JP2002135015A - 電力分配器 - Google Patents
電力分配器Info
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- JP2002135015A JP2002135015A JP2000329195A JP2000329195A JP2002135015A JP 2002135015 A JP2002135015 A JP 2002135015A JP 2000329195 A JP2000329195 A JP 2000329195A JP 2000329195 A JP2000329195 A JP 2000329195A JP 2002135015 A JP2002135015 A JP 2002135015A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電力分配比の異なるＴ型分配器において、リタ
ーンロス特性の良好な電力分配器を提供する。 【解決手段】入力側ストリップ線路１および出力側スト
リップ線路２、３は、作成される誘電体基板上で５０オ
ームの特性インピーダンスとなる線路幅を成し、入力さ
れたマイクロ波帯の信号を分岐点８で分岐し、後段に接
続される同じ特性インピーダンスを有する回路等に電力
を伝送する。４分の１波長の変成器４、５は、電力分配
比に見合った異なる幅に設定され、異なる線路幅による
接続段差９が入力側ストリップ線路１の中心線６から入
力側ストリップ線路１の片側線路幅の範囲で出力側スト
リップ線路２側へずれて設定されている。
ーンロス特性の良好な電力分配器を提供する。 【解決手段】入力側ストリップ線路１および出力側スト
リップ線路２、３は、作成される誘電体基板上で５０オ
ームの特性インピーダンスとなる線路幅を成し、入力さ
れたマイクロ波帯の信号を分岐点８で分岐し、後段に接
続される同じ特性インピーダンスを有する回路等に電力
を伝送する。４分の１波長の変成器４、５は、電力分配
比に見合った異なる幅に設定され、異なる線路幅による
接続段差９が入力側ストリップ線路１の中心線６から入
力側ストリップ線路１の片側線路幅の範囲で出力側スト
リップ線路２側へずれて設定されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電力分配器に関し、
特にマイクロ波モノリック集積回路（ＭＭＩＣ）等で使
用されるＴ型の電力分配器に関する。
特にマイクロ波モノリック集積回路（ＭＭＩＣ）等で使
用されるＴ型の電力分配器に関する。
【０００２】
【従来の技術】マイクロ波帯の入力信号をストリップ線
路上で２分岐する電力分配器としてＴ型の電力分配器が
用いられている。
路上で２分岐する電力分配器としてＴ型の電力分配器が
用いられている。
【０００３】従来のこの種の電力分配器は、図６に示す
ように、特性インピーダンスを有する入力側ストリップ
線路１と接続される分岐点８では、出力側ストリップ線
路２および３と接続される１／４波長の変成器４および
５が、入力側ストリップ線路１の中心線６を境として接
続されている。
ように、特性インピーダンスを有する入力側ストリップ
線路１と接続される分岐点８では、出力側ストリップ線
路２および３と接続される１／４波長の変成器４および
５が、入力側ストリップ線路１の中心線６を境として接
続されている。
【０００４】この従来の電力分配器の動作は、入力側ス
トリップ線路１から入射したマイクロ波帯の入力信号
が、入力側ストリップ線路１と１／４波長の変成器４、
５との接続部において、分岐点８から出力側ストリップ
線路２および３側をみたインピーダンスの比に応じた電
力分配比で、出力側ストリップ線路２および３にそれぞ
れの電力が取り出される。このとき、入力側ストリップ
線路１に入力されたマイクロ波帯の入力信号は、１／４
波長の変成器４、５の働きにより、反射が抑圧されて出
力側ストリップ線路２および３に分配される。
トリップ線路１から入射したマイクロ波帯の入力信号
が、入力側ストリップ線路１と１／４波長の変成器４、
５との接続部において、分岐点８から出力側ストリップ
線路２および３側をみたインピーダンスの比に応じた電
力分配比で、出力側ストリップ線路２および３にそれぞ
