JP2002133997A - 変圧器用保護装置 - Google Patents
変圧器用保護装置Info
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- JP2002133997A JP2002133997A JP2000320443A JP2000320443A JP2002133997A JP 2002133997 A JP2002133997 A JP 2002133997A JP 2000320443 A JP2000320443 A JP 2000320443A JP 2000320443 A JP2000320443 A JP 2000320443A JP 2002133997 A JP2002133997 A JP 2002133997A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 小形化を図るとともに、保護ヒューズの劣化
を防止する。 【解決手段】 ブッシング形状の絶縁性外筒15の一端
部に気密に固着された第1外部接続体17と、その接続
体17の内面の断路導体20と、外筒15の他端部に着
脱自在に装着された第2外部接続体22と、保護ヒュー
ズ34を封入した絶縁性内筒23と、内筒23の一端部
に装着されヒューズ34の一端部に電気的に接続され、
周面が外筒15の内面に気密に当接し、かつ、断路導体
20に着脱自在に接続された第1ヒューズ接続体24
と、第1外部接続体17と第1ヒューズ接続体24と外
筒15とにより形成される断路部26の気密空間に封入
された絶縁性ガスと、内筒23の他端部に装着され、ヒ
ューズ34の他端部に電気的に接続された第2ヒューズ
接続体33と、その接続体33と第2外部接続体22と
を電気的に接続した可撓リード線38と、第2ヒューズ
接続体33に固着された絶縁性駆動棒39に連結し、第
1ヒューズ接続体24を断路導体20に接離する駆動ロ
ッド40とを備える。
を防止する。 【解決手段】 ブッシング形状の絶縁性外筒15の一端
部に気密に固着された第1外部接続体17と、その接続
体17の内面の断路導体20と、外筒15の他端部に着
脱自在に装着された第2外部接続体22と、保護ヒュー
ズ34を封入した絶縁性内筒23と、内筒23の一端部
に装着されヒューズ34の一端部に電気的に接続され、
周面が外筒15の内面に気密に当接し、かつ、断路導体
20に着脱自在に接続された第1ヒューズ接続体24
と、第1外部接続体17と第1ヒューズ接続体24と外
筒15とにより形成される断路部26の気密空間に封入
された絶縁性ガスと、内筒23の他端部に装着され、ヒ
ューズ34の他端部に電気的に接続された第2ヒューズ
接続体33と、その接続体33と第2外部接続体22と
を電気的に接続した可撓リード線38と、第2ヒューズ
接続体33に固着された絶縁性駆動棒39に連結し、第
1ヒューズ接続体24を断路導体20に接離する駆動ロ
ッド40とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば22KV〜
33KVの特別高圧或いは6KV以上の高圧を420
V、210V、110Vの低圧に変圧する変圧器に使用
する変圧器用保護装置に関し、さらに詳しくは柱上変圧
器に適し、小形化を図り、保護ヒューズの劣化を防止す
るようにした変圧器用保護装置に関する。
33KVの特別高圧或いは6KV以上の高圧を420
V、210V、110Vの低圧に変圧する変圧器に使用
する変圧器用保護装置に関し、さらに詳しくは柱上変圧
器に適し、小形化を図り、保護ヒューズの劣化を防止す
るようにした変圧器用保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例を図3を参照して説明する。1は
電柱2に装柱金具3により取り付けられた柱上変圧器、
4はカットアウトヒューズ付柱上断路器であり、変圧器
1の取付位置より上部の電柱2に取り付けられている。
5は断路器4のケース、6はケース5の上面に取り付け
られた第1ブッシングであり、内部を貫通した導体の先
端が、高圧配電線7から分岐された第1外部リード線8
に接続されている。
電柱2に装柱金具3により取り付けられた柱上変圧器、
