JP2002133116A - 証券情報提供システム、証券情報提供サーバ、証券情報サービスの提供方法、および記録媒体 - Google Patents
証券情報提供システム、証券情報提供サーバ、証券情報サービスの提供方法、および記録媒体Info
- Publication number
- JP2002133116A JP2002133116A JP2000330793A JP2000330793A JP2002133116A JP 2002133116 A JP2002133116 A JP 2002133116A JP 2000330793 A JP2000330793 A JP 2000330793A JP 2000330793 A JP2000330793 A JP 2000330793A JP 2002133116 A JP2002133116 A JP 2002133116A
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 証券情報の閲覧から各証券会社での注文まで
の操作を行う際の操作上の利便性を向上できる証券情報
提供システムを提供する。 【解決手段】 Ｗｅｂサーバ１２が、データベース１３
に蓄積された情報に基づいてユーザを識別するととも
に、そのユーザが口座を有する証券会社を特定する情報
とその証券会社での当該ユーザの認証情報とを取得し
て、これらに基づいてハイパーリンクを記述し、証券情
報の記述とともにユーザに配信する。ユーザがこのハイ
パーリンクをクリックすると、認証情報が証券注文シス
テム３に送信される。
の操作を行う際の操作上の利便性を向上できる証券情報
提供システムを提供する。 【解決手段】 Ｗｅｂサーバ１２が、データベース１３
に蓄積された情報に基づいてユーザを識別するととも
に、そのユーザが口座を有する証券会社を特定する情報
とその証券会社での当該ユーザの認証情報とを取得し
て、これらに基づいてハイパーリンクを記述し、証券情
報の記述とともにユーザに配信する。ユーザがこのハイ
パーリンクをクリックすると、認証情報が証券注文シス
テム３に送信される。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、株価や市況情報な
どの証券情報を提供するシステムに係り、特に操作の利
便性の向上に関する。
どの証券情報を提供するシステムに係り、特に操作の利
便性の向上に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、インターネット利用の普及に伴
い、証券の価格や気配の情報をインターネットを介して
提供するサービスが各種行われている。これらのサービ
スでは、ユーザを認証し、そのユーザの指示に従い、各
種の情報を提供する。ユーザは、この情報を参照してか
ら証券の購入や売却などを指示する。
い、証券の価格や気配の情報をインターネットを介して
提供するサービスが各種行われている。これらのサービ
スでは、ユーザを認証し、そのユーザの指示に従い、各
種の情報を提供する。ユーザは、この情報を参照してか
ら証券の購入や売却などを指示する。
【０００３】ところで、このような証券の購入・売却な
どについても、インターネットを介して注文を受け付け
るシステムを各証券会社が提供するようになってきてい
る。このような注文を受け付けるシステムでは、ユーザ
をユーザ名およびパスワードなどの認証情報によって認
証を行うため、ユーザは注文前にこれらを入力する必要
がある。
どについても、インターネットを介して注文を受け付け
るシステムを各証券会社が提供するようになってきてい
る。このような注文を受け付けるシステムでは、ユーザ
をユーザ名およびパスワードなどの認証情報によって認
証を行うため、ユーザは注文前にこれらを入力する必要
がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
の証券情報を提供するシステムでは、ユーザは証券関連
情報を取得した後、証券に関する注文をするために、改
めて自分が口座を開設している証券会社へアクセスし
て、認証情報を入力し、それから注文を行う必要がある
