JP2002143106A - 電子血圧計 - Google Patents
電子血圧計Info
- Publication number
- JP2002143106A JP2002143106A JP2000346722A JP2000346722A JP2002143106A JP 2002143106 A JP2002143106 A JP 2002143106A JP 2000346722 A JP2000346722 A JP 2000346722A JP 2000346722 A JP2000346722 A JP 2000346722A JP 2002143106 A JP2002143106 A JP 2002143106A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- cuff
- pressurizing
- pump
- electronic sphygmomanometer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 正常な再加圧の確率向上。
【解決手段】 電子血圧計10は、カフ12と、血圧計
本体14とを備えている。本体14内には、加圧ポンプ
14aと、急速排気弁14bと、微速排気弁14cとが
設けられていて、これらはカフ12内とそれぞれ連通接
続されている。加圧ポンプ14a,急速排気弁14b,
微速排気弁14cの作動停止などを含む制御は、カフ1
2内に設置されている圧力センサ12aの検出値に基づ
いて、血圧計本体14内に設けられているMPU14d
から制御信号が送出される。加圧ポンプ14aを作動さ
せて、カフ12内に供給した空気圧が所定圧力よりも低
く再加圧が必要であると判断し、加圧ポンプ14aを再
作動させるときに、加圧ポンプ14aにパルス状の電圧
を印加して間欠的に作動させる。
本体14とを備えている。本体14内には、加圧ポンプ
14aと、急速排気弁14bと、微速排気弁14cとが
設けられていて、これらはカフ12内とそれぞれ連通接
続されている。加圧ポンプ14a,急速排気弁14b,
微速排気弁14cの作動停止などを含む制御は、カフ1
2内に設置されている圧力センサ12aの検出値に基づ
いて、血圧計本体14内に設けられているMPU14d
から制御信号が送出される。加圧ポンプ14aを作動さ
せて、カフ12内に供給した空気圧が所定圧力よりも低
く再加圧が必要であると判断し、加圧ポンプ14aを再
作動させるときに、加圧ポンプ14aにパルス状の電圧
を印加して間欠的に作動させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子血圧計に関
し、特に、血圧測定の際に、加圧不足により再加圧する
ときに、正常な再加圧を適確に行うことができる電子血
圧計に関するものである。
し、特に、血圧測定の際に、加圧不足により再加圧する
ときに、正常な再加圧を適確に行うことができる電子血
圧計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子血圧計には、様々な測定原理が採用
されているが、殆どの電子血圧計は、カフによる動脈の
加圧状態を、一旦、最高血圧よりも所定圧だけ高くなる
まで加圧し、その後、最低血圧近傍まで漸次減圧し、こ
の減圧過程で最高および最低血圧値を測定している。
されているが、殆どの電子血圧計は、カフによる動脈の
加圧状態を、一旦、最高血圧よりも所定圧だけ高くなる
まで加圧し、その後、最低血圧近傍まで漸次減圧し、こ
の減圧過程で最高および最低血圧値を測定している。
【0003】ところで、この種の電子血圧計では、血圧
を測定する際には、カフ内を加圧ポンプにより一定圧、
例えば、150mmHg程度まで加圧する。この場合、
血圧値を測定する上で、カフ内の圧力が一定圧よりも低
く不足する際には、再度加圧して、血圧値を測定するに
十分なより高いカフ圧まで加圧する再加圧方法が、比較
的多く採用されている。
を測定する際には、カフ内を加圧ポンプにより一定圧、
例えば、150mmHg程度まで加圧する。この場合、
血圧値を測定する上で、カフ内の圧力が一定圧よりも低
く不足する際には、再度加圧して、血圧値を測定するに
十分なより高いカフ圧まで加圧する再加圧方法が、比較
的多く採用されている。
【0004】このような再加圧方法は、個々の被験者の
最高血圧に対応させるために必要な手段ではあるが、以
下に説明する技術的な課題があった。
最高血圧に対応させるために必要な手段ではあるが、以
下に説明する技術的な課題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の再加
圧方法では、一旦所定圧まで加圧した後に、減圧する過
