JP2002135593A - 画像処理装置及びその方法並びに記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置及びその方法並びに記憶媒体

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JP2002135593A
JP2002135593A JP2000329422A JP2000329422A JP2002135593A JP 2002135593 A JP2002135593 A JP 2002135593A JP 2000329422 A JP2000329422 A JP 2000329422A JP 2000329422 A JP2000329422 A JP 2000329422A JP 2002135593 A JP2002135593 A JP 2002135593A
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Makoto Sato
眞 佐藤
Hiroyuki Arahata
弘之 新畠
Tomohiko Matsuura
友彦 松浦
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 復号化した画像を表示する際に高い画質の
画像を表示すること。 【解決手段】 読み出した画像ファイル内の符号列にお
いて、LLサブバンド以外のサブバンドに含まれる変換
係数を0とし、参照画像を生成する(S1303)。次
にLLサブバンド以外の全てのサブバンドにエントロピ
復号、逆量子化を行い、変換係数を求める(S130
4)。そしてLLサブバンド以外のサブバンド内の変換
係数に対する参照画像上の領域を求め、この領域内の平
均値Mを求める(S1305)。この平均値が所定の閾
値より小さければ(S1306)、この変換係数に対し
て閾値処理を行う(S1307)。以上のS1305か
らS1307までのLLサブバンド以外の全てのサブバ
ンド内の変換係数に対して行う(S1308)。そして
LLサブバンドの係数を併せて逆離散ウェーブレット変
換を行うことで画像信号を生成し(S1309)、表示
する(S1310)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、周波数変換を施され、
符号化された画像を含む符号列から、当該周波数変換の
変換係数を復元し、復元した当該変換係数に基づいて前
記画像を復元する画像処理装置及びその方法並びに記憶
媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からX線による医療画像は撮像後フ
イルムに現像され診断に用いられることが広く行われて
きた。しかし近年のコンピュータの性能向上、記憶媒体
の大容量化等から医療画像を電子フォーマットとして保
存または伝送し、診断の用途に用いられることが行われ
るようになってきている。
【0003】図10は医療画像を電子フォーマットとし
て扱う場合の一連の処理を行う画像処理装置の構成を示
したものである。同図において、画像入力装置1はX線
撮像装置などの撮像装置であり、用途に応じたセンサに
より必要な画像を生成し出力する。ここで生成される画
像は例えば縦横の画素数が各々2500画素またはそれ
以上の解像度を持ち、各画素の精度は1画素あたり12
ビットで表現されている。このように解像度が高く、し
かも画素精度が高い画像をそのままの形で保存するため
には大きな容量の記憶媒体が必要となるため、必要に応
じ、画像は圧縮符号化される。
【0004】同図における画像符号化装置2はこのよう
な画像を圧縮するために用いられ、入力した画像を所定
の方式により可逆または非可逆で圧縮符号化して出力す
る。ここで医療画像においては、その用途から画像に含
まれる情報を完全に保存する可逆圧縮が用いられること
が多い。そのため圧縮符号化方式としては、例えばISO
およびITU-Tにより勧告された圧縮符号化方式であるJPE
Gにおける可逆圧縮モードが用いられる。圧縮符号化さ
れた画像信号は符号列として後続のファイル出力装置3
に出力される。
【0005】ファイル出力装置3は、画像符号化装置2
により圧縮符号化された符号列に対し、診断に必要な情
報、例えば患者の氏名、撮像時の条件を追加したファイ
ルフォーマットに構成し、記憶・伝送装置4に対して出
力する。記憶・伝送装置4はこのようにして構成された
所定のフォーマットを持つデータをファイルとして記憶
或いは他の装置に対して伝送する。
【0006】ここで、記憶・伝送装置4を記憶媒体とし
た場合、記憶媒体としてはハードディスク、MOなどが
用いられる。一方、記憶・伝送装置4を伝送装置とした
場合、伝送装置としてはネットワーク等が用いられる。
次にこのように記憶・伝送されたデータを表示する際に
は次のように処理が行われる。
【0007】記憶・伝送装置4から出力されたファイル
はファイル入力装置5により読み込まれ、必要な情報が
抽出された後、符号列が後続の画像復号装置6に出力さ
れる。画像復号装置6は入力した符号化列を復号し、元