4はカットアウトヒューズ付柱上断路器であり、変圧器
1の取付位置より上部の電柱2に取り付けられている。
5は断路器4のケース、6はケース5の上面に取り付け
られた第1ブッシングであり、内部を貫通した導体の先
端が、高圧配電線7から分岐された第1外部リード線8
に接続されている。
【0003】9はケース5の下面に取り付けられた第2
ブッシングであり、保護ヒューズが内装され、ヒューズ
の一端部が第2外部リード線10の一端に接続され、第
2外部リード線10の他端が変圧器1の1次側に接続さ
れている。
ブッシングであり、保護ヒューズが内装され、ヒューズ
の一端部が第2外部リード線10の一端に接続され、第
2外部リード線10の他端が変圧器1の1次側に接続さ
れている。
【0004】11はケース5の側面に回動自在に取り付
けられた操作器であり、操作器11の両端に操作ひも1
2が連結され、操作ひも12の操作により断路器5が回
動して入・切する。即ち、操作器11の中央部に固着さ
れた駆動杆13がケース5内に導入され、操作器11の
回動により回動し、駆動杆13に固着された断路体(図
示せず)の回動により、第1ブッシング6を貫通した導
体の基部と、第2ブッシング9内のヒューズの他端部と
を、接続または切り離し、断路器4が入・切する。
けられた操作器であり、操作器11の両端に操作ひも1
2が連結され、操作ひも12の操作により断路器5が回
動して入・切する。即ち、操作器11の中央部に固着さ
れた駆動杆13がケース5内に導入され、操作器11の
回動により回動し、駆動杆13に固着された断路体(図
示せず)の回動により、第1ブッシング6を貫通した導
体の基部と、第2ブッシング9内のヒューズの他端部と
を、接続または切り離し、断路器4が入・切する。
【0005】14はケース5の電柱2側の面に設けられ
た放圧装置であり、事故電流が流れた場合、第2ブッシ
ング9内の保護ヒューズが溶断して事故電流を遮断し、
変圧器1を保護し、かつ、ケース5内の圧力が上昇した
場合、放圧装置14の放圧口が開放し、ケース5及びケ
ース5内の各部の破壊・損傷を防止し、変圧器1の1次
電流の開閉と、事故電流の遮断とを行っている。
た放圧装置であり、事故電流が流れた場合、第2ブッシ
ング9内の保護ヒューズが溶断して事故電流を遮断し、
変圧器1を保護し、かつ、ケース5内の圧力が上昇した
場合、放圧装置14の放圧口が開放し、ケース5及びケ
ース5内の各部の破壊・損傷を防止し、変圧器1の1次
電流の開閉と、事故電流の遮断とを行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例の場合、断
路器4のケース5の上面・下面に第1ブッシング6・第
2ブッシング9が取り付けられ、ケース5内の気中にお
いて入・切の断路部が形成されているため、断路器4自
体が大形になって大きいスペースを要し、かつ、保護ヒ
ューズが第2ブッシング9に内装されてはいるが外部に
露出しているため、ヒューズの劣化が促進されるという
問題点がある。
路器4のケース5の上面・下面に第1ブッシング6・第
2ブッシング9が取り付けられ、ケース5内の気中にお
いて入・切の断路部が形成されているため、断路器4自
体が大形になって大きいスペースを要し、かつ、保護ヒ
ューズが第2ブッシング9に内装されてはいるが外部に
露出しているため、ヒューズの劣化が促進されるという
問題点がある。
【0007】本発明は、前記の点に留意し、装置の小形
化を図るとともに保護ヒューズの劣化を防止する変圧器
用保護装置を提供することを目的とする。
化を図るとともに保護ヒューズの劣化を防止する変圧器
用保護装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の変圧器用保護装置は、ブッシング形状の絶
縁性外筒の一端部に気密に固着され、外面に第1外部リ
ード線が接続される第1外部接続体と、前記第1外部接
続体の内面に装着された断路導体と、前記外筒の他端部
に着脱自在に装着され、外面に第2外部リード線が接続
される第2外部接続体と、保護ヒューズを外気と遮断し
て封入し、前記外筒の他端部から入出自在に挿入された
絶縁性内筒と、前記内筒の一端部に装着され、前記ヒュ
ーズの一端部に電気的に接続され、周面が前記外筒の内