程で再加圧の要否を判断し、再加圧が必要な場合には、
カフの圧力を低下させないで、その時点から再加圧を行
っている。
圧方法では、一旦所定圧まで加圧した後に、減圧する過
程で再加圧の要否を判断し、再加圧が必要な場合には、
カフの圧力を低下させないで、その時点から再加圧を行
っている。
【0006】ところが、この場合、カフ内に加圧空気を
供給する加圧ポンプは、個々の特性のバラツキ,劣化、
供給電圧の変動、外部負荷などの条件により、例えば、
加圧ポンプに電圧を印加しているにもかかわらず、正常
な再加圧動作がなされないといった危険性があった。
供給する加圧ポンプは、個々の特性のバラツキ,劣化、
供給電圧の変動、外部負荷などの条件により、例えば、
加圧ポンプに電圧を印加しているにもかかわらず、正常
な再加圧動作がなされないといった危険性があった。
【0007】このような危険性を回避する手段として、
例えば、再加圧が必要であると判断した場合に、カフ内
を急速排気して、外部負荷をなくした後に、加圧ポンプ
を作動させて再加圧を行うことが考えられるが、このよ
うな解決手段では、急速排気や低圧から再加圧するの
で、時間的なロスが大きく、被験者に苦痛を伴わせるこ
とになる。
例えば、再加圧が必要であると判断した場合に、カフ内
を急速排気して、外部負荷をなくした後に、加圧ポンプ
を作動させて再加圧を行うことが考えられるが、このよ
うな解決手段では、急速排気や低圧から再加圧するの
で、時間的なロスが大きく、被験者に苦痛を伴わせるこ
とになる。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的とするところは、時
間的なロスを回避しつつ、被験者に苦痛を伴わせること
なく、正常な再加圧の確率を向上することができる電子
血圧計を提供することにある。
てなされたものであって、その目的とするところは、時
間的なロスを回避しつつ、被験者に苦痛を伴わせること
なく、正常な再加圧の確率を向上することができる電子
血圧計を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、生体動脈を圧迫可能に装着するカフと、
前記カフ内に加圧空気を供給する加圧手段と、前記カフ
内の空気圧を検出する圧力センサと、前記加圧手段の加
圧動作を停止した後に、前記カフ内の加圧力を徐々に下
げる減圧手段と、前記カフ内の減圧過程で前記圧力セン
サの検出値に基づいて血圧値を決定する血圧値演算手段
と、前記血圧値演算手段で決定された前記血圧値を表示
する表示手段と、前記加圧手段,減圧手段,血圧値演算
手段,表示手段の作動電力を供給する電池電源とを備え
た電子血圧計において、前記加圧手段を作動させて、前
記カフ内に供給した空気圧が所定圧力よりも低く再加圧
が必要であると判断し、前記加圧手段を再作動させると
きに、前記加圧手段にパルス状の電圧を印加して間欠的
に作動させるようにした。このように構成した電子血圧
計によれば、カフ内に供給した空気圧が所定圧力よりも
低く再加圧が必要であると判断し、加圧手段を再作動さ
せるときには、加圧手段にパルス状の電圧を印加してを
間欠的に作動させる。加圧手段にパルス状の電圧を印加
すると、連続的に電圧を印加する場合に比べて、電圧印
加時の変化率が大きくなリ、その回数(正常加圧回数)
も増えるので、加圧手段の特性のバラツキや疲労,電池
電源の電圧低下,さらには、ある圧力がカフに掛かって
いる状態の更なる加圧という難しい条件下での、加圧手
段の作動の可能性が大きくなり、正常な再加圧を行える
確率が大幅に向上する。このような作用は、一旦、カフ
内を急速排気して、外部負荷をなくした後に、加圧手段
を作動させて再加圧を行うことなく奏することができ、
時間的なロスを排除することができるとともに、被験者
に苦痛を与えることもない。本発明の電子血圧計では、
前記加圧手段を複数回間欠的に作動させる際に、前記圧
力センサの検出値を多数回連続的に読み込んで、前回ま
での最高圧と比較して、所定以上の圧力上昇がある場合
に前記加圧手段が正常動作していると判断することがで
きる。この構成によれば、加圧手段の正常動作を前回ま
での最高圧と比較して判断するので、圧力センサの検出
圧が脈拍によって変動しても、加圧手段の動作を正確に
判断することができる。前記加圧手段の正常動作判断
は、前記加圧手段を間欠的に作動させる際の供給電圧の
大きさと併用することができ、このような構成を採用す
ると、より一層加圧手段の作動を正確に判断することが
できる。
に、本発明は、生体動脈を圧迫可能に装着するカフと、
前記カフ内に加圧空気を供給する加圧手段と、前記カフ
内の空気圧を検出する圧力センサと、前記加圧手段の加
圧動作を停止した後に、前記カフ内の加圧力を徐々に下
げる減圧手段と、前記カフ内の減圧過程で前記圧力セン
