転力はクランクシャ
フト3及び第二歯車8に伝達される。
【0004】クランクシャフト3に伝達されたモータの
回転力は、コンロッド4及びピストンピン5を介してピ
ストン6の往復動作に変換され、打撃子12、中間子1
3を介して、先端工具25へ打撃力が伝えられる。
【0005】シリンダ7の内外周に使用される潤滑材で
あるグリースは、低温でも正常に動作するようにすると
共にメカロスを最小限に抑えるために流動性の良い柔ら
かいものが用いられている。打撃子12が先端工具25
側へシリンダ7内を摺動すると、リテーナスリーブ1
5、中間子13、打撃子12で構成されるシリンダ7内
の空気室が圧縮されグリースが前方に押し出される。そ
のため、リテーナスリーブ15の先端からグリース漏れ
が生じ易くなるため、ニードルピン18に開口部18a
を設けることにより空気室の圧力上昇を抑制してグリー
ス漏れを抑制するようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
ハンマドリルは、ニードルピン18に開口部18aを設
けることによりリテーナスリーブ15先端からグリース
が漏れてしまうことを抑制するようにしているが、開口
部18a外周を軸受17aで覆う構成であるため、風路
抵抗が大きく空気の逃げ量が不十分となるため中間子1
3、リテーナスリーブ15間には高い密封性が必要であ
り組立性の向上を図ることができないものであった。
【0007】本発明の目的は、上記目的を解消し、グリ
ース漏れを抑制することができると共に組立性の向上を
図ることができるハンマドリルを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、中間子の外
周を案内するリテーナスリーブとその外側のシリンダに
連通する開口部を設けることにより達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1により
説明する。
【0010】図1は、本発明になるハンマドリルの縦断
面部である。
【0011】モータの回転力は第一歯車2を介してクラ
ンクシャフト3に伝達される。クランクシャフト3に伝
達された動力は、更にコンロッド4、ピストンピン5を
介してピストン6の往復動作に変換され、打撃子12、
中間子13を介して打撃力が先端工具25へと伝えられ
る。第一歯車2の上部は第二歯車8と噛み合っており、
モータの回転力はピニオン軸9へ伝達され、更には第三
歯車10に伝達し、シリンダ7を回転させる。シリンダ
7の回転はシリンダ7外周上に設けた3個のニードルピ
ン18と係合するリテーナスリーブ15に伝達し、リテ
ーナスリーブ15を介して先端工具25へと伝達され
る。このように、先端工具25へは打撃力と回転力とが
伝達される。
【0012】図に示すようにシリンダ7及びリテーナス
リーブ15のニードルピン18より反先端工具25側の
個所には、それぞれ連通する開口部7a,15aが設け
られている。なお、この開口部7a,15aは図に示す
ようにシリンダ7外周に位置する軸受17よりも反先端
工具25側に位置する。
【0013】打撃子12がシリンダ7内を先端工具25
側へ前進すると、リテーナスリーブ15、中間子13、
打撃子12で構成されるシリンダ7内の空気室の内部圧
力が上昇しようとするが、シリンダ7及びリテーナスリ
ーブ15に設けられた開口部7a,15aから空気が逃
げ、空気室内の圧力上昇を抑制することができる。ま
た、空気に伴って、空気室内のグリースが開口部7a,
15aからシリンダ7外周に逃げるようになるため、リ
テーナスリーブ15先端からグリースが漏れてしまうこ
とを抑制することができる。
【0014】なお、シリンダ7は、先端工具25側にシ
ールを持つシール付き軸受17によってシリンダケース
21に軸支されており、シリンダケース21とクランク
シャフト3を収納するクランクケース11との芯だしが
樹脂製のパイプ20によって行われており、シリンダ7
外周を袋小路としてシリンダ7外周から先端工具25側
へ潤滑材であるグリースが漏れないようになっている。
パイプ20は弾性部材のウレタンリング16を介してシ
リンダケース21とクランクケース11により狭持され
ている。
【0015】シリンダ7のリテーナスリーブ15より反
先端工具25側に位置する個所には開口部7bが設けら
れており、この開口部7bはシリンダ7外周を介して開
口部7aと連通するようになっており、開口部15a及
び開口部7aを介してリテーナスリーブ15、中間子1
3、打撃子12で構成されるシリンダ7内の空気室から
シリンダ7外周に流出したグリースは、シリンダ7外周
を通り再度開口部7bを介してシリンダ7内に流出す
る。このようにシリンダ7内外に使用されるグリース
は、開口部7a,7b,15aを介してシリンダ7内及
び外を循環するようになるため、中間子13、リテーナ
スリーブ15間の密封性を高くせずともリテーナスリー
ブ15先端から漏れてしまうことを抑制することができ
るようになる。
【0016】また、上記したようにシリンダ7外周にパ
イプ20を設けることにより、シリンダ7外周の空間容
積を小さくし、シリンダ7内の圧力変動を受け易くした
ことにより、シリンダ7内側やリテーナスリーブ15内
側へのグリースの供給がスムーズに行われるようにな
る。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、中間子の外周を案内す
るリテーナスリーブとその外側のシリンダに連通する開
口部を設けたことにより、グリース漏れを抑制すること
ができると共に組立性の向上を図ることができるハンマ
ドリルを提供することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ハンマドリルの一実施形態を示す要部拡
大断面図。
【図2】従来のハンマドリルの一例を示す要部拡大断面
図。
【符号の説明】
3はクランクシャフト、6はピストン、7はシリンダ、
7aは開口部、7bは開口部、11はクランクケース、
12は打撃子、13は中間子、15はリテーナスリー
ブ、15aは開口部、16はウレタンリング、17は玉
軸受、20はパイプ、21はシリンダケース、25は先
端工具である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端工具を保持するリテーナスリーブ
    と、該リテーナスリーブの一端を覆う形状をし、該リテ
    ーナスリーブと回動不能に係合するシリンダと、モータ
    の回転力を前記シリンダ及び前記リテーナスリーブを介
    して前記先端工具に伝達する回転伝達機構部と、前記モ
    ータの回転力をを受け回転するクランクシャフト、該ク
    ランクシャフトに連結され前記シリンダ内に往復動可能
    に保持されるピストン、該ピストンにより空気バネを利
    用し打撃子及び中間子を介して先端工具に打撃力を伝達
    する打撃伝達機構部とを備えたハンマドリルにおいて、
    前記中間子の外周を案内する前記リテーナスリーブとそ
    の外側の前記シリンダに連通する開口部を設けたことを
    特徴とするハンマドリル。
  2. 【請求項2】 前記開口部よりも前記先端工具側におい
    て前記シリンダをシール付き軸受によりシリンダケース
    に軸支したことを特徴とする請求項1記載のハンマドリ
    ル。
  3. 【請求項3】 前記シリンダの前記開口部よりも反先端
    工具側に他の開口部を設け、該開口部と前記開口部とが
    前記シリンダ外周及びシリンダ内周を介して連通する構
    成としたことを特徴とする請求項2記載のハンマドリ
    ル。
JP2000343369A 2000-11-10 2000-11-10 ハンマドリル Withdrawn JP2002144121A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007196337A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Makita Corp 打撃工具
CN107571068A (zh) * 2017-10-27 2018-01-12 佛山信君安智能家居有限公司 一种圆柱套筒钻孔机用电机驱动多位置固定钻孔机构

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JP2007196337A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Makita Corp 打撃工具
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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20080205