JP2002135811A - 配信システム、受信装置および放送実績確認方法 - Google Patents

配信システム、受信装置および放送実績確認方法

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JP2002135811A
JP2002135811A JP2000323820A JP2000323820A JP2002135811A JP 2002135811 A JP2002135811 A JP 2002135811A JP 2000323820 A JP2000323820 A JP 2000323820A JP 2000323820 A JP2000323820 A JP 2000323820A JP 2002135811 A JP2002135811 A JP 2002135811A
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Takeshi Sakaguchi
武 坂口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送実績を確実且つ効率的に確認する。 【解決手段】 放送事業者1と確認端末2との間が衛星
3、中継アンテナ4を介して接続され、確認端末2は、
放送を受信可能なエリア5に設置される。依頼者8は、
確認プロバイダ7に対して、コンテンツの放送実績の確
認を依頼する。依頼を受けた確認プロバイダ7は、確認
端末2によって実際に受信された内容に基づいて確認作
業を行なう。確認端末2は、属性データを検出し、検出
された属性データと予め設定されているキーワードとを
照合し、照合結果から該当コンテンツであるか否かを検
出する。受信データに含まれ、且つ検索条件を満足する
該当コンテンツの放送時間、属性データ等を記録する。
さらに、確認端末2は、放送実績集計データを作成し、
集計データを確認プロバイダ7に送信し、確認プロバイ
ダ7は、放送実績集計データを依頼者8に対して報告す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、放送メディアを
介してコンテンツを配信する配信システム、受信装置お
よび放送実績確認方法に関する。
【0002】
【従来の技術】放送によって配信されるコンテンツの著
作権者または出演者にとって、何時何処でそのコンテン
ツが使用されているかを確認することは、著作権の保
護、並びに収支(広告費等の支出、コンテンツ使用料の
収入等)上、大きな問題である。実際に、放送事業者が
広告主から広告料(放送枠料)を徴収していながら、広
告が放送されなかった事件が発生している。今後、放送
のディジタル化、多様化、多チャンネル化が進むほど、
放送実績の確認の重要性が一層高くなる。
【0003】現行のアナログ地上波放送においては、放
送データにコンテンツ毎の属性データが含まれていな
い。したがって、受信側において、属性データを利用し
てコンテンツの放送実績を自動的に集計するようなシス
テムや、サービスを実現することは不可能である。現在
のところ、特定のコンテンツをが所定の時間に実際に放
送されたかを受信側で確認したり、記録するためには、
放送番組をリアルタイムで視聴する、またはVTRその
他の映像音声記録再生装置によって放送番組を一時的に
記録して確認する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アナログ地上波放送の
場合に使用される方法は、放送番組を視聴することによ
って確認作業をするので、非効率的であり、また、記録
再生装置の記録容量の制約の問題から放送番組を全て記
録することは、非現実的であった。結局、放送時間を含
む放送実績を正確に確認できない問題があった。
【0005】従って、この発明の目的は、コンテンツの
放送実績を正確且つ効率的に把握することが可能な配信
システム、受信装置および放送実績確認方法を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、放送を利用した配信システ
ムにおいて、コンテンツの映像および/または音声デー
タと共に、コンテンツに関連した属性データを配信する
送信装置と、受信データから属性データを抽出し、抽出
された属性データに基づいて、特定の検索条件を満足す
るコンテンツの放送実績を確認する受信装置とからなる
配信システムである。
【0007】請求項7の発明は、放送を利用した配信シ
ステムにおける受信装置において、受信データからコン
