JP2002143829A - 油混入土の処理方法 - Google Patents

油混入土の処理方法

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JP2002143829A JP2000342829A JP2000342829A JP2002143829A JP 2002143829 A JP2002143829 A JP 2002143829A JP 2000342829 A JP2000342829 A JP 2000342829A JP 2000342829 A JP2000342829 A JP 2000342829A JP 2002143829 A JP2002143829 A JP 2002143829A
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Masayasu Yamazaki
正康 山崎
Hideki Muramatsu
英樹 村松
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    • C04B7/36Manufacture of hydraulic cements in general
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    • C04B7/44Burning; Melting
    • C04B7/4407Treatment or selection of the fuel therefor, e.g. use of hazardous waste as secondary fuel ; Use of particular energy sources, e.g. waste hot gases from other processes
    • C04B7/4423Waste or refuse used as fuel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】セメント設備で効率よく、かつ環境への負荷を
最小限に留めた、油混入土の処理方法の提供 【解決手段】本発明の油混入土の利用方法は、油混入土
をドライヤーに投入すると同時に、セメント設備のセメ
ントクーラーから排出された高温ガスを熱源として当該
ドライヤーに導入して、前記油混入土と直接接触させる
ことによって油を揮発させ、この揮発した油分を含む混
合ガスを前記セメント製造設備の以下の部位の一つある
いは複数に導入して油分を完全燃焼させることを特徴と
する油混入土の利用方法。プレヒーターの高温部分に
導入、クーラーに冷却用空気として導入、燃料主バ
ーナーの燃焼用二次空気として導入、燃料主バーナー
に燃焼用一次空気として導入、仮焼炉での燃料燃焼用
三次空気として導入、仮焼炉あるいはその排ガス導管
に導入、

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油混入土の処理方
法に関し、更に詳しくはセメントクーラーから出る排ガ
スあるいはプレヒータ排ガスの熱で油混入土中の油を揮
発させると共に、得られた油混合排ガスをセメント設備
で燃料の一部として有効に使用し、かつ処理残土は、セ
メント原料、埋め立て等に有効利用することができる油
混入土の処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油混入土は、化学工業やその関連
産業における油貯蔵設備や種々の産業における廃油処理
設備等の各種設備の漏れ等により発生することがある。
このような場合、油混入率は、パーセント単位のものか
ら数十ppmのものまでさまざまである。従来、これら
の油混入土は最終処分場において廃棄処分されるのが常
であったが、最近においては、現地で高温加熱によって
油分を揮発させ、その油分を吸着剤に吸着させたり、燃
焼処理して油分を除去するとともに、残った土を埋戻し
土等に使用することも行われている。一方、油混入土の
有効利用する観点では、活性炭等に吸着した後、セメン
トキルンの燃料として使用する廃物利用の仕方がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法でも、油分を飛ばすための加熱用燃料の消費が大きく
なるとともに、排ガス処理設備が設備能力からして過大
になるために処理費が嵩むという欠点があった。したが
って、処理コストを極力抑えた方法で最終処分を確実に
なくすことが現在において求められており、このような
観点から種々の高温ガスを有するセメント製造工程での
処理に注目した。
【0004】一般に、油混入土の油分を除いた土は、セ
メント原料として使用されている4つの原料(石灰石、
粘土、珪石、鉄原料)のうちの粘土に相当するものであ
るから、まずは油混入土を直接原料として使用すること
も検討されたが、この場合には、通常のセメント製造工
