JP2002136447A

JP2002136447A - 汗取り握りタオル

Info

Publication number: JP2002136447A
Application number: JP2000375281A
Authority: JP
Inventors: Shimiko Fukumoto; 志美子福元
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2000-11-02
Filing date: 2000-11-02
Publication date: 2002-05-14

Abstract

(57)【要約】【課題】指と手の平等が硬くなった患者への取り付け
が、介助者にとって扱い易いように握りタオルに親指、
人差し指、薬指、小指をそれぞれ分離する様な掛け紐を
取り付けて指の間の疾病に効果を出す、又タオルを巻い
た握りタオルの湿気が発散し易い様に中心に空間のある
コアーを設ける。【解決手段】タオルを重ねた握りタオル１で湿気と汗取
り効果を図る、その握りタオル１に親指、人差し指、薬
指、小指が密着しない様に分離用の掛け紐２を取り付
け、その間に指を通す事で指の間の疾病予防と湿気取り
の太い繊維の紐を使う、握力の弱い患者が握り易く又介
助者が患者へ持たせ易くする、握りタオル１を巻く中心
部に通気性のある空洞のコアー５を設け湿気を取り、握
りタオル１を巻き凹凸のフック或はマジックテープ（登
録商標）等で取り付け、取り外しが容易で洗って乾燥し
易くする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】老齢又は痴呆症等の体力の無
い患者が、口にくわえて飲み込もうとしたり、投げてし
まったりして持っていられない様な事を予防し、手の平
或は指間の疾病にも効果を発揮出来る様にして介助者が
扱い易く簡単に交換が出来て清潔である。

【０００２】

【従来の技術】普通のフェイスタオル等を丸めて持たせ
ていた、或は市販されている指紐の様な物を使ってい
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】（イ）指間は広げるこ
とは出来ても指間は取扱いにくく、汗取りという面で不
充分であった。（ロ）患者自身が指の力が弱くて清掃具を持っていられ
なかった。（ハ）経済的な面でも、何度も洗って使える物が良い。（ニ）中心部を空洞にすることで風通しも良くして湿気
を取る様にする。（ホ）手の平或は指間の疾病にも効果的に役立てる。

【０００４】

【課題を解決するための手段】（イ）指サックの様に、
指を別々に４本入れる事により、指間を広げる。（ロ）タオル地にすることにより、手の平の汗を取り易
くする。（ハ）紐が自由に動くことにより、指の大きさの違いに
対応する。（ニ）フック又はマジック帯布の使用により握りタオル
（１）の取り外しと取り付けが簡単になり洗って乾き易
くする。（ホ）握りタオル（１）或は掛け紐（２）に薬品を塗
布、吸着させて手の平、指間の治療に効果を出す。

【０００５】

【実施例】（イ）タオルの幅を１５ｃｍと長さ２０ｃｍ
程度にカットする。（ロ）二つ折り又は三つ折りにして握りタオル（１）の
サイドを縫う。（ハ）握りタオル（１）の長い方の３分の１程度の所
に、掛け紐（２）の両端を両サイドに縫い付ける、握り
タオル（１）の幅を４等分したところに紐通し（６）を
３ヵ所取り付けて、掛け紐（２）が通る様にして人差し
指、中指、薬指、小指等が分離して差し込める様に設置
する。（ニ）握りタオル（１）の裏面に凸フックを両サイドに
２ヵ所と表面に凹フックを両サイドの２ヵ所に設置す
る、或は裏面に小幅のマジック帯布（１１）と表面に広
幅のマジック帯布（１０）を取り付ける。（ホ）空洞で突起のあるコアー（５）に握りタオル
（１）を２周程度巻き付ける、そして握りタオル（１）
の表面に取り付けた凹フック（７）に裏面に取り付けた
凸フック（３）を押し込んで取り付ける、或は握りタオ
ル（１）の表面に取り付けた広幅のマジック帯布（１
０）に裏面の端に取り付けた小幅のマジック帯布（１
１）を押し当てて取り付ける。以上の様にして握りタオル（１）を完成させて使用し、
分解も簡単に出来て、握りタオル（１）を洗濯して再使
用が容易に出来る。

【０００６】

【発明の効果】介助者が扱い易く、本発明の握りタオル
（１）は何度も洗えるので経済的に有利であり、汗取り
が充分に出来る、又指間の疾病にも太めの掛け紐（２）
で湿気の取り易い繊維を使用するので治療にも効果的で
あり、更に握りタオル（１）や掛け紐（２）に特定の薬
品を塗布、吸着させる事により手の平と指間の治療にも
役立てる事が出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】握りタオルの裏面平面図

【図２】コアーの側面図

【図３】本発明品の平面斜視図

【図４】本発明品の斜視図

【図５】本発明品を装着した斜視図

【図６】本発明品を装着した斜視図

【図７】握りタオルの裏面平面図

【図８】握りタオルの平面斜視図

【符号の説明】

１握りタオル２掛け紐３凸フック４縫い糸５コアー６紐通し７凹フック８握り手９突起１０、１１マジック帯布

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】（イ）握りタオル（１）の裏面に凸フック
（３）と表面に凹フック（７）を、或は裏面の端に小幅
のマジック帯布（１１）と表面には広幅のマジック帯布
（１０）を取り付けて、通風を良くして湿気を取るため
に中心部が空洞で、外周には突起（９）があるコアー
（５）を設け、その周囲に握りタオル（１）を巻き付け
る。（ロ）タオルを二つ折り又は三つ折りにしてサイドを縫
った握りタオル（１）に掛け紐（２）を通す紐通し
（６）を３ヵ所設けて、人差し指、中指、薬指、小指を
分離して相互が密着しない様にして湿気の吸収と疾病予
防を可能にする太めの柔らかい繊維の掛け紐（２）を設
ける。（ハ）握りタオル（１）或は掛け紐（２）を別々に又同
時に特定の薬品を塗布、吸着させて手の平、指間の治療
に効果を上げる事が出来る。（イ）（ロ）（ハ）を特徴とする汗取り握りタオル。