JP2002134194A - フラットケーブル用コネクタ - Google Patents
フラットケーブル用コネクタInfo
- Publication number
- JP2002134194A JP2002134194A JP2000321760A JP2000321760A JP2002134194A JP 2002134194 A JP2002134194 A JP 2002134194A JP 2000321760 A JP2000321760 A JP 2000321760A JP 2000321760 A JP2000321760 A JP 2000321760A JP 2002134194 A JP2002134194 A JP 2002134194A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- flat cable
- pressing portion
- contacts
- actuator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フラットケーブルの挿入に際して接点および
コンタクトの損傷や不完全な接続を防止する。 【解決手段】 千鳥状に配置された第1、第2の接点C
1,C2を有するフラットケーブルCを挿入されて接続
状態を得るフラットケーブル用コネクタについて、第
1、第2の接点C1,C2に個々に当接するべく配設さ
れた第1、第2のコンタクト10,20と、第1のコン
タクト10に対して接近/離間可能であり、第1のコン
タクト10に接近することでフラットケーブルCに当接
し、これによって第1のコンタクト10に第1の接点C
1を押し付けるレバー部12と、第2のコンタクト20
に対して接近/離間可能であり、第2のコンタクト20
に接近することでフラットケーブルCに当接し、これに
よって第2のコンタクト20に第2の接点C2を押し付
けるとともにレバー部12を駆動するアクチュエータ3
0とを設ける。
コンタクトの損傷や不完全な接続を防止する。 【解決手段】 千鳥状に配置された第1、第2の接点C
1,C2を有するフラットケーブルCを挿入されて接続
状態を得るフラットケーブル用コネクタについて、第
1、第2の接点C1,C2に個々に当接するべく配設さ
れた第1、第2のコンタクト10,20と、第1のコン
タクト10に対して接近/離間可能であり、第1のコン
タクト10に接近することでフラットケーブルCに当接
し、これによって第1のコンタクト10に第1の接点C
1を押し付けるレバー部12と、第2のコンタクト20
に対して接近/離間可能であり、第2のコンタクト20
に接近することでフラットケーブルCに当接し、これに
よって第2のコンタクト20に第2の接点C2を押し付
けるとともにレバー部12を駆動するアクチュエータ3
0とを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラットケーブル
を接続するためのコネクタに関する。
を接続するためのコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の電子機器の小型化に伴い、限られ
た狭いスペースで比較的自由に配線、接続ができるF.
F.C.(Flexible Flat Cable)やF.P.C.(Flexible
Printed Circuit)が注目を集めている(以下ではこれ
らを総称してフラットケーブルと呼ぶ)。
た狭いスペースで比較的自由に配線、接続ができるF.
F.C.(Flexible Flat Cable)やF.P.C.(Flexible
Printed Circuit)が注目を集めている(以下ではこれ
らを総称してフラットケーブルと呼ぶ)。
【0003】こういったフラットケーブルを接続するた
めに使用されるコネクタは、一般に、コネクタ本体の内
部に所定の間隔を空けて配置された複数のコンタクト
と、上記のようなフラットケーブルを受け入れ、フラッ
トケーブル側の接点とコンタクトとを接続した状態で固
定するアクチュエータとを備えている。
めに使用されるコネクタは、一般に、コネクタ本体の内
部に所定の間隔を空けて配置された複数のコンタクト
と、上記のようなフラットケーブルを受け入れ、フラッ
トケーブル側の接点とコンタクトとを接続した状態で固
定するアクチュエータとを備えている。
【0004】近年、電子機器の高性能化に伴い、コネク
タについても多接点化が求められている。そこで、フラ
ットケーブルには、接点が幅方向に一列に並んだものの
他に、接点が千鳥状に配置されて長さ方向の前後2列に
並んだものが実用化されている。
タについても多接点化が求められている。そこで、フラ
ットケーブルには、接点が幅方向に一列に並んだものの
他に、接点が千鳥状に配置されて長さ方向の前後2列に
並んだものが実用化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】こういったフラットケ
ーブルを接続するために、コネクタについても多接点化
が図られているが、従来の構造では、アクチュエータに
よる接点とコンタクトとの接続が、フラットケーブルの
後列の接点についてのみ有効であり、前列の接点につい
てはコンタクトに対し摩擦による抵抗力に抗してフラッ
トケーブルの先端を押し込むようになっていた。これだ
と、フラットケーブルを挿入する際に接点やコンタクト
を傷付けたり、不完全な接続状態が生じたりすることが
ある。また、抵抗力に抗してフラットケーブルを差し込
む操作を必要とするため、操作性に劣るという問題があ
る。
ーブルを接続するために、コネクタについても多接点化
が図られているが、従来の構造では、アクチュエータに
よる接点とコンタクトとの接続が、フラットケーブルの
後列の接点についてのみ有効であり、前列の接点につい
てはコンタクトに対し摩擦による抵抗力に抗してフラッ
トケーブルの先端を押し込むようになっていた。これだ
と、フラットケーブルを挿入する際に接点やコンタクト
を傷付けたり、不完全な接続状態が生じたりすることが
ある。また、抵抗力に抗してフラットケーブルを差し込
む操作を必要とするため、操作性に劣るという問題があ
る。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、フラットケーブルの挿入に際して接点およびコ
ンタクトの損傷や不完全な接続を防止するとともに、接
続時の操作性に優れるフラットケーブル用コネクタを提
供することを目的としている。
であり、フラットケーブルの挿入に際して接点およびコ
ンタクトの損傷や不完全な接続を防止するとともに、接
続時の操作性に優れるフラットケーブル用コネクタを提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、次にような構成のフラットケーブル用
コネクタを採用する。すなわち本発明に係る請求項1記
載のフラットケーブル用コネクタは、端部の一側面に長
さ方向に別れて前後する第1、第2の接点を有するフラ
ットケーブルを、前記端部から挿入されて接続状態を得
るフラットケーブル用コネクタであって、前記第1、第
2の接点に個々に当接するべく挿入方向の前後に別れて
配設された第1、第2のコンタクトと、前記挿入方向の
前方に配設された第1のコンタクトに対して接近/離間
可能に支持され、前記第1のコンタクトに接近すること
で前記フラットケーブルの他側面に当接し、これによっ
て前記第1のコンタクトに前記第1の接点を押し付ける
押圧部と、前記挿入方向の後方に配設された第2のコン
タクトに対して接近/離間可能に支持され、前記第2の
コンタクトに接近することで前記フラットケーブルの他
側面に当接し、これによって前記第2のコンタクトに前
記第2の接点を押し付けるとともに前記押圧部を駆動し
て前記第1のコンタクトに接近させる駆動部とを備える
ことを特徴とする。
めの手段として、次にような構成のフラットケーブル用
コネクタを採用する。すなわち本発明に係る請求項1記
載のフラットケーブル用コネクタは、端部の一側面に長
