JP2002134228A - 部品の誤った除去または挿入の機会を低減する方法および装置 - Google Patents

部品の誤った除去または挿入の機会を低減する方法および装置

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JP2002134228A
JP2002134228A JP2001270283A JP2001270283A JP2002134228A JP 2002134228 A JP2002134228 A JP 2002134228A JP 2001270283 A JP2001270283 A JP 2001270283A JP 2001270283 A JP2001270283 A JP 2001270283A JP 2002134228 A JP2002134228 A JP 2002134228A
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electrical
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、コネクタ等の部品間の電気的接合が
誤認や偶発的事由により切断される可能性を低減する装
置および方法に関する。 【解決手段】モジュールアレイに収納されたモジュール
をインターロック装置により固定し、電気的接合を確保
する。また、インターロック固定装置はユーザーまたは
メインコントローラからのアクセス許可が下りない限り
解除されないので、誤認や偶発的事故などによる電気的
切断を回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品、特に電子お
よび電気部品間の結合を、早まってまたは誤って接続ま
たは切断されるのを防止する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気的結合を、接続を人間の誤りによる
かまたは他の方法で誤って切断することがないように固
定することがしばしば望まれる。例えば、熱監視モジュ
ール等、装置の非常に重要な部分は、電源に接続されて
いる。多くの理由で、ユニットは、はんだ接続等の永久
的接続を破壊する必要なく電源から切断することができ
るように構成されることが望ましい。これにより、モジ
ュールは、場所から場所へ移動させること、およびメン
テナンスのためにサービスから取除くことが可能にな
る。この例において、1つの問題点、人が誤って電源コ
ードにつまずき、ユニットを電源から切断する可能性が
ある、ということである。明らかな理由で、これは避け
られなければならない。
【0003】電気的結合を固定するために望ましい他の
適用例は、コンピュータおよびコンピュータ関連の適用
にある。例えば、コンピュータメモリアレイは、フレー
ムによって支持されるラックを備えたアレイに挿入され
る、多数の個々のメモリモジュールからなる。各メモリ
モジュールに電気コネクタが提供されることにより、デ
ータがモジュールとの間で伝送されること、およびモジ
ュールに電力が提供されることが可能になる。また、フ
レームは、個々のモジュール上の電気コネクタと嵌合す
るように構成されたコネクタへの電気経路を提供する、
電気基板(「プレーン(plane)」としても知られる)
も支持する。また、メモリアレイは、電源、冷却ファ
ン、ローカル診断および制御モジュール等の支援モジュ
ールを備えることも可能である。また、これら支援モジ
ュールは、コネクタを介してプレーンとも接続する。概
して、モジュールは、ラッチ機構によりラックまたはフ
レーム内に固定され、それにより偶発的な衝撃の結果と
してプレーンから切断されることが防止される。しかし
ながら、時に、モジュールは点検または交換等のために
アレイから取除かれる必要のある場合がある。この例で
は、モジュールコネクタをプレーンコネクタに固定する
ラッチは、モジュールがオペレータによって取除くこと
ができるように作動される。ここでの問題点はは、オペ
レータが誤って間違ったモジュールを取除く可能性があ
る、ということである。
【0004】例として、図1を考究する。図1は、ケー
ブル4によりメインコントローラ「C」に接続されてい
るメモリアレイ装置「A」を含むコンピュータシステム
2の斜視図を示す。メモリアレイ「A」は、フレーム
(図示せず)上に適合するエンクロージャ12を含む。
フレームは、電気コネクタによりプレーン(同様に図示
せず)に電気的に接続する種々のモジュールを支持す
る。モジュールは、メモリモジュール5、6、7および
支援モジュール8、9、10および11を含むことがで
きる。支援モジュールは、ローカルコントローラ、電源
および冷却ユニットを含むことができる。各メモリモジ
ュールは、ラッチ14によりフレーム内に固定される。
コントローラ「C」は、装置「A」と同様の他のメモリ
アレイに接続されることが可能であり、またユーザディ
スプレイ20が提供されることも可能である。
【0005】メモリアレイ「A」内のローカルコントロ
ーラによるかまたはメインコントローラ「C」によって
実行することができる1つの機能は、ルーチン診断プロ
グラムである。診断プログラムは、アレイ「A」におけ
る個々のモジュール内のエラーまたは誤動作を検出する
ことができる。点検または交換する必要がある可能性の
あるモジュールが検出されると、ユーザに対し、ユーザ
ディスプレイ20により通知することができる。診断プ
ログラムの一部として、コントローラ「C」(またはロ
ーカルコントローラ)は、自動的にかまたはユーザによ
って許可されることにより、モジュールをサービスから
電子的に取除くことができる。サービスからモジュール
を電子的に取除くことは、一般に、点検されるモジュー
ルの能力を実行する冗長モジュールを識別することと、
欠陥のあるモジュールがもはやその正常機能を実行する
ために使用されるべきではないことをシステムに対して
明らかにすることと、を含む。また、サービスからモジ
ュールを電子的に取除くことは、モジュールとプレーン
との間の電気接続が切離されるときに接点間のアークが
発生しないように、電源からモジュールを取除くことも
含む。欠陥モジュールは、サービスから電子的に取除か
れると、オペレータにより物理的に取除かれることが可
能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この時点で、オペレー
タは、理想的には、モジュールを点検または交換するこ
とができるようにモジュールをアレイから取除く。しか
しながら、オペレータは、誤って間違ったモジュールを
取除く可能性がある。これは、各メモリアレイが何10
ものモジュールを有する、何百ものメモリアレイを有す
ることができる大規模アレイシステムではあり得ること
である。それは、重大な結果になる可能性がある。例え
ば、インサービス電力モジュールまたはローカル制御モ
ジュールがアレイから切断される場合、アレイに格納さ
れているすべてのデータが喪失する可能性がある。一般
にアレイ内の各モジュールは、冗長バックアップモジュ
ールを有するが、アクティブなモジュールが誤って取除
かれた(欠陥バックアップモジュールに対して)場合、
アレイ全体が影響を受ける可能性がある。
【0007】他の例として、一般にメモリモジュール
は、2つ以上の一次モジュールをバックアップする専用
モジュールを使用してアクティブにバックアップされ
る。例えば、図1に関して、「データストライプ」S1
は、2つの一次メモリモジュール5および6とバックア
ップモジュール7とから構成することができる。単一の
バックアップモジュール7は、バックアップアルゴリズ
ムおよびコンピュータプロセッサとともに使用される場
合、2つの一次モジュール5および6の内容をバックア
ップするために使用することができる。例えば、バック
アップモジュール7は、モジュール5および6の2進和
(binary sum)を格納することができる。このように、
メモリは、モジュール5から喪失されると、モジュール
5の喪失データを計算するバックアップアルゴリズムを
使用してモジュール6および7の内容を処理することに
よってしか回復することができない。しかしながら、オ
ペレータがこれらモジュールのうちの1つを、アレイコ
ントローラによってサービスから操作的に取除かれる前
に誤ってサービスから取除いた場合、2つの残りのモジ
ュールにおいて喪失されたいかなるデータも回復するこ
とができず、データは回復不能に喪失される可能性があ
る。
【0008】システムは、メモリアレイの進歩によりさ
らに複雑になる可能性がある。それは、例えば、第3の
モジュールではなくコントローラによりメモリストライ
プのバックアップモジュールが選択される場合である。
この例では、バックアップモジュールは、アレイのモジ
ュールのうちのいずれの1つでもあり得る。さらに、構
成によっては、メモリストライプは5つのメモリモジュ
ールからなり、そのため、ダウンしている第3のモジュ
