JP2002133183A - 入札システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性および公平性が高くて、売り主１と買
い主２の双方が満足できるような入札を行うことが可能
な入札システムを提供すること。 【解決手段】 本発明の入札システムは、販売用の商品
を提供する売り主１と、商品の購入条件を提示する買い
主２と、売り主１と買い主２との間での金銭の授受を仲
介する金銭授受機関３と、入札に参加した買い主２それ
ぞれの入札条件を比較して、落札か不落札かを決定する
入札機関４とを備えている。買い主２と売り主１との間
で直接金銭のやり取りを行わずに、必ずエコバンク３を
介して行うようにしたため、落札した買い主２が代金を
支払わない等の金銭上のトラブルを回避できる。保証金
を支払った買い主２のみを対象として入札を行うため、
身元が確かな者同士で入札を行うことができ、信頼性が
高くて公平性も高い入札を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、商品を販売する売
り主と商品の購入希望者との間で、入札を行って買い主
を決定する入札システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】建材には数多くの種類と値段があり、そ
の中から適切なものを選ぶのは容易ではない。このた
め、建材の発注には、かなりの経験と勘が必要とされ、
誤った建材を注文することも少なくない。

【０００３】最近、インターネットを介して種々の情報
をやり取りできるようになったことから、建材の発注や
在庫の確認などをインターネットを介して行うシステム
も提案されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の従来のシステムは、売り主と買い主が単にインターネ
ットを介して売り買いの注文を行うだけであり、売り主
が最もよい条件で商品を売ったり、あるいは買い主が最
もよい条件で商品を購入できるような仕組みは存在して
いなかった。

【０００５】また、従来のシステムでは、金銭管理や品
質管理を特に行っていなかったため、商品代金の未払い
や不良品に対する補償などの、金銭上あるいは品質上の
トラブルが起きることが多かった。

【０００６】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、信頼性および公平性が高く
て、売り主と買い主の双方が満足できるような入札を行
うことが可能な入札システムを提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、販売用の商品を提供する売り主と、
商品の購入条件を提示する買い主と、前記売り主と前記
買い主との間での金銭の授受を仲介する金銭授受機関
と、入札に参加した前記買い主それぞれの入札条件を比
較して、落札か不落札かを決定する入札機関と、を備
え、前記金銭授受機関は、入札に参加する前記買い主か
らの保証金を預かる保証金受取手段と、保証金を入金し
た前記買い主に対して、入札への参加を許可する許可証
を発行する許可証発行手段と、落札した前記買い主から
の残金を受け取る残金受取手段と、前記売り主からの商
品を受け取った前記買い主が該商品の受け取りを承認し
た場合に、該商品の代金を該当する前記売り主に支払う
代金支払手段と、を有する。

【０００８】本発明では、買い主と売り主との間で直接
金銭を授受しないようにしたため、商品代金の未払い等
の金銭上のトラブルを回避できる。また、保証金を入金
した買い主のみ入札に参加できるようにしたため、公平
かつ信頼性の高い入札を行える。

【０００９】また、本発明は、商品の購入条件を提示す
る買い主と、前記買い主の購入条件に対して販売条件を
提示する売り主と、前記売り主と前記買い主との間での
金銭の授受を仲介する金銭授受機関と、入札に参加した
前記売り主それぞれの販売条件を比較して、落札か不落
札かを決定する入札機関と、を備え、前記金銭授受機関
は、保証金を入金した前記買い主に対して、商品の購入
条件の提示を許可する許可証を発行する許可証発行手段
と、前記入札機関により落札が決定した場合に、該当す
る前記買い主から残金を受け取る残金受取手段と、前記
売り主からの商品を受け取った前記買い主が該商品の受
け取りを承認した場合に、該商品の代金を該当する前記
売り主に支払う代金支払手段と、を備える。

【００１０】また、本発明では、買い主が自己の購入条
件を指定して、売り主の入札を募ることができるため、
買い主が望む商品をなるべく安い価格で手に入れること
ができる。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下、本発明に係る入札システム
について、図面を参照しながら具体的に説明する。