さ方向に別れて前後する第1、第2の接点を有するフラ
ットケーブルを、前記端部から挿入されて接続状態を得
るフラットケーブル用コネクタであって、前記第1、第
2の接点に個々に当接するべく挿入方向の前後に別れて
配設された第1、第2のコンタクトと、前記挿入方向の
前方に配設された第1のコンタクトに対して接近/離間
可能に支持され、前記第1のコンタクトに接近すること
で前記フラットケーブルの他側面に当接し、これによっ
て前記第1のコンタクトに前記第1の接点を押し付ける
押圧部と、前記挿入方向の後方に配設された第2のコン
タクトに対して接近/離間可能に支持され、前記第2の
コンタクトに接近することで前記フラットケーブルの他
側面に当接し、これによって前記第2のコンタクトに前
記第2の接点を押し付けるとともに前記押圧部を駆動し
て前記第1のコンタクトに接近させる駆動部とを備える
ことを特徴とする。
【0008】このフラットケーブル用コネクタにおいて
は、駆動部を第2のコンタクトから離間させた状態で、
フラットケーブルを端部から差し込むと、駆動部と第2
のコンタクトと間、押圧部と第1のコンタクトとの間が
いずれも離間していることから、フラットケーブルが無
理なく挿入される。所定位置まで挿入したら、駆動部を
第2のコンタクトに接近させると、押圧部が駆動されて
第1のコンタクトに接近しようとするが、押圧部と第1
のコンタクトの間にフラットケーブルが挿入されたの
で、押圧部はフラットケーブルに当接し、これによって
第1の接点が第1のコンタクトに押し付けられることに
なる。同時に、駆動部を第2のコンタクトに接近させる
ことで、同様に駆動部がフラットケーブルに当接し、こ
れによって第2の接点が第2コンタクトに押し付けられ
ることになる。
は、駆動部を第2のコンタクトから離間させた状態で、
フラットケーブルを端部から差し込むと、駆動部と第2
のコンタクトと間、押圧部と第1のコンタクトとの間が
いずれも離間していることから、フラットケーブルが無
理なく挿入される。所定位置まで挿入したら、駆動部を
第2のコンタクトに接近させると、押圧部が駆動されて
第1のコンタクトに接近しようとするが、押圧部と第1
のコンタクトの間にフラットケーブルが挿入されたの
で、押圧部はフラットケーブルに当接し、これによって
第1の接点が第1のコンタクトに押し付けられることに
なる。同時に、駆動部を第2のコンタクトに接近させる
ことで、同様に駆動部がフラットケーブルに当接し、こ
れによって第2の接点が第2コンタクトに押し付けられ
ることになる。
【0009】請求項2記載のフラットケーブル用コネク
タは、請求項1記載のフラットケーブル用コネクタにお
いて、前記押圧部に、前記フラットケーブルに対する押
圧力があらかじめ付与され、前記駆動部は、前記第2の
コンタクトから離間することで前記押圧部を前記押圧力
に抗して前記他側面から離間させ、前記第2のコンタク
トに接近することで前記押圧部を解放して前記押圧力を
発揮させることを特徴とする。
タは、請求項1記載のフラットケーブル用コネクタにお
いて、前記押圧部に、前記フラットケーブルに対する押
圧力があらかじめ付与され、前記駆動部は、前記第2の
コンタクトから離間することで前記押圧部を前記押圧力
に抗して前記他側面から離間させ、前記第2のコンタク
トに接近することで前記押圧部を解放して前記押圧力を
発揮させることを特徴とする。
【0010】このフラットケーブル用コネクタにおいて
は、押圧部に、フラットケーブルに対する押圧力があら
かじめ付与されることから、押圧部を解放したとき、こ
の押圧力がフラットケーブルの接点に対して第1のコン
タクトに十分な接圧が与えられる。
は、押圧部に、フラットケーブルに対する押圧力があら
かじめ付与されることから、押圧部を解放したとき、こ
の押圧力がフラットケーブルの接点に対して第1のコン
タクトに十分な接圧が与えられる。
【0011】請求項3記載のフラットケーブル用コネク
タは、請求項1または2記載のフラットケーブル用コネ
クタにおいて、前記第2のコンタクトと駆動部との間隔
が、該駆動部を第2のコンタクトから離間させた状態で
前記フラットケーブルの厚さ分よりも広く、前記第1の
コンタクトと前記押圧部との間隔が、該押圧部を第1の
コンタクトから離間させた状態でも前記厚さ分よりも狭
いことを特徴とする。
タは、請求項1または2記載のフラットケーブル用コネ
クタにおいて、前記第2のコンタクトと駆動部との間隔
が、該駆動部を第2のコンタクトから離間させた状態で
前記フラットケーブルの厚さ分よりも広く、前記第1の
コンタクトと前記押圧部との間隔が、該押圧部を第1の
コンタクトから離間させた状態でも前記厚さ分よりも狭
いことを特徴とする。
【0012】このフラットケーブル用コネクタにおいて
は、駆動部を第2のコンタクトから離間させた状態で、
第2のコンタクトと駆動部との間隔がフラットケーブル
の厚さ分よりも広く、第1のコンタクトと押圧部との間
隔がフラットケーブルの厚さ分よりも狭く設定されるこ
とから、フラットケーブルの挿入に際し、第1の接点と
第1のコンタクトとの間でL.I.F.(Low Insertion F
orce)が実現され、第2の接点と第2のコンタクトとの
間でZ.I.F.(Zero Insertion Force)が実現され
る。
は、駆動部を第2のコンタクトから離間させた状態で、
第2のコンタクトと駆動部との間隔がフラットケーブル
の厚さ分よりも広く、第1のコンタクトと押圧部との間
隔がフラットケーブルの厚さ分よりも狭く設定されるこ
とから、フラットケーブルの挿入に際し、第1の接点と
第1のコンタクトとの間でL.I.F.(Low Insertion F
orce)が実現され、第2の接点と第2のコンタクトとの
間でZ.I.F.(Zero Insertion Force)が実現され
る。
【0013】請求項4記載のフラットケーブル用コネク
タは、請求項1、2または3記載のフラットケーブル用
コネクタにおいて、前記第1のコンタクトと前記第2の
コンタクトとが、前記挿入方向の前後に別れ、かつ前記
挿入方向から見て重なり合わないように千鳥状に配置さ
れていることを特徴とする。
タは、請求項1、2または3記載のフラットケーブル用
コネクタにおいて、前記第1のコンタクトと前記第2の
コンタクトとが、前記挿入方向の前後に別れ、かつ前記
挿入方向から見て重なり合わないように千鳥状に配置さ
れていることを特徴とする。
【0014】このフラットケーブル用コネクタにおいて
は、第1のコンタクトと第2のコンタクトとが千鳥状に
配置されることから、接点を密に配置されたフラットケ
ーブルに対応して省スペースながらも多数の接点が確保
される。
は、第1のコンタクトと第2のコンタクトとが千鳥状に
配置されることから、接点を密に配置されたフラットケ
ーブルに対応して省スペースながらも多数の接点が確保
される。
【0015】請求項5記載のフラットケーブル用コネク
タは、請求項1、2、3または4記載のフラットケーブ
ル用コネクタにおいて、前記第1、第2のコンタクトが
弾性変形可能であることを特徴とする。
タは、請求項1、2、3または4記載のフラットケーブ
ル用コネクタにおいて、前記第1、第2のコンタクトが
弾性変形可能であることを特徴とする。
【0016】このフラットケーブル用コネクタにおいて
は、第1、第2のコンタクトが弾性変形可能であること
から、押圧部によって押し付けられたフラットケーブル
に向けて自ら弾性力を発揮して第1、第2の接点に対し
て十分な接圧が与えられる。
は、第1、第2のコンタクトが弾性変形可能であること
から、押圧部によって押し付けられたフラットケーブル
に向けて自ら弾性力を発揮して第1、第2の接点に対し
て十分な接圧が与えられる。
【0017】請求項6記載のフラットケーブル用コネク
タは、請求項1、2、3、4または5記載のフラットケ
ーブル用コネクタにおいて、前記押圧部が前記第1のコ
ンタクトと一体に構成されていることを特徴とする。
タは、請求項1、2、3、4または5記載のフラットケ
ーブル用コネクタにおいて、前記押圧部が前記第1のコ
