JP2002140636A - 情報機器及び情報システム - Google Patents

情報機器及び情報システム

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JP2002140636A
JP2002140636A JP2000334573A JP2000334573A JP2002140636A JP 2002140636 A JP2002140636 A JP 2002140636A JP 2000334573 A JP2000334573 A JP 2000334573A JP 2000334573 A JP2000334573 A JP 2000334573A JP 2002140636 A JP2002140636 A JP 2002140636A
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JP2000334573A
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English (en)
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Takemasa Yokoi
丈誠 横井
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ADC Technology Inc
Original Assignee
ADC Technology Inc
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールによる契約を簡単な操作で行うこ
と。 【解決手段】 ユーザがメーラー30の電源を入れると
(S1)、登録確認メールを送信するための画面が表示
される(S2)。ユーザがキーボード30bで該当のキ
ーを押すと(S3)、ユーザの個人情報が記述された電
子メールが作成されてメールサーバ12に送信される
(S4)。メールサーバ12は、登録メールを受信し
(S5)、個人情報が個人情報データベース13に蓄積
される(S6)。メールサーバ12は、最新の番組表等
を添付した登録確認メールをメーラー30に送信する
(S10)。受信したメーラー30は、登録確認完了の
メッセージを表示する(S11)。登録確認メールに添
付されてきた番組表などはメーラー30に蓄積される。
ユーザは、画面上で要求されるキー操作をするだけで必
要な電子メールを送信できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報機器の技術分
野に属する。
【0002】
【従来の技術】電子メールの送受信を行う機能を有する
情報機器例えばパソコンが知られている。従来の情報機
器例えばパソコンには、電子メールを作成し、送信し、
また受信するプログラム(例えばマイクロソフト社のア
ウトルック(商標))が備わっており、ユーザはそのプ
ログラムを起動して、送信先のメールアドレス、メール
本文、必要により発信者の署名などを記入して送信を指
示することで電子メールを送信できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この電子メ
ールを有料チャンネルの受信や購読の契約に使用する場
合には、多数のチャンネルから所望のチャンネルを選択
する操作、ユーザを特定するために契約の相手方から要
求されるユーザ情報の入力など、煩雑な入力操作が必要
であった。また、ときにはユーザ情報に入力ミスがあっ
て正常に契約が結べないこともあった。こうした問題
は、有料チャンネルの契約に限るものではなく、例えば
通信販売などの契約でも同様であった。
【0004】本発明は、このような電子メールによる契
約に存在した不具合を解消することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記課
題を解決するための請求項1記載の情報機器は、電子メ
ールの送受信を行う機能を有する情報機器において、契
約用の画面を表示部に表示させ、該契約用の画面表示に
応じて入力操作部が操作されてユーザの意思表示が入力
されると、該契約の相手方が要求するユーザ情報と前記
意思表示とが記述された電子メールを作成し、該相手方
のメールアドレスに送信するメール手段を備えたことを
特徴とする。
【0006】ユーザが、契約用の画面を見ながら例えば
キーボードやタッチパネルなどの入力操作部を操作して
ユーザの意思表示を入力すると、そのユーザ情報とその
入力した意思表示とが記述された電子メールが自動的に
作成されて、相手方に送信される。つまり、ユーザとし
ては意思表示を入力するだけでよい。
【0007】なお、ユーザの意思表示は、契約を結ぶば