ールがバックアップモジュールであるということが常に
明らかであるとは限らない。これら進歩したシステムで
は、いずれのモジュールがアクティブであるか、および
いずれのモジュールが何の機能を実行しているかを知る
ことが、現場のオペレータにとって困難となる。結果と
して、欠陥モジュールを取除くために、システムの特別
な知識を有する現場外の技術者を投入することがしばし
ば必要である。当然ながら、これにより、欠陥モジュー
ルの点検が遅延する結果となり、モジュールを点検する
ためのユーザのコストが増大する。
【0009】さらに状況を複雑にするのは、ユーザがア
レイ内の場所から場所へモジュールを移動させることに
より、結果の構成が元の構成に対応しなくなる、という
事実である。例えば、元の構成は、モジュール「X」を
アレイのスロット「Y」に関連するものとして識別する
場合がある。それにより、モジュールには、「モジュー
ルX」として識別する、ユーザに可視の識別子がタグ付
けされる。さらに、診断プログラムを、モジュールをア
レイ内のその位置により識別するよう構成することがで
きる。このため、診断プログラムが、スロット「Y」の
モジュールに欠陥があると判断し、構成が、モジュール
「X」がスロット「Y」内にあることを示す場合、プロ
グラムはユーザに対し、「モジュールX」が点検のため
に取除かれる必要があることを通知する。そして、ユー
ザは、「モジュールX」とタグ付けされているモジュー
ルの位置を突止め、それをサービスから取除く。しかし
ながら、モジュール「X」が新たな場所に移動されてい
る場合、ユーザは結局間違ったモジュールを取除く可能
性がある。
【0010】1つの解決法は、発光ダイオード(LE
D)等、モジュールが操作的にサービスから取除かれた
時を示す、インジケータをモジュール上かまたはモジュ
ールの隣に設ける、というものである。これは、モジュ
ールがその時アレイから物理的に取除くことができるこ
とを示す。しかしながら、この構成には、オペレータが
モジュールをサービスから取除かれる前にアレイから取
除くことを実際に防止するものは何もない。
【0011】上述した例は、電子および電気結合の誤っ
た切断に関する問題全体をわずかに抜出したに過ぎな
い。問題は、誤って切離される可能性のある電子/電気
結合が避けられるべきあらゆる状況に対し、コンピュー
タアレイの電源接続およびモジュールにあてはまるだけ
ではない。さらに、問題は、油圧および空気圧システム
を含む、コネクタの誤ったまたは早まった切離しが避け
られなければならないあらゆる種類の接続にもあてはま
る可能性がある。そして、必要なことは、コネクタ、特
に電気および電子接続の誤った切離しを避ける方法であ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、結合し切離す
ことが可能な2つのコネクタを備えた接続の誤ったまた
は早まった切離しを防止する方法および装置を含む。1
つの実施の形態では、本発明は、第1の電気コネクタの
適合する第2の電気コネクタへの結合を固定するよう構
成された固定装置を含む。本装置は、移動可能な固定部
材を含む。移動可能な固定部材は、第1および第2の電
気コネクタが切離されるのを防止する第1の位置から、
第1および第2の電気コネクタが切離されるのを可能に
する第2の位置まで移動するように構成される。本装置
は、さらに、第1および第2の位置の間で固定部材を移
動させるように構成されたアクチュエータを含む。アク
チュエータは、許可コマンドに応答することにより、ユ
ーザまたは自動コントローラが、固定部材を位置間で移
動させることができるようにする。さらに、固定装置
に、固定部材センサを設けることができる。固定部材セ
ンサは、固定部材が第1の位置または第2の位置にある
時を検出し、それに応じて位置信号を発生するように構
成されることが可能である。位置信号は、オペレータま
たはコントローラが、電気コネクタを物理的に切離すこ
とができるか否かを判断するために使用することができ
る。
【0013】本発明の第2の実施の形態は、電子モジュ
ールのアレイと電気プレーンとを備えた電子システムを
含む。各モジュールは、プレーンに取付けられている適
合し対応する第2の電気コネクタと電気的に結合するよ
うに構成された第1の電気コネクタを有する。さらに、
本システムは、少なくとも1つのインタロック装置を含
む。インタロック装置は、関連するモジュールに係合す
る第1の位置から移動可能であり、それによって関連す
るモジュールの第1の電気コネクタと対応する第2の電
気コネクタとの間の相対移動を抑止するように構成され
た、固定部材を備える。さらに、固定部材は、関連する
モジュールを解放する第2の位置に移動可能であり、そ
れによって関連するモジュールの第1の電気コネクタと
対応する第2の電気コネクタとの間の相対移動を可能に
するように構成されている。第1の実施の形態における
ように、位置センサを設けることも可能である。
【0014】本発明による方法は、第1の構造によって
支持される第1の電気コネクタを第2の構造によって支
持される第2の電気コネクタに固定する方法を提供す
る。本方法は、第1の構造に抑止面を提供するステップ
と、移動可能な固定部材を提供するステップと、を含
む。固定部材は、構造間の相対移動を可能にする第1の
位置まで移動する。そして、2つの構造のうちの一方が
他方の構造に対して移動することにより、電気コネクタ
が電気的に嵌合接触する。そして、固定部材は、抑止面
に近接した第2の位置まで移動することにより、第1お
よび第2の構造の間等の相対移動を抑制する。さらに、
本方法は、固定部材を第1の位置に戻るように移動さ
せ、構造の一方を他方の構造に対して移動させることに
より電気コネクタを電気的嵌合接触をしなくなるように
するステップを含む。さらに、固定部材が第1の位置に
戻るように移動した時をユーザに通知することができ
る。好ましくは、各場合において、一方の位置から他方
の位置への固定部材の移動は、ユーザまたは自動コント
ローラによって発行される許可コマンドに応答する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、電気接続、すなわち結
合および切離することが可能な2つの電気コネクタを備
えた電気接続の、誤ったまたは早まった切離しを阻止す
る方法および装置を含む。1つの実施の形態では、本発
明は、第1の電気コネクタの適合する第2の電気コネク
タへの結合を固定するように構成された固定装置を含
む。本装置は、第1の位置から第2の位置に移動するよ
う構成された移動可能な固定部材を含む。第1の位置に
おいて、固定部材は、第1および第2の電気コネクタを
切離しようとする力に抵抗する。第2の位置では、固定
部材は、第1および第2の電気コネクタが切離されるの
を可能にする。さらに、本装置は、固定部材を第1の位
置から第2の位置、およびその逆に移動させるよう構成
されたアクチュエータを含む。アクチュエータは、許可
コマンドに応答し、それによってユーザまたはコントロ
ーラが固定部材を位置間で移動させることができるよう
になる。
【0016】本発明の第2の実施の形態は、電子モジュ
ールのアレイと電気プレーンとを備えた電子システムを
含む。各モジュールは、プレーンに取付けられた、適合
し対応する第2の電気コネクタと電気的に結合するよう
に構成された第1の電気コネクタを有する。さらに、本
システムは、少なくとも1つのインタロック装置を含
む。インタロック装置は、関連するモジュールと係合す
る第1の位置から移動可能であり、それにより関連する
モジュールの第1の電気コネクタと対応する第2の電気
コネクタとの間の相対移動を抑止するように構成され
た、固定部材を備える。固定部材は、さらに、関連する
モジュールを解放する第2の位置まで移動可能であり、
それによりモジュールコネクタが第2の対応する電気コ
ネクタから取除かれるのを可能にするように構成され
る。
【0017】本発明の1つの実施の形態は、さらに、シ
ャシに取外し可能に支持された複数のディスクを備えた
ディスクアレイシステムと、ディスク装置の少なくとも
1つをシャシ内に固定するように構成された少なくとも
1つの装置と、を含む。固定装置は、許可コマンドに応
答することにより、許可コマンドのない場合にユーザが
関連するディスク装置をシャシから取除くのを防止する
ように構成される。許可コマンドがある時、ユーザが、
ディスク装置をシャシから取除くことができる。1つの
実施の形態では、固定装置は、移動可能な固定部材を備
える。固定部材は、許可コマンドに応じて、関連するデ
ィスク装置がシャシから取除かれるのを防止する第1の
位置から、ディスク装置がシャシから取除かれるのを可
能にする第2の位置まで移動するように構成される。他
の実施の形態では、ディスク装置が、ユーザによって作
動されるとディスク装置をシャシから解放するように構
成された解放機構を有する場合、固定装置は、移動可能
な解放機構固定部材を備える。この移動可能な固定部材
