JP2002140487A - データ放送視聴者からの回答集計装置及び回答集計装置を含むデータ放送システム - Google Patents

データ放送視聴者からの回答集計装置及び回答集計装置を含むデータ放送システム

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JP2002140487A
JP2002140487A JP2000333276A JP2000333276A JP2002140487A JP 2002140487 A JP2002140487 A JP 2002140487A JP 2000333276 A JP2000333276 A JP 2000333276A JP 2000333276 A JP2000333276 A JP 2000333276A JP 2002140487 A JP2002140487 A JP 2002140487A
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JP2000333276A
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Taeko Hori
妙子 堀
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様なアンケート放送に対しての回答を一括
して受け付け、アンケートの内容種別に応じて適切に回
答を集計するデータ放送システムを提供する。 【解決手段】 放送装置1100等は、データ放送とし
てアンケートを含むコンテンツを放送し、受信装置12
00、1201等は放送を受信しアンケートを視聴者に
提示し、視聴者からのアンケートに対する回答を受け付
ける。コンテンツには受信装置に、視聴者からの回答と
アンケートIDとを回答集計装置1300に送信させる
ためのスクリプトデータが含まれ、各受信装置はスクリ
プトデータに従って動作する。回答集計装置1300
は、アンケートID毎に回答の集計時期や集計演算式等
を定めるアンケート処理情報を記憶し、このアンケート
処理情報に基づいて集計部1350によりアンケートI
D毎に回答を集計し、集計結果を放送装置1100に送
信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方向サービスを
提供するデータ放送システムに関し、特にデータ放送に
おいて要求した事項に対する視聴者からの回答を集計し
て活用するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衛星デジタル放送においては双方
向サービスが開始されつつある。この双方向サービスで
は、上りのデータ即ち視聴者に入力されて放送受信装置
から発されるデータは、電話回線等を通じて放送事業者
等に送られる。なお、放送の形式は、例えば、ISO/
IEC 13818−1や社団法人電波産業会の規格で
ある「デジタル放送に使用する番組配列情報」(ARI
B STD B−10)等で規格化されている。
【0003】この双方向サービスの実施態様の1つに、
複数の視聴者から様々な入力情報を得て、その入力情報
に基づき集計等の処理を行うアンケート調査があり、近
年、放送を通じて様々な内容のアンケートが様々な放送
コンテンツ製作者等により実施されている。なお、それ
ぞれ内容の異なるアンケート調査を行う複数の放送コン
テンツ製作者等は、各々独自にアンケート調査に関する
作業を行っている。
【0004】一般に、アンケート調査を行う場合、放送
コンテンツ製作者等は、アンケートの回答を受け付ける
ための電話番号等の受付窓口を定め、その電話番号やア
ンケート内容を盛り込んだデータ放送用コンテンツを作
成して放送し、また、受付窓口により受け取った視聴者
からのアンケートの回答を集計して、集計結果を後のデ
ータ放送用コンテンツに盛り込む等の集計結果を活用す
る作業を行う。アンケートの回答の集計については、そ
のアンケートの回答の項目毎にその項目の意味内容に応
じた計算方法を定めて、作業又はその計算方法をコンピ
ュータにより実現するための集計プログラムを作成して
活用することにより又は手作業により行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにアンケ
ート調査を行う放送コンテンツ製作者等は、独自に回答
の受け付け、集計等の作業を行う必要があり、アンケー
ト調査に伴う作業負担は大きい。そこで、本発明は、ア
ンケート調査に要する作業負担を軽減し、コンテンツ製
作者等がアンケート調査を含むコンテンツを容易に放送
できるようなデータ放送システムを実現すべくなされた
ものであり、データ放送システムにおいて、放送コンテ
ンツに含まれる多様なアンケートに対しての視聴者から
の回答を一括して受け付け、アンケートの内容種別に応
じて適切に回答を集計する回答集計装置を提供するこ
と、及びその回答集計装置を含むデータ放送システムを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る回答集計装置は、複数の内容種別のア
ンケート放送それぞれに対する視聴者からの回答を集計
する回答集計装置であって、アンケート放送の内容種別
に対応する回答種別毎に回答を対象として行う集計処理
の方式を定める集計方式情報を記憶する記憶手段と、ア
ンケート放送に対して視聴者に入力された回答と、当該
回答の回答種別とを複数の放送受信装置から受信する受
信手段と、前記受信手段により受信された回答を対象と
して、前記集計方式情報に基づいて当該回答種別に応じ
た集計処理を行う集計手段と、前記集計手段により行わ
れた集計処理の結果を回答種別毎に出力する出力手段と
を備えることを特徴とする。
【0007】上記構成により、アンケートに対する回答
が集計され、集計結果はアンケートの内容種別毎に出力
されるので、アンケート調査を行う放送コンテンツ製作
者等がそれぞれ独自に回答の受け付け、集計等の作業を
行う必要がなく、アンケート調査を容易に行うことが可
能になる。つまり、それぞれが異なるアンケートを実施
しようとする各放送コンテンツ製作者等は、集計処理の
方式を定める集計方式情報を作成して回答集計装置の記
憶手段に記憶させておくだけで、アンケートに対する回
答の集計結果を得ることが可能になる。
【0008】また、本発明に係るデータ放送システム
は、1以上の放送装置と複数の放送受信装置と回答集計
装置とから構成され、複数の内容種別のアンケート放送
を行い、それぞれに対する視聴者からの回答を集計する
データ放送システムであって、前記放送装置は、アンケ
ート放送に対して視聴者に入力された回答と当該アンケ
ート放送の内容種別を示すアンケート識別情報とを前記
回答集計装置に対して送信する回答送信処理を、前記放
送受信装置に実行させるよう制御するための制御データ
を含むアンケート放送を行い、前記放送受信装置は、前
記アンケート放送を受信して視聴者に提示し、視聴者か
らの回答の入力を受け付け、前記制御データに基づいて
前記回答送信処理を実行し、前記回答集計装置は、アン
ケート放送に対する回答を対象として行う集計処理の方
式を定める集計方式情報と、当該アンケート放送に対応
するアンケート識別情報とを対応付けて記憶する記憶手
段と、前記アンケート放送に対して視聴者に入力された
回答と、当該アンケート放送に対応するアンケート識別
情報とを複数の放送受信装置から受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された回答を対象として、当該
回答とともに受信したアンケート識別情報に応じて、該
当する前記集計方式情報に基づいて集計処理を行う集計
手段と、前記集計手段により行われた集計処理の結果を
前記アンケート識別情報別に出力する出力手段とを備え
ることを特徴とする。
【0009】上記構成により、個々のアンケートを実施
する放送コンテンツ製作者等がそれぞれ別個にアンケー
トの回答を受け付ける窓口の確保や集計計算等を行わな
くてもよいようになる。即ち、放送コンテンツ製作者等
は、アンケートの回答を放送の受信装置から回答集計装
