JP2002136177A - 駆動方法及びその装置、ステージ装置、露光装置、デバイス及びデバイス製造方法 - Google Patents
駆動方法及びその装置、ステージ装置、露光装置、デバイス及びデバイス製造方法Info
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- G03F7/70691—Handling of masks or workpieces
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
- Control Of Linear Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 駆動電源を供給する電源回路のサイズ、重
量、コストを低減させ、しかも、3相モータ等の負荷を
安定して精度良く駆動する。 【解決手段】 3相モータ30の各相の巻線30u,3
0v,30wは星形接続され、その中性点Bは単電源の
中点に接続される。各相の個別駆動回路31u,31
v,31wは、入力指令信号Iu,Iv,Iwに応じ
て、単電源を受けて各相の巻線30u,30v,30w
にそれぞれ駆動電流を供給する。調整回路32は、中性
点Bの電位と、単電源の両出力端の各電位+HV,−H
Vの平均電位との偏差を求め、この偏差をフィードバッ
クして、この偏差が実質的にゼロとなるように、W相の
巻線30wに供給する駆動電流を調整する。
量、コストを低減させ、しかも、3相モータ等の負荷を
安定して精度良く駆動する。 【解決手段】 3相モータ30の各相の巻線30u,3
0v,30wは星形接続され、その中性点Bは単電源の
中点に接続される。各相の個別駆動回路31u,31
v,31wは、入力指令信号Iu,Iv,Iwに応じ
て、単電源を受けて各相の巻線30u,30v,30w
にそれぞれ駆動電流を供給する。調整回路32は、中性
点Bの電位と、単電源の両出力端の各電位+HV,−H
Vの平均電位との偏差を求め、この偏差をフィードバッ
クして、この偏差が実質的にゼロとなるように、W相の
巻線30wに供給する駆動電流を調整する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ等の負荷を
駆動する駆動方法及びその装置、この駆動装置を用いた
ステージ装置、このステージ装置を用いた露光装置、こ
の露光装置により製造したデバイス及びデバイス製造方
法に関するものである。
駆動する駆動方法及びその装置、この駆動装置を用いた
ステージ装置、このステージ装置を用いた露光装置、こ
の露光装置により製造したデバイス及びデバイス製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体露光装置は、レチクル(あるいは
マスク)を搭載するレチクルステージ、ウエハを搭載す
るウエハステージ、レチクルに形成されたパターンをウ
エハに投影露光する投影光学系などから構成される。各
ステージはモータ及びモータを駆動するモータ駆動装置
により適宜駆動され、レチクルに形成されたパターンが
ウエハの所定の位置に正確に投影露光される。各ステー
ジを駆動するモータには例えば3相リニアモータが使用
され、そのモータを駆動する回路には例えば高効率なP
WM(パルス幅変調)増幅器などの増幅器が使用され
る。
マスク)を搭載するレチクルステージ、ウエハを搭載す
るウエハステージ、レチクルに形成されたパターンをウ
エハに投影露光する投影光学系などから構成される。各
ステージはモータ及びモータを駆動するモータ駆動装置
により適宜駆動され、レチクルに形成されたパターンが
ウエハの所定の位置に正確に投影露光される。各ステー
ジを駆動するモータには例えば3相リニアモータが使用
され、そのモータを駆動する回路には例えば高効率なP
WM(パルス幅変調)増幅器などの増幅器が使用され
る。
【0003】投影露光装置のステージは、高精度に駆動
する必要があるため、モータ駆動電源として正負の2極
性電源を使用し、3相の各チャンネル毎に独立して設け
た増幅器を介して2極性電源から駆動電力を3相モータ
に供給していた。
する必要があるため、モータ駆動電源として正負の2極
性電源を使用し、3相の各チャンネル毎に独立して設け
た増幅器を介して2極性電源から駆動電力を3相モータ
に供給していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
露光装置において、最近は、ウエハはサイズが大きくな
り、スループット及び露光精度の向上が要求され、ステ
ージの駆動装置には精度とスピードと推力アップが要求
されている。そのために、駆動出力は増大する一方であ
る。このため、電源回路のサイズ、重量、コストが増大
し、電源回路が装置の大部分を占めるようになってしま
う。
露光装置において、最近は、ウエハはサイズが大きくな
り、スループット及び露光精度の向上が要求され、ステ
ージの駆動装置には精度とスピードと推力アップが要求
されている。そのために、駆動出力は増大する一方であ
る。このため、電源回路のサイズ、重量、コストが増大
し、電源回路が装置の大部分を占めるようになってしま
う。
【0005】このような事情は、半導体露光装置のステ
ージの駆動装置のみならず、大きな駆動出力が要求され
る他の種々の装置においても、同様である。
ージの駆動装置のみならず、大きな駆動出力が要求され
る他の種々の装置においても、同様である。
【0006】そこで、正負の2極性電源に代えて、単電
源を駆動電源として3相モータを駆動することが、考え
られる。この場合、3相モータの3相の巻線が星形接続
され、3相の巻線の中性点と単電源の中点とが接続され
ることになる。単電源を供給する電源回路は、正負の2
極性電源を供給する電源回路に比べて、サイズ、重量、
コストが大幅に低下する。
源を駆動電源として3相モータを駆動することが、考え
られる。この場合、3相モータの3相の巻線が星形接続
され、3相の巻線の中性点と単電源の中点とが接続され
ることになる。単電源を供給する電源回路は、正負の2
極性電源を供給する電源回路に比べて、サイズ、重量、
コストが大幅に低下する。
【0007】しかし、この場合、3相モータの各相の巻
線に流れる電流が完全に平衡することはあり得ないため
に、3相の巻線の中性点の電位が変動し、ひいては、単
電源の中点の電位が変動してしまう。特に、単電源を供
給する電源回路として、レギュレーションを十分に行わ
ない比較的簡単な回路を採用した場合には、単電源の中
点の電位の変動が大きくなる。単電源の中点の電位が変
動することは、単電源の中点と単電源の一方出力端との
間の電圧レベルと、単電源の中点と単電源の他方出力端
との間の電圧レベルとが、異なってしまうことを意味す
る。このため、モータの巻線に流す一方極性の電圧レベ
ルと他方極性の電圧レベルとが異なってしまい、3相モ
ータを安定して駆動することができない。このことは、
精度が要求される投影露光装置のステージなどのモータ
を駆動するモータ駆動装置にとっては、致命的である。
線に流れる電流が完全に平衡することはあり得ないため
に、3相の巻線の中性点の電位が変動し、ひいては、単
電源の中点の電位が変動してしまう。特に、単電源を供
給する電源回路として、レギュレーションを十分に行わ
ない比較的簡単な回路を採用した場合には、単電源の中
点の電位の変動が大きくなる。単電源の中点の電位が変
動することは、単電源の中点と単電源の一方出力端との
間の電圧レベルと、単電源の中点と単電源の他方出力端
との間の電圧レベルとが、異なってしまうことを意味す
る。このため、モータの巻線に流す一方極性の電圧レベ
ルと他方極性の電圧レベルとが異なってしまい、3相モ
ータを安定して駆動することができない。このことは、
精度が要求される投影露光装置のステージなどのモータ
を駆動するモータ駆動装置にとっては、致命的である。
【0008】したがって、結局、モータ駆動電源とし
て、正負の2極性電源に代えて単電源を使用しようとし
ても、単電源を使用することはできず、電源回路のサイ
ズ、重量、コストを低減させることはできなかった。
て、正負の2極性電源に代えて単電源を使用しようとし
ても、単電源を使用することはできず、電源回路のサイ
ズ、重量、コストを低減させることはできなかった。
【0009】以上、モータを駆動する場合について述べ
たが、他の負荷を駆動する場合についても同様である。
たが、他の負荷を駆動する場合についても同様である。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、駆動電源を供給する電源回路のサイズ、重
量、コストを低減させることができ、しかも、3相モー
タ等の負荷を安定して精度良く駆動することができる駆
動方法及びその装置、この駆動装置を用いたステージ装
置、このステージ装置を用いた露光装置、この露光装置
により製造したデバイス及びデバイス製造方法を提供す
ることを目的とする。
たもので、駆動電源を供給する電源回路のサイズ、重
量、コストを低減させることができ、しかも、3相モー
タ等の負荷を安定して精度良く駆動することができる駆
動方法及びその装置、この駆動装置を用いたステージ装
置、このステージ装置を用いた露光装置、この露光装置
により製造したデバイス及びデバイス製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第1の態様による駆動方法は、単電源を駆
動電源として、星形接続されたN相(Nは2以上の整
数)の負荷を駆動する駆動方法であって、前記N相の負
荷の中性点と前記単電源の中点とを接続しておき、前記
単電源からの電力に基づいて、前記N相の負荷にそれぞ
れ駆動電流を供給し、前記N相の負荷のうちの少なくと
も1相の負荷に供給する駆動電流を、前記中性点の電位
の、前記単電源の両出力端の各電位の平均電位に対する
変動に応じて、調整するものである。
め、本発明の第1の態様による駆動方法は、単電源を駆
動電源として、星形接続されたN相(Nは2以上の整
数)の負荷を駆動する駆動方法であって、前記N相の負
荷の中性点と前記単電源の中点とを接続しておき、前記
単電源からの電力に基づいて、前記N相の負荷にそれぞ
れ駆動電流を供給し、前記N相の負荷のうちの少なくと
も1相の負荷に供給する駆動電流を、前記中性点の電位
の、前記単電源の両出力端の各電位の平均電位に対する
変動に応じて、調整するものである。
【0012】この第1の態様によれば、N相の負荷を駆
動するための駆動電源として単電源が用いられているの
で、従来のように駆動電源として正負の2極性電源を用
いる場合に比べて、電源回路のサイズ、重量、コストを
大幅に低減させることができる。駆動電源として単電源
を用いると、前述したように、単電源の中点の電位が変
動しようとする。しかし、前記第1の態様では、前記N
相のうちの少なくとも1相の負荷に供給する駆動電流
を、前記中性点の電位の、前記単電源の両出力端の各電
位の平均電位に対する変動に応じて、調整している。こ
のため、前記中性点の電位の変動、すなわち、前記単電
源の中点の電位の変動を抑えることができる。したがっ
て、モータ等の負荷を安定して精度良く駆動することが
できる。
動するための駆動電源として単電源が用いられているの
で、従来のように駆動電源として正負の2極性電源を用
いる場合に比べて、電源回路のサイズ、重量、コストを
大幅に低減させることができる。駆動電源として単電源
を用いると、前述したように、単電源の中点の電位が変
動しようとする。しかし、前記第1の態様では、前記N
相のうちの少なくとも1相の負荷に供給する駆動電流
を、前記中性点の電位の、前記単電源の両出力端の各電
位の平均電位に対する変動に応じて、調整している。こ
のため、前記中性点の電位の変動、すなわち、前記単電
源の中点の電位の変動を抑えることができる。したがっ
て、モータ等の負荷を安定して精度良く駆動することが
できる。
【0013】本発明の第2の態様による駆動方法は、前
記第1の態様において、前記単電源の変化する電圧レベ
ル(両出力端間の電圧レベル)に応じて、前記N相の負
荷にそれぞれ供給する駆動電流をそれぞれ調整するもの
である。
記第1の態様において、前記単電源の変化する電圧レベ
ル(両出力端間の電圧レベル)に応じて、前記N相の負
荷にそれぞれ供給する駆動電流をそれぞれ調整するもの
である。
【0014】この第2の態様によれば、単電源の電圧レ
ベルの変動に応じた調整を行うので、単電源を供給する
電源回路として、高い精度でレギュレーションを行わな
い電源回路を用いても、モータ等の負荷を精度良く駆動
することができる。したがって、モータ等の駆動の精度
を保持しながら、電源回路のサイズ、重量、コストを一
層低減させることができる。
ベルの変動に応じた調整を行うので、単電源を供給する
電源回路として、高い精度でレギュレーションを行わな
い電源回路を用いても、モータ等の負荷を精度良く駆動
することができる。したがって、モータ等の駆動の精度
を保持しながら、電源回路のサイズ、重量、コストを一
層低減させることができる。
【0015】本発明の第3の態様による駆動方法は、前
記第1又は第2の態様において、前記N相の負荷が、N
相モータのN相の巻線であるものである。N相モータ
は、リニアモータであってもよいし、回転モータであっ
てもよい。前記第1及び第2の態様は、この第3の態様
のように、モータの駆動に好適であるが、前記第1及び
第2の態様では、駆動対象となる負荷はモータに限定さ
れるものではない。
記第1又は第2の態様において、前記N相の負荷が、N