れの電力が取り出される。このとき、入力側ストリップ
線路１に入力されたマイクロ波帯の入力信号は、１／４
波長の変成器４、５の働きにより、反射が抑圧されて出
力側ストリップ線路２および３に分配される。
【０００５】しかしながら、この従来の電力分配器は、
Ｔ型分配器の接続部において、１／４波長の変成器４、
５の接続段差９が入力側ストリップ線路１の中心線６上
に設定されているため、接続段差９による電磁界の分布
の乱れにより、入力信号の動作中心周波数において、入
力側ストリップ線路１からみたリターンロスがー１５ｄ
Ｂ程度であり、十分ではないという問題がある。
Ｔ型分配器の接続部において、１／４波長の変成器４、
５の接続段差９が入力側ストリップ線路１の中心線６上
に設定されているため、接続段差９による電磁界の分布
の乱れにより、入力信号の動作中心周波数において、入
力側ストリップ線路１からみたリターンロスがー１５ｄ
Ｂ程度であり、十分ではないという問題がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電力分
配器は、入力信号の動作中心周波数において、Ｔ型分配
器の接続部における電磁界の分布の乱れにより、入力側
ストリップ線路からみたリターンロスが十分ではないと
いう欠点がある。
配器は、入力信号の動作中心周波数において、Ｔ型分配
器の接続部における電磁界の分布の乱れにより、入力側
ストリップ線路からみたリターンロスが十分ではないと
いう欠点がある。
【０００７】本発明の目的は、このような従来の欠点を
除去するため、Ｔ型分配器の接続部における電磁界の分
布の乱れを少なくすることにより、リターンロスの少な
い電力分配器を提供することにある。
除去するため、Ｔ型分配器の接続部における電磁界の分
布の乱れを少なくすることにより、リターンロスの少な
い電力分配器を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の電力分配器は、
マイクロ波帯の入力信号を２分岐する電力分配器であっ
て、特性インピーダンスを有する入力側ストリップ線路
と第１および第２の出力側ストリップ線路とを有し、対
向して接続される前記第１および第２の出力側ストリッ
プ線路が、電力分配比に応じた線路幅とする第１および
第２の４分の１波長の変成器を介して、前記入力側スト
リップ線路の中心線上の分岐点にそれぞれ接続されるこ
とを特徴としている。
マイクロ波帯の入力信号を２分岐する電力分配器であっ
て、特性インピーダンスを有する入力側ストリップ線路
と第１および第２の出力側ストリップ線路とを有し、対
向して接続される前記第１および第２の出力側ストリッ
プ線路が、電力分配比に応じた線路幅とする第１および
第２の４分の１波長の変成器を介して、前記入力側スト
リップ線路の中心線上の分岐点にそれぞれ接続されるこ
とを特徴としている。
【０００９】また、前記第１および第２の４分の１波長
の変成器は、前記入力側ストリップ線路から前記第１お
よび第２の出力側ストリップ線路を並列接続としてみた
ときのインピーダンスが前記入力側ストリップ線路の特
性インピーダンスに整合する線路幅に設定されることを
特徴としている。
の変成器は、前記入力側ストリップ線路から前記第１お
よび第２の出力側ストリップ線路を並列接続としてみた
ときのインピーダンスが前記入力側ストリップ線路の特
性インピーダンスに整合する線路幅に設定されることを
特徴としている。
【００１０】また、前記第１および第２の４分の１波長
の変成器は、前記入力側ストリップ線路の特性インピー
ダンスに整合することを条件として、分岐される電力分
配比に応じた異なる線路幅に設定されることを特徴とし
ている。
の変成器は、前記入力側ストリップ線路の特性インピー
ダンスに整合することを条件として、分岐される電力分
配比に応じた異なる線路幅に設定されることを特徴とし
ている。
【００１１】また、前記第１および第２の４分の１波長
の変成器は、前記入力側ストリップ線路の前記中心線上
の分岐点にそれぞれ接続されたとき、前記異なる線路幅
による接続段差が前記中心線から前記入力側ストリップ
線路の線路幅の範囲内で、前記第１および第２の出力側
ストリップ線路のいずれかの方向にずれて設定されてい