ンタクトと一体に構成されていることを特徴とする。
【0018】このフラットケーブル用コネクタにおいて
は、押圧部が第1のコンタクトと一体に構成されてい
る。第1のコンタクトは通常、金属製であるから、豊か
な弾性を備えている。一方、押圧部は適度な弾性力を有
することが望ましい。そこで、押圧部を第1のコンタク
トと一体に構成することにより、押圧部に適度な弾性力
を与えることができる。しかも、第1のコンタクトとの
一体加工が可能になるので、製造上のコストメリットも
大きい。
は、押圧部が第1のコンタクトと一体に構成されてい
る。第1のコンタクトは通常、金属製であるから、豊か
な弾性を備えている。一方、押圧部は適度な弾性力を有
することが望ましい。そこで、押圧部を第1のコンタク
トと一体に構成することにより、押圧部に適度な弾性力
を与えることができる。しかも、第1のコンタクトとの
一体加工が可能になるので、製造上のコストメリットも
大きい。
【0019】請求項7記載のフラットケーブル用コネク
タは、請求項1、2、3、4、5または6記載のフラッ
トケーブル用コネクタにおいて、前記駆動部が操作子と
なっていることを特徴とする。
タは、請求項1、2、3、4、5または6記載のフラッ
トケーブル用コネクタにおいて、前記駆動部が操作子と
なっていることを特徴とする。
【0020】このフラットケーブル用コネクタにおいて
は、駆動部を操作子とし、これを起立させたり倒したり
といった簡単な操作でケーブル接続の際の操作が行える
ようになる。
は、駆動部を操作子とし、これを起立させたり倒したり
といった簡単な操作でケーブル接続の際の操作が行える
ようになる。
【0021】請求項8記載のフラットケーブル用コネク
タは、請求項7記載のフラットケーブル用コネクタにお
いて、前記押圧部が前記操作子に設けられていることを
特徴とする。
タは、請求項7記載のフラットケーブル用コネクタにお
いて、前記押圧部が前記操作子に設けられていることを
特徴とする。
【0022】このフラットケーブル用コネクタにおいて
は、押圧部を操作子である駆動部に設けることにより、
操作子である駆動部を操作するだけで、駆動部とともに
押圧部を機能させてケーブル接続を行うことが可能とな
る。
は、押圧部を操作子である駆動部に設けることにより、
操作子である駆動部を操作するだけで、駆動部とともに
押圧部を機能させてケーブル接続を行うことが可能とな
る。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明に係るフラットケーブル用
コネクタの第1の実施形態を図1ないし図4に示して説
明する。各図に示すように、フラットケーブル用コネク
タは、フラットケーブルCが挿入されるコネクタ本体1
と、挿入されたフラットケーブルCの各接点に接続され
る第1、第2のコンタクト10,20と、挿入されたフ
ラットケーブルCを第1、第2のコンタクト10,20
と協働して保持するアクチュエータ(駆動部)30とを
備えている。
コネクタの第1の実施形態を図1ないし図4に示して説
明する。各図に示すように、フラットケーブル用コネク
タは、フラットケーブルCが挿入されるコネクタ本体1
と、挿入されたフラットケーブルCの各接点に接続され
る第1、第2のコンタクト10,20と、挿入されたフ
ラットケーブルCを第1、第2のコンタクト10,20
と協働して保持するアクチュエータ(駆動部)30とを
備えている。
【0024】フラットケーブル用コネクタについて説明
する前に、フラットケーブルCについて説明すると、コ
ネクタ本体1に挿入されるフラットケーブルCの端部に
は、複数の第1の接点C1のグループと、同じく複数の
第2の接点C2のグループとが、フラットケーブルCの
長さ方向に別れて設けられている。
する前に、フラットケーブルCについて説明すると、コ
ネクタ本体1に挿入されるフラットケーブルCの端部に
は、複数の第1の接点C1のグループと、同じく複数の
第2の接点C2のグループとが、フラットケーブルCの
長さ方向に別れて設けられている。
【0025】第1、第2の接点C1,C2は、いずれも
グループごとにフラットケーブルCの幅方向に並んで列
をなし、さらに第1、第2の接点C1,C2が長さ方向
から見て互い違いとなるように千鳥状に配置されてい
る。第1、第2の接点C1,C2の幅方向の間隔は0.
30mmとなっている。
グループごとにフラットケーブルCの幅方向に並んで列
をなし、さらに第1、第2の接点C1,C2が長さ方向
から見て互い違いとなるように千鳥状に配置されてい
る。第1、第2の接点C1,C2の幅方向の間隔は0.
30mmとなっている。
【0026】コネクタ本体1には、フラットケーブルC
を挿入するための挿入口1aと、挿入口1aにフラット
ケーブルCを導入するための導入面1bとが設けられて
いる。導入面1bには、複数の第1のコンタクト10の
グループと、同じく複数の第2のコンタクト20とが、
フラットケーブルCの挿入方向に別れて設けられてい
る。
を挿入するための挿入口1aと、挿入口1aにフラット
ケーブルCを導入するための導入面1bとが設けられて
いる。導入面1bには、複数の第1のコンタクト10の
グループと、同じく複数の第2のコンタクト20とが、
フラットケーブルCの挿入方向に別れて設けられてい
る。
【0027】第1、第2のコンタクト10,20は、い
ずれもグループごとに挿入方向に直交する方向に並んで
列をなし、さらに第1、第2のコンタクト10,20が
購入方向から見て互い違いとなるように千鳥状に配置さ
れており、フラットケーブルCが挿入されると、第1の
接点C1と第1のコンタクト10とが相対し、第2の接
点C2と第2のコンタクト20とが相対するようになっ
ている。なお、第1、第2のコンタクト10,20の挿
入方向に直交する方向の間隔は、フラットケーブルCに
合わせて0.30mmとなっている。
ずれもグループごとに挿入方向に直交する方向に並んで
列をなし、さらに第1、第2のコンタクト10,20が
購入方向から見て互い違いとなるように千鳥状に配置さ
れており、フラットケーブルCが挿入されると、第1の
接点C1と第1のコンタクト10とが相対し、第2の接
点C2と第2のコンタクト20とが相対するようになっ
ている。なお、第1、第2のコンタクト10,20の挿
入方向に直交する方向の間隔は、フラットケーブルCに
合わせて0.30mmとなっている。
【0028】第1、第2のコンタクト10,20のう
ち、挿入方向の前方に配設された第1のコンタクト10
は、導電性に優れた金属板を打ち抜き加工したもので、
一体に形成された基部11をコネクタ本体1に係止させ
ることで固定されている。第1の接点C1に直に接する
第1のコンタクト10は、基部11から挿入方向前方に
向けて舌片状に延出され、先端を導入面1bから突出さ
せている。第1のコンタクト10は、その材質と舌片状
の形状とから適度な弾性力を発揮し、導入面1bから出
没可能となっている(図2参照)。
ち、挿入方向の前方に配設された第1のコンタクト10
は、導電性に優れた金属板を打ち抜き加工したもので、
一体に形成された基部11をコネクタ本体1に係止させ
ることで固定されている。第1の接点C1に直に接する
第1のコンタクト10は、基部11から挿入方向前方に
向けて舌片状に延出され、先端を導入面1bから突出さ
せている。第1のコンタクト10は、その材質と舌片状
の形状とから適度な弾性力を発揮し、導入面1bから出
没可能となっている(図2参照)。
【0029】挿入方向の後方に配設された第2のコンタ
クト20は、導電性に優れた金属板を打ち抜き加工した
もので、一体に形成された基部21をコネクタ本体1に
係止させることで固定されている。第2の接点C2に直
に接する第2のコンタクト20は、基部から挿入方向後
方に舌片状に延出され、先端を導入面1bから突出させ
ている。第2のコンタクト20はその材質と舌片状の形
状とから適度な弾性力を発揮し、導入面1bから出没可
能となっている(図4参照)。
クト20は、導電性に優れた金属板を打ち抜き加工した
もので、一体に形成された基部21をコネクタ本体1に
