JP2002141752A - 電力増幅器 - Google Patents

電力増幅器

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JP2002141752A
JP2002141752A JP2000331260A JP2000331260A JP2002141752A JP 2002141752 A JP2002141752 A JP 2002141752A JP 2000331260 A JP2000331260 A JP 2000331260A JP 2000331260 A JP2000331260 A JP 2000331260A JP 2002141752 A JP2002141752 A JP 2002141752A
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input
output
impedance
diode
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JP2000331260A
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English (en)
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Naoki Komatsu
直樹 小松
Kaoru Ishida
石田  薫
Toru Matsuura
松浦  徹
Hiroshi Isono
啓史 礒野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広いダイナミックレンジにおいて高効率動作
する電力増幅器では、経路切替えスイッチの複雑な制御
が必要であった。 【解決手段】 増幅手段105に印加する直流バイアス
によりオン、オフする第1のダイオード104および第
2のダイオード110と、インピーダンス変換回路10
6,109,112とを少なくとも備え、これらをスイ
ッチとして用い、信号経路を切替えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として移動体通信
などで用いる電力増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル移動体通信は急激に普及
しており、現在のデジタル携帯電話よりもさらに大きな
通信容量を確保できるCDMA(Code Divis
ionMultiple Access)方式を採用し
た携帯電話の端末の小型化、低消費電力化の開発が進ん
できている。CDMAについては「CDMA方式と次世
代移動体通信システム」(トリケップス叢書;1章)に
記載されているので詳細な説明は省略する。
【0003】CDMA方式携帯電話システムでは基地局
との距離に応じて送信出力を下げて使用するため、従来
のTDMA方式デジタル携帯電話に比べて、70dBを
越える広いダイナミックレンジが要求される。
【0004】以下、図を用いて従来の電力増幅器を説明
する。図6は従来の電力増幅器の出力電力と効率の関係
を表すグラフを示す。CDMA方式では基地局との距離
に応じて70dBのダイナミックレンジで出力電力制御
を行う。電力増幅器は最大出力に対して効率が最大とな
るように設定されているのが一般的で、出力が大きく低
下した場合には、図6に示すように、ほとんど初期電流
が流れている状態となる。
【0005】このような状況では、無駄な消費電流によ
り携帯電話の通話時間が制限される問題があった。そこ
で、特願平11−289579号広報に記載の技術のよ
うに、出力電力に応じて電力増幅器をバイパスし、無駄
な消費電流を削減することが考えられる。図7に、特願
平11−289579の代表的な回路を示している。
【0006】図において、700は制御回路、701は
入力端子、702、704は高周波スイッチ回路、70
3、705は増幅器、706はインピーダンス変換回
路、707は出力端子、7010は増幅回路である。
【0007】このような増幅器においては、制御回路7
00が、出力電力に応じて高周波スイッチ702,70
4と増幅器703,705のバイアススイッチを制御回
路で制御することで無駄な消費電流を削減している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では、増幅器自体の制御に加えて、高周波スイ
ッチのための制御が必要になり、制御すべき回路が非常
におおく、回路規模が大きくなり実用的ではないという
問題があった。
【0009】本発明は、上記の課題を解決するためなさ
れたものであり、増幅手段のバイアス電圧の制御で、信
号経路の切替も行い、広いダイナミックレンジにおいて
も高効率な電力増幅器を実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の本発明(請求項1に対応)は、入力端子
と、1つの入力と少なくとも2つの出力とをもつ分岐回