置に送信させるような制御データを含むコンテンツを放
送し、かつ集計方式情報を定めておくだけで、容易にア
ンケートの回答の集計結果を得ることが可能になり、ア
ンケートの集計に費やす労力を軽減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1〜図8を用いて説明する。 <構成>図1は、本発明の実施の形態に係るデータ放送
システム1000の構成図である。
【0011】データ放送システム1000は、放送局か
ら放送装置1100等によりアンケートを含むコンテン
ツを放送して、その放送の受信装置1200等から送ら
れる回答即ちそのアンケートに対する視聴者の回答を、
回答集計装置1300により受信して集計し、集計結果
を後に放送するコンテンツに反映するシステムである。
なお、それぞれ異なった内容種別のアンケートを含む複
数のコンテンツが1つの放送装置或いは複数の放送装置
から放送され、回答集計装置1300は受信装置から送
られる各種のアンケートに対する複数の回答を全て受信
する。
【0012】データ放送システム1000は、同図に示
すように主に放送装置1100、1101と、受信装置
1200、1201と、回答集計装置1300とから構
成される。各放送装置は各放送局に置かれ、各受信装置
は各住宅等に置かれ、回答集計装置は集計センタに置か
れる。ここで、放送装置1100は、素材データ格納部
1110、放送コンテンツ作成部1120及びデータ送
出部1130を備え、地上波デジタルでデータ放送とし
て番組を放送する装置である。データ放送は、予め相互
に関連づけられた複数の画像データからなるコンテンツ
を送信し、そのコンテンツの視聴者、即ちコンテンツを
受信してモニタに画像を表示する受信装置に対するユー
ザ(以下、単に「視聴者」という。)による対話的操作
に応じて、視聴者の所望する画像を表示することができ
るようにしたものである。
【0013】データ放送のコンテンツは、1つの画面に
表示されるべき画像データに基づいて構成された画面
(以下、「ページ画面」という。)の集合である。この
コンテンツは、ある時間帯においては、ホームページの
ように画面に表示されるべき画像データ群から構成され
るものであり、放送送信装置はその時間帯内においてそ
の画像データ群を繰り返し送信する。なお、画像データ
群は繰返し送信されるため、データ放送を受信する受信
装置はその時間帯内であればいつ受信を開始しても、必
要な画像データ群を漏れなく受信でき、画面に画像を表
示することができる。
【0014】放送される画像データ群は、画面に表示さ
れるべき文字列、イメージデータその他のデータやBM
L(Broadcasting Markup Lan
guage)により記述されたスクリプトデータ等から
なる。ここで、BMLは、XML(eXtensibl
e Markup Language)をベースとし、
画面へのデータの表示方法等の受信装置の動作を指定す
るための言語をいう。
【0015】素材データ格納部1110は、放送するコ
ンテンツの構成材料となる各種データを格納するための
ハードディスク等の記憶装置である。放送コンテンツ作
成部1120は、素材データ格納部1110に格納され
たデータに特定の関連付けを行うことにより、繰り返し
送信を行う時間毎に繰り返し送信単位分のコンテンツを
作成してデータ送出部1130に渡す機能を有するもの
である。この放送コンテンツ作成部1120の機能は、
放送装置内のメモリに格納された制御プログラムがCP
Uによって実行されることにより実現される。
【0016】また、データ送出部1130は、放送コン
テンツ作成部1120から渡されたコンテンツをトラン
スポートストリーム(TS)形式におけるプライベート
セクションデータとして、他の映像及び音声からなるス
トリームデータと多重化した後、変調して所定の放送周
波数の電波として送信するものである。ここで、トラン
スポートストリームとは、MPEG2(Moving
Picture Experts Group2)規格
におけるトランスポートストリームである。トランスポ
ートストリームについては、ISO/IEC標準138
18−1(MPEG2システム)規格書に詳しく記載さ
れている。
【0017】受信装置1200は、アンテナを介して地
上波デジタル放送を受信しコンテンツをTVモニタ12
80に出力する装置であり、ハードウェアとしてはメモ
リ、CPU、チューナ、復調器、TSデコーダ、AVデ
コーダ、リモコンインタフェース(I/F)回路、モデ
ム等を備える。受信装置1200は、図1に示すように
機能的には、受信部1210、デコード部1220、ス
クリプト実行部1230、ユーザインタフェース(U
I)制御部1240及びモデム制御部1250を有す
る。これらの各機能部の機能は、メモリに格納された各
種制御プログラムがCPUにより実行されることにより
実現されるものである。
【0018】ここで、受信部1210は、チューナによ
り特定した放送周波数でアンテナにより受信される信号
を復調器により復調しデコード部1220に渡す機能を
有する。デコード部1220は、受信部1210から渡
された信号をデジタルデータ化し、TSデコーダに特定
のフィルタ条件を設定することにより、データ放送を構
成する画像データ群を分離抽出してスクリプト実行部1
230に与え、また映像及び音声についてはAVデコー
ダによりデコードしてTVモニタ1280に出力する機
能を有する。
【0019】スクリプト実行部1230は、画像データ
群中のBMLで記述されたスクリプトデータを逐次解釈
実行する機能を有し、スクリプトデータに従って受信装
置1200内のUI制御部1240、モデム制御部12
50その他各部を制御し、画像表示、ユーザ入力受け付
け、通信等を行う。スクリプト実行部1230は画像表
示及び視聴者による入力情報の受け付けをUI制御部1
240を介して行う。
【0020】UI制御部1240は、リモコンI/F回
路を通じてリモコン1290から送信される赤外線信号
を受信しスクリプト実行部1230に伝え、また、スク
リプト実行部1230から画像表示が指示されるとそれ
に応じてTVモニタ1280にグラフィカルユーザイン
タフェース用の画像等を表示する機能を有する。モデム
制御部1250は、スクリプト実行部1230の指示に
応じて、モデムを制御して電話回線を通じてデータ通信
を行う機能を有する。なお、アンケート調査を含むコン
テンツにおいてはスクリプトデータは、例えばアンケー
トの入力画面の表示を制御し、視聴者に入力されたデー
タ即ちアンケートに対する回答を、アンケートIDとと
もに、ARIB規格等に従ったフォーマットのデータに
盛り込んで、モデムを通じてベーシック手順により所定
の電話番号を宛先として送信することを定めたものとな
る。この所定の電話番号は回答集計装置1300を示す
電話番号である。また、アンケートIDはアンケートの
内容種別を識別するためにアンケート毎に予め定められ
た8桁の英数字からなるコードであり、例えば回答集計
装置を保有する集計センタが各コンテンツ製作者の要求
に応じて各アンケートを識別可能なように付与するコー
ドである。
【0021】リモコン1290は、1、2、3等の数字
が表示されたボタンその他各種ボタンを備え、視聴者の
押下したボタンに関する情報等を赤外線により受信装置
1200に送信する装置である。なお、リモコン129
0は視聴者の操作により文字列を受信装置1200に入
力する機能をも有するものとする。また、回答集計装置
1300は、受信装置から電話回線を通じて送られたア
ンケートの回答を受信して、アンケートの内容種別に応
じた集計方法により集計を行う装置であり、ハードウェ
アとしてはメモリ、CPU、計時機構、ハードディスク
装置、通信制御装置等を備えるコンピュータにより構成
される。
【0022】回答集計装置1300は、図1に示すよう
に機能的には、アンケート処理情報記憶部1310、回
答格納部1320、集計結果格納部1330、回答受信
部1340、集計部1350及び集計結果送信部136
0を有する。これらの各機能部の機能は、メモリに格納
された各種制御プログラムがCPUにより実行され、各