の画像信号に再生して後続の画像表示装置7に対して出
力する。画像表示装置7は入力した画像信号を表示し、
診断等の用途に用いられる。
【発明が解決しようとする課題】前述した画像処理装置
において、画像入力装置1には例えばX線を用いた撮像
装置が用いられることが多いが、被験者に与える影響な
どから撮像時のX線量は少ないことが望ましい。しか
し、X線量を小さくすることにより撮像された画像には
量子ノイズが多く含まれることが知られており、このよ
うな量子ノイズは画像表示装置7により診断を行う際の
妨害となる。医療画像におけるこのような量子ノイズを
削減する方法としては、特開平09−212623号公
報に開示されているように多重解像度解析を応用したも
のがある。これによると、画像を多重解像度解析した結
果に基づきノイズを除去することが可能であるが、図1
0に示すような装置に組み込むためにはノイズ除去用の
処理を別途付加する必要がある。またこの方法を画像符
号化と組み合わせた場合は表示の際に柔軟に画質を調整
することができない。
【0008】本発明の目的は、復号化した画像を表示す
る際に高い画質の画像を表示すること目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
為に、例えば本発明の画像処理装置は以下の構成を備え
る。すなわち、周波数変換を施され、符号化された画像
を含む符号列から、当該周波数変換の変換係数を復元
し、復元した当該変換係数に基づいて前記画像を復元す
る画像処理装置であって、前記変換係数のうち所定の周
波数帯域の変換係数に基づいて復元された参照画像を格
納する格納手段と、前記所定の周波数帯域の変換係数以
外の変換係数のうち、所定の条件を満たす変換係数を前
記格納手段に格納された前記参照画像を用いて変更する
変更手段とを備え、前記変更手段により変更された変換
係数を含む全ての変換係数に基づいて画像を復元する。
【0010】更に、画像に対して周波数変換を行い、変
換係数を周波数帯域毎に生成する周波数変換手段と、前
記周波数変換手段による変換係数を量子化し、量子化イ
ンデックスを生成する量子化手段と、前記量子化手段に
よる量子化インデックスに対してエントロピ符号化し、
符号列を生成するエントロピ符号化手段と、前記エント
ロピ符号化手段による符号列に当該符号列に関する情報
を付加することで画像ファイルを生成し、外部に出力す
る出力手段とを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って、本発明を
好適な実施形態に従って詳細に説明する。
【0012】[第1の実施形態]図1(a)は本実施形
態における画像処理装置の概略の基本構成を示すブロッ
ク図である。同図において、1から7までの各部分の機
能および全体の処理概要は(図10に示した)従来の技
術において説明したものと基本的に同じであるため、処
理の概要について再度の説明は省略する。以降では、各
部分の動作の詳細について順次説明を行う。
【0013】画像入力装置1から入力された画像信号は
画像符号化装置2により圧縮符号化される。図2に画像
符号化装置2の概略構成を示す。画像符号化装置2に入
力された画像信号は離散ウェーブレット変換部201に
おいて離散ウェーブレット変換が施されて変換係数が生
成され、該係数は量子化部202において量子化され、
さらにエントロピ符号化部203により符号化され、後
続の符号列構成部204において出力される符号列が構
成されている。以下各部の動作について説明する。
【0014】離散ウェーブレット変換部201は、入力
した画像信号に対して2次元の離散ウェーブレット変換
処理を行い、変換係数を計算して出力する。
【0015】図3は2次元の変換処理により得られる2
レベルの変換係数群の構成例であり、画像信号は異なる
周波数帯域毎の係数列HH1、HL1、LH1、…、L
Lに分解される。離散ウェーブレット変換については例
えばStephane G. Mallat "ATheory for Multiresolutio
n Signal Decomposition: The Wavelet Representatio
n", IEEE Trans. on Pattern Analysis and Machine In
telligence, Vol.11,No.7, July 1989において詳述され
ているように公知の技術であるため説明は省略するが、
本実施形態においては図3に示すように低周波側を再帰
的に分割する方法によるものとする。なお、以降の説明
ではこれらの係数列をサブバンドと呼ぶ。各サブバンド
の係数は後続の量子化部202に出力される。なお、同
図においては帯域に分割する際の分割数(レベル)は2
であるがこれに限定されるものではなく、1以上の任意
の分割数によることができる。
【0016】量子化部202は、入力した係数を所定の
量子化ステップにより量子化し、その量子化値に対する
インデックスを出力する。ここで、量子化は次式により
行われる。