【００１２】（第１の実施形態）第１の実施形態は、入
札に参加した買い主の購入条件を互いに比較して、落札
者を決定するものである。

【００１３】図１は本発明に係る入札システムの第１の
実施形態のブロック図である。図１の入札システムは、
販売用の商品を提供する売り主１と、商品の購入条件を
提示する買い主２と、売り主１と買い主２との間での金
銭の授受を仲介する金銭授受機関（エコバンク）３と、
入札に参加した買い主２それぞれの入札条件を比較し
て、落札か不落札かを決定する入札機関（エコマーチャ
ン）４とを備えている。

【００１４】売り主１は、例えば、建築材料メーカー、
設備機器メーカー、什器・備品メーカー、エクステリア
用品メーカー、および家庭用品メーカーなどが提供する
各種商品である。また、買い主２は、例えば、一般個
人、一般法人、業者個人、業者法人、および会員などで
ある。

【００１５】売り主１が図１の入札システムに参加する
には、特定の評価機関（例えば、日本環境財団）５のメ
ーカー会員になる必要がある。メーカー会員になるに
は、上述した特定の機関の目的（例えば、日本環境財団
の場合、エコロジーハウスを推進するという目的）に賛
同し、同機関が評価・推薦する商品を一品以上販売する
ことが条件になる。

【００１６】日本環境財団は、エコロジーハウス（以
下、エコハウス）を、「環境負荷の少ない住宅」、「健
康で快適な生活がしやすい住宅」、「経済的な住居」、
および「周辺環境に良くなじんだ住宅」と位置づけ、こ
のような住宅を元にエコ製品として推薦基準を設けてい
る。

【００１７】日本環境財団の具体的な推薦基準は、例え
ば、以下の〜である。 材料、エネルギー、水などの資源の節約を図った製
品。 製造から使用をへて廃棄までを考え、環境及び健康に
影響の少ない製品。 耐久性があり、メンテナンスが容易で長年にわたって
使用可能な製品。 再生、再利用が容易にできる製品。 製造時、使用時、廃棄時において、エネルギーの消費
が少ない製品。 自然エネルギー（太陽光、風）を有効利用した製品。

【００１８】また、日本環境財団が評価する評価項目
は、例えば、製造時環境・健康負荷性、使用時環境・健
康負荷性、耐久性、資源循環性、廃棄時環境負荷性、昇
エネルギー性、省資源性、汚染改善性、自然エネルギー
利用度、および再生材の使用度である。

【００１９】上述した推薦基準を満たし、かつ上述した
各評価項目での評価の高い商品を販売する売り主１が図
１の入札システムに参加可能になる。

【００２０】図１の入札システムに参加することによ
り、売り主１が販売する商品は、上述した特定の機関が
評価して推薦するものとして扱われるようになり、例え
ば環境問題に意識の高い広範囲のユーザーに自社製品を
アピールでき、またユーザの声もいち早く聞けるように
なる。また、単なるアピールだけでなく、ユーザーの入
札需要に対し、メーカー側の事情を反映させた取引条件
の提示が可能になる。

【００２１】金銭授受機関３は、販売によるリスクが第
三者機関（例えば、日本環境財団「エコバンク３」）に
より確保されており、買い主２の承認後に短期間（例え
ば、５日間）で現金決済を受けることができる。金銭授
受機関３は、現金をやり取りする場合だけでなく、オン
ライン上で金銭情報を送受可能である。すなわち、金銭
授受機関３は、オンライン決済機能を有する。

【００２２】入札機関４は、例えば、インターネットの
特定のサイトに設けられた仮想オークション市場であ
る。この仮想オークション市場は、サーバがソフトウェ
アにより生成したものであり、売り主１から提供される
商品情報や、買い主２からの入札依頼等の情報はサーバ
の記録装置（例えば、ハードディスク装置）に格納され
る。