ることを特徴としている。
の変成器は、前記入力側ストリップ線路の前記中心線上
の分岐点にそれぞれ接続されたとき、前記異なる線路幅
による接続段差が前記中心線から前記入力側ストリップ
線路の線路幅の範囲内で、前記第１および第２の出力側
ストリップ線路のいずれかの方向にずれて設定されてい
ることを特徴としている。
【００１２】さらに、前記第１および第２の４分の１波
長の変成器は、前記入力側ストリップ線路の前記中心線
上の分岐点にそれぞれ接続されたとき、前記異なる線路
幅による前記接続段差が前記入力側ストリップ線路の線
路幅の範囲内で傾きをもつように置き換えて設定されて
いることを特徴としている。
長の変成器は、前記入力側ストリップ線路の前記中心線
上の分岐点にそれぞれ接続されたとき、前記異なる線路
幅による前記接続段差が前記入力側ストリップ線路の線
路幅の範囲内で傾きをもつように置き換えて設定されて
いることを特徴としている。
【００１３】また、前記電力分配器を構成するストリッ
プ線路および変成器からなるストリップ導体が、誘電体
基板の一面に作成され、他の一面を接地導体とする両面
基板より構成されることを特徴としている。
プ線路および変成器からなるストリップ導体が、誘電体
基板の一面に作成され、他の一面を接地導体とする両面
基板より構成されることを特徴としている。
【００１４】また、前記電力分配器を構成するストリッ
プ線路および変成器からなるストリップ導体が、第１の
接地導体、第１の誘電体基板、前記ストリップ導体、第
２の誘電体基板、第２の接地導体の順に重ねて形成した
トリプレート基板より構成されることを特徴としてい
る。
プ線路および変成器からなるストリップ導体が、第１の
接地導体、第１の誘電体基板、前記ストリップ導体、第
２の誘電体基板、第２の接地導体の順に重ねて形成した
トリプレート基板より構成されることを特徴としてい
る。
【００１５】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図１は、本発明の電力分配
器の一つの実施の形態を示す構成図である。
て図面を参照して説明する。図１は、本発明の電力分配
器の一つの実施の形態を示す構成図である。
【００１６】図１に示す本実施の形態は、マイクロ波帯
の入力信号を２分岐する電力分配器であって、特性イン
ピーダンスを有する入力側ストリップ線路１と出力側ス
トリップ線路２、３とを有し、対向して接続される出力
側ストリップ線路２、３が、電力分配比に応じた線路幅
とする４分の１波長の変成器４、５を介して、入力側ス
トリップ線路１の中心線６上の分岐点８にそれぞれ接続
されている。
の入力信号を２分岐する電力分配器であって、特性イン
ピーダンスを有する入力側ストリップ線路１と出力側ス
トリップ線路２、３とを有し、対向して接続される出力
側ストリップ線路２、３が、電力分配比に応じた線路幅
とする４分の１波長の変成器４、５を介して、入力側ス
トリップ線路１の中心線６上の分岐点８にそれぞれ接続
されている。
【００１７】また、４分の１波長の変成器４、５は、入
力側ストリップ線路１の中心線６上の分岐点８に接続さ
れたとき、異なる線路幅による接続段差９が中心線６か
ら入力側ストリップ線路１の線路幅の範囲内で、出力側
ストリップ線路３の方向にずれて設定されている。
力側ストリップ線路１の中心線６上の分岐点８に接続さ
れたとき、異なる線路幅による接続段差９が中心線６か
ら入力側ストリップ線路１の線路幅の範囲内で、出力側
ストリップ線路３の方向にずれて設定されている。
【００１８】次に、本実施の形態の電力分配器の動作を
図１を参照して詳細に説明する。
図１を参照して詳細に説明する。
【００１９】図１において、入力側ストリップ線路１お
よび出力側ストリップ線路２、３は、作成される誘電体
基板上で５０オームの特性インピーダンスとなる線路幅
を成し、入力されたマイクロ波帯の信号を分岐点８で分
岐し、後段に接続される同じ特性インピーダンスを有す
る回路等に電力を伝送する。
よび出力側ストリップ線路２、３は、作成される誘電体
基板上で５０オームの特性インピーダンスとなる線路幅
を成し、入力されたマイクロ波帯の信号を分岐点８で分
岐し、後段に接続される同じ特性インピーダンスを有す