【0017】 q=sign(c)floor(abs(c)/Δ) (式1) sign(c)= 1; c≧0 (式2) sign(c)=−1; c<0 (式3) ここで、floor(X)はXを超えない最大の整数値
を表す。またcは量子化対象となる係数である。また、
本実施形態においてはΔの値として1を含むものとし、
この場合実際に量子化は行われない。このようにして得
られた量子化インデックスはエントロピ符号化部203
に出力される。
【0018】エントロピ符号化部203は入力した量子
化インデックスに対しサブバンドを所定の大きさに分割
した矩形領域(以下コードブロックと称す)を単位とし
て、量子化インデックスをビットプレーンに分解し、ビ
ットプレーンを順に2値算術符号化を行ってコードスト
リームを出力する。図4(a)はコードブロックCBに
分割されたサブバンドを示す図である。同図において例
えばLLサブバンドはCB0からCB3の4つのコード
ブロックに分割されており、各コードブロック内の量子
化インデックスはCB0、CB1、CB2、CB3の順
にビットプレーン符号化される。
【0019】エントロピ符号化部203はまずサブバン
ド全体を走査して最大値Mを求め、次式により最大の量
子化インデックスMを表現するために必要なビット数S
を計算する。
【0020】 S=ceil(log2(abs(M))) (式4) ここでceil(x)はx以上の整数の中で最も小さい
整数値を表す。さらに、各コードブロック内においても
同様に最大の量子化インデックスの値から最大ビット数
SBを計算する。図4(b)はエントロピ符号化部20
3におけるビットプレーン符号化の動作を説明する図で
あり、この例においては4×4の大きさを持つコードブ
ロック内の領域において非0の量子化インデックスが3
個存在しており、それぞれ+13、−6、+3の値を持
っている。エントロピ符号化部4はまずコードブロック
全体を走査して最大値MBを求め、次式により最大の量
子化インデックスを表現するために必要なビット数SB
を計算する。
【0021】 SB=ceil(log2(abs(MB))) (式5) 図4(b)においては、最大の係数値は13であるので
SBは4であり、コードブロック中の16個の量子化イ
ンデックスは同図(c)に示すように4つのビットプレ
ーンを単位として処理が行われる。最初にエントロピ符
号化部203は最上位ビットプレーン(同図MSBで表
す)の各ビットを2値算術符号化し、ビットストリーム
として出力する。次にビットプレーンを1レベル下げ、
以下同様に対象ビットプレーンが最下位ビットプレーン
(LSB)に至るまで、ビットプレーン内の各ビットを
符号化し、符号列構成部204に出力する。この時、各
量子化インデックスの符号は、ビットプレーン走査にお
いて最初の非0ビットが検出されるとそのすぐ後に当該
量子化インデックスの符号がエントロピ符号化される。
また、実際に符号化されたビットプレーン数も符号列構
成部204に出力され、後述するようにパラメータとし
て符号列に含まれることになる。なお本実施形態におい
て各ビットプレーンは1つのパスで実行されているが、
複数のパスに分割して実行しても良い。
【0022】符号列構成部204は入力した符号をファ
イル出力装置3に出力するために所定のヘッダ情報等を
付加した符号列を構成する。
【0023】図5は、このようにして生成され出力され
る符号列の構成を表した概略図である。同図(a)は符
号列の全体の構成を示したものであり、MHはメインヘ
ッダ、THはタイルヘッダ、BSはビットストリームで
ある。メインヘッダMHは同図(b)に示すように、符
号化対象となる画像のサイズ(水平および垂直方向の画
素数)、画像を複数の矩形領域であるタイルに分割した
際のサイズ、各色成分数を表すコンポーネント数、各成
分の大きさ、ビット精度を表すコンポーネント情報から
構成されている。なお、本実施形態では画像はタイルに
分割されていないので、タイルサイズと画像サイズは同
じ値を取り、対象画像がモノクロの多値画像の場合コン
ポーネント数は1である。
【0024】次にタイルヘッダTHの構成を図5(c)
に示す。タイルヘッダTHには当該タイルのビットスト
リーム長とヘッダ長を含めたタイル長および当該タイル
に対する符号化パラメータから構成される。符号化パラ
メータには離散ウェーブレット変換のレベル、フィルタ
の種別等が含まれている。
【0025】本実施形態におけるビットストリームの構
成を同図(d)に示す。同図において、ビットストリー
ムは各サブバンド単位でまとめられ、解像度の小さいサ
ブバンドを先頭として順次解像度が高くなる順番に配置
されている。さらに、各サブバンド内は上位ビットプレ
ーンから下位ビットプレーンに向かい、ビットプレーン
を単位として符号が配列されている。
【0026】さらに、各ビットプレーンの符号は同図
(e)に示すようにコードブロックを単位として構成さ
れておりPHは各コードブロックの最大ビットプレーン
SBと該当するビットプレーンSとの差分、当該ビット
プレーンに含まれるコードブロックを指定する情報等が
含まれている。同図(e)においてビットプレーン(s
−1)には4つのコードブロック(CB0_S−1、C
B1_S−1、CB2_S−1、CB3_S−1)の符
