JP2002137702A - バンパースイッチにおけるアクチュエータ板 - Google Patents
バンパースイッチにおけるアクチュエータ板Info
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- JP2002137702A JP2002137702A JP2000336250A JP2000336250A JP2002137702A JP 2002137702 A JP2002137702 A JP 2002137702A JP 2000336250 A JP2000336250 A JP 2000336250A JP 2000336250 A JP2000336250 A JP 2000336250A JP 2002137702 A JP2002137702 A JP 2002137702A
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Abstract
し、小さい押圧力の作用下でも誤動作無く高感度の検出
機能を発揮し得るバンパースイッチを構成することがで
きるアクチュエータ板を提供する。 【解決手段】本発明のバンパースイッチにおけるアクチ
ュエータ板は、ベース板2上に配置したオン、オフ動作
する平板状のスイッチ素子3と、このスイッチ素子3の
上側に配置した平板状のアクチュエータ板4と、アクチ
ュエータ板4の上側に配置した緩衝材5と、これらの外
周全体を包囲する外装部材6とを有するバンパースイッ
チにおけるアクチュエータ板4であって、前記スイッチ
素子4との対向面側に等間隔又は不等間隔で任意個数の
突起部11を設けたことを特徴とするものである。
Description
突、接触を検出するバンパースイッチにおけるアクチュ
エータ板に関するものである。
来におけるバンパースイッチ50として、ベース板51
の上にオン、オフ動作するスイッチ素子52を貼り付
け、このスイッチ素子52の上側に両端を絶縁材からな
る一対の支持部材56を介してプラスチック、硬質ゴム
等でできた一枚の平板状のアクチュエータ板53を配置
し、更に弾性ゴム等の緩衝材54を順に配置し、更にこ
れらの外周全体をレーザ皮革等のような外装部材55に
より包囲して、全体として左右対称構造のほぼ直方体状
に構成したものが知られている。そして、障害物60等
との接触時に外部から外装部材55を経て作用する押圧
力を緩衝材54を介してアクチュエータ板53に伝達し
てこのアクチュエータ板53に撓みを生じさせ、この撓
みによりアクチュエータ板53の下側に配置したスイッ
チ素子52を作動させることにより、障害物60との衝
突、接触を検出するようにしている。
ッチ50は、例えば無人搬送車等の非常停止検出用に採
用されており、障害物60に接触した時、直ちに停止信
号を発して無人搬送車等を停止させる機能を備えている
ことが要求される。しかしながら、上述した従来におけ
るバンパースイッチ50の場合、障害物60との衝突時
の検出感度を高めるために、小さい押圧力の作用下で撓
む弾性の大きいアクチュエータ板53を使用しスイッチ
素子52を作動させるように構成すると、障害物60と
の接触前に無人搬送車等の車体の振動にも反応してアク
チュエータ板53が撓み、スイッチ素子52がオンして
しまうという誤動作が生じていた。また、従来のバンパ
ースイッチ50の場合、上述した場合と逆に、アクチュ
エータ板53の弾性を小さくして構成した場合には、ア
クチュエータ板53のスイッチ素子52との対向面が平
坦であるため、図10に示すように障害物60との接触
時の押圧力がある程度大きく、アクチュエータ板53が
大きく撓んでスイッチ素子52との接触領域Sがある程
度大きくならなければ、スイッチ素子52が作動しな
い、換言すれば、障害物60に対する検出感度が低いと
いう問題があった。本発明は、上記従来の実情に鑑みて
なされたものであり、アクチュエータ板自体の構造を改
良し、小さい押圧力の作用下でも誤動作無く高感度の検
出機能を発揮し得るバンパースイッチを構成することが
できるバンパースイッチにおけるアクチュエータ板を提
供することを目的とするものである。
ベース板上に配置したオン、オフ動作するスイッチ素子
と、このスイッチ素子の上側に配置した平板状のアクチ
ュエータ板と、アクチュエータ板の上側に配置した緩衝
材と、これらの外周全体を包囲する外装部材とを有する
バンパースイッチにおけるアクチュエータ板であって、
前記スイッチ素子との対向面側に等間隔又は不等間隔で
任意個数の突起部を設けたことを特徴とするものであ
る。請求項1記載の発明によれば、前記スイッチ素子と
の対向面側に等間隔又は不等間隔で任意個数の突起部を
設けてアクチュエータ板を構成しているので、障害物等
の衝突の際の小さい押圧力の作用下でも前記アクチュエ
ータ板の適正な撓みで前記突起部のみをスイッチ素子に