相モータのN相の巻線であるものである。N相モータ
は、リニアモータであってもよいし、回転モータであっ
てもよい。前記第1及び第2の態様は、この第3の態様
のように、モータの駆動に好適であるが、前記第1及び
第2の態様では、駆動対象となる負荷はモータに限定さ
れるものではない。
【0016】本発明の第4の態様による駆動装置は、単
電源を駆動電源として、N相(Nは2以上の整数)の負
荷を駆動する駆動装置であって、前記N相の負荷が星形
接続され、前記単電源を供給する電源回路は、前記単電
源の中点を形成する中点形成回路を有し、前記N相の負
荷の中性点と前記単電源の前記中点とが接続され、前記
N相の負荷の各相ごとに、前記単電源を受けて当該相の
負荷に駆動電流を供給する個別駆動回路を、備え、前記
各相の個別駆動回路のうちの少なくとも1相の個別駆動
回路が当該相の負荷に供給する駆動電流を、前記中性点
の電位の、前記単電源の両出力端の各電位の平均電位に
対する変動に応じて、調整する調整回路を、更に備えた
ものである。
電源を駆動電源として、N相(Nは2以上の整数)の負
荷を駆動する駆動装置であって、前記N相の負荷が星形
接続され、前記単電源を供給する電源回路は、前記単電
源の中点を形成する中点形成回路を有し、前記N相の負
荷の中性点と前記単電源の前記中点とが接続され、前記
N相の負荷の各相ごとに、前記単電源を受けて当該相の
負荷に駆動電流を供給する個別駆動回路を、備え、前記
各相の個別駆動回路のうちの少なくとも1相の個別駆動
回路が当該相の負荷に供給する駆動電流を、前記中性点
の電位の、前記単電源の両出力端の各電位の平均電位に
対する変動に応じて、調整する調整回路を、更に備えた
ものである。
【0017】この第4の態様による駆動装置によれば、
前記第1の態様による駆動方法が実現され、前記第1の
態様と同様の利点が得られる。
前記第1の態様による駆動方法が実現され、前記第1の
態様と同様の利点が得られる。
【0018】本発明の第5の態様による駆動装置は、前
記第4の態様において、前記中点形成回路は、前記単電
源の両出力端間に接続された実質的に同一の容量値を有
する2つのコンデンサの直列結合からなる直列回路、又
は、これと実質的に等価な回路を含み、前記2つのコン
デンサの接続中点又はこれに相当する箇所を前記単電源
の中点とするものである。この第5の態様は、中点形成
回路の例を挙げたものであるが、前記第4の態様では、
中点形成回路はこの例に限定されるものではない。
記第4の態様において、前記中点形成回路は、前記単電
源の両出力端間に接続された実質的に同一の容量値を有
する2つのコンデンサの直列結合からなる直列回路、又
は、これと実質的に等価な回路を含み、前記2つのコン
デンサの接続中点又はこれに相当する箇所を前記単電源
の中点とするものである。この第5の態様は、中点形成
回路の例を挙げたものであるが、前記第4の態様では、
中点形成回路はこの例に限定されるものではない。
【0019】本発明の第6の態様による駆動装置は、前
記第4又は第5の態様において、前記調整回路は、前記
中性点の電位と前記平均電位との偏差を得る偏差演算手
段を有し、前記調整回路は、前記偏差が実質的にゼロと
なるように、前記少なくとも1相の負荷に供給する駆動
電流を調整するものである。この第6の態様は、調整回
路の例を挙げたものであるが、前記第4及び第5の態様
では、必ずしもこの例に限定されるものではない。
記第4又は第5の態様において、前記調整回路は、前記
中性点の電位と前記平均電位との偏差を得る偏差演算手
段を有し、前記調整回路は、前記偏差が実質的にゼロと
なるように、前記少なくとも1相の負荷に供給する駆動
電流を調整するものである。この第6の態様は、調整回
路の例を挙げたものであるが、前記第4及び第5の態様
では、必ずしもこの例に限定されるものではない。
【0020】本発明の第7の態様による駆動装置は、前
記第4乃至第6のいずれかの態様において、前記各相の
個別駆動回路は、当該相の負荷に流れる電流を検出する
電流検出手段を有し、該電流検出手段からの検出出力に
基づいて、当該相の負荷に流れる電流が実質的に、入力
指令信号が示す電流となるように制御するものである。
この第7の態様は、各相の個別駆動回路の例を挙げたも
のであるが、前記第4乃至第6の態様では、必ずしもこ
の例に限定されるものではない。
記第4乃至第6のいずれかの態様において、前記各相の
個別駆動回路は、当該相の負荷に流れる電流を検出する
電流検出手段を有し、該電流検出手段からの検出出力に
基づいて、当該相の負荷に流れる電流が実質的に、入力
指令信号が示す電流となるように制御するものである。
この第7の態様は、各相の個別駆動回路の例を挙げたも
のであるが、前記第4乃至第6の態様では、必ずしもこ
の例に限定されるものではない。
【0021】本発明の第8の態様による駆動装置は、前
記第4乃至第7のいずれかの態様において、前記各相の
個別駆動回路は、PWM増幅器を含むものである。前記
第4乃至第7の態様では、各相の個別駆動回路をリニア
増幅器等を用いて構成してもよいが、この第8の態様の
ようにPWM増幅器を用いて構成すれば、効率が良いの
で好ましい。
記第4乃至第7のいずれかの態様において、前記各相の
個別駆動回路は、PWM増幅器を含むものである。前記
第4乃至第7の態様では、各相の個別駆動回路をリニア
増幅器等を用いて構成してもよいが、この第8の態様の
ようにPWM増幅器を用いて構成すれば、効率が良いの
で好ましい。
【0022】本発明の第9の態様による駆動装置は、前
記第4乃至第8のいずれかの態様において、前記各相の
個別駆動回路は、三角波を生成する三角波生成回路と、
入力信号と前記三角波とを比較し、前記入力信号の電圧
レベルに応じたパルス幅のPWM信号を出力する比較器
と、前記単電源に接続され、前記単電源からの電圧を前
記PWM信号に基づいてオンオフして出力するスイッチ
ング素子と、前記PWM信号のデューティ比を前記単電
源の変化する電圧レベルの変動に応じて調整する第2の
調整回路と、を含むものである。
記第4乃至第8のいずれかの態様において、前記各相の
個別駆動回路は、三角波を生成する三角波生成回路と、
入力信号と前記三角波とを比較し、前記入力信号の電圧
レベルに応じたパルス幅のPWM信号を出力する比較器
と、前記単電源に接続され、前記単電源からの電圧を前
記PWM信号に基づいてオンオフして出力するスイッチ
ング素子と、前記PWM信号のデューティ比を前記単電
源の変化する電圧レベルの変動に応じて調整する第2の
調整回路と、を含むものである。
【0023】本発明の第10の態様による駆動装置は、
前記第4乃至第8のいずれかの態様において、前記各相
の個別駆動回路は、三角波を生成する三角波生成回路
と、入力信号と前記三角波とを比較し、前記入力信号の
電圧レベルに応じたパルス幅のPWM信号を出力する比
較器と、前記単電源に接続され、前記単電源からの電圧
を前記PWM信号に基づいてオンオフして出力するスイ
ッチング素子と、前記比較器に入力される前記入力信号
の電圧レベルを前記単電源の変化する電圧レベルの変動
に応じて調整する第2の調整回路と、を含むものであ
る。
前記第4乃至第8のいずれかの態様において、前記各相
の個別駆動回路は、三角波を生成する三角波生成回路
と、入力信号と前記三角波とを比較し、前記入力信号の
電圧レベルに応じたパルス幅のPWM信号を出力する比
較器と、前記単電源に接続され、前記単電源からの電圧
を前記PWM信号に基づいてオンオフして出力するスイ
ッチング素子と、前記比較器に入力される前記入力信号
の電圧レベルを前記単電源の変化する電圧レベルの変動
に応じて調整する第2の調整回路と、を含むものであ
る。
【0024】本発明の第11の態様による駆動装置は、
前記第4乃至第8のいずれかの態様において、前記各相
の個別駆動回路は、三角波を生成する三角波生成回路
と、入力信号と前記三角波とを比較し、前記入力信号の
電圧レベルに応じたパルス幅のPWM信号を出力する比
較器と、前記単電源に接続され、前記単電源からの電圧
を前記PWM信号に基づいてオンオフして出力するスイ
ッチング素子と、前記三角波の振幅を前記単電源の変化
する電圧レベルの変動に応じて調整する第2の調整回路
と、を含むものである。
前記第4乃至第8のいずれかの態様において、前記各相
の個別駆動回路は、三角波を生成する三角波生成回路
と、入力信号と前記三角波とを比較し、前記入力信号の
電圧レベルに応じたパルス幅のPWM信号を出力する比
較器と、前記単電源に接続され、前記単電源からの電圧
を前記PWM信号に基づいてオンオフして出力するスイ
ッチング素子と、前記三角波の振幅を前記単電源の変化
する電圧レベルの変動に応じて調整する第2の調整回路
と、を含むものである。
【0025】前記第9乃至第11の態様によれば、第2
の調整回路によって、単電源の電圧レベルの変動に応じ
た調整が行われるので、前記第2の態様による駆動方法
が実現され、前記第2の態様と同様の利点が得られる。
の調整回路によって、単電源の電圧レベルの変動に応じ
た調整が行われるので、前記第2の態様による駆動方法
が実現され、前記第2の態様と同様の利点が得られる。
【0026】本発明の第12の態様による駆動装置は、
前記第4乃至第11のいずれかの態様において、前記N
相の負荷が、N相モータのN相の巻線であるものであ
る。N相モータは、リニアモータであってもよいし、回
転モータであってもよい。前記第4乃至第11の態様
は、この第12の態様のように、モータの駆動に好適で
あるが、前記第4乃至第11の態様では、駆動対象とな
る負荷はモータに限定されるものではない。
前記第4乃至第11のいずれかの態様において、前記N
相の負荷が、N相モータのN相の巻線であるものであ
る。N相モータは、リニアモータであってもよいし、回
転モータであってもよい。前記第4乃至第11の態様
は、この第12の態様のように、モータの駆動に好適で
あるが、前記第4乃至第11の態様では、駆動対象とな
る負荷はモータに限定されるものではない。
【0027】本発明の第13の態様によるステージ装置
は、移動対象物を搭載するステージと、前記移動対象物
を移動させるために前記ステージを駆動するN相モータ
(Nは2以上の整数)と、前記N相モータを駆動するモ
ータ駆動装置とを備え、該モータ駆動装置が前記第12
の態様による駆動装置であるものである。この第13の
態様によれば、移動対象物を高速かつ高精度に移動させ
ることができ、しかも、装置のサイズ、重量、コストを
低減することができる。
は、移動対象物を搭載するステージと、前記移動対象物
を移動させるために前記ステージを駆動するN相モータ
(Nは2以上の整数)と、前記N相モータを駆動するモ
ータ駆動装置とを備え、該モータ駆動装置が前記第12
の態様による駆動装置であるものである。この第13の
態様によれば、移動対象物を高速かつ高精度に移動させ
ることができ、しかも、装置のサイズ、重量、コストを
低減することができる。
【0028】本発明の第14の態様による露光装置は、
露光により基板上に所定のパターンを形成する露光装置
であって、マスク及び基板のいずれか一方を搭載して移
動させるステージ装置を備え、該ステージ装置が前記第
13の態様によるステージ装置であるものである。この
第14の態様によれば、スループット及び露光精度の向
上を図ることができ、しかも、装置のサイズ、重量、コ
ストを低減することができる。
露光により基板上に所定のパターンを形成する露光装置
であって、マスク及び基板のいずれか一方を搭載して移
動させるステージ装置を備え、該ステージ装置が前記第
13の態様によるステージ装置であるものである。この
第14の態様によれば、スループット及び露光精度の向
上を図ることができ、しかも、装置のサイズ、重量、コ
ストを低減することができる。
【0029】本発明の第15の態様によるデバイスは、
前記第14の態様による露光装置によって製造されたも
のである。この第15の態様によれば、歩留りの向上及
びコストダウンを図ることができる。
前記第14の態様による露光装置によって製造されたも
のである。この第15の態様によれば、歩留りの向上及
びコストダウンを図ることができる。
【0030】本発明の第16の態様によるデバイスの製
造方法は、前記第14の態様による露光装置を用意し、
該露光装置によって露光を行う工程を有するものであ
る。この第16の態様によれば、歩留りの向上及びコス
トダウンを図ることができる。
造方法は、前記第14の態様による露光装置を用意し、
該露光装置によって露光を行う工程を有するものであ
る。この第16の態様によれば、歩留りの向上及びコス
トダウンを図ることができる。
【0031】また、前述した各態様において、各個別駆
動回路は、完全に独立した回路構成を採用してもよい
が、適宜一部の回路部分をN相の個別駆動回路で共有す
るように構成してもよい。
動回路は、完全に独立した回路構成を採用してもよい
が、適宜一部の回路部分をN相の個別駆動回路で共有す
るように構成してもよい。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明による駆動方法及び
その装置、ステージ装置、露光装置、デバイス及びデバ
イス製造方法について、図面を参照して説明する。以下
の説明では、駆動対象の例として3相モータを挙げる
が、本発明では駆動対象はこれに限定されるものではな
い。
その装置、ステージ装置、露光装置、デバイス及びデバ
イス製造方法について、図面を参照して説明する。以下
の説明では、駆動対象の例として3相モータを挙げる