ハードウェアを制御することにより実現されるものであ
る。
【0023】ここで、アンケート処理情報記憶部131
0は、アンケート内容種別毎にアンケート処理情報を記
憶しているハードディスクの記憶領域である。アンケー
ト処理情報は、アンケートの回答に対する集計等の処理
内容を決定するための情報であり、後に詳しく説明す
る。回答格納部1320は、アンケートの回答を格納す
るためのハードディスクの記憶領域である。
【0024】集計結果格納部1330は、アンケートの
回答の集計結果を格納するためのハードディスクの記憶
領域である。回答受信部1340は、各受信装置から電
話回線を通じて所定のフォーマットで送られるアンケー
トの回答を示すデータを逐次受信し、回答毎に1つのC
SV(Comma Separated Value)
形式の回答レコードデータにして、その回答レコードデ
ータをアンケートの内容種別毎に1つの回答ファイル内
に含めて、回答格納部1320に格納する機能を有す
る。なお、回答レコードデータは、回答の1番目の項目
から順番に各項目を並べて、項目それぞれをカンマで区
切り最後尾に改行コードを付したものである。なお、回
答受信部1340は、回答レコードデータを含めるべき
回答ファイルが未だ生成されていない場合には生成す
る。また、回答受信部1340は、回答レコードデータ
の生成の基礎となった回答に付加されていたアンケート
IDに対応するアンケート処理情報を参照して、回答レ
コードデータを回答ファイルに追加書き込む又は既存の
レコードに上書きする或いは回答ファイルに書き込まず
破棄する処理を選択的に行う。
【0025】集計部1350は、各アンケート処理情報
の示す集計等の処理内容に従って、回答格納部1320
に格納された回答ファイルを集計し、アンケート内容種
別毎に集計結果を1つの集計結果ファイルにして集計結
果格納部1330に格納する機能を有する。なお、集計
部1350はハードディスクに格納されている集計演算
用の集計プログラムを実行することにより集計を行う。
【0026】また、集計結果送信部1360は、集計部
1350により集計結果格納部1330に格納された集
計結果ファイルを、対応するアンケートIDを含むアン
ケート処理情報を参照して宛先を得てその宛先に送信
し、送信した集計結果ファイルを削除する機能を有す
る。なお、放送装置1101は放送装置1100と同様
の構成を備え、受信装置1201は受信装置1200と
同様の構成を備え、また図1には示していないがデータ
放送システム1000は受信装置1200と同様の構成
を備える多数の受信装置を含む。 <入力画面>以下、アンケート調査を含むコンテンツが
放送された場合に、そのコンテンツを構成するスクリプ
トデータを受信装置1200のスクリプト実行部123
0が実行することによりTVモニタ1280に表示され
ることになるアンケートの入力画面について説明する。
【0027】図2は、アンケートの入力画面の例を示す
図である。同図に示す番組満足度についてのアンケート
の入力画面は、入力フィールド91〜94を含んでい
る。入力フィールド91は、視聴者が番組の満足度を0
から4までの数値で入力するために設けられたフィール
ドであり、これに対して視聴者は満足度が最高であれば
4、高いと3、普通なら2、低いと1、最低であれば0
を入力することができる。
【0028】入力フィールド92は、視聴者が年齢を数
値で入力するために設けられたフィールドである。入力
フィールド93は、視聴者が性別を1又は2で入力する
ために設けられたフィールドであり、これに対して視聴
者は男性であれば1、女性であれば2を入力することが
できる。
【0029】入力フィールド94は、視聴者が番組への
意見を文字列で入力するために設けられたフィールドで
ある。同図に示す例は、視聴者が番組に対する満足度は
3、年齢は22、性別は2、番組への意見は「長時間化
を希望します。」と入力した直後の状態を示している。 <データ>以下、回答集計装置1300が取り扱うデー
タについて説明する。
【0030】図3は、アンケート処理情報記憶部131
0に記憶されているアンケート処理情報のデータ構造及
び内容例を示す図である。このアンケート処理情報は、
コンテンツ製作者等によりアンケート調査を含むコンテ
ンツを製作する際にそのコンテンツのスクリプトデータ
と呼応するように作成されるものであり、そのコンテン
ツを放送する前に予めアンケート処理情報記憶部131
0に格納されるものである。
【0031】同図に示すように、アンケート処理情報8
0は、アンケートID81と、項目数82と、同一デー
タ削除指定83と、期限84と、集計期日85と、集計
結果送信先アドレス86と、項目数分の項目別集計情報
87とから構成される。ここで、アンケートID81
は、アンケートの内容種別を識別するための8桁の英数
字からなるコードである。コンテンツ製作者等は、コン
テンツに含ませるスクリプトデータによって受信装置に
アンケートの回答とともに送信させるところのアンケー
トIDと同一のIDを、そのアンケートの回答に対する
集計等の処理方法を示すアンケート処理情報に含めるこ
とが必要となる。
【0032】項目数82は、アンケートの項目数つまり
回答の項目数である。同一データ削除指定83は、既に
受信済みの回答と特定の項目の内容が重複する回答を新
たに受信した場合にどのような削除制御処理を行うかを
定めるものであり、区分と比較項目番号からなる。比較
項目番号はどの項目の内容が重複した場合に削除制御処
理を行うかをその項目が何番目かにより示すものであ
り、区分は削除制御処理の内容を示し0、1、又は2で
表される。
【0033】区分が0の場合には、削除制御処理として
は何も行わないことを意味し、この場合に比較項目番号
は意味を持たない。削除制御処理として何も行わない場
合には単に回答レコードデータを回答ファイルに追加す
ることになる。区分が1の場合には、比較項目番号が示
す項目が回答レコードデータと回答ファイル内に既に存
在するレコードとで重複する場合には削除制御処理とし
て回答レコードデータでそのレコードを上書きする処理
を行うことを意味する。
【0034】また、区分が2の場合には、比較項目番号
が示す項目が回答レコードデータと回答ファイル内に既
に存在するレコードとで重複する場合には削除制御処理
として回答レコードデータを破棄し回答ファイル内に書
き込まない処理を行うことを意味する。期限84は、ア
ンケートの回答の集計を行う期間の終期を示し、年/月
/日、時:分:秒により表される。この期限84は、こ
のアンケート処理情報の有効期限を意味することにもな
る。
【0035】集計期日85は、アンケートの回答の集計
を行う時期即ち集計のための演算が実行されるべき時期
を示し、年/月/日、時:分:秒により表され、256
個まで指定可能である。なお、年、月、日、時、分、秒
の1以上について無限定の指定を行うこともできる。例
えば、年及び月のみが無限定であれば毎年毎月において
指定された日、時、分、秒になると集計が実行されるこ
とを意味する。
【0036】集計結果送信先アドレス86は、アンケー
トの回答の集計結果を送信する宛先となる装置のIPア
ドレスである。項目別集計情報87は、項目数分存在
し、各項目について項目論理名とデータ型とサイズと集
計式番号と無効時置換値とから構成される。ここで、あ
る項目について、項目論理名はその項目の内容を示す文
字列であり、データ型はその項目が数値か文字列かの別
を1又は2により示すものであり、サイズはその項目の
データサイズを示すものであり、集計式番号はその項目
について回答ファイルの内容を集計する場合に実行する
集計プログラムのファイル名を表す識別番号であり、無
効時置換値はその項目が数値項目であるのに文字となっ
ている回答について置換する値を示すものである。
【0037】なお、文字列の項目については集計式番号
を集計を行わない旨の0とする。また、集計プログラム
は、集計部1350により実行されるものであり、集計
対象項目の値の総和を求める総和集計プログラムと、集
計対象項目の値の平均値を求める平均集計プログラム
と、集計対象項目の値毎にその値をとる回答の個数を求
