JP2002138238A - 感光インクを使用するボールペン - Google Patents

感光インクを使用するボールペン

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JP2002138238A
JP2002138238A JP2000370734A JP2000370734A JP2002138238A JP 2002138238 A JP2002138238 A JP 2002138238A JP 2000370734 A JP2000370734 A JP 2000370734A JP 2000370734 A JP2000370734 A JP 2000370734A JP 2002138238 A JP2002138238 A JP 2002138238A
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JP
Japan
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photosensitive
ink
ballpoint
photosensitive ink
color
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Application number
JP2000370734A
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English (en)
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Mitsuo Oyanagi
満雄 大柳
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KANKYO CREATE KK
Kankyo Create Corp
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KANKYO CREATE KK
Kankyo Create Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光により反応して発色する感光塗料またはイ
ンクをボールペンに封入し、筆記用具として提供するこ
と。 【構成】 本発明の感光性インクによるボールペンは、
消えている印字部分を必要に応じて出現させることがで
きるため、他人に判らせないような細字やマークなどの
用途に使用する筆記用具である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光に反応して発色
する透明タイプの感光インクを封入した筆記用具のボー
ルペンに関する。
【0002】このボールペンで文字や絵、マークなどを
描いても、透明インクのためにきわめて視認性に乏しく
判読できない、つまり消えている状態であるが、これら
の感光インクに反応する光を照射することで印字部分が
発色して出現し、視認できるようになることを特徴とす
る。
【0003】
【従来の技術】従来の筆記用具は一部を除き文字やマー
クなどを記録したり、相手に意志を伝えるための用をな
すことから、視認性が高く色あせずに長持ちがして、描
きやすいものが求められている。
【0004】なかでもボールペンに関しては色数を豊富
にそろえ、ラメや蛍光色を加えて意匠性を高めたり、匂
いを付けるなどの工夫をほどこしたものが市場に出回っ
ている。
【0005】筆記用具はこのような用途であったため
に、描いた文字やマークなどを他人に知られたくない、
判読されたくないような場合には、記号や暗号などを用
いるか、消したりシールをして隠蔽する必要があった。
なかでも描いてあることや位置すらも判別されたくない
ような用途の場合には、従来の筆記用具で満足するもの
はなかった。
【0006】また、感光インクの一部を用いたフェルト
ペンが一部で商品化されてはいるが、着色マーカーとし
て用をなすものであり、発色の鮮やかな蛍光インクを用
いて、変色することで趣を変える意匠的用途に利用され
るものであり、筆記用具特に細字には不適であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように他人に知ら
せたくない知られたくない文字やマークなどや、さらに
描いてあることすら判別しにくい用途、たとえば隠し文
字やマーク、写真や絵などに上書きしても下を隠蔽させ
ない、また見えない印字を任意に出現させることのでき
るセキュリティや、遊び感覚に向けた筆記用具としての
ボールペンの提供を目的とする。
【0008】またこのような用途のものは恒久性より、
利用後は描き跡を残さず簡単に消し去ることができるこ
とが利便性を高めることから、溶剤などを使わずに消し
取ることができる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに創出された本発明は、光に反応して変色する感光型
の顔料、染料のうちの透明タイプを溶剤または水に溶解
させ、透明の感光インクとしボールペンに封入し筆記用
具とする。
【0010】本発明に使用するこれらの感光インクのう
ち、UV発色型や感温型では、発色・消色が繰り返せる
可逆性タイプと、1回の反応しかできない不可逆性タイ
プがあるが、たとえば不可逆性タイプの場合は光が照射
されて感光してしまうと元へ戻らない特徴を利用してセ
キュリティ分野での利用ができる。
【0011】またこれらの感光インクは、可剥塗料組成
物に適量混合することで、頻繁に書き換える必要のある
用途の場合には、こすったり、拭き取ることで簡単に取
り除くことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、これらの特徴を備えた
感光インクを発色視認度と滲出粘度の割合を適度に調整
してボールペンに封入し、従来の筆記用具と同様に使用
することを可能とした。
【0013】また感光インクを可剥塗料組成物に混合す
ることで、硝子、金属、プラスチックや光沢紙など吸収
性のない素材に使用した場合には、溶剤などで拭き取る
ことなくこすり取るか、水で拭き取ることで容易に取り
除くことができる。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を述べるが、例示は単
に本発明の説明のためであり、発明思考の限定を意図す
るものではない。
【0015】ボールペンに封入する感光インクは、ブラ
ックライトで発色する蛍光、太陽光や紫外線ランプで発
色するUV、フラッシュランプなどで発色する蓄光など
の感光型の顔料またはインクで、なかでも透明感の高い
ものを使用する。
【0016】さらに用途によっては、これらの感光イン
ク以外に温度によって変色する液晶などの感温塗料を使
用することもできる。
【0017】これらはボールペンの印字太さや滲出機
構、表示鮮明度などによってインクの混合量や粘度を任
意に調合し封入する。
【0018】また、さらに混合する可剥塗料組成物はウ
レタン、アクリル、ビニルなどの溶剤系や水性系の透明
樹脂で感光インクの機能と可剥性を損なわず、溶解する
ものであれば種類は問わない。
【0019】
【発明の効果】このボールペンを利用することで、他人
に知られたくないまたは知らせたくない文字やマークな
どを描くことができて、視認する場合はそれぞれの感光
インクに反応する光を照射することで印字部分が出現
し、使用者が判読することができるようになる。これに
より安易なセキュリティチェックやあぶり出しのような
隠し文字を簡単にまた繰り返し使用することも可能とな
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光により反応して発色する感光塗料また
    はインク(以下感光インクという)を封入し、筆記用具
    としたことを特徴とするボールペン。
  2. 【請求項2】 封入し発色する感光インクは、可剥塗料
    組成物に適量混合して、こすったり、拭き取ることで簡
    単に取り除くことできることを特徴とするボールペン。
  3. 【請求項3】 感光インクおよび可剥塗料組成物双方と
    も透明タイプを用いて、感光、発色しない状態では視認
    性のきわめて乏しいことを特徴とするボールペン。
JP2000370734A 2000-10-31 2000-10-31 感光インクを使用するボールペン Pending JP2002138238A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012230677A (ja) * 2011-04-25 2012-11-22 Kofukin Seimitsu Kogyo (Shenzhen) Yugenkoshi 外付け型タッチ式キーボード

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