かりでなく、契約の変更や契約の解除であってもよい。
つまり、契約用の画面には、契約を結ぶための画面、契
約を変更するための画面、契約を解除するための画面な
どがある。ユーザが、例えば契約の前準備として或いは
基本契約時に相手方にユーザ情報などを提供しておき、
相手方がそのユーザ情報と相手方のメールアドレス、メ
ールを作成し送信するプログラムなどを格納した情報機
器をユーザに提供することで、ユーザ情報やメールアド
レスの入力も不要にできる。
【0008】また、ユーザが基本契約時などに相手方に
ユーザ情報などを提供すると、そのユーザ情報、相手方
のメールアドレス、メールを作成し送信するプログラム
などが相手方からユーザのパソコンなどに送信されてき
て、それをユーザのパソコンに取り込んで記憶し実行す
る方式も採用できる。
【0009】請求項1の情報機器は電子メールによる契
約一般に利用できるが、特に有料チャンネルの受信契約
に適している。請求項2記載の情報機器は、請求項1記
載の情報機器において、前記契約は有料チャンネルの受
信契約であり、前記契約用の画面には前記チャンネルの
リストが表示され、前記意思表示は該リストから所望の
前記チャンネルを選択することで行われるので、ユーザ
の入力操作としては所望のチャンネル(契約したいチャ
ンネルまたは契約を解除したいチャンネル)にカーソル
を合わせて「Enter」キーを操作したり、そのチャンネ
ルの番号などを入力するだけでよく、きわめて簡単であ
る。また入力ミスも防止できる。
【0010】受信、購読するチャンネルがテレビチャン
ネルのように多数の番組によって構成されている場合に
は、ユーザはそのチャンネルを契約するか否かの判断に
番組表を必要とするのが普通である。そして、この番組
表はしばしば変更される。請求項3記載の構成はこれに
対応するもので、請求項2記載の情報機器において、前
記メール手段は前記チャンネルの番組表を受信する機能
を有しており、該受信した番組表が含まれる前記契約用
の画面を前記表示部に表示させることを特徴とする。し
たがって、ユーザは番組表で確認して契約するかしない
かを決めることができる。
【0011】また、情報機器の起動時や定時的に契約相
手方からのメールを受信する構成としておけば、番組表
に変更があった場合には、これを速やかにユーザに知ら
せることができる。請求項1ないし3のいずれか記載の
情報機器は、前記相手方となるサーバと共に情報システ
ムを構成するとよい。つまり、請求項4記載の通り、請
求項1ないし3のいずれか記載の情報機器と、前記相手
方となるサーバとを含んで構成される情報システムが好
適である。
【0012】請求項5記載の情報システムは、請求項4
記載の情報システムにおいて、前記サーバから前記情報
機器に送信される電子メールに広告が添付されるので、
この広告によって番組の宣伝、商品の販売促進、契約者
の増加などを期待できる。また請求項6記載のように、
請求項5記載の情報システムにおいて、前記広告付きの
電子メールを受信したユーザに現金と同等の利用が可能
なポイントを与えるポイント付与手段を含むことによ
り、広告付きの電子メールを受信したユーザにメリット
を与えることができる。ユーザは獲得したポイントを番
組の視聴料や通信料に充当することができる。また、ポ
イントを現金換算してキャッシュバックすることも可能
である。現金と同等の利用が可能ということは、このよ
うに現金の代わりに使用できること、現金化が可能であ
ることなどをいう。
【0013】さらに、請求項7記載のように、ポイント
ではなくて無料の通話を提供することもできる。すなわ
ち、請求項7記載の情報システムは、請求項4ないし6
のいずれか記載の情報システムにおいて、前記相手方が
送信した情報に含まれるパスワードを前記情報機器に入
力すると、該情報機器に接続した電話機にて一定時間の
無料通話を可能とすることを特徴とする。パスワードは
広告に付属させるのが望ましい。例えばテレビ番組のコ
マーシャルにてパスワードを表示し、そのパスワードを
情報機器に入力すると、情報機器に接続した電話機にて
一定時間の無料通話を可能とするので、コマーシャルの
視聴率を増加させることができる。また、入力されたパ
スワードから、ユーザに応じたコマーシャルを配信する
ことができる。なお、「相手方が送信した情報」という
のは、相手方が自身で送信したものに限るのではなく
て、他者を介して送信した情報、他者に依頼して送信し
た情報なども含まれる。要するに、相手方がその情報の
送信を承知している情報ということである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例により発明
の実施の形態を説明する。
【0015】
【実施例】この実施例は本発明の情報機器に該当するメ
ーラーを有料放送(本例ではCSデジタル放送)の契約