める値別個数集計プログラムとがあり、それぞれのファ
イル名は1.EXE、2.EXE及び3.EXEであ
る。なお、値別個数集計プログラムは、数値以外の値を
とる回答については無効とし無効の総数も集計結果とし
て出力する。
【0038】図3に示す内容例は、00136A5Xと
いうアンケートIDで識別されるアンケートに対応する
アンケート処理情報を示すものであり、図2に示した入
力画面に対応した一例である。図3の例では、アンケー
トの回答の項目数が4であり、削除制御処理は特に行わ
ず、期限は西暦2000年12月31日23時59分5
9秒であり、集計時期が毎日毎時0分0秒であり、集計
結果の送信先のIPアドレスが190.99.30.2
00であることを示している。1番目の項目について
は、論理名が満足度でデータ型は数値でサイズは1バイ
トであり文字となっていれば0に置換し、総和集計プロ
グラムを実行して集計を行うことを示している。2番目
の項目については、論理名が年齢でデータ型は数値でサ
イズは3バイトであり文字となっていれば25に置換
し、平均集計プログラムを実行して集計を行うことを示
している。3番目の項目については、論理名が性別でデ
ータ型は数値でサイズは1バイトであり文字となってい
ても特に置換をせず、値別個数集計プログラムを実行し
て集計を行うことを示している。また、4番目の項目に
ついては、論理名が番組への意見でデータ型は文字列で
サイズは50バイトであり、集計は行わないことを示し
ている。
【0039】図4は、回答受信部1340により回答格
納部1320に格納される回答ファイルの例を示す図で
ある。回答受信部1340は、生成した回答レコードデ
ータに含まれるアンケートIDに対応して、アンケート
IDをファイル名に含ませた1つの回答ファイルが既に
作成されていなければ作成する。図4の例では、アンケ
ートIDが00136A5Xのアンケート内容種別に対
応する回答ファイル00136A5X.DATやアンケ
ートIDが002596ZYのアンケート内容種別に対
応する回答ファイル002596ZY.DAT等が回答
格納部1320に格納されている。
【0040】同図に内容を例示する回答ファイル132
1(00136A5X.DAT)は、図2の入力画面や
図3のアンケート処理情報の内容例に対応する内容種別
のアンケートへの回答がまとめて格納されるファイルで
ある。この回答ファイル1321には、満足度が4、年
齢が20、性別が1で番組への意見はない回答と、満足
度が3、年齢が22、性別が2で番組への意見が「長時
間化を希望します。」という回答と、満足度が0、年齢
が45、性別が1で番組への意見が「テーマの絞り込み
を希望」という回答等がそれぞれCSV形式で1行のデ
ータとして格納されている。
【0041】図5は、集計部1350により、集計結果
格納部1330に格納される集計結果ファイルの例を示
す図である。集計部1350は、アンケートの内容種別
毎に各種集計プログラムの実行等により得られる集計結
果を、その内容種別を示すアンケートIDをファイル名
に含ませた集計結果ファイルを作成してそのファイルに
格納する。図5の例では、アンケートIDが00136
A5Xのアンケート内容種別に対応する集計結果ファイ
ル00136A5X.OUTやアンケートIDが002
596ZYのアンケート内容種別に対応する集計結果フ
ァイル002596ZY.OUT等が集計結果格納部1
330に格納されている。
【0042】集計結果ファイルに集計部1350により
格納される各改行コードで区切られた各行は、1番目の
行が回答総数であり、以後順に1番目の項目についての
集計結果、2番目の項目についての集計結果、即ち自然
数N+1番目の行がN番目の項目についての集計結果で
ある。同図に内容を例示する集計結果ファイル1331
(00136A5X.OUT)は、図4に例示した回答
ファイルに基づいて集計処理を行った結果が格納される
ファイルである。この集計結果ファイル1331の1行
目では、回答総数が241件であったこと、2行目で
は、1番目の回答項目である満足度の総和が703であ
ったこと、3行目では、2番目の回答項目である年齢の
平均が25歳であったこと、4行目では、3番目の回答
項目である性別について1の値をとる男性が80人、2
の値をとる女性が159人、無効値が2人であったこと
を示しており、また5行目には、4番目の回答項目であ
る番組への意見をカンマで区切って列挙している。
【0043】なお、この集計結果ファイル1331の4
行目によって示されているように、値別個数集計プログ
ラムは、集計対象項目についての複数の回答を値毎に、
また数値の低い値から順にその値をとる回答の総数をカ
ンマで区切って出力するものであり、最後に無効値の総
数を出力するものである。 <動作>以下、上述の構成を備えるデータ放送システム
1000の動作について説明する。
【0044】まず、コンテンツ製作者は、集計センタか
らアンケートIDを得て、図2に示した入力画面を表示
し入力結果をそのアンケートIDとともに受信装置から
回答集計装置に送信させるようなスクリプトデータを含
むコンテンツを作成するとともにそのアンケートの集計
等の処理方式を示すアンケート処理情報でありそのアン
ケートIDを含むものを作成して集計センタの回答集計
装置のアンケート処理情報記憶部1310に記憶させ
る。
【0045】放送局の放送装置1100は、コンテンツ
製作者に作成されたそのアンケートを含むコンテンツを
地上波デジタルのデータ放送として放送する。このよう
に、アンケートの内容種別毎に異なるアンケートIDが
取得され、そのアンケートIDに対応したアンケート処
理情報がアンケート処理情報記憶部1310に設定され
るとともにそのアンケートIDに対応したコンテンツが
放送されることになる。
【0046】これに対して、受信装置1200等の多数
の受信装置は視聴者の操作に応じてそのアンケートを含
むコンテンツを受信してTVモニタに表示する。こうし
て図2に示した入力画面がTVモニタに表示され視聴者
がリモコン1290のボタンを押下する等によりアンケ
ートに対する回答を入力すると、受信装置1200等は
スクリプトデータに従って、そのアンケートの内容種別
に対応するアンケートIDを付加した回答をモデム、公
衆網等を介して集計センタに置かれた回答集計装置13
00に送信する。
【0047】こうして、回答集計装置1300には各受
信装置から次々に回答が送られてくることになる。な
お、放送装置1100、放送装置1101からは、様々
なアンケートIDで示される内容種別のアンケートを含
むコンテンツが放送されるため、回答集計装置1300
には、様々なアンケートIDが付加された回答が集まる
ことが想定される。
【0048】以下、アンケートの回答を受信して集計等
の処理を行う回答集計装置1300の動作について詳し
く説明する。回答集計装置1300は、基本的に回答受
信部1340により回答受信処理、集計部1350及び
集計結果送信部1360により回答集計送信処理を行
う。図6は、回答集計装置1300の回答受信部134
0による回答受信処理を示すフローチャートである。こ
の回答受信処理は1件の回答の受信毎に回答受信部13
40により行われる。
【0049】まず、回答受信部1340は、受信装置1
200等、各受信装置から送信される回答を受信し、回
答項目を並べたCSV形式の回答レコードデータを生成
しメモリに置く(ステップS101)。回答レコードデ
ータの生成の後、回答受信部1340は回答レコードデ
ータの基礎となった回答に付加されていたアンケートI
Dに対応するアンケート処理情報に着目する(ステップ
S102)。ここでアンケート処理情報に着目とは、以
後そのアンケート処理情報内の各要素に対してアクセス
するために、そのアンケート処理情報のアドレス値等を
レジスタ等に格納することをいう。
【0050】続いて、回答受信部1340は、回答レコ
ードデータの各項目のうちアンケート処理情報の項目別
集計情報によりデータ型が数値とされているものである
にも拘わらず、文字となっているものについては、その
項目別集計情報中の無効時置換値が指定されていればそ
の値に置き換える(ステップS103)。次に回答受信