テンツに関連した属性データを抽出し、抽出された属性
データに基づいて、特定の検索条件を満足するコンテン
ツの放送実績を確認する受信装置である。
【0008】請求項13の発明は、コンテンツの映像お
よび/または音声データと共に、コンテンツに関連した
属性データを配信し、受信データから属性データを抽出
し、抽出された属性データに基づいて、特定の検索条件
を満足するコンテンツの放送実績を確認する放送実績確
認方法である。
【0009】この発明によれば、実際に配信(放送)さ
れたコンテンツデータを受信して確認するので、コンテ
ンツの所有者、著作権者等が放送実績を確実に確認する
ことができる。また、放送実績を自動的に確認し、集計
することが可能であり、正確で、効率的な確認作業を行
なうことができる。さらに、確認する期間を限定した
り、属性データのみを記録することによって、記録デー
タ量が膨大となることを防止することができる。この発
明では、ディジタルコンテンツの放送実績を集計し、依
頼者に集計結果を報告することによって対価を得る新た
なビジネスを創造できる。さらに、蓄積した放送実績集
計データに基づいて、放送枠設定の戦略のコンサルティ
ング、または放送枠設定の代行の対価を得るビジネスを
創造できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に、この発明の一実施形態に
おけるシステムの概略的な構成を示す。図1において、
参照符号1が放送局等の放送事業者を示し、参照符号2
が受信装置としての機能と、放送実績確認の機能とを持
つ確認端末を示す。放送事業者1と確認端末2との間が
CSまたはBSの衛星3を介したディジタル衛星放送に
よって接続されている。衛星3に限らず、地上波放送の
場合では、放送事業者1と確認端末2との間が中継アン
テナ4を介して接続される場合もある。確認端末2は、
放送事業者1による放送を受信可能なエリア5に設置さ
れる。ディジタル衛星放送およびディジタル地上波放送
を総称してディジタル放送と称する。この発明は、ディ
ジタル放送以外にCATV(cable television)、インタ
ーネットを介して放送されるインターネットテレビ等に
も適用することができる。
【0011】放送事業者1と確認端末2との間は、ケー
ブル、電話回線等の双方向ネットワーク6によっても接
続されている。双方向ネットワーク6は、ディジタルま
たはアナログの電話回線網、専用データ回線等である。
双方向ネットワーク6に対して、コンテンツ確認サービ
スプロバイダ(以下、適宜、確認プロバイダと称する)
7およびコンテンツ放送確認依頼者(以下、適宜、依頼
者と称する)8が接続されている。依頼者8は、上述し
たディジタル放送を通じて広告を放送している広告主、
ディジタル放送を通じて配信されるコンテンツの著作権
者等である。
【0012】依頼者8は、確認プロバイダ7に対して、
コンテンツの放送実績の確認を依頼する。すなわち、配
信(放送)メディアおよび開始時間から終了時間までを
指定し、検索条件を満足するコンテンツが放送されたか
否かを確認するような依頼を行なう。この場合、コンテ
ンツのタイトル、出演者名、音楽名、製品名、などがキ
ーワードとして使用できる。著作権保護を目的とするコ
ンテンツの放送実績の確認のみならず、マーケティング
の戦略の立案を目的として、競合他社の広告活動状況を
把握するための確認の依頼もありうる。
【0013】依頼者8から依頼を受けた確認プロバイダ
7は、確認端末2によって実際に受信された内容に基づ
いて依頼事項に対する確認作業を行なう。確認プロバイ
ダ7は、依頼者8が確認を要請した配信(放送)メディ
アを受信できるエリア5内に確認端末2を設置する。確
認端末2は、確認プロバイダ7からリモートコントロー
ル可能とされている。確認プロバイダ7は、ネットワー
ク6または手動操作を介して、確認すべき配信(放送)
メディア、確認開始時間、確認終了時間等を確認端末2
に設定する。
【0014】確認端末2は、設定された確認開始時間か
ら確認終了時間までの間、設定されたメディアを連続的
に受信する。確認端末2は、受信したデータを必要に応
じて解凍し、属性データを検出する。検出された属性デ
ータと予め設定されているキーワードとを照合し、照合
結果から該当コンテンツであるか否かを検出する。受信
データに含まれ、且つ検索条件を満足するコンテンツ、
すなわち、該当コンテンツの放送時間(年月日、時
刻)、属性データ等を記録する。属性データは、文字列
のデータである。属性データは、テキスト形式に限らず
他の形式のものでも良い。