路と、前記分岐回路の出力と等しい数の入力と1つの出
力とをもつ合成回路と、前記合成回路の出力に接続され
た出力端子と、入力側および出力側に直流バイアスの印
加を受ける増幅回路、前記増幅回路の入力にアノードが
接続された第1のダイオード、および前記増幅回路の出
力に接続された第1のインピーダンス変換手段とを有す
る、前記分岐回路の出力に入力側が接続されるとともに
前記合成回路の入力に出力側が接続された、少なくとも
1つの増幅手段と、前記増幅手段の制御を行う制御回路
と、前記分岐回路の所定の1つの出力に接続された第2
のインピーダンス変換手段と、前記第2のインピーダン
ス変換手段の出力にアノードが接続され、カソードが接
地された第2のダイオードと、前記合成回路の所定の1
つの入力に接続された第3のインピーダンス変換回路と
を少なくとも備え、前記制御回路の制御に基づき、前記
増幅手段の入力側に印加される直流バイアスにより、前
記増幅手段の前記第1のダイオードおよび前記第2のダ
イオードがオンとなった時、前記第2のインピーダンス
変換手段により、前記分岐回路の前記増幅手段の接続さ
れていない側の出力から、前記第2のダイオードをみた
インピーダンスが高インピーダンスとなり、前記第3の
インピーダンス変換手段により、前記合成回路の前記増
幅手段の接続されていない側の入力から、前記第2のダ
イオードをみたインピーダンスが高インピーダンスとな
ることにより、前記入力端子から入力された信号を、前
記増幅手段が増幅して前記出力端子より出力する第1の
モードと、前記制御回路の、前記増幅手段を動作させな
いような制御に基づく、前記増幅手段の入力側に印加さ
れる直流バイアスにより、前記増幅手段の前記第1のダ
イオードおよび前記第2のダイオードがオフとなった
時、前記増幅手段の前記第1のインピーダンス変換手段
により、前記合成回路の前記増幅手段の接続されている
側の入力から、前記増幅手段をみたインピーダンスが高
インピーダンスとなり、前記入力端子から入力された信
号を、前記増幅手段をバイパスして前記出力端子に出力
する第2のモードを有し、前記出力端子側にて必要とさ
れる信号のレベルに応じて、前記第1のモードと前記第
2のモードとを切替えて動作することを特徴とする電力
増幅器である。
【0011】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記分岐回路と互いに並列に接続された複数の前記
増幅手段を備え、前記制御回路の制御に基づき、動作対
象となる所定の前記増幅手段の入力側に印加される直流
バイアスにより、動作させる前記増幅手段の前記第1の
ダイオードおよび前記第2のダイオードがオンとなった
時、前記第2のインピーダンス変換手段により、前記分
岐回路の前記増幅手段の接続されていない側の出力か
ら、前記第2のダイオードをみたインピーダンスが高イ
ンピーダンスとなり、前記第3のインピーダンス変換手
段により、前記合成回路の前記増幅手段の接続されてい
ない側の入力から、前記第2のダイオードをみたインピ
ーダンスが高インピーダンスとなることにより、前記入
力端子から入力された信号を、前記所定の前記増幅手段
が増幅して前記出力端子より出力する第1のモードと、
前記制御回路の、全ての前記増幅手段をすべて動作させ
ないような制御に基づく、各前記増幅手段の入力側に印
加される直流バイアスにより、全ての前記増幅手段の前
記第1のダイオードおよび前記第2のダイオードがオフ
となった時、全ての前記増幅手段の前記第1のインピー
ダンス変換手段により、前記合成回路の前記増幅手段の
接続されている側の入力から、前記増幅手段をみたイン
ピーダンスが高インピーダンスとなり、前記入力端子か
ら入力された信号を、全ての前記増幅手段をバイパスし
て前記出力端子に出力する第2のモードを有し、前記出
力端子側にて必要とされる信号のレベルに応じて、前記
第1のモードと前記第2のモードとを切替えて動作する
ことを特徴とする上記本発明である。
【0012】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、前記第3のインピーダンス変換回路の出力と前記合
成回路の1つの入力との間に接続された負荷切替回路を
さらに備え、前記複数の増幅手段のうち、少なくとも2
つ以上が同じ特性を有し、前記制御回路は、前記同じ特
性を有する前記増幅手段を並列動作させるようにも制御
を行い、前記負荷切替回路は、前記同じ特性を有する前
記増幅手段の並列動作時に、前記同じ特性を有する前記
増幅手段の入力側へのバイアス電圧に基づき動作するこ
とを特徴とする上記本発明である。
【0013】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記負荷切替回路は、前記バイアス電圧に基づく電
圧制御スイッチとして、FETを有することを特徴とす
る上記本発明である。
【0014】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、前記負荷切替回路は、前記バイアス電圧に基づく電