程のうちの低温部にある原料乾燥粉砕系統での油分の揮
発によってガスの流れにおける下流側にある排ガス処理
系統からミストが出る可能性が懸念された。またセメン
トキルンの高温部に油混入土を直接投入して粘土分を原
料化すると同時に、油分を有効利用する方法についても
検討されたが、クリンカーの品質管理上からごく少量の
処理しかできないことが判明した。
【0005】そこで、本発明者等は、上記の問題点にか
んがみ、種々検討したところ、一旦、ドライヤー中に油
汚染土を投入し、ここで、セメントクーラーで発生する
高温空気と熱交換させて気化させ、この気化させた後の
ガスは、セメント焼成設備の高温域に導入することによ
り完全燃焼させることができること、かつ油分の除去さ
れた残土はセメント原料とするか又は埋め立て土等とし
て有効利用できることを見出した。したがって、本発明
が解決しようとする課題は、セメント設備で効率よく、
かつ環境への負荷を最小限に留めた、油混入土の処理方
法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、以
下の各発明によってそれぞれ達成される。
【0007】〔請求項1〕油混入土をドライヤーに投入
すると同時に、セメント設備のセメントクーラーから排
出された高温ガスを熱源として当該ドライヤーに導入し
て、前記油混入土と直接接触させることによって油を揮
発させ、この揮発した油分を含む混合ガスを前記セメン
ト製造設備の以下の部位の一つあるいは複数に並列して
導入して油分を完全燃焼させることを特徴とする油混入
土の利用方法。 プレヒーターの高温部分に導入、 クーラーに冷却用空気として導入、 燃料主バーナーの燃焼用二次空気として導入、 燃料主バーナーに燃焼用一次空気として導入、 仮焼炉での燃料燃焼用三次空気として導入、 仮焼炉あるいはその排ガス導管に導入、 〔請求項2〕前記ドライヤーの熱源としてプレヒータ排
ガスを使用することを特徴とする請求項1に記載の油混
入土の処理方法。 〔請求項3〕前記ドライヤーに補助燃料供給燃焼設備を
備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
載の油混入土の処理方法。 〔請求項4〕前記高温ガスによって油混入土を間接的に
加熱させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
ずれかに記載の油混入土の処理方法。 〔請求項5〕油混入土を破砕乃至粉砕し、これをドライ
ヤーに供給することを特徴とする請求項1乃至請求項4
のいずれかに記載の油混入土の処理方法。 〔請求項6〕油分を揮発させた後の土をセメント原料と
して利用することを特徴とする請求項1乃至請求項5の
いずれかに記載の油混入土の処理方法。 〔請求項7〕油分を揮発させた後の土を一般埋め立て土
として利用することを特徴とする請求項1乃至請求項5
のいずれかに記載の油混入土の処理方法。
【0008】上記(1)の項に記載の油汚染土の利用方
法によれば、油混入土をドライヤーに投入すると同時
に、セメント設備のセメントクーラーから排出された高
温ガス(150℃以上のガスを任意に取り出し可能)を
熱源として当該ドライヤーに導入して、前記油混入土と
直接接触させることによって油を揮発させ、この揮発し
た油分を含む混合ガスを前記セメント製造設備の以下の
部位の一つあるいは複数に並列して導入して油分を完全
燃焼させることにより、効率的にまた環境負荷のないよ
うに油分を完全燃焼することができると共に、その結果
得られた油の除去された残土は、セメント原料とするか
又は無害であることから埋め立て等に使用することがで
き、環境上好ましいという優れた効果を奏する。
【0009】また上記(2)の項に記載の発明では、ク
リンカークーラーの高温ガスに代えて、同様に高温であ
るプレヒーター排ガス(300℃〜350℃)を使用す
ることもでき、これにより前記第1項と同様の優れた効
果を奏する。更に上記(3)の項に記載の発明では、大
方の熱量はセメント設備の高温ガスによって賄うことが
可能であるが、油の量、種類等の変動によっては、補助
燃料によって対処することも可能である。上記(4)の
項に記載の発明では、前記1項に記載の直接接触手段と
同様にドライヤー中での間接接触手段でも有効に処理さ
れることが見出された。上記(5)の項に記載の発明で
は、油混入土を破砕乃至粉砕し、これをドライヤーに供
給することにより、油混入土と高温ガスあるいは高温雰
囲気との接触面積を増加させて、そのまま大塊中に留ま
る油分を有効に揮発させる働きをもたらすものである。
更に上記(6)の項に記載の発明では、油分を揮発させ
た後の土をセメント原料として利用することができ、ま
た上記(7)の項に記載の発明では、油分を揮発させた
後の土を一般埋め立て土として利用することができると
いう優れた効果を奏するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を挙げて説明するが、本発明は、これに限定されるも