面に気密に当接し、かつ、前記断路導体に着脱自在に接
続された第1ヒューズ接続体と、前記第1外部接続体と
前記第1ヒューズ接続体と前記外筒とにより形成される
断路部の気密空間に封入された絶縁性ガスと、前記内筒
の他端部に装着され、前記ヒューズの他端部に電気的に
接続された第2ヒューズ接続体と、前記第2ヒューズ接
続体と前記第2外部接続体とを電気的に接続した可撓リ
ード線と、前記第2ヒューズ接続体に固着され、前記第
2外部接続体を摺動自在に貫通した絶縁性駆動棒と、前
記駆動棒に連結し、前記駆動棒を移動して前記第1ヒュ
ーズ接続体を前記断路導体に接離する駆動ロッドとを備
えたものである。
に、本発明の変圧器用保護装置は、ブッシング形状の絶
縁性外筒の一端部に気密に固着され、外面に第1外部リ
ード線が接続される第1外部接続体と、前記第1外部接
続体の内面に装着された断路導体と、前記外筒の他端部
に着脱自在に装着され、外面に第2外部リード線が接続
される第2外部接続体と、保護ヒューズを外気と遮断し
て封入し、前記外筒の他端部から入出自在に挿入された
絶縁性内筒と、前記内筒の一端部に装着され、前記ヒュ
ーズの一端部に電気的に接続され、周面が前記外筒の内
面に気密に当接し、かつ、前記断路導体に着脱自在に接
続された第1ヒューズ接続体と、前記第1外部接続体と
前記第1ヒューズ接続体と前記外筒とにより形成される
断路部の気密空間に封入された絶縁性ガスと、前記内筒
の他端部に装着され、前記ヒューズの他端部に電気的に
接続された第2ヒューズ接続体と、前記第2ヒューズ接
続体と前記第2外部接続体とを電気的に接続した可撓リ
ード線と、前記第2ヒューズ接続体に固着され、前記第
2外部接続体を摺動自在に貫通した絶縁性駆動棒と、前
記駆動棒に連結し、前記駆動棒を移動して前記第1ヒュ
ーズ接続体を前記断路導体に接離する駆動ロッドとを備
えたものである。
【0009】前記のように構成された本発明の変圧器用
保護装置は、絶縁性外筒がブッシング形状であるため、
沿面距離が長く、保護ヒューズを外気と遮断して封入し
た絶縁性内筒が外筒に挿入され、外筒の一端部に気密に
固着された第1外部接続体と、内筒の一端部に装着され
周面が外筒の内面に気密に当接した第1ヒューズ接続体
と、外筒とにより、断路部の気密空間が形成され、第1
外部接続体の内面の断路導体と第1ヒューズ接続体が着
脱自在に接続され、断路部の気密空間に絶縁性ガスが封
入されているため、断路部が小形であり、かつ、断路
時、密閉空間で発弧し、外部に発弧せず安全である。
保護装置は、絶縁性外筒がブッシング形状であるため、
沿面距離が長く、保護ヒューズを外気と遮断して封入し
た絶縁性内筒が外筒に挿入され、外筒の一端部に気密に
固着された第1外部接続体と、内筒の一端部に装着され
周面が外筒の内面に気密に当接した第1ヒューズ接続体
と、外筒とにより、断路部の気密空間が形成され、第1
外部接続体の内面の断路導体と第1ヒューズ接続体が着
脱自在に接続され、断路部の気密空間に絶縁性ガスが封
入されているため、断路部が小形であり、かつ、断路
時、密閉空間で発弧し、外部に発弧せず安全である。
【0010】さらに、内筒の他端部の第2ヒューズ接続
体と、外筒の他端部に着脱自在に装着された第2外部接
続体とが、可撓リード線により電気的に接続され、第2
ヒューズ接続体に固着された絶縁性駆動棒が第2外部接
続体を摺動自在に貫通し、駆動棒に断路部の入・切用の
駆動ロッドが連結されているため、駆動ロッドによる内
筒の移動により、第1ヒューズ接続体が第1外部接続体
の断路導体に接離し、断路部を入・切することができ
る。
体と、外筒の他端部に着脱自在に装着された第2外部接
続体とが、可撓リード線により電気的に接続され、第2
ヒューズ接続体に固着された絶縁性駆動棒が第2外部接
続体を摺動自在に貫通し、駆動棒に断路部の入・切用の
駆動ロッドが連結されているため、駆動ロッドによる内
筒の移動により、第1ヒューズ接続体が第1外部接続体
の断路導体に接離し、断路部を入・切することができ
る。
【0011】その上、保護ヒューズが内筒に、即ち外気
と遮断して封入されているため、ヒューズの劣化を防止
でき、ヒューズの長寿命化を図ることができる。
と遮断して封入されているため、ヒューズの劣化を防止