圧制御スイッチとして、ダイオードを有することを特徴
とする上記本発明である。
【0015】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記増幅回路は、入力側および出力側のそれぞれに
設けられた整合回路を有することを特徴とする上記本発
明である。
【0016】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、前記第1から第3のインピーダンス変換手段の全部
または一部、1/4波長伝送線路であることを特徴とす
る上記本発明である。
【0017】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、前記第1から第3のインピーダンス変換手段の全部
または一部、ローパスフィルタで構成されていることを
特徴とする上記本発明である。
【0018】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、前記第3のインピーダンス変換手段を、直流遮断特
性を有する1つのハイパスフィルタで構成したことを特
徴とする上記本発明である。
【0019】また、第10の本発明(請求項10に対
応)は、前記第1のダイオードを、前置歪み補償回路と
して動作させることを特徴とした上記本発明である。
【0020】また、第11の本発明(請求項11に対
応)は、前記制御回路は、前記出力端子側にて必要とさ
れる信号のレベルに応じて、前記増幅手段に印加される
直流バイアス電圧を制御することを特徴とした上記本発
明である。
【0021】また、第12の本発明(請求項12に対
応)は、多段増幅器の最終段または複数段に用いられる
ことを特徴とする上記本発明である。
【0022】また、第13の本発明(請求項13に対
応)は、前記増幅回路の入力または出力の電力レベルを
検知する検知回路をさらに備え、前記制御回路は、前記
検知回路の検知した電力レベルに応じて、前記増幅手段
の動作を切替ることを特徴とする上記本発明である。
【0023】また、第14の本発明(請求項14に対
応)は、その回路の全部または一部が同一の半導体基板
上に構成されていることを特徴とする上記本発明であ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の電力増幅器の動作を説明する。
【0025】(実施の形態1)本発明の実施の形態1
を、図1を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態
1による電力増幅器100のブロック図である。図にお
いて、101は入力端子、102は第1の直流遮断回
路、103は1つの入力と2つの出力をもつ分岐回路、
104は第1のダイオード、105は増幅手段、105
aは直流バイアス供給回路、106は第1のインピーダ
ンス変換回路、107は2つの入力と1つの出力を持つ
合成回路、108は出力端子、109は第2のインピー
ダンス変換回路、110は第2のダイオード、111は
第2の直流遮断回路、112は第3のインピーダンス変
換回路、113は制御回路である。
【0026】以上のような構成を有する実施の形態1の
電力増幅器は、増幅動作を要する第1のモードでは、制
御回路113により、増幅手段105に、直流バイアス
供給回路105aを介して、所望の初期電流が得られる
ような直流バイアスが供給され、増幅手段105の入力
に供給される直流バイアスにより、第1、第2のダイオ
ード104、110がオンとなる。
【0027】このとき、分岐回路103の第2のダイオ
ード110が接続された出力から第2のダイオード11
0側をみたインピーダンスは、その間に第2のインピー
ダンス変換回路109を介しているため、高インピーダ
ンスに変換される。
【0028】同様に、合成回路107の第2のダイオー
ド110が接続された入力から第2のダイオード110
側をみたインピーダンスは、その間に第3のインピーダ
ンス変換回路112を介しているため、高インピーダン
スに変換される。
【0029】これにより、入力端子101から入力され
た信号は、増幅手段105に入力され、増幅手段105
で増幅され、その出力信号が出力端子108より出力さ
れる。
【0030】次に、増幅動作を行わない第2のモードで
は、制御回路113により、増幅手段105に、直流バ
イアス供給回路105aを介して、増幅動作を行わない
ような電圧を供給し、増幅手段105の入力側に供給さ
れる直流バイアスにより、第1、第2のダイオード10
4、110がオフとなる。
【0031】このとき、合成回路107の増幅手段10
5が接続された入力から増幅手段105側をみたインピ
ーダンスは、その間に第1のインピーダンス変換回路1
06を介しているため、高インピーダンスに変換され
る。
【0032】これにより、入力端子101から入力され
た信号は、増幅手段105をバイパスし、出力端子10
9より出力される。
【0033】制御回路113は、出力電力に応じて2つ
のモードを切替えるよう制御を行う。
