JP2002136316A - 歩行補助用杖 - Google Patents
歩行補助用杖Info
- Publication number
- JP2002136316A JP2002136316A JP2000331671A JP2000331671A JP2002136316A JP 2002136316 A JP2002136316 A JP 2002136316A JP 2000331671 A JP2000331671 A JP 2000331671A JP 2000331671 A JP2000331671 A JP 2000331671A JP 2002136316 A JP2002136316 A JP 2002136316A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip
- stick
- main body
- edge
- walking
- Prior art date
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- Pending
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- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、握力の弱った人でも使用すること
のできる握り手の部分に工夫を凝らした杖を提供する。 【解決手段】 棒状の杖本体と、この杖本体の上端に設
けられた握り部とよりなり、該握り部の外周には、周縁
部が形成され、その周縁部には手の指を入れる為の切欠
部が設けられている。
のできる握り手の部分に工夫を凝らした杖を提供する。 【解決手段】 棒状の杖本体と、この杖本体の上端に設
けられた握り部とよりなり、該握り部の外周には、周縁
部が形成され、その周縁部には手の指を入れる為の切欠
部が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、握力が弱い人でも
杖を落とさずに保持することのできる歩行補助用杖に関
する。
杖を落とさずに保持することのできる歩行補助用杖に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の歩行補助用杖は、握りの部分が、
引っかかりのない平滑な形状になっており、握力の弱い
人にとっては、滑りやすく使用することができなかっ
た。最近の物づくりの傾向として、少数派の人にも適合
する使用しやすさを追求したデザインがされるようにな
ってきた。
引っかかりのない平滑な形状になっており、握力の弱い
人にとっては、滑りやすく使用することができなかっ
た。最近の物づくりの傾向として、少数派の人にも適合
する使用しやすさを追求したデザインがされるようにな
ってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、歩
行補助用杖に関して、握力が弱った人でも、安全に使用
することができる新規な杖を提供するものである。
行補助用杖に関して、握力が弱った人でも、安全に使用
することができる新規な杖を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の歩行補助用杖
は、棒状の杖本体と、該杖本体上端に設けられた握り部
とよりなり、該握り部の外周には、縁部が形成され、そ
の縁部には、手の指を入れる為の切欠部が設けられてい
ることを特徴とする。
は、棒状の杖本体と、該杖本体上端に設けられた握り部
とよりなり、該握り部の外周には、縁部が形成され、そ
の縁部には、手の指を入れる為の切欠部が設けられてい
ることを特徴とする。
【0005】本発明の歩行補助用杖は、棒状の杖本体
と、該杖本体上端に設けられた球面を有する弾性体の握
り部とよりなり、該握り部の外周には縁部が形成され、
その縁部には手の指を入れる為の切欠部が設けられてい
ることを特徴とする。本発明の握り手は、握力の弱い人
が手のひら全体でつかむことができるよう適当な硬さの
弾性体であることが好ましい。この弾性体は、ゴムやポ
リウレタン等のエラストマーが使用され、エラストマー
は発泡体がさらに好ましい。
と、該杖本体上端に設けられた球面を有する弾性体の握
り部とよりなり、該握り部の外周には縁部が形成され、
その縁部には手の指を入れる為の切欠部が設けられてい
ることを特徴とする。本発明の握り手は、握力の弱い人
が手のひら全体でつかむことができるよう適当な硬さの
弾性体であることが好ましい。この弾性体は、ゴムやポ
リウレタン等のエラストマーが使用され、エラストマー
は発泡体がさらに好ましい。
【0006】本発明の歩行補助用杖の縁部に設けられた
切欠部は、手の指の大きさに応じた透孔およびその透孔
から外側に向かう開放部とよりなることを特徴とする手
の指の大きさに応じた透孔を有し、その透孔は、縁部の
外側に向かって開放部を有していることを特徴とする。
