JP2002142745A - 副流煙臭気の少ないシガレットおよびタバコパッケージ - Google Patents

副流煙臭気の少ないシガレットおよびタバコパッケージ

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JP2002142745A JP2000338127A JP2000338127A JP2002142745A JP 2002142745 A JP2002142745 A JP 2002142745A JP 2000338127 A JP2000338127 A JP 2000338127A JP 2000338127 A JP2000338127 A JP 2000338127A JP 2002142745 A JP2002142745 A JP 2002142745A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自然燃焼時に発生する臭気全体の強さが有意に
増加せず、しかも副流煙臭気が低減されたシガレットを
提供する。 【解決手段】タバコ充填材とタバコ充填材の周囲を巻装
するシガレット巻紙を含むタバコロッドを備えるシガレ
ットである。このシガレットは、次の5つの成分群:
(I)オクタナール、ノナナールおよび/またはデカナ
ール、(II)リナロール、(III)カルボン、(IV)ア
ントラニル酸メチルおよび/またはN−メチルアントラ
ニル酸メチル、(V)シネンサールおよび/またはオレ
ンジピール精油シネンサール画分のうち、少なくとも2
つの成分群の成分を含む副流煙臭気低減剤を担持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、副流煙臭気の少な
いシガレットおよびタバコパッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、シガレットには、タバコ煙の味
と香りを改善するために、そのタバコ刻みに多くの香料
が添加されている。最近では、シガレットの自然燃焼時
に周囲に放出されるタバコ副流煙の臭気を改善するため
に、不快な臭いをマスクする香料をシガレット巻紙に添
加することが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
副流煙臭気のマスキング香料は、確かにタバコ副流煙臭
気を低減させるものの、タバコ主流煙として味わうタバ
コ香気をも低減させるばかりでなく、その香料自体の香
りが比較的強く出て、シガレットの自然燃焼時に発生す
る臭気全体の強さを増加させてしまうことがわかった。
【0004】従って、本発明は、シガレットの自然燃焼
時に発生する臭気全体の強さが有意に増加せず、しかも
副流煙臭気が低減されたシガレットを提供することを目
的とする。
【0005】また、本発明は、シガレットの自然燃焼時
に発生する臭気全体の強さが有意に増加せず、しかも副
流煙臭気が低減されたシガレットを提供し得るタバコパ
ッケージを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討した結果、特定の成分群のうちか
ら選ばれた少なくとも2種の成分を含む成分の混合物が
シガレットの自然燃焼時に発生する臭気全体の強さを有
意に増加させることなく副流煙臭気を低減させることを
見いだした。本発明はこの知見に基づく。
【0007】すなわち、本発明は、タバコ充填材と該タ
バコ充填材の周囲を巻装するシガレット巻紙を含むタバ
コロッドを備え、次の5つの成分群(I)〜(V)、す
なわち(I)オクタナール、ノナナールおよび/または
デカナール、(II)リナロール、(III)カルボン、(I
V)アントラニル酸メチルおよび/またはN−メチルア
ントラニル酸メチル、(V)シネンサールおよび/また
はオレンジピール精油シネンサール画分のうち、少なく
とも2つの群の成分を含む副流煙臭気低減剤を担持する
ことを特徴とするシガレットを提供する。
【0008】本発明において、成分群(I):(II):
(III):(IV):(V)の質量比は、2〜6:3〜1
0:0.5〜2.5:0.5〜20:0.1〜3である
ことが好ましい。
【0009】また、副流煙臭気低減剤は、成分群(I)
〜(V)のうち、少なくとも3つの成分群の成分を含む
ことが好ましい。
【0010】本発明のシガレットは、1本当たり、副流
煙臭気低減剤を少なくとも0.01mgの割合で担持す
ることが好ましい。
【0011】本発明のシガレットは、副流煙臭気低減剤
をタバコ充填材またはシガレット巻紙に担持することが
できる。あるいは、シガレットは、副流煙臭気低減剤を
シガレット巻紙を接着するシーム糊に担持することもで