部1340は、着目しているアンケート処理情報中の同
一データ削除指定を判定する(ステップS104)。
【0051】ステップS104において同一データ削除
指定のうち区分が0であれば、回答受信部1340は、
ステップS101において生成した回答レコードデータ
を、その回答レコードデータの基礎となった回答に付加
されていたアンケートIDに対応する回答ファイルに追
加し(ステップS105)、回答受信処理を終了する。
なお、そのアンケートIDが付された回答を最初に受信
した際であれば回答ファイルがまだ作成されていないの
で、アンケートIDに拡張子DATを付したファイル名
で回答ファイルを作成する。
【0052】ステップS104において同一データ削除
指定のうち区分が1であれば、回答受信部1340は、
そのアンケートIDに対応する回答ファイル内のレコー
ドつまり1行のデータの集合から、同一データ削除指定
のうちの比較項目番号で示される項目が回答レコードデ
ータと一致するレコードを検索し(ステップS10
6)、検出できれば(ステップS107)、回答レコー
ドデータをその検出したレコードに上書きし(ステップ
S108)、また検出できなければ回答レコードデータ
を回答ファイルに追加し(ステップS109)、回答受
信処理を終える。
【0053】また、ステップS104において同一デー
タ削除指定のうち区分が2であれば、回答受信部134
0は、そのアンケートIDに対応する回答ファイル内の
レコード群から、同一データ削除指定のうちの比較項目
番号で示される項目が回答レコードデータと一致するレ
コードを検索し(ステップS110)、検出できなけれ
ば(ステップS111)、回答レコードデータをその回
答ファイルに追加し(ステップS109)、検出できれ
ば何もせず、回答受信処理を終える。
【0054】図7は、回答集計装置1300の集計部1
350及び集計結果送信部1360による回答集計送信
処理を示すフローチャートである。この回答集計送信処
理は、1秒に1回行われる。まず、集計部1350は、
アンケート処理情報記憶部1310に記憶されているア
ンケート処理情報に対応するアンケートIDのうち、順
位が最初のアンケートIDに着目する(ステップS20
1)。ここで、アンケートIDの順位とは、英数字であ
るアンケートIDについて、IDを8桁の英数字列とし
その列の前側の方がより上位の桁とし、同一桁において
は数値を英字より前の順位とし、数値は値の低い順、英
字はアルファベット順にし、すると定めた場合における
複数のアンケートID間での順位である。例えばアンケ
ート処理情報が対応付けられているアンケートIDが0
000000Aと0000000Bと00000001
と00000000と00000010との5つある場
合においては、00000000の順位が1番で、00
000001が2番で、0000000Aが3番で、0
000000Bが4番で、00000010が5番であ
るとする。
【0055】集計部1350は、ステップS201によ
り着目したアンケートIDに対応するアンケート情報の
集計期日を参照して、回答集計装置1300内の計時機
構から得られる現在日時がその集計期日で示される日時
になったか否かを判定する(ステップS202)。集計
時期になっていれば、集計処理を行う(ステップS20
3)。この集計処理は、アンケートIDに対応する回答
ファイルを集計してその結果をそのアンケートIDに対
応する集計結果ファイルに出力する処理であり、後に詳
しく説明する。
【0056】集計部1350は集計処理を行った後、集
計結果送信部1360に、着目したアンケートIDに対
応する集計結果ファイルをアンケート処理情報中の集計
結果送信先アドレスが示す宛先に送信させ(ステップS
204)、その後、次の順位のアンケートIDがあれば
それに着目して(ステップS205、S206)、ステ
ップS202の処理に戻り、次の順位のアンケートID
がなければ、即ち全てのアンケート処理情報についてス
テップS202の判定をし終えたならば回答集計送信処
理を終了する。なお、ステップS204において集計結
果送信部1360は送信した集計結果ファイルを集計結
果格納部1330から削除する。
【0057】例えば、コンテンツ製作者等は、アンケー
ト処理情報中に集計結果送信先アドレスとして放送装置
1100等を指定することにより、回答集計装置130
0に、アンケートIDを含むファイル名の集計結果ファ
イルを放送装置1100等に送らせることが可能にな
り、その集計結果ファイルを素材データ格納部1110
に格納して放送コンテンツの内容としてアンケート回答
の集計結果を盛り込むことが可能になる。これにより、
コンテンツ製作者等は、アンケートの回答結果を容易に
放送内容に盛り込むことができるようになる。
【0058】図8は、図7におけるステップS203の
集計処理を示すフローチャートである。この集計処理
は、集計部1350が、着目したアンケートIDに対応
する集計期日が到来した場合(ステップS202)に実
行する処理である。集計部1350は、着目したアンケ
ートIDに拡張子OUTを付加したファイル名で集計結
果格納部1330に集計結果ファイルを生成し(ステッ
プS301)、アンケートIDに対応する回答ファイル
内の総レコード数を計算して、その集計結果ファイルに
出力する(ステップS302)。
【0059】ステップS302に続いて集計部1350
は、集計処理を実行するために用いる変数Nに1をセッ
トし(ステップS303)、項目別集計情報を参照して
N番目の項目のデータ型が数値であるか否かを判定する
(ステップS304)。なお、変数Nは所定のメモリ領
域又はCPUの所定レジスタに格納される。ステップS
304においてN番目の項目が数値である場合には、集
計部1350は、項目別集計情報中のN番目の項目につ
いての集計式番号で示される集計プログラムを実行する
ことにより、着目しているアンケートIDに対応する回
答ファイル内の各レコードにおけるN番目の項目を集計
して、その集計結果を集計結果ファイルに追加出力する
(ステップS305)。
【0060】また、ステップS304においてN番目の
項目が数値でない即ち文字列である場合には、集計部1
350は、着目しているアンケートIDに対応する回答
ファイル内の各レコードにおけるN番目の項目で、その
内容がないものを除いて全てカンマで区切って、集計結
果ファイルに追加出力する(ステップS306)。ステ
ップS305又はステップS306の実行後、集計部1
350は、変数Nがアンケート処理情報中の項目数に示
される数値以下であれば(ステップS307)、Nを1
増加してステップS304の処理に戻る(ステップS3
08)。集計部1350は、ステップS307において
変数Nがアンケート処理情報中の項目数に示される数値
より大きい場合には即ち全てのアンケートの回答項目に
ついての集計を終えている場合には、集計処理を終え
る。
【0061】このステップS301、S302、S30
5、S306の実行結果として、例えば図5に示す内容
の集計結果ファイル00136A5X.OUTが完成す
ることになる。この完成した集計結果ファイルは図7に
示したステップS204により、アンケート処理情報中
に指定された送信先に送信されることになる。なお、回
答集計装置1300は、アンケート処理情報のうち、期
限84が示す日時が経過したものについては、アンケー
ト処理情報記憶部1310から削除する。 <補足>以上、本発明に係る回答集計装置について、実
施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれらの実施
の形態に限られないことは勿論である。即ち、 (1)本実施の形態では、回答集計装置がアンケートに
対する回答を集計することとしたが、ここでいうアンケ
ートは、名称がアンケートであるものに限られることは
ない。つまり、アンケートとは視聴者から何らかの入力
情報を得ることを目的とした事項を意味し、アンケート
に対する回答は、視聴者による入力情報を意味する。ア
ンケートに対する回答には、クイズに対する回答や、放
送内容を見て商品を注文する場合における所定形式の商