号が含まれているが、当該ビットプレーンに対応する符
号が存在しないコードブロックについてはPHで特定す
ることができる。なおその他の一般的なサブバンドにお
けるビットプレーンの符号の構成は同図(f)に示す。
このようにして生成された符号列は、ファイル出力装置
3に出力される。
【0027】なお、本実施形態においては各サブバンド
の符号は上位から下位に至るビットプレーンを単位とし
て構成されているが、必ずしもビットプレーンを単位と
しなくても良い。例えば、上位ビットプレーンから所定
数のビットプレーンに対応する符号化されたデータをま
とめたレイヤーを単位としても良い。この場合、PHに
は各コードブロックが含まれているかどうかの情報に加
えて、含まれているコードブロックの符号が何ビットプ
レーン分に相当するかの情報が含まれる。
【0028】さらに、各ビットプレーンは複数のパスに
分割して符号化されており、レイヤーに含まれる符号化
データはこのパスを単位としても良い。この場合、PH
には各コードブロックの符号が何パス含まれているかを
示す情報が含まれる。
【0029】ファイル出力装置3は、画像符号化装置2
より入力した符号列と、画像入力装置1から入力したデ
ータから、保存または伝送するファイルを構成する。こ
の時画像入力装置1からは撮影対象となる患者の氏名、
撮像年月日および撮像時のX線量等が入力され、前述し
た符号列と組み合わせて、記憶・伝送装置4に対して出
力する。記憶・伝送装置4は入力したファイルを用途に
応じて記憶またはネットワーク等を介して出力する。
【0030】上述の本実施形態における画像処理装置が
行う圧縮符号化処理のフローチャートを図12に示し、
以下説明する。
【0031】まず画像を入力し(ステップS120
1)、入力した画像に対して離散ウェーブレット変換
(ステップS1202)、量子化(ステップS120
3)を施す。また、各サブバンドをコードブロックに分
割し(ステップS1204)、コードブロック毎に量子
化インデックスをビットプレーンに分解する(ステップ
S1205)。そして全てのサブバンドに含まれるコー
ドブロックに対して(ステップS1207)2値算術符
号化を施し(ステップS1206)、2値算術符号化の
結果(符号列)に上述のヘッダを追加して画像ファイル
を生成し(ステップS1208)、出力する(ステップ
S1209)。
【0032】次に、本実施形態における画像処理装置に
おける画像表示時の動作について説明する。記憶・伝送
装置4により記憶された画像ファイルはファイル入力装
置5により読み込まれる。ファイル入力装置5は、入力
した画像ファイルを解析し、前述したファイル出力装置
3により付加された部分と、画像符号化装置2により生
成された符号列を分離し、該符号列に関しては復号処理
のため後続の画像復号装置6に出力する。
【0033】図1(b)は本実施形態における画像復号
装置6の構成を表すブロック図であり、601は符号入
力部、602はエントロピ復号部、603は逆量子化
部、604は画質改善処理部、605は逆離散ウェーブ
レット変換部、606は参照画像メモリ、607は制御
部である。以下にまず各部の機能について、さらに復号
装置6全体の処理の流れについて説明する。
【0034】符号入力部601は符号列を入力し、それ
に含まれるヘッダを解析して後続の処理に必要なパラメ
ータを抽出し制御部607に対して送出する。そして制
御部607は後述の各部に抽出したパラメータを出力し
ている。また、符号列に含まれるビットストリームはエ
ントロピ復号部602に出力される。
【0035】エントロピ復号部602はビットストリー
ムをビットプレーン単位で復号化し、出力する。この時
の様子を図6に示す。同図(a)は復号対象となるサブ
バンドの一領域をビットプレーン単位で順次復号する流
れを図示したものであり、同図の矢印の順にビットプレ
ーンが復号され変換係数が復元され、図6(b)に示す
ように3つの量子化インデックスは値は+13、−6、
+3となる。復元された量子化インデックスは逆量子化
部603に出力される。
【0036】逆量子化器603は入力した量子化インデ
ックスから、次式に基づいて離散ウェーブレット変換係
数を復元する。
【0037】 c’=Δ×q ; q≠0 (式6) c’=0 ; q=0 (式7) ここで、qは量子化インデックス、Δは量子化ステップ
であり、Δは符号化時に用いられたものと同じ値であ
る。c’は復元された離散ウェーブレット変換係数であ
る。変換係数c’は後続の画質改善処理部604に出力
される。
【0038】画質改善処理部604は入力した変換係数
列に対して変換処理(本実施形態では所定の閾値処理)
を施し後続の逆離散ウェーブレット変換部605に出力
する。ただし、後述するように制御部607により指示
された場合は何も処理を行わずに出力する。それ以外の
場合において画質改善処理部604は、入力した離散ウ
ェーブレット変換係数c’に対し所定の方法により決定
された閾値Tにより以下のように処理を施す。
【0039】 cn=0 ; abs(c’)<=T (式8) cn=c’; abs(c’)> T (式9) 処理後の離散ウェーブレット係数cnは逆離散ウェーブ