る回路等に電力を伝送する。
【００２０】４分の１波長の変成器４、５は、共通する
中心線７を基準として接続され、入力側ストリップ線路
１から出力側ストリップ線路２、３側を並列接続として
みたときのインピーダンスが、入力側ストリップ線路１
の特性インピーダンスに整合するように線路幅が決定さ
れる。また、２つの変成器４、５の線路幅は、電力分配
比に見合った異なる幅に設定される。
中心線７を基準として接続され、入力側ストリップ線路
１から出力側ストリップ線路２、３側を並列接続として
みたときのインピーダンスが、入力側ストリップ線路１
の特性インピーダンスに整合するように線路幅が決定さ
れる。また、２つの変成器４、５の線路幅は、電力分配
比に見合った異なる幅に設定される。
【００２１】このように構成した本実施の形態の電力分
配器の電気的特性として、リターンロス特性を図２に示
す。
配器の電気的特性として、リターンロス特性を図２に示
す。
【００２２】図２の例では、４分の１波長の変成器は、
異なる線路幅による接続段差９が入力側ストリップ線路
１の中心線６から入力側ストリップ線路１の片側線路幅
の概略９０％まで出力側ストリップ線路２側へずらして
設定されている。
異なる線路幅による接続段差９が入力側ストリップ線路
１の中心線６から入力側ストリップ線路１の片側線路幅
の概略９０％まで出力側ストリップ線路２側へずらして
設定されている。
【００２３】図２に示すように、本実施例では、４分の
１波長の変成器４、５の接続段差９が入力側ストリップ
線路１の中心線６上に設定された従来例に比べて１０ｄ
Ｂ程度改善することが得られた。このように、入力側ス
トリップ線路１に入力されたマイクロ波帯の入力信号
が、入力側ストリップ線路１の中心線６上にある、４分
の１波長の変成器の異なる線路幅による接続段差９によ
り電磁界の分布に影響を受け、その影響によってリター
ンロス特性が十分に得られないことが原因とされる。
１波長の変成器４、５の接続段差９が入力側ストリップ
線路１の中心線６上に設定された従来例に比べて１０ｄ
Ｂ程度改善することが得られた。このように、入力側ス
トリップ線路１に入力されたマイクロ波帯の入力信号
が、入力側ストリップ線路１の中心線６上にある、４分
の１波長の変成器の異なる線路幅による接続段差９によ
り電磁界の分布に影響を受け、その影響によってリター
ンロス特性が十分に得られないことが原因とされる。
【００２４】また、図３に示すように、図１とは反対
に、接続段差９が入力側ストリップ線路１の中心線６か
ら入力側ストリップ線路１の片側線路幅の概略９０％ま
で出力側ストリップ線路１側へずらして設定された場合
についても、図２と同様の結果を得ることができた。
に、接続段差９が入力側ストリップ線路１の中心線６か
ら入力側ストリップ線路１の片側線路幅の概略９０％ま
で出力側ストリップ線路１側へずらして設定された場合
についても、図２と同様の結果を得ることができた。
【００２５】さらに、図４に示すように、接続段差９が
入力側ストリップ線路１の線路幅の範囲内で傾き１０を
もつように置き換えて設定されている場合についても、
図２と同様の結果を得ることができた。
入力側ストリップ線路１の線路幅の範囲内で傾き１０を
もつように置き換えて設定されている場合についても、
図２と同様の結果を得ることができた。
【００２６】以上の説明のように、入力側ストリップ線
路１の延長線上において、４分の１波長の変成器２、３
の異なる線路幅による接続段差９を、入力側ストリップ
線路１の中心線６上からずらすか、傾きをもつようにし
て、入力側ストリップ線路１の延長線上の電磁界の分布
の乱れを少なくすることにより、リターンロスを改善す
ることができる。
路１の延長線上において、４分の１波長の変成器２、３
の異なる線路幅による接続段差９を、入力側ストリップ
線路１の中心線６上からずらすか、傾きをもつようにし
て、入力側ストリップ線路１の延長線上の電磁界の分布
の乱れを少なくすることにより、リターンロスを改善す
ることができる。
【００２７】以上の実施例は、ストリップ線路を用いて
片面を接地導体とする両面基板（図示せず）で構成した
Ｔ型分配器のみでなく、たとえば、図５に示すように、
第１層の接地導体５２、第２層のＴ型分配器５１、第３