品注文情報等も含まれ、例えば商品注文情報は商品番号
や要求個数等を項目として含むものである。 (2)本実施の形態では、回答集計装置1300は複数
の放送装置から放送されたアンケートを含むコンテンツ
に対する回答を集計することとしたが、放送装置は1つ
であっても差し支えない。つまり、1つの放送装置が複
数の内容種別のアンケートをデータ放送により実施する
こととし、回答集計装置はそのアンケートの内容種別に
応じて回答の集計等の処理を行うこととしてもよい。ま
た、本実施の形態では回答集計装置1300は集計セン
タに置かれることとしたが、置き場が限定されることは
なく、例えば放送局内に放送装置と近接して置かれるも
のであってもよい。なお、コンテンツ製作者等は放送装
置或いは他のコンピュータ等によりアンケート処理情報
を作成して通信手段を用いて回答集計装置に対して送信
することとしてもよく、回答集計装置1300はそのア
ンケート処理情報を受信してアンケート処理情報記憶部
1310に格納することとしてもよい。 (3)本実施の形態では、放送装置1100がコンテン
ツを地上波デジタルのデータ放送として放送することと
したが、地上波に限られることはなく、放送装置は、衛
星やケーブルを介して放送するものであってもよい。 (4)本実施の形態ではコンテンツ製作者が入力画面を
表示し入力結果をそのアンケートIDとともに受信装置
から回答集計装置に送信させるようなスクリプトデータ
をBMLにより記述してそのスクリプトデータを含むコ
ンテンツを作成して放送装置から放送させることとした
が、そのスクリプトデータは、受信装置に対して視聴者
からの入力情報を受け付けて送信させるような制御を行
うことができるものであれば、プログラム等であっても
よい。 (5)本実施の形態では、アンケートIDは8桁英数字
としたが、数値データであることとしてもよく、またデ
ータサイズも何バイトであってもよい。また、回答集計
装置1300は、アンケートIDを順に替えてステップ
S201〜S206の制御を行うこととしたが、アンケ
ートIDについての順序をどのように定めても構わな
い。
【0062】なお、本実施の形態では、アンケートID
を回答ファイル及び集計結果ファイルのファイル名にア
ンケートIDを含めることとしたが、回答集計装置が、
各ファイルがどのアンケートIDに対応するものである
かを識別して集計等の処理をできさえすればよいのであ
って、例えばアンケートIDとファイル名との対応表を
用いることとしてもよく、また、ファイルの内容にアン
ケートIDを含めるようにしてもよく、アンケートID
毎に異なるディレクトリにファイルを格納することとし
てもよい。なお、各ファイルの拡張子についても特にD
ATやOUTに限定されるものではない。 (6)本実施の形態では、リモコン1290は、数字が
表示されたボタンを備えるものとし、視聴者の操作によ
り文字列を受信装置1200に入力する機能を有するも
のとしたが、これに限定されることはなく、視聴者の操
作に応じて何らかのデータを受信装置1200に入力す
るものであればよい。なお、受信装置1200は、ボタ
ン或いはキーボード等を備え、そのボタン等を通じて視
聴者からデータを直接入力されることが可能な装置であ
ることとしてもよい。また、アンケートの回答として受
信装置1200から回答集計装置1300に送られるデ
ータは、視聴者の入力データそのものではなく、その入
力データに基づいてスクリプトデータの実行を通じて定
まるデータであることとしてもよい。 (7)本実施の形態で示した回答集計装置1300が、
回答格納部1320に格納された回答ファイルを集計結
果とともに或いは集計結果に代えて、集計結果送信先ア
ドレスで示される放送装置等に送信することとしてもよ
い。この場合、回答ファイルにはアンケートの各回答が
1行のレコードとして、CSV形式で格納されているの
で、放送装置等はアンケートの回答を容易に活用できる
ようになる。 (8)本実施の形態で示した値別個数集計プログラム
は、定められた数値以外を無効と判断して集計を行うこ
ととしてもよく、この場合にはその定められた数値自体
を設定できるように項目別集計情報を拡張する必要があ
る。
【0063】また、本実施の形態では、データ型が数値
である項目を対象として集計を行う3種類の集計プログ
ラムを示したが、回答集計装置1300内に、他の集計
演算を行う集計プログラムを予め用意しておき、アンケ
ート処理情報中で1〜3以外の集計式番号の指定が行え
るようにしてもよい。集計プログラムとして、対象項目
について全回答中の最大値を求めるプログラムや、最小
値を求めるプログラム等を用意することとしてもよく、
また、データ型が文字列である項目を対象として何らか
の処理を行うプログラムを用意することとしてもよい。
【0064】さらに、コンテンツ製作者等が独自の集計
プログラムを作成して、この集計プログラムを何らかの
方法により回答集計装置1300内のハードディスクに
格納することとしてもよい。この場合には、回答集計装
置は、その独自の集計プログラムの実行ファイルのファ
イル名としてアンケートIDを含むファイル名を付与す
ることとしてもよい。コンテンツ製作者等は、その独自
の集計プログラムの集計対象とすべきアンケートの回答
内の項目についての項目別集計情報の集計式番号として
そのアンケートIDを設定することとしてもよく、これ
に対応して回答集計装置1300がその独自の集計プロ
グラムを用いて集計を行うこととしてもよい。なお、独
自の集計プログラムの実行ファイルのファイル名に、ア
ンケートIDを含ませることには、他の内容種別のアン
ケートを実施するコンテンツ製作者等が作成した独自の
集計プログラムとのファイル名の重複を防止する利点が
ある。 (9)本実施の形態で示したアンケート処理情報は、ど
のような形式でアンケート処理情報記憶部1310に記
憶されていてもよい。例えば、アンケート処理情報はそ
れぞれファイル形式で、アンケートID名を含むファイ
ル名が付されたものであることとしてもよく、この場合
にはアンケート処理情報がその内容としてはアンケート
IDを含まないこととしてもよい。 (10)本実施の形態では、回答集計送信処理は1秒に
1回行われることとしたが、この回答集計送信処理の実
行周期は1秒に限らず1分等でもよく、同一時間毎に行
われずに実行後一定時間待機してまた実行されることと
してもよく、また連続的に繰り返し実行されることとし
てもよい。集計期日で指定できる時間単位より大きい単
位毎に、例えば10分毎に、回答集計送信処理を繰り返
し実行することとした場合には、ステップS202にお
いて回答の集計時期になった或いは集計時期を過ぎたか
を判定することとしてもよい。なお、集計期日で指定で
きる時間単位も秒に限らず、例えば分までしか指定でき
ないこととしてもよい。
【0065】また、回答集計送信処理の繰り返し実行の
代わりに、各アンケート処理情報に対応する集計時期を
予め一般的なタイマ割込み処理機構等を用いてタイマ設
定しておくことにより集計時期が到来したもののみにつ
いてステップS203、S204の処理を行うこととし
てもよい。 (11)本実施の形態で示した受信装置は、視聴者に関
する年齢その他の個人情報や、設置されている地域等を
示す地域情報等を予め視聴者に設定されて記憶手段に保
持しているものとしてもよく、アンケートを含むコンテ
ンツのスクリプトデータによる制御を受けて、視聴者か
らリモコン等を通じて入力されたアンケートの回答にそ
の個人情報や地域情報等を追加して回答集計装置に送信
することとしてもよい。 (12)本実施の形態では集計結果送信部1360が集
計結果を放送装置に送信することとしたが、集計結果
を、インターネットを通じてアクセス可能なサーバに格
納することとしてもよく、集計結果をホームページに表
示することとしてもよい。 (13)本実施の形態において図6〜図8を用いて示し
た回答集計装置の処理手順を汎用のコンピュータに実行
させるためのコンピュータプログラムを、記録媒体に記
録し又は各種通信路等を介して、流通させ頒布すること
もできる。
【0066】かかる記録媒体には、ICカード、光ディ
スク、フレキシブルディスク、ROM等がある。流通、