【００２３】図２は図１の入札システムの処理手順を示
すフローチャートである。まず、入札への参加を希望す
る買い主２は、所定の保証金をエコバンク３に納入する
（ステップＳ１）。この保証金は、入札商品の商品によ
らず一定額でもよいし、あるいは商品の種類ごとに異な
る額でもよい。

【００２４】保証金のエコバンク３への納入は、現金、
振り込み、為替、小切手、およびクレジット決済など、
特に形態は問わない。

【００２５】エコバンク３は、保証金の納入を確認する
と、保証金を支払った買い主２に入札番号を発行する
（ステップＳ２）。入札番号は、電子メール等で買い主
２に送信してもよいし、電話等で買い主２に伝達しても
よい。

【００２６】入札番号を受け取った買い主２は、入札カ
ードに購入のための諸条件を記入して入札機関４に送る
（ステップＳ３）。入札機関４は、入札に参加する各買
い主２からの入札カードを受け取ると、それぞれの入札
条件を比較し、落札か不落札かを決定し、その結果を各
買い主２に通知する（ステップＳ４）。

【００２７】入札機関４は、落札した買い主２に対し
て、商品を購入するか否かの承認を求める（ステップＳ
５）。その結果、承認が得られると、落札した買い主２
は、商品の全代金から保証金を差し引いた残金をエコバ
ンク３に支払う（ステップＳ６）。

【００２８】残金の入金が確認されると、該当する売り
主１は、落札した買い主２に対して、商品の発送を行う
（ステップＳ７）。発送された商品を受け取った買い主
２は、検品を行った後、売り主１およびエコバンク３に
対して、その商品を受け取るか否かの承認／不承認の返
答を行う（ステップＳ８）。

【００２９】エコバンク３は、買い主２から承認の返答
があった場合には、所定期間内に売り主１に商品代金を
支払う（ステップＳ９）。一方、買い主２から不承認の
返答があった場合には、売り主１との間で協議を行い、
返品や代金返還などの諸条件を定める（ステップＳ１
０）。

【００３０】一方、ステップＳ４で不落札が決定した買
い主２に対しては、売り主１との随意契約の条件を提示
する（ステップＳ１１）。この条件を買い主２が承認す
る場合には、ステップＳ５以降の処理を行い、この条件
を承認しない場合には、該当する買い主２の入札脱退処
理を行い（ステップＳ１２）、保証金を返還する（ステ
ップＳ１３）。

【００３１】このように、本実施形態では、買い主２と
売り主１との間で直接金銭のやり取りを行わずに、必ず
エコバンク３を介して行うようにしたため、落札した買
い主２が代金を支払わない等の金銭上のトラブルを回避
できる。

【００３２】また、保証金を支払った買い主２のみを対
象として入札を行うため、身元が確かな者同士で入札を
行うことができ、信頼性が高くて公平性も高い入札を行
うことができる。

【００３３】また、本実施形態において、エコバンク３
に入金された金額の一部、具体的には売り主１に支払う
べき金額の一部を環境保全等のための基金として積み立
てるようにすれば、売り主１や買い主２が特に意識しな
くても、本システムを利用するだけで、環境保全等のた
めの資金集めを行うことができる。

【００３４】（第２の実施形態）第２の実施形態は、入
札に参加した売り主１の販売条件を比較して、落札者を
決定するものである。

【００３５】図３は本発明に係る入札システムの第２の
実施形態のブロック図である。図３の入札システムは、
商品の購入条件を提示する買い主２と、買い主２の購入
条件に対して販売条件を提示する売り主１と、売り主１
と買い主２との間での金銭の授受を仲介する金銭授受機
関３と、入札に参加した売り主１それぞれの販売条件を
比較して、落札か不落札かを決定する入札機関４とを備
えている。