【0015】必要があれば、該当コンテンツの映像、音
声を記録装置に記録する。該当コンテンツの映像、音声
を記録する時には、記録装置の記録容量、通信回線の伝
送容量、または依頼者8にとって都合の良いデータ形式
を考慮して、適切な圧縮符号化が使用される。さらに、
放送内容を直ぐに分かるように、インデックス映像およ
び/またはインデックス音声が作成される。インデック
ス映像は、例えばコマーシャルの一部の画像例えば先頭
の画像から作成された縮小画像である。確認端末2は、
リアルタイムで、または記録したデータを使用して、放
送実績集計データを作成する。なお、複数の確認端末を
使用することも可能である。その場合では、確認プロバ
イダ7が複数の確認端末からの放送実績集計データを再
度集計する。
【0016】確認端末2は、予め設定された時刻または
確認プロバイダ7からの伝送指示を受信した時に、双方
向ネットワーク6を介して放送実績集計データを確認プ
ロバイダ7に送信する。時刻は、コンテンツ確認時間中
および確認終了後の何れにおいても設定することができ
る。放送実績集計データは、確認プロバイダ7において
恒久的に保存される。
【0017】確認プロバイダ7は、放送実績集計データ
を依頼者8に対して報告する。データの形態としては、
ネットワークを介した電子データ、リムーバルな記録メ
ディア、または出力(印刷)された紙面が可能である。
確認プロバイダ7は、確認時間、確認放送メディア数、
検索条件数等をパラメータとして、放送実績集計データ
に対価(料金)を設定し、依頼者から料金を受け取る。
確認プロバイダ7は、蓄積した放送実績集計データに基
づいて、放送実績確認サービスとは別に、放送枠設定に
関する戦略のコンサルティング、放送枠購入の代行サー
ビスを行い、それらの対価を得るビジネスを行なうよう
にしても良い。この場合では、放送枠数や放送メディア
数などが対価を設定するためのパラメータとして使用さ
れる。
【0018】なお、図1では、放送事業者1とコンテン
ツ確認サービスプロバイダ7とが別々に示されている
が、放送事業者1が確認プロバイダ7を兼ねることも可
能である。
【0019】図2は、放送実績集計システムの概略を説
明するものである。放送事業者1は、映像データ、音声
データおよび属性データによってコンテンツを構成す
る。映像データおよび音声データの配信に、例えばMP
EG(Moving Picture ExpertsGroup)方式が使用され
る。MPEG方式のフォーマット中のユーザデータエリ
アに属性データが挿入される。MPEGのシーケンスの
場合には、シーケンスヘッダ、GOPヘッダ、ピクチャ
ヘッダの何れかに属性データが挿入される。属性データ
は、番組のタイトル、サブタイトル、番組とコマーシャ
ルとの識別情報、著作権情報(番組またはコマーシャル
の著作権者、音楽の著作権者等)、制作者情報、出演者
情報、ナレータの情報、音楽タイトル、歌手名、広告の
スポンサー等である。
【0020】確認端末2において、放送実績が集計され
る。確認端末2は、受信されたコンテンツに基づいて放
送実績を集計する。受信コンテンツから映像データ、音
声データおよび属性データが分離され、属性データに基
づいて、検索条件を満足するコンテンツであるか否かが
決定される。検索条件は、コンテンツ放送確認依頼者8
の依頼の対象とするコンテンツ(該当コンテンツ)か否
かを選別するものである。
【0021】検索条件を満足する該当コンテンツである
場合には、受信した映像データ、音声データそのもの、
または空間的、時間的にデータ圧縮されたインデックス
映像データ、インデックス音声データと、時間データ
(日付、放送開始時間、放送終了時間等)と、属性デー
タとを記録装置11によって記録する。記録装置11
は、確認端末2に備えられている。さらに、記録装置1
1に記録されたデータが集計(並び替え等)され、放送
実績集計データ12が生成される。放送実績集計データ
12が確認プロバイダ7に双方向ネットワーク6を介し
て渡される。
【0022】図3は、放送実績集計データ12の一例を
示す。項目として、「日付」、「メディア」、「放送開
始時間」、「放送終了時間」、「タイトル」、「著作
権」、・・・、「インデックス画像」等が設定されてい
る。図3の例は、広告主である「XCorp.」という
会社(依頼者)8が実際に放送されたコマーシャルの実
績を確認する依頼を行なった場合に、確認プロバイダ7
からこの会社に対して渡されるコンテンツ放送実績集計
データ12の例である。地上波と衛星波の区別と放送チ