【0034】このように、本実施の形態によれば、出力
電力に応じて、増幅手段105のバイアス電圧により、
信号経路の切替を行うことで、新たな制御信号が不要
で、回路の小型化、広い出力範囲での効率改善が可能と
なる。
【0035】(実施の形態2)図2に本発明の実施の形
態2である電力増幅器200のブロック図を示す。図に
おいて、201は入力端子、202は第1の直流遮断回
路、203は1つの入力と3つの出力をもつ分岐回路、
204は第1のダイオード、205は第1の増幅手段、
205aは第1の直流バイアス供給回路、206は第1
のインピーダンス変換回路、207は3つの入力と1つ
の出力を持つ合成回路、208は第2のダイオード、2
09は第2の増幅手段、209aは第2の直流バイアス
供給回路、210は第2のインピーダンス変換回路、2
11は出力端子、212は第3のインピーダンス変換回
路、213は第3のダイオード、214は第2の直流遮
断回路、215は第4のインピーダンス変換回路、21
6は制御回路である。なお、第1の増幅手段205は、
第2の増幅手段209よりも、高出力で動作可能なもの
である。
【0036】以上のような構成を有する実施の形態2の
電力増幅器は、第1の増幅手段205を動作させる第1
のモードでは、制御回路216により、増幅手段205
に、直流バイアス供給回路205aを介して、所望の初
期電流が得られるような電圧が供給され、増幅手段20
5の入力に供給される直流バイアスにより、第1、第3
のダイオード204、213がオンとなる。
【0037】このとき、分岐回路203の第3のダイオ
ード213が接続された出力から第3のダイオード21
3側をみたインピーダンスは、その間に第3のインピー
ダンス変換回路212を介しているため、高インピーダ
ンスに変換される。
【0038】合成回路207の第3のダイオード213
が接続された入力から第3のダイオード213側をみた
インピーダンスは、その間に第4のインピーダンス変換
回路215を介しているため、高インピーダンスに変換
される。
【0039】一方、増幅手段209には、直流バイアス
供給回路209aを介して、増幅動作を行わないような
直流バイアスが供給され、増幅手段209の入力側に供
給された直流バイアスにより、第2のダイオード208
がオフとなる。
【0040】このとき、合成回路207の増幅手段20
9が接続された入力から増幅手段209側をみたインピ
ーダンスは、その間に第4のインピーダンス変換回路2
15を介しているため、高インピーダンスに変換され
る。
【0041】これらにより、入力端子201から入力さ
れた信号は、増幅手段205に入力され、増幅手段20
5で増幅され、出力端子211より出力される。
【0042】次に、第2の増幅手段209を動作させる
第2のモードでは、制御回路216により、増幅手段2
09に、直流バイアス供給回路209aを介して、所望
の初期電流が得られるような直流バイアスが供給され、
増幅手段209の入力側に供給される直流バイアスによ
り、第2、第3のダイオード208、213がオンとな
る。
【0043】このとき、分岐回路203の第3のダイオ
ード213が接続された出力から第3のダイオード21
3側をみたインピーダンスは、その間に第4のインピー
ダンス変換回路215を介しているため、高インピーダ
ンスに変換される。
【0044】同様に、合成回路207の第3のダイオー
ド213が接続された入力から第3のダイオード213
側をみたインピーダンスは、その間に第4のインピーダ
ンス変換回路215を介しているため、高インピーダン
スに変換される。
【0045】一方、増幅手段205には、直流バイアス
供給回路205aを介して、増幅動作を行わないような
電圧を供給し、増幅手段205の入力側に供給された直
流バイアスにより、第1のダイオード204がオフとな
る。
【0046】合成回路207の増幅手段205が接続さ
れた入力から増幅手段205側をみたインピーダンス
は、その間に第4のインピーダンス変換回路215を介
しているため、高インピーダンスに変換される。
【0047】これらにより、入力端子201から入力さ
れた信号は、増幅手段209に入力され、増幅手段20
9で増幅され、出力端子211より出力される。
【0048】最後に、増幅動作を行わない第3のモード
では、制御回路216により、増幅手段205、209
に、直流バイアス供給回路205a、209aを介し
て、増幅動作を行わないような電圧を供給し、増幅手段
205、209の入力側に供給される電圧により、第
1、第2、第3のダイオード204、208、213が
オフとなる。
【0049】合成回路207の増幅手段205、209
の接続されたそれぞれの入力から、それぞれの増幅手段
205、209側をみたインピーダンスは、それぞれ第
1、第2のインピーダンス変換回路206、210を介
しているため、高インピーダンスに変換される。
【0050】これにより、入力端子201から入力され
た信号は、増幅手段205、209をバイパスし、出力
端子212より出力される。
【0051】制御回路216は、出力電力に応じて3つ