システムに使用する例である。この契約システムの概要
は図1に示すとおりで、情報提供者(CS放送局)側の
管理下におかれるサーバシステム10、インターネット
20、CSデジタル放送の受信者であるユーザの管理下
におかれる契約用メーラー30等から構成される。
【0016】サーバシステム10は、チャンネル情報デ
ータベース11、チャンネル契約用メールサーバ12、
個人情報データベース13、広告サーバ14等から構成
される。チャンネル情報データベース11には、CSデ
ジタル放送の各チャンネルがどのような番組を何日の何
時から放送するか等のチャンネル情報が格納されてい
る。チャンネル契約用メールサーバ12(以下、単に
「メールサーバ12」ともいう。)は、ユーザーとの契
約やチャンネル情報の送信等のユーザに関わる各種の処
理を行い、いわばユーザ窓口として機能する。個人情報
データベース13は各々のユーザに関するあらゆる情報
を蓄積、記憶するデータベースである。広告サーバ14
には各種の広告のデータが格納されており、それらの広
告はチャンネル契約用メールサーバ12を経由して(本
実施例の場合、ユーザ宛のメールに添付されて)ユーザ
宛に送出される。
【0017】契約用メーラー30(以下、単に「メーラ
ー30」ともいう。)は、CSデジタル放送のチャンネ
ル契約に専用のコンピュータであり、CS放送局側から
ユーザに提供される。その構成は、インターネットに接
続して電子メールの送受信が可能な一般のコンピュータ
とほぼ同様であるが、チャンネル契約用メールサーバ1
2との通信を簡易に行うためのソフトウエアやデータが
格納されている点が一般のコンピュータとは異なる。そ
うしたソフトウエアには本発明に独特のものがあるの
で、それについては後で詳述する。
【0018】予め格納されているデータは、ユーザの個
人情報(ユーザ情報)、チャンネル契約用メールサーバ
12のメールアドレス、契約用メーラー30のメールア
ドレス及びIPアドレス等であり、電子メールの送受に
関わる各種の初期設定も済んだ状態でユーザに提供され
る。したがって、ユーザは面倒な設定処理を行わなくて
もチャンネル契約用メールサーバ12との電子メールの
送受が可能である。
【0019】なお、個人情報は基本契約(CSデジタル
放送の受信)に伴ってユーザからCS放送局側に提供さ
れたものであり、その情報を放送局側で入力したもので
ある。次に、基本契約が済んでユーザが契約用メーラー
30を受け取った時点からの契約用メーラー30の操
作、電子メールの送受等を説明する。
【0020】まず図2に示すフローチャートを参照して
ユーザ登録(初期設定)について説明する。メーラー3
0を受け取ったユーザが、メーラー30を例えば電話回
線などに接続してインターネットにアクセス可能な状態
としてメーラー30の電源を入れると(S1)、メーラ
ー30は登録確認メールを送信するための画面を表示部
に該当する液晶ディスプレイ30aに表示する(S
2)。ここでは、まず登録確認メールを送信する処理で
あり、このメール送信によってシステム上のユーザ登録
が行われてCSデジタル放送を視聴可能になることとな
どを説明する画面が表示され、続いて予め格納されてい
たユーザの個人情報が表示されて、ユーザの確認を促し
た後、図3に示すような確認画面が表示される。
【0021】ここでユーザが入力操作部に該当するキー
ボード30bの「1」のキーを押すと(S3)、メーラ
ー30に備わっているメールソフトが、ユーザの個人情
報が記述された電子メール(登録メール)を作成し、こ
れをメールサーバ12に送信する(S4)。この処理が
メール手段に該当する。
【0022】メールサーバ12は、インターネット20
経由で送られてきた登録メールを受信すると(S5)、
そこに記述されている個人情報を個人情報データベース
13に送り、個人情報データベース13は受け取った個
人情報を蓄積する(S6)。次に、登録確認メールがメ
ールサーバ12からメーラー30に送られるが、単なる
返信ではなくて、広告、番組表、契約情報などが添付さ
れる。
【0023】詳しくは、メールサーバ12が広告サーバ
に広告を要求し、その要求に応じて広告サーバ14が格
納している多量の広告の中から適宜の広告を選択してメ
ールサーバ12に送ると、メールサーバ12は登録確認
メールにこれを添付する(S7)。なお、広告サーバ1
4に格納されている広告にはポイント付きとそうでない
ものとがあるが、ここではポイント付きが選択されたと
して説明する。
【0024】また、メールサーバ12は、チャンネル情
報データベース11を検索して最新の番組表を読み出し
て、これも登録確認メールに添付する(S8)。同様
に、メールサーバ12は、個人情報データベース13を
検索して当該ユーザが受信契約しているチャンネルの情
報(例えば契約しているチャンネル番号の一覧やパッケ