略点接触状態で接触させ高感度の検出機能を発揮させる
ことができ、且つ、前記アクチュエータ板の弾性の適正
な設定により微小振動等では前記突起部がスイッチ素子
を作動させない構成とすることができ、これにより誤動
作防止も図ることができる。請求項2記載の発明は、前
記請求項1記載のバンパースイッチにおけるアクチュエ
ータ板の突起部は、半円形状、三角形状、台形状等の形
状の中から選定される形状で、前記スイッチ素子との対
向面側に設けたことを特徴とするものである。請求項2
記載の発明によれば、前記アクチュエータ板の突起部の
形状を半円形状、三角形状、台形状等の形状の中から選
定される形状として請求項1記載の発明の作用を発揮さ
せることができる。
を詳細に説明する。図1は、本発明に係る実施の形態の
バンパースイッチ1を示すものであり、このバンパース
イッチ1は、ベース板2上に、オン、オフ動作するスイ
ッチ素子3を配置し、このスイッチ素子3の上側に、所
定の間隔をもって平坦な合成樹脂板等からなるアクチュ
エータ板4をその両端部で一対の支持部材8を介して配
置し、このアクチュエータ板4上に弾性ゴム等からなる
緩衝材5を配置し、これらの外周全体をレーザ皮革等か
らなる外装部材6により包囲することでと構成してい
る。前記アクチュエータ板4は、図2乃至図4に示すよ
うに構成している。すなわち、アクチュエータ板4は、
全体として例えば長方形状に、且つ、スイッチ素子3と
の対向面4x側の長手方向に中央部分に沿って等間隔又
は不等間隔で任意数(多数)の半円形状の突起部11を
真空成形加工等の方法で形成して構成している。本実施
の形態に係る前記対向面4x側の各突起部11間の間隔
としては、図3に示すように、中央部側に位置するt1
の各部分が等間隔で、端側に位置するt2の各部分が不
等間隔となるように構成されている。但し、本発明にお
いては、中央部側に位置するt1の各部分が等間隔で、
端側に位置するt2の各部分が不等間隔というような限
定をする必要はなく、中央部側に位置するt1の各部分
が不等間隔で、端側に位置するt2の各部分が等間隔で
あっても良く、また、全ての部分が等間隔、更に全ての
部分が不等間隔であっても良い。また、前記各突起部1
1の幅wは、スイッチ素子3を十分に押せる幅としてい
る。上述した構成のアクチュエータ板4を含むバンパー
スイッチ1によれば、前記アクチュエータ板4のスイッ
チ素子3との対向面側に等間隔又は不等間隔で任意個数
の突起部11を設けて、このアクチュエータ板4を構成
しているので、図1に示すように、障害物60等の衝突
の際の小さい押圧力の作用下でも、前記アクチュエータ
板4の適正な撓みで前記突起部11のみをスイッチ素子
3に略点接触状態で接触させ高感度の検出機能を発揮さ
せることができる。なお、図1は障害物60からの押圧
力が前記アクチュエータ板4の中央部の突起部11に作
用する状態を示すものである。また、前記アクチュエー
タ板4の弾性の適正な設定により、微小振動等では前記
突起部11がスイッチ素子3を作動させない構成とする
ことができ、これにより、前記従来例のような誤動作防
止も回避することができる。図5、図6は、前記突起部
11の変形例を示すもので、図5に示す略三角形状の突
起部11a、又は図6に示す略台形形状の突起部11b
を採用しても、上述した突起部11の場合と同様な作用
を発揮させることができる。図7は障害物60からの押
圧力が、前記アクチュエータ板4の中央部の隣合う2個
の突起部11の間に作用する状態を示すものである。こ
の場合にも、障害物60等の衝突の際の小さい押圧力の
作用下でも、前記アクチュエータ板4の適正な撓みで前
記2個の突起部11の一方又は双方のみをスイッチ素子
3に略点接触状態で接触させ、高感度の検出機能を発揮
させることができる。図8は本実施の形態のバンパース
イッチ1の応用例であるバンパースイッチ1Aを示すも
のである。図8に示すバンパースイッチ1Aは、ベース
板2上にオン、オフ動作するスイッチ素子3をその両端
部で一対の端末処理部7、7’を介して配置するととも
に、このスイッチ素子3の上側に所定間隔をもって配置
した平板状で、3枚分割構成の中央アクチュエータ板4
c及び支点部材8に支持された左右一対の側部アクチュ
エータ板4a、4a’からなるアクチュエータ板と、こ
のアクチュエータ板上に配置した弾性ゴム等からなる緩
衝材5と、これらの外周全体を包囲するレーザ皮革等か
らなる外装部材6とを具備する構成である。即ち、アク
チュエータ板を3分割した構成である。なお、前記一対
の端末処理部7、7’の部分はスイッチ素子3の不感度
部分である。図8に示すバンパースイッチ1Aにおいて
も、例えば中央アクチュエータ板4c(又は側部アクチ
ュエータ板4a、4a’)のスイッチ素子3との対向面
側に既述したような突起部11を等間隔又は不等間隔で
形成することによって、前記バンパースイッチ1の場合