のモードを切替えるよう制御を行う。
【0052】このように、本実施の形態によれば、異な
る特性を有する複数の増幅手段を適宜切り替えて用いる
ことで、より細かなステップでの高効率動作が可能とな
る。さらに並列増幅手段数を増やし、それらの特性を異
なるものとすることでも同様の効果が得られることは明
らかである。
【0053】(実施の形態3)図3に本発明の実施の形
態3である電力増幅器300のブロック図を示す。図に
おいて、301は入力端子、302は第1の直流遮断回
路、303は1つの入力と3つの出力をもつ分岐回路、
304は第1のダイオード、305は第1の増幅手段、
305aは第1の直流バイアス供給回路、306は第1
のインピーダンス変換回路、307は3つの入力と1つ
の出力を持つ合成回路、308は第2のダイオード、3
09は第2の増幅手段、309aは第2の直流バイアス
供給回路、310は第2のインピーダンス変換回路、3
11は出力端子、312は第3のインピーダンス変換回
路、313は第3のダイオード、314は第3の直流遮
断回路、315は第4のインピーダンス変換回路、31
6は負荷切替回路、317は制御回路である。なお、第
1、第2の増幅手段305、309は同じ特性をもつも
ので、増幅手段309は、最大出力に近い出力レベルで
のみ動作するものである。
【0054】以上のような構成を有する実施の形態3の
電力増幅器は、第1、第2の増幅手段305、309を
動作させる第1のモードでは、制御回路317により、
第1、第2の増幅手段305、309に、直流バイアス
供給回路305a、309aを介して、所望の初期電流
が得られるような直流バイアスが供給され、第1、第2
の増幅手段305、309の入力側に供給される直流バ
イアスにより、第1、第2、第3のダイオード304、
308、313がオンとなる。
【0055】このとき、分岐回路303の第3のダイオ
ード313が接続された出力から第3のダイオード31
3側をみたインピーダンスは、その間に第3のインピー
ダンス変換回路312を介しているため、高インピーダ
ンスに変換される。
【0056】同様に、合成回路307の第3のダイオー
ド313が接続された入力から第3のダイオード313
側をみたインピーダンスは、その間に第4のインピーダ
ンス変換回路315を介しているため、高インピーダン
スに変換される。
【0057】さらに、第2の増幅手段309の入力側に
供給される直流バイアスにより、負荷切替回路316が
オンとなり、二つの増幅手段が並列動作する場合の特性
を最適化する。
【0058】これにより、入力端子301から入力され
た信号は、第1、第2の増幅手段305、309で増
幅、合成され、出力端子311より出力される。
【0059】第1の増幅手段305のみを動作させる第
2のモードでは、制御回路317により、増幅手段30
5に、直流バイアス供給回路305aを介して、所望の
初期電流が得られるような直流バイアスが供給され、増
幅手段305の入力側に供給される直流バイアスによ
り、第1、第3のダイオード304、313がオンとな
る。
【0060】このとき、分岐回路303の第3のダイオ
ード313が接続された出力から第3のダイオード31
3側をみたインピーダンスは、その間に第3のインピー
ダンス変換回路312を介しているため、高インピーダ
ンスに変換される。
【0061】同様に、合成回路307の第3のダイオー
ド313が接続された入力から第3のダイオード313
側をみたインピーダンスは、その間に第4のインピーダ
ンス変換回路315を介しているため、高インピーダン
スに変換される。
【0062】増幅手段309には、直流バイアス供給回
路309aを介して、増幅動作を行わないような電圧を
供給し、増幅手段309の入力側に供給された直流バイ
アスにより、第2のダイオード308、負荷切替回路3
16がオフとなる。
【0063】合成回路307の増幅手段309が接続さ
れた入力から増幅手段309側をみたインピーダンス
は、その間に第2のインピーダンス変換回路310を介
しているため、高インピーダンスに変換される。
【0064】これらにより、入力端子301から入力さ
れた信号は、増幅手段305に入力され、増幅手段30
5で増幅され、出力端子311より出力される。
【0065】最後に、増幅動作を行わない第3のモード
では、制御回路317により、増幅手段305、309
に、直流バイアス供給回路305a、309aを介し
て、増幅動作を行わないような直流バイアスを供給し、
増幅手段305、309の入力側に供給される直流バイ
アスにより、第1、第2、第3のダイオード304、3
08、313がオフとなる。
【0066】このとき、合成回路307の増幅手段30
5、309の接続されたそれぞれの入力から、それぞれ
の増幅手段305、309側をみたインピーダンスは、
その間にそれぞれ第1、第2のインピーダンス変換回路
306、310を介しているため、高インピーダンスに
変換される。
【0067】これにより、入力端子301から入力され
た信号は、増幅手段305、309をバイパスし、出力