ージ契約の名称など)を読み出し、これも登録確認メー
ルに添付する(S9)。
【0025】メールサーバ12は、このようにして広
告、番組表及びチャンネル情報を添付した登録確認メー
ルをメーラー30に送信する(S10)。登録確認メー
ルを受信したメーラー30は、液晶ディスプレイ30a
に登録確認完了のメッセージを表示する(S11、図4
(a)参照)。登録確認メールに添付されてきた番組表
及びチャンネル情報はメーラー30の記憶装置(例えば
ハードディスク)に蓄積される。
【0026】メーラー30は、登録確認完了のメッセー
ジに続いてメニュー画面(図4(b)参照)を表示し、
ここでユーザが1.チャンネル契約、2.契約解除のい
ずれかを選択すれば、登録確認メールに添付されてきた
番組表及びチャンネル情報を表示される。ユーザはこれ
らを参照しながら新たなチャンネルの受信契約または契
約解除を行うことができる。これら契約、契約解除の操
作については次に説明する。
【0027】また、メーラー30は、番組表の更新時期
になると、その起動時に、番組更新メールを受信して最
新の番組表を入手することを促す表示を行う(図4
(c)参照)。この画面表示に応じてユーザが「1」の
キーを操作すれば、メーラー30はメールサーバ12に
番組更新メールを要求して受信し、ハードディスクに保
存されていた番組表を更新する。
【0028】メーラー30によるチャンネル契約は図5
に示すフローチャートに従って行われる。ユーザがメー
ラー30を起動すると(S21)、メーラー30は図6
(a)に例示するメニュー画面を表示する。ここでユー
ザがキーボード30bを操作して「1」を入力すれば
(S22)、契約するチャンネルを選択する操作(S2
3)に進む。
【0029】S23にては、例えばチャンネルのジャン
ル(図6(b)参照)等が表示される。その画面で
「1」を入力してニュースを選んだとすると、さらにニ
ュースチャンネルA、Bの選択画面が表示される(図6
(c)参照)。そして、ニュースチャンネルA、Bのい
ずれかを選択すると(「1」または「2」を入力する
と)、選択操作すなわちユーザの意思表示は完了であ
る。
【0030】なお、説明を簡明にするためにニュースと
スポーツの2ジャンル(図6(b)参照)、2つのニュ
ースチャンネル(図6(c)参照)のみで説明したが、
ここで表示される内容、すなわちチャンネル構成は図7
に例示するとおり、多ジャンルかつ多チャンネルにてツ
リー状に構成されている。また、ジャンル別のツリー
(図7(a))の他にグランドパック(図7(b))、
ペーパービュー(図7(c))、Myパック(図7
(d))等のツリーも備わっている。
【0031】グランドパックは複数のチャンネルを1グ
ループ(パッケージ)としたものが予め(放送局側で)
用意されており、そのいずれかを選択して契約すればパ
ッケージに含まれている全チャンネルを契約できる。し
たがって、個々のチャンネルを1つずつ契約する必要は
ない。
【0032】ペーパービューのツリーは視聴する毎に課
金される番組をジャンル別にグループ化したものであ
る。Myパックは各ユーザが各自の好みで選んだチャン
ネルのパッケージであり、これを一度登録(契約ではな
い)しておけば、そのMyパックの中から所望のチャン
ネルを選択して契約できる。したがって、あれこれと検
索する必要がなくなり、チャンネルの契約に要する選択
操作を少なくできる。Myパックの設定登録の手順は図
8に例示するとおりで、まずメーラー30のディスプレ
イ30aにチャンネル契約のトップ画面を表示させる
(図8(a))。この図8(a)は上述の図6(b)の
前画面(図6(a)と(b)の間に表示される)に相当
する。そこでユーザがカーソル操作して「My登録」を
選択すると図8(b)に例示するMy登録画面が表示さ
れる。ここでカーソル操作と決定操作(「Enter」
キー)にて好みのジャンルを選択して行くことで、My
パックが構成され登録される。そして、次からは図8
(a)の画面でMyパックを選択すれば、そのツリー
構成に基づいてジャンルが表示され、ジャンルを選択す
るとその中の個別のチャンネルを選択する画面となり、
ここで特定のチャンネルを選択すれば、チャンネル契約
の意思表示が完了する。
【0033】ここで、図8を参照して上述のS23を少
し詳しく説明する。まず図8(a)の画面が表示され、
そこで例えばジャンル別を選択すると、ジャンル選択
画面(図8(c)、上述の(図6(b)に対応)が表示
される。ここで例えば映画を選択すると上述の図6
(c)に相当するチャンネル選択画面(ここでは映画チ
ャンネル選択画面)として映画のチャンネル番号が表示
される。このチャンネル選択画面にてユーザが所望のチ
ャンネルを選択して確定入力とすれば、上述のとおりに
ユーザの意思表示となる。なお。ここでは、カーソルが
