JP2002133415A - 個体識別装置 - Google Patents

個体識別装置

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JP2002133415A
JP2002133415A JP2000328214A JP2000328214A JP2002133415A JP 2002133415 A JP2002133415 A JP 2002133415A JP 2000328214 A JP2000328214 A JP 2000328214A JP 2000328214 A JP2000328214 A JP 2000328214A JP 2002133415 A JP2002133415 A JP 2002133415A
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pupil
iris
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data
shape
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JP2000328214A
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English (en)
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Kazuaki Ebara
和明 江原
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 眼球撮影用カメラ1が撮影した画像から
アイリス領域検出部2は、アイリス領域を検出し、アイ
リス特徴抽出部3は、アイリス領域の特徴をデータ化し
て抽出し、上記アイリス領域検出部2がアイリス領域を
検出できなかったとき、瞳孔形状検出部7は、上記画像
から瞳孔形状を検出し、瞳孔形状特徴抽出部8は、瞳孔
形状の特徴をデータ化して抽出し、瞳孔形状照合部11
は、上記データ化した瞳孔形状の特徴から個体を識別す
る。 【効果】 被験者の眼球の瞳孔の形状が円形でないため
に、アイリス認識に失敗した場合でも、瞳孔形状の特徴
から本人認識が可能なため、本人認識率を改善できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼球のアイリス
(虹彩)と瞳孔の特徴とを用いて個体を識別する個体識
別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の複雑高度化した情報化社会では、
正確な個体識別方法の確立が要求されている。この要求
を満足するための一方法として眼球のアイリス(虹彩)
を用いた識別方法が種々の個体識別装置に採用されてい
る。この方法では、人間の眼球中のアイリス(虹彩)は
幼児期に完成された後、一生を通じて殆ど変化しないと
いう事実、及び、人それぞれによってその特徴が異なる
という事実が、基本原理として用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のアイリスを
用いた識別方法では、被験者の瞳孔形状が非円形の場
合、又は瞳孔膜遺残等があった場合に瞳孔円を検出でき
ないために、アイリス認識エラーとして処理されてい
た。ここで、瞳孔膜遺残とは、幼児期に水晶体表面を覆
っている水晶体血管膜が発育途上で完全に消失せずに、
一部が糸状、索状、又は網状になって水晶体全面に残存
した状態を言う。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉被験者の眼球を撮影して得られる画像から瞳
孔形状を検出する瞳孔形状検出部と、上記瞳孔形状の特
徴を上記被験者を識別するためのデータとして抽出する
瞳孔形状特徴抽出部とを備えることを特徴とする個体識
別装置。
【0005】〈構成2〉構成1に記載の個体識別装置に
おいて、上記画像からアイリス領域を検出するアイリス
領域検出部と、上記アイリス領域の特徴をデータ化して
抽出するアイリス特徴抽出部とを更に備え、上記アイリ
ス領域検出部がアイリス領域の検出エラーを発生したと
きに上記画像から瞳孔形状を検出する瞳孔形状検出部
と、上記瞳孔形状の特徴をデータ化して上記被験者を識
別するための瞳孔形状特徴を抽出する瞳孔形状特徴抽出
部とを備えることを特徴とする個体識別装置。