きる。
【0012】本発明のシガレットは、タバコロッドの一
方の端にフィルタープラグをさらに備えることができ
る。
【0013】本発明は、また、タバコ充填材と該タバコ
充填材の周囲を巻装するシガレット巻紙を含むタバコロ
ッドを収容するパッケージであって、該パッケージ内
に、本発明の副流煙臭気低減剤を収容したことを特徴と
するタバコパッケージを提供する。
【0014】本発明の副流煙臭気低減剤は、天然物から
精製もしくは分取により獲得されるいわゆる精製もしく
は分取香料に対して、いわゆる調合香料というべきもの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明をより詳しく説明す
る。
【0016】本発明のシガレットに担持される副流煙臭
気低減剤は、次の5つの成分群(I)〜(V)、すなわ
ち(I)(a)オクタナール、(b)ノナナールおよび
/または(c)デカナール、(II)リナロール、(II
I)カルボン、(IV)(a)アントラニル酸メチルおよ
び/または(b)N−メチルアントラニル酸メチル、
(V)(a)シネンサールおよび/または(b)オレン
ジピール精油シネンサール画分のうち、少なくとも2つ
の群の成分を含む。上記成分のうち、リナロールは、d
体、l体またはラセミ体のいずれでもよく、カルボン
も、l体、d体またはラセミ体のいずれでもよく、また
シネンサールは、α体、β体またはそれらの混合物のい
ずれでもよい。また、オレンジピール精油シネンサール
画分とは、柑橘類の果皮油(ピールオイル)を冷時ある
いは常温下で採取した精油(一般に、コールドプレスオ
イルと呼ばれる)を分留することにより得られるα,β
−シネンサール(特有成分)またはα,β−シネンサー
ル成分リッチは留分をいう。例えば,R.C.Trea
t社のシネンサール20/10A National
(商品名)等を用いることができる。成分群(I)〜
(V)を構成する成分を以下、特定成分ということがあ
る。
【0017】成分群(I)における成分(a)〜(c)
が、いずれか2種以上の混合物の形態で含まれる場合、
その混合物を1成分とみなし、成分群(IV)における成
分(a)と(b)が混合物の形態で副流煙臭気低減剤に
含まれる場合、その混合物を1成分とみなし、また成分
群(V)における成分(a)と(b)が混合物の形態で
副流煙臭気低減剤に含まれる場合、その混合物を1成分
とみなすとき(本発明において、同じ)、本発明の副流
煙臭気低減剤は、以下の2特定成分系〜5特定成分系を
含む。
【0018】<2特定成分系>(I)(a)、(I)
(b)および/もしくは(I)(c)と、(II)、(II
I)、(IV)(a)および/もしくは(IV)(b)また
は(V)(a)および/もしくは(V)(b)との組合
せ;(II)と、(III)、(IV)(a)および/もしく
は(IV)(b)または(V)(a)および/もしくは
(V)(b)との組合せ;(III)と、(IV)(a)お
よび/もしくは(IV)(b)または(V)(a)および
/もしくは(V)(b)との組合せ;または(IV)
(a)および/もしくは(IV)(b)と、(V)(a)
および/もしくは(V)(b)との組合せ。2特定成分
系においては、(I)(a)、(I)(b)および/ま
たは(I)(c)と(II)との組合せ、(I)(a)、
(I)(b)および/または(I)(c)と(III)と
の組合せ、(I)(a)、(I)(b)および/または
(I)(c)と(IV)(a)および/または(IV)
(b)との組合せ、(I)(a)、(I)(b)および
/または(I)(c)と(V)(a)および/または
(V)(b)との組合せ、(II)と(IV)(a)および
/または(IV)(b)との組合せ、(II)と(V)
(a)および/または(V)(b)との組合せ、(II
I)と(IV)(a)および/または(IV)(b)との組
合せ、(III)と(V)(a)および/または(V)
(b)との組合せ、および(IV)と(V)(a)および
/または(V)(b)との組合せが特に好ましい。
【0019】<3特定成分系>(I)(a)、(I)
(b)および/もしくは(I)(c)と、(II)と、
(III)、(IV)(a)および/もしくは(IV)(b)
または(V)(a)および/もしくは(V)(b)との
組合せ;(I)(a)、(I)(b)および/もしくは
(I)(c)と、(III)と、(IV)(a)および/も
しくは(IV)(b)または(V)(a)および/もしく
は(V)(b)との組合せ;(II)と、(III)と、(I
V)(a)および/もしくは(IV)(b)または(V)
(a)および/もしくは(V)(b)との組合せ;また