が、本発明では駆動対象はこれに限定されるものではな
い。
【0033】[第1の実施の形態]
【0034】まず、本発明によるモータ駆動装置により
ステージが駆動される投影露光装置の一例について、説
明する。
ステージが駆動される投影露光装置の一例について、説
明する。
【0035】図1は、この投影露光装置の概略構成を示
す図である。この投影露光装置は、レチクルのパターン
の縮小像をウエハの各ショット領域に露光するステッパ
ー型(ステップアンドリピート型)の投影露光装置であ
る。なお、第1の実施の形態の説明ではレチクルという
用語を使用するが、本明細書では、レチクルもマスクも
ウエハ上に投影すべきパターンが形成されたものとして
同義のものとして扱う。図1において、照明光学系1か
らの露光光ILが、ダイクロイックミラー2により反射
されてレチクルRのパターン領域を照明する。ダイクロ
イックミラー2により反射された後の露光光ILの光軸
に平行にZ軸を取り、Z軸に垂直な2次元平面内で、図
1の紙面に平行な方向にX軸、図1の紙面に垂直な方向
にY軸を取る。
す図である。この投影露光装置は、レチクルのパターン
の縮小像をウエハの各ショット領域に露光するステッパ
ー型(ステップアンドリピート型)の投影露光装置であ
る。なお、第1の実施の形態の説明ではレチクルという
用語を使用するが、本明細書では、レチクルもマスクも
ウエハ上に投影すべきパターンが形成されたものとして
同義のものとして扱う。図1において、照明光学系1か
らの露光光ILが、ダイクロイックミラー2により反射
されてレチクルRのパターン領域を照明する。ダイクロ
イックミラー2により反射された後の露光光ILの光軸
に平行にZ軸を取り、Z軸に垂直な2次元平面内で、図
1の紙面に平行な方向にX軸、図1の紙面に垂直な方向
にY軸を取る。
【0036】レチクルRは、レチクル側Yステージ3Y
及びレチクル側Xステージ3Xを介して、レチクルベー
ス4上に搭載される。レチクル側Xステージ3Xは、レ
チクルベース4に対して、固定子5A及び可動子5Bか
らなるリニアモータ(以下、「リニアモータ5」と呼
ぶ)によりX方向に駆動される。レチクル側Yステージ
3Yは、レチクル側Xステージ3Xに対して、不図示の
リニアモータによりY方向に駆動される。
及びレチクル側Xステージ3Xを介して、レチクルベー
ス4上に搭載される。レチクル側Xステージ3Xは、レ
チクルベース4に対して、固定子5A及び可動子5Bか
らなるリニアモータ(以下、「リニアモータ5」と呼
ぶ)によりX方向に駆動される。レチクル側Yステージ
3Yは、レチクル側Xステージ3Xに対して、不図示の
リニアモータによりY方向に駆動される。
【0037】また、レチクル側Yステージ3Y上に、X
軸用の移動鏡6X及び不図示のY軸用の移動鏡が固定さ
れている。移動鏡6X、及び外部に設置されたX軸用の
レチクル側のレーザ干渉計(以下、「レチクル干渉計」
という)7Xにより、レチクル側Xステージ3XのX座
標XRが計測される。不図示のY軸用の移動鏡、及びY
軸用のレチクル干渉計7Yにより、レチクル側Yステー
ジ3YのY座標YRが計測される。計測されたX座標X
R及びY座標YRは、装置全体の動作を統括制御する中
央制御系8に、コネクタ17,18を介して供給され
る。レチクル側Yステージ3Y、レチクル側Xステージ
3X、レチクルベース4、X軸用のリニアモータ5、及
びY軸用のリニアモータからなるステージ系を、レチク
ルステージ装置3と呼ぶ。
軸用の移動鏡6X及び不図示のY軸用の移動鏡が固定さ
れている。移動鏡6X、及び外部に設置されたX軸用の
レチクル側のレーザ干渉計(以下、「レチクル干渉計」
という)7Xにより、レチクル側Xステージ3XのX座
標XRが計測される。不図示のY軸用の移動鏡、及びY
軸用のレチクル干渉計7Yにより、レチクル側Yステー
ジ3YのY座標YRが計測される。計測されたX座標X
R及びY座標YRは、装置全体の動作を統括制御する中
央制御系8に、コネクタ17,18を介して供給され
る。レチクル側Yステージ3Y、レチクル側Xステージ
3X、レチクルベース4、X軸用のリニアモータ5、及
びY軸用のリニアモータからなるステージ系を、レチク
ルステージ装置3と呼ぶ。
【0038】露光光ILのもとで、レチクルRのパター
ンの像は、投影倍率β(βは例えば1/5)の投影光学
系PLを介して縮小されて、ウエハWの各ショット領域
に投影露光される。ウエハWは、ウエハ側Yステージ1
0Y及びウエハ側Xステージ10Xを介して、ウエハベ
ース11上に搭載されている。ウエハ側Xステージ10
Xは、ウエハベース11に対して、固定子12A及び可
動子12Bからなるリニアモータ(以下、「リニアモー
タ12」と呼ぶ)を介してX方向に駆動される。ウエハ
側Yステージ10Yは、ウエハ側Xステージ10Xに対
して、不図示のリニアモータによりY方向に駆動され
る。
ンの像は、投影倍率β(βは例えば1/5)の投影光学
系PLを介して縮小されて、ウエハWの各ショット領域
に投影露光される。ウエハWは、ウエハ側Yステージ1
0Y及びウエハ側Xステージ10Xを介して、ウエハベ
ース11上に搭載されている。ウエハ側Xステージ10
Xは、ウエハベース11に対して、固定子12A及び可
動子12Bからなるリニアモータ(以下、「リニアモー
タ12」と呼ぶ)を介してX方向に駆動される。ウエハ
側Yステージ10Yは、ウエハ側Xステージ10Xに対
して、不図示のリニアモータによりY方向に駆動され
る。
【0039】また、ウエハ側Yステージ10Y上に、X
軸用の移動鏡13X及び不図示のY軸用の移動鏡が固定
されている。移動鏡13X、及び外部に設置されたX軸
用のウエハ側のレーザ干渉計(以下、「ウエハ干渉計」
という)14Xにより、ウエハ側Xステージ10XのX
座標XWが計測される。不図示のY軸用の移動鏡、及び
Y軸用のウエハ干渉計14Yにより、レチクル側Yステ
ージ10YのY座標YWが計測される。計測されたX座
標XW及びY座標YWは、中央制御系8にコネクタ1
9,20を介して供給される。ウエハ側Yステージ10
Y、ウエハ側Xステージ10X、ウエハベース11、X
軸用のリニアモータ12、及びY軸用のリニアモータ、
並びにウエハWのZ方向への位置及び傾斜角を制御する
Zレベリングステージ(図示せず)からなるステージ系
を、ウエハステージ装置10と呼ぶ。
軸用の移動鏡13X及び不図示のY軸用の移動鏡が固定
されている。移動鏡13X、及び外部に設置されたX軸
用のウエハ側のレーザ干渉計(以下、「ウエハ干渉計」
という)14Xにより、ウエハ側Xステージ10XのX
座標XWが計測される。不図示のY軸用の移動鏡、及び
Y軸用のウエハ干渉計14Yにより、レチクル側Yステ
ージ10YのY座標YWが計測される。計測されたX座
標XW及びY座標YWは、中央制御系8にコネクタ1
9,20を介して供給される。ウエハ側Yステージ10
Y、ウエハ側Xステージ10X、ウエハベース11、X
軸用のリニアモータ12、及びY軸用のリニアモータ、
並びにウエハWのZ方向への位置及び傾斜角を制御する
Zレベリングステージ(図示せず)からなるステージ系
を、ウエハステージ装置10と呼ぶ。
【0040】第1の実施の形態では、リニアモータとし
て3相リニアモータを使用する。例えばリニアモータ1
2を例に説明する。リニアモータ12は、固定子12A
と可動子12Bとで構成され、固定子12Aは3相の電
機子巻線(図示せず)からなり、可動子12Bはウエハ
側Xステージ10Xの側面に極性が順次反転してX方向
に並べて固定された4個の永久磁石(図示せず)からな
る。すなわち、リニアモータ12は、ムービング・マグ
ネット型のリニア同期モータである。なお、可動子側の
電機子巻線を収納したムービング・コイル型のリニアモ
ータを使用してもよい。
て3相リニアモータを使用する。例えばリニアモータ1
2を例に説明する。リニアモータ12は、固定子12A
と可動子12Bとで構成され、固定子12Aは3相の電
機子巻線(図示せず)からなり、可動子12Bはウエハ
側Xステージ10Xの側面に極性が順次反転してX方向
に並べて固定された4個の永久磁石(図示せず)からな
る。すなわち、リニアモータ12は、ムービング・マグ
ネット型のリニア同期モータである。なお、可動子側の
電機子巻線を収納したムービング・コイル型のリニアモ
ータを使用してもよい。
【0041】中央制御系8は、レチクルステージ駆動系
15を介してレチクル側のX軸用のリニアモータ5及び
Y軸用のリニアモータの動作を制御して、レチクルRの
位置決めを行うとともに、ウエハステージ駆動系16を
介してウエハ側のX軸用のリニアモータ12及びY軸用
のリニアモータの動作を制御して、ウエハWの位置決め
を行う。このような制御により、レチクルRのパターン
は、ウエハWの各ショット領域に縮小されて露光され
る。
15を介してレチクル側のX軸用のリニアモータ5及び
Y軸用のリニアモータの動作を制御して、レチクルRの
位置決めを行うとともに、ウエハステージ駆動系16を
介してウエハ側のX軸用のリニアモータ12及びY軸用
のリニアモータの動作を制御して、ウエハWの位置決め
を行う。このような制御により、レチクルRのパターン
は、ウエハWの各ショット領域に縮小されて露光され
る。
【0042】レチクルステージ駆動系15及びウエハス
テージ駆動系16は、単電源を駆動電源として各リニア
モータをそれぞれ駆動するモータ駆動装置を搭載する。
ここで、このモータ駆動電源となる単電源を供給する電
源回路の例について、説明する。
テージ駆動系16は、単電源を駆動電源として各リニア
モータをそれぞれ駆動するモータ駆動装置を搭載する。
ここで、このモータ駆動電源となる単電源を供給する電
源回路の例について、説明する。
【0043】図2は、モータ駆動電源となる単電源を供
給する電源回路の一例を示す回路図である。この電源回
路は、ダイオードD1〜D6からなる3相全波整流回路
21と、ソフトスタート回路22と、力率改善用のコイ
ルL1と、単電源の中点Aを形成する中点形成回路23
とから構成されている。力率改善用のコイルL1は、力
率を改善する上で設けることが好ましいが、必ずしも設
ける必要はない。
給する電源回路の一例を示す回路図である。この電源回
路は、ダイオードD1〜D6からなる3相全波整流回路
21と、ソフトスタート回路22と、力率改善用のコイ
ルL1と、単電源の中点Aを形成する中点形成回路23
とから構成されている。力率改善用のコイルL1は、力
率を改善する上で設けることが好ましいが、必ずしも設
ける必要はない。
【0044】全波整流回路21は、商用の3相200V
の交流電源を全波整流する。図面には示していないが、
3相200Vの交流電源と全波整流回路21とを接続す
る電源ラインの途中には、必要に応じて、電源スイッチ
を兼ねる漏電ブレーカ及びノイズを低減するラインフィ
ルタが設けられる。
の交流電源を全波整流する。図面には示していないが、
3相200Vの交流電源と全波整流回路21とを接続す
る電源ラインの途中には、必要に応じて、電源スイッチ
を兼ねる漏電ブレーカ及びノイズを低減するラインフィ
ルタが設けられる。
【0045】ソフトスタート回路22は、抵抗R1〜R
3、コンデンサC1及びスイッチング用FETQ1から
構成されている。ソフトスタート回路22は、電源スイ
ッチが投入された後、所定時間経過するまではFETQ
1がオフを維持して抵抗R3が有効となることにより、
電源投入時の突入電流(コンデンサC2,C3を充電す
る電流)を制限する。そして、ソフトスタート回路22
は、前記所定時間が経過すると、FETQ1がオンして
抵抗R3を短絡することにより、本来の電源供給状態に
する。もっとも、このようなソフトスタート回路22
は、必ずしも設ける必要はない。
3、コンデンサC1及びスイッチング用FETQ1から
構成されている。ソフトスタート回路22は、電源スイ
ッチが投入された後、所定時間経過するまではFETQ
1がオフを維持して抵抗R3が有効となることにより、
電源投入時の突入電流(コンデンサC2,C3を充電す
る電流)を制限する。そして、ソフトスタート回路22
は、前記所定時間が経過すると、FETQ1がオンして
抵抗R3を短絡することにより、本来の電源供給状態に
する。もっとも、このようなソフトスタート回路22
は、必ずしも設ける必要はない。
【0046】中点形成回路23は、当該電源回路の両出
力端24,25間に接続された実質的に同一容量値を有
する2つの平滑コンデンサC2,C3からなる直列回路
と、各コンデンサC2,C3にそれぞれ並列接続された
実質的に同一抵抗値を有する抵抗R4,R5と、から構
成されている。コンデンサC2,C3の接続中点が、こ
の電源回路が供給する単電源の中点Aを形成している。
コンデンサC2,C3からなる直列回路に代えて、これ
と実質的に等価な回路(例えば、2つのコンデンサの並
列回路と他の2つのコンデンサの並列回路とを直列接続
した回路など)を用いてもよい。抵抗R4,R5は、ブ
リーダー抵抗器であるが、必ずしも設ける必要はない。
力端24,25間に接続された実質的に同一容量値を有
する2つの平滑コンデンサC2,C3からなる直列回路
と、各コンデンサC2,C3にそれぞれ並列接続された
実質的に同一抵抗値を有する抵抗R4,R5と、から構
成されている。コンデンサC2,C3の接続中点が、こ
の電源回路が供給する単電源の中点Aを形成している。
コンデンサC2,C3からなる直列回路に代えて、これ
と実質的に等価な回路(例えば、2つのコンデンサの並
列回路と他の2つのコンデンサの並列回路とを直列接続
した回路など)を用いてもよい。抵抗R4,R5は、ブ