サの検出値に基づいて血圧値を決定する血圧値演算手段
と、前記血圧値演算手段で決定された前記血圧値を表示
する表示手段と、前記加圧手段,減圧手段,血圧値演算
手段,表示手段の作動電力を供給する電池電源とを備え
た電子血圧計において、前記加圧手段を作動させて、前
記カフ内に供給した空気圧が所定圧力よりも低く再加圧
が必要であると判断し、前記加圧手段を再作動させると
きに、前記加圧手段にパルス状の電圧を印加して間欠的
に作動させるようにした。このように構成した電子血圧
計によれば、カフ内に供給した空気圧が所定圧力よりも
低く再加圧が必要であると判断し、加圧手段を再作動さ
せるときには、加圧手段にパルス状の電圧を印加してを
間欠的に作動させる。加圧手段にパルス状の電圧を印加
すると、連続的に電圧を印加する場合に比べて、電圧印
加時の変化率が大きくなリ、その回数(正常加圧回数)
も増えるので、加圧手段の特性のバラツキや疲労,電池
電源の電圧低下,さらには、ある圧力がカフに掛かって
いる状態の更なる加圧という難しい条件下での、加圧手
段の作動の可能性が大きくなり、正常な再加圧を行える
確率が大幅に向上する。このような作用は、一旦、カフ
内を急速排気して、外部負荷をなくした後に、加圧手段
を作動させて再加圧を行うことなく奏することができ、
時間的なロスを排除することができるとともに、被験者
に苦痛を与えることもない。本発明の電子血圧計では、
前記加圧手段を複数回間欠的に作動させる際に、前記圧
力センサの検出値を多数回連続的に読み込んで、前回ま
での最高圧と比較して、所定以上の圧力上昇がある場合
に前記加圧手段が正常動作していると判断することがで
きる。この構成によれば、加圧手段の正常動作を前回ま
での最高圧と比較して判断するので、圧力センサの検出
圧が脈拍によって変動しても、加圧手段の動作を正確に
判断することができる。前記加圧手段の正常動作判断
は、前記加圧手段を間欠的に作動させる際の供給電圧の
大きさと併用することができ、このような構成を採用す
ると、より一層加圧手段の作動を正確に判断することが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1か
ら図5は、本発明にかかる電子血圧計の一実施例を示し
ている。同図に示した電子血圧計10は、カフ12と、
血圧計本体14とを備え、これらが一体化されている。
について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1か
ら図5は、本発明にかかる電子血圧計の一実施例を示し
ている。同図に示した電子血圧計10は、カフ12と、
血圧計本体14とを備え、これらが一体化されている。
【0011】本実施例の電子血圧計10は、図1にその
使用状態を示すように、カフ12を手首に装着する、い
わゆる、手首式の電子血圧計である。カフ12は、生体
動脈の圧迫が可能な手首に装着され、その内部圧力を検
出する圧力センサ12aが設けられている。
使用状態を示すように、カフ12を手首に装着する、い
わゆる、手首式の電子血圧計である。カフ12は、生体
動脈の圧迫が可能な手首に装着され、その内部圧力を検
出する圧力センサ12aが設けられている。
【0012】血圧計本体14内には、加圧ポンプ14a
と、急速排気弁14bと、微速排気弁14cとが設けら
れていて、これらはカフ12内とそれぞれ連通接続され
ている。
と、急速排気弁14bと、微速排気弁14cとが設けら
れていて、これらはカフ12内とそれぞれ連通接続され
ている。
【0013】加圧ポンプ14aは、カフ12内に加圧空
気を供給する加圧手段を構成している。急速排気弁14
bは、血圧測定が終了した際などに、カフ12内に充填
されている加圧空気を急速に排出する。
気を供給する加圧手段を構成している。急速排気弁14
bは、血圧測定が終了した際などに、カフ12内に充填
されている加圧空気を急速に排出する。
【0014】微速排気弁14cは、カフ12内に加圧空
気を供給して、所定圧力状態にした後に、加圧ポンプ1
4aの加圧動作を停止した状態で、カフ12内の加圧力
を徐々に下げる減圧手段を構成している。
気を供給して、所定圧力状態にした後に、加圧ポンプ1
4aの加圧動作を停止した状態で、カフ12内の加圧力
を徐々に下げる減圧手段を構成している。
【0015】これらの加圧ポンプ14a,急速排気弁1
4b,微速排気弁14cの作動停止などを含む上述した
ような制御は、カフ12内に設置されている圧力センサ
12aの検出値に基づいて、血圧計本体14内に設けら
れているMPU14dから制御信号が送出される。
4b,微速排気弁14cの作動停止などを含む上述した
ような制御は、カフ12内に設置されている圧力センサ
12aの検出値に基づいて、血圧計本体14内に設けら