レット変換部605に出力される。なお、上述した閾値
Tは処理対象となる係数が属するサブバンドにより異な
るものとする。
【0040】逆離散ウェーブレット変換部605は入力
した変換係数に対し2次元の逆離散ウェーブレット変換
を施し画像信号を復元する。2次元の逆離散ウェーブレ
ット変換については前述した文献等により公開されてい
るためにここでは詳述しないが、2次元の逆離散ウェー
ブレット変換処理の実行は制御部607により制御され
る。
【0041】次に画像復号装置6の全体的な動作につい
て説明する。制御部607は図5に示した符号列に含ま
れる符号化データのうち所定数のサブバンドに相当する
ものを入力するよう符号入力部601を制御する。本実
施形態では図5(d)においてLLサブバンドに相当す
る符号化データが読み込まれるものとして説明する。
【0042】読み込まれたLLサブバンドに対応する符
号化データはエントロピ復号部602に出力されて復号
処理が行われ、量子化インデックスが復元される。さら
に復元された量子化インデックスは後続の逆量子化部6
03において逆量子化され、LLサブバンドに属する変
換係数が復元される。
【0043】復元されたLLサブバンドの係数は画質改
善処理部604に出力されるが、制御部607は画質改
善処理部604に対して何も処理をせず入力した係数を
そのまま出力するよう制御する。このようにして画質改
善処理部604から出力されたLLサブバンドは逆離散
ウェーブレット変換部605において逆変換が施される
が、この時LL以外のサブバンドについてはまだ復号処
理がされていないため、全ての変換係数が0として処理
が行われる。
【0044】すなわち、図3に示したように符号化にお
いて2レベルの変換が行われていた場合は、図7に示す
ようにHL2、LH2、HH2、HL1、LH1、HH
1の各サブバンドには全て値が0の係数が含まれている
と仮定した計算が行われ、画像信号が生成される。この
ようにして生成された画像を参照画像と呼ぶことにす
る。参照画像は参照画像メモリ606に出力され、記憶
される。
【0045】次に制御部607は後続の符号列を読み込
むよう符号入力部601を制御する。ここで本実施形態
においては後続の符号列は図5(d)においてLLを除
く全てのサブバンドに対応する符号化データである。こ
れらの符号化データは前述したのと同様に復号、逆量子
化が行われて変換係数が復元され、画質改善処理部60
4に入力される。
【0046】画質改善処理部604は前述した方法によ
り閾値処理を行い、得られた係数を後続の逆離散ウェー
ブレット変換部605に出力する。ただし画質改善処理
部604は先に参照画像メモリ606に記憶された参照
画像の画素値に基づいて(式8)、(式9)に従った処
理を行う。すなわち、処理対象となる係数c’が参照画
像上で占める領域において、該領域内の参照画像の画素
値(具体的には輝度値)の平均値をMとした場合、 M<Ti (式10) となる時に限り(式8)、(式9)により処理を行う。
ただしTiはX線撮影における撮像状況によって決まる
値(閾値)であり、Ti未満の値を持つ画素に対して画
質改善処理が求められるものである。
【0047】図8はこの時の係数と参照画素の関係を示
したものである。同図において処理対象となるHL1内
の係数Cが参照画像上で占める領域内の画素がa、b、
c、dの4つの画素である場合、 M=(a+b+c+d)/4 (式11) となる。以上の処理により、参照画像において平均輝度
レベルがTi未満の領域に対応する係数に対してのみ
(式8)、(式9)による処理が行われる。このように
処理された係数は逆離散ウェーブレット変換部605に
出力される。
【0048】逆離散ウェーブレット変換部605は順次
入力したLL以外のサブバンドと先に入力したLLサブ
バンドの係数を合わせて逆離散ウェーブレット変換を施
して画像信号(画像)を生成して画像表示装置7に出力
し、画像が表示される。
【0049】以上の本実施形態における画像表示時の動
作におけるフローチャートを図13に示し、以下説明す
る。
【0050】まず記憶・伝送装置4により記憶された画
像ファイルを読み出し(ステップS1301)、パラメ
ータ、符号列夫々を抽出する(ステップS1302)。
次に、LLサブバンド以外のサブバンドに含まれる変換
係数を0とし、上述の復号処理を用いて上述の参照画像
を生成する(ステップS1303)。
【0051】次にLLサブバンド以外のサブバンドに対
してエントロピ復号、逆量子化を行い、変換係数を求め
る(ステップS1304)。そしてLLサブバンド以外
のサブバンド内の変換係数に対する参照画像上の領域を
求め、この領域内の平均値Mを求める(ステップS13
05)。そして(式10)に従った判断処理に応じて
(ステップS1306)、(式8)、(式9)に従った
閾値処理を行う(ステップS1307)。以上のステッ
プS1305からステップS1307までの処理をLL
サブバンド以外の全てのサブバンド内の変換係数に対し
て行う(ステップS1308)。そして先ほどのLLサ