のではない。
【0011】図1は、本発明の油混入土のガス−土直接
接触の場合の処理方法を示すフローシートである。図1
において、セメント原料はプレヒータ2の頂部から導入
され、対向してくるセメントキルン1の燃料主バーナ5
の燃焼ガスと熱交換されながらプレヒータ2を下方に流
れ、セメントキルン1の原料入口31に至る。この途中
に仮焼炉3及びその排ガス導管4を経る。セメントキル
ン1に入った原料は、セメントキルン1の回転と傾斜に
よって主バーナ5側に移動し、途中で1500℃の高温
下でセメントの中間製品であるクリンカーとなる。この
後、クリンカークーラー6に入り、クリンカーは空気冷
却される。
【0012】本発明では、このセメント焼成設備にドラ
イヤー7が接続されており、このドライヤー7に油混入
土を投入するとともに、クリンカークーラー6の排ガス
等の高温ガス20あるいはプレヒータ排ガス21を導入
して、油混入土と接触させる。この高温ガスは、クリン
カークーラーの高温ガスでは通常では排ガスとして15
0℃〜300℃の熱源が利用可能であるが、クリンカー
クーラー内を流れるガス温度範囲は最大900℃前後も
あることから必要な温度条件に合わせて任意に設定が可
能である。プレヒータ排ガスでは通常300〜350℃
の範囲で一定している。これら高温ガスと接触して油混
入土の油分は気化する。一般的な油分として軽油やトル
エン等種々のものがあるが、この油分の種類に応じて熱
源温度をクリンカークーラーを熱源とするか又はプレヒ
ータを熱源とするかのいずれかを選択して設定すること
によって対応が可能である。
【0013】上記のプロセスは、一過性であるが、油分
の多いもの、例えば、切削油や潤滑油等の揮発しにくい
ものに関しては、完全に油が離脱するまで複数回、系を
循環することによって対応することが可能である。また
油混入土の塊が大きい場合には予めあるいは循環の途中
で破砕機または粉砕機36を通過させてその径を小さく
し、高温ガスとの接触面積を大きくすることが有効であ
る。一方、本発明では、上記の如くドライヤー7で熱処
理された油混入土は、油分は高温ガスの熱で気化し、油
分の蒸気あるいはミストの混ざった混合ガスとなる。こ
のガスは除塵機35を経て、セメント焼成設備に導入さ
れる。この除塵機35は混合ガスの導入先の状況によっ
て、あってもなくてもよい。ここで、熱処理された残土
は粘土質のものが一般的であり、セメント原料として使
用される。またこの残土は無害であるので埋め立て等に
供することができる点で環境上も好ましい。
【0014】更に図1において、ドライヤー7で得られ
た混合ガスは、セメント焼成設備に導入されるが、本発
明では、プレヒーターの高温部分に導入、クリンカ
ークーラーに冷却用空気として導入する場合には、その
冷却用空気入口、燃料主バーナーの燃焼用二次空気と
して導入する場合には、その燃焼用二次空気部、燃料
主バーナーに燃焼用一次空気として導入する場合には、
その燃焼用一次空気入口、仮焼炉での燃料燃焼用三次
空気として導入する場合には、その燃料燃焼用三次空気
導管、仮焼炉あるいはその排ガス導管に導入のいずれ
か一つあるいは複数に導入する。
【0015】まず、プレヒーターの高温部分に導入す
る場合には、ルートaで高温部分の温度800℃以上の
領域に導入する。導入された混合ガス中の油分はこの部
位で即座に燃焼、分解する。においては、ルートbで
クリンカークーラー6の冷却用空気入口に導入すること
により、クーラー上を冷却しながら漸動する高温クリン
カーを経て着火し、回りの大勢を占める燃焼空気によっ
て完全燃焼しながらセメントキルン1に向かう。にお
いては、ルートcによって燃料主バーナー5の燃焼用二
次空気(800℃前後)に混合して混合ガスを処理する
方法である。においては、ルートdによって燃料主バ
ーナー5に燃焼用一次空気に混合して混合ガスを処理す
る方法である。においては、ルートeによって、仮焼
炉での燃料燃焼用三次空気導管内高温空気(700℃前
後)に混合ガスを導いて処理する方法である。におい
ては、ルートfによって、直接、仮焼炉3あるいはその
排ガス導管4(いずれも850℃前後)に混合ガスを導
いて処理する方法である。このようにいずれも油分が多
い場合には、油分の燃焼熱量がセメント焼成設備内で有
効利用できると同時に、油分自体は完全燃焼して新たな
環境負荷を与えない点で好ましい。
【0016】また本発明の別の特徴は、ドライヤー7の
排ガスをセメント焼成設備の中に導入することから、セ
メント焼成設備における環境維持設備がそのまま使用で
きるために、ドライヤー内部及びその後の設備で油分の
燃焼が開始されてしまっても全く問題が生じないことで
あり、したがって、ドライヤー7の操業自体も非常に容
易に行えるものである。またドライヤー7において、油
混入土と高温ガスを間接的に接触させる方法においても