切欠部は、手の指の大きさに応じた透孔およびその透孔
から外側に向かう開放部とよりなることを特徴とする手
の指の大きさに応じた透孔を有し、その透孔は、縁部の
外側に向かって開放部を有していることを特徴とする。
【0007】本発明の歩行補助用杖の握り部は、握り手
の一端から他端に橋渡して設けられている緊締帯を有す
ることを特徴とする。甲を固定する為の緊締帯は、緊締
バンドを、雌雄の面ファスナーを介して手の甲を緊締し
てもよく、ゴム製のバンドで緊締しても良い。この緊締
帯は、握力の弱い人にとって杖を落とさない為の役割を
する。図8には、歩行補助用杖に緊締帯を取り付けた時
の杖の概略図を示す。
の一端から他端に橋渡して設けられている緊締帯を有す
ることを特徴とする。甲を固定する為の緊締帯は、緊締
バンドを、雌雄の面ファスナーを介して手の甲を緊締し
てもよく、ゴム製のバンドで緊締しても良い。この緊締
帯は、握力の弱い人にとって杖を落とさない為の役割を
する。図8には、歩行補助用杖に緊締帯を取り付けた時
の杖の概略図を示す。
【0008】本発明の歩行補助用杖の握り部は、芯部と
芯部を被覆する弾性体とよりなり、前記芯部は、棒状の
杖本体と連結し取り外し可能に固着されていることを特
徴とする。前記握り部は、手の大きさや形状に応じて色
々の形状が設定され、取替えられるように、芯部と杖本
体とが着脱可能に接合される。
芯部を被覆する弾性体とよりなり、前記芯部は、棒状の
杖本体と連結し取り外し可能に固着されていることを特
徴とする。前記握り部は、手の大きさや形状に応じて色
々の形状が設定され、取替えられるように、芯部と杖本
体とが着脱可能に接合される。
【0009】
【実施例】本発明の歩行補助用杖の実施例について図面
を用いて説明する。図1は、本発明の歩行補助用杖1の
握り手の平面図である。図2は、図1のA−A線断面図
である。図3は、本発明の歩行補助用杖2の握り手の平
面図である。図4は、図3のB−B線断面図である。図
5は、本発明の歩行補助用杖3の握り手の平面図であ
る。図6は、図5のC−C線断面図である。図7は、本
発明の歩行補助用杖の概略図である。図8は、本発明の
バンドを取り付けた歩行補助用杖の概略図である。
を用いて説明する。図1は、本発明の歩行補助用杖1の
握り手の平面図である。図2は、図1のA−A線断面図
である。図3は、本発明の歩行補助用杖2の握り手の平
面図である。図4は、図3のB−B線断面図である。図
5は、本発明の歩行補助用杖3の握り手の平面図であ
る。図6は、図5のC−C線断面図である。図7は、本
発明の歩行補助用杖の概略図である。図8は、本発明の
バンドを取り付けた歩行補助用杖の概略図である。
【0010】1.握り部の作成について アルミ合金からなる芯部4を準備し、芯部を接着処理し
た後、型にセット後、注型法により液状のポリウレタン
を注型し発泡硬化させ、芯部4に発泡ポリウレタンを被
覆し一体成型した。このとき、発泡ポリウレタンは、硬
度(JIS−C)が65度であり、成型比重が0.55
であった。
た後、型にセット後、注型法により液状のポリウレタン
を注型し発泡硬化させ、芯部4に発泡ポリウレタンを被
覆し一体成型した。このとき、発泡ポリウレタンは、硬
度(JIS−C)が65度であり、成型比重が0.55
であった。
【0011】2.握り部の形状について 握り部の形状は、握り部の周囲に設けられた縁部の形状
によって、図1,図3,図5の3つのタイプに分けられ
る。図1のタイプは3本の指を入れられるよう切欠部が
3箇所設けられている。次に図3のタイプは2本の指を
入れられるように切欠部が2箇所設けられている。最後
に図5のタイプはどの方向でも指を入れられるように握
り部の全周に切欠部が設けられている。そして、切欠部
は、いずれのタイプにおいても指の出し入れがしやすい
ように外側に向けて開口部を有している。
によって、図1,図3,図5の3つのタイプに分けられ
る。図1のタイプは3本の指を入れられるよう切欠部が
3箇所設けられている。次に図3のタイプは2本の指を
入れられるように切欠部が2箇所設けられている。最後
に図5のタイプはどの方向でも指を入れられるように握
り部の全周に切欠部が設けられている。そして、切欠部
は、いずれのタイプにおいても指の出し入れがしやすい
ように外側に向けて開口部を有している。
【0012】3.杖の作成について アルミ合金からなる杖本体に、前記握り部を差込むこと
により杖本体と握り部を連結し杖を作成した。図7に示
す。また、握り部にゴムバンド等の緊締帯を装着すれ
ば、図8のような杖が得られる。
により杖本体と握り部を連結し杖を作成した。図7に示
す。また、握り部にゴムバンド等の緊締帯を装着すれ
ば、図8のような杖が得られる。
【0013】4.試作品の杖の使用テスト 図1タイプの杖を、握力の低下した人に使用してもらっ
たところ、握り手の部分が、程よい弾力性があり、指の
部分を入れる為の縁部が設けられているので、杖を持ち
やすく楽に使用することができた。
たところ、握り手の部分が、程よい弾力性があり、指の