ブバンドの係数を併せて逆離散ウェーブレット変換を行
うことで画像信号を生成し(ステップS1309)、表
示する(ステップS1310)。
【0052】以上説明した方法により次の効果を得るこ
とができる。つまり、X線撮像装置により得られる画像
においては、画像の輝度レベルが小さい部分はX線透過
量が小さく、SN比が悪くなる。本実施形態においては
画像を圧縮符号化した符号列を復号する装置において、
符号列から最も低周波よりのサブバンドのみをまず復号
して参照画像を作成した。この参照画像は原画像の平均
的な輝度レベルを表すものであるため、参照画像におい
て輝度レベルの低い領域にはより多くの量子ノイズが含
まれることとなる。このような領域に対応する高周波帯
域の係数に対して閾値処理を行うことで、効果的なノイ
ズ除去処理を実現し、画質が改善された画像を得ること
ができる。
【0053】[第2の実施形態]前述した第1の実施形
態においては、参照画像の値に応じて高周波サブバンド
の係数を閾値処理したが、これに限定されるものではな
い。以下に異なる画質改善処理方式による実施形態につ
いて説明する。
【0054】本実施形態において、画質改善処理部60
4は入力した係数c’に対し次式に基づいて変換処理を
行う。
【0055】cn=f(c’) (式12) ただしf(x)は所定の入出力特性を持つ関数であり、
例えば図9に示すような入出力関係を持つ場合はある入
力レベル以下の係数は値が抑制され、一方ある範囲の値
に対しては強調される。
【0056】所定の高周波サブバンドの係数に対してこ
のような変換を行うことにより、値の小さいノイズ成分
に対しては抑制し、ある程度の値を持つ信号成分に対し
ては強調処理を施すことが可能となり、逆変換後の画質
を向上させることができる。
【0057】[第3の実施形態]以上述べた実施形態に
おいては、参照画像を生成する際にLLサブバンドのみ
を用いたが、これに限定されるものではない。すなわ
ち、符号列に配置された各サブバンドの符号化データに
対し所定数のサブバンドを用いてもよい。
【0058】図11はLLに加えてHL2、LH2、H
H2に対応する符号化データを読み込んで参照画像を生
成する際のサブバンド構成について示したものである。
同図においてはHL1、LH1、HH1のサブバンドに
ついては全ての係数が0に設定されるが、その他につい
ては復号された値が用いられる。
【0059】また、以上述べた実施形態においては参照
画像に対する参照の範囲は、処理対象となる係数が原画
像において占める領域に限られたが、より広い範囲を参
照領域とすることもできる。例えば図8において前述し
た方法によれば2×2の領域を参照したが同図C2に示
す変換係数に対してRで示す4×4の領域を参照して平
均値を求めてもよい。このように参照する領域を変化さ
せることで、画像の局所的な特徴に即した処理を行うこ
とができる。すなわち、より広い領域を対象とすること
で画像の細かい変化に影響を受けずに処理を行うことが
できるようになる。
【0060】またこの際に参照画像の参照範囲を利用者
が対話的に決定するようにしてもよい。例えば参照画像
を実際に表示し、利用者が表示された画像に対してより
高い画質を必要とする部分を指示することにより、当該
部分に対応する係数を処理する際の参照範囲を決定する
ことも可能である。この場合高画質を求められる部位で
は参照範囲を小さく取り、そうではない部位に対しては
広い参照範囲を取ることでより適応的な画質改善処理を
実現することができる。
【0061】[その他の実施形態]さらに本発明は上記
実施形態を実現するための装置及び方法のみに限定され
るものではなく、上記システム又は装置内のコンピュー
タ(CPUあるいはMPU)に、上記実施形態を実現するため
のソフトウエアのプログラムコードを供給し、このプロ
グラムコードに従って上記システムあるいは装置のコン
ピュータが上記各種デバイスを動作させることにより上
記実施形態を実現する場合も本発明の範疇に含まれる。
【0062】またこの場合、前記ソフトウエアのプログ
ラムコード自体が上記実施形態の機能を実現することに
なり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラム
コードをコンピュータに供給するための手段、具体的に
は上記プログラムコードを格納した記憶媒体は本発明の
範疇に含まれる。
【0063】この様なプログラムコードを格納する記憶
媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD
-ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を
用いることができる。
【0064】また、上記コンピュータが、供給されたプ
ログラムコードのみに従って各種デバイスを制御するこ
とにより、上記実施形態の機能が実現される場合だけで
はなく、上記プログラムコードがコンピュータ上で稼働
しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他の
アプリケーションソフト等と共同して上記実施形態が実