同様の効果が得られるものである。
【0017】
【発明の効果】本発明の油混入土の処理方法によれば、
油混入土をドライヤーに投入すると同時に、セメント設
備のセメントクーラーから排出された高温ガスを熱源と
して当該ドライヤーに導入して、前記油混入土と直接接
触させることによって油を揮発させ、この揮発した油分
を含む混合ガスを前記セメント製造設備の以下の部位の
一つあるいは複数に並列して導入して油分を完全燃焼さ
せることにより、効率的にまた環境負荷のないように油
分を完全燃焼することができると共に、その結果得られ
た油の除去された残土は、セメント原料とするか又は無
害であることから埋め立て等に使用することができ、環
境上好ましいという優れた効果を奏する。
【0018】また本発明では、クリンカークーラーの高
温ガスに代えて、同様に高温であるプレヒーター排ガス
を使用することもでき、これにより請求項1に記載の発
明と同様の優れた効果を奏する。更に請求項3に記載の
発明では、大方の熱量はセメント設備の高温ガスによっ
て賄うことが可能であるが、油の量、種類等の変動によ
っては、補助燃料によって対処することも可能である。
請求項4に記載の発明では、請求項1に記載の直接接触
手段と同様にドライヤー中での間接接触手段でも有効に
処理される。請求項5に記載の発明では、油混入土を破
砕乃至粉砕し、これをドライヤーに供給することによ
り、油混入土と高温ガスあるいは高温雰囲気との接触面
積を増加させて、そのまま大塊中に留まる油分を有効に
揮発させる働きをもたらすものである。更に請求項6に
記載の発明では、油分を揮発させた後の土をセメント原
料として利用することができ、また請求項7に記載の発
明では、油分を揮発させた後の土を一般埋め立て土とし
て利用することができるという優れた効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油混入土の処理方法を示すフローシー
トである。
【符号の説明】
1 セメントキルン a ルート
a 2 プレヒーター b ルート
b 3 仮焼炉 c ルート
c 4 仮焼炉排ガス d ルート
d 5 燃料主バーナー e ルート
e 6 クリンカークーラー f ルート
f 7 ドライヤー 8 油混入土タンク 9 油分離土タンク 20 クリンカークーラー高温ガス 21 プレヒータ排ガス 22 仮焼炉三次空気導管 31 キルン原料入口 32 クリンカー出口 35 除塵機 36 破砕機又は粉砕機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D004 AA41 AB02 BA03 BA06 BB03 CA04 CA22 CB01 CB36 4G012 KA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油混入土をドライヤーに投入すると同時
    に、セメント設備のセメントクーラーから排出された高
    温ガスを熱源として当該ドライヤーに導入して、前記油
    混入土と直接接触させることによって油を揮発させ、こ
    の揮発した油分を含む混合ガスを前記セメント製造設備
    の以下の部位の一つあるいは複数に並列して導入して油
    分を完全燃焼させることを特徴とする油混入土の利用方
    法。 プレヒーターの高温部分に導入、 クーラーに冷却用空気として導入、 燃料主バーナーの燃焼用二次空気として導入、 燃料主バーナーに燃焼用一次空気として導入、 仮焼炉での燃料燃焼用三次空気として導入、 仮焼炉あるいはその排ガス導管に導入、
  2. 【請求項2】前記ドライヤーの熱源としてプレヒータ排
    ガスを使用することを特徴とする請求項1に記載の油混
    入土の処理方法。
  3. 【請求項3】前記ドライヤーに補助燃料供給燃焼設備を
    備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の油混入土の処理方法。
  4. 【請求項4】前記高温ガスによって油混入土を間接的に
    加熱させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
    ずれかに記載の油混入土の処理方法。
  5. 【請求項5】油混入土を破砕乃至粉砕し、これをドライ
    ヤーに供給することを特徴とする請求項1乃至請求項4
    のいずれかに記載の油混入土の処理方法。
  6. 【請求項6】油分を揮発させた後の土をセメント原料と
    して利用することを特徴とする請求項1乃至請求項5の
    いずれかに記載の油混入土の処理方法。
  7. 【請求項7】油分を揮発させた後の土を一般埋め立て土
    として利用することを特徴とする請求項1乃至請求項5
    のいずれかに記載の油混入土の処理方法。
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