れているMPU14dから制御信号が送出される。
【0016】なお、加圧ポンプ14aに供給される電流
の大きさは、電圧センサ14eにより検出され、その検
出値は、MPU14dに入力される。また、圧力センサ
12aの検出値は、A/D変換器14fを介して、MP
U14d内に入力される。
の大きさは、電圧センサ14eにより検出され、その検
出値は、MPU14dに入力される。また、圧力センサ
12aの検出値は、A/D変換器14fを介して、MP
U14d内に入力される。
【0017】さらに、血圧計本体14の表面側には、M
PU14dで演算された血圧値などを表示する表示部1
4gが設けられている。
PU14dで演算された血圧値などを表示する表示部1
4gが設けられている。
【0018】また、血圧計本体14内には、MPU14
dや加圧ポンプ14a,急速排気弁14b,微速排気弁
14cおよび表示部14gに作動電力を供給する電池電
源14hが内蔵されている。
dや加圧ポンプ14a,急速排気弁14b,微速排気弁
14cおよび表示部14gに作動電力を供給する電池電
源14hが内蔵されている。
【0019】またさらに、MPU14dには、血圧測定
の開始または終了するときに操作する操作ボタン14i
が接続されている。血圧測定を行う際には、図1に使用
例で示すように、カフ12を手首に装着した状態で、操
作ボタン14iの開始/終了ボタンを押して、電子血圧
計10を作動させる。
の開始または終了するときに操作する操作ボタン14i
が接続されている。血圧測定を行う際には、図1に使用
例で示すように、カフ12を手首に装着した状態で、操
作ボタン14iの開始/終了ボタンを押して、電子血圧
計10を作動させる。
【0020】電子血圧計10の作動が開始されると、加
圧ポンプ14eによりカフ12内に空気が送り込まれ、
カフ12による動脈の加圧状態を、一旦、最高血圧より
も所定圧だけ高くなる圧力値まで加圧し、その後、加圧
ポンプ14eの加圧状態を停止して、微速排気弁14c
により、カフ12内の圧力を徐々に下げながら、圧力セ
ンサ12aの検出値が取り込まれる。
圧ポンプ14eによりカフ12内に空気が送り込まれ、
カフ12による動脈の加圧状態を、一旦、最高血圧より
も所定圧だけ高くなる圧力値まで加圧し、その後、加圧
ポンプ14eの加圧状態を停止して、微速排気弁14c
により、カフ12内の圧力を徐々に下げながら、圧力セ
ンサ12aの検出値が取り込まれる。
【0021】この減圧の過程で得られた圧力センサ12
aの検出値からMPU14dで、被験者の最高および最
低血圧値が演算され、この演算結果が表示部14gに表
示される。
aの検出値からMPU14dで、被験者の最高および最
低血圧値が演算され、この演算結果が表示部14gに表
示される。
【0022】この場合、MPU14dは、血圧演算手段
を構成していて、このような電子血圧計10としての基
本的な構成ないしは機能は、従来のこの種の装置と実質
的に同じであるが、本実施例の電子血圧計10は、特
に、加圧ポンプ14aを駆動して、カフ12内の圧力を
上昇させ、カフ12内の圧力を徐々に減圧する過程で、
再加圧の要否が判断され、圧力値が血圧測定に不足して
いると判断されたときに、再加圧を行う際に注目すべき
特徴がある。
を構成していて、このような電子血圧計10としての基
本的な構成ないしは機能は、従来のこの種の装置と実質
的に同じであるが、本実施例の電子血圧計10は、特
に、加圧ポンプ14aを駆動して、カフ12内の圧力を
上昇させ、カフ12内の圧力を徐々に減圧する過程で、
再加圧の要否が判断され、圧力値が血圧測定に不足して
いると判断されたときに、再加圧を行う際に注目すべき
特徴がある。
【0023】図3は、この再加圧に移行する際における
カフ12内の圧力状態の経時的な変化を、加圧ポンプ1
4aの作動状態に対応して示している。同図において、
加圧ポンプ14aによる加圧が不足としていると判断さ
れた時点がAである。
カフ12内の圧力状態の経時的な変化を、加圧ポンプ1
4aの作動状態に対応して示している。同図において、
加圧ポンプ14aによる加圧が不足としていると判断さ
れた時点がAである。
【0024】本実施例の場合には、この時点Aから加圧
ポンプ14aに時間T1だけ、以下に詳述する状態で電
圧を加えて、これを作動させ、その後の時間T2の間に
加圧ポンプ14aの作動の正否判断が実行され、加圧ポ
ンプ14aが正常に作動していると判断されると、その
後、加圧ポンプ14aを作動させて再加圧が行われる。
ポンプ14aに時間T1だけ、以下に詳述する状態で電
圧を加えて、これを作動させ、その後の時間T2の間に
加圧ポンプ14aの作動の正否判断が実行され、加圧ポ
ンプ14aが正常に作動していると判断されると、その
後、加圧ポンプ14aを作動させて再加圧が行われる。