は、許可コマンドに応じて、解放機構へのユーザアクセ
スを可能にする第1の位置から解放機構へのユーザアク
セスを許可しない第2の位置まで移動するように構成さ
れる。
【0018】以下の説明において、「電気コネクタ」と
いう語を、適合し、嵌合する対応装置に接続または結合
されるよう構成された装置を意味するように使用する。
典型的には、各電気コネクタはさらに、ワイヤ等の導体
に接続される。2つの電気コネクタは、結合されると、
それらの間および関連する導体内に電流を伝達すること
ができる。電流は、回路あるいはファンまたはディスク
ドライブ等の装置に電力を供給することに関して言え
ば、電力用に使用される。また、電流は、データまたは
コンピュータ読取り可能命令等の電気信号から構成する
ことができる。また、コネクタは、電流を伝達するだけ
でなく、1つの光ファイバケーブルから他の光ファイバ
ケーブルへの光信号等、他の形態の電磁信号を伝達する
用途用に構成することも可能である。また、本発明は、
油圧および空気圧コネクタ等、他のタイプのコネクタを
包含するほど十分に広い。したがって、「コネクタ」と
いう表現を使用するとき、それは、結合し切離すること
が可能な、1つの点から他の点へデータまたは電力を伝
達するすべてのタイプのコネクタを包含するものとみな
されるべきである。下に示し説明する実施の形態はすべ
て電気および電子システムに関するが、本発明は、一つ
の例として油圧システムおよび空気圧システム等、他の
タイプのシステムにも適用され得ることを理解すべきで
ある。さらに、単一の「コネクタ」は、多数のコネクタ
ピンが単一のコネクタ内に存在し得るコンピュータケー
ブル内など、複数の接続を含むことができる。
【0019】以下の説明において、「結合(couple)」
および「切離し(decouple)」という語を使用する場
合、それぞれ、2つのコネクタを物理的に接続すること
(connecting)および切断すること(disconnecting)
を意味する。また、以下の説明では「電気的に切断(el
ectrically disconnect)」という表現も使用する。こ
の語は、2つのコネクタ間の電流の流れが故意に終了さ
れるがコネクタはまだ物理的に結合されていることを意
味する。コネクタを物理的に分離する前に電気的に切断
することは、データ転送領域にデータを保存するため
に、およびコネクタ内の接点間の電気アークを防止する
ために、重要であり得る。
【0020】ここで図2を参照すると、本発明による装
置の第1の実施の形態が示されている。図2は、図1の
従来技術によるアレイ「A」と同様であるコンピュータ
アレイ100の部分的側断面図を示す。図2のシステム
100は、少なくとも1つのモジュール110を含む。
モジュールには、電力がモジュールに提供されるのを可
能にするとともに、電子データがモジュールとの間で転
送されるのを可能にするモジュールコネクタ122が設
けられている。この例では、モジュールはメモリモジュ
ールであるが、あらゆるタイプのモジュールとすること
ができる。他のタイプのモジュールの例には、電力モジ
ュール、冷却ファンモジュール、コントローラ等が含ま
れる。図2に示すコンピュータアレイシステムと同様の
構成の他の例は、精油所または化学製造プラント等の処
理プラントにおける制御パネルである。単一制御パネル
は、別々のモジュールに収容された、プロセス変数を記
録しプロセスの異なる面を制御することができる、多数
の計器を収容することができる。これら例のすべてにお
いて、点検または更新のために個々のモジュールを取除
くことができることが望ましいが、モジュールを誤って
または早まって取除くことにより望ましくない結果がも
たらされる可能性がある。
【0021】モジュール110は、シェルフ146によ
りフレームまたはシャシ140内に支持されており、シ
ェルフ146は構造部材148によって支持されてい
る。さらに、シャシ140は、モジュール110を支持
するだけでなく、プレーンコネクタ144を介してモジ
ュール110に電力経路および電子信号経路を提供する
電気プレーン142を支持する。このため、プレーンコ
ネクタは、モジュールコネクタ122と結合するように
構成されている。モジュールコネクタ144および12
2は、メモリモジュール110を点検または交換のため
にシャシから引出すことができるように構成されてい
る。モジュールがプレーン142に「ハードワイヤー
ド」されている場合、モジュールを取除くことは非常に
困難であり、相当の時間および労力を費やす必要があ
る。このため、コネクタは、容易に結合し切離すことが
できるように構成されることが望ましい。図2に示すよ
うに、モジュールコネクタ144および122は、結合
された状態にある。
【0022】図2に示す例では、メモリモジュール11
0には、モジュールをシャシの縁(図示せず)に固定す
るラッチ114が設けられている。ラッチ114を引く
ことにより、モジュールをシャシ140から取除くこと
ができる。しかしながら、先に説明したように、モジュ
ールは取除かれるべき正しいモジュールでない場合があ
り、あるいはまだ取除く用意ができていない場合があ
る。このため、モジュールに、シャシ140に固定する
ラッチ114が設けられていても、これはモジュールを
誤ってまたは早まって取除くことを防止しない。
【0023】図2に示す例におけるモジュール110
は、さらにディスクドライブ116と回路基板118と
を含む。回路基板118は、ディスクドライブとの間の
データの転送を調整するとともに、診断および制御機能
を実行するよう構成することができる。回路基板118
は、モジュールコネクタ122に接続された導線120
を介して、メインアレイと信号および電気通信する。エ
ンクロージャ112は、ディスクドライブ116および
回路基板118等、モジュールの内部部品を保護する。
【0024】さらに、アレイシステム100には、本発
明によるインタロック装置160が設けられている。イ
ンタロック装置は、固定部材162とアクチュエータ1
64とから構成されている。描かれているように、アク
チュエータは、インタロック装置をシェルフ146から
モジュール110の下の位置で懸吊するブラケット16
3によって支持される。シェルフ146の開口により、
固定部材162は、上方に、かつモジュールのハウジン
グ112内に配置される受入開口124内に及ぶことが
できる。図2に示すように、固定部材162は、モジュ
ールがシャシから移動するのを抑制する第1の位置にあ
る。すなわち、固定部材が示された位置にある間にモジ
ュール100が方向「R」に引かれると、モジュールハ
ウジング、すなわちエンクロージャ112が固定部材1
62に突当たるため、モジュールを取除くことができ
ず、従ってモジュールコネクタ122および144が結
合状態を維持する。
【0025】図3を参照すると、図2のアレイ100が
示されているが、図3では、固定部材162は、モジュ
ールハウジング、すなわちエンクロージャ112内に貫
入しないように第2の位置に移動している。固定部材1
62が図3に示す位置にあるとき、モジュール110を
シャシ140から取除くことができ、電気コネクタ、す
なわちモジュールコネクタ144および122を切離す
ことができる。
【0026】アクチュエータ164は、例えば、電気的
に作動されるソレノイドから構成することができる。ソ
レノイドは、導線168を介してプレーン142に電気
的に接続されることが可能である。このように、アレイ
100の状況を監視するように構成することができるコ
ントローラ(図示せず)が、ソレノイドを作動して、固
定部材を図2に示す固定された第1の位置から図3に示
す固定されていない第2の位置まで移動させることがで
きる。好ましくは、ソレノイド164は、電力が供給さ
れると、固定部材162を図2に示す固定された第1の
位置に配置するように構成される。すなわち、ソレノイ
ドは、電力が供給されると、固定部材162を介してモ
ジュールをシャシ内に固定するよう作用する。これは、
例えばアレイ全体が使用不能になる場合等、アレイに対
する主電源が切断された場合に、モジュールを取除くこ
とができるため、有利である。
【0027】インタロック装置は、固定部材の有無を検
出することができる固定部材位置センサ126によって
実現することができる。固定部材が図2に示す第1の位
置にある時、位置センサは、固定部材があることを示す
位置信号を発生する。この信号は、基本的に、モジュー
ル110がシャシ140内に固定されており、概して現
状態では取除くことができない、ということを示す。固
定部材位置センサ126は、位置情報をプレーン142
に中継することができるように、導線128を介して回
路基板118に電気的に接続される。そして、位置情報
を、システム全体およびシステムのユーザに提供するよ
う構成されたコントローラに、プレーン142を介して
経路指定することができる。プレーン142を介して固
定部材位置情報を提供するだけでなく、モジュール11