【0006】〈構成3〉被験者の眼球を撮影して得られ
る画像から瞳孔内パターンを検出する瞳孔内パターン検
出部と、上記瞳孔内パターンの特徴を上記被験者を識別
するためのデータとして抽出する瞳孔内パターン特徴抽
出部とを備えることを特徴とする個体識別装置。
【0007】〈構成4〉構成3に記載の個体識別装置に
おいて、上記画像からアイリス領域を検出するアイリス
領域検出部と、上記アイリス領域の特徴をデータ化して
抽出するアイリス特徴抽出部とを更に備え、上記アイリ
ス領域検出部がアイリス領域の検出エラーを発生したと
きに上記画像から瞳孔内パターンを検出する瞳孔内パタ
ーン検出部と、上記瞳孔内パターンの特徴をデータ化し
て上記被験者を識別するための瞳孔内パターンを抽出す
る瞳孔内パターン特徴抽出部とを備えることを特徴とす
る個体識別装置。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1の構成〉本具体例は、上記解決しようとする
課題に記載の被験者の瞳孔形状が非円形の場合の対応に
関する。図1は、具体例1の構成のブロック図である。
図1より、具体例1の個体識別装置は、眼球撮影用カメ
ラ1、アイリス領域検出部2、アイリス特徴抽出部3、
アイリス登録部4、アイリス辞書5、アイリス照合部
6、瞳孔形状検出部7、瞳孔形状特徴抽出部8、瞳孔形
状登録部9、瞳孔形状辞書10、瞳孔形状照合部11、
結果出力部12とを備える。
【0009】眼球撮影用カメラ1は、被験者の眼球を撮
影して画像を得るためのカメラである。アイリス領域検
出部2は、上記画像からコンピュータ画像処理によって
アイリス領域を検出する部分である。アイリス特徴抽出
部3は、上記検出されたアイリス領域の特徴をコンピュ
ータ画像処理によって抽出し、コード化してアイリス特
徴を抽出する部分である。
【0010】アイリス登録部4は、上記アイリス特徴抽
出部3が抽出したアイリス特徴を被験者情報と共に登録
する部分である。アイリス辞書5は、上記アイリス特徴
を被験者情報と共に格納しておく部分である。アイリス
照合部6は、上記アイリス特徴抽出部3で抽出されたア
イリス特徴を上記アイリス辞書5を用いて照合処理を行
う部分である。
【0011】瞳孔形状検出部7は、上記アイリス領域検
出部2で瞳孔円の検出エラーを発生したときに上記画像
から瞳孔の形状を検出する部分である。瞳孔形状特徴抽
出部8は、上記瞳孔の形状の特徴をコード化して瞳孔形
状特徴を抽出する部分である。瞳孔形状登録部9は、上
記瞳孔形状特徴抽出部8が抽出した上記瞳孔形状特徴を
被験者情報と共に登録する部分である。
【0012】瞳孔形状辞書10は、上記瞳孔形状特徴を
被験者情報と共に格納しておく部分である。瞳孔形状照
合部11は、上記瞳孔形状特徴抽出部8で抽出された瞳
孔形状特徴を上記瞳孔形状辞書10を用いて照合処理を
行う部分である。結果出力部12は、アイリス照合部6
と瞳孔形状照合部11の照合結果から被験者の識別結果
を出力する部分である。
【0013】〈具体例1の動作〉図2は、具体例1の動
作を示すフローチャートである。図2を主に用いて(説
明の途中で他の図を追加して説明する)、ステップS1
〜ステップS12の段階に分けて具体例1の動作(照合
動作)を説明する。 ステップS1 被験者を眼球撮影用カメラ1(図1)の前に位置させて
眼球に可視光あるいは近赤外光をあて、アイリス領域の
コントラストを上げた後CCDカメラ等によって眼球部
の画像を撮影する。図3は、アイリス特徴抽出の原理図
である。(a)は、眼球部の画像を表す図である。ここ
でアイリス領域21とは、図3(a)の画像から白目2
2の部分と瞳孔23とを除いたドーナツ状の領域を言
う。(b)は、眼球中心から回転半径r、回転角θの位
置での濃淡を表す図である。(c)は、(b)を符号化
した図である。
【0014】ステップS2 コンピュータの画像処理によってアイリス領域21(図
3)が検出される。ここではアイリス領域21(図3)
と瞳孔23(図3)、又は白目22(図3)との間での
明るさの違いから検出されるのが一般的である。
【0015】ステップS3 瞳孔23(図3)の外形円が検出される。ここでは、瞳
孔23(図3)と、アイリス領域21(図3)との境界
に接する接線と直角に交差する直線を引く。この操作を
2ヶ所以上で行い、その交点から中心を求める。以上ス
テップS2とステップS3の行程は、アイリス領域検出