部分を入れる為の縁部が設けられているので、杖を持ち
やすく楽に使用することができた。
【0014】
【発明の効果】本発明の歩行補助用杖は、棒状の杖本体
と、該杖本体に設けられた握り部とよりなり、該握り部
の外周には、縁部が形成され、その縁部には、手の指を
入れる為の切欠部が設けられているので、握力の弱い人
でも手のひら全体で杖を握ることができるので使用しや
すい。
と、該杖本体に設けられた握り部とよりなり、該握り部
の外周には、縁部が形成され、その縁部には、手の指を
入れる為の切欠部が設けられているので、握力の弱い人
でも手のひら全体で杖を握ることができるので使用しや
すい。
【図1】本発明の歩行補助用杖1の握り手の平面図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】本発明の歩行補助用杖2の握り手の平面図
【図4】図3のB−B線断面図
【図5】本発明の歩行補助用杖3の握り手の平面図
【図6】図5のC−C線断面図
【図7】本発明の歩行補助用杖の概略図
【図8】本発明のバンドを取り付けた歩行補助用杖の概
略図
略図
1.杖 2.杖の本体 3.杖の握り部 4.芯部 5.弾性体の被覆部 6.縁部 7.切欠部 8.緊締帯
Claims (5)
- 【請求項1】 棒状の杖本体と、該杖本体上端に設けら
れた握り部とよりなり、該握り部の外周には縁部が形成
され、その縁部には手の指を入れる為の切欠部が設けら
れていることを特徴とする歩行補助用杖。 - 【請求項2】 棒状の杖本体と、該杖本体上端に設けら
れた球面を有する弾性体の握り部とよりなり、該握り部
の外周には縁部が形成され、その縁部には手の指を入れ
る為の切欠部が設けられていることを特徴とする歩行補
助用杖。 - 【請求項3】 前記切欠部は、手の指の大きさに応じた
透孔およびその透孔から外側に向かう開放部とよりなる
ことを特徴とする請求項1または2記載の歩行補助用
杖。 - 【請求項4】 前記握り部は、握り手の一端から他端に
橋渡して設けられている緊締帯を有することを特徴とす
る請求項1〜3いずれか1つの歩行補助用杖。 - 【請求項5】 前記握り部は、芯部と芯部を被覆する弾
性体とよりなり、前記芯部は、棒状の杖本体と連結し取
り外し可能に固着されていることを特徴とする請求項1
〜4いずれか1つの歩行補助用杖。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000331671A JP2002136316A (ja) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | 歩行補助用杖 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000331671A JP2002136316A (ja) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | 歩行補助用杖 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002136316A true JP2002136316A (ja) | 2002-05-14 |
Family
ID=18807982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000331671A Pending JP2002136316A (ja) | 2000-10-31 | 2000-10-31 | 歩行補助用杖 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002136316A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT501619A1 (de) * | 2005-03-31 | 2006-10-15 | Fischer Gmbh | Stockgriff mit schlaufe, insbesondere wanderstock mit einer handschlaufe sowie handschlaufe für einen stockgriff |
-
2000
- 2000-10-31 JP JP2000331671A patent/JP2002136316A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT501619A1 (de) * | 2005-03-31 | 2006-10-15 | Fischer Gmbh | Stockgriff mit schlaufe, insbesondere wanderstock mit einer handschlaufe sowie handschlaufe für einen stockgriff |
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