0には、モジュールがインタロック装置160によって
シャシ140内に固定されているか否かを示す、LED
130等のインジケータを設けることも可能である。好
ましくは、LEDは、固定部材がモジュールに係合され
ているときは点灯せず、モジュールがシャシから取除く
よう許可されたときに点灯するようにする。
【0028】固定部材位置センサ126の更なる用法
は、アクチュエータ164が故障したか判断することで
ある。センサが、固定ピンすなわち固定部材162が、
実際には図2に示すように伸長されていなければならな
いときに図3に示す縮退位置にあると判断した場合、こ
れは、アクチュエータの誤動作を示唆する。この場合、
モジュール110は、誤ってアレイから取除かれる可能
性がある。コントローラはこのアクチュエータの誤動作
を検出することができ、モジュールをサービスから操作
的に取除くことにより、モジュールが誤って取除かれた
場合のいかなるデータまたは機能の損失も防止すること
ができる。
【0029】コンピュータシステム全体内の図2および
図3のインタロック装置160の動作については、後に
より完全に説明する。
【0030】図2および図3に示す本発明の実施の形態
に対し、いくつかの変形例を採用することができ、それ
らはすべて本発明の技術的思想の範囲内にある。例え
ば、アクチュエータ164をモジュール110内に配置
することができ、固定部材162を、シャシ140内に
形成される開口内に移動することにより、シャシに対す
るモジュールの移動を抑止するように配置することがで
きる。さらに、固定部材162の位置を検出するため
に、固定部材位置センサ126をセンサ内に配置するこ
とができる。
【0031】概して、図2によって分かるように、本発
明は、第1の位置と第2の位置との間で移動可能な固定
部材を提供することを含む。第1の位置では、固定部材
は、モジュールとシャシとの間の相対移動を抑止する。
第2の位置では、固定部材は、モジュールとシャシとの
間の相対移動を可能にする。固定部材は、アクチュエー
タにより第1の位置と第2の位置との間で移動可能であ
り、アクチュエータは許可コマンドに応答する。固定部
材は、図2に示すようなピンか、またはラッチ装置を含
む、2つの物体間の相対移動を抑止するために使用する
ことができる他のあらゆる構造とすることができる。同
様に、アクチュエータは、固定部材を第1の位置から第
2の位置まで移動させるように構成されたいかなる装置
ともすることができる。例えば、アクチュエータは、図
2に示すような電気ソレノイドか、または油圧アクチュ
エータ、空気圧アクチュエータ、リニアポジショナ、回
転モータまたはばねとすることができる。固定部材はア
クチュエータに直接接続される必要はなく、間接的に接
続されることも可能である。
【0032】本発明によるインタロック装置の使用の第
2の例を、図4に示す。図4は、電気/電子接続200
の側断面図を示す。電気接続200は、第1のコネクタ
210と第2のコネクタ220とから構成される。示さ
れているように、第1のコネクタ210は、図3のプレ
ーン142と同様の電気プレーン等の基板205に接続
されている。第1のコネクタ210は、第1の電気接点
214と、接点214に機械的保護を与えると共に第1
のコネクタ210の第2のコネクタ220との位置合せ
を助ける第1のコネクタハウジング212と、を備えて
いる。第2のコネクタ220は、ケーブル222に接続
されており、示されているように第1の電気接点214
と嵌合または結合するよう構成された第2の電気接点2
26を有する。また、第2のコネクタ220は、第2の
接点226を保護し第2のコネクタ220の第1のコネ
クタ210との位置合せを助ける第2のハウジング22
4も備える。電気接続200の例は、図3のアレイ10
0等のアレイと接続された、アレイからメインコントロ
ーラへデータを転送するために使用される、データケー
ブルである。この例では、第2のコネクタ220はケー
ブルに接続され、第1のコネクタ210はデータアレイ
に接続される。
【0033】図4の電気プレーン205から支持ブラケ
ット234が支持されており、これはインタロック装置
230を支持する。インタロック装置は、図2および図
3に示し説明したインタロック装置160と同様に機能
する。特に、インタロック装置230は、固定部材23
6を有する。第1のコネクタハウジング212および第
2のコネクタハウジング224は、固定部材貫入用の孔
228が設けられており、孔228は、図に示すよう
に、第2のコネクタ220が第1のコネクタ210に結
合される時に、孔228は固定部材が通過することがで
きるよう一列に並ぶ。インタロック装置230は、さら
にアクチュエータ232を備える。アクチュエータ23
2は、ソレノイドであってよく、導線240によってプ
レーン205からの電源により電力が供給されることが
可能である。このように、プレーン205は、アクチュ
エータ232に信号を経路指定することにより、アクチ
ュエータに対し、固定部材236を第1の位置(図4に
示す)から、固定部材がコネクタハウジング212およ
び224の孔228から縮退する第2の位置まで移動さ
せるようにする。このため、固定部材236は、図4に
示す位置にある時、コネクタハウジング212および2
24間の移動を抑止するよう作用し、それにより電気接
点214および226の切離しを抑制する。固定部材
が、孔228から縮退する第2の位置(図示せず)に移
動すると、コネクタ210および220を切離すことが
できる。このため、インタロック装置230は、コンピ
ュータシステムに接続されたケーブルを誤って取除くこ
とを防止する助けとなることができる。図4に示すもの
と同様の多数のケーブル接続構成を有するコンピュータ
システムでは、インタロック装置を使用して、1つのケ
ーブルがプレーンから切断されるのを可能にする一方
で、残りのケーブルを固定しケーブルを誤って取除くこ
とを防ぐことができる。
【0034】インタロック装置230には、さらに、プ
レーン205に取付けることができる固定部材位置セン
サ238を設けることができる。センサは、図2および
図3に示し説明する装置の固定部材位置センサ126と
同様に作用する。すなわち、固定部材位置センサ238
は、固定部材236が第1の位置か第2の位置にあるか
を検出し、それに応じて位置信号を発生するよう構成さ
れる。この信号を、プレーン205に、およびそこから
コントローラに経路指定することにより、システム情報
を提供しインタロック装置230の状態に関しユーザに
通知することができる。固定部材位置センサ238はま
た、示されているように基板205へ取付けられるだけ
でなく、代わりにアクチュエータ内の位置238’に取
付けることができる。固定部材位置センサ238’のこ
の代替的な位置は、コネクタハウジング212および2
24内の空間が制限されている場合に有用である場合が
ある。図2および図3に関して上述したように、固定部
材位置センサ238はまた、アクチュエータ誤動作を検
出するために使用することができ、コントローラはこの
情報を使用してモジュールをサービスから操作的に取除
くことができる。
【0035】図8を参照すると、本発明によるインタロ
ック装置の代替的な実施の形態が示されている。図8
は、第1のコネクタ612を有するモジュール610の
側面図を示し、第1のコネクタ612は、第2のコネク
タ622を介してプレーン620に接続されている。こ
のモジュールおよびプレーンの構成は、図2に示す構成
と同様である。図8に示すシステムには、さらに、図
2、図3および図4に示すインタロック装置160とは
異なるインタロック装置630が設けられている。図8
において、インタロック装置630は、「L」形状の固
定部材634を含む。固定部材634は、アクチュエー
タ638に接続されており、アクチュエータ638は、
固定部材を、第1の位置「B」から、外形線で示し
「B’」で示す第2の位置まで固定部材を回転させるよ
う構成される。これは、固定部材162を並進移動させ
る図2のアクチュエータ164と対照である。図8にお
いて、固定部材は、第2の位置B’まで移動すると、モ
ジュール610の面に取付けられそこから突出するタブ
632に近接して移動する。タブ632は、モジュール
610とプレーン620との間の相対移動を抑制する抑
止面を提供する。すなわち、固定部材が第2の位置B’
にあるとき、タブ632は、固定部材634に接触する
ためモジュール610が方向「R」に移動しないように
し、それによりモジュール610の移動を抑止する。し
たがって、コネクタ612および622間の接続は、固
定部材が位置B’にあるときは固定されたままになる。
しかしながら、固定部材634が位置Bまで移動する
と、モジュール610は方向「R」に自由に移動するこ
とができる。
【0036】図2ないし図4に示し説明した実施の形態
と同様に、図8のインタロック装置630にも固定部材
位置センサ636を設けることができる。それは、固定
部材634が2つの位置のうちのいずれにあるかを検出