【0025】図4は、本実施例の電子血圧計10で再加
圧を行なう際に、MPU14dで行なわれる正否判断手
順の一例を示している。同図に示した手順は、カフ12
内の圧力を微速排気弁14c減圧する際に、圧力不足と
判断された時点Aから実行される。
圧を行なう際に、MPU14dで行なわれる正否判断手
順の一例を示している。同図に示した手順は、カフ12
内の圧力を微速排気弁14c減圧する際に、圧力不足と
判断された時点Aから実行される。
【0026】この手順がスタートすると、まず、ステッ
プ1で、加圧ポンプ14aに作動信号を送出し、加圧ポ
ンプ14aを駆動させる。ここで、加圧ポンプ14aに
印加する電圧は、図5に示すような、パルス状の電圧で
あって、例えば、1秒毎に印加され、加圧ポンプ14a
は、これにより間欠的に駆動される。
プ1で、加圧ポンプ14aに作動信号を送出し、加圧ポ
ンプ14aを駆動させる。ここで、加圧ポンプ14aに
印加する電圧は、図5に示すような、パルス状の電圧で
あって、例えば、1秒毎に印加され、加圧ポンプ14a
は、これにより間欠的に駆動される。
【0027】続くステップ2では、加圧ポンプ14aの
供給電圧Vの大きさが、電圧センサ14eの検出値から
読み取られ、また、カフ12内の圧力値Pが圧力センサ
12aの検出値から読取られる。
供給電圧Vの大きさが、電圧センサ14eの検出値から
読み取られ、また、カフ12内の圧力値Pが圧力センサ
12aの検出値から読取られる。
【0028】次のステップ3では、供給電圧Vの大きさ
と圧力値Pとに基づいて、加圧ポンプ14aが正常に作
動しているか、否かが判断される。すなわち、この主の
電子血圧計10用に加圧ポンプ14aは、通常、直流モ
ータにより駆動されていて、その供給電圧Vの大きさ
は、加圧ポンプ14aが正常に駆動されていれば、一定
値となる。
と圧力値Pとに基づいて、加圧ポンプ14aが正常に作
動しているか、否かが判断される。すなわち、この主の
電子血圧計10用に加圧ポンプ14aは、通常、直流モ
ータにより駆動されていて、その供給電圧Vの大きさ
は、加圧ポンプ14aが正常に駆動されていれば、一定
値となる。
【0029】一方、異常駆動であれば、直流モータの消
費電流が大きくなるため、供給電圧Vが低下する。従っ
て、供給電圧Vの大きさを検知することで、加圧ポンプ
14aの作動の正否が判断できる。
費電流が大きくなるため、供給電圧Vが低下する。従っ
て、供給電圧Vの大きさを検知することで、加圧ポンプ
14aの作動の正否が判断できる。
【0030】一方、加圧ポンプ14aが正常に作動して
いれば、カフ12内の圧力値Pは、ポンプ14aの作動
に応じて上昇するので、圧力値Pを監視することによ
り、加圧ポンプ14aの作動の正否が判る。
いれば、カフ12内の圧力値Pは、ポンプ14aの作動
に応じて上昇するので、圧力値Pを監視することによ
り、加圧ポンプ14aの作動の正否が判る。
【0031】ところが、血圧測定用のカフ12内の圧力
値Pは、加圧ポンプ14aの圧力上昇に加えて、被験者
の血圧脈動が重畳されていて、例えば、単に、直前の測
定値との比較で、圧力値Pの上昇を判断すると、血圧脈
動との区別が不十分になり、正確性が劣る。
値Pは、加圧ポンプ14aの圧力上昇に加えて、被験者
の血圧脈動が重畳されていて、例えば、単に、直前の測
定値との比較で、圧力値Pの上昇を判断すると、血圧脈
動との区別が不十分になり、正確性が劣る。
【0032】そこで、本実施例では、1秒毎にパルス状
に印加する加圧ポンプ14aの駆動に対して、圧力セン
サ12aの検出値を多数回連続的に読み込んで、前回ま
での最高圧と比較して、所定以上の圧力上昇がある場合
に加圧ポンプ14aが正常動作していると判断するよう
にした。
に印加する加圧ポンプ14aの駆動に対して、圧力セン
サ12aの検出値を多数回連続的に読み込んで、前回ま
での最高圧と比較して、所定以上の圧力上昇がある場合
に加圧ポンプ14aが正常動作していると判断するよう
にした。
【0033】より具体的には、例えば、図5において、
加圧ポンプ14aに1秒ないしは数秒間電圧を印加して
いる際に、所定のサンプリング間隔で、多数回、例え
ば、数十回程度の圧力値Pを測定し、前回までの最高圧
と比較して、一定回数以上圧力上昇があれば、加圧ポン
プ14aは、正常作動していると判断する。
加圧ポンプ14aに1秒ないしは数秒間電圧を印加して
いる際に、所定のサンプリング間隔で、多数回、例え
ば、数十回程度の圧力値Pを測定し、前回までの最高圧
と比較して、一定回数以上圧力上昇があれば、加圧ポン
プ14aは、正常作動していると判断する。
【0034】このような判断基準を採用すると、加圧ポ
ンプ14aの正常動作を前回までの最高圧と比較して判
断するので、圧力センサ12aの検出圧力値Pが脈拍に