ャンネルとがメディアとして示されている。同じ日の開
始時間が早い順に放送されたコマーシャルが並べられて
いる。
【0023】図4は、確認端末2の構成の一例である。
参照符号21は、CPU、ROM、RAM、不揮発性メ
モリを含む制御ユニットを示す。制御ユニット21は、
予めROMに記録された制御手順にしたがって確認端末
2を制御する機能、受信した映像データ、音声データ、
属性データおよび時間データをバッファリングする機
能、並びに順次記録される映像データ、音声データ、属
性データ、時間データから放送実績集計データを作成す
る機能を有する。確認端末2を制御するための制御手順
は、外部から書き換えることが可能とされている。制御
ユニット21に対して、以下に説明する構成要素がバス
を介して接続されている。
【0024】参照符号22は、時間管理ユニットを示
す。時間管理ユニット22は、抽出された該当コンテン
ツの正確な時間データを記録するための時計機能を果た
す。時間管理ユニット22によって、確認開始時間、確
認終了時間、放送開始時間、放送終了時間等の検出がな
される。参照符号23は、衛星/地上波受信ユニットを
示す。受信ユニット23は、衛星または地上波によって
配信(放送)されたコンテンツデータを受信し、コンテ
ンツ毎の映像データ、音声データ、属性データを復元す
る。
【0025】参照符号24は、プロセッシングユニット
を示す。プロセッシングユニット24は、属性データを
抽出し、属性データに基づいて照合処理を行い、該当コ
ンテンツを検索する。プロセッシングユニット24の他
の機能は、コンテンツのインデックス映像/音声データ
(縮小静止画像、圧縮音声データ等)を作成する機能で
ある。なお、制御ユニット21の処理能力に余裕がある
場合には、制御ユニット21がプロセッシングユニット
24の処理(属性データの抽出および照合処理、並びに
インデックス映像/音声データの生成処理)を行なうよ
うにしても良い。
【0026】参照符号25は、記録ユニットを示す。記
録ユニット25は、図2における記録装置11に対応し
ている。記録ユニット25(記録装置11)は、データ
の記録機能のみならず、データ再生機能も有している。
具体的には、ハードディスク、光ディスク、半導体メモ
リ等の記録メディアが使用される。記録ユニット25に
よって該当コンテンツに関するデータが記録される。す
なわち、放送時間を示す時間データ、属性データ、イン
デックス映像/音声データが記録される。必要に応じて
該当コンテンツの映像データおよび音声データ、または
圧縮された映像データおよび音声データが記録ユニット
25によって記録される。さらに、記録ユニット25に
は、制御ユニット21によって生成された放送実績集計
データも記録される。
【0027】参照符号26は、双方向ネットワークを介
して通信を行なうための双方向通信ユニットを示す。双
方向通信ユニット26は、ケーブル、電話回線等の双方
向通信メディアを通じてなされるコンテンツ配信サービ
スの受信機能、確認端末2がリモートコントロールされ
るための機能、並びに確認端末2が作成した放送実績集
計データを確認プロバイダ7に対して転送する機能を有
する。
【0028】参照符号27は、外部I/F(インターフ
ェース)ユニットを示す。外部I/Fユニット27は、
外部記録装置、または複数の確認端末を同期運転するた
めのインターフェース機能を果たす。参照符号28は、
ディスプレイを示す。受信した放送番組を視聴し、ま
た、確認端末2の設定、調整等を行なう時の表示のため
に、ディスプレイ28が使用される。
【0029】上述した確認端末2によりなされる放送実
績確認処理について、図5のフローチャートを参照して
説明する。最初のステップS1では、新規受信データの
処理と、既存データの処理とが分けられる。最初に新規
受信データの処理の流れを説明する。
【0030】ステップS2では、時間管理ユニット22
が例えば現在時刻を出力し、この出力に基づいて確認開
始時間か否かが決定される。確認開始時間になると、衛
星/地上波受信ユニット23によって、コンテンツが受
信され(ステップS3)、記録ユニット25によって、
コンテンツが記録される(ステップS4)。
【0031】次のステップS5では、コンテンツの記録
のみか否かが決定される。記録のみの処理によって、受
信されたコンテンツデータが一時的に記録され、後で放
送実績集計データが記録されているデータに基づいて作
成される。コンテンツの記録のみの処理が設定されてい
る時には、ステップS9において、確認終了時間か否か
が検出される。確認終了時間になるまで、記録ユニット