現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の範
疇に含まれる。
【0065】更に、この供給されたプログラムコード
が、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接
続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された
後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡
張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によって上記実施
形態が実現される場合も本発明の範疇に含まれる。
【0066】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図12及び又は図13
に示す)フローチャートに対応するプログラムコードが
格納されることになる。
【0067】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば復号
化した画像を表示する際に高い画質の画像を表示するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施形態における画像
処理装置の概略の基本構成を示すブロック図で、(b)
は本発明の第1の実施形態における画像復号装置6の構
成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における画像符号化装
置2の概略構成を示すブロック図である。
【図3】2次元の離散ウェーブレット変換により得られ
る2レベルの変換係数群の構成例を示す図である。
【図4】(a)はコードブロックCBに分割されたサブ
バンドを示す図、(b)は円吐露婦符号化部4における
ビットプレーン符号化の動作を説明する図、(c)はビ
ットプレーンに対する2値算術符号化を説明する図であ
る。
【図5】(a)は符号列全体の構成を示す図、(b)は
メインヘッダの構成を示す図、(c)はタイルヘッダの
構成を示す図、(d)はビットストリームの構成を示す
図、(e)、(f)は各ビットプレーンの符号を示す図
である。
【図6】(a)は復号対象となるサブバンドの一領域を
ビットプレーン単位で順次復号する流れを示す図、
(b)は復元された量子化インデックスを示す図であ
る。
【図7】参照画像を生成する際の各サブバンドを示す図
である。
【図8】処理対象となる変換係数と、この変換係数が参
照画像上で占める領域との関係を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施形態における画質改善処理
部604が変換係数に対して変換処理を行う際に用いる
関数を説明する図である。
【図10】医療画像を電子フォーマットとして扱う場合
の従来の画像処理装置の構成を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施形態における参照画像を
生成する際のサブバンドの構成を示す図である。
【図12】本発明の第1の実施形態における画像処理装
置が行う圧縮符号化処理のフローチャートである。
【図13】本発明の第1の実施形態における画像処理装
置が行う画像表示時の動作のフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 友彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5C078 AA04 BA44 BA53 CA22 DA01 DA02 DB19

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数変換を施され、符号化された画像
    を含む符号列から、当該周波数変換の変換係数を復元
    し、復元した当該変換係数に基づいて前記画像を復元す
    る画像処理装置であって、 前記変換係数のうち所定の周波数帯域の変換係数に基づ
    いて復元された参照画像を格納する格納手段と、 前記所定の周波数帯域の変換係数以外の変換係数のう
    ち、所定の条件を満たす変換係数を前記格納手段に格納
    された前記参照画像を用いて変更する変更手段とを備
    え、 前記変更手段により変更された変換係数を含む全ての変
    換係数に基づいて画像を復元することを特徴とする画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記変更手段は前記所定の条件を満たす
    変換係数に対して周波数帯域毎に異なる閾値を用いた閾
    値処理を施すことを特徴とする請求項1に記載の画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記変更手段は前記所定の条件を満たす
    変換係数に対して所定の入出力特性を有する関数を用い
    た変換処理を施すことを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記変更手段は、前記所定の周波数帯域