端子311より出力される。
【0068】このように、本実施の形態によれば、各増
幅手段の特性を同じものとし、動作により負荷を切替え
ることで、デバイスサイズを小さくして異なる出力での
高効率動作が可能となる。さらに最大出力の等しい並列
増幅手段数を増やしたり、最大出力の異なる並列増幅手
段数を増やすことでも、より細かなステップにおいて、
同様の効果が得られることは明らかである。
【0069】なお、実施の形態1から3における、イン
ピーダンス変換回路の例としては、1/4波長伝送線
路、もしくは集中定数を用いたフィルタがあげられる。
またフィルタをハイパスフィルタとすることで、直流遮
断回路の機能を共有させ、回路を小型化することも可能
である。また、各増幅手段の入力に接続されたダイオー
ドを、前置歪み補償回路として動作させることで、より
大きな効率改善の効果が得られる。さらに、各増幅手段
の直流バイアスを、出力レベルに応じて制御することに
よっても、効率改善の効果が得られる。
【0070】また、実施の形態3の負荷切替回路の概念
図を図4(a)に表す。400は負荷切替回路で、40
1は高周波入力端子、402は直流遮断回路、403は
出力端子、404は高周波スイッチ、405は付加整合
素子、406は制御信号で、並列動作時のみ動作する増
幅手段の入力側に供給される直流バイアスである。並列
動作時は、制御信号406により、高周波スイッチ40
6がオンとなり、付加整合素子405が整合に寄与す
る。並列動作を行わない場合は、高周波スイッチ404
はオフしており、付加整合素子405は整合に寄与しな
い。高周波スイッチ404としては、FET、ダイオー
ドを用いることができ、それぞれの素子を用いた回路構
成の例をそれぞれFET、ダイオードの順に図4
(b)、(c)に示す。
【0071】(実施の形態4)図5に本発明の実施の形
態4である電力増幅器500のブロック図を示す。図に
示すように、電力増幅器500は2段増幅器であり、5
01は入力端子、502は1前段増幅器、503は終段
増幅器、504は出力端子、505は制御回路である。
各段増幅器502、503は、実施の形態1から3に示
した増幅器のいずれかであり、前段増幅器502の出力
と終段増幅器503の入力を接続したものである。
【0072】第4の実施の形態の電力増幅器は、最大出
力付近では、制御回路505により、前、後段増幅器5
02、503それぞれが最も高出力が得られるモードで
動作するよう制御され、出力レベルが低下するに従い、
制御回路505により、終段増幅器503を低出力のモ
ードで動作するように制御し、終段増幅器503が増幅
動作を行わなくなる出力レベルよりもさらに低下した場
合、制御回路505により、前段増幅器502を低出力
のモードで動作するように制御する。
【0073】このように、本実施の形態によれば、多段
増幅器に、実施の形態1から3に示す増幅器を多段に直
列に接続した構成を用いたことで、より広範囲のダイナ
ミックレンジにおける高効率化が実現できる。
【0074】また、このとき電力増幅器500は同一半
導体基板上に形成するようにしておいてもよく、電力増
幅器500を構成する増幅器の一部が同一半導体基板上
に設けられるようにしておいてもよい。
【0075】なお、実施の形態1から4における制御の
方法の例としては、増幅器の入力、もしくは増幅器の出
力電力レベルを検知する検知回路を付加し、制御回路は
そのレベルに応じて制御を行う方法が考えられる。
【0076】また、実施の形態1から4の電力増幅器
は、いずれも直流遮断回路を備えたものとして説明を行
ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、増幅
回路の入力側の直流バイアスが、出力側の直流バイアス
に影響しない回路構成であれば、直流遮断回路は省略し
た構成としてもよい。例えば、第3のインピーダンス変
換回路112や増幅回路の出力側整合回路が入力側の直
流バイアスの影響を受けないものであればよい。
【0077】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、増幅手
段の直流バイアスの制御で、信号経路の切替も行い、広
いダイナミックレンジにおいても高効率な電力増幅器を
実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2の構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態3の負荷切替回路を示すブ
ロック図
【図5】本発明の実施の形態4の電力増幅器の構成を示
すブロック図
【図6】従来の電力増幅器の特性を示す図
【図7】従来の電力増幅器の構成を示すブロック図
【符号の説明】
100,200,300,500 電力増幅器 101,201,301,501 入力端子 103,203,303 2分岐回路 102,111,202,214,302,314,4
02 直流遮断回路 104,110,204,208,213,304,3