し、位置情報をコントローラまたはユーザに報告するよ
うに構成されている。位置センサは、アレイのシャシ
(図示せず)に取付けることができ、あるいは代替的
に、位置636’で示すようにモジュールに取付けるこ
とができ、または図4に示すようにアクチュエータの内
側に取付けることができる。センサのシャシへの、また
はアクチュエータの内部への取り付けは、固定部材位置
センサ126がモジュール110内に取付けられている
図2のような実施の形態においても、使用することがで
きる。
【0037】図9および図10は、本発明によるインタ
ロック装置のさらに他の実施の形態を示す。図9は、電
気接続700の側断面図を示す。電気接続は、第1の導
線712に接続された第1のコネクタ710と、第2の
導線722に接続された第2のコネクタ720と、を含
む。第1のコネクタ710は、「U」形状コネクタであ
り、上部714と下部716との間にコンプライアンス
があり、第2のコネクタ720が第1のコネクタ710
と嵌合的に結合されそれらの間に電気接続を提供するこ
とが可能である。図10は、図9の電気接続700の平
面図である。
【0038】図9および図10に示すように、第1の電
気コネクタ710および第2の電気コネクタ720は各
々、内部に穴が設けられており、2つのコネクタが結合
されるときにそれら穴が一列に並び、それにより2つの
コネクタを横切る通路が形成される。インタロック装置
730には、2つのコネクタを横切る通路に挿入され、
コネクタ間の相対移動を抑制する、固定部材732が設
けられている。インタロック装置730は、さらに、固
定部材732を、図9に示す第1の位置(固定位置)か
ら第2の位置(固定解除位置)(図示せず)に移動させ
るように構成されたアクチュエータ734を備える。第
2の位置(固定解除位置)では、固定部材は、2つのコ
ネクタ710および720を交差する通路から取除か
れ、それによりそれらの間の相対移動が可能になる。図
2ないし図4および図8に示す実施の形態と同様に、図
9のインタロック装置730にも、コネクタ710およ
び720の間に形成された通路に対する固定部材732
の位置に関する情報を提供する、固定部材位置センサを
設けることができる。このように、ユーザまたは電子コ
ントローラは、2つのコネクタ710および720を自
由に分離することができるか否か、またはアクチュエー
タ誤動作があったかを判断することができる。
【0039】図11ないし図13に関して、本発明の他
の実施の形態が示されている。この実施の形態では、コ
ネクタを結合状態に固定する固定部材を用いてモジュー
ルを適所にロックするのではなく、ロックアウト装置を
使用して、モジュールを支持するシャシからモジュール
を解放するために使用される解放機構へのアクセスを取
除く。図11を参照すると、アレイ800の一部の正面
図が示されている。アレイ800は、モジュール810
を支持するシャシ812を備える。アレイ800は、図
3に示すアレイ100と同様であってよく、モジュール
810はモジュール110と同様であってよいが、固定
装置はさらに後述するように異なっている。モジュール
810は、図3のモジュールコネクタ122と同様のコ
ネクタ(図示せず)を含み、それは、シャシ812によ
って支持されるコネクタ(同様に図示せず)と結合す
る。モジュール810はさらに、ロッキング装置814
を含み、それは、コネクタが結合するようにモジュール
をシャシ内に押込むために使用されるハンドルである。
モジュールコネクタがシャシコネクタ内に収容されてい
る場合、ハンドル814はモジュール810の正面の凹
部816に嵌合する。ハンドルが外側方向に引出される
とき、ハンドルのフランジ818がモジュールをシャシ
の外に押出すために使用される。
【0040】モジュール810にはさらに、ガイド82
4に摺動可能に支持されている可動プレート822であ
る解放機構固定部材を備えた、固定装置820が設けら
れている。このように、可動プレートは、図に対し上下
方向に移動することができる。図12を参照すると、図
11のアレイ800の平断面図が示されている。図11
から分かるように、ハンドル814はまた、第2のフラ
ンジ832を備え、これは、ハンドルが凹部816内に
押込まれるときに、ハンドルフランジ832がモジュー
ル810をシャシ812に押込むように、シャシリップ
826の内側を押圧する。第1のハンドルフランジ81
8の配置もまた示されている。このように、ハンドル8
14へのアクセスが許可されないとき、モジュールをシ
ャシから押出すことが出来ず、モジュールおよびシャシ
コネクタの結合がそのままであることが明らかである。
可動プレートは、図12にも示されている。可動プレー
ト822は、凹部816の正面に配置される。図11お
よび図12を合せて見ることから分かるように、プレー
トは、図11に示す位置から「下方に」移動すると、オ
ペレータがモジュールをシャシから解放するために使用
するハンドルの左側部分を覆う働きをする。
【0041】ここで図13を参照すると、図11および
図12に示すアレイ800の側面図が示されている。固
定装置820は、さらに、アクチュエータ部材834に
接続されるアクチュエータ830を備える。アクチュエ
ータ部材は、可動プレート822に接続されている。ア
クチュエータが動作する時、アクチュエータ部材834
は、矢印で示すように下方向に移動し、それにより可動
プレート822が方向「R」に移動し、それによりハン
ドル814が位置する凹部816を覆う。このように、
オペレータのハンドル814へのアクセスが許可されな
いようにすることができ、可動プレートが図11に示す
位置に戻るまでハンドルを操作することができない。ま
た、この実施の形態は、解放機構がハンドル以外のもの
である場合にも使用することができる。例えば、解放機
構が解放ボタンである場合、可動プレートを使用して解
放ボタンを覆い、モジュールが解放されないようにする
ことができる。
【0042】アクチュエータ830を、上述したアクチ
ュエータ(例えば、図3のアクチュエータ164)と同
様に動作するよう構成することもできる。すなわち、ア
クチュエータは、アレイと通信するコントローラから許
可コマンドを受信した後にのみ、可動プレート822
を、ハンドル814へのアクセスを許可する位置に移動
させるよう構成することができる。同様に、上述した方
法を使用して許可コマンドを発生することができる。
【0043】図11ないし図13に示す実施の形態に対
する1つの変形例では、オペレータがモジュールをシャ
シ内に挿入し、コネクタ同士が結合するようにハンドル
を内側に押込んだ後に、モジュールの正面から離れる
(スタンドオフ(stand−off))ように構成す
ることもできる。ハンドルは、スタンドオフ位置で、オ
ペレータがモジュールをシャシから物理的に取除くこと
ができるように握持することができるよう構成される。
さらに、凹部816は、ハンドルが凹部内にある時に、
オペレータがハンドルを解放するために握持することが
できないように、寸法が決められている。この変形例で
は、可動プレート822がない。代りに、ハンドルに接
続されるアクチュエータが設けられ、それがハンドルを
スタンドオフ位置から凹部816内に引込むように構成
される。アクチュエータはさらに、オペレータがアクセ
スすることができるように凹部816からハンドルを押
出すように構成される。アクチュエータは、ハンドルが
モジュールから外側へ引出される時にハンドルから切断
し、かつハンドルがスタンドオフ位置に内側に押し出さ
れるときにハンドルに接続するコネクタを使用して、ハ
ンドルに接続する。この変形例では、上記ハンドルコネ
クタは、解放機構へのアクセスを可能にする第1の位置
から、解放機構へのアクセスを許可しない第2の位置ま
で移動する解放機構固定部材として作用する。
【0044】概して、図11ないし図13に示す本発明
の実施の形態は、部品を支持する構造からの部品の取外
しを容易にするよう構成された解放機構を提供すること
を含む。解放機構固定部材は、解放機構へのアクセスを
可能にする第1の位置から、解放機構へのアクセスを許
可しない第2の位置まで移動するように構成される。解
放機構固定部材は、アクチュエータにより第1の位置と
第2の位置との間で移動可能であり、アクチュエータは
許可コマンドに応答して動作する。解放機構固定部材
を、アクチュエータに直接接続することができ、あるい
はアクチュエータに間接的に接続することができる。解
放機構固定部材を解放機構に接続することにより、解放
機構を、アクセスすることができる位置からアクセスす
ることができない位置まで移動させることができる。代
替的に、解放機構固定部材を、解放機構の動作を妨げる
ように構成することができる。
【0045】ここで図5を参照すると、本発明によるイ
ンタロック装置を採用する電子システムが概略式に示さ
れている。本電子システムは、図1に示すアレイ「A」
等の複数のメモリアレイ(図示せず)を備えたコンピュ