部2(図1)によって処理される。 ステップS4 瞳孔23(図3)の外形円を検出できたときはステップ
S5へ進み、外形円を検出できなかったときはステップ
S9へ進む。 ステップS5 瞳孔の中心からアイリス領域21(図3)を同心円で分
割する。アイリス領域21(図3)が瞳孔の中心から同
心円状に分割される。
【0016】ステップS6 各同心円上をθ方向に掃引して濃淡を測定する。その測
定結果の一例を図3の(b)に示す。更に、その結果を
コード化して図3の(c)の照合データを得る。以上ス
テップS5とステップS6の行程は、アイリス特徴抽出
部3(図1)によって処理される。登録動作の場合に
は、この照合データは、登録データとして、アイリス登
録部4(図1)によってアイリス辞書5(図1)に登録
される。但し、ここでは照合動作について説明している
ので、アイリス辞書5(図1)には、既に、被験者本人
の登録データが登録されているものとして説明する。
【0017】ステップS7 アイリス照合部6(図1)は、照合データと、アイリス
辞書5(図1)に登録されている登録データとを照合す
る。 ステップS8 アイリス照合部6(図1)は、照合に成功した場合には
照合成功の報告を、照合に失敗した場合には照合失敗の
報告を、結果出力部12(図1)へ送出する。以上ステ
ップS5〜ステップS8はアイリス領域21(図3)に
基づく照合技術であり、従来から良く知られている。次
に本発明による瞳孔形状照合技術について説明する。
【0018】ステップS9 図4は、瞳孔形状が非円形の眼球説明図である。図4
は、瞳孔31が円形でない場合を表している。瞳孔形状
検出部7(図1)は、アイリス領域21(図4)の外円
(白目との境界)から眼球の中心を求める。
【0019】ステップS10 瞳孔形状特徴抽出部8(図1)は、瞳孔形状の特徴を抽
出する。以下に特徴抽出原理の一例について図を用いて
説明する。図5は、瞳孔形状特徴抽出の原理図である。
(a)は、ある画素から次の画素へ向かう方向をコード
化した図である。(b)は、瞳孔形状を複数個の画素に
分解した図である。
【0020】上記(b)より、A点からJ点へ向かう場
合について説明する。A点からB点へ向かうためには6
の方向(図5(a))へ進む。B点からC点へ向かうた
めには0の方向(図5(a))へ進む。C点からD点へ
向かうためには6の方向(図5(a))へ進む。以下同
様にしてD点からJ点まで進む。以上の結果を方向コー
ドで表すと、図5(b)下欄に表すように606701
020となる。瞳孔形状特徴抽出部8(図1)は、瞳孔
形状の全周に渡る方向コードを求める。上記方向コード
を2進数に変換して照合データを得る。登録動作の場合
には、この照合データは、登録データとして、瞳孔形状
登録部9(図1)によって瞳孔形状辞書10(図1)に
登録される。但し、ここでは照合動作について説明して
いるので、瞳孔形状辞書10(図1)には、既に、被験
者本人の登録データが登録されているものとして説明す
る。
【0021】ステップS11 瞳孔形状照合部11(図1)は、照合データと、瞳孔形
状辞書10(図1)に登録されている登録データとを照
合する。 ステップS12 瞳孔形状照合部11(図1)は、照合に成功した場合に
は照合成功の報告を、照合に失敗した場合には照合失敗
の報告を、結果出力部12(図1)へ送出する。
【0022】以上で具体例1の動作の説明を終了する。
上記ステップS10の瞳孔形状の特徴抽出の原理は一例
であって、この例に限定されるものではない。例えば、
ステップS9で求めた瞳孔の中心から全方向に渡って半
径方向に画像の濃淡変化を求めることによって瞳孔形状
の特徴を求めることも可能である。
【0023】〈具体例1の効果〉以上説明したように、
本具体例の個体識別装置によれば、被験者の眼球の瞳孔
の形状が円形でないために、アイリス認識に失敗した場
合でも、瞳孔形状の特徴から本人認識が可能なため、本
人認識率を改善できるという効果が得られる。
【0024】〈具体例2の構成〉本具体例は、上記解決
しようとする課題に記載の瞳孔膜遺残等があった場合の
対応に関する。図6は、瞳孔膜遺残の説明図である。瞳
孔膜遺残43は、図上斜線の部分である。瞳孔膜遺残4
3とは、幼児期に水晶体表面を覆っている水晶体血管膜
が発育途上で完全に消失せずに、一部が糸状、索状、又
は網状になって水晶体全面に残存した状態である。
【0025】図7は、具体例2の構成のブロック図であ
る。図7より、具体例2の個体識別装置は、眼球撮影用