25によって受信コンテンツデータの記録がなされ、確
認終了時間になると、処理が終了する。
【0032】若し、ステップS5において、記録のみで
はない、すなわち、放送実績集計データの作成処理も行
なうものと決定されると、ステップS6において、属性
データが受信コンテンツデータから検出される。検出さ
れた属性データに基づいて、該当コンテンツであるか否
かが検出される(ステップS7)。ステップS6および
S7は、プロセッシングユニット24によってなされ
る。また、ステップS6およびS7の処理は、リアルタ
イムでなされるか、または記録したデータを際したデー
タを使用してなされる。
【0033】ステップS7において、該当コンテンツで
ないと検出されると、確認終了時間になったか否かを決
定するステップS9に処理が移行する。該当コンテンツ
の場合では、ステップS8において、図3に例示したよ
うな放送実績集計データが制御ユニット21によって作
成される。作成された集計データは、記録ユニット25
によって記録メディア上に記録される。コンテンツが記
録されるメディアと集計データが記録されるメディア
は、同一である必要はなく、異なるものでも良い。ステ
ップS9において、確認終了時間になったことが検出さ
れると、処理が終了する。
【0034】ステップS5において、記録のみの動作モ
ードが設定されている時には、記録されたデータ、すな
わち、既存データに基づいて集計データが作成される。
既存データの処理は、ステップS11から開始される。
ステップS11では、確認開始時間が設定される。ステ
ップS12では、確認開始時間以降で、確認終了時間ま
での記録データが再生される。
【0035】ステップS13では、記録ユニット25に
よって再生されたデータから属性データが検出される。
ステップS14では、検出された属性データと予め設定
されているデータとの照合処理によって、該当コンテン
ツか否かが決定される。該当コンテンツであれば、ステ
ップS15の放送実績集計データの作成と、作成された
集計データの記録処理がなされる。若し、該当コンテン
ツでなければ、ステップS15がスキップされ、ステッ
プS16の確認終了時間か否かの決定処理がなされる。
確認終了時間まで、上述したステップS12、S13、
S14、S15の各処理が繰り返される。確認終了時間
になると、処理が終了する。
【0036】この発明は、上述したこの発明の一実施形
態等に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱
しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば
属性データのみを記録することによって、記録データ量
を少なくできる。また、MPEG以外のディジタルの映
像/音声データの伝送フォーマットを使用して、属性デ
ータを挿入することもできる。
【0037】
【発明の効果】この発明によれば、実際に配信(放送)
されたコンテンツデータに基づいて放送実績を確認する
ので、コンテンツの所有者、著作権者等が放送実績の確
認を間違いなく行なうことができ、コンテンツの所有
者、著作権者等にとって、放送契約の履行の確認、著作
権の保護を行なう上で、有益な情報を得ることができ
る。この発明では、確認開始時間から確認終了時間まで
のコンテンツを記録すれば良いので、記録データ量を少
なくできる。この場合、属性データのみを記録すること
によって、記録データ量をより削減できる。さらに、放
送実績を自動的に確認し、集計することが可能であり、
正確で、効率的な確認作業を行なうことができる。
【0038】この発明では、ディジタルコンテンツの放
送実績を集計し、依頼者に集計結果を報告することによ
って対価を得る新たなビジネスを創造できる。さらに、
蓄積した放送実績集計データに基づいて、放送枠設定の
戦略のコンサルティング、または放送枠設定の代行の対
価を得るビジネスを創造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用することができる放送システム
の一例を示す略線図である。
【図2】この発明の一実施形態における放送実績集計シ
ステムの概略を示す略線図である。
【図3】この発明の一実施形態における放送実績集計デ
ータの一例を示す略線図である。
【図4】この発明の一実施形態における確認端末の一例
の構成を示すブロック図である。
【図5】この発明の一実施形態において確認端末の処理