ータ化された大量データ記憶システムとする。各アレイ
は、複数のモジュールを備える。図5には、かかるモジ
ュール110の1つだけを示す。このモジュールは、図
2および図3のモジュール110に対応する。モジュー
ル110は、プレーン142と電気および電子通信し、
プレーン142はまた、ローカルコントローラ310と
も電気および電子通信する。ローカルコントローラは、
モジュール110と同じアレイ内に収容することができ
る。モジュール110には、さらに、上記図2および図
3において示し説明したインタロック装置160が設け
られている。モジュール110には、さらに、同様に上
述した固定部材位置センサ126が設けられている。
【0046】ローカルコントローラ310は、メインコ
ントローラ320と電子通信し、メインコントローラ3
20は、複数の他のアレイ(図示せず)とも電子通信す
ることができる。また、メインコントローラ320は、
ユーザディスプレイ(例えば、モニタ332)と、ユー
ザ入力装置(例えば、キーボード334)とから構成さ
れる。ユーザディスプレイ332により、ユーザまたは
オペレータは、システム状況に関する情報をメインコン
トローラ320から受取ることができる。ユーザ入力装
置334により、ユーザまたはオペレータは、メインコ
ントローラ320と対話することができ、コントローラ
に対し、所定のアクションをとるよう命令することがで
きる。例えば、ユーザは、メインコントローラに対し、
アレイの特定のモジュールを使用不能にするよう命令す
ることができる。
【0047】図5のコンピュータシステム300は、多
数の異なる方法で動作するよう構成することができる。
ここでは、単に例として、図5のシステム300を使用
して達成することができる異なったあり得る動作構成の
いくつかを述べる。すべての例において、システムは、
最初に、大規模メモリアレイ構成におけるデータの格納
等、その第1の目的を実行するように機能的に動作して
いるものと仮定する。さらに、システムのモジュールの
少なくともいくつかに、上記に示し説明したようなイン
タロック装置が設けられており、モジュールが適当な順
序で動作している時、各インタロック装置がそれぞれの
モジュールをそれぞれのアレイに固定するものと仮定す
る。
【0048】1つの例では、ローカルコントローラ31
0に、アレイ内のモジュールを周期的に調査し、喪失デ
ータ(メモリディスクの不良セクタ)や電力変動等の動
作上の欠陥をテストする、いわゆる診断プログラムとし
て知られるローカルモジュールエラー検出プログラム3
12を設けることができる。代替的に、モジュール自体
に内部診断ルーチンを設けてもよく、欠陥が検出された
時をローカルコントローラ310に通知するよう構成す
ることも可能である。いずれの構成でも、ローカルコン
トローラ310は、診断プログラムの結果として欠陥の
ある可能性があるモジュールを検知する。そして、ロー
カルコントローラ310は、欠陥のある可能性があるモ
ジュール(例えば、モジュール110)があることをメ
インコントローラ320に通知する。次いで、メインコ
ントローラは、モジュール110が可能性として欠陥が
あり点検のために取除かれなければならないということ
を、ユーザディスプレイ332を介してオペレータに通
知する。次いで、ユーザは、ユーザ入力ステーション3
34を介してメインコントローラ320に対し、モジュ
ール110を点検のために取除く用意ができるように命
令する。すなわち、ユーザは、後述するように、最終的
にインタロック装置アクチュエータが作動されるように
するユーザ許可コマンドを発行する。
【0049】ユーザからのモジュール110を取除くこ
とができるようにする命令に応じて、メインコントロー
ラ320は、インタロック係合/解放プログラム324
を介して、モジュール110の機能を代替的に実行する
システム内の代替モジュールを捜し出し、その代替モジ
ュールを稼動状態にし、欠陥モジュール110に対する
情報の経路指定を終了する。代替モジュールは、同じア
レイ内であっても、モジュール110と異なるアレイ内
であってもよい。そして、メインコントローラ320
は、ローカルコントローラ310に対し、モジュール1
10を点検可能な状態にするように命令する。すなわ
ち、メインコントローラは、最終的にインタロック装置
アクチュエータを作動するメインコントローラ許可コマ
ンドを発行する。メインコントローラからのこの命令に
応じて、ローカルコントローラは、アクチュエータ(図
2の164)に対し固定部材162を図3に示す位置ま
で移動させるよう命令する許可コマンドを発行する。こ
こで、インタロック装置160は、モジュール110を
解放し、モジュールがアレイから取除かれるのを可能に
する。固定部材センサ(図3の126)を使用して、イ
ンタロックの解放が有効に実行されたことをローカルコ
ントローラ310に対して通知することができる。さら
に、ローカルコントローラ310は、次々に、システム
からモジュール110を電気的に絶縁することができ
る。モジュール110をローカルコントローラ310か
ら取除く用意ができると、ローカルコントローラ310
は、メインコントローラ320に通知する。次いで、メ
インコントローラ320は、モジュール110を物理的
に取除く用意ができていることを、ユーザディスプレイ
332を介してユーザに通知することができる。そし
て、ユーザは、モジュール110をそのアレイから取除
くことができる。
【0050】上記例に対する変形例では、メインコント
ローラ320が、モジュール110に欠陥がある可能性
があることをユーザに通知し、モジュール110が解放
されるようにするユーザ許可を要求するのではなく、こ
れらステップを自動的に実行する。すなわち、インタロ
ックを解放する許可コマンドを、メインコントローラ3
20によって自動的に発生させることができる。これに
より、メインコントローラは、欠陥のある可能性がある
モジュールの代りにバックアップモジュールを捜し出し
稼動状態にするあらゆる必要なステップを取ることが可
能になり、ユーザがモジュールの解放を許可するのを待
つ間にデータが喪失される可能性が低減される。
【0051】図5のシステム300の動作の他の例で
は、モジュール、例えばモジュール110が点検のため
にアレイから取除かれた後、アレイに空き(opening)
が存在する。そして、ローカルコントローラ310は、
固定部材(図2の162)が固定位置に戻るため移動す
るようにインタロック装置160を動作させる許可コマ
ンドを発生することができる。これにより、(ユーザ、
メインコントローラ320またはローカルコントローラ
310からの)許可コマンドなしにモジュールがアレイ
の空きに挿入されることを防止する。1つの変形形態で
は、アレイおよび/またはモジュールに、アレイの所定
の空きに挿入されるモジュールがその空きに対して正し
いモジュールであることをシステムに対して確認する確
認装置を設けることができる。モジュールが確認装置に
より正しいモジュールであるものとして確認されると、
コントローラ(ローカルまたはメイン)は、インタロッ
ク装置が固定解除位置にまで戻るようにすることがで
き、それによりモジュールをその空きに完全に挿入する
ことが可能になる。
【0052】モジュールが空きに挿入された後、コント
ローラ(ローカルまたはメイン)は診断ルーチンを実行
することにより、モジュールが正しく動作するか否か判
断する。また、診断ルーチンは、モジュールが正しいタ
イプのモジュールであるか、または空きに対応する同程
度の機能を備えたモジュールであるかを確認することが
できる。例えば、診断ルーチンが、モジュールがメモリ
モジュールであるが、空きは電源用の空きとして示され
ていると判断した場合、診断プログラムは、モジュール
がその空きに対して間違ったモジュールであると判断す
る。コントローラは、モジュールがいかなる理由に対し
ても稼動状態になるべきではないと判断した場合、モジ
ュールを稼動状態にしなかったこと、およびその理由
を、ユーザインタフェース32を介してユーザに通知す
る。しかしながら、モジュールがシステムに許容できる
ものであると確認された場合、コントローラ310は、
直接にまたはメインコントローラ320による許可に応
じて、インタロック装置160を固定解除位置から固定
位置に戻しモジュールを空き内に固定する。この時点
で、モジュールは稼動状態になる。
【0053】ここで図6および図7を参照すると、図5
のコンピュータシステムに対し上述したいくつかの例を
実施する方法を示すフローチャートが提供されている。
図6において、フローチャート400は、本発明のイン
タロック装置を使用してモジュールをアレイから取除く
ステップのシーケンスを示す。プロセスが開始する時点
では、モジュールは図5の装置160等のインタロック
装置によりアレイ内に固定されていると仮定する。ステ
ップS402において、モジュール内のエラーまたは可
能性のある欠陥が検出される。これは、上述したような