カメラ1、アイリス領域検出部2、アイリス特徴抽出部
3、アイリス登録部4、アイリス辞書5、アイリス照合
部6、結果出力部12、瞳孔内パターン検出部37、瞳
孔内パターン特徴抽出部38、瞳孔内パターン登録部3
9、瞳孔内パターン辞書40、瞳孔内パターン照合部4
1とを備える。
【0026】瞳孔内パターン検出部37は、上記アイリ
ス領域検出部2で瞳孔円の検出エラーを発生したときに
上記画像から瞳孔内パターンを検出する部分である。瞳
孔内パターン特徴抽出部38は、上記瞳孔内パターンの
特徴をコード化して瞳孔内パターンを抽出する部分であ
る。瞳孔内パターン登録部39は、上記瞳孔内パターン
特徴抽出部38が抽出した上記瞳孔内パターン特徴を被
験者情報と共に登録する部分である。
【0027】瞳孔内パターン辞書40は、上記瞳孔内パ
ターン特徴を被験者情報と共に格納しておく部分であ
る。瞳孔内パターン照合部41は、上記瞳孔内パターン
特徴抽出部38で抽出された瞳孔内パターン特徴を上記
瞳孔内パターン辞書40を用いて照合処理を行う部分で
ある。その他の部分は、具体例1と同様なので説明を割
愛する。
【0028】〈具体例2の動作〉図8は、具体例2動作
を示すフローチャートである。図8を主に用いて(説明
の途中で他の図を追加して説明する)、ステップS1〜
ステップS12の段階に分けて具体例2の動作(照合動
作)を説明する。 ステップS1 被験者を眼球撮影用カメラ1(図7)の前に位置させて
眼球に可視光あるいは近赤外光をあて、アイリス領域の
コントラストを上げた後CCDカメラ等によって眼球部
の画像を撮影する。
【0029】ステップS2 コンピュータの画像処理によってアイリス領域21(図
3)が検出される。ここではアイリス領域21(図3)
と瞳孔23(図3)、又は白目22(図3)との間での
明るさの違いから検出されるのが一般的である。
【0030】ステップS3 瞳孔23(図3)の外形円が検出される。ここでは、瞳
孔23(図3)と、アイリス領域21(図3)との境界
に接する接線と直角に交差する直線を引く。この操作を
2ヶ所以上で行い、その交点から中心を求める。以上ス
テップS2とステップS3の行程は、アイリス領域検出
部2(図7)によって処理される。 ステップS4 瞳孔23(図3)の外形円を検出できたときはステップ
S5へ進み、外形円を検出できなかったときはステップ
S9へ進む。 ステップS5 瞳孔の中心からアイリス領域21(図3)を同心円で分
割する。アイリス領域21(図3)が瞳孔の中心から同
心円状に分割される。
【0031】ステップS6 各同心円上をθ方向に掃引して濃淡を測定する。その測
定結果の一例を図3の(b)に示す。更に、その結果を
コード化して図3の(c)の照合データを得る。以上ス
テップS5とステップS6の行程は、アイリス特徴抽出
部3(図7)によって処理される。登録動作の場合に
は、この照合データは、登録データとして、アイリス登
録部4(図7)によってアイリス辞書5(図7)に登録
される。但し、ここでは照合動作について説明している
ので、アイリス辞書5(図7)には、既に、被験者本人
の登録データが登録されているものとして説明する。
【0032】ステップS7 アイリス照合部6(図7)は、照合データと、アイリス
辞書5(図7)に登録されている登録データとを照合す
る。 ステップS8 アイリス照合部6(図7)は、照合に成功した場合には
照合成功の報告を、照合に失敗した場合には照合失敗の
報告を、結果出力部12(図7)へ送出する。以上ステ
ップS5〜ステップS8はアイリス領域21(図3)に
基づく照合技術であり、従来から良く知られている。又
具体例1と同様である。次に本発明による瞳孔内パター
ン照合技術について説明する。
【0033】ステップS9 図9は、瞳孔内パターン特徴抽出の原理図である。
(a)は、眼球部の画像を表す図である。(b)は、眼
球中心から回転半径r、回転角θの位置での濃淡を表す
図である。(c)は、(b)を符号化した図である。瞳
孔内パターン検出部37(図7)は、コンピュータ画像
処理によってアイリスの外円(白目とアイリスとの境界
円)から眼球の中心を求める。
【0034】ステップS10 瞳孔内パターン特徴抽出部38(図7)は、瞳孔は瞳孔
膜遺残43(図9)によって覆われているので上記眼球
の中心を瞳孔の中心と想定して、瞳孔の中心から瞳孔4
2(図9)を同心円で分割する。各同心円上をθ方向に
掃引して濃淡を測定する(図9の(b))。更に、その