【００３６】買い主２、売り主１、金銭授受機関３、お
よび入札機関４は、いずれもコンピュータを所有してお
り、各コンピュータはネットワークを介して相互にデー
タの送受を行う。また、金銭授受機関３は、買い主２と
売り主１との間での金銭授受をオンライン上で行うこと
ができる。さらに、入札機関４は、コンピュータを利用
して入札処理を行う。

【００３７】また、買い主２が提示する購入条件が妥当
なものか否かを評価する評価機関５が設けられている。
この評価機関５により承認された買い主２からの購入条
件が入札にかけられる。これにより、入札にあたっての
トラブルを回避できる。

【００３８】図４は図３の入札システムの処理手順を示
すフローチャートである。まず、入札への参加を希望す
る買い主２は、所定の保証金をエコバンク３に納入する
（ステップＳ２１）。

【００３９】保証金を納入した買い主２は、購入条件を
入札機関４に提示する（ステップＳ２２）。例えば、
「ある建材を何ｍ分、いつまでに」等の条件を提示す
る。

【００４０】入札機関４は、買い主２からの購入条件を
各売り主１に通知する（ステップＳ２３）。買い主２か
らの購入条件を確認した売り主１の中で、入札への参加
を希望する売り主１は、入札カードに入札条件を記入し
て入札機関４に送付する（ステップＳ２４）。

【００４１】入札機関４は、入札に参加する各買い主２
からの入札カードを受け取ると、それぞれの入札条件を
比較し、落札か不落札かを決定し、その結果を各売り主
１に通知する（ステップＳ２５）。

【００４２】入札機関４は、買い主２に対して、落札し
た売り主１の商品を購入するか否かの承認を求める（ス
テップＳ２６）。その結果、承認が得られると、買い主
２は、落札した売り主１が提示した商品代金から保証金
を差し引いた残金をエコバンク３に支払う（ステップＳ
２７）。

【００４３】残金の入金が確認されると、該当する売り
主１は、落札した買い主２に対して、商品の発送を行う
（ステップＳ２８）。発送された商品を受け取った買い
主２は、検品を行った後、売り主１およびエコバンク３
に対して、承認／不承認の返答を行う（ステップＳ２
９）。

【００４４】エコバンク３は、買い主２から承認の返答
があった場合には、所定期間内に売り主１に商品代金を
入金する（ステップＳ３０）。一方、買い主２から不承
認の返答があった場合には、売り主１との間で協議を行
い、返品や代金返還などの諸条件を定める（ステップＳ
３１）。

【００４５】一方、ステップＳ２５で不落札が決定した
売り主１に対しては、買い主２との随意契約の条件を提
示する（ステップＳ３２）。この条件を売り主１が承認
する場合には、ステップＳ２６以降の処理を行い、この
条件を承認しない場合には、該当する売り主１の入札か
らの脱退処理を行い（ステップＳ３３）、金融授受機関
は買い主２に保証金を返還する（ステップＳ３４）。

【００４６】このように、第２の実施形態では、買い主
２が指定した購買条件を各売り主１に提示して入札に参
加する売り主１を募り、その中から落札者を決定するよ
うにしたため、買い主２は自己の購買条件に合致する売
り主１を容易に見つけることができる。また、売り主１
と買い主２との間での金銭授受は金銭授受機関３が代行
するようにしたため、金銭上のトラブルを回避できる。

【００４７】

【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、売り主と買い主との間での金銭の授受を金銭授受
機関を介して行うようにしたため、金銭上のトラブルを
回避することができる。また、保証金を支払った者のみ
入札に参加できるようにしたため、信頼性が高くて公平
な入札を行うことができる。

【００４８】さらに、金銭授受機関に入金された金銭の
一部を、環境保全等を目的とした基金の積み立てに利用
するため、入札が行われるたびに基金の積み立て額を増
やすことができる。

【００４９】また、オンライン上で入札を行えるため、
入札に参加しやすくなり、また、入札される商品の数も
増やすことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る入札システムの第１の実施形態の
ブロック図。