頒布されたコンピュータプログラムは、汎用のコンピュ
ータにインストール等されることにより利用に供され、
汎用のコンピュータは、当該コンピュータプログラムを
実行して、本実施の形態に示したような回答集計装置の
機能を実現する。
【0067】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、複数の内容種別のアンケート放送それぞれに対する
視聴者からの回答を集計する回答集計装置であって、ア
ンケート放送の内容種別に対応する回答種別毎に回答を
対象として行う集計処理の方式を定める集計方式情報を
記憶する記憶手段と、アンケート放送に対して視聴者に
入力された回答と、当該回答の回答種別とを複数の放送
受信装置から受信する受信手段と、前記受信手段により
受信された回答を対象として、前記集計方式情報に基づ
いて当該回答種別に応じた集計処理を行う集計手段と、
前記集計手段により行われた集計処理の結果を回答種別
毎に出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0068】これにより、アンケートに対する回答が集
計され、集計結果はアンケートの内容種別毎に出力され
るので、アンケート調査を行う放送コンテンツ製作者等
がそれぞれ独自に回答の受け付け、集計等の作業を行う
必要がなく、アンケート調査を容易に行うことが可能に
なる。つまり、それぞれが異なるアンケートを実施しよ
うとする各放送コンテンツ製作者等は、例えば実施の形
態で示したアンケート処理情報等の集計処理の方式を定
める集計方式情報を作成して回答集計装置の記憶手段に
記憶させておくだけで、アンケートに対する回答の集計
結果を得ることが可能になる。即ち、この回答集計装置
は、放送の受信装置からの情報の一元的な窓口としてア
ンケートの回答の集計を行う装置であり、双方向サービ
スを提供するデータ放送システムにおいてアンケート実
施の容易化に重要な意義を果たすものといえる。
【0069】また、前記回答は複数の項目により構成さ
れる情報であり、前記集計方式情報は、前記各回答種別
の前記各項目について、当該項目を対象として実行され
るべき集計用の演算を特定する演算特定情報を含み、前
記集計手段の行う前記集計処理は、回答の各項目につき
項目別に前記演算特定情報により特定される演算を施す
演算処理を含むこととしてもよい。
【0070】これにより、アンケートの回答に対する集
計処理として、項目毎に、例えば総和、平均その他の演
算の1つを施すことが可能となる。また、前記演算特定
情報は、複数の集計用プログラムそれぞれに対して予め
定められた識別番号のうち、1つの識別番号であり、前
記集計手段は、前記演算特定情報として示される識別番
号に対応する集計用プログラムをCPUに実行させるこ
とにより前記演算処理を行うこととしてもよい。
【0071】これにより、アンケート調査を行う放送コ
ンテンツ製作者等は番号を指定するだけで、容易に項目
毎の集計に用いる演算を特定することができるようにな
る。また、前記集計方式情報は、前記演算が施行される
べき日時を示す集計日時情報を含み、前記集計手段は、
前記集計日時情報により示される日時に前記演算を施行
することにより前記集計処理を行うこととしてもよい。
【0072】これにより、放送コンテンツ製作者等は、
集計方式情報を作成して回答集計装置の記憶手段に記憶
させておくだけで、回答集計装置に、特定の日時に集計
の演算を行わせることができるようになる。また、前記
集計日時情報は、前記演算が施行されるべき複数の日時
を示し、前記集計手段は、前記集計日時情報により示さ
れる複数の日時に前記演算を施行することにより前記集
計処理を行い、前記出力手段は、前記集計手段により前
記演算が施行される度に前記集計処理の結果を出力する
こととしてもよい。
【0073】これにより、集計の演算が複数回行われ演
算の度に集計結果を得ることができるので、その時々の
アンケート結果をリアルタイムに分析や表示等に活用す
ることが容易になる。また、前記集計方式情報は、特定
の項目が同一内容であった複数の回答については1つを
残して他を削除する削除処理の実行に関する削除処理情
報を含み、前記集計手段は、前記受信手段により受信さ
れた複数の回答のうち特定の項目が同一内容であった回
答について前記削除処理情報に従って削除処理を行った
後に前記演算処理を行うこととしてもよい。
【0074】これにより、回答集計装置は、例えば同一
の視聴者から同じ回答が複数回入力され放送受信装置か
ら送られた場合にも、適切に回答の重複排除の制御を行
うことができるようになる。また、前記記憶手段に記憶
された前記集計方式情報は、集計処理の結果の送信先を
示す送信先アドレス情報を含み、前記出力手段は、回答
種別毎に前記集計処理の結果を当該回答種別に対応する
送信先アドレス情報に従って送信することとしてもよ
い。
【0075】これにより、アンケート調査を行う放送コ
ンテンツ製作者等は、放送装置等を指すように送信先ア
ドレス情報を設定しておくと、アンケートの回答の集計
結果を放送装置等によって受け取ることが可能となり、
集計結果を後の放送内容に反映すること等が容易にな
る。また、本発明に係るデータ放送システムは、1以上
の放送装置と複数の放送受信装置と回答集計装置とから
構成され、複数の内容種別のアンケート放送を行い、そ
れぞれに対する視聴者からの回答を集計するデータ放送
システムであって、前記放送装置は、アンケート放送に
対して視聴者に入力された回答と当該アンケート放送の
内容種別を示すアンケート識別情報とを前記回答集計装
置に対して送信する回答送信処理を、前記放送受信装置
に実行させるよう制御するための制御データを含むアン
ケート放送を行い、前記放送受信装置は、前記アンケー
ト放送を受信して視聴者に提示し、視聴者からの回答の
入力を受け付け、前記制御データに基づいて前記回答送
信処理を実行し、前記回答集計装置は、アンケート放送
に対する回答を対象として行う集計処理の方式を定める
集計方式情報と、当該アンケート放送に対応するアンケ
ート識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記
アンケート放送に対して視聴者に入力された回答と、当
該アンケート放送に対応するアンケート識別情報とを複
数の放送受信装置から受信する受信手段と、前記受信手
段により受信された回答を対象として、当該回答ととも
に受信したアンケート識別情報に応じて、該当する前記
集計方式情報に基づいて集計処理を行う集計手段と、前
記集計手段により行われた集計処理の結果を前記アンケ
ート識別情報別に出力する出力手段とを備えることを特
徴とする。
【0076】これにより、個々のアンケートを実施する
放送コンテンツ製作者等がそれぞれ別個にアンケートの
回答を受け付ける窓口の確保や集計計算等を行わなくて
もよいようになる。即ち、放送コンテンツ製作者等は、
アンケートの回答を放送の受信装置から回答集計装置に
送信させるような制御データを含むコンテンツを放送
し、かつ集計方式情報を定めておくだけで、容易にアン
ケートの回答の集計結果を得ることが可能になり、アン
ケートの集計に費やす労力を軽減することができる。
【0077】また、前記出力手段は、前記集計処理の結
果をアンケート識別情報別に、当該アンケート識別情報
に対応するアンケート放送の放送元の放送装置に送信
し、前記放送装置は、前記出力手段により送信された前
記集計処理の結果を受信し当該結果を放送内容に含ませ
て放送することとしてもよい。これにより、双方向サー
ビスとしてアンケートの回答結果を放送内容に反映する
ことが比較的容易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデータ放送システム
1000の構成図である。
【図2】アンケートの入力画面の例を示す図である。
【図3】アンケート処理情報記憶部1310に記憶され
ているアンケート処理情報のデータ構造及び内容例を示
す図である。
【図4】回答受信部1340により回答格納部1320
に格納される回答ファイルの例を示す図である。
【図5】集計部1350により、集計結果格納部133