係止させることで固定されている。第2の接点C2に直
に接する第2のコンタクト20は、基部から挿入方向後
方に舌片状に延出され、先端を導入面1bから突出させ
ている。第2のコンタクト20はその材質と舌片状の形
状とから適度な弾性力を発揮し、導入面1bから出没可
能となっている(図4参照)。
【0030】コネクタ本体1には、第1のコンタクトC
1に対して導入面1bの上方から接近/離間可能に支持
されたレバー部(押圧部)12が設けられている。レバ
ー部12は第1のコンタクト10と同じく基部11と一
体に形成されており、外部から加えられる力によって自
らが弾性変形することによって第1のコンタクトC1に
接近するようになっている。レバー部12には、第1の
コンタクト10の先端に対向して突出部13が形成され
ている。
1に対して導入面1bの上方から接近/離間可能に支持
されたレバー部(押圧部)12が設けられている。レバ
ー部12は第1のコンタクト10と同じく基部11と一
体に形成されており、外部から加えられる力によって自
らが弾性変形することによって第1のコンタクトC1に
接近するようになっている。レバー部12には、第1の
コンタクト10の先端に対向して突出部13が形成され
ている。
【0031】アクチュエータ30は、ケーブル接続の際
の操作子としての働きを有しており、挿入口1aの入口
近傍に、フラットケーブルCの挿入方向に直交しかつ導
入面1bに平行な軸を中心として回動可能に軸支され、
導入面1b側に倒れた状態と、導入面1bに対して起立
した状態の2つのポジションを採り得るようになってい
る。アクチュエータ30の側面31は、アクチュエータ
30を起立させた状態では導入面1bから離間して挿入
口1aを開放し、アクチュエータ30を倒した状態では
導入面1bに接近して挿入口1aを閉じるようになって
いる。
の操作子としての働きを有しており、挿入口1aの入口
近傍に、フラットケーブルCの挿入方向に直交しかつ導
入面1bに平行な軸を中心として回動可能に軸支され、
導入面1b側に倒れた状態と、導入面1bに対して起立
した状態の2つのポジションを採り得るようになってい
る。アクチュエータ30の側面31は、アクチュエータ
30を起立させた状態では導入面1bから離間して挿入
口1aを開放し、アクチュエータ30を倒した状態では
導入面1bに接近して挿入口1aを閉じるようになって
いる。
【0032】アクチュエータ30には、レバー部12の
先端12aを係止する係止孔32が形成されている。レ
バー部12の先端12aが当接する係止孔32の内面
は、アクチュエータ30を起立させた状態では導入面1
bまでの距離が長く、アクチュエータ30を倒した状態
では導入面1bまでの距離が短くなるように形成されて
いる。このため、アクチュエータ30を起立させるとレ
バー部12は導入面1bから離間し、アクチュエータ3
0を倒すとレバー部12は導入面1bに接近するように
なっている。
先端12aを係止する係止孔32が形成されている。レ
バー部12の先端12aが当接する係止孔32の内面
は、アクチュエータ30を起立させた状態では導入面1
bまでの距離が長く、アクチュエータ30を倒した状態
では導入面1bまでの距離が短くなるように形成されて
いる。このため、アクチュエータ30を起立させるとレ
バー部12は導入面1bから離間し、アクチュエータ3
0を倒すとレバー部12は導入面1bに接近するように
なっている。
【0033】導入面1bから突出する第1のコンタクト
10と突起部13との間隔は、レバー部12がアクチュ
エータ30による拘束を受けない状態すなわちアクチュ
エータ30を倒した状態では、フラットケーブルCの厚
さ分より狭くなるように設定されている。このため、第
1のコンタクト10およびレバー部12には、両者間に
フラットケーブルCを挿入したとき、フラットケーブル
Cに対して必然的に押圧力が生じるようになっている。
10と突起部13との間隔は、レバー部12がアクチュ
エータ30による拘束を受けない状態すなわちアクチュ
エータ30を倒した状態では、フラットケーブルCの厚
さ分より狭くなるように設定されている。このため、第
1のコンタクト10およびレバー部12には、両者間に
フラットケーブルCを挿入したとき、フラットケーブル
Cに対して必然的に押圧力が生じるようになっている。
【0034】これに対し、レバー部12がアクチュエー
タ30による拘束を受ける状態すなわちアクチュエータ
30を起立させた状態では、第1のコンタクト10と突
起部13との間隔は、フラットケーブルCの厚さ分より
広くはならないものの、拘束を受けない状態と比べると
若干広くなるように設定されている。
タ30による拘束を受ける状態すなわちアクチュエータ
30を起立させた状態では、第1のコンタクト10と突
起部13との間隔は、フラットケーブルCの厚さ分より
広くはならないものの、拘束を受けない状態と比べると
若干広くなるように設定されている。
【0035】また、導入面1bから突出する第2のコン
タクト20とアクチュエータ30の側面31との間隔
は、アクチュエータ30を倒した状態では、フラットケ
ーブルCの厚さ分より狭くなるように設定されている。
このため、第2のコンタクト20には、アクチュエータ
30との間にフラットケーブルCを介在させたとき、フ
ラットケーブルCに対して押圧力が生じるようになって
いる。
タクト20とアクチュエータ30の側面31との間隔
は、アクチュエータ30を倒した状態では、フラットケ
ーブルCの厚さ分より狭くなるように設定されている。
このため、第2のコンタクト20には、アクチュエータ
30との間にフラットケーブルCを介在させたとき、フ
ラットケーブルCに対して押圧力が生じるようになって
いる。
【0036】これに対し、アクチュエータ30を起立さ
せた状態では、第2のコンタクト20とアクチュエータ
30の側面31との間隔は、フラットケーブルCの厚さ
分より十分に広くなるように設定されている。
せた状態では、第2のコンタクト20とアクチュエータ
30の側面31との間隔は、フラットケーブルCの厚さ
分より十分に広くなるように設定されている。
【0037】上記のように構成されたフラットケーブル
用コネクタに対する、フラットケーブルCの接続の仕方
について説明する。まず、アクチュエータ30を回動さ
せ、導入面1bに対して起立させる(図2参照)。これ
により、レバー部12が自らの弾性力に抗して導入面1
bから離間し、第1のコンタクト10と突起部13との
間隔が、若干広げられた状態となる。また、アクチュエ
ータ30も、自らの側面31が導入面1bから離間し、
第2のコンタクト20と側面31との間隔が、フラット
ケーブルCの厚さ分よりも広げられた状態となる。
用コネクタに対する、フラットケーブルCの接続の仕方
について説明する。まず、アクチュエータ30を回動さ
せ、導入面1bに対して起立させる(図2参照)。これ
により、レバー部12が自らの弾性力に抗して導入面1
bから離間し、第1のコンタクト10と突起部13との
間隔が、若干広げられた状態となる。また、アクチュエ
ータ30も、自らの側面31が導入面1bから離間し、
第2のコンタクト20と側面31との間隔が、フラット
ケーブルCの厚さ分よりも広げられた状態となる。
【0038】次に、フラットケーブルCを、第1、第2
の接点C1,C2を導入面1bに沿わせるようにして、
挿入口1aに挿入する。フラットケーブルCの先端が第
2のコンタクト20とアクチュエータ30との間を通過
する際には、第2のコンタクト20とアクチュエータ3
0の側面31との間隔が、フラットケーブルCの厚さ分
より十分に広くなっているから、フラットケーブルCは
摩擦による抵抗力を全く受けない。
の接点C1,C2を導入面1bに沿わせるようにして、
挿入口1aに挿入する。フラットケーブルCの先端が第
2のコンタクト20とアクチュエータ30との間を通過
する際には、第2のコンタクト20とアクチュエータ3
0の側面31との間隔が、フラットケーブルCの厚さ分
より十分に広くなっているから、フラットケーブルCは
摩擦による抵抗力を全く受けない。
【0039】そのまま挿入を継続すると、フラットケー