は(I)(a)、(I)(b)および/もしくは(I)
(c)、(II)および/または(III)と、(IV)
(a)および/または(IV)(b)と、(V)(a)お
よび/または(V)(b)との組合せ。
【0020】<4特定成分系>(I)(a)、(I)
(b)および/もしくは(I)(c)と、(II)と、
(III)と、(IV)(a)および/もしくは(IV)
(b)または(V)(a)および/もしくは(V)
(b)との組合せ;(II)と、(III)と、(IV)
(a)および/もしくは(IV)(b)と、(V)(a)
および/もしくは(V)(b)との組合せ;または
(I)(a)、(I)(b)および/もしくは(I)
(c)と、(II)および/または(III)と、(IV)
(a)および/または(IV)(b)と、(V)(a)お
よび/または(V)(b)との組合せ。
【0021】<5特定成分系>(I)(a)、(I)
(b)および/もしくは(I)(c)と(II)と(II
I)と、(IV)(a)および/もしくは(IV)(b)
と、(V)(a)および/もしくは(V)(b)との組
合せ。
【0022】しかしながら、好ましい実施の形態におい
て、本発明の副流煙臭気低減剤は、n−オクタナール、
リナロール、l−カルボン、アントラニル酸メチルおよ
びオレンジピール精油シネンサール画分からなる群の中
から選ばれる少なくとも2つの成分を含む。
【0023】本発明において、副流煙臭気低減剤は、そ
の特定成分数が多くなるほど、所期の効果がより一層顕
著なものとなる。すなわち、2特定成分系の副流煙臭気
低減剤よりも3特定成分系の副流煙臭気低減剤の方が好
ましく、3特定成分系の副流煙臭気低減剤よりも4特定
成分系副流煙臭気低減剤の方が好ましい。最も好ましい
副流煙臭気低減剤は、5特定成分系である。
【0024】本発明の副流煙臭気低減剤を構成する5特
定成分は、好ましくは、(I):(II):(III):(I
V):(V)=2〜6:3〜10:0.5〜2.5:
0.5〜20:0.1〜3の質量比で配合される。ここ
で、2特定成分系における2つの特定成分の質量比、3
特定成分系における3つの特定成分の質量比、4特定成
分系における4つの特定成分の質量比は、ここで述べた
質量比における数値がそのまま適用される(以下、特定
成分の比について同じ)。すなわち、今、(I):(I
I):(III):(IV):(V)の上記質量比を、簡便の
ために、A:B:C:D:Eで表すと、例えば、(II)
と(III)の2成分系における(II)と(III)の比は、
B:Cが好ましく、(I)と(IV)との2成分系におけ
る(I)と(IV)の比は、A:Dが好ましい。同様に、
例えば、(I)と(II)と(III)の3成分系における
(I)と(II)と(III)の比は、A:B:Cが好まし
く、(II)と(IV)と(V)の3成分系における(II)
と(IV)と(V)の比は、B:D:Eが好ましい。ま
た、例えば、(I)と(II)と(III)と(IV)の4成
分系における(I)と(II)と(III)と(IV)の比
は、A:B:C:Dが好ましく、(II)と(III)と(I
V)と(V)の4成分系における(II)と(III)と(I
V)と(V)の比は、B:C:D:Eが好ましい。
【0025】本発明において、特に好ましい成分配合比
は、マンダリンオレンジ精油シネンサール画分における
上記各特定成分の存在比を実質的に維持する質量比であ
る(特定成分(V)のうち、(V)(b)のオレンジピ
ール精油シネンサール画分は、マンダリンオレンジ精油
中にはそのまま含まれていないが、(V)(a)のシネ
ンサールと均等であるので、成分(V)は、マンダリン
オレンジ精油におけるシネンサールの存在比と同じであ
る。)。すなわち、特に好ましい副流煙臭気低減剤にお
ける特定成分の質量比(I):(II):(III):(I
V):(V)は、3〜5:7〜10:1.0〜2.0:
1.0〜3.0:0.5〜1.5である。
【0026】本発明の副流煙臭気低減剤は、上記特定成
分以外に他の成分を含むことができる。そのような他の
成分としては、上記特定成分以外のマンダリンオレンジ
精油成分を好ましく例示することができる。本発明の副
流煙臭気低減剤は、マンダリンオレンジ精油成分のうち
リモネン、テルピネン等のテルペンを含有してもごく微
量であるか、全く含有しないことが好ましい。本発明の
副流煙臭気低減剤に含有され得る他のマンダリンオレン
ジ精油成分の例を挙げると、4−テルピネオール、α−
テルピネオール、オクタノール、チモール、ヘプタノー
ル、cis−カルベオール、ペリラアルコール、p−メ
ンタン1,8−ジオール等のアルコール成分、ゲラニア
ール、シトロネラール、ドデカナール等のアルデヒド成