ため、操作の利便性が低い。特に、特定銘柄についての
証券情報を表示している間に、この銘柄に関する注文を
出すためには、改めて証券会社へのアクセスを行って証
券会社側でもユーザ認証し、さらにその特定銘柄の情報
を送信して注文を行う必要がある。
の証券情報を提供するシステムでは、ユーザは証券関連
情報を取得した後、証券に関する注文をするために、改
めて自分が口座を開設している証券会社へアクセスし
て、認証情報を入力し、それから注文を行う必要がある
ため、操作の利便性が低い。特に、特定銘柄についての
証券情報を表示している間に、この銘柄に関する注文を
出すためには、改めて証券会社へのアクセスを行って証
券会社側でもユーザ認証し、さらにその特定銘柄の情報
を送信して注文を行う必要がある。
【０００５】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、操作の利便性を向上できる証券情報提供システムを
提供することを目的とする。
で、操作の利便性を向上できる証券情報提供システムを
提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、ユーザを認証し、そのユーザか
ら電気通信網を介して受信した指示に基づいて証券関連
情報の提供を行うサーバと、ユーザ側に配置され、前記
サーバに対し電気通信網を介して指示を送信するととも
に、前記サーバから提供される証券関連情報をユーザに
提示するクライアント装置とを備えた証券取引システム
において、前記サーバが、ユーザの識別情報に対し、当
該ユーザが口座を有する証券会社における当該ユーザの
認証情報を関連づけて蓄積するデータベースと、ユーザ
を認証すると、証券関連情報に、当該ユーザが口座を有
する証券会社への参照情報並びにその証券会社における
ユーザの認証情報を含めてなるハイパーテキストを生成
する手段と、を含むことを特徴とする。これにより、証
券会社における認証情報が証券情報を提供するサーバ側
で一括管理され、アクセス時に利用されるため、認証が
不要となって操作上の利便性を向上できる。
決するための本発明は、ユーザを認証し、そのユーザか
ら電気通信網を介して受信した指示に基づいて証券関連
情報の提供を行うサーバと、ユーザ側に配置され、前記
サーバに対し電気通信網を介して指示を送信するととも
に、前記サーバから提供される証券関連情報をユーザに
提示するクライアント装置とを備えた証券取引システム
において、前記サーバが、ユーザの識別情報に対し、当
該ユーザが口座を有する証券会社における当該ユーザの
認証情報を関連づけて蓄積するデータベースと、ユーザ
を認証すると、証券関連情報に、当該ユーザが口座を有
する証券会社への参照情報並びにその証券会社における
ユーザの認証情報を含めてなるハイパーテキストを生成
する手段と、を含むことを特徴とする。これにより、証
券会社における認証情報が証券情報を提供するサーバ側
で一括管理され、アクセス時に利用されるため、認証が
不要となって操作上の利便性を向上できる。
【０００７】ここで、サーバは前記生成されたハイパー
テキストに含まれる証券関連情報での対象銘柄の情報を
証券会社側に伝達する手段をさらに含むことが好まし
い。これにより、注文対象となる銘柄の情報を改めて入
力する手間が省かれ、利便性がより向上される。
テキストに含まれる証券関連情報での対象銘柄の情報を
証券会社側に伝達する手段をさらに含むことが好まし
い。これにより、注文対象となる銘柄の情報を改めて入
力する手間が省かれ、利便性がより向上される。
【０００８】また、上記従来例の問題点を解決するため
の本発明は、証券情報提供サーバであって、ユーザの識
別情報と、当該ユーザが口座を有する少なくとも一つの
証券会社を特定する情報と、前記証券会社の各々におけ
るユーザの認証情報とを関連づけて蓄積するデータベー
スと、前記識別情報に基づいてユーザを識別する手段
と、前記識別されたユーザが口座を有する証券会社を特
定し、当該証券会社への参照情報並びにその証券会社に
おけるユーザの認証情報をハイパーテキストとして記述
する手段と、前記記述したハイパーテキストを証券関連
情報とともに前記ユーザに提供する手段と、を備えたこ