の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・放送事業者、2・・・確認端末、6・・・双方
向ネットワーク、7・・・コンテンツ確認サービスプロ
バイダ、8・・・コンテンツ放送確認依頼者、11・・
・記録装置

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送を利用した配信システムにおいて、 コンテンツの映像および/または音声データと共に、コ
    ンテンツに関連した属性データを配信する送信装置と、 受信データから上記属性データを抽出し、抽出された上
    記属性データに基づいて、特定の検索条件を満足するコ
    ンテンツの放送実績を確認する受信装置とからなる配信
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記受信装置は、リアルタイムで受信した受信データ、
    または一時的に蓄積した受信データから上記属性データ
    を抽出する配信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記検索条件には、確認開始時間および確認終了時間が
    含まれる配信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記受信装置は、コンテンツ確認用の映像および/また
    は音声のインデックス情報を作成する機能を有する配信
    システム。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 上記受信装置は、確認された放送実績をリスト化した放
    送実績データを作成する機能を有する配信システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記受信装置は、上記放送実績データを外部に出力する
    ことが可能とされた配信システム。
  7. 【請求項7】 放送を利用した配信システムにおける受
    信装置において、 受信データからコンテンツに関連した属性データを抽出
    し、抽出された上記属性データに基づいて、特定の検索
    条件を満足するコンテンツの放送実績を確認する受信装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 リアルタイムで受信した受信データ、または一時的に蓄
    積した受信データから上記属性データを抽出する受信装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7において、 上記検索条件には、確認開始時間および確認終了時間が
    含まれる受信装置。
  10. 【請求項10】 請求項7において、 コンテンツ確認用の映像および/または音声のインデッ
    クス情報を作成する機能を有する受信装置。
  11. 【請求項11】 請求項7において、 確認された放送実績をリスト化した放送実績データを作
    成する機能を有する受信装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 上記放送実績データを外部に出力することが可能とされ
    た受信装置。
  13. 【請求項13】 コンテンツの映像および/または音声
    データと共に、コンテンツに関連した属性データを配信
    し、 受信データから上記属性データを抽出し、抽出された上
    記属性データに基づいて、特定の検索条件を満足するコ
    ンテンツの放送実績を確認する放送実績確認方法。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 リアルタイムで受信した受信データ、または一時的に蓄
    積した受信データから上記属性データを抽出する放送実
    績確認方法。
  15. 【請求項15】 請求項13において、 上記検索条件には、確認開始時間および確認終了時間が
    含まれる受信装置。
  16. 【請求項16】 請求項13において、 コンテンツ確認用の映像および/または音声のインデッ
    クス情報を作成する放送実績確認方法。
  17. 【請求項17】 請求項13において、 確認された放送実績をリスト化した放送実績データを作
    成する放送実績確認方法。
  18. 【請求項18】 請求項17において、 上記放送実績データを外部に出力する放送実績確認方
    法。
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