リーダー抵抗器であるが、必ずしも設ける必要はない。
【0047】図2において、▽は単電源の中点Aの電位
を示し、+HVは単電源の正の出力端24の電位を示
し、−HVは単電源の負の出力端25の電位を示してい
る。後述する図3〜図8についても同様である。後述す
る図4〜図8において、▽、+HV及び−HVは、単電
源の中点A、正の出力端24及び負の出力端25にそれ
ぞれ接続されていることを示している。また、図4〜図
8において、接地記号は、図示しない制御回路用電源
(制御回路を構成するオペアンプ等の電源であって、例
えば、スイッチング電源からなる正負の2極性電源)の
0V端子に接続されていることを示している。この制御
電源の+出力端子及び−出力端子への接続については、
図示を省略している。なお、前記制御回路用電源は、モ
ータ駆動電源ではないので、その容量が小さいことは言
うまでもない。
を示し、+HVは単電源の正の出力端24の電位を示
し、−HVは単電源の負の出力端25の電位を示してい
る。後述する図3〜図8についても同様である。後述す
る図4〜図8において、▽、+HV及び−HVは、単電
源の中点A、正の出力端24及び負の出力端25にそれ
ぞれ接続されていることを示している。また、図4〜図
8において、接地記号は、図示しない制御回路用電源
(制御回路を構成するオペアンプ等の電源であって、例
えば、スイッチング電源からなる正負の2極性電源)の
0V端子に接続されていることを示している。この制御
電源の+出力端子及び−出力端子への接続については、
図示を省略している。なお、前記制御回路用電源は、モ
ータ駆動電源ではないので、その容量が小さいことは言
うまでもない。
【0048】図2に示す電源回路によれば、全波整流回
路21により3相200Vの交流電源が全波整流され、
コイルL1を介して平滑コンデンサC2,C3により平
滑され、出力端24,25間に単電源が得られる。この
ように、平滑コンデンサC2,C3により平滑される
が、完全に平滑することはできず、リップルは残る。出
力端24,25間に、図2中の要素以外の要素が何も接
続されていない仮定すれば、中点Aの電位は、+HVと
−HVとの平均電位Vav(={(+HV)+(−H
V)}/2)となる。コイルL1は、力率改善のために
設けられている。
路21により3相200Vの交流電源が全波整流され、
コイルL1を介して平滑コンデンサC2,C3により平
滑され、出力端24,25間に単電源が得られる。この
ように、平滑コンデンサC2,C3により平滑される
が、完全に平滑することはできず、リップルは残る。出
力端24,25間に、図2中の要素以外の要素が何も接
続されていない仮定すれば、中点Aの電位は、+HVと
−HVとの平均電位Vav(={(+HV)+(−H
V)}/2)となる。コイルL1は、力率改善のために
設けられている。
【0049】図3は、モータ駆動電源となる単電源を供
給する電源回路の他の例を示す回路図である。図3にお
いて、図2中の要素と同一又は対応する要素には同一符
号を付し、その重複する説明は省略する。
給する電源回路の他の例を示す回路図である。図3にお
いて、図2中の要素と同一又は対応する要素には同一符
号を付し、その重複する説明は省略する。
【0050】図3に示す電源回路では、全波整流回路2
1と、力率改善回路26とから構成されている。力率改
善回路26は、中点形成回路23を構成する2つの平滑
コンデンサC2,C3の他、コイルL1と、ダイオード
D7と、抵抗R6,R7、スイッチング用FETQ2
と、出力端24,25間の電圧レベル(直接的には、抵
抗R6,R7により分圧された電圧レベル)に応じてF
ETQ2をオンオフさせる制御回路27と、から構成さ
れている。このような力率改善回路の構成については公
知であり、プリレギュレート回路として用いられてい
る。なお、他の種々の構成の力率改善回路を採用しても
よいことは、言うまでもない。
1と、力率改善回路26とから構成されている。力率改
善回路26は、中点形成回路23を構成する2つの平滑
コンデンサC2,C3の他、コイルL1と、ダイオード
D7と、抵抗R6,R7、スイッチング用FETQ2
と、出力端24,25間の電圧レベル(直接的には、抵
抗R6,R7により分圧された電圧レベル)に応じてF
ETQ2をオンオフさせる制御回路27と、から構成さ
れている。このような力率改善回路の構成については公
知であり、プリレギュレート回路として用いられてい
る。なお、他の種々の構成の力率改善回路を採用しても
よいことは、言うまでもない。
【0051】この図3に示す電源回路によれば、力率改
善回路26が採用されているので、図2に示す電源回路
に比べて、出力端24,25間からより安定化された単
電源を得ることができる。
善回路26が採用されているので、図2に示す電源回路
に比べて、出力端24,25間からより安定化された単
電源を得ることができる。
【0052】本発明で用いることができる単電源を供給
する電源回路は、図2及び図3にそれぞれ示す例に限定
されるものではなく、例えば、レギュレーションを十分
に行って高い精度でレギュレートされた単電源を供給す
るスイッチング電源回路を採用してもよい。
する電源回路は、図2及び図3にそれぞれ示す例に限定
されるものではなく、例えば、レギュレーションを十分
に行って高い精度でレギュレートされた単電源を供給す
るスイッチング電源回路を採用してもよい。
【0053】次に、前記レチクルステージ駆動系15及
びウエハステージ駆動系16の各3相リニアモータをそ
れぞれ駆動するモータ駆動装置について、説明する。こ
れらのモータ駆動装置は、それぞれ同じ構成を有してい
るので、以下、1つのモータ駆動装置について、図4及
び図5を参照して詳細に説明する。
びウエハステージ駆動系16の各3相リニアモータをそ
れぞれ駆動するモータ駆動装置について、説明する。こ
れらのモータ駆動装置は、それぞれ同じ構成を有してい
るので、以下、1つのモータ駆動装置について、図4及
び図5を参照して詳細に説明する。
【0054】図4は、本発明の第1の実施の形態による
1つのモータ駆動装置を示す回路図である。図5は、図
4中のU相の個別駆動回路31uを示す回路図である。
1つのモータ駆動装置を示す回路図である。図5は、図
4中のU相の個別駆動回路31uを示す回路図である。
【0055】図4に示すモータ駆動装置は、前述した図
2又は図3に示す電源回路により供給される単電源(以
下、単に「単電源」という。)を駆動電源として、3相
モータ30を駆動する。3相モータ30のU相、V相、
W相の電機子巻線30u,30v,30wは星形接続さ
れ、その中性点Bは単電源の前記中点Aに接続されてい
る。図4に示すモータ駆動装置は、モータ30の巻線3
0u,30v,30wの各相ごとに、前記単電源を受け
て当該相の巻線30u,30v,30wに駆動電流を供
給する個別駆動回路31u,31v,31wを備えてい
る。
2又は図3に示す電源回路により供給される単電源(以
下、単に「単電源」という。)を駆動電源として、3相
モータ30を駆動する。3相モータ30のU相、V相、
W相の電機子巻線30u,30v,30wは星形接続さ
れ、その中性点Bは単電源の前記中点Aに接続されてい
る。図4に示すモータ駆動装置は、モータ30の巻線3
0u,30v,30wの各相ごとに、前記単電源を受け
て当該相の巻線30u,30v,30wに駆動電流を供
給する個別駆動回路31u,31v,31wを備えてい
る。
【0056】個別駆動回路31u,31v,31wはそ
れぞれ、U相、V相、W相の入力指令信号Iu,Iv,
Iwを中央制御系8から受ける。入力指令信号Iu,I
v,Iwはそれぞれ、巻線30u,30v,30wに流
すべき駆動電流の大きさに応じた電圧レベルを持つ電圧
信号である。入力指令信号Iu,Iv,Iwは、位相が
互いに異なっており、それらの和がゼロとなるようにな
っている。例えば、図4中のモータ30が前述した3相
リニアモータ5である場合には、図1における中央制御
系8は、所定のプログラムにより、レチクル干渉計7X
からの信号によりレチクル側Xステージ3XのX座標を
検出し、適宜リニアモータ5をX方向に駆動するべく、
指令信号Iu,Iv,Iwを演算して出力し、3相交流
信号として、個別駆動回路31u,31v,31wに供
給する。個別駆動回路31u,31v,31wの出力部
は、巻線30u,30v,30wの、中性点Bとは反対
側の端部に、それぞれ接続されている。
れぞれ、U相、V相、W相の入力指令信号Iu,Iv,
Iwを中央制御系8から受ける。入力指令信号Iu,I
v,Iwはそれぞれ、巻線30u,30v,30wに流
すべき駆動電流の大きさに応じた電圧レベルを持つ電圧
信号である。入力指令信号Iu,Iv,Iwは、位相が
互いに異なっており、それらの和がゼロとなるようにな
っている。例えば、図4中のモータ30が前述した3相
リニアモータ5である場合には、図1における中央制御
系8は、所定のプログラムにより、レチクル干渉計7X
からの信号によりレチクル側Xステージ3XのX座標を
検出し、適宜リニアモータ5をX方向に駆動するべく、
指令信号Iu,Iv,Iwを演算して出力し、3相交流
信号として、個別駆動回路31u,31v,31wに供
給する。個別駆動回路31u,31v,31wの出力部
は、巻線30u,30v,30wの、中性点Bとは反対
側の端部に、それぞれ接続されている。
【0057】本実施の形態では、個別駆動回路31u,
31v,31wは、基本的に、入力指令信号Iu,I
v,Iwの電圧レベルにそれぞれ応じて巻線30u,3
0v,30wに流す電流をそれぞれ制御する電流制御回
路(電流増幅回路)を構成している。個別駆動回路31
u,31v,31wは同じ構成を有しているので、ここ
では、個別駆動回路31uについてのみ説明する。
31v,31wは、基本的に、入力指令信号Iu,I
v,Iwの電圧レベルにそれぞれ応じて巻線30u,3
0v,30wに流す電流をそれぞれ制御する電流制御回
路(電流増幅回路)を構成している。個別駆動回路31
u,31v,31wは同じ構成を有しているので、ここ
では、個別駆動回路31uについてのみ説明する。
【0058】個別駆動回路31uは、図4及び図5に示
すように、差分検出回路41と、PWM増幅器42と、
ローパスフィルタ43と、巻線30uに流れる電流を検
出する電流センサ44とを有している。
すように、差分検出回路41と、PWM増幅器42と、
ローパスフィルタ43と、巻線30uに流れる電流を検
出する電流センサ44とを有している。
【0059】差分検出回路41は、図4及び図5に示す
ように、抵抗R11,R12、コンデンサC11及びオ
ペアンプP11により構成され、入力指令信号Iuと電
流センサ44からの検出信号を比較し、その差分を増幅
して出力する。なお、本実施の形態では、差分検出回路
41は、周波数が高いほどゲインが低くなるように周波
数特性を持たせているが、必ずしもこのような周波数特
性を持たせる必要はない。
ように、抵抗R11,R12、コンデンサC11及びオ
ペアンプP11により構成され、入力指令信号Iuと電
流センサ44からの検出信号を比較し、その差分を増幅
して出力する。なお、本実施の形態では、差分検出回路
41は、周波数が高いほどゲインが低くなるように周波
数特性を持たせているが、必ずしもこのような周波数特
性を持たせる必要はない。
【0060】PWM増幅器42は、差分検出回路41か
らの信号に応じて、パルス幅変調方式により出力電流を
制御する。本実施の形態では、PWM増幅回路42は、
図5に示すように構成されている。
らの信号に応じて、パルス幅変調方式により出力電流を
制御する。本実施の形態では、PWM増幅回路42は、
図5に示すように構成されている。
【0061】図5において、三角波生成回路51は、抵
抗R13〜R15、コンデンサC12及びオペアンプP
12,P13により構成され、所定の周波数及び振幅を
有する三角波を出力する。入力指令信号Iu及び差分検
出回路41からの信号は±(正負)の符号を有する信号
であり、三角波も±に同一振幅で振れる周期信号であ
る。比較器52は、コンパレータP14により構成さ
れ、三角波生成回路51からの三角波と差分検出回路4
1からの信号とを比較して、PWM信号(パルス幅変調
された信号)を出力する。すなわち、差分検出回路41
からの信号をパルス幅変調した信号を出力する。なお、
このパルス幅変調方式は公知である。
抗R13〜R15、コンデンサC12及びオペアンプP
12,P13により構成され、所定の周波数及び振幅を
有する三角波を出力する。入力指令信号Iu及び差分検
出回路41からの信号は±(正負)の符号を有する信号
であり、三角波も±に同一振幅で振れる周期信号であ
る。比較器52は、コンパレータP14により構成さ
れ、三角波生成回路51からの三角波と差分検出回路4
1からの信号とを比較して、PWM信号(パルス幅変調
された信号)を出力する。すなわち、差分検出回路41
からの信号をパルス幅変調した信号を出力する。なお、
このパルス幅変調方式は公知である。
【0062】比較器52からの出力であるPWM信号は
フォトカプラ53でレベルシフトされ、PWMドライバ
54に入力される。このとき、インバータ55で反転し
た信号もPWMドライバ54に入力される。なお、抵抗
R16は、フォトカプラ53の電流を決める電流制限抵
抗である。PWMドライバ54はブリッジ回路により構
成され、PWM信号に基づきスイッチング素子としての
FETQ11,Q12をスイッチング駆動する。FET
Q11,Q12のゲートはそれぞれPWMドライバ54