とを特徴としている。
の本発明は、証券情報提供サーバであって、ユーザの識
別情報と、当該ユーザが口座を有する少なくとも一つの
証券会社を特定する情報と、前記証券会社の各々におけ
るユーザの認証情報とを関連づけて蓄積するデータベー
スと、前記識別情報に基づいてユーザを識別する手段
と、前記識別されたユーザが口座を有する証券会社を特
定し、当該証券会社への参照情報並びにその証券会社に
おけるユーザの認証情報をハイパーテキストとして記述
する手段と、前記記述したハイパーテキストを証券関連
情報とともに前記ユーザに提供する手段と、を備えたこ
とを特徴としている。
【０００９】さらに、上記従来例の問題点を解決するた
めの本発明は、証券情報を提供するサービスを提供する
方法であって、ユーザを識別して、そのユーザが口座を
有している証券会社を特定する工程と、前記ユーザに対
し、証券関連情報とともに、前記特定された証券会社へ
の参照情報とその証券会社におけるユーザの認証情報を
記述したハイパーテキストを提供する工程と、を備えた
ことを特徴とする。
めの本発明は、証券情報を提供するサービスを提供する
方法であって、ユーザを識別して、そのユーザが口座を
有している証券会社を特定する工程と、前記ユーザに対
し、証券関連情報とともに、前記特定された証券会社へ
の参照情報とその証券会社におけるユーザの認証情報を
記述したハイパーテキストを提供する工程と、を備えた
ことを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る証券情
報提供システムを図面を参照しながら説明する。本実施
の形態に係る証券情報提供システムは、図１に示すよう
に、証券情報提供サーバ１と、ユーザ側に配置されてい
るパーソナルコンピュータ２と、複数の証券会社側にそ
れぞれ配置されている証券注文システム３とから基本的
に構成され、これらは互いに電気通信網としてのインタ
ーネットを介して接続されている。また、証券情報提供
サーバ１は、証券情報を蓄積するストレージ１１と、Ｗ
ｅｂサーバ１２と、データベース１３とから構成され、
これらはＬＡＮ（localarea network）によって接続さ
れている。
報提供システムを図面を参照しながら説明する。本実施
の形態に係る証券情報提供システムは、図１に示すよう
に、証券情報提供サーバ１と、ユーザ側に配置されてい
るパーソナルコンピュータ２と、複数の証券会社側にそ
れぞれ配置されている証券注文システム３とから基本的
に構成され、これらは互いに電気通信網としてのインタ
ーネットを介して接続されている。また、証券情報提供
サーバ１は、証券情報を蓄積するストレージ１１と、Ｗ
ｅｂサーバ１２と、データベース１３とから構成され、
これらはＬＡＮ（localarea network）によって接続さ
れている。
【００１１】証券情報提供サーバ１のストレージ１１
は、特定の銘柄に依存しない一般的なニュース情報と、
４本値（始値、高値、安値、終値）の情報など銘柄ごと
の情報とを蓄積している。Ｗｅｂサーバ１２は、インタ
ーネットに接続されており、コンピュータ読み取り可能
な記録媒体に格納されているプログラムに従って、ユー
ザを認証する処理と、パーソナルコンピュータ２から情
報の提供の要求を受信して当該要求に応じてストレージ
１１からニュース情報や銘柄ごとの情報を取得する処理
と、取得した情報を提供するためのＷｅｂページを作成
する処理とを行う。このＷｅｂサーバ１２の処理につい
ては、後に詳しく説明する。尚、このＷｅｂサーバ１２
が、本発明のユーザを識別する手段とハイパーテキスト
を記述する手段とハイパーテキストを証券関連情報とと
もにユーザに提供する手段とに相当する。
は、特定の銘柄に依存しない一般的なニュース情報と、
４本値（始値、高値、安値、終値）の情報など銘柄ごと
の情報とを蓄積している。Ｗｅｂサーバ１２は、インタ
ーネットに接続されており、コンピュータ読み取り可能
な記録媒体に格納されているプログラムに従って、ユー
ザを認証する処理と、パーソナルコンピュータ２から情
報の提供の要求を受信して当該要求に応じてストレージ
１１からニュース情報や銘柄ごとの情報を取得する処理