でき、ヒューズの長寿命化を図ることができる。
【0012】しかも、保護ヒューズの交換に際しては、
内筒の他端部のみを外筒から引き出して交換することが
でき、気密断路部空間の絶縁性ガスの漏洩を防止するこ
とができる。
内筒の他端部のみを外筒から引き出して交換することが
でき、気密断路部空間の絶縁性ガスの漏洩を防止するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の1形態を図1及び
図2を参照して説明する。15はカットアウトヒューズ
付柱上断路器4のブッシング形状の絶縁性外筒、16は
外筒15の外面中央部に一体に突設して形成された円環
状の取付板、17は外筒15の一端部に螺合して固着さ
れた円柱形の第1外部接続体であり、周面の外筒15の
内面との接触面にOリング18が設けられ、気密構造に
なっており、同接続体17の外端膨出部19が外筒15
の端面に当接し、同接続体17の外面に、高圧配電線7
から分岐された第1外部リード線8が接続される。
図2を参照して説明する。15はカットアウトヒューズ
付柱上断路器4のブッシング形状の絶縁性外筒、16は
外筒15の外面中央部に一体に突設して形成された円環
状の取付板、17は外筒15の一端部に螺合して固着さ
れた円柱形の第1外部接続体であり、周面の外筒15の
内面との接触面にOリング18が設けられ、気密構造に
なっており、同接続体17の外端膨出部19が外筒15
の端面に当接し、同接続体17の外面に、高圧配電線7
から分岐された第1外部リード線8が接続される。
【0014】20は第1外部接続体17の内面にねじ2
1により固着されたチューリップ形の弾性体からなる断
路導体、22は外筒15の他端部に着脱自在に螺合して
装着された肉厚円板形の第2外部接続体であり、同接続
体22の外面に、電柱2に装柱金具3により取り付けら
れた柱上変圧器1の1次側に接続された第2外部リード
線10が接続される。
1により固着されたチューリップ形の弾性体からなる断
路導体、22は外筒15の他端部に着脱自在に螺合して
装着された肉厚円板形の第2外部接続体であり、同接続
体22の外面に、電柱2に装柱金具3により取り付けら
れた柱上変圧器1の1次側に接続された第2外部リード
線10が接続される。
【0015】23は円筒形の絶縁性内筒、24は内筒2
3の一端部に装着された円柱形の第1ヒューズ接続体で
あり、周面にOリング25が設けられ、外筒15の他端
部から内筒23が、第1ヒューズ接続体24側から外筒
15内に入出自在に挿入され、Oリング25が外筒15
の内面に摺接し、第1外部接続体17の内面と、第1ヒ
ューズ接続体24の外面と、外筒15の内面とに形成さ
れる断路部26の気密空間に、SF6 ガス等の絶縁性ガ
スが封入されている。
3の一端部に装着された円柱形の第1ヒューズ接続体で
あり、周面にOリング25が設けられ、外筒15の他端
部から内筒23が、第1ヒューズ接続体24側から外筒
15内に入出自在に挿入され、Oリング25が外筒15
の内面に摺接し、第1外部接続体17の内面と、第1ヒ
ューズ接続体24の外面と、外筒15の内面とに形成さ
れる断路部26の気密空間に、SF6 ガス等の絶縁性ガ
スが封入されている。
【0016】27は第1ヒューズ接続体24の外面に一
体に突設された断路突部であり、断路導体20に着脱自
在に接続される。28は第1ヒューズ接続体24の内面
に形成された円柱形の凹部、29は第1ヒューズ接続体
24の内面に突設された取付突部、30は2個の円弧状
のヒューズ受片であり、両受片30の基部が取付突部2
9にボルト31・ナット32により取り付けられてい
る。
体に突設された断路突部であり、断路導体20に着脱自
在に接続される。28は第1ヒューズ接続体24の内面
に形成された円柱形の凹部、29は第1ヒューズ接続体
24の内面に突設された取付突部、30は2個の円弧状
のヒューズ受片であり、両受片30の基部が取付突部2
9にボルト31・ナット32により取り付けられてい
る。
【0017】33は内筒23の他端部に着脱自在に装着
された第2ヒューズ接続体であり、第1ヒューズ接続体
24と同様、内面に円柱形の凹部28と取付突部29が
形成され、取付突部29に2個のヒューズ受片30の基