    の変換係数以外の変換係数が前記参照画像上で占める領
    域内の画素値から所定の特徴量を計算し、前記所定の条
    件を満たす変換係数として、前記所定の特徴量が所定の
    条件を満たす変換係数を用いることを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の特徴量は画素値の平均値であ
    ることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記画素値は画素の輝度値であることを
    特徴とする請求項4又は5に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記領域はユーザが対話的に変更可能で
    あることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記所定の周波数帯域は最低周波数帯域
    であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項
    に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記所定の周波数帯域は最低周波数帯域
    を含む周波数帯域であることを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 更に、画像に対して周波数変換を行
    い、変換係数を周波数帯域毎に生成する周波数変換手段
    と、 前記周波数変換手段による変換係数を量子化し、量子化
    インデックスを生成する量子化手段と、 前記量子化手段による量子化インデックスに対してエン
    トロピ符号化し、符号列を生成するエントロピ符号化手
    段と、 前記エントロピ符号化手段による符号列に当該符号列に
    関する情報を付加することで画像ファイルを生成し、外
    部に出力する出力手段とを備えることを特徴とする請求
    項1に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 周波数変換を施され、符号化された画
    像を含む符号列から、当該周波数変換の変換係数を復元
    し、復元した当該変換係数に基づいて前記画像を復元す
    る画像処理方法であって、 前記変換係数のうち所定の周波数帯域の変換係数以外の
    変換係数のうち、所定の条件を満たす変換係数を前記所
    定の周波数帯域の変換係数に基づいて復元された参照画
    像を用いて変更する変更工程を備え、 前記変更工程で変更された変換係数を含む全ての変換係
    数に基づいて画像を復元することを特徴とする画像処理
    方法。
  12. 【請求項12】 更に、画像に対して周波数変換を行
    い、変換係数を周波数帯域毎に生成する周波数変換工程
    と、 前記周波数変換工程による変換係数を量子化し、量子化
    インデックスを生成する量子化工程と、 前記量子化工程による量子化インデックスに対してエン
    トロピ符号化し、符号列を生成するエントロピ符号化工
    程と、 前記エントロピ符号化工程による符号列に当該符号列に
    関する情報を付加することで画像ファイルを生成し、外
    部に出力する出力工程とを備えることを特徴とする請求
    項11に記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 周波数変換を施され、符号化された画
    像を含む符号列から、当該周波数変換の変換係数を復元
    し、復元した当該変換係数に基づいて前記画像を復元す
    る画像処理のプログラムコードを格納する記憶媒体であ
    って、 前記変換係数のうち所定の周波数帯域の変換係数以外の
    変換係数のうち、所定の条件を満たす変換係数を前記所
    定の周波数帯域の変換係数に基づいて復元された参照画
    像を用いて変更する変更工程のプログラムコードを備
    え、 前記変更工程で変更された変換係数を含む全ての変換係
    数に基づいて画像を復元することを特徴とする記憶媒
    体。
  14. 【請求項14】 更に、画像に対して周波数変換を行
    い、変換係数を周波数帯域毎に生成する周波数変換工程
    のプログラムコードと、 前記周波数変換工程による変換係数を量子化し、量子化
    インデックスを生成する量子化工程のプログラムコード
    と、 前記量子化工程による量子化インデックスに対してエン
    トロピ符号化し、符号列を生成するエントロピ符号化工
    程のプログラムコードと、 前記エントロピ符号化工程による符号列に当該符号列に
    関する情報を付加することで画像ファイルを生成し、外
    部に出力する出力工程のプログラムコードとを備えるこ
    とを特徴とする請求項13に記載の記憶媒体。
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