ブルCの先端が第1のコンタクト10と突起部13との
間に達するが、第1のコンタクト10と突起部13との
間隔がフラットケーブルCの厚さ分より狭いものの若干
広げられているから、フラットケーブルCは、摩擦によ
る抵抗力をほとんど受けることなく第1のコンタクト1
0と突起部13との間に差し込まれ、所定の挿入完了位
置に達して停止する。
ブルCの先端が第1のコンタクト10と突起部13との
間に達するが、第1のコンタクト10と突起部13との
間隔がフラットケーブルCの厚さ分より狭いものの若干
広げられているから、フラットケーブルCは、摩擦によ
る抵抗力をほとんど受けることなく第1のコンタクト1
0と突起部13との間に差し込まれ、所定の挿入完了位
置に達して停止する。
【0040】フラットケーブルCが挿入完了位置に達し
たら、アクチュエータ30を回動させ、導入面1b側に
倒す(図3参照)。これにより、アクチュエータ30に
よる拘束が解かれ、レバー部12は自らの弾性力に従っ
て元の位置に戻ろうとするが、第1のコンタクト10と
突起部13との間にフラットケーブルCが差し込まれて
いることから、レバー部12自身の弾性力をフラットケ
ーブルCに対する押圧力として作用させ、第1のコンタ
クト10に第1の接点C1を押し付けることになる。
たら、アクチュエータ30を回動させ、導入面1b側に
倒す(図3参照)。これにより、アクチュエータ30に
よる拘束が解かれ、レバー部12は自らの弾性力に従っ
て元の位置に戻ろうとするが、第1のコンタクト10と
突起部13との間にフラットケーブルCが差し込まれて
いることから、レバー部12自身の弾性力をフラットケ
ーブルCに対する押圧力として作用させ、第1のコンタ
クト10に第1の接点C1を押し付けることになる。
【0041】さらに、レバー部12からの弾性力を受け
て第1のコンタクト10にも力が及び、第1のコンタク
ト10自身も弾性変形して第1の接点C1に自らを押し
付けることになる。これにより、第1の接点C1に対し
十分な接圧が確保される。
て第1のコンタクト10にも力が及び、第1のコンタク
ト10自身も弾性変形して第1の接点C1に自らを押し
付けることになる。これにより、第1の接点C1に対し
十分な接圧が確保される。
【0042】また、アクチュエータ30を導入面1b側
に倒すことにより、アクチュエータ30がフラットケー
ブルCの他側面(接点が設けられていない側面)に当接
し、フラットケーブルCが導入面1b側に押さえ付けら
れるが、第2のコンタクト20が導入面1bから突出し
ていることから、第2のコンタクト20自身が弾性変形
して第2の接点C2に自らを押し付けることになる。こ
れにより、第2の接点C2に対しても十分な接圧が確保
される。
に倒すことにより、アクチュエータ30がフラットケー
ブルCの他側面(接点が設けられていない側面)に当接
し、フラットケーブルCが導入面1b側に押さえ付けら
れるが、第2のコンタクト20が導入面1bから突出し
ていることから、第2のコンタクト20自身が弾性変形
して第2の接点C2に自らを押し付けることになる。こ
れにより、第2の接点C2に対しても十分な接圧が確保
される。
【0043】上記のようにしてフラットケーブルCの接
続を行えば、フラットケーブルCの挿入に際し、第1の
接点C1と第1のコンタクト10との間でL.I.F.(L
ow Insertion Force)を実現し、第2の接点C2と第2
のコンタクト20との間でZ.I.F.(Zero Insertion
Force)を実現しており、これによって第1、第2の接
点C1,C2および第1、第2のコンタクト10,20
の損傷や不完全な接続を防止することができる。また、
接続時の操作性に優れるので、ケーブル接続を簡単な操
作で短時間のうちに行うことができる。
続を行えば、フラットケーブルCの挿入に際し、第1の
接点C1と第1のコンタクト10との間でL.I.F.(L
ow Insertion Force)を実現し、第2の接点C2と第2
のコンタクト20との間でZ.I.F.(Zero Insertion
Force)を実現しており、これによって第1、第2の接
点C1,C2および第1、第2のコンタクト10,20
の損傷や不完全な接続を防止することができる。また、
接続時の操作性に優れるので、ケーブル接続を簡単な操
作で短時間のうちに行うことができる。
【0044】ところで、本実施形態においては、アクチ
ュエータ30を起立させた状態で、第1のコンタクト1
0と突起部13との間隔が、フラットケーブルCの厚さ
分より広くはならないものの、アクチュエータ30を倒
した状態と比べると若干広くなるように設定している
が、アクチュエータ30を起立させた状態で両者の間隔
がフラットケーブルCの厚さ分より広くなるようにして
もよい。これにより、第1の接点C1と第1のコンタク
ト10との間でもZ.I.F.を実現することができる。
ュエータ30を起立させた状態で、第1のコンタクト1
0と突起部13との間隔が、フラットケーブルCの厚さ
分より広くはならないものの、アクチュエータ30を倒
した状態と比べると若干広くなるように設定している
が、アクチュエータ30を起立させた状態で両者の間隔
がフラットケーブルCの厚さ分より広くなるようにして
もよい。これにより、第1の接点C1と第1のコンタク
ト10との間でもZ.I.F.を実現することができる。
【0045】次に、本発明に係るフラットケーブル用コ
ネクタの第2の実施形態を図5および図6に示して説明
する。なお、上記実施形態において既に説明した構成要
素には同一符号を付して説明は省略する。本実施形態に
おいては、各図に示すように、導入面1bから突出する
第1のコンタクト10と突起部13との間隔が、レバー
部12がアクチュエータ30による拘束を受けない状態
すなわちアクチュエータ30を倒した状態で、フラット
ケーブルCの厚さ分より広くなるように設定されてい
る。
ネクタの第2の実施形態を図5および図6に示して説明
する。なお、上記実施形態において既に説明した構成要
素には同一符号を付して説明は省略する。本実施形態に
おいては、各図に示すように、導入面1bから突出する
第1のコンタクト10と突起部13との間隔が、レバー
部12がアクチュエータ30による拘束を受けない状態
すなわちアクチュエータ30を倒した状態で、フラット
ケーブルCの厚さ分より広くなるように設定されてい
る。
【0046】アクチュエータ30には、レバー部12の
先端12aに当接する突起部33が形成されている。突
起部33は、アクチュエータ30を起立させた状態では
導入面1bまでの距離が長く、アクチュエータ30を倒
した状態では導入面1bまでの距離が短くなるように形
成されている。このため、アクチュエータ30を起立さ
せるとレバー部12は導入面1bから離間し、アクチュ
エータ30を倒すとレバー部12は導入面1bに接近す
るようになっている。
先端12aに当接する突起部33が形成されている。突
起部33は、アクチュエータ30を起立させた状態では
導入面1bまでの距離が長く、アクチュエータ30を倒
した状態では導入面1bまでの距離が短くなるように形
成されている。このため、アクチュエータ30を起立さ
せるとレバー部12は導入面1bから離間し、アクチュ
エータ30を倒すとレバー部12は導入面1bに接近す
るようになっている。
【0047】上記のように構成されたフラットケーブル
用コネクタに対する、フラットケーブルCの接続の仕方
について説明する。まず、アクチュエータ30を回動さ
せ、導入面1bに対して起立させる(図5参照)。これ
により、アクチュエータ30による拘束が解かれ、レバ
ー部12が自らの弾性力に従って導入面1bから離間
し、第1のコンタクト10と突起部13との間隔が、若
干広げられた状態となる。また、アクチュエータ30
も、自らの側面31が導入面1bから離間し、第2のコ
ンタクト20と側面31との間隔が、フラットケーブル
Cの厚さ分よりも広げられた状態となる。
用コネクタに対する、フラットケーブルCの接続の仕方
について説明する。まず、アクチュエータ30を回動さ