と同様、障害物60等の衝突の際の小さい押圧力の作用
下でも、前記中央アクチュエータ板4cの適正な撓みで
前記突起部11のみを前記スイッチ素子3に略点接触状
態で接触させ、高感度の検出機能を発揮させることがで
きる。側部アクチュエータ板4a、4a’に突起部11
を形成した場合も同様である。本実施の形態のバンパー
スイッチ1(又はバンパースイッチ1A)は、例えば、
図9に示すような無人搬送車20等の先端部分を構成す
るバンパ部に装着されて、図9に示す障害物10に対す
る接触検出を行うものである。無人搬送車20は、無線
操縦等出送稿する本体21、この本体21により牽引さ
れる台車22等を具備している。このような無人搬送車
20にバンパースイッチ1(又はバンパースイッチ1
A)を装着した場合にも、障害物10等の衝突の際の小
さい押圧力の作用下でも、前記バンパースイッチ1を高
感度に且つ誤動作なく動作させることができる。
小さい押圧力の作用下でも、アクチュエータ板の適正な
撓みで突起部のみをスイッチ素子に略点接触状態で接触
させ高感度の検出機能を発揮させることができ、且つ、
誤動作防止も実現するバンパースイッチにおけるアクチ
ュエータ板を提供することができる。また、本発明によ
れば、アクチュエータ板の突起部の形状を半円形状、三
角形状、台形状等の形状の中から選定される形状として
上述した効果を奏するバンパースイッチにおけるアクチ
ュエータ板を提供することができる。
イッチの概略断面図である。
面図である。
図である。
る。
例を示す部分拡大図である。
に他例を示す部分拡大図である。
イッチの概略断面図である。
す部分切欠断面図である。
人搬送車を示す斜視図である。
を示す概略断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】ベース板上に配置したオン、オフ動作する
スイッチ素子と、このスイッチ素子の上側に配置した平
板状のアクチュエータ板と、アクチュエータ板の上側に
配置した緩衝材と、これらの外周全体を包囲する外装部
材とを有するバンパースイッチにおけるアクチュエータ
板であって、 前記スイッチ素子との対向面側に等間隔又は不等間隔で
任意個数の突起部を設けたことを特徴とするバンパース
イッチにおけるアクチュエータ板。 - 【請求項2】前記突起部は、半円形状、三角形状、台形
状等の形状の中から選定される形状で、前記スイッチ素
子との対向面側に設けたことを特徴とする請求項1記載
のバンパースイッチにおけるアクチュエータ板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000336250A JP2002137702A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | バンパースイッチにおけるアクチュエータ板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000336250A JP2002137702A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | バンパースイッチにおけるアクチュエータ板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002137702A true JP2002137702A (ja) | 2002-05-14 |
Family
ID=18811857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000336250A Pending JP2002137702A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | バンパースイッチにおけるアクチュエータ板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002137702A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6418957U (ja) * | 1987-07-27 | 1989-01-31 | ||
JPH02110840U (ja) * | 1989-02-21 | 1990-09-05 |
-
2000
- 2000-11-02 JP JP2000336250A patent/JP2002137702A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6418957U (ja) * | 1987-07-27 | 1989-01-31 | ||
JPH02110840U (ja) * | 1989-02-21 | 1990-09-05 |
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