示すチャンネルの料金と選択したチャンネルの合計料金
も表示されるので、料金を考慮しながらチャンネルを選
択することができる。
【0034】このS23の処理にあたって番組表等が含
まれる契約用の画面を表示する処理もメール手段として
の一機能である。以上のようにしてチャンネルの選択
(意思表示)が終了すれば、メーラー30は図6(d)
に例示するようにメールを送信する旨を表示し、選択さ
れたニュースチャンネル(例えばニュースチャンネル
A)の受信契約を申し込む電子メール(メーラー30に
記憶されているユーザの個人情報を含む)を作成してメ
ールサーバ12に送信する(S24)。この処理もメー
ル手段に該当する。
【0035】メールサーバ12は、チャンネル契約の電
子メールを受信し(S25)、そのチャンネル契約の電
子メールを蓄積し(S26)、そのチャンネル契約情報
を個人情報データベース13に送信する(S27)。個
人情報データベース13は受信したチャンネル契約情報
を蓄積し(S28)、メールサーバ12は契約が完了し
た旨の電子メールをメーラー30に宛てて送信する(S
29)。これを受信したメーラー30は、契約が完了し
たことをディスプレイ30aに表示する(S30、図6
(e)参照)。ユーザは、この画面を見ることで契約完
了を確認できる。
【0036】このように、ユーザはメーラー30のディ
スプレイ30aに表示される項目(例えばジャンルやチ
ャンネル番号等)を選択するだけで、チャンネル契約を
行うことができるので、ユーザは複雑な操作を行う必要
がない。次に、図9に示すフローチャートに従って、メ
ーラー30によるチャンネル契約の解除について説明す
る。
【0037】ユーザがメーラー30を起動すると(S4
1)、メーラー30は図10(a)に例示するメニュー
画面を表示する。ここでユーザがキーボード30bを操
作して「2」を入力すれば(S42)、解約するチャン
ネルを選択する操作(S43)に進む。
【0038】S43にては、まず現在契約中のチャンネ
ルがディスプレイ30aに表示される(図10(b)参
照)。その画面でユーザが解約しようとするチャンネル
を選択すれば(例えば「1」を入力してニュースチャン
ネルAを選んだとすると)、解約のための選択操作すな
わちユーザの意思表示は完了である。
【0039】すると、メーラー30は図10(c)に例
示するようにメールを送信する旨を表示し、選択された
チャンネル(例えばニュースチャンネルA)の解約を申
し込む電子メール(メーラー30に記憶されているユー
ザの個人情報を含む)を作成してメールサーバ12に送
信する(S44)。この処理もメール手段に該当する。
【0040】メールサーバ12は、チャンネル契約解除
の電子メールを受信し(S45)、そのチャンネル契約
解除の情報を個人情報データベース13に送信する(S
46)。個人情報データベース13は受信したチャンネ
ル契約解除の情報を蓄積し(S47)、メールサーバ1
2は契約解除が完了した旨の電子メールをメーラー30
に宛てて送信する(S48)。これを受信したメーラー
30は、契約解除が完了したことをディスプレイ30a
に表示する(S49、図10(d)参照)。ユーザは、
この画面を見ることで契約解除ができたことを確認でき
る。
【0041】このように、チャンネル契約の解除にあた
っても、ユーザはメーラー30のディスプレイ30aに
表示される項目(例えばジャンルやチャンネル番号等)
を選択するだけで済み、複雑な操作を行う必要がない。
次に、広告付きの電子メールをメーラー30(ユーザ)
に送信してポイント与える場合について、登録確認の電
子メールを例にして図11により説明する。なお、登録
のための処理自体は図2で説明したものと同じであるの
で、それらについては図2と同じ符号(S1〜S11)
を用いて詳細説明を省略する。
【0042】図11に示すように、このプロセスにおい
ては登録メールを受信し(S5)、蓄積(S6)したメ
ールサーバ12は、ユーザに送信する電子メールに広告
を付けるか否かを判断する(S51)。広告を付ける場
合には、広告サーバに広告を要求して、その要求に応じ
て広告サーバ14から適宜の広告が送られてくると、メ
ールサーバ12は登録確認メールにこれを添付する(S
7)。そして、メールサーバ12は、広告にポイントを
付けるか否か(ポイント付きの広告か否か)を判断し
(S52)、ポイントを付ける場合にはそのポイント情
報を個人情報データベース13に送信する。すると個人
情報データベース13は、メールサーバ12から指定さ
れたユーザのポイントをポイント情報に基づいて加算す
る(S53)。ポイントを付けないときにはS53の処
理は行われない。なお、S53の処理がポイント付与手
段に該当する。
【0043】S53の後に或いはS51またはS52で