層の接地導体５３を誘電体を挟んで順に重ねて形成した
トリプレート基板１００にも応用することができる。
片面を接地導体とする両面基板（図示せず）で構成した
Ｔ型分配器のみでなく、たとえば、図５に示すように、
第１層の接地導体５２、第２層のＴ型分配器５１、第３
層の接地導体５３を誘電体を挟んで順に重ねて形成した
トリプレート基板１００にも応用することができる。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電力分配
器によれば、マイクロ波帯の入力信号を２分岐する電力
分配器において、電力分配比に応じた異なる線路幅とす
る４分の１波長の変成器の接続段差を入力側ストリップ
線路の中心線上からずらすか、あるいは傾きを与えて電
磁界の分布の乱れを少なくすることにより、リターンロ
スを改善できるという効果がある。
器によれば、マイクロ波帯の入力信号を２分岐する電力
分配器において、電力分配比に応じた異なる線路幅とす
る４分の１波長の変成器の接続段差を入力側ストリップ
線路の中心線上からずらすか、あるいは傾きを与えて電
磁界の分布の乱れを少なくすることにより、リターンロ
スを改善できるという効果がある。
【図１】本発明の電力分配器の一つの実施の形態を示す
構成図である。
構成図である。
【図２】本実施による電力分配器と従来例とを比較した
リターンロス特性を示す図である。
リターンロス特性を示す図である。
【図３】本発明の電力分配器の他の実施例を示す構成図
である。
である。
【図４】本発明の電力分配器のさらに他の実施例を示す
構成図である。
構成図である。
【図５】本発明の電力分配器にトリプレート基板を用い
た構成図である。
た構成図である。
【図６】従来の電力分配器の一例を示す構成図である。
１ 入力側ストリップ線路 ２、３ 出力側ストリップ線路 ４、５ 変成器 ６、７ 中心線 ８ 分岐点 ９ 接続段差 １０ 傾き
Claims (7)
- 【請求項１】 マイクロ波帯の入力信号を２分岐する電
力分配器であって、特性インピーダンスを有する入力側
ストリップ線路と第１および第２の出力側ストリップ線
路とを有し、対向して接続される前記第１および第２の
出力側ストリップ線路が、電力分配比に応じた線路幅と
する第１および第２の４分の１波長の変成器を介して、
前記入力側ストリップ線路の中心線上の分岐点にそれぞ
れ接続されることを特徴とする電力分配器。 - 【請求項２】 前記第１および第２の４分の１波長の変
成器は、前記入力側ストリップ線路から前記第１および
第２の出力側ストリップ線路を並列接続としてみたとき
のインピーダンスが前記入力側ストリップ線路の特性イ
ンピーダンスに整合する線路幅に設定されることを特徴
とする請求項１記載の電力分配器。 - 【請求項３】 前記第１および第２の４分の１波長の変
成器は、前記入力側ストリップ線路の特性インピーダン
スに整合することを条件として、分岐される電力分配比
に応じた異なる線路幅に設定されることを特徴とする請
求項１又は２記載の電力分配器。 - 【請求項４】 前記第１および第２の４分の１波長の変
成器は、前記入力側ストリップ線路の前記中心線上の分
岐点にそれぞれ接続されたとき、前記異なる線路幅によ
る接続段差が前記中心線から前記入力側ストリップ線路
の線路幅の範囲内で、前記第１および第２の出力側スト
リップ線路のいずれかの方向にずれて設定されているこ
とを特徴とする請求項１、２又は３記載の電力分配器。 - 【請求項５】 前記第１および第２の４分の１波長の変
成器は、前記入力側ストリップ線路の前記中心線上の分
岐点にそれぞれ接続されたとき、前記異なる線路幅によ
る前記接続段差が前記入力側ストリップ線路の線路幅の
範囲内で傾きをもつように置き換えて設定されているこ
とを特徴とする請求項１、２、３又は４記載の電力分配
器。 - 【請求項６】 前記電力分配器を構成するストリップ線
路および変成器からなるストリップ導体が、誘電体基板
の一面に作成され、他の一面を接地導体とする両面基板
より構成されることを特徴とする請求項１、２、３、４
又は５記載の電力分配器。 - 【請求項７】 前記電力分配器を構成するストリップ線
路および変成器からなるストリップ導体が、第１の接地