よって変動しても、加圧ポンプ14aの動作を正確に判
断することができる。
ンプ14aの正常動作を前回までの最高圧と比較して判
断するので、圧力センサ12aの検出圧力値Pが脈拍に
よって変動しても、加圧ポンプ14aの動作を正確に判
断することができる。
【0035】また、本実施例の場合には、このような圧
力値Pの判断と、電圧センサ14eによる供給電圧Vの
大きさに基づく作動の正否判断とを併用しているので、
より一層正確に加圧ポンプ14aの作動判断が行える。
力値Pの判断と、電圧センサ14eによる供給電圧Vの
大きさに基づく作動の正否判断とを併用しているので、
より一層正確に加圧ポンプ14aの作動判断が行える。
【0036】ステップ3で、加圧ポンプ14aが正常に
作動していると判断された場合には、ステップ4に移行
し、このステップ4では、加圧ポンプ14aにパルス状
ではない、連続的な電圧が印加され、カフ12内の圧力
値Pが所定値になるまで継続される。
作動していると判断された場合には、ステップ4に移行
し、このステップ4では、加圧ポンプ14aにパルス状
ではない、連続的な電圧が印加され、カフ12内の圧力
値Pが所定値になるまで継続される。
【0037】そして、カフ12内の圧力値Pが所定値に
なると、加圧ポンプ14aの駆動を停止し、ステップ5
で、微速排気弁14cを作動させて、通常の血圧測定が
実行され、測定が終了すると、手順が終わる。
なると、加圧ポンプ14aの駆動を停止し、ステップ5
で、微速排気弁14cを作動させて、通常の血圧測定が
実行され、測定が終了すると、手順が終わる。
【0038】一方、ステップ3で、加圧ポンプ14aが
正常に作動していないと判断されると、予め0に設定さ
れていたカウンタに1を加えて、これを新たなNとした
後に、ステップ7が実行される。
正常に作動していないと判断されると、予め0に設定さ
れていたカウンタに1を加えて、これを新たなNとした
後に、ステップ7が実行される。
【0039】ステップ7では、カウンタの数値Nが所定
値か否かが判断される。このカウンタNの数値は、加圧
ポンプ14aにパルス状の電圧を印加して、これを間欠
駆動させた回数である。
値か否かが判断される。このカウンタNの数値は、加圧
ポンプ14aにパルス状の電圧を印加して、これを間欠
駆動させた回数である。
【0040】なお、このステップ7の判断基準は、加圧
ポンプ14aの間欠駆動回数に替えて、図3の処理手順
が開始されてからの限界時間を設定し、この限界時間を
判断基準に採用することもできるし、これらを併用する
こともできる。
ポンプ14aの間欠駆動回数に替えて、図3の処理手順
が開始されてからの限界時間を設定し、この限界時間を
判断基準に採用することもできるし、これらを併用する
こともできる。
【0041】ステップ7でNが所定値以上でないと判断
されると、ステップ1に戻りステップ2からの手順が繰
り返され、ステップ7でNが所定値に到達したと判断さ
れると、ステップ8で、加圧ポンプ14aの駆動を停止
した後に、急速排気弁14bを作動させて、かつ12内
の空気を抜き、ステップ9で、加圧不良であることを表
示部14gに表示させて、手順を終了させる。
されると、ステップ1に戻りステップ2からの手順が繰
り返され、ステップ7でNが所定値に到達したと判断さ
れると、ステップ8で、加圧ポンプ14aの駆動を停止
した後に、急速排気弁14bを作動させて、かつ12内
の空気を抜き、ステップ9で、加圧不良であることを表
示部14gに表示させて、手順を終了させる。
【0042】なお、本実施例のように再加圧する際に、
加圧ポンプ14aを複数回継続してパルス状の電圧印加
により間欠駆動させると、以下の作用効果も期待でき
る。すなわち、回転駆動される弁構造の加圧ポンプ14
aでは、これが特定の個所で停止されると、弁が引っか
かって、その再駆動が非常に困難になる場合がある。
加圧ポンプ14aを複数回継続してパルス状の電圧印加
により間欠駆動させると、以下の作用効果も期待でき
る。すなわち、回転駆動される弁構造の加圧ポンプ14
aでは、これが特定の個所で停止されると、弁が引っか
かって、その再駆動が非常に困難になる場合がある。
【0043】このような場合には、加圧ポンプ14aを
連続的に1回駆動させても、その再駆動の困難性は、回
避されないが、間欠的な駆動を複数回継続すると、再駆
動の機会が増えるので、再駆動の困難性が徐々に解消さ
れて、再駆動の可能性が大きくなる。
連続的に1回駆動させても、その再駆動の困難性は、回
避されないが、間欠的な駆動を複数回継続すると、再駆
動の機会が増えるので、再駆動の困難性が徐々に解消さ
れて、再駆動の可能性が大きくなる。
【0044】さて、以上のように構成した電子血圧計1
0によれば、カフ12内に供給した空気圧が所定圧力よ