否定判断のときには、前述(図2)と同様に、最新の番
組表を登録確認メールに添付し(S8)、受信契約して
いるチャンネル情報を登録確認メールに添付して(S
9)、登録確認メールをメーラー30に送信する(S1
0)。
【0044】登録確認メールを受信したメーラー30
は、この電子メールに広告が添付されているか否かを判
断し(S54)、広告が添付されていれば、その広告と
共に登録確認完了のメッセージを液晶ディスプレイ30
aに表示し(S55)、広告が添付されていなければ登
録確認完了のメッセージだけを表示する(S11)。
【0045】なお、ここでは登録確認の電子メールに広
告を添付する例で説明したが、他の電子メールにも広告
を添付できることはいうまでもない。また、広告は適宜
の画面に表示することができる。図12に例示するのは
契約と契約解除の選択画面に広告を表示する例である。
【0046】このようにしてユーザに与えられたポイン
トは、そのポイントサービスシステムにてユーザが利用
(例えばチャンネルの視聴料に充当)したり、またポイ
ントを現金に換算してキャッシュバックすることもでき
る。次に、メーラー30を利用して無料電話のサービス
を行う例を図13、14を用いて説明する。
【0047】図13に示すように、このサービスにはメ
ーラー30、メーラー30に接続された電話機(例えば
携帯電話40)、例えばデジタル放送受信用のSet Top
Box(STB)42とテレビ受像機43のセットが必要
となる。図14に示すように、ユーザがテレビセットの
電源を入れ(S61)、メーラー30を起動(S62)
してから、無料電話のパスワードが表示されるテレビコ
マーシャルを見る(S63)。なお、メーラー30の起
動(S62)はコマーシャルを見た後でもよい。
【0048】コマーシャルを見たユーザがメーラー30
にパスワードを入力すると(S64)、メーラー30は
例えばメールサーバ12から与えられている情報に基づ
いて(或いはメールサーバ12と通信して)パスワード
を確認してから、無料電話が可能になった旨をディスプ
レイ30aに表示する(S65)。この表示がなされて
からユーザがメーラー30に接続された携帯電話40を
操作して電話をかけると(S66)、メーラー30から
通話中を示す情報が送られてくるので個人情報データベ
ース67はその通話時間を記録する(S67)。そして
ユーザが電話を切れば(S68)終了である。
【0049】このシステムで無料にされる通話料は、例
えばコマーシャルの種類(厳密にはパスワード)に対応
して設定されている時間分または金額分である。その無
料分は、例えばコマーシャルの依頼主(クライアント)
またはサーバシステム10の運営者がユーザに代わって
負担する。または、一旦ユーザが負担して支払ってお
き、サーバシステム10の運営者側からユーザに払い戻
す方式や有料チャンネルの受信料と相殺する方式なども
可能である。
【0050】パスワードに基づいてテレビコマーシャル
を特定できるから、これを個人情報データベース13に
蓄積し、例えば適宜の解析処理などを行うことにより、
ユーザの個人情報に基づいたテレビコマーシャルを放映
することが可能になる。以上説明したように、このサー
バシステム10とメーラー30とを使用すれば、ユーザ
は、ディスプレイ30aの画面を見ながらキーボード3
0bを操作して表示された項目を選択するだけで、契約
や解約などの意思表示を入力でき、予めメーラー30に
格納されている個人情報と入力した意思表示とが記述さ
れた電子メールが自動的に作成されて、メールサーバ1
2に送信されるので、ユーザとしては意思表示を入力す
るだけで済み、メールアドレスや個人情報をその都度入
力する必要はない。つまり、ユーザに要求される操作は
きわめて単純であり簡単である。また、画面表示から選
択したり簡単な数字を入力するだけでよいから、入力ミ
スも防止できる。
【0051】特に、チャンネル契約にあたっては必要と
なる番組表はメールサーバ12からの電子メールに添付
されて来て、チャンネル契約の画面においては常に最新
の番組表が表示されるので、ユーザがチャンネル契約す
るかしないかを決めるのにきわめて有用である。
【0052】また、メールサーバ12からメーラー30
に送信される電子メールに広告が添付されるので、この
広告によって番組の宣伝、商品の販売促進、契約者の増
加などを期待できる。その際に、ポイント付きの広告で
あれば、電子メールを受信したユーザにポイントが与え
られ、ユーザは獲得したポイントを番組の視聴料や通信
料に充当することができる。また、ポイントを現金換算
してキャッシュバックすることも可能である。
【0053】更に、このシステムでは、サーバシステム
10の運営者が送信するテレビコマーシャルに含まれる
パスワードをメーラー30に入力すると、メーラー30