08,313 ダイオード 105,205,209,305,309 増幅手段 105a,205a,209a,305a,309a
直流バイアス供給回路 106,109,112,206,210,212,2
15,306,310,312,315インピーダンス
変換回路 107,207,307 合成回路 108,211,311,504 出力端子 113,216,317,505 制御回路 401 高周波入力端子 403 高周波出力端子 404 高周波スイッチ 405 付加整合素子 406 制御信号 502 前段増幅器 503 後段増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 徹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 礒野 啓史 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5J067 AA01 AA04 AA41 AA51 CA36 CA92 FA10 FA18 HA09 HA19 HA29 HA38 HA39 KA00 KA12 KA29 KA42 KA46 KA68 KS01 KS11 LS01 SA14 TA01 TA02 5J069 AA01 AA04 AA41 AA51 CA36 CA92 FA10 FA18 HA09 HA19 HA29 HA38 HA39 KA00 KA12 KA29 KA42 KA46 KA68 SA14 TA01 TA02 5J091 AA01 AA04 AA41 AA51 CA36 CA92 FA10 FA18 HA09 HA19 HA29 HA38 HA39 KA00 KA12 KA29 KA42 KA46 KA68 SA14 TA01 TA02 5J092 AA01 AA04 AA41 AA51 CA36 CA92 FA10 FA18 GR09 HA09 HA19 HA29 HA38 HA39 KA00 KA12 KA29 KA42 KA46 KA68 SA14 TA01 TA02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子と、 1つの入力と少なくとも2つの出力とをもつ分岐回路
    と、 前記分岐回路の出力と等しい数の入力と1つの出力とを
    もつ合成回路と、 前記合成回路の出力に接続された出力端子と、 入力側および出力側に直流バイアスの印加を受ける増幅
    回路、前記増幅回路の入力にアノードが接続された第1
    のダイオード、および前記増幅回路の出力に接続された
    第1のインピーダンス変換手段とを有する、前記分岐回
    路の出力に入力側が接続されるとともに前記合成回路の
    入力に出力側が接続された、少なくとも1つの増幅手段
    と、 前記増幅手段の制御を行う制御回路と、 前記分岐回路の所定の出力に接続された第2のインピー
    ダンス変換手段と、 前記第2のインピーダンス変換手段の出力にアノードが
    接続され、カソードが接地された第2のダイオードと、 前記合成回路の所定の1つの入力に接続された第3のイ
    ンピーダンス変換回路とを少なくとも備え、 前記制御回路の制御に基づき、前記増幅手段の入力側に
    印加される直流バイアスにより、前記増幅手段の前記第
    1のダイオードおよび前記第2のダイオードがオンとな
    った時、前記第2のインピーダンス変換手段により、前
    記分岐回路の前記増幅手段の接続されていない側の出力
    から、前記第2のダイオードをみたインピーダンスが高
    インピーダンスとなり、前記第3のインピーダンス変換
    手段により、前記合成回路の前記増幅手段の接続されて
    いない側の入力から、前記第2のダイオードをみたイン
    ピーダンスが高インピーダンスとなることにより、前記
    入力端子から入力された信号を、前記増幅手段が増幅し
    て前記出力端子より出力する第1のモードと、 前記制御回路の、前記増幅手段を動作させないような制
    御に基づく、前記増幅手段の入力側に印加される直流バ
    イアスにより、前記増幅手段の前記第1のダイオードお
    よび前記第2のダイオードがオフとなった時、前記増幅
    手段の前記第1のインピーダンス変換手段により、前記
    合成回路の前記増幅手段の接続されている側の入力か
    ら、前記増幅手段をみたインピーダンスが高インピーダ
    ンスとなり、前記入力端子から入力された信号を、前記
    増幅手段をバイパスして前記出力端子に出力する第2の
    モードを有し、 前記出力端子側にて必要とされる信号のレベルに応じ
    て、前記第1のモードと前記第2のモードとを切替えて
    動作することを特徴とする電力増幅器。
  2. 【請求項2】 前記分岐回路と互いに並列に接続された
    複数の前記増幅手段を備え、 前記制御回路の制御に基づき、動作対象となる所定の前
    記増幅手段の入力側に印加される直流バイアスにより、
    動作させる前記増幅手段の前記第1のダイオードおよび