せ、導入面1bに対して起立させる(図5参照)。これ
により、アクチュエータ30による拘束が解かれ、レバ
ー部12が自らの弾性力に従って導入面1bから離間
し、第1のコンタクト10と突起部13との間隔が、若
干広げられた状態となる。また、アクチュエータ30
も、自らの側面31が導入面1bから離間し、第2のコ
ンタクト20と側面31との間隔が、フラットケーブル
Cの厚さ分よりも広げられた状態となる。
【0048】次に、フラットケーブルCを挿入口1aに
挿入するが、フラットケーブルCの先端が第2のコンタ
クト20とアクチュエータ30との間を通過する際に
は、第1の実施形態と全く同様、フラットケーブルCが
摩擦による抵抗を受けることはない。
挿入するが、フラットケーブルCの先端が第2のコンタ
クト20とアクチュエータ30との間を通過する際に
は、第1の実施形態と全く同様、フラットケーブルCが
摩擦による抵抗を受けることはない。
【0049】そのまま挿入を継続すると、フラットケー
ブルCの先端が第1のコンタクト10と突起部13との
間に達し、フラットケーブルCは摩擦による抵抗をほと
んど受けることなく第1のコンタクト10と突起部13
との間に差し込まれ、所定の挿入完了位置に達して停止
する。これについても第1の実施形態と同様である。
ブルCの先端が第1のコンタクト10と突起部13との
間に達し、フラットケーブルCは摩擦による抵抗をほと
んど受けることなく第1のコンタクト10と突起部13
との間に差し込まれ、所定の挿入完了位置に達して停止
する。これについても第1の実施形態と同様である。
【0050】フラットケーブルCが挿入完了位置に達し
たら、アクチュエータ30を回動させ、導入面1b側に
倒す(図6参照)。これにより、アクチュエータ30に
よる拘束が起こり、レバー部12が第1のコンタクト1
0に接近するように弾性変形する。このとき、第1のコ
ンタクト10と突起部13との間にフラットケーブルC
が差し込まれていることから、アクチュエータ30の拘
束力がレバー部12をフラットケーブルCに押し付ける
押圧力を生み、第1のコンタクト10に第1の接点C1
を押し付けることになる。
たら、アクチュエータ30を回動させ、導入面1b側に
倒す(図6参照)。これにより、アクチュエータ30に
よる拘束が起こり、レバー部12が第1のコンタクト1
0に接近するように弾性変形する。このとき、第1のコ
ンタクト10と突起部13との間にフラットケーブルC
が差し込まれていることから、アクチュエータ30の拘
束力がレバー部12をフラットケーブルCに押し付ける
押圧力を生み、第1のコンタクト10に第1の接点C1
を押し付けることになる。
【0051】さらに、レバー部12の押圧力を受けて第
1のコンタクト10にも力が及び、第1のコンタクト1
0自身が弾性変形して第1の接点C1に自らを押し付け
ることになる。これにより、第1の接点C1に対し十分
な接圧が確保される。
1のコンタクト10にも力が及び、第1のコンタクト1
0自身が弾性変形して第1の接点C1に自らを押し付け
ることになる。これにより、第1の接点C1に対し十分
な接圧が確保される。
【0052】また、アクチュエータ30を導入面1b側
に倒すことにより、アクチュエータ30がフラットケー
ブルCの他側面(接点が設けられていない側面)に当接
し、フラットケーブルCが導入面1b側に押さえ付けら
れるが、第2のコンタクト20が導入面1bから突出し
ていることから、第2のコンタクト20自身が弾性変形
して第2の接点C2に自らを押し付けることになる。こ
れについても第1の実施形態と同様である。
に倒すことにより、アクチュエータ30がフラットケー
ブルCの他側面(接点が設けられていない側面)に当接
し、フラットケーブルCが導入面1b側に押さえ付けら
れるが、第2のコンタクト20が導入面1bから突出し
ていることから、第2のコンタクト20自身が弾性変形
して第2の接点C2に自らを押し付けることになる。こ
れについても第1の実施形態と同様である。
【0053】上記のような構造のフラットケーブル用コ
ネクタを採用することによっても、第1の接点C1と第
1のコンタクト10との間でL.I.F.を実現し、第2
の接点C2と第2のコンタクト20との間でZ.I.F.
を実現することができ、第1、第2の接点C1,C2お
よび第1、第2のコンタクト10,20の損傷や不完全
な接続を防止することができる。また、接続時の操作性
に優れるので、ケーブル接続を簡単な操作で短時間のう
ちに行うことができる。
ネクタを採用することによっても、第1の接点C1と第
1のコンタクト10との間でL.I.F.を実現し、第2
の接点C2と第2のコンタクト20との間でZ.I.F.
を実現することができ、第1、第2の接点C1,C2お
よび第1、第2のコンタクト10,20の損傷や不完全
な接続を防止することができる。また、接続時の操作性
に優れるので、ケーブル接続を簡単な操作で短時間のう
ちに行うことができる。
【0054】さらに、本実施形態においても、アクチュ
エータ30を起立させた状態で第1のコンタクト10と
突起部13との間隔がフラットケーブルCの厚さ分より
広くなるようにしてもよい。これにより、第1の接点C
1と第1のコンタクト10との間でもZ.I.F.を実現
することができる。
エータ30を起立させた状態で第1のコンタクト10と
突起部13との間隔がフラットケーブルCの厚さ分より
広くなるようにしてもよい。これにより、第1の接点C
1と第1のコンタクト10との間でもZ.I.F.を実現
することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1記載のフラットケーブル用コネクタによれば、駆動
部を第2のコンタクトから離間させた状態でフラットケ
ーブルを挿入後、駆動部を第2のコンタクトに接近させ
ると、押圧部がフラットケーブルに当接し、第1の接点
が第1のコンタクトに押し付けられると同時に、駆動部
自身がフラットケーブルに当接し、第2の接点が第2コ
ンタクトに押し付けられて、各接点と各コンタクトとの
間に接触状態が得られるので、フラットケーブルを無理
なく挿入することができ、これによって第1、第2の接
点および第1、第2のコンタクトの損傷や不完全な接続
を防止することができる。
項1記載のフラットケーブル用コネクタによれば、駆動
部を第2のコンタクトから離間させた状態でフラットケ
ーブルを挿入後、駆動部を第2のコンタクトに接近させ
ると、押圧部がフラットケーブルに当接し、第1の接点
が第1のコンタクトに押し付けられると同時に、駆動部
自身がフラットケーブルに当接し、第2の接点が第2コ
ンタクトに押し付けられて、各接点と各コンタクトとの
間に接触状態が得られるので、フラットケーブルを無理
なく挿入することができ、これによって第1、第2の接
点および第1、第2のコンタクトの損傷や不完全な接続
を防止することができる。
【0056】請求項2記載のフラットケーブル用コネク
タによれば、押圧部に、フラットケーブルに対する押圧
力があらかじめ付与されることから、押圧部を解放した
とき、この押圧力がフラットケーブルの接点に対して第
1のコンタクトに十分な接圧が与えられる。これによ
り、第1の接点と第1のコンタクトとの間に十分な接触
状態を確保することができる。
タによれば、押圧部に、フラットケーブルに対する押圧
力があらかじめ付与されることから、押圧部を解放した
とき、この押圧力がフラットケーブルの接点に対して第
1のコンタクトに十分な接圧が与えられる。これによ
り、第1の接点と第1のコンタクトとの間に十分な接触
状態を確保することができる。
【0057】請求項3記載のフラットケーブル用コネク
タによれば、駆動部を第2のコンタクトから離間させた
状態で、第2のコンタクトと駆動部との間隔がフラット
ケーブルの厚さ分よりも広く、第1のコンタクトと押圧
部との間隔がフラットケーブルの厚さ分よりも狭く設定
されることから、フラットケーブルの挿入に際し、第1
の接点と第1のコンタクトとの間でL.I.F.を実現
し、第2の接点と第2のコンタクトとの間でZ.I.F.