分、その他リモネンオキサイド等である。これらマンダ
リンオレンジ精油成分は、マンダリンオレンジ精油にお
けるそれら成分の存在比を実質的に維持するように配合
することが好ましい。本発明の副流煙臭気低減剤は、特
定成分を合計で、0.1質量%以上の割合で含有するこ
とが好ましく、5質量%以上の割合で含有することがよ
り好ましく、30質量%以上の割合で含有することがさ
らに好ましい。
【0027】本発明の副流煙臭気低減剤は、シガレット
に担持される。シガレットは、タバコ充填材とこのタバ
コ充填材の周囲を巻装するシガレット巻紙を含むタバコ
ロッドを備える。タバコ充填材は、タバコ刻みを含み、
このタバコ刻みは膨化されたものであってもよい。タバ
コ刻みの膨化方法としては、それ自体既知のものを採用
することができる。シガレット巻紙としては、タバコ充
填材の周囲を巻装してシガレットを提供するために好適
ないずれの巻紙をも使用することができる。なお、本発
明のシガレットは、そのタバコロッドの一端にフィルタ
ープラグを有することができる。
【0028】本発明の副流煙臭気低減剤は、種々の形態
でシガレットに担持させることができる。例えば、本発
明の副流煙低減剤は、タバコ充填材に添加することによ
り、シガレット巻紙に塗布することにより、またシガレ
ット巻紙を接着するシーム糊に添加することによりシガ
レットに担持させることができる。副流煙臭気低減効果
は、本発明の副流煙臭気低減剤の適用部位(タバコ刻
み、巻紙、シーム糊等)に特に依存しない。しかしなが
ら、本発明の副流煙臭気低減剤は、通常のタバコ刻み賦
香技術によりタバコ充填材に添加することができるので
好都合である。いずれの場合にも、本発明の副流煙臭気
低減剤が適用部位に均一に適用されることが好ましい。
なお、本発明のシガレットがタバコロッドの一端にフィ
ルタープラグを有するとき、一般にフィルタープラグは
いわゆるチップペーパーによりタバコロッドに接続され
るが、このチップペーパーに本発明の副流煙臭気低減剤
を塗布することもできるし、フィルター巻取り紙に塗布
することもできる。
【0029】本発明のシガレットは、1本当たり、特定
成分の合計量が、好ましくは少なくとも0.01mgと
なるように、より好ましくは0.02mg〜0.2mg
となるように本発明の副流煙臭気低減剤を担持する。
【0030】さらに、本発明の副流煙臭気低減剤は、タ
バコパッケージ内に収容させることもできる。このタバ
コパッケージは、タバコ充填材とこのタバコ充填材の周
囲を巻装するシガレット巻紙を含むタバコロッドを備え
るシガレットを複数本、例えば20本収容するととも
に、本発明の副流煙臭気低減剤を収容する。本発明の副
流煙臭気低減剤のパッケージ内への収容は、例えば、例
えばアルミ箔に加香することにより行うことができる。
パッケージ内に収容された本発明の副流煙臭気低減剤
は、パッケージ開封までの間にシガレットに移行し、喫
煙時に副流煙臭気を低減することができる。
【0031】
【実施例】以下本発明を実施例により説明するが、本発
明はそれらに限定されるものではない。以下の例で使用
した副流煙臭気についての官能評価方法(部屋法および
臭い袋法)は次の通りである。 A.部屋法 人の出入りのためのドアを1つ以外は密閉された部屋
(床面積:31m2 ;容量:85m3 )を2つ(A室、
B室とする)準備する。ドアを閉めた状態で、A室内で
対照のシガレット5本を自然燃焼させる。他方、ドアを
閉めた状態で、B室内で評価対象のシガレット5本を自
然燃焼させる。パネルを2グループに分け、一方のグル
ープは全員が同時にA室から入り、A室を出た後、B室
に入り、B室を出て、以下の項目について結果を報告す
る。他方のグループは、全員が同時にB室から入り、B
室を出た後、A室に入り、A室を出て、以下の評価項目
について結果を報告する。
【0032】1.臭い全体の強さが強い部屋はどちらの
部屋か 2.臭いのよい部屋はどちらの部屋か、 3.タバコ臭の強い部屋はどちらの部屋か。
【0033】その結果、評価項目1〜3それぞれにおい
て、B室(評価対象のシガレットを自然燃焼させた部
屋)と答えたパネルの数をパネルの総数で除した値を評
価結果とする。従って、臭気全体の強さとタバコ臭につ
いては、数値が小さいほど優れており、臭いのよさにつ
いては、数値が大きいほど優れていることとなる。な
お、パネルは、任意に抽出した成人であり、タバコ臭に
ついての専門の訓練を受けていない普通人であった。
【0034】B.臭い袋法 外部と連通する空気バッグ取り付けチューブを内側壁上
部に、内部空気吸入ポート挿通用貫通孔を内側壁下部に
有し、シガレット取り付け具を内側壁に備える容積40
5Lの直方体のチャンバ(以下、副流煙チャンバとい