    前記第2のダイオードがオンとなった時、前記第2のイ
    ンピーダンス変換手段により、前記分岐回路の前記増幅
    手段の接続されていない側の出力から、前記第2のダイ
    オードをみたインピーダンスが高インピーダンスとな
    り、前記第3のインピーダンス変換手段により、前記合
    成回路の前記増幅手段の接続されていない側の入力か
    ら、前記第2のダイオードをみたインピーダンスが高イ
    ンピーダンスとなることにより、前記入力端子から入力
    された信号を、前記所定の前記増幅手段が増幅して前記
    出力端子より出力する第1のモードと、 前記制御回路の、全ての前記増幅手段をすべて動作させ
    ないような制御に基づく、各前記増幅手段の入力側に印
    加される直流バイアスにより、全ての前記増幅手段の前
    記第1のダイオードおよび前記第2のダイオードがオフ
    となった時、全ての前記増幅手段の前記第1のインピー
    ダンス変換手段により、前記合成回路の前記増幅手段の
    接続されている側の入力から、前記増幅手段をみたイン
    ピーダンスが高インピーダンスとなり、前記入力端子か
    ら入力された信号を、全ての前記増幅手段をバイパスし
    て前記出力端子に出力する第2のモードを有し、 前記出力端子側にて必要とされる信号のレベルに応じ
    て、前記第1のモードと前記第2のモードとを切替えて
    動作することを特徴とする請求項1に記載の電力増幅
    器。
  3. 【請求項3】 前記第3のインピーダンス変換回路の出
    力と前記合成回路の1つの入力との間に接続された負荷
    切替回路をさらに備え、 前記複数の増幅手段のうち、少なくとも2つ以上が同じ
    特性を有し、 前記制御回路は、前記同じ特性を有する前記増幅手段を
    並列動作させるようにも制御を行い、 前記負荷切替回路は、前記同じ特性を有する前記増幅手
    段の並列動作時に、前記同じ特性を有する前記増幅手段
    の入力側へのバイアス電圧に基づき動作することを特徴
    とする請求項2に記載の電力増幅器。
  4. 【請求項4】 前記負荷切替回路は、前記バイアス電圧
    に基づく電圧制御スイッチとして、FETを有すること
    を特徴とする請求項3に記載の電力増幅器。
  5. 【請求項5】 前記負荷切替回路は、前記バイアス電圧
    に基づく電圧制御スイッチとして、ダイオードを有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の電力増幅器。
  6. 【請求項6】 前記増幅回路は、入力側および出力側の
    それぞれに設けられた整合回路を有することを特徴とす
    る請求項1または2に記載の電力増幅器。
  7. 【請求項7】 前記第1から第3のインピーダンス変換
    手段の全部または一部が、1/4波長伝送線路であるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の電力増幅器。
  8. 【請求項8】 前記第1から第3のインピーダンス変換
    手段の全部または一部が、ローパスフィルタで構成され
    ていることを特徴とする請求項1または2に記載の電力
    増幅器。
  9. 【請求項9】 前記第3のインピーダンス変換手段を、
    直流遮断特性を有する1つのハイパスフィルタで構成し
    たことを特徴とする請求項1または2に記載の電力増幅
    器。
  10. 【請求項10】 前記第1のダイオードを、前置歪み補
    償回路として動作させることを特徴とした請求項1また
    は2に記載の電力増幅器。
  11. 【請求項11】 前記制御回路は、前記出力端子側にて
    必要とされる信号のレベルに応じて、前記増幅手段に印
    加される直流バイアス電圧を制御することを特徴とした
    請求項1または2に記載の電力増幅器。
  12. 【請求項12】 多段増幅器の最終段または複数段に用
    いられることを特徴とする請求項1または2に記載の電
    力増幅器。
  13. 【請求項13】 前記増幅回路の入力または出力の電力
    レベルを検知する検知回路をさらに備え、 前記制御回路は、前記検知回路の検知した電力レベルに
    応じて、前記増幅手段の動作を切替ることを特徴とする
    請求項1または2に記載の電力増幅器。
  14. 【請求項14】 その回路の全部または一部が同一の半
    導体基板上に構成されていることを特徴とする請求項1
    または2に記載の電力増幅器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7298215B2 (en) 2002-12-04 2007-11-20 Nec Corporation Amplifying circuit

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