結果をコード化して照合データ(図9の(b))を得
る。登録動作の場合には、この照合データは、登録デー
タとして、瞳孔内パターン登録部39(図7)によって
瞳孔内パターン辞書40(図7)に登録される。但し、
ここでは照合動作について説明しているので、瞳孔内パ
ターン辞書40(図7)には、既に、被験者本人の登録
データが登録されているものとして説明する。
【0035】ステップS11 瞳孔内パターン照合部41(図7)は、照合データと、
瞳孔内パターン辞書40(図7)に登録されている登録
データとを照合する。 ステップS12 瞳孔内パターン照合部41(図7)は、照合に成功した
場合には照合成功の報告を、照合に失敗した場合には照
合失敗の報告を、結果出力部12(図7)へ送出する。
【0036】以上で具体例2の動作の説明を終了する。
上記ステップS10の瞳孔内パターン特徴抽出の原理
は、一例であって、この例に限定されるものではない。
例えば、ステップS9で求めた瞳孔の中心から全方向に
渡って半径方向に画像の濃淡変化を求めることによって
瞳孔膜遺残43(図9)の特徴を求めることも可能であ
る。
【0037】〈具体例2の効果〉以上説明したように、
本具体例の個体識別装置によれば、被験者の眼球の瞳孔
が瞳孔膜遺残によって覆われているために、アイリス認
識に失敗した場合でも、瞳孔内パターンの特徴から本人
認識が可能なため、本人認識率を改善できるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1の構成のブロック図である。
【図2】具体例1の動作を示すフローチャートである。
【図3】アイリス特徴抽出の原理図である。
【図4】瞳孔形状が非円形の眼球説明図である。
【図5】瞳孔形状特徴抽出の原理図である。
【図6】瞳孔膜遺残の説明図である。
【図7】具体例2の構成のブロック図である。
【図8】具体例2の動作を示すフローチャートである。
【図9】瞳孔内パターン特徴抽出の原理図である。
【符号の説明】
1 眼球撮影用カメラ 2 アイリス領域検出部 3 アイリス特徴抽出部 4 アイリス登録部 5 アイリス辞書 6 アイリス照合部 7 瞳孔形状検出部 8 瞳孔形状特徴抽出部 9 瞳孔形状登録部 10 瞳孔形状辞書 11 瞳孔形状照合部 12 結果出力部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被験者の眼球を撮影して得られる画像か
    ら瞳孔形状を検出する瞳孔形状検出部と、 前記瞳孔形状の特徴を前記被験者を識別するためのデー
    タとして抽出する瞳孔形状特徴抽出部とを備えることを
    特徴とする個体識別装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の個体識別装置におい
    て、 前記画像からアイリス領域を検出するアイリス領域検出
    部と、前記アイリス領域の特徴をデータ化して抽出する
    アイリス特徴抽出部とを更に備え、 前記アイリス領域検出部がアイリス領域の検出エラーを
    発生したときに前記画像から瞳孔形状を検出する瞳孔形
    状検出部と、 前記瞳孔形状の特徴をデータ化して前記被験者を識別す
    るための瞳孔形状特徴を抽出する瞳孔形状特徴抽出部と
    を備えることを特徴とする個体識別装置。
  3. 【請求項3】 被験者の眼球を撮影して得られる画像か
    ら瞳孔内パターンを検出する瞳孔内パターン検出部と、 前記瞳孔内パターンの特徴を前記被験者を識別するため
    のデータとして抽出する瞳孔内パターン特徴抽出部とを
    備えることを特徴とする個体識別装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の個体識別装置におい
    て、 前記画像からアイリス領域を検出するアイリス領域検出
    部と、前記アイリス領域の特徴をデータ化して抽出する
    アイリス特徴抽出部とを更に備え、 前記アイリス領域検出部がアイリス領域の検出エラーを
    発生したときに前記画像から瞳孔内パターンを検出する
    瞳孔内パターン検出部と、 前記瞳孔内パターンの特徴をデータ化して前記被験者を
    識別するための瞳孔内パターンを抽出する瞳孔内パター
    ン特徴抽出部とを備えることを特徴とする個体識別装
    置。
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