部がボルト31・ナット32により取り付けられてい
る。
された第2ヒューズ接続体であり、第1ヒューズ接続体
24と同様、内面に円柱形の凹部28と取付突部29が
形成され、取付突部29に2個のヒューズ受片30の基
部がボルト31・ナット32により取り付けられてい
る。
【0018】34は内筒23に内装された保護ヒュー
ズ、35はヒューズ34の両端部に固着された円筒形の
ヒューズ電極であり、第1・第2ヒューズ接続体24・
33のヒューズ受片30に抱持されている。36はヒュ
ーズ34の両端面に突設されたヒューズ突部であり、そ
れぞれ凹部28に挿入され、ヒューズ34の位置決めを
行っている。
ズ、35はヒューズ34の両端部に固着された円筒形の
ヒューズ電極であり、第1・第2ヒューズ接続体24・
33のヒューズ受片30に抱持されている。36はヒュ
ーズ34の両端面に突設されたヒューズ突部であり、そ
れぞれ凹部28に挿入され、ヒューズ34の位置決めを
行っている。
【0019】37は第2ヒューズ接続体33の外面にね
じ21により装着された極板、38は可撓リード線であ
り、両端が極板37の端子と第2外部接続体24の内面
の端子とを接続している。
じ21により装着された極板、38は可撓リード線であ
り、両端が極板37の端子と第2外部接続体24の内面
の端子とを接続している。
【0020】39は第2ヒューズ接続体33の外面に固
着された絶縁性駆動棒であり、第2外部接続体22を摺
動自在に貫通し、第2外部接続体22から導出されてい
る。40は駆動棒39の導出端に連結された駆動ロッド
であり、操作器により移動し、駆動棒39を介して内筒
23を移動し、断路突部27を断路導体20に接離し、
断路部を入・切する。
着された絶縁性駆動棒であり、第2外部接続体22を摺
動自在に貫通し、第2外部接続体22から導出されてい
る。40は駆動棒39の導出端に連結された駆動ロッド
であり、操作器により移動し、駆動棒39を介して内筒
23を移動し、断路突部27を断路導体20に接離し、
断路部を入・切する。
【0021】41は電柱2に取り付けられた支持腕であ
り、変圧器1の上方に位置し、支持腕41の先端部で外
筒15の取付板16を支持している。
り、変圧器1の上方に位置し、支持腕41の先端部で外
筒15の取付板16を支持している。
【0022】図示のように、内筒23が外筒15に完全
に収納された状態において、高圧配電線7から第1外部
リード線8・第1外部接続体17・断路導体20・断路
突部27・第1ヒューズ接続体24・ヒューズ受片30
・保護ヒューズ34・ヒューズ受片30・第2ヒューズ
接続体33・極板37・可撓リード線38・第2外部接
続体22及び第2外部リード線10を介して柱上変圧器
1の1次側に接続され、断路部26が入の状態である。
に収納された状態において、高圧配電線7から第1外部
リード線8・第1外部接続体17・断路導体20・断路
突部27・第1ヒューズ接続体24・ヒューズ受片30
・保護ヒューズ34・ヒューズ受片30・第2ヒューズ
接続体33・極板37・可撓リード線38・第2外部接
続体22及び第2外部リード線10を介して柱上変圧器
1の1次側に接続され、断路部26が入の状態である。
【0023】つぎに、断路部26の切に際し、駆動ロッ
ド40を駆動することにより、駆動棒39を介して内筒
23が移動し、内筒23の第1ヒューズ接続体24の断
路突部27が断路導体20から離脱し、切の状態にな
る。
ド40を駆動することにより、駆動棒39を介して内筒
23が移動し、内筒23の第1ヒューズ接続体24の断
路突部27が断路導体20から離脱し、切の状態にな
る。
【0024】この時、断路部26は気密空間であり、絶
縁性ガスが封入されているため、小形であり、密閉空間
での発弧となり、安全である。
縁性ガスが封入されているため、小形であり、密閉空間
での発弧となり、安全である。
【0025】つぎに、断路部26が入の状態で事故電流
が流れた場合、保護ヒューズ34が溶断して事故電流を
遮断し、変圧器1が保護される。
が流れた場合、保護ヒューズ34が溶断して事故電流を
遮断し、変圧器1が保護される。
【0026】また、保護ヒューズ34が断路部26とは
気密分離され、内筒23に外気と遮断して封入されてい