う)と市販の大気採取ボックスを準備する。大気採取ボ
ックスは、内容積が10Lよりもやや大きく、内部空気
吸入ポートを内側壁下部に有し、排気孔を対向する内側
壁下部に有するものである。
【0035】副流煙チャンバの空気バッグ取り付けチュ
ーブに内容積10Lの空気バッグを取り付け、大気採取
ボックスの吸入ポートに内容積10L採取バッグを取り
付けた後、副流煙チャンバの貫通孔に大気採取ボックス
の吸入ポートを挿通する。ついで、大気採取ボックス内
部の空気を吸引し、その吸引した空気をチャンバ内に取
り付けた空気バッグ内に排出し得るように、大気採取ボ
ックスの排気孔と副流煙チャンバの空気バッグ取り付け
チューブとを真空ポンプを介してホースで接続して、閉
鎖系とする。
【0036】しかる後、シガレットをチャンバ内のシガ
レット取り付け具に取り付け、自然燃焼させ、副流煙を
発生させる。
【0037】シガレットの自然燃焼終了後、真空ポンプ
を駆動して、大気採取ボックス内を陰圧にすると同時に
副流煙チャンバ内を空気バッグ内への排気により加圧す
ることにより、副流煙チャンバ内の副流煙を含む空気を
採取ボックス内の採取バッグ内に捕集する。
【0038】副流煙を含む空気を捕集した採取バッグを
内部に納めたまま採取ボックスを副流煙チャンバから取
り外し、希釈ラインに接続する。希釈ラインは、ポンプ
により脱臭空気を後流末端に接続された臭い袋に送給す
るラインと、このラインの途中で分岐し、採取ボックス
の吸入ポートに接続される分岐ラインからなり、各ライ
ンは、流量調節弁を備える。採取バッグ内の空気は加圧
ポンプによる採取ボックスの加圧により分岐ラインを通
って臭い袋に送給される。
【0039】このようにして得た対照のシガレットにつ
いての臭い袋と評価対象のシガレットについての臭い袋
を2つ一組にしてブラインドで5人の専門パネルに提示
し、0点(無臭)から4点を最高とする5段階尺度で官
能評価を行わせる。
【0040】実施例1〜18、比較例1〜6 下記表1〜表4に示す成分を同各表に示す割合で調合し
て調合香料(比較の香料および本発明の副流煙臭気低減
剤)を調製した。得られた香料を通常の賦香技術により
同各表に示す量でタバコ刻みに添加し、同じ巻紙で巻き
上げてそれぞれの調合香料について所要本数のシガレッ
トを作製した。また、上記調合香料を添加しなかったこ
と以外は全く同様にして所要数の対照シガレットを作製
した。
【0041】こうして作製したシガレットについて、副
流煙臭気を上記部屋法により評価した。結果を表5に示
す。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【表3】
【0045】
【表4】
【0046】
【表5】
【0047】表5に示す結果から、本発明の副流煙臭気
低減剤を担持するシガレットは、対照のシガレットに比
べ、全体臭の強さを実質的に増加させることなく、臭い
を改善し、タバコ臭の強さを低減させることがわかる。
【0048】実施例19〜25 実施例18で調製した調合香料(副流煙臭気低減剤)を
タバコ刻みではなく、表6に示す適用部位に同表に示す
量で適用したシガレットを所要本数作製した。シーム糊
としては、エチレン/酢酸ビニル共重合体を使用した。
調合香料の巻紙への適用は、直接巻紙に噴霧することに
より行った。
【0049】また、上記調合香料を添加しなかったこと
以外は全く同様にして所要数の対照シガレットを作製し
た。こうして作製したシガレットについて、副流煙臭気
を上記部屋法により評価した。結果を表6に併記する。
【0050】
【表6】
【0051】表6に示す結果から、本発明の副流煙臭気
低減剤は、タバコ刻みばかりでなく、シーム糊や巻紙に
添加することによっても所期の効果を奏することがわか
る。
【0052】実施例26 実施例18で得られたシガレットについて、タバコの臭
いについて専門の訓練を受けた5人の専門パネルにより
表7に示す項目について上記臭い袋法(17m 3 当たり
シガレット1本を燃焼させたときと同濃度になるように
希釈)により官能評価を行った。結果を表7に併記す
る。表7中の結果は、5人の評価結果の平均値である。
【0053】
【表7】
【0054】表7に示す結果から、本発明のシガレット
は、対照のシガレットに比べて、全体臭、タバコ臭を低
減させるばかりでなく、爽やかさを向上させ、焦げ臭
さ、刺激臭、煙り臭さを低減させることがわかる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
自然燃焼時に発生する臭気全体の強さが有意に増加せ
ず、しかも副流煙臭気が低減されたシガレットが提供さ
れる。また、本発明によれば、そのようなシガレットを