りも低く再加圧が必要であると判断し、加圧ポンプ14
aを再作動させるときには、加圧ポンプ14aにパルス
状の電圧を印加してを間欠的に作動させる。
0によれば、カフ12内に供給した空気圧が所定圧力よ
りも低く再加圧が必要であると判断し、加圧ポンプ14
aを再作動させるときには、加圧ポンプ14aにパルス
状の電圧を印加してを間欠的に作動させる。
【0045】加圧ポンプ14aにパルス状の電圧を印加
すると、連続的に電圧を印加する場合に比べて、電圧印
加時の変化率が大きくなるので、加圧ポンプ14aの特
性のバラツキや疲労,電池電源14hの電圧低下,ある
圧力がカフに掛かっている状態での更なる加圧という難
しい条件下での、加圧ポンプ14a手段の再作動の可能
性が大きくなり、正常な再加圧を行う確率が向上する。
すると、連続的に電圧を印加する場合に比べて、電圧印
加時の変化率が大きくなるので、加圧ポンプ14aの特
性のバラツキや疲労,電池電源14hの電圧低下,ある
圧力がカフに掛かっている状態での更なる加圧という難
しい条件下での、加圧ポンプ14a手段の再作動の可能
性が大きくなり、正常な再加圧を行う確率が向上する。
【0046】このような作用は、一旦、カフ12内を急
速排気して、外部負荷をなくした後に、加圧ポンプ14
aを作動させて再加圧を行うことなく奏することがで
き、時間的なロスを排除することができるとともに、被
験者に苦痛を与えることもない。
速排気して、外部負荷をなくした後に、加圧ポンプ14
aを作動させて再加圧を行うことなく奏することがで
き、時間的なロスを排除することができるとともに、被
験者に苦痛を与えることもない。
【0047】なお、上記実施例では、本発明を手首式の
電子血圧計に適用した場合を例示したが、本発明の実施
は、この形式の血圧計に限定されることはなく、他の形
式の血圧計にも適用することができる。
電子血圧計に適用した場合を例示したが、本発明の実施
は、この形式の血圧計に限定されることはなく、他の形
式の血圧計にも適用することができる。
【0048】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
かかる電子血圧計によれば、時間的なロスを回避しつ
つ、被験者に苦痛を伴わせることなく、正常な再加圧の
確率を向上することができる。
かかる電子血圧計によれば、時間的なロスを回避しつ
つ、被験者に苦痛を伴わせることなく、正常な再加圧の
確率を向上することができる。
【図1】本発明にかかる電子血圧計の使用状態の説明図
である。
である。
【図2】図1に示した電子血圧計の機能ブロック構成図
である。
である。
【図3】本は明にかかる電子血圧計で再加圧する際の圧
力状態の経時的な変化を示すグラフである。
力状態の経時的な変化を示すグラフである。
【図4】本発明にかかる電子血圧計の再加圧際の正否判
断手順の一例を示すフローチャート図である。
断手順の一例を示すフローチャート図である。
【図5】本発明にかかる電子血圧計で再加圧する際の加
圧ポンプに印加する電圧の波形図である。
圧ポンプに印加する電圧の波形図である。
10 電子血圧計 12 カフ 12a 圧力センサ 14 血圧計本体 14a 加圧ポンプ 14b 急速排気弁 14c 微速排気弁 14d MPU 14e 電圧センサ 14g 表示部 14h 電池電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C017 AA08 AB01 AC01 AD09 DD01 DD07 DE05 FF08
Claims (3)
- 【請求項1】 生体動脈を圧迫可能に装着するカフと、 前記カフ内に加圧空気を供給する加圧手段と、 前記カフ内の空気圧を検出する圧力センサと、 前記加圧手段の加圧動作を停止した後に、前記カフ内の
加圧力を徐々に下げる減圧手段と、 前記カフ内の減圧過程で前記圧力センサの検出値に基づ
いて血圧値を決定する血圧値演算手段と、 前記血圧値演算手段で決定された前記血圧値を表示する
表示手段と、 前記加圧手段,減圧手段,血圧値演算手段,表示手段の
作動電力を供給する電池電源とを備えた電子血圧計にお
いて、 前記加圧手段を作動させて、前記カフ内に供給した空気
圧が所定圧力よりも低く再加圧が必要であると判断し、
前記加圧手段を再作動させるときに、前記加圧手段を間
欠的に作動させることを特徴とする電子血圧計。 - 【請求項2】 前記電子血圧計は、前記加圧手段を複数
回間欠的に作動させる際に、前記圧力センサの検出値を
多数回連続的に読み込んで、前回までの最高圧と比較し
て、所定回数以上の圧力上昇がある場合に前記加圧手段
が正常動作していると判断することを特徴とする請求項
1記載の電子血圧計。 - 【請求項3】 前記加圧手段の正常動作判断は、前記加