の各出力端子に接続され、FETQ11のドレインが単
電源の+HVに接続され、FETQ11のソースとFE
TQ12のドレインとが接続され、FETQ12のソー
スが単電源の−HVに接続されている。このように、本
実施の形態では、FETQ11,Q12が、正負の2極
性電源に接続されるのではなく、単電源に接続されてい
る。
フォトカプラ53でレベルシフトされ、PWMドライバ
54に入力される。このとき、インバータ55で反転し
た信号もPWMドライバ54に入力される。なお、抵抗
R16は、フォトカプラ53の電流を決める電流制限抵
抗である。PWMドライバ54はブリッジ回路により構
成され、PWM信号に基づきスイッチング素子としての
FETQ11,Q12をスイッチング駆動する。FET
Q11,Q12のゲートはそれぞれPWMドライバ54
の各出力端子に接続され、FETQ11のドレインが単
電源の+HVに接続され、FETQ11のソースとFE
TQ12のドレインとが接続され、FETQ12のソー
スが単電源の−HVに接続されている。このように、本
実施の形態では、FETQ11,Q12が、正負の2極
性電源に接続されるのではなく、単電源に接続されてい
る。
【0063】FETQ11のソースとFETQ12のド
レインとの接続中点が、PWM増幅回路42の出力部と
なっており、この出力部がローパスフィルタ43の入力
部に接続されている。ローパスフィルタ43はコイルL
11及びコンデンサC13から構成され、その出力部が
モータ44の巻線30uに接続されている。ローパスフ
ィルタ43は、PWM増幅回路42の出力信号からスイ
ッチング周波数成分を低減させる。もっとも、巻線30
uは誘導性負荷であるので、必ずしもローパスフィルタ
43を設ける必要はない。
レインとの接続中点が、PWM増幅回路42の出力部と
なっており、この出力部がローパスフィルタ43の入力
部に接続されている。ローパスフィルタ43はコイルL
11及びコンデンサC13から構成され、その出力部が
モータ44の巻線30uに接続されている。ローパスフ
ィルタ43は、PWM増幅回路42の出力信号からスイ
ッチング周波数成分を低減させる。もっとも、巻線30
uは誘導性負荷であるので、必ずしもローパスフィルタ
43を設ける必要はない。
【0064】巻線30uに流れる駆動電流は、電流セン
サ44により検出されて、前述した差分検出回路41に
フィードバックされ、当該駆動電流が実質的に、入力指
令信号Iuが示す大きさの電流となるように、個別駆動
回路31uによって制御される。電流センサ44は、例
えばホール素子により構成され、流れる電流に応じた電
圧を生成する。このように、駆動電流を検出してフィー
ドバックしているので、個別駆動回路31uは、出力電
流制御装置(電流増幅器)として働く。なお、電流セン
サ44は、ホール素子の代わりに、例えば、抵抗及び増
幅回路により構成してもよい。
サ44により検出されて、前述した差分検出回路41に
フィードバックされ、当該駆動電流が実質的に、入力指
令信号Iuが示す大きさの電流となるように、個別駆動
回路31uによって制御される。電流センサ44は、例
えばホール素子により構成され、流れる電流に応じた電
圧を生成する。このように、駆動電流を検出してフィー
ドバックしているので、個別駆動回路31uは、出力電
流制御装置(電流増幅器)として働く。なお、電流セン
サ44は、ホール素子の代わりに、例えば、抵抗及び増
幅回路により構成してもよい。
【0065】そして、本実施の形態によるモータ駆動装
置は、図4に示すように、W相の巻線30wに流す駆動
電流を、中性点Bの電位Vb(=単電源の中点Aの電
位)の、前記単電源の両出力端24,25の各電位+H
V,−HVの平均電位Vav(={(+HV)+(−H
V)}/2)に対する変動に応じて、調整する調整回路
32を備えている。
置は、図4に示すように、W相の巻線30wに流す駆動
電流を、中性点Bの電位Vb(=単電源の中点Aの電
位)の、前記単電源の両出力端24,25の各電位+H
V,−HVの平均電位Vav(={(+HV)+(−H
V)}/2)に対する変動に応じて、調整する調整回路
32を備えている。
【0066】本実施の形態では、調整回路32は、中性
点Bの電位Vbと平均電位Vavとの偏差を得る偏差演
算回路45と、偏差演算回路45の出力の周波数成分を
通過させるローパスフィルタ46と、抵抗R23とから
構成されている。偏差演算回路45は、図4に示すよう
に、抵抗R17〜R21及びオペアンプP15により構
成されている。例えば、抵抗R17,R18の抵抗値を
それぞれ2r1に設定し、抵抗19の抵抗値をr1に設
定し、抵抗R20,R21の抵抗値をそれぞれr2に設
定すると、偏差演算回路45の出力は、(Vb−Va
v)×(r2/r 1)となる。
点Bの電位Vbと平均電位Vavとの偏差を得る偏差演
算回路45と、偏差演算回路45の出力の周波数成分を
通過させるローパスフィルタ46と、抵抗R23とから
構成されている。偏差演算回路45は、図4に示すよう
に、抵抗R17〜R21及びオペアンプP15により構
成されている。例えば、抵抗R17,R18の抵抗値を
それぞれ2r1に設定し、抵抗19の抵抗値をr1に設
定し、抵抗R20,R21の抵抗値をそれぞれr2に設
定すると、偏差演算回路45の出力は、(Vb−Va
v)×(r2/r 1)となる。
【0067】そして、ローパスフィルタ46の出力が、
抵抗R23を介してW相の個別駆動回路31wの差分検
出回路41にフィードバックされている。これにより、
差分検出回路41の出力、すなわち、PWM増幅回路4
2への入力信号が調整されて、中性点Bの電位と平均電
位Vavとの偏差が実質的にゼロとなるように、巻線3
0wに流れる駆動電流が調整される。なお、ローパスフ
ィルタ46は取り除くことも可能である。
抵抗R23を介してW相の個別駆動回路31wの差分検
出回路41にフィードバックされている。これにより、
差分検出回路41の出力、すなわち、PWM増幅回路4
2への入力信号が調整されて、中性点Bの電位と平均電
位Vavとの偏差が実質的にゼロとなるように、巻線3
0wに流れる駆動電流が調整される。なお、ローパスフ
ィルタ46は取り除くことも可能である。
【0068】本実施の形態による図4及び図5に示すモ
ータ駆動装置によれば、3相リニアモータ30の3相の
巻線30u,30v,30wを駆動するための駆動電源
として単電源が用いられているので、電源回路として図
2又は図3に示すような電源回路を採用することができ
る。したがって、従来のように駆動電源として正負の2
極性電源を用いる場合に比べて、電源回路のサイズ、重
量、コストを大幅に低減させることができる。
ータ駆動装置によれば、3相リニアモータ30の3相の
巻線30u,30v,30wを駆動するための駆動電源
として単電源が用いられているので、電源回路として図
2又は図3に示すような電源回路を採用することができ
る。したがって、従来のように駆動電源として正負の2
極性電源を用いる場合に比べて、電源回路のサイズ、重
量、コストを大幅に低減させることができる。
【0069】駆動電源として単電源を用いると、調整回
路32がないと仮定すれば、3相モータ30の各相の巻
線30u,30v,30wに流れる電流が完全に平衡す
ることはあり得ないために、中性点Bの電位Vb(=単
電源の中点Aの電位)が平均電位Vavに対して変動し
ようとする。しかし、本実施の形態では、調整回路32
によって、W相の巻線30wに流れる駆動電流が、中性
点Bの電位Vbの平均電位Vavに対する変動に応じ
て、調整されている。このため、中性点Bの電位Vbの
変動、すなわち、単電源の中点Aの電位の変動を抑える
ことができる。したがって、モータ30を安定して精度
良く駆動することができる。
路32がないと仮定すれば、3相モータ30の各相の巻
線30u,30v,30wに流れる電流が完全に平衡す
ることはあり得ないために、中性点Bの電位Vb(=単
電源の中点Aの電位)が平均電位Vavに対して変動し
ようとする。しかし、本実施の形態では、調整回路32
によって、W相の巻線30wに流れる駆動電流が、中性
点Bの電位Vbの平均電位Vavに対する変動に応じ
て、調整されている。このため、中性点Bの電位Vbの
変動、すなわち、単電源の中点Aの電位の変動を抑える
ことができる。したがって、モータ30を安定して精度
良く駆動することができる。
【0070】その結果、図4及び図5に示すモータ駆動
装置を使用したステージ装置や、このステージ装置を使
用した露光装置などにおいて、高精度のステージの駆動
を維持しながら、小型化、軽量化、低コスト化が実現す
ることができる。
装置を使用したステージ装置や、このステージ装置を使
用した露光装置などにおいて、高精度のステージの駆動
を維持しながら、小型化、軽量化、低コスト化が実現す
ることができる。
【0071】なお、本実施の形態では、調整回路32の
出力をW相の個別駆動回路31wの差分検出回路41に
フィードバックしているが、W相以外の他のいずれか1
相の個別駆動回路の差分検出回路41、任意の2相の個
別駆動回路の差分検出回路41、あるいは、全ての個別
駆動回路の差分検出回路41にフィードバックしてもよ
い。
出力をW相の個別駆動回路31wの差分検出回路41に
フィードバックしているが、W相以外の他のいずれか1
相の個別駆動回路の差分検出回路41、任意の2相の個
別駆動回路の差分検出回路41、あるいは、全ての個別
駆動回路の差分検出回路41にフィードバックしてもよ
い。
【0072】また、一部の回路部分(例えば、三角波生
成回路51)は、個別駆動回路31u,31v,31w
で適宜共有されるように構成してもよい。
成回路51)は、個別駆動回路31u,31v,31w
で適宜共有されるように構成してもよい。
【0073】[第2の実施の形態]
【0074】図6は、本発明の第2の実施の形態による
モータ駆動装置のU相の個別駆動回路31uを示す回路
図である。図6において、図4及び図5中の要素と同一
又は対応する要素には同一符号を付し、その重複する説
明は省略する。
モータ駆動装置のU相の個別駆動回路31uを示す回路
図である。図6において、図4及び図5中の要素と同一
又は対応する要素には同一符号を付し、その重複する説
明は省略する。
【0075】本実施の形態によるモータ駆動装置も、図
4及び図5に示す前記第1の実施の形態によるモータ駆
動装置と同様に、図1に示す投影露光装置において使用
される。本実施の形態によるモータ駆動装置が前記第1
の実施の形態によるモータ駆動装置と異なる所は、以下
に説明する点のみである。
4及び図5に示す前記第1の実施の形態によるモータ駆
動装置と同様に、図1に示す投影露光装置において使用
される。本実施の形態によるモータ駆動装置が前記第1
の実施の形態によるモータ駆動装置と異なる所は、以下
に説明する点のみである。
【0076】本実施の形態では、U相の個別駆動回路3
1uにおいて、単電源の電圧レベル(図2又は図3中の
出力端24,25間の電圧レベル=(+HV)−(−H
V))を検出する検出回路としての差動増幅器61、及
び、割り算回路62が、追加されている。
1uにおいて、単電源の電圧レベル(図2又は図3中の
出力端24,25間の電圧レベル=(+HV)−(−H
V))を検出する検出回路としての差動増幅器61、及
び、割り算回路62が、追加されている。
【0077】差動増幅器61は、抵抗R61〜R64及
びオペアンプP61により構成され、単電源の電圧レベ
ルを検出して所定の係数で増幅して割り算回路62に入
力する。割り算回路62は、割り算器P62と割り算の
係数を決める抵抗R65,R66から構成され、差分検
出回路41からの信号を差動増幅器61からの信号で割
り算して、その結果を比較器P14へ入力する。すなわ
ち、出力駆動電流がフィードバックされた後の入力指令
信号Iuは、単電源の電圧レベルで割り算された後に、
比較器52に入力される。具体的には、単電源の電圧レ
ベルが大きな値に変動する場合は入力指令信号Iuは小
さくなるように補正され、単電源の電圧レベルが小さな
値に変動する場合は入力指令信号Iuは大きくなるよう
に補正される。
びオペアンプP61により構成され、単電源の電圧レベ
ルを検出して所定の係数で増幅して割り算回路62に入
力する。割り算回路62は、割り算器P62と割り算の
係数を決める抵抗R65,R66から構成され、差分検
出回路41からの信号を差動増幅器61からの信号で割
り算して、その結果を比較器P14へ入力する。すなわ
ち、出力駆動電流がフィードバックされた後の入力指令
信号Iuは、単電源の電圧レベルで割り算された後に、
比較器52に入力される。具体的には、単電源の電圧レ
ベルが大きな値に変動する場合は入力指令信号Iuは小
さくなるように補正され、単電源の電圧レベルが小さな
値に変動する場合は入力指令信号Iuは大きくなるよう
に補正される。
【0078】割り算回路62及び差動増幅器61の回路
定数は、入力指令信号Iuが一定の値の場合に、図1又
は図2に示す電源回路からリップル成分等を含んだ単電
源がスイッチング用FETQ11,Q12に供給されて
も、巻線30uに流れる駆動電流がリップル等の影響を
受けない一定の値を示すように、決められる。
定数は、入力指令信号Iuが一定の値の場合に、図1又
は図2に示す電源回路からリップル成分等を含んだ単電
源がスイッチング用FETQ11,Q12に供給されて
も、巻線30uに流れる駆動電流がリップル等の影響を
受けない一定の値を示すように、決められる。
【0079】なお、図6に示す回路では、入力指令信号