を実現することができる。
タによれば、駆動部を第2のコンタクトから離間させた
状態で、第2のコンタクトと駆動部との間隔がフラット
ケーブルの厚さ分よりも広く、第1のコンタクトと押圧
部との間隔がフラットケーブルの厚さ分よりも狭く設定
されることから、フラットケーブルの挿入に際し、第1
の接点と第1のコンタクトとの間でL.I.F.を実現
し、第2の接点と第2のコンタクトとの間でZ.I.F.
を実現することができる。
【0058】請求項4記載のフラットケーブル用コネク
タによれば、第1のコンタクトと第2のコンタクトとが
千鳥状に配置されることから、接点を密に配置されたフ
ラットケーブルに対応して省スペースながらも多数の接
点が確保することができる。
タによれば、第1のコンタクトと第2のコンタクトとが
千鳥状に配置されることから、接点を密に配置されたフ
ラットケーブルに対応して省スペースながらも多数の接
点が確保することができる。
【0059】請求項5記載のフラットケーブル用コネク
タによれば、第1、第2のコンタクトが弾性変形可能で
あることから、押圧部によって押し付けられたフラット
ケーブルに向けて自ら弾性力を発揮して第1、第2の接
点に対して十分な接圧が与えられる。これにより、第
1、第2の接点と第1、第2のコンタクトとの間に十分
な接触状態を確保することができる。
タによれば、第1、第2のコンタクトが弾性変形可能で
あることから、押圧部によって押し付けられたフラット
ケーブルに向けて自ら弾性力を発揮して第1、第2の接
点に対して十分な接圧が与えられる。これにより、第
1、第2の接点と第1、第2のコンタクトとの間に十分
な接触状態を確保することができる。
【0060】請求項6記載のフラットケーブル用コネク
タによれば、押圧部を第1のコンタクトと一体に構成す
ることにより、押圧部に適度な弾性力を与えることがで
きる。しかも、第1のコンタクトとの一体加工が可能に
なるので、製造上のコストメリットも大きい。
タによれば、押圧部を第1のコンタクトと一体に構成す
ることにより、押圧部に適度な弾性力を与えることがで
きる。しかも、第1のコンタクトとの一体加工が可能に
なるので、製造上のコストメリットも大きい。
【0061】請求項7記載のフラットケーブル用コネク
タによれば、駆動部を操作子とし、これを起立させたり
倒したりといった簡単な操作でケーブル接続の際の操作
が行えるので、優れた操作性が得られ、ケーブル接続を
簡単な操作で行うことができる。
タによれば、駆動部を操作子とし、これを起立させたり
倒したりといった簡単な操作でケーブル接続の際の操作
が行えるので、優れた操作性が得られ、ケーブル接続を
簡単な操作で行うことができる。
【0062】請求項8記載のフラットケーブル用コネク
タによれば、押圧部を操作子である駆動部に設けること
により、操作子である駆動部を操作するだけで、駆動部
とともに押圧部を機能させてケーブル接続を行うことが
できるので、優れた操作性が得られ、ケーブル接続を簡
単な操作で短時間のうちに完了することができる。
タによれば、押圧部を操作子である駆動部に設けること
により、操作子である駆動部を操作するだけで、駆動部
とともに押圧部を機能させてケーブル接続を行うことが
できるので、優れた操作性が得られ、ケーブル接続を簡
単な操作で短時間のうちに完了することができる。
【図1】 本発明に係るフラットケーブル用コネクタの
第1の実施形態を示す斜視図である。
第1の実施形態を示す斜視図である。
【図2】 図1のフラットケーブル用コネクタを、アク
チュエータを開いた状態でフラットケーブルの幅方向か
ら見た側断面図である。
チュエータを開いた状態でフラットケーブルの幅方向か
ら見た側断面図である。
【図3】 図1のフラットケーブル用コネクタを、アク
チュエータを閉じた状態でフラットケーブルの幅方向か
ら見た側断面図である。
チュエータを閉じた状態でフラットケーブルの幅方向か
ら見た側断面図である。
【図4】 図1のフラットケーブル用コネクタを、アク
チュエータを開いた状態でフラットケーブルの幅方向か
ら見た側断面図である(ただし、図2とは断面が異な
る)。
チュエータを開いた状態でフラットケーブルの幅方向か
ら見た側断面図である(ただし、図2とは断面が異な
る)。
【図5】 本発明に係るフラットケーブル用コネクタの
第2の実施形態を示す図であって、フラットケーブル用
コネクタを、アクチュエータを開いた状態でフラットケ
ーブルの幅方向から見た側断面図である。
第2の実施形態を示す図であって、フラットケーブル用
コネクタを、アクチュエータを開いた状態でフラットケ
ーブルの幅方向から見た側断面図である。
【図6】 図4のフラットケーブル用コネクタを、アク
チュエータを閉じた状態でフラットケーブルの幅方向か
ら見た側断面図である。
チュエータを閉じた状態でフラットケーブルの幅方向か
ら見た側断面図である。
C フラットケーブル C1 第1の接点 C2 第2の接点 1a 挿入口 1b 導入面 10 第1のコンタクト 12 レバー部(押圧部) 13 突出部 20 第2のコンタクト 30 アクチュエータ(駆動部)
Claims (8)
- 【請求項1】 端部の一側面に長さ方向に別れて前後す
る第1、第2の接点を有するフラットケーブルを、前記
端部から挿入されて接続状態を得るフラットケーブル用
コネクタであって、 前記第1、第2の接点に個々に当接するべく挿入方向の
前後に別れて配設された第1、第2のコンタクトと、 前記挿入方向の前方に配設された第1のコンタクトに対
して接近/離間可能に支持され、前記第1のコンタクト
に接近することで前記フラットケーブルの他側面に当接
し、これによって前記第1のコンタクトに前記第1の接
点を押し付ける押圧部と、 前記挿入方向の後方に配設された第2のコンタクトに対
して接近/離間可能に支持され、前記第2のコンタクト
に接近することで前記フラットケーブルの他側面に当接
し、これによって前記第2のコンタクトに前記第2の接
点を押し付けるとともに前記押圧部を駆動して前記第1
のコンタクトに接近させる駆動部とを備えることを特徴
とするフラットケーブル用コネクタ。 - 【請求項2】 前記押圧部に、前記フラットケーブルに
対する押圧力があらかじめ付与され、 前記駆動部は、前記第2のコンタクトから離間すること
で前記押圧部を前記押圧力に抗して前記他側面から離間
させ、前記第2のコンタクトに接近することで前記押圧
部を解放して前記押圧力を発揮させることを特徴とする
請求項1記載のフラットケーブル用コネクタ。 - 【請求項3】 前記第2のコンタクトと駆動部との間隔
が、該駆動部を第2のコンタクトから離間させた状態で
前記フラットケーブルの厚さ分よりも広く、前記第1の
コンタクトと前記押圧部との間隔が、該押圧部を第1の
コンタクトから離間させた状態でも前記厚さ分よりも狭
いことを特徴とする請求項1または2記載のフラットケ
ーブル用コネクタ。 - 【請求項4】 前記第1のコンタクトと前記第2のコン
タクトとが、前記挿入方向の前後に別れ、かつ前記挿入
方向から見て重なり合わないように千鳥状に配置されて
いることを特徴とする請求項1、2または3記載のフラ
ットケーブル用コネクタ。 - 【請求項5】 前記第1、第2のコンタクトが弾性変形
可能であることを特徴とする請求項1、2、3または4
記載のフラットケーブル用コネクタ。 - 【請求項6】 前記押圧部が前記第1のコンタクトと一
体に構成されていることを特徴とする請求項1、2、
3、4または5記載のフラットケーブル用コネクタ。 - 【請求項7】 前記駆動部が操作子となっていることを
特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載のフ
ラットケーブル用コネクタ。 - 【請求項8】 前記押圧部が前記操作子に設けられてい
ることを特徴とする請求項7記載のフラットケーブル用
コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000321760A JP2002134194A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | フラットケーブル用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000321760A JP2002134194A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | フラットケーブル用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002134194A true JP2002134194A (ja) | 2002-05-10 |
Family
ID=18799822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000321760A Withdrawn JP2002134194A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | フラットケーブル用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002134194A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004049514A1 (ja) * | 2002-11-26 | 2004-06-10 | Fci Asia Technology Pte Ltd. | 平形柔軟ケーブル用電気コネクタ |
WO2005008846A1 (ja) * | 2003-07-18 | 2005-01-27 | Fci Asia Technology Pte Ltd. | 細線同軸コネクタ |