診断プログラムを使用してコントローラによって実行す
ることができる。ステップS404では、ユーザまたは
オペレータに対し、欠陥モジュールの存在が通知され
る。これは、図5のメインコントローラ320およびユ
ーザインタフェース332によって達成することができ
る。ユーザに通知されると、ステップS406において
(この場合はユーザにより)モジュールを点検または交
換のために取除くべきか否かが判断される。モジュール
を取除かないと判断された場合、ステップS408にお
いてプロセスは終了し、モジュールはインタロック装置
によりアレイに固定されたままになる。
【0054】しかしながら、ユーザは、ステップS40
2において識別された欠陥のある可能性があるモジュー
ルを取除くべきであると判断した場合、「yes」とい
う許可コマンドを与え、プロセスはステップS410に
進行する。ステップS410において、メインコントロ
ーラ(図5の320)は、欠陥のある可能性があるモジ
ュールの機能を代替モジュールに切替えるよう動作す
る。このステップを、代替的にステップS402とS4
04との間で実行することにより、欠陥のある可能性の
あるモジュールを使用し続ける結果としてデータが喪失
される可能性を低減することができる。モジュールが電
子的に切断される(すなわち、システム内において機能
しているモジュールとしてもはや使用されていない)
と、ステップS412において、欠陥のある可能性のあ
るモジュールのインタロック装置は、モジュールをアレ
イから取除く状態になる。上述したように、これは、図
5のメインコントローラ320がローカルコントローラ
310に対しモジュールを解放するコマンドを与えるこ
とにより実行することができ、ローカルコントローラは
その後、アクチュエータ(図3の164等)を作動し
て、固定部材(図3の162)をモジュールをアレイか
ら取除くことができる位置に移動させるようにする。
【0055】インタロック装置がモジュールを解放する
よう作動されると、メインコントローラはステップS4
16において、モジュールが点検または交換のために取
除かれることが可能であることをユーザに通知する。次
いで、これによりステップS418においてプロセスが
終了する。この時点で、ユーザは、欠陥のある可能性の
あるモジュールをそれが配置されているアレイから取除
くことができる。
【0056】ここで図7を参照すると、本発明によるイ
ンタロック装置を使用してモジュールをアレイに挿入す
るプロセスフローチャート500が示されている。図7
のフローチャート500に示すプロセスは、図6のフロ
ーチャート400によって示されるプロセスに続くこと
ができる。すなわち、欠陥のあるモジュールは、図6の
プロセスに従って取除かれ、点検された後、再度取付け
ることができ、または元のモジュールを取除いたことで
利用可能になった空きに代りのモジュールを取付けるこ
とができる。図7に示すプロセスの開始時には、モジュ
ールを収容するためのオープンスロットが使用可能であ
り、そのスロットには図2の装置160等のインタロッ
ク装置が設けられていると仮定する。さらに、固定部材
(図2の162)が「固定」位置にあるようにインタロ
ックが配置されており、それにより望まないモジュール
がスロット内に完全に挿入され、かつプレーン(図2の
142)に結合することが防止される。
【0057】フローチャート500の第1のステップS
502において、ユーザまたはオペレータは、アレイの
選択された空きにモジュールを挿入するというユーザ許
可コマンドをコントローラ(例えば、図5のメインコン
トローラ320)に与える。このステップは、さらに、
ユーザとメインコントローラとの間の対話プロセスを組
込むことができ、それによりユーザは、モジュールを収
容するスロットの可用性と、特定のスロットが受け入れ
可能なスロットであるか、または挿入する意図のあるモ
ジュールに対して指定されたスロットであるかについ
て、コントローラに問合せることができる。コントロー
ラは、上述したようなコントローラの構成と整合する、
モジュールを受け入れるために十分な許可を受けると、
ステップS504において、モジュールを受け入れるよ
う指定されたスロットにおいてインタロック装置を解放
する。これは、図5のメインコントローラ320がロー
カルコントローラ310に対しスロットを解放するコン
トローラ許可コマンドを与え、ローカルコントローラが
インタロック装置160をモジュールが完全にスロット
または空きに挿入され得る状態にすることによって、実
行することができる。この時点で、ユーザは、空きにモ
ジュールを挿入し、モジュールの第1のコネクタ(図2
の122)がプレーン142の第2のコネクタ144と
結合させることができる。そして、ユーザは、モジュー
ルが挿入されたことをメインコントローラに通知する。
代替的に、ローカルコントローラを、挿入されたモジュ
ールの存在をセンサを介して検出するよう構成すること
ができる。少なくとも、システムが、モジュールが空き
に完全に挿入され、コネクタが結合されたと認識する
と、図7のステップS506において、診断プログラム
を実行して、適切なモジュールが挿入されたか否か、お
よびモジュールが正しく動作しているか否かを判断する
ことができる。
【0058】ステップS508において、ステップS5
06で実行された診断ルーチンが、モジュールエラーが
ある、すなわち、モジュールに欠陥がある可能性がある
か、またはモジュールが取付けられた空きに適合するモ
ジュールではないと判断した場合、ステップS510に
おいて、ユーザに通知され(例えば、図5のユーザディ
スプレイ332)を介して、モジュールがサービス状態
にならず、インタロックは係合されず、プロセスは終了
する。しかしながら、診断ルーチンによりモジュールが
許容できるものとして確認された場合、ステップS51
2においてコントローラ(ローカルまたはメイン)は、
モジュールをアレイ内で固定するようインタロックを係
合する許可コマンドを与え、モジュールは稼動状態にな
る。この時点で、モジュールは、本質的に、インタロッ
クによりアレイから誤って取除かれる可能性はない。次
いで、ステップS514において、前に取除かれたモジ
ュールの機能を実行するために使用されていた代替また
はバックアップモジュールをその役割から解放する。そ
の後、代替モジュールを他の用途および機能に対して使
用することができる。ステップS516において、プロ
セスは終了する。そして、プロセスは、システムのモジ
ュールエラーを監視することに戻り、エラーが検出され
ると、図6のフローチャート400に示すプロセスを開
始する。
【0059】図6および図7は、本発明によるインタロ
ック装置を使用するプロセスの態様として2つの例をフ
ローチャートを用いて表しているだけで、本発明の方法
および装置を使用して他のプロセスを同様に実施するこ
とができる。
【0060】本発明による方法は、第1のコネクタを第
2のコネクタに固定する方法を提供する。コネクタは、
電気コネクタであっても、上述した他のタイプのコネク
タであってもよい。第1のコネクタは、第1の構造によ
って支持することができ、第2のコネクタは、第2の構
造によって支持することができる。本方法は、第2のコ
ネクタに対する第1のコネクタの移動を抑制するために
使用することができる抑止面を提供するステップを含
み、その場合かかる移動により、結合されているコネク
タが切離される。抑止面を、第1のコネクタに直接に、
または存在する場合は第1の面に取付けることができ
る。さらに、本方法は、移動可能な固定部材を提供する
ことを含む。固定部材は、最初に、コネクタ間の相対移
動を可能にする第1の位置に移動する。次いで、2つの
コネクタのうちの一方が他方のコネクタに対して移動す
ることにより、2つのコネクタが伝導接触状態になる。
すなわち、コネクタは互いに結合される。そして、固定
部材が第1の位置から抑止面に近接する第2の位置まで
移動することを許可する許可コマンドが与えられ、それ
により抑止面が第1および第2のコネクタ間の相対移動
を抑制する。次いで、固定部材は、許可コマンドに従っ
て第2の位置に移動する。
【0061】本方法は、さらに、固定部材を第1の位置
に戻すよう移動させる第2の許可コマンドを提供するス
テップを含むことができ、それにより固定部材は、その
コマンドに応じて第1の位置に戻るよう移動する。そし
て、コネクタの一方は、コネクタを嵌合接触状態から移
動させるように、すなわちコネクタを切離すように他方
のコネクタに対し移動することができる。さらに、ユー
ザに対し、固定部材が第1の位置に戻るよう移動した時
を通知することができる。
【0062】本発明を、構造的と方法的特徴に関してあ
る程度特定的な言葉で説明したが、本明細書に開示した
手段は本発明を実施する好ましい形態を含むものであ
り、本発明はこれら図示し記載された特定の特徴に制限
されないことを理解されたい。したがって、本発明は、
均等の原則に従って適切に解釈される特許請求の範囲に