与えるタバコパッケージが提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 物部 朋子 神奈川県横浜市青葉区梅が丘6番地2 日 本たばこ産業株式会社たばこ中央研究所内 (72)発明者 國枝 里美 神奈川県横浜市泉区緑園4−3−1 サン ステージ緑園都市東の街3番館604 (72)発明者 有吉 隆浩 神奈川県茅ヶ崎市中海岸4−1−16−402 Fターム(参考) 3E067 AA14 AB93 AC03 BA20A EE21 FA01 FC01 GB15 GD10 3E068 AA21 AB02 AC02 BB05 CC26 CD01 DD40 EE40 4B043 BB01 BC19 BC20 BC22 4B045 AA07 AB08 AB11 AB14 4L055 AG34 AH50 BE08 EA14 EA32 FA30 GA50

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タバコ充填材と該タバコ充填材の周囲を
    巻装するシガレット巻紙を含むタバコロッドを備え、次
    の5つの成分群(I)〜(V): (I)オクタナール、ノナナールおよび/またはデカナ
    ール (II)リナロール (III)カルボン (IV)アントラニル酸メチルおよび/またはN−メチル
    アントラニル酸メチル (V)シネンサールおよび/またはオレンジピール精油
    シネンサール画分 のうち、少なくとも2つの成分群の成分を含む副流煙臭
    気低減剤を担持することを特徴とするシガレット。
  2. 【請求項2】 成分群(I):(II):(III):(I
    V):(V)の質量比が、2〜6:3〜10:0.5〜
    2.5:0.5〜20:0.1〜3であることを特徴と
    する請求項1に記載のシガレット。
  3. 【請求項3】 該副流煙臭気低減剤が、該成分群(I)
    〜(V)のうち、少なくとも3つの成分群の成分を含む
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のシガレッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記副流煙臭気低減剤が、オクタナー
    ル、リナロール、カルボン、アントラニル酸メチルおよ
    びオレンジピール精油シネンサール画分を含有すること
    を特徴とする請求項1または2に記載のシガレット。
  5. 【請求項5】 1本当たり前記成分が合計で少なくとも
    0.01mgとなるように前記副流煙臭気低減剤を担持
    することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項
    に記載のシガレット。
  6. 【請求項6】 前記副流煙臭気低減剤を前記タバコ充填
    材に担持することを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れか1項に記載のシガレット。
  7. 【請求項7】 前記副流煙臭気低減剤を前記シガレット
    巻紙に担持することを特徴とする請求項1ないし5のい
    ずれか1項に記載のシガレット。
  8. 【請求項8】 前記シガレット巻紙がシーム糊により接
    着されていることを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れか1項に記載のシガレット。
  9. 【請求項9】 前記副流煙臭気低減剤を前記シーム糊に
    担持することを特徴とする請求項8に記載のシガレッ
    ト。
  10. 【請求項10】 前記タバコロッドの一方の端にフィル
    タープラグをさらに備える請求項1ないし9のいずれか
    1項に記載のシガレット。
  11. 【請求項11】 タバコ充填材と該タバコ充填材の周囲
    を巻装するシガレット巻紙を含むタバコロッドを収容す
    るパッケージであって、該パッケージ内に、次の5つの
    成分群(I)〜(V): (I)オクタナール、ノナナールおよび/またはデカナ
    ール (II)リナロール (III)カルボン (IV)アントラニル酸メチルおよび/またはN−メチル
    アントラニル酸メチル (V)シネンサールおよび/またはオレンジピール精油
    シネンサール画分 のうち、少なくとも2つの成分群の成分を含む副流煙臭
    気低減剤を収容したことを特徴とするタバコパッケー
    ジ。
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