に接続した電話機にて一定時間の無料通話が可能になる
ので、コマーシャルの視聴率を増加させることができ
る。また、入力されたパスワードと個人情報とに基づい
てから、ユーザに応じたコマーシャルを配信することが
できる。
【0054】以上、実施例に従って、本発明の実施の形
態について説明したが、本発明はこのような実施例に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
でさまざまに実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のシステムの概要図。
【図2】 ユーザ登録処理のフローチャート。
【図3】 ユーザ登録処理における確認画面の例示図。
【図4】 各種画面表示の例示図。
【図5】 チャンネル契約処理のフローチャート。
【図6】 チャンネル契約処理における画面表示の説明
図。
【図7】 実施例の有料テレビの番組構成の説明図。
【図8】 番組等の選択画面の詳細図。
【図9】 チャンネル契約の解除処理のフローチャー
ト。
【図10】 チャンネル契約の解除処理における画面表
示の説明図。
【図11】 ポイント付き広告を添付する処理例のフロ
ーチャート。
【図12】 ポイント付き広告表示の例示図。
【図13】 無料電話サービスのための装置構成の説明
図。
【図14】 無料電話サービス処理のフローチャート。
【符号の説明】
10 サーバシステム 11 チャンネル情報データベース 12 チャンネル契約用メールサーバ 13 個人情報データベース 14 広告サーバ 20 インターネット 30 契約用メーラー 30a 液晶ディスプレイ(表示部) 30b キーボード(入力操作部) 40 携帯電話 43 テレビ受像機

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールの送受信を行う機能を有する
    情報機器において、 契約用の画面を表示部に表示させ、該契約用の画面表示
    に応じて入力操作部が操作されてユーザの意思表示が入
    力されると、該契約の相手方が要求するユーザ情報と前
    記意思表示とが記述された電子メールを作成し、該相手
    方のメールアドレスに送信するメール手段を備えたこと
    を特徴とする情報機器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報機器において、 前記契約は有料チャンネルの受信契約であり、 前記契約用の画面には前記チャンネルのリストが表示さ
    れ、 前記意思表示は該リストから所望の前記チャンネルを選
    択することで行われることを特徴とする情報機器。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の情報機器において、 前記メール手段は前記チャンネルの番組表を受信する機
    能を有しており、 該受信した番組表が含まれる前記契約用の画面を前記表
    示部に表示させることを特徴とする情報機器。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか記載の情報
    機器と、前記相手方となるサーバとを含んで構成される
    情報システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の情報システムにおいて、 前記サーバから前記情報機器に送信される電子メールに
    広告が添付されることを特徴とする情報提供システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の情報システムにおいて、 前記広告付きの電子メールを受信したユーザに現金と同
    等の利用が可能なポイントを与えるポイント付与手段を
    含むことを特徴とする情報システム。
  7. 【請求項7】 請求項4ないし6のいずれか記載の情報
    システムにおいて、 前記相手方が送信した情報に含まれるパスワードを前記
    情報機器に入力すると、該情報機器に接続した電話機に
    て一定時間の無料通話を可能とすることを特徴とする情
    報システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017046201A (ja) * 2015-08-27 2017-03-02 株式会社沖データ 画像形成装置、情報処理装置、及び情報処理システム
JP2017118431A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 Jcc株式会社 電子機器監視システム及びデータ管理サーバ

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