Iuは±の符号を有する電圧信号であり、電圧が±ゼロ
のとき、出力駆動電流をゼロにすべくPWM信号のデュ
ーティ比は50%となるように、調整されている。入力
指令信号Iuが正方向に変化すると、出力駆動電流は入
力指令信号Iuの大きさに応じて正方向に流れるよう
に、PWM信号のデューティ比は50%より小さくなる
ように変化する。一方、入力指令信号Iuが負方向に変
化すると、出力駆動電流は入力指令信号Iuの大きさに
応じて負方向に流れるように、PWM信号のデューティ
比は50%より大きくなるように変化する。上記の説明
で、単に入力指令信号Iuの大きさと言っている場合
は、入力指令信号Iuの絶対値の大きさを指すものであ
る。
Iuは±の符号を有する電圧信号であり、電圧が±ゼロ
のとき、出力駆動電流をゼロにすべくPWM信号のデュ
ーティ比は50%となるように、調整されている。入力
指令信号Iuが正方向に変化すると、出力駆動電流は入
力指令信号Iuの大きさに応じて正方向に流れるよう
に、PWM信号のデューティ比は50%より小さくなる
ように変化する。一方、入力指令信号Iuが負方向に変
化すると、出力駆動電流は入力指令信号Iuの大きさに
応じて負方向に流れるように、PWM信号のデューティ
比は50%より大きくなるように変化する。上記の説明
で、単に入力指令信号Iuの大きさと言っている場合
は、入力指令信号Iuの絶対値の大きさを指すものであ
る。
【0080】このように、PWM方式による回路では、
入力指令信号Iuの大きさに応じてPWM信号の大きさ
に応じてPWM信号のデューティ比(変調度)を変化さ
せて出力信号(本実施の形態では、出力駆動電流)を制
御するが、本実施の形態では、割り算回路62及び差動
増幅器61によって、単電源の電圧レベルの変動に応じ
てPWM信号のデューティ比を調整するものである。具
体的には、単電源の電圧レベルが大きな値に変動する場
合には、出力駆動電流が目標電流より大きくなってしま
うため、出力駆動電流を小さくするべく、PWM信号の
デューティ比を50%に近づけるように調整する。本実
施の形態では、この調整のために、入力指令信号Iuを
単電源の電圧レベルの大きさにより割り算する割り算回
路62を挿入している。すなわち、単電源の電圧レベル
が大きな値に変動する場合は、入力指令信号Iuは割り
算回路62により小さな値になるように制御され、その
結果PWM信号のデューティ比は50%に近づくことに
なり、出力駆動電流は小さくなるように調整される。
入力指令信号Iuの大きさに応じてPWM信号の大きさ
に応じてPWM信号のデューティ比(変調度)を変化さ
せて出力信号(本実施の形態では、出力駆動電流)を制
御するが、本実施の形態では、割り算回路62及び差動
増幅器61によって、単電源の電圧レベルの変動に応じ
てPWM信号のデューティ比を調整するものである。具
体的には、単電源の電圧レベルが大きな値に変動する場
合には、出力駆動電流が目標電流より大きくなってしま
うため、出力駆動電流を小さくするべく、PWM信号の
デューティ比を50%に近づけるように調整する。本実
施の形態では、この調整のために、入力指令信号Iuを
単電源の電圧レベルの大きさにより割り算する割り算回
路62を挿入している。すなわち、単電源の電圧レベル
が大きな値に変動する場合は、入力指令信号Iuは割り
算回路62により小さな値になるように制御され、その
結果PWM信号のデューティ比は50%に近づくことに
なり、出力駆動電流は小さくなるように調整される。
【0081】なお、PWM信号におけるデューティ比の
変化の方向と駆動出力電流の方向の関係は、回路構成に
よっては前述した場合と逆の場合もある。
変化の方向と駆動出力電流の方向の関係は、回路構成に
よっては前述した場合と逆の場合もある。
【0082】以上の説明からわかるように、本実施の形
態では、差動増幅器61及び割り算回路62が、比較器
52に入力される入力信号の電圧レベルを単電源の電圧
レベルに応じて調整する調整回路、ひいてはPWM信号
のデューティ比を単電源の電圧レベルに応じて調整する
調整回路、ひいては単電源の電圧レベルに応じて駆動電
流を調整する調整回路、を構成している。このような調
整回路の具体的な構成は、差動増幅器61及び割り算回
路62に限定されるものではない。
態では、差動増幅器61及び割り算回路62が、比較器
52に入力される入力信号の電圧レベルを単電源の電圧
レベルに応じて調整する調整回路、ひいてはPWM信号
のデューティ比を単電源の電圧レベルに応じて調整する
調整回路、ひいては単電源の電圧レベルに応じて駆動電
流を調整する調整回路、を構成している。このような調
整回路の具体的な構成は、差動増幅器61及び割り算回
路62に限定されるものではない。
【0083】図面には示していないが、本実施の形態で
は、U相の個別駆動回路31uと同様に、V相及びW相
の個別駆動回路31v,31wにおいてもそれぞれ、割
り算回路62及び差動増幅器61が追加されている。な
お、差動増幅器61については、個別駆動回路31u,
31v,31wで共有されるように構成してもよい。
は、U相の個別駆動回路31uと同様に、V相及びW相
の個別駆動回路31v,31wにおいてもそれぞれ、割
り算回路62及び差動増幅器61が追加されている。な
お、差動増幅器61については、個別駆動回路31u,
31v,31wで共有されるように構成してもよい。
【0084】前記第1の実施の形態では、単電源を供給
する回路として、レギュレーションを十分に行わない比
較的簡単な電源回路である、図2及び図3にそれぞれ示
す電源回路が用いられているが、単電源の電圧レベルの
変動に応じた出力駆動電流の調整が行われない。したが
って、前記第1の実施の形態では、出力駆動電流は、リ
ップル成分等の影響を受けたものとなる。
する回路として、レギュレーションを十分に行わない比
較的簡単な電源回路である、図2及び図3にそれぞれ示
す電源回路が用いられているが、単電源の電圧レベルの
変動に応じた出力駆動電流の調整が行われない。したが
って、前記第1の実施の形態では、出力駆動電流は、リ
ップル成分等の影響を受けたものとなる。
【0085】これに対し、本実施の形態では、前述した
ように、差動増幅器61及び割り算回路62によって、
単電源の電圧レベルの変動に応じて出力駆動電流の調整
されるので、図2及び図3にそれぞれ示す比較的簡単な
電源回路が用いられているにも関わらず、出力駆動電流
はリップル成分等の影響を受けなくなり、したがって、
より一層高精度にモータ30を駆動することができる。
ように、差動増幅器61及び割り算回路62によって、
単電源の電圧レベルの変動に応じて出力駆動電流の調整
されるので、図2及び図3にそれぞれ示す比較的簡単な
電源回路が用いられているにも関わらず、出力駆動電流
はリップル成分等の影響を受けなくなり、したがって、
より一層高精度にモータ30を駆動することができる。
【0086】なお、本実施の形態によっても、前記第1
の実施の形態と同様の利点が得られることは、勿論であ
る。
の実施の形態と同様の利点が得られることは、勿論であ
る。
【0087】[第3の実施の形態]
【0088】図7は、本発明の第3の実施の形態による
モータ駆動装置のU相の個別駆動回路31uを示す回路
図である。図7において、図6中の要素と同一又は対応
する要素には同一符号を付し、その重複する説明は省略
する。
モータ駆動装置のU相の個別駆動回路31uを示す回路
図である。図7において、図6中の要素と同一又は対応
する要素には同一符号を付し、その重複する説明は省略
する。
【0089】本実施の形態によるモータ駆動装置も、前
記第1及び第2のの実施の形態によるモータ駆動装置と
同様に、図1に示す投影露光装置において使用される。
本実施の形態によるモータ駆動装置が図6に示す前記第
2の実施の形態によるモータ駆動装置と異なる所は、以
下に説明する点のみである。
記第1及び第2のの実施の形態によるモータ駆動装置と
同様に、図1に示す投影露光装置において使用される。
本実施の形態によるモータ駆動装置が図6に示す前記第
2の実施の形態によるモータ駆動装置と異なる所は、以
下に説明する点のみである。
【0090】本実施の形態では、U相の個別駆動回路3
1uにおいて、差分検出回路41の出力側に設けた割り
算回路62をやめ、三角波生成回路51の代わりに、他
の三角波生成回路71を設けている。また、差動増幅器
61も削除され、単電源の電圧レベル(=(+HV)−
(−HV))の変動に応じて変化する±の三角波レベル
信号S1,S2を生成する三角波レベル信号生成回路7
4を設けている。
1uにおいて、差分検出回路41の出力側に設けた割り
算回路62をやめ、三角波生成回路51の代わりに、他
の三角波生成回路71を設けている。また、差動増幅器
61も削除され、単電源の電圧レベル(=(+HV)−
(−HV))の変動に応じて変化する±の三角波レベル
信号S1,S2を生成する三角波レベル信号生成回路7
4を設けている。
【0091】三角波生成回路71は、三角波の周期を決
めるOSC(発振器)72と、OSC72からの信号を
受けて+の三角波レベル信号S1と−の三角波レベル信
号S2との間を交互にスイッチングするスイッチング素
子73と、スイッチング素子73からの出力信号を積分
する抵抗R71とコンデンサC71とオペアンプP71
とからなる積分回路と、から構成されている。この積分
回路からは、三角波が出力されて比較器52に入力され
る。三角波の振幅は、±三角波レベル信号S1,S2の
電圧レベルとOSC72の周期と抵抗R71及びコンデ
ンサC71の値等によって決まる。本実施の形態では、
このうち三角波レベル信号S1,S2の電圧レベルを変
化させることによって、三角波の振幅を調整するように
したものである。
めるOSC(発振器)72と、OSC72からの信号を
受けて+の三角波レベル信号S1と−の三角波レベル信
号S2との間を交互にスイッチングするスイッチング素
子73と、スイッチング素子73からの出力信号を積分
する抵抗R71とコンデンサC71とオペアンプP71
とからなる積分回路と、から構成されている。この積分
回路からは、三角波が出力されて比較器52に入力され
る。三角波の振幅は、±三角波レベル信号S1,S2の
電圧レベルとOSC72の周期と抵抗R71及びコンデ
ンサC71の値等によって決まる。本実施の形態では、
このうち三角波レベル信号S1,S2の電圧レベルを変
化させることによって、三角波の振幅を調整するように
したものである。
【0092】三角波レベル信号S1,S2は、三角波レ
ベル信号生成回路74によって生成される。三角波レベ
ル信号生成回路74は、抵抗R72〜R75とオペアン
プP72とからなる差動増幅器と、抵抗R76,R77
とオペアンプP73とからなる反転増幅器と、から構成
されている。この差動増幅器で単電源の電圧レベルに応
じた−の三角波レベル信号S2を生成し、反転増幅器で
この信号S2の符号を反転した+の三角波レベル信号S
1を生成する。三角波レベル信号生成回路74で生成さ
れた±三角波レベル信号S1,S2は、三角波生成回路
71のスイッチング素子73に入力される。
ベル信号生成回路74によって生成される。三角波レベ
ル信号生成回路74は、抵抗R72〜R75とオペアン
プP72とからなる差動増幅器と、抵抗R76,R77
とオペアンプP73とからなる反転増幅器と、から構成
されている。この差動増幅器で単電源の電圧レベルに応
じた−の三角波レベル信号S2を生成し、反転増幅器で
この信号S2の符号を反転した+の三角波レベル信号S
1を生成する。三角波レベル信号生成回路74で生成さ
れた±三角波レベル信号S1,S2は、三角波生成回路
71のスイッチング素子73に入力される。
【0093】このように構成された三角波レベル信号生
成回路74と三角波生成回路71とにより、単電源の電
圧レベルの変動に応じた振幅の三角波が生成される。具
体的には、単電源の電圧レベルが大きな値に変動する場
合には、三角波レベル信号生成回路74で生成された±
三角波レベル信号S1,S2間の電位差は大きな値にな
るように制御される。これによって、三角波生成回路7
1で生成される三角波の振幅も大きくなるように補正さ
れる。同様に、単電源の電圧レベルが小さな値に変動す
る場合は三角波の振幅は小さくなるように補正される。
成回路74と三角波生成回路71とにより、単電源の電
圧レベルの変動に応じた振幅の三角波が生成される。具
体的には、単電源の電圧レベルが大きな値に変動する場
合には、三角波レベル信号生成回路74で生成された±
三角波レベル信号S1,S2間の電位差は大きな値にな
るように制御される。これによって、三角波生成回路7
1で生成される三角波の振幅も大きくなるように補正さ
れる。同様に、単電源の電圧レベルが小さな値に変動す
る場合は三角波の振幅は小さくなるように補正される。
【0094】三角波レベル信号生成回路74及び三角波
生成回路71の各回路定数は、三角波の振幅が図7のP
WM回路として適切な電圧レベルになるように、かつ、
入力指令信号Iuが一定の値の場合に、図1又は図2に
示す電源回路からリップル成分等を含んだ単電源がスイ
ッチング用FETQ11,Q12に供給されても、巻線
30uに流れる駆動電流がリップル等の影響を受けない
一定の値を示すように、決められる。
生成回路71の各回路定数は、三角波の振幅が図7のP
WM回路として適切な電圧レベルになるように、かつ、
入力指令信号Iuが一定の値の場合に、図1又は図2に
示す電源回路からリップル成分等を含んだ単電源がスイ
ッチング用FETQ11,Q12に供給されても、巻線