導体、第１の誘電体基板、前記ストリップ導体、第２の
誘電体基板、第２の接地導体の順に重ねて形成したトリ
プレート基板より構成されることを特徴とする請求項
１、２、３、４又は５記載の電力分配器。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000329195A JP3521866B2 (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 電力分配器 |
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|---|---|---|---|
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002135015A true JP2002135015A (ja) | 2002-05-10 |
| JP3521866B2 JP3521866B2 (ja) | 2004-04-26 |
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ID=18805915
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004236085A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-08-19 | Japan Radio Co Ltd | 十字型ｔ分岐回路 |
| KR100764423B1 (ko) | 2006-06-30 | 2007-10-05 | 주식회사 케이티프리텔 | 전력 분배기 설계방법 및 그 프로그램이 기록된 기록매체 |
| CN103474735A (zh) * | 2013-08-28 | 2013-12-25 | 山东国威舜泰卫星通信有限公司 | 一种宽频功分器及其应用 |
| JP2017147725A (ja) * | 2016-02-12 | 2017-08-24 | 日本電産エレシス株式会社 | 導波路装置および当該導波路装置を備えるアンテナ装置 |
| WO2021049102A1 (ja) * | 2019-09-10 | 2021-03-18 | ソニー株式会社 | アンテナ装置 |
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|---|---|---|---|---|
| CN104900970A (zh) * | 2015-06-16 | 2015-09-09 | 成都宜川电子科技有限公司 | 功分器 |
-
2000
- 2000-10-27 JP JP2000329195A patent/JP3521866B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004236085A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-08-19 | Japan Radio Co Ltd | 十字型ｔ分岐回路 |
| KR100764423B1 (ko) | 2006-06-30 | 2007-10-05 | 주식회사 케이티프리텔 | 전력 분배기 설계방법 및 그 프로그램이 기록된 기록매체 |
| CN103474735A (zh) * | 2013-08-28 | 2013-12-25 | 山东国威舜泰卫星通信有限公司 | 一种宽频功分器及其应用 |
| JP2017147725A (ja) * | 2016-02-12 | 2017-08-24 | 日本電産エレシス株式会社 | 導波路装置および当該導波路装置を備えるアンテナ装置 |
| WO2021049102A1 (ja) * | 2019-09-10 | 2021-03-18 | ソニー株式会社 | アンテナ装置 |
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|---|---|
| JP3521866B2 (ja) | 2004-04-26 |
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