と、取得した情報を提供するためのＷｅｂページを作成
する処理とを行う。このＷｅｂサーバ１２の処理につい
ては、後に詳しく説明する。尚、このＷｅｂサーバ１２
が、本発明のユーザを識別する手段とハイパーテキスト
を記述する手段とハイパーテキストを証券関連情報とと
もにユーザに提供する手段とに相当する。
【００１２】データベース１３は、図２に示すように、
顧客のユーザ名並びにパスワードからなるユーザ識別情
報と、その顧客が口座を有している少なくとも一つの証
券会社を特定する情報及び各証券会社におけるユーザの
認証情報（当該証券会社でのこのユーザのユーザ名及び
パスワード）とを関連づけて格納している。
顧客のユーザ名並びにパスワードからなるユーザ識別情
報と、その顧客が口座を有している少なくとも一つの証
券会社を特定する情報及び各証券会社におけるユーザの
認証情報（当該証券会社でのこのユーザのユーザ名及び
パスワード）とを関連づけて格納している。
【００１３】パーソナルコンピュータ２は、インターネ
ットに接続された通常のパーソナルコンピュータであ
り、Ｗｅｂブラウザがインストールされ、Ｗｅｂサーバ
１２にアクセスして、Ｗｅｂページを取得して表示す
る。また、このＷｅｂページ上のハイパーリンクをクリ
ックすると、設定されたＵＲＬ及びパラメータをインタ
ーネットを介して送信する。証券注文システム３は、Ｗ
ｅｂサーバ装置を備えており、ＨＴＴＰ（HyperText Tr
ansfer Protocol）を用いて証券の注文を受信し、それ
に従って証券の発注処理を行う。
ットに接続された通常のパーソナルコンピュータであ
り、Ｗｅｂブラウザがインストールされ、Ｗｅｂサーバ
１２にアクセスして、Ｗｅｂページを取得して表示す
る。また、このＷｅｂページ上のハイパーリンクをクリ
ックすると、設定されたＵＲＬ及びパラメータをインタ
ーネットを介して送信する。証券注文システム３は、Ｗ
ｅｂサーバ装置を備えており、ＨＴＴＰ（HyperText Tr
ansfer Protocol）を用いて証券の注文を受信し、それ
に従って証券の発注処理を行う。
【００１４】ここで、Ｗｅｂサーバ１２の処理について
具体的に説明する。Ｗｅｂサーバ１２は、パーソナルコ
ンピュータ２からのアクセスを受けると、認証処理を開
始してユーザ名とパスワードとを要求するウインドウを
表示させ、ユーザ名とパスワードとを受信して、データ
ベース１３の識別情報から該当するユーザ名を検索し
て、対応するパスワードと受信したパスワードとが一致
したか否かを調べる。ここでパスワードが一致している
ときには、Ｗｅｂサーバ１２は、証券情報を提供する処
理を開始する。
具体的に説明する。Ｗｅｂサーバ１２は、パーソナルコ
ンピュータ２からのアクセスを受けると、認証処理を開
始してユーザ名とパスワードとを要求するウインドウを
表示させ、ユーザ名とパスワードとを受信して、データ
ベース１３の識別情報から該当するユーザ名を検索し
て、対応するパスワードと受信したパスワードとが一致
したか否かを調べる。ここでパスワードが一致している
ときには、Ｗｅｂサーバ１２は、証券情報を提供する処
理を開始する。
【００１５】Ｗｅｂサーバ１２は、証券情報を提供する
処理として、パーソナルコンピュータ２からユーザの指
示を受信し、この指示に従って一般的なニュース情報や
銘柄ごとの情報を記述したＷｅｂページを配信して、情
報提供を行う。本実施の形態において特徴的なことは、
これらの情報を記述したＷｅｂページ上に、このユーザ
が口座を有する証券会社にアクセスするための参照情報
がハイパーリンクとして設定され、かつこのハイパーリ
ンクにその証券会社におけるそのユーザのユーザ名及び
パスワードが設定されていることである。
処理として、パーソナルコンピュータ２からユーザの指
示を受信し、この指示に従って一般的なニュース情報や
銘柄ごとの情報を記述したＷｅｂページを配信して、情
報提供を行う。本実施の形態において特徴的なことは、
これらの情報を記述したＷｅｂページ上に、このユーザ
が口座を有する証券会社にアクセスするための参照情報
がハイパーリンクとして設定され、かつこのハイパーリ