【図２】図１の入札システムの処理手順を示すフローチ
ャート。

【図３】本発明に係る入札システムの第２の実施形態の
ブロック図。

【図４】図３の入札システムの処理手順を示すフローチ
ャート。

【符号の説明】

１ 売り主 ２ 買い主 ３ 金銭授受機関 ４ 入札機関 ５ 評価機関

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】販売用の商品を提供する売り主と、 商品の購入条件を提示する買い主と、 前記売り主と前記買い主との間での金銭の授受を仲介す
   る金銭授受機関と、 入札に参加した前記買い主それぞれの入札条件を比較し
   て、落札か不落札かを決定する入札機関と、を備え、 前記金銭授受機関は、 入札に参加する前記買い主からの保証金を預かる保証金
   受取手段と、 保証金を入金した前記買い主に対して、入札への参加を
   許可する許可証を発行する許可証発行手段と、 落札した前記買い主からの残金を受け取る残金受取手段
   と、 前記売り主からの商品を受け取った前記買い主が該商品
   の受け取りを承認した場合に、該商品の代金を該当する
   前記売り主に支払う代金支払手段と、を有することを特
   徴とする入札システム。
2. 【請求項２】前記入札機関は、不落札の前記買い主に対
   して、前記売り主による随意契約の条件を提示する条件
   提示手段を有し、 前記金銭授受機関は、 不落札の前記買い主が前記条件提示手段が提示した条件
   を承認する場合には、該買い主からの残金を受け取り、
   該買い主が前記条件提示手段が提示した条件を承認しな
   い場合には、該買い主に保証金を返還することを特徴と
   する請求項１に記載の入札システム。
3. 【請求項３】商品の購入条件を提示する買い主と、 前記買い主の購入条件に対して販売条件を提示する売り
   主と、 前記売り主と前記買い主との間での金銭の授受を仲介す
   る金銭授受機関と、 入札に参加した前記売り主それぞれの販売条件を比較し
   て、落札か不落札かを決定する入札機関と、を備え、 前記金銭授受機関は、 保証金を入金した前記買い主に対して、商品の購入条件
   の提示を許可する許可証を発行する許可証発行手段と、 前記入札機関により落札が決定した場合に、該当する前
   記買い主から残金を受け取る残金受取手段と、 前記売り主からの商品を受け取った前記買い主が該商品
   の受け取りを承認した場合に、該商品の代金を該当する
   前記売り主に支払う代金支払手段と、を備えることを特
   徴とする入札システム。
4. 【請求項４】前記入札機関は、不落札の前記売り主に対
   して、前記買い主による随意契約の条件を提示する条件
   提示手段を有し、 前記金銭授受機関は、不落札の前記売り主が前記条件提
   示手段が提示した条件を承認する場合には、該当する前
   記買い主からの残金を受け取ることを特徴とする請求項
   ３に記載の入札システム。
5. 【請求項５】前記金銭授受機関に入金された金額のうち
   一部を、前記買い主および前記売り主に送金せずに特定
   目的のための基金として積み立てる基金積立手段を備え
   ることを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載の入
   札システム。
6. 【請求項６】前記売り主、前記買い主、前記金銭授受機
   関、および前記入札機関は、それぞれ互いにデータの送
   受を行うことが可能な共通のネットワークに接続されて
   おり、 前記金銭授受機関は、前記ネットワークを利用してオン
   ラインで金銭の授受を行うことを特徴とする請求項１〜
   ５のいずれかに記載の入札システム。
7. 【請求項７】前記売り主および前記買い主が入札への参
   加資格をもつか否かを評価する評価機関を備えることを
   特徴とする請求項１〜６のいずれかに記載の入札システ
   ム。
8. 【請求項８】前記金銭授受機関は、前記売り主からの商
   品を受け取った前記買い主が該商品の受け取りを承認し
   なかった場合に、該商品の返品および商品代金の返還を
   含む条件を設定する不承認条件設定手段を有することを
   特徴とする請求項１〜７のいずれかに記載の入札システ
   ム。