圧手段を間欠的に作動させる際の供給電圧の大きさと併
用することを特徴とする請求項2記載の電子血圧計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000346722A JP2002143106A (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | 電子血圧計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000346722A JP2002143106A (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | 電子血圧計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002143106A true JP2002143106A (ja) | 2002-05-21 |
Family
ID=18820547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000346722A Withdrawn JP2002143106A (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | 電子血圧計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002143106A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013236797A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | Omron Healthcare Co Ltd | 血圧測定装置 |
-
2000
- 2000-11-14 JP JP2000346722A patent/JP2002143106A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013236797A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | Omron Healthcare Co Ltd | 血圧測定装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6068601A (en) | Blood pressure measuring apparatus | |
US10349842B2 (en) | Blood pressure measuring apparatus | |
JPH053858A (ja) | 血圧モニタ装置 | |
JPH09192107A (ja) | 非観血血圧計 | |
JP4213188B2 (ja) | 電子血圧計 | |
JPH02307427A (ja) | 電子血圧計 | |
JPH07136136A (ja) | 連続血圧モニタ装置 | |
JPH04279147A (ja) | 自動血圧計 | |
JP2008188197A (ja) | 電子血圧計 | |
JP2002143106A (ja) | 電子血圧計 | |
JPS61122840A (ja) | カフ圧力制御装置 | |
JP3109155B2 (ja) | 電子血圧計 | |
JPS63317131A (ja) | 電子血圧計 | |
JP2002209860A (ja) | 電子血圧計 | |
US20120289841A1 (en) | Apparatus and calibration method for blood pressure measurement | |
JP2506119B2 (ja) | 電子血圧計 | |
JP6807689B2 (ja) | カフ圧制御装置およびその制御方法、並びに生体情報計測装置 | |
JPH0634781B2 (ja) | 電子血圧計 | |
EP4331478A1 (en) | Pressurization control method for blood pressure measurement and blood pressure measurement device using the same | |
JPH027654B2 (ja) | ||
JPH047216B2 (ja) | ||
JPH0311221B2 (ja) | ||
JP5366704B2 (ja) | 生体情報計測装置 | |
JPH0441842Y2 (ja) | ||
JP2018023624A (ja) | 電子血圧計 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080205 |