記載された範囲内におけるいかなる形態または変更につ
いても含むものである。
【0063】本発明は以下に要約される。
【0064】1.第1のコネクタ(122、212、6
12、714)の適合する第2のコネクタ(144、2
24、622、720)への結合を固定するよう構成さ
れた固定装置(160、230、630、730)であ
って、前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタが
切離されるのを防止する第1の位置から、前記第1のコ
ネクタおよび前記第2のコネクタが切離されるのを可能
にする第2の位置まで移動するよう構成された移動可能
な固定部材(162、236、634、732)と、前
記第1の位置および前記第2の位置の間で前記固定部材
(162、236、634、732)を移動させるよう
構成され、許可コマンド(S412、S512)に応答
するアクチュエータ(164、232、638、73
4)と、を備えることを特徴とする固定装置。
【0065】2.前記第1のコネクタ(122、21
2、714)は、前記固定部材(162、236、73
2)を受入れるよう構成された第1の受入スロット(1
24、228)を画定し、前記第2のコネクタ(14
4、224、720)は、前記固定部材(162、23
6、732)を受入れるよう構成された第2の受入スロ
ット(124、228)を画定し、前記コネクタが結合
されると、前記受入スロットは一列に並ぶことを特徴と
する第1項に記載の固定装置。
【0066】3.前記アクチュエータ(164、23
2、638、734)は、電力が供給されると前記固定
部材(162、236、634、732)を前記第1の
位置に移動させるよう構成されたソレノイドを備えるこ
とを特徴とする第1項に記載の固定装置。
【0067】4.前記固定部材(162、236、63
4)が前記第1の位置または前記第2の位置のいずれか
にあるかを検出し、それに応じて位置信号を発生するよ
うに構成された固定部材センサ(126、238、63
6)をさらに備えることを特徴とする第1項に記載の固
定装置。
【0068】5.前記許可コマンド(S142、S15
2)はユーザによって発生される第1項に記載の固定装
置。
【0069】6.前記許可コマンド(S412、S51
2)は制御ユニット(310、320)によって自動的
に発生され、かつ、前記制御ユニットは前記固定部材
(162、236、634、732)の前記第2の位置
への移動を許可する前に、前記第1のコネクタ(12
2、212、612、714)および前記第2のコネク
タ(144、224、622、720)を稼動状態から
解除するように構成されることを特徴とする第1項に記
載の固定装置。
【0070】7.第1のコネクタ(122、212、6
12、714)を第2のコネクタ(144、224、6
22、720)に固定する方法において、前記第1のコ
ネクタ(122、212、612、714)に加えられ
る力により接触させられると、前記第1のコネクタの移
動を抑制するように構成された抑止面(124、22
8、632)を付与するステップと、許可コマンド(S
412、S512)に応じて第1の位置と第2の位置と
の間で移動するように構成された移動可能な固定部材
(162、236、634、732)を付与するステッ
プと、前記固定部材(162、236、634、73
2)を、前記コネクタ(122、212、612、71
4および144、224、622、720)間の相対移
動を可能にする前記第1の位置に移動させるステップ
と、前記コネクタの一方を他方のコネクタに対し移動さ
せることにより、前記コネクタを嵌合接触させるステッ
プと、前記第1の位置から前記第2の位置に前記固定部
材(162、236、634、732)を移動させる許
可コマンド(S512)を付与するステップと、前記許
可コマンド(S512)に応じて、前記固定部材(16
2、236、634、732)を前記抑止面(124、
228、632)に近接する前記第2の位置に移動させ
ることにより、前記第1のコネクタ(122、212、
612、714)および第2のコネクタ(144、22
4、622、720)間の相対移動を抑制するステップ
と、を備えることを特徴とした方法。
【0071】8.前記固定部材(162、236、63
4、732)の前記位置を検出するステップ、および前
記固定部材の位置をコントローラ(310、320)に
報告するステップをさらに備えることを特徴とする第7
項に記載の方法。
【0072】9.前記固定部材(162、236、63
4、732)を前記第1の位置に戻すよう移動させる第
2の許可コマンド(S412)を付与するステップと、
前記第2の許可コマンド(S412)に応じて前記固定
部材(162、236、634、732)を前記第1の
位置に戻すよう移動させるステップと、前記コネクタ
(122、212、612、714)の一方を他方のコ
ネクタ(144、224、622、720)に対して移
動させることにより、前記コネクタを嵌合接触状態から
切断するステップと、をさらに備えることを特徴とする
第7項に記載の方法。
【0073】10.前記固定部材(162、236、6
34、732)を前記第1の位置に戻すように移動させ
る前に、前記コネクタ(122、212、612、71
4および144、224、622、720)を稼動状態
から除外するステップをさらに備えることを特徴とする
第9項に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のデータアレイシステムの等角図であ
る。
【図2】モジュールを電気結合させるため第1の位置に
ある固定部材により固定された状態を表す、本発明の1
つの実施形態の側断面図である。
【図3】第2の位置にある固定部材を示す図2の装置の
図である。
【図4】本発明による装置を使用し固定された2つの電
気接続を示す側断面図である。
【図5】本発明の方法および装置により、モジュールの
着脱許可を制御するコンピュータシステムの概略図であ
る。
【図6】本発明による方法および装置を使用してコンピ
ュータシステムから欠陥モジュールを取除くシーケンス
を示すフローチャートである。
【図7】本発明による方法および装置を使用してモジュ
ールをコンピュータシステムに挿入するシーケンスを示
すフローチャートである。
【図8】モジュールコネクタを第2の電気コネクタに固
定する本発明の代替的な実施の形態を示す側面図であ
る。
【図9】第1の電気コネクタを第2の電気コネクタに直
接固定する本発明の代替的な実施の形態を示す側断面図
である。
【図10】図9の電気コネクタの平面図である。
【図11】本発明の代替的な実施の形態による固定装置
を使用するモジュールの正面図である。
【図12】図11に示す固定装置の平面図である。
【図13】図11および図12に示す固定装置の側断面
図である。
【符号の説明】 122、144、612、622、720 モジュール
コネクタ 124 受入開口 126、238、636 固定部材位置センサ 212 第1のコネクタハウジング 224 第2のコネクタハウジング 228 開口 160、230、630、730 インタロック装置 162、236、634、732 固定部材 164、232、638、734 アクチュエータ 622、714 上部 S412 モジュールインタロックを解放するステップ S512 モジュールインタロックを係合しモジュール
をサービス状態にするステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アイビス ダブリュー トーマス アメリカ合衆国 アイダホ83713 ボイジ ー ノースコラムバイン プレイス 5556 Fターム(参考) 5E021 FB14 FC36 FC40 HC11 HC28 KA10 5E348 AA03 DE15 DF02 DF06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のコネクタ(122、212、61
    2、714)の適合する第2のコネクタ(144、22
    4、622、720)への結合を固定するよう構成され
    た固定装置(160、230、630、730)であっ
    て、 前記第1のコネクタおよび前記第2のコネクタが切離さ
    れるのを防止する第1の位置から、前記第1のコネクタ
    および前記第2のコネクタが切離されるのを可能にする
    第2の位置まで移動するよう構成された移動可能な固定
    部材(162、236、634、732)と、 前記第1の位置および前記第2の位置の間で前記固定部
    材(162、236、634、732)を移動させるよ
    う構成され、許可コマンド(S412、S512)に応
    答するアクチュエータ(164、232、638、73
    4)と、を備えることを特徴とする固定装置。
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