30uに流れる駆動電流がリップル等の影響を受けない
一定の値を示すように、決められる。
【0095】三角波の振幅とPWM信号のデューティ比
との関係は、前記第2の実施の形態で説明した通りであ
るので、ここではその説明は省略する。
との関係は、前記第2の実施の形態で説明した通りであ
るので、ここではその説明は省略する。
【0096】以上の説明からわかるように、本実施の形
態では、三角波レベル信号生成回路74が、三角波の振
幅を前記単電源の変化する電圧レベルの変動に応じて調
整する調整回路、ひいてはPWM信号のデューティ比を
単電源の電圧レベルに応じて調整する調整回路、ひいて
は単電源の電圧レベルに応じて駆動電流を調整する調整
回路、を構成している。このような調整回路の具体的な
構成は、三角波レベル信号生成回路74に限定されるも
のではない。
態では、三角波レベル信号生成回路74が、三角波の振
幅を前記単電源の変化する電圧レベルの変動に応じて調
整する調整回路、ひいてはPWM信号のデューティ比を
単電源の電圧レベルに応じて調整する調整回路、ひいて
は単電源の電圧レベルに応じて駆動電流を調整する調整
回路、を構成している。このような調整回路の具体的な
構成は、三角波レベル信号生成回路74に限定されるも
のではない。
【0097】図面には示していないが、本実施の形態で
は、V相及びW相の個別駆動回路31v,31wも、U
相の個別駆動回路31uと同じ構成を持つように変更さ
れている。なお、例えば、三角波レベル信号生成回路7
4や、三角波生成回路71のOSC72及びスイッチン
グ素子73は、各相の個別駆動回路31u,31v,3
1wで共有されるように構成してもよい。
は、V相及びW相の個別駆動回路31v,31wも、U
相の個別駆動回路31uと同じ構成を持つように変更さ
れている。なお、例えば、三角波レベル信号生成回路7
4や、三角波生成回路71のOSC72及びスイッチン
グ素子73は、各相の個別駆動回路31u,31v,3
1wで共有されるように構成してもよい。
【0098】本実施の形態によっても、前記第2の実施
の形態と同様の利点が得られる。
の形態と同様の利点が得られる。
【0099】[第4の実施の形態]
【0100】図8は、本発明の第4の実施の形態による
モータ駆動装置を示す回路図である。図8において、図
4中の要素と同一又は対応する要素には同一符号を付
し、その重複する説明は省略する。
モータ駆動装置を示す回路図である。図8において、図
4中の要素と同一又は対応する要素には同一符号を付
し、その重複する説明は省略する。
【0101】本実施の形態によるモータ駆動装置も、図
4及び図5に示す前記第1の実施の形態によるモータ駆
動装置と同様に、図1に示す投影露光装置において使用
される。本実施の形態によるモータ駆動装置が前記第1
の実施の形態によるモータ駆動装置と異なる所は、以下
に説明する点のみである。
4及び図5に示す前記第1の実施の形態によるモータ駆
動装置と同様に、図1に示す投影露光装置において使用
される。本実施の形態によるモータ駆動装置が前記第1
の実施の形態によるモータ駆動装置と異なる所は、以下
に説明する点のみである。
【0102】本実施の形態では、図1中の中央制御系8
からU相及びV相の指令信号Iu,Ivのみを受け、W
相の指令信号Iwは受けない。その代わりに、W相の個
別駆動回路31wには、差分検出回路41の入力側にお
いて、指令信号Iu,Ivから指令信号Iwに相当する
信号を生成する指令信号生成回路81が追加されてい
る。このように、2相の指令信号から残りの1相の指令
信号を生成することができるのでは、指令信号Iu,I
v,Iwの和がゼロとなるからである。
からU相及びV相の指令信号Iu,Ivのみを受け、W
相の指令信号Iwは受けない。その代わりに、W相の個
別駆動回路31wには、差分検出回路41の入力側にお
いて、指令信号Iu,Ivから指令信号Iwに相当する
信号を生成する指令信号生成回路81が追加されてい
る。このように、2相の指令信号から残りの1相の指令
信号を生成することができるのでは、指令信号Iu,I
v,Iwの和がゼロとなるからである。
【0103】指令信号生成回路81は、抵抗R81〜R
83とオペアンプP81とからなる加算器で構成されて
いる。そして、本実施の形態では、調整回路32の出力
は、差分検出回路41にではなく、指令信号生成回路8
1にフィードバックされる。これにより、指令信号生成
回路81から、中性点Bの電位Vbと平均電位Vavと
の偏差を指令信号Iwに加味したものに相当する信号
が、得られる。
83とオペアンプP81とからなる加算器で構成されて
いる。そして、本実施の形態では、調整回路32の出力
は、差分検出回路41にではなく、指令信号生成回路8
1にフィードバックされる。これにより、指令信号生成
回路81から、中性点Bの電位Vbと平均電位Vavと
の偏差を指令信号Iwに加味したものに相当する信号
が、得られる。
【0104】本実施の形態によっても、前記第1の実施
の形態と同様の利点が得られる。
の形態と同様の利点が得られる。
【0105】なお、本実施の形態において、調整回路3
2の出力を、指令信号生成回路81にではなく、差分検
出回路41にフィードバックしてもよい。ただし、この
場合には、フィードバック信号の極性が合うように変更
される。
2の出力を、指令信号生成回路81にではなく、差分検
出回路41にフィードバックしてもよい。ただし、この
場合には、フィードバック信号の極性が合うように変更
される。
【0106】また、前記第1の実施の形態を変形して前
記第2乃至第3の実施の形態を得たのと同様に、本実施
の形態を変形してもよい。
記第2乃至第3の実施の形態を得たのと同様に、本実施
の形態を変形してもよい。
【0107】なお、前述した第1乃至第4の実施の形態
では、調整回路32の出力のフィードバック先は、差分
検出回路41又は指令信号生成回路81とされていた。
しかし、前記第3の実施の形態における単電源の電圧レ
ベルの変動の場合と同様に、調整回路32の出力によっ
て、三角波の振幅が調整されるように構成してもよい。
では、調整回路32の出力のフィードバック先は、差分
検出回路41又は指令信号生成回路81とされていた。
しかし、前記第3の実施の形態における単電源の電圧レ
ベルの変動の場合と同様に、調整回路32の出力によっ
て、三角波の振幅が調整されるように構成してもよい。
【0108】前記各実施の形態では、本発明の駆動装置
の応用として、ステージ装置及びこれを利用した投影露
光装置の例を示したが、本発明は、これらの例に限定さ
れるものではない。また、本発明を適用できる露光装置
のタイプは何ら限定されるものではなく、本発明は種々
の露光装置に適用することができる。
の応用として、ステージ装置及びこれを利用した投影露
光装置の例を示したが、本発明は、これらの例に限定さ
れるものではない。また、本発明を適用できる露光装置
のタイプは何ら限定されるものではなく、本発明は種々
の露光装置に適用することができる。
【0109】[第5の実施の形態]
【0110】半導体デバイスは、図9に示すように、デ
バイスの機能・性能設計を行うステップS301、この
設計ステップに基づいたマスク(レチクル)を製作する
ステップS302、シリコン等の材料からウエハを製造
するステップS303、前述した実施の形態の露光装置
によりレチクルのパターンをウエハに露光するウエハ処
理ステップS304、デバイス組み立てステップ(ダイ
シング工程、ボンディング工程、パッケージ工程を含
む)S305、検査ステップS306等を経て製造され
る。
バイスの機能・性能設計を行うステップS301、この
設計ステップに基づいたマスク(レチクル)を製作する
ステップS302、シリコン等の材料からウエハを製造
するステップS303、前述した実施の形態の露光装置
によりレチクルのパターンをウエハに露光するウエハ処
理ステップS304、デバイス組み立てステップ(ダイ
シング工程、ボンディング工程、パッケージ工程を含
む)S305、検査ステップS306等を経て製造され
る。
【0111】以下、デバイスの製造方法について、更に
詳細に説明する。図9には、デバイス(ICやLSIの
半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、
マイクロマシン等)の製造方法の一例を示すフローチャ
ートが示されている。図9に示すように、まず、ステッ
プS301(設計ステップ)において、デバイスの機能
・性能設計(例えば、半導体デバイスの回路設計等)を
行い、その機能を実現するためのパターン設計を行う。
引き続き、ステップS302(マスク製作ステップ)に
おいて、設計した回路パターンを形成したマスク(レチ
クル)を製作する。一方、ステップS303(ウエハ製
造ステップ)において、シリコン等の材料を用いてウエ
ハを製造する。
詳細に説明する。図9には、デバイス(ICやLSIの
半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、
マイクロマシン等)の製造方法の一例を示すフローチャ
ートが示されている。図9に示すように、まず、ステッ
プS301(設計ステップ)において、デバイスの機能
・性能設計(例えば、半導体デバイスの回路設計等)を
行い、その機能を実現するためのパターン設計を行う。
引き続き、ステップS302(マスク製作ステップ)に
おいて、設計した回路パターンを形成したマスク(レチ
クル)を製作する。一方、ステップS303(ウエハ製
造ステップ)において、シリコン等の材料を用いてウエ
ハを製造する。
【0112】次に、ステップS304(ウエハ処理ステ
ップ)において、ステップS301〜S303で用意し
たマスク(レチクル)とウエハを用いて、後述するよう
に、リソグラフィ技術等によってウエハ上に実際の回路
等を形成する。次いで、ステップS305(デバイス組
み立てステップ)において、ステップS304で処理さ
れたウエハを用いてデバイス組立てを行う。このステッ
プS305には、ダイシング工程、ボンディング工程、
及びパッケージング工程(チップ封入)等の工程が必要
に応じて含まれる。
ップ)において、ステップS301〜S303で用意し
たマスク(レチクル)とウエハを用いて、後述するよう
に、リソグラフィ技術等によってウエハ上に実際の回路
等を形成する。次いで、ステップS305(デバイス組
み立てステップ)において、ステップS304で処理さ
れたウエハを用いてデバイス組立てを行う。このステッ
プS305には、ダイシング工程、ボンディング工程、
及びパッケージング工程(チップ封入)等の工程が必要
に応じて含まれる。
【0113】最後に、ステップS306(検査ステッ
プ)において、ステップS305で作製されたデバイス
の動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こう
した工程を経た後にデバイスが完成し、このデバイスが
出荷される。
プ)において、ステップS305で作製されたデバイス
の動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こう
した工程を経た後にデバイスが完成し、このデバイスが
出荷される。
【0114】図10には、半導体デバイスの場合におけ
る、前記ステップS304の詳細なフロー例が示されて
いる。図10において、ステップS311(酸化ステッ
プ)においては、ウエハの表面を酸化させる。ステップ
S312(CVDステップ)においては、ウエハ表面に
絶縁膜を形成する。ステップS313(電極形成ステッ
プ)においては、蒸着によってウエハ上に電極を形成す
る。ステップS314(イオン打込みステップ)におい
ては、ウエハにイオンを打ち込む。以上のステップS3
11〜ステップS314のそれぞれは、ウエハ処理の各
段階の前処理工程を構成しており、各段階において必要
な処理に応じて選択されて実行される。
る、前記ステップS304の詳細なフロー例が示されて
いる。図10において、ステップS311(酸化ステッ
プ)においては、ウエハの表面を酸化させる。ステップ
S312(CVDステップ)においては、ウエハ表面に
絶縁膜を形成する。ステップS313(電極形成ステッ
プ)においては、蒸着によってウエハ上に電極を形成す
る。ステップS314(イオン打込みステップ)におい
ては、ウエハにイオンを打ち込む。以上のステップS3
11〜ステップS314のそれぞれは、ウエハ処理の各
段階の前処理工程を構成しており、各段階において必要
な処理に応じて選択されて実行される。
【0115】ウエハプロセスの各段階において、上述の
前処理工程が終了すると、以下のようにして後処理工程
が実行される。この後処理工程では、まず、ステップS
315(レジスト形成ステップ)において、ウエハに感
光剤を塗布する。引き続き、ステップS316(露光ス
テップ)において、前述した実施の形態による露光装置
を用いてマスク(レチクル)の回路パターンをウエハに
転写する。次に、ステップS317(現像ステップ)に
おいて露光されたウエハを現像し、ステップS318
(エッチングステップ)においてレジストが残存してい
る部分以外の露出部材表面をエッチングにより取り去
る。そして、ステップS319(レジスト除去ステッ
プ)において、エッチングが済んで不要となったレジス
トを取り除く。
前処理工程が終了すると、以下のようにして後処理工程
が実行される。この後処理工程では、まず、ステップS
315(レジスト形成ステップ)において、ウエハに感
光剤を塗布する。引き続き、ステップS316(露光ス