るため、ヒューズ34が外気に曝されず、ヒューズ34
の劣化が防止され、長寿命化が図られる。
気密分離され、内筒23に外気と遮断して封入されてい
るため、ヒューズ34が外気に曝されず、ヒューズ34
の劣化が防止され、長寿命化が図られる。
【0027】さらに、ヒューズ34の交換に際しては、
内筒23の他端部、即ち第2ヒューズ接続体33のみを
外筒15から引き出して交換することができ、断路部2
6の絶縁性ガスの漏洩を防止できる。
内筒23の他端部、即ち第2ヒューズ接続体33のみを
外筒15から引き出して交換することができ、断路部2
6の絶縁性ガスの漏洩を防止できる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。絶
縁性外筒15がブッシング形状であるため、沿面距離が
長く、保護ヒューズ34を外気と遮断して封入した絶縁
性内筒23が外筒15に挿入され、外筒15の一端部に
気密に固着された第1外部接続体17と、内筒23の一
端部に装着され周面が外筒15の内面に気密に当接した
第1ヒューズ接続体24と、外筒15とにより、断路部
26の気密空間が形成され、第1外部接続体17の内面
の断路導体20と第1ヒューズ接続体24が着脱自在に
接続され、断路部26の気密空間に絶縁性ガスが封入さ
れているため、断路部26が小形であり、かつ、断路
時、密閉空間で発弧し、外部に発弧せず安全である。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。絶
縁性外筒15がブッシング形状であるため、沿面距離が
長く、保護ヒューズ34を外気と遮断して封入した絶縁
性内筒23が外筒15に挿入され、外筒15の一端部に
気密に固着された第1外部接続体17と、内筒23の一
端部に装着され周面が外筒15の内面に気密に当接した
第1ヒューズ接続体24と、外筒15とにより、断路部
26の気密空間が形成され、第1外部接続体17の内面
の断路導体20と第1ヒューズ接続体24が着脱自在に
接続され、断路部26の気密空間に絶縁性ガスが封入さ
れているため、断路部26が小形であり、かつ、断路
時、密閉空間で発弧し、外部に発弧せず安全である。
【0029】さらに、内筒23の他端部の第2ヒューズ
接続体33と、外筒15の他端部に着脱自在に装着され
た第2外部接続体22とが、可撓リード線38により電
気的に接続され、第2ヒューズ接続体33に固着された
絶縁性駆動棒39が第2外部接続体22を摺動自在に貫
通し、駆動棒39に断路部26の入・切用の駆動ロッド
40が連結されているため、駆動ロッド40による内筒
23の移動により、第1ヒューズ接続体24が第1外部
接続体17の断路導体20に接離し、断路部26を入・
切することができる。
接続体33と、外筒15の他端部に着脱自在に装着され
た第2外部接続体22とが、可撓リード線38により電
気的に接続され、第2ヒューズ接続体33に固着された
絶縁性駆動棒39が第2外部接続体22を摺動自在に貫
通し、駆動棒39に断路部26の入・切用の駆動ロッド
40が連結されているため、駆動ロッド40による内筒
23の移動により、第1ヒューズ接続体24が第1外部
接続体17の断路導体20に接離し、断路部26を入・
切することができる。
【0030】その上、保護ヒューズ34が内筒23に、
外気と遮断して封入されているため、ヒューズ34の劣
化を防止でき、ヒューズ34の長寿命化を図ることがで
きる。
外気と遮断して封入されているため、ヒューズ34の劣
化を防止でき、ヒューズ34の長寿命化を図ることがで
きる。
【0031】しかも、保護ヒューズ34の交換に際して
は、内筒23の他端部のみを外筒15から引き出して交
換することができ、断路部26の気密空間の絶縁性ガス
の漏洩を防止することができる。
は、内筒23の他端部のみを外筒15から引き出して交
換することができ、断路部26の気密空間の絶縁性ガス
の漏洩を防止することができる。
【図1】Aは本発明の実施の1形態の切断正面図、Bは
Aの一部の下面図である。
Aの一部の下面図である。
【図2】Aは図1の使用状態の正面図、BはAの系統図
である。
である。
【図3】従来例の正面図である。