0に格納される集計結果ファイルの例を示す図である。
【図6】回答集計装置1300の回答受信部1340に
よる回答受信処理を示すフローチャートである。
【図7】回答集計装置1300の集計部1350及び集
計結果送信部1360による回答集計送信処理を示すフ
ローチャートである。
【図8】図7におけるステップS203の集計処理を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
80 アンケート処理情報 81 アンケートID 82 項目数 83 同一データ削除指定 84 期限 85 集計期日 86 集計結果送信先アドレス 87 項目別集計情報 1000 データ放送システム 1100、1101 放送装置 1110 素材データ格納部 1120 放送コンテンツ作成部 1130 データ送出部 1200、1201 受信装置 1210 受信部 1220 デコード部 1230 スクリプト実行部 1240 ユーザインタフェース(UI)制御部 1250 モデム制御部 1280 TVモニタ 1290 リモコン 1300 回答集計装置 1310 アンケート処理情報記憶部 1320 回答格納部 1321 回答ファイル 1330 集計結果格納部 1331 集計結果ファイル 1340 回答受信部 1350 集計部 1360 集計結果送信部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の内容種別のアンケート放送それぞ
    れに対する視聴者からの回答を集計する回答集計装置で
    あって、 アンケート放送の内容種別に対応する回答種別毎に回答
    を対象として行う集計処理の方式を定める集計方式情報
    を記憶する記憶手段と、 アンケート放送に対して視聴者に入力された回答と、当
    該回答の回答種別とを複数の放送受信装置から受信する
    受信手段と、 前記受信手段により受信された回答を対象として、前記
    集計方式情報に基づいて当該回答種別に応じた集計処理
    を行う集計手段と、 前記集計手段により行われた集計処理の結果を回答種別
    毎に出力する出力手段とを備えることを特徴とする回答
    集計装置。
  2. 【請求項2】 前記回答は複数の項目により構成される
    情報であり、 前記集計方式情報は、前記各回答種別の前記各項目につ
    いて、当該項目を対象として実行されるべき集計用の演
    算を特定する演算特定情報を含み、 前記集計手段の行う前記集計処理は、回答の各項目につ
    き項目別に前記演算特定情報により特定される演算を施
    す演算処理を含むことを特徴とする請求項1記載の回答
    集計装置。
  3. 【請求項3】 前記演算特定情報は、複数の集計用プロ
    グラムそれぞれに対して予め定められた識別番号のう
    ち、1つの識別番号であり、 前記集計手段は、前記演算特定情報として示される識別
    番号に対応する集計用プログラムをCPUに実行させる
    ことにより前記演算処理を行うことを特徴とする請求項
    2記載の回答集計装置。
  4. 【請求項4】 前記集計方式情報は、前記演算が施行さ
    れるべき日時を示す集計日時情報を含み、 前記集計手段は、前記集計日時情報により示される日時
    に前記演算を施行することにより前記集計処理を行うこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載の回答集計装置。
  5. 【請求項5】 前記集計日時情報は、前記演算が施行さ
    れるべき複数の日時を示し、 前記集計手段は、前記集計日時情報により示される複数
    の日時に前記演算を施行することにより前記集計処理を
    行い、 前記出力手段は、前記集計手段により前記演算が施行さ
    れる度に前記集計処理の結果を出力することを特徴とす
    る請求項4記載の回答集計装置。
  6. 【請求項6】 前記集計方式情報は、特定の項目が同一
    内容であった複数の回答については1つを残して他を削
    除する削除処理の実行に関する削除処理情報を含み、 前記集計手段は、前記受信手段により受信された複数の
    回答のうち特定の項目が同一内容であった回答について
    前記削除処理情報に従って削除処理を行った後に前記演
    算処理を行うことを特徴とする請求項2〜5のいずれか
    1項に記載の回答集計装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段に記憶された前記集計方式
    情報は、集計処理の結果の送信先を示す送信先アドレス
    情報を含み、 前記出力手段は、回答種別毎に前記集計処理の結果を当
    該回答種別に対応する送信先アドレス情報に従って送信
    することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記
    載の回答集計装置。
  8. 【請求項8】 1以上の放送装置と複数の放送受信装置
    と回答集計装置とから構成され、複数の内容種別のアン
    ケート放送を行い、それぞれに対する視聴者からの回答
    を集計するデータ放送システムであって、 前記放送装置は、アンケート放送に対して視聴者に入力
    された回答と当該アンケート放送の内容種別を示すアン
    ケート識別情報とを前記回答集計装置に対して送信する
    回答送信処理を、前記放送受信装置に実行させるよう制
    御するための制御データを含むアンケート放送を行い、 前記放送受信装置は、前記アンケート放送を受信して視
    聴者に提示し、視聴者からの回答の入力を受け付け、前
    記制御データに基づいて前記回答送信処理を実行し、 前記回答集計装置は、 アンケート放送に対する回答を対象として行う集計処理
    の方式を定める集計方式情報と、当該アンケート放送に
    対応するアンケート識別情報とを対応付けて記憶する記
    憶手段と、 前記アンケート放送に対して視聴者に入力された回答
    と、当該アンケート放送に対応するアンケート識別情報
    とを複数の放送受信装置から受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された回答を対象として、当該
    回答とともに受信したアンケート識別情報に応じて、該
    当する前記集計方式情報に基づいて集計処理を行う集計
    手段と、 前記集計手段により行われた集計処理の結果を前記アン
    ケート識別情報別に出力する出力手段とを備えることを
    特徴とするデータ放送システム。
  9. 【請求項9】 前記出力手段は、前記集計処理の結果を
    アンケート識別情報別に、当該アンケート識別情報に対
    応するアンケート放送の放送元の放送装置に送信し、 前記放送装置は、前記出力手段により送信された前記集
    計処理の結果を受信し当該結果を放送内容に含ませて放
    送することを特徴とする請求項8記載のデータ放送シス
    テム。
  10. 【請求項10】 複数の内容種別のアンケート放送それ
    ぞれに対する視聴者からの回答を集計する回答集計処理
    を、コンピュータに実行させるための制御プログラムを
    記録した記録媒体であって、 前記回答集計処理は、 アンケート放送の内容種別に対応する回答種別毎に回答
    を対象として行う集計処理の方式を定める集計方式情報
    を記憶する記憶ステップと、 アンケート放送に対して視聴者に入力された回答と、当
    該回答の回答種別とを複数の放送受信装置から受信する
    受信ステップと、 前記受信ステップにより受信された回答を対象として、
    前記集計方式情報に基づいて当該回答種別に応じた集計
    処理を行う集計ステップと、 前記集計ステップにより行われた集計処理の結果を回答
    種別毎に出力する出力ステップとを含むことを特徴とす
    る記録媒体。
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