WO2006049162A1 (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-11 | Fci Connectors Singapore Pte Ltd. | 平形柔軟ケーブル用電気コネクタ |
WO2006126431A1 (ja) * | 2005-05-27 | 2006-11-30 | Omron Corporation | 伝送ケーブルおよび伝送ケーブル用コネクタ |
EP1835569A1 (en) * | 2006-03-17 | 2007-09-19 | Hosiden Corporation | Connector for flexible substrate |
JP2008124044A (ja) * | 2008-02-12 | 2008-05-29 | D D K Ltd | コネクタ |
US7393239B2 (en) | 2002-08-01 | 2008-07-01 | Ddk Ltd. | Electrical connector for flexible printed circuit boards |
US7435122B2 (en) | 2004-10-18 | 2008-10-14 | Ddk Ltd. | Connector |
JP2009238425A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Iriso Electronics Co Ltd | コネクタ |
JP2011018659A (ja) * | 2010-10-18 | 2011-01-27 | D D K Ltd | コネクタ |
JP2013051211A (ja) * | 2012-11-08 | 2013-03-14 | D D K Ltd | コネクタ |
JP2014007175A (ja) * | 2013-10-18 | 2014-01-16 | D D K Ltd | コネクタ |
-
2000
- 2000-10-20 JP JP2000321760A patent/JP2002134194A/ja not_active Withdrawn
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7648386B2 (en) | 2002-08-01 | 2010-01-19 | Ddk, Ltd. | Miniaturized connector for flexible printed circuit board |
US7393239B2 (en) | 2002-08-01 | 2008-07-01 | Ddk Ltd. | Electrical connector for flexible printed circuit boards |
US7491088B2 (en) | 2002-08-01 | 2009-02-17 | Ddk Ltd. | Connector |
US7494366B2 (en) | 2002-08-01 | 2009-02-24 | Ddk Ltd. | Connector |
US7086884B2 (en) | 2002-11-26 | 2006-08-08 | Fci | Electrical connector for flexible flat cable |
WO2004049514A1 (ja) * | 2002-11-26 | 2004-06-10 | Fci Asia Technology Pte Ltd. | 平形柔軟ケーブル用電気コネクタ |
CN100385745C (zh) * | 2002-11-26 | 2008-04-30 | Fci亚洲技术有限公司 | 用于挠性扁平电缆的电连接器 |
WO2005008846A1 (ja) * | 2003-07-18 | 2005-01-27 | Fci Asia Technology Pte Ltd. | 細線同軸コネクタ |
JPWO2005008846A1 (ja) * | 2003-07-18 | 2006-11-09 | エフシーアイ アジア テクノロジー ピーティーイー リミテッド | 細線同軸コネクタ |
JP4498276B2 (ja) * | 2003-07-18 | 2010-07-07 | エフシーアイ コネクターズ シンガポール ピーティーイー リミテッド | 細線同軸コネクタ |
US7435122B2 (en) | 2004-10-18 | 2008-10-14 | Ddk Ltd. | Connector |
WO2006049162A1 (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-11 | Fci Connectors Singapore Pte Ltd. | 平形柔軟ケーブル用電気コネクタ |
WO2006126431A1 (ja) * | 2005-05-27 | 2006-11-30 | Omron Corporation | 伝送ケーブルおよび伝送ケーブル用コネクタ |
US7341477B2 (en) | 2006-03-17 | 2008-03-11 | Hosiden Corporation | Connector for flexible substrate |
EP1835569A1 (en) * | 2006-03-17 | 2007-09-19 | Hosiden Corporation | Connector for flexible substrate |
KR101274550B1 (ko) | 2006-03-17 | 2013-06-13 | 호시덴 가부시기가이샤 | 플렉시블 기판용 커넥터 |
JP2008124044A (ja) * | 2008-02-12 | 2008-05-29 | D D K Ltd | コネクタ |
JP4644719B2 (ja) * | 2008-02-12 | 2011-03-02 | 第一電子工業株式会社 | コネクタ |
JP2009238425A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Iriso Electronics Co Ltd | コネクタ |
JP2011018659A (ja) * | 2010-10-18 | 2011-01-27 | D D K Ltd | コネクタ |
JP2013051211A (ja) * | 2012-11-08 | 2013-03-14 | D D K Ltd | コネクタ |
JP2014007175A (ja) * | 2013-10-18 | 2014-01-16 | D D K Ltd | コネクタ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6773287B2 (en) | Electrical connector for flat conductor | |
US6162083A (en) | Electrical connector system for flat circuitry | |
US4713020A (en) | Connector unit | |
US5902142A (en) | Connector for a flexible printed circuit board or a flexible flat cable | |
JP2002134194A (ja) | フラットケーブル用コネクタ | |
JPH0597063U (ja) | 電気コネクタ | |
JP3378983B2 (ja) | コネクタ装置 | |
JPH0718384U (ja) | コネクタ | |
US7040908B2 (en) | Card connector which can be connected to a plurality of kinds of cards different in width | |
JP2002093497A (ja) | アライメント機能付き小型基板用コネクタ | |
US6561843B1 (en) | FPC connector | |
JP2004178931A (ja) | 平形柔軟ケーブル用電気コネクタ | |
EP1349240B1 (en) | Connector in which movement of contact portion of contact is guided by insulator | |
US20050260885A1 (en) | Flexible board electrical connector | |
TWI287899B (en) | Socket for electronic component | |
JPH08510865A (ja) | 電気的接続を行うための構造 | |
JP3168413B2 (ja) | フレキシブルプリントサーキット用コネクタ及びプリント基板 | |
JP4421766B2 (ja) | ソケット用コンタクト端子の製造方法、および、基板用ソケット | |
US6942154B1 (en) | Card connector and portable telephone having the same | |
JP2978417B2 (ja) | コンタクト | |
JPH07320822A (ja) | コネクタ | |
JPH07176339A (ja) | 電気接続端子 | |
JPH08330029A (ja) | カード型電子装置接続用コネクタ | |
JP3016411U (ja) | Lcdユニットの取付構造 | |
JP3435151B2 (ja) | 電気コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080108 |