15 外筒 17 第1外部接続体 20 断路導体 22 第2外部接続体 23 内筒 24 第1ヒューズ接続体 26 断路部 33 第2ヒューズ接続体 34 保護ヒューズ 38 可撓リード線 39 駆動棒 40 駆動ロッド
Claims (1)
- 【請求項1】 ブッシング形状の絶縁性外筒の一端部に
気密に固着され、外面に第1外部リード線が接続される
第1外部接続体と、 前記第1外部接続体の内面に装着された断路導体と、 前記外筒の他端部に着脱自在に装着され、外面に第2外
部リード線が接続される第2外部接続体と、 保護ヒューズを外気と遮断して封入し、前記外筒の他端
部から入出自在に挿入された絶縁性内筒と、 前記内筒の一端部に装着され、前記ヒューズの一端部に
電気的に接続され、周面が前記外筒の内面に気密に当接
し、かつ、前記断路導体に着脱自在に接続された第1ヒ
ューズ接続体と、 前記第1外部接続体と前記第1ヒューズ接続体と前記外
筒とにより形成される断路部の気密空間に封入された絶
縁性ガスと、 前記内筒の他端部に装着され、前記ヒューズの他端部に
電気的に接続された第2ヒューズ接続体と、 前記第2ヒューズ接続体と前記第2外部接続体とを電気
的に接続した可撓リード線と、 前記第2ヒューズ接続体に固着され、前記第2外部接続
体を摺動自在に貫通した絶縁性駆動棒と、 前記駆動棒に連結し、前記駆動棒を移動して前記第1ヒ
ューズ接続体を前記断路導体に接離する駆動ロッドとを
備えたことを特徴とする変圧器用保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000320443A JP2002133997A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 変圧器用保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000320443A JP2002133997A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 変圧器用保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002133997A true JP2002133997A (ja) | 2002-05-10 |
Family
ID=18798727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000320443A Pending JP2002133997A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 変圧器用保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002133997A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004058301A1 (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-15 | Yamada Apiculture Center, Inc. | 嚥下反射障害改善用組成物 |
CN110085404A (zh) * | 2018-01-26 | 2019-08-02 | 上海瑞奇电气设备股份有限公司 | 地下式变压器用高压电缆连接及高压熔断器保护一体化密封底座 |
-
2000
- 2000-10-20 JP JP2000320443A patent/JP2002133997A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004058301A1 (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-15 | Yamada Apiculture Center, Inc. | 嚥下反射障害改善用組成物 |
CN110085404A (zh) * | 2018-01-26 | 2019-08-02 | 上海瑞奇电气设备股份有限公司 | 地下式变压器用高压电缆连接及高压熔断器保护一体化密封底座 |
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