テップ)において、前述した実施の形態による露光装置
を用いてマスク(レチクル)の回路パターンをウエハに
転写する。次に、ステップS317(現像ステップ)に
おいて露光されたウエハを現像し、ステップS318
(エッチングステップ)においてレジストが残存してい
る部分以外の露出部材表面をエッチングにより取り去
る。そして、ステップS319(レジスト除去ステッ
プ)において、エッチングが済んで不要となったレジス
トを取り除く。
【0116】これらの前処理と後処理とを繰り返し行う
ことによって、ウエハ上に多重に回路パターンが形成さ
れる。
ことによって、ウエハ上に多重に回路パターンが形成さ
れる。
【0117】以上、本発明の各実施の形態及びそれらの
変形例について説明したが、本発明はこれらの実施の形
態や変形例に限定されるものではない。
変形例について説明したが、本発明はこれらの実施の形
態や変形例に限定されるものではない。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駆動電源を供給する電源回路のサイズ、重量、コストを
低減させることができ、しかも、3相モータ等の負荷を
安定して精度良く駆動することができる駆動方法及びそ
の装置を提供することができる。また、この駆動装置を
用いたステージ装置、このステージ装置を用いた露光装
置、この露光装置により製造したデバイス及びデバイス
製造方法を提供することができる。
駆動電源を供給する電源回路のサイズ、重量、コストを
低減させることができ、しかも、3相モータ等の負荷を
安定して精度良く駆動することができる駆動方法及びそ
の装置を提供することができる。また、この駆動装置を
用いたステージ装置、このステージ装置を用いた露光装
置、この露光装置により製造したデバイス及びデバイス
製造方法を提供することができる。
【図1】投影露光装置の概略構成を示す図である。
【図2】単電源を供給する電源回路の一例を示す回路図
である。
である。
【図3】単電源を供給する電源回路の他の例を示す回路
図である。
図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態によるモータ駆動装
置を示す回路図である。
置を示す回路図である。
【図5】図4中のU相の個別駆動回路を示す回路図であ
る。
る。
【図6】本発明の第2の実施の形態によるモータ駆動装
置のU相の個別駆動回路を示す回路図である。
置のU相の個別駆動回路を示す回路図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態によるモータ駆動装
置のU相の個別駆動回路を示す回路図である。
置のU相の個別駆動回路を示す回路図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態によるモータ駆動装
置を示す回路図である。
置を示す回路図である。
【図9】半導体製造工程の一例を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図10】図9中のステップS304の詳細なフローチ
ャートである。
ャートである。
21 3相全波整流回路 23 中点形成回路 30 3相リニアモータ 30u,30v,30w 巻線 31u,31v,31w 個別駆動回路 32 調整回路 41 差分検出回路 42 PWM増幅器 43 ローパスフィルタ 44 電流検出センサ 45 偏差演算回路 46 ローパスフィルタ 51,71 三角波生成回路 52 比較器 61 差動増幅器 62 割り算回路 74 三角波レベル信号生成回路 81 指令信号生成回路 A 単電源の中点 B 中性点 +HV 単電源の一方出力端の電位 −HV 単電源の他方出力端の電位 Q11,Q12 スイッチング用FET
Claims (16)
- 【請求項1】 単電源を駆動電源として、星形接続され
たN相(Nは2以上の整数)の負荷を駆動する駆動方法
であって、 前記N相の負荷の中性点と前記単電源の中点とを接続し
ておき、 前記単電源からの電力に基づいて、前記N相の負荷にそ
れぞれ駆動電流を供給し、 前記N相の負荷のうちの少なくとも1相の負荷に供給す
る駆動電流を、前記中性点の電位の、前記単電源の両出
力端の各電位の平均電位に対する変動に応じて、調整す
ることを特徴とする駆動方法。 - 【請求項2】 前記単電源の変化する電圧レベルに応じ
て、前記N相の負荷にそれぞれ供給する駆動電流をそれ
ぞれ調整することを特徴とする請求項1記載の駆動方
法。 - 【請求項3】 前記N相の負荷が、N相モータのN相の
巻線であることを特徴とする請求項1又は2記載の駆動
方法。 - 【請求項4】 単電源を駆動電源として、N相(Nは2
以上の整数)の負荷を駆動する駆動装置であって、 前記N相の負荷が星形接続され、 前記単電源を供給する電源回路は、前記単電源の中点を
形成する中点形成回路を有し、 前記N相の負荷の中性点と前記単電源の前記中点とが接
続され、 前記N相の負荷の各相ごとに、前記単電源を受けて当該
相の負荷に駆動電流を供給する個別駆動回路を、備え、 前記各相の個別駆動回路のうちの少なくとも1相の個別
駆動回路が当該相の負荷に供給する駆動電流を、前記中
性点の電位の、前記単電源の両出力端の各電位の平均電
位に対する変動に応じて、調整する調整回路を備えたこ
とを特徴とする駆動装置。 - 【請求項5】 前記中点形成回路は、前記単電源の両出
力端間に接続された実質的に同一の容量値を有する2つ
のコンデンサからなる直列回路、又は、これと実質的に
等価な回路を含み、前記2つのコンデンサの接続中点又
はこれに相当する箇所を前記単電源の中点とすることを
特徴とする請求項4記載の駆動装置。 - 【請求項6】 前記調整回路は、前記中性点の電位と前
記平均電位との偏差を得る偏差演算手段を有し、 前記調整回路は、前記偏差が実質的にゼロとなるよう
に、前記少なくとも1相の負荷に供給する駆動電流を調
整することを特徴とする請求項4又は5記載の駆動装
置。 - 【請求項7】 前記各相の個別駆動回路は、当該相の負
荷に流れる電流を検出する電流検出手段を有し、該電流
検出手段からの検出出力に基づいて、当該相の負荷に流
れる電流が実質的に、入力指令信号が示す電流となるよ
うに制御することを特徴とする請求項4乃至6のいずれ
かに記載の駆動装置。 - 【請求項8】 前記各相の個別駆動回路は、PWM増幅
器を含むことを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに
記載の駆動装置。 - 【請求項9】 前記各相の個別駆動回路は、三角波を生
成する三角波生成回路と、入力信号と前記三角波とを比
較し、前記入力信号の電圧レベルに応じたパルス幅のP
WM信号を出力する比較器と、前記単電源に接続され、
前記単電源からの電圧を前記PWM信号に基づいてオン
オフして出力するスイッチング素子と、前記PWM信号
のデューティ比を前記単電源の変化する電圧レベルの変
動に応じて調整する第2の調整回路と、を含むことを特
徴とする請求項4乃至8のいずれかに記載の駆動装置。 - 【請求項10】 前記各相の個別駆動回路は、三角波を
生成する三角波生成回路と、入力信号と前記三角波とを
比較し、前記入力信号の電圧レベルに応じたパルス幅の
PWM信号を出力する比較器と、前記単電源に接続さ
れ、前記単電源からの電圧を前記PWM信号に基づいて
オンオフして出力するスイッチング素子と、前記比較器
に入力される前記入力信号の電圧レベルを前記単電源の
変化する電圧レベルの変動に応じて調整する第2の調整
回路と、を含むことを特徴とする請求項4乃至8のいず
れかに記載の駆動装置。 - 【請求項11】 前記各相の個別駆動回路は、三角波を
生成する三角波生成回路と、入力信号と前記三角波とを
比較し、前記入力信号の電圧レベルに応じたパルス幅の
PWM信号を出力する比較器と、前記単電源に接続さ
れ、前記単電源からの電圧を前記PWM信号に基づいて
オンオフして出力するスイッチング素子と、前記三角波
の振幅を前記単電源の変化する電圧レベルの変動に応じ
て調整する第2の調整回路と、を含むことを特徴とする
請求項4乃至8のいずれかに記載の駆動装置。 - 【請求項12】 前記N相の負荷が、N相モータのN相
の巻線であることを特徴とする請求項4乃至11のいず
れかに記載の駆動装置。 - 【請求項13】 移動対象物を搭載するステージと、前
記移動対象物を移動させるために前記ステージを駆動す
るN相モータ(Nは2以上の整数)と、前記N相モータ
を駆動するモータ駆動装置とを備え、該モータ駆動装置
が請求項12記載の駆動装置であることを特徴とするス
テージ装置。 - 【請求項14】 露光により基板上に所定のパターンを
形成する露光装置であって、マスク及び基板のいずれか
一方を搭載して移動させるステージ装置を備え、該ステ
ージ装置が請求項13記載のステージ装置であることを
特徴とする露光装置。 - 【請求項15】 請求項14記載の露光装置によって製
造されたことを特徴とするデバイス。 - 【請求項16】 請求項14記載の露光装置を用意し、
該露光装置によって露光を行う工程を有することを特徴
とするデバイスの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000320968A JP2002136177A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 駆動方法及びその装置、ステージ装置、露光装置、デバイス及びデバイス製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000320968A JP2002136177A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 駆動方法及びその装置、ステージ装置、露光装置、デバイス及びデバイス製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002136177A true JP2002136177A (ja) | 2002-05-10 |
Family
ID=18799170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000320968A Pending JP2002136177A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 駆動方法及びその装置、ステージ装置、露光装置、デバイス及びデバイス製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002136177A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004343115A (ja) * | 2003-05-13 | 2004-12-02 | Asml Netherlands Bv | 制御システム、リソグラフィ装置、デバイス製造方法、およびそれによって製造されたデバイス |
| JP2006197680A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Rohm Co Ltd | アクチュエータドライブ回路 |
| EP1736972A2 (en) | 2002-05-10 | 2006-12-27 | Ricoh Company, Ltd. | Information recording method, information recording apparatus, and optical information recording medium. |
| JP2011517847A (ja) * | 2008-03-05 | 2011-06-16 | エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. | リソグラフィ装置および方法 |
-
2000
- 2000-10-20 JP JP2000320968A patent/JP2002136177A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1736972A2 (en) | 2002-05-10 | 2006-12-27 | Ricoh Company, Ltd. | Information recording method, information recording apparatus, and optical information recording medium. |
| JP2004343115A (ja) * | 2003-05-13 | 2004-12-02 | Asml Netherlands Bv | 制御システム、リソグラフィ装置、デバイス製造方法、およびそれによって製造されたデバイス |
| JP2006197680A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Rohm Co Ltd | アクチュエータドライブ回路 |
| JP2011517847A (ja) * | 2008-03-05 | 2011-06-16 | エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. | リソグラフィ装置および方法 |
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