ンクにその証券会社におけるそのユーザのユーザ名及び
パスワードが設定されていることである。
【００１６】具体的に、Ｗｅｂサーバ１２は、認証処理
においてユーザから受信したユーザ名に関連づけられた
証券会社の識別情報をデータベース１３から参照し、そ
の証券会社が提供している証券注文システム３へのＵＲ
Ｌなどの参照情報を取得する。また、その証券会社にお
けるユーザのユーザ名及びパスワードからなる認証情報
（証券会社認証情報）をデータベース１３から取得す
る。そして、そのＵＲＬとユーザ名及びパスワードをハ
イパーリンクとして記述し、Ｗｅｂページを作成する。
例えば、ユーザ「aaaa」が口座を有する、ある証券会社
のＵＲＬが「http://www.shokengaisha.co.jp/auth.htm
l」であり、そこでの認証プログラムへのパラメータの
伝達には、パラメータ「Ｕ」としてユーザ名、パラメー
タ「Ｐ」としてパスワードを利用するものとすると、ク
エリ「U=aaaa&P=password」をこのＵＲＬに付加して、
「http://www.shokengaisha.co.jp/auth.html?U=aaaa&P
=password」の文字列をハイパーリンクとして記述す
る。ここで、この証券会社における、このユーザのユー
ザ名を「aaaa」、パスワードを「password」であるとし
た。
においてユーザから受信したユーザ名に関連づけられた
証券会社の識別情報をデータベース１３から参照し、そ
の証券会社が提供している証券注文システム３へのＵＲ
Ｌなどの参照情報を取得する。また、その証券会社にお
けるユーザのユーザ名及びパスワードからなる認証情報
（証券会社認証情報）をデータベース１３から取得す
る。そして、そのＵＲＬとユーザ名及びパスワードをハ
イパーリンクとして記述し、Ｗｅｂページを作成する。
例えば、ユーザ「aaaa」が口座を有する、ある証券会社
のＵＲＬが「http://www.shokengaisha.co.jp/auth.htm
l」であり、そこでの認証プログラムへのパラメータの
伝達には、パラメータ「Ｕ」としてユーザ名、パラメー
タ「Ｐ」としてパスワードを利用するものとすると、ク
エリ「U=aaaa&P=password」をこのＵＲＬに付加して、
「http://www.shokengaisha.co.jp/auth.html?U=aaaa&P
=password」の文字列をハイパーリンクとして記述す
る。ここで、この証券会社における、このユーザのユー
ザ名を「aaaa」、パスワードを「password」であるとし
た。
【００１７】尚、このクエリのフォーマットが証券会社
ごとに異なる場合には、このフォーマットに関する情報
を事前に設定しておき、データベース１３に蓄積されて
いる証券会社認証情報をこのフォーマットに変換してク
エリを作成すればよい。
ごとに異なる場合には、このフォーマットに関する情報
を事前に設定しておき、データベース１３に蓄積されて
いる証券会社認証情報をこのフォーマットに変換してク
エリを作成すればよい。
【００１８】Ｗｅｂサーバ１２は、このようにして作成
したＷｅｂページをインターネットを介してユーザのパ
ーソナルコンピュータ２に対して配信する。このＷｅｂ
ページは具体的には、図３に示すようなものとなる。こ
こで各証券会社の証券注文システム３へのＵＲＬ（参照
情報）及びその証券会社におけるユーザの認証情報を記
述した部分にはその証券会社から提供されているバナー
画像（Ａ）を付することも好ましい。
したＷｅｂページをインターネットを介してユーザのパ
ーソナルコンピュータ２に対して配信する。このＷｅｂ
ページは具体的には、図３に示すようなものとなる。こ
こで各証券会社の証券注文システム３へのＵＲＬ（参照
情報）及びその証券会社におけるユーザの認証情報を記
述した部分にはその証券会社から提供されているバナー
画像（Ａ）を付することも好ましい。
【００１９】次に、本実施の形態に係る証券情報提供シ
ステムの動作について説明する。ユーザはパーソナルコ
ンピュータ２を操作して、ブラウザソフトウエアを利用
して、証券情報提供サーバ１のＷｅｂサーバ１２にアク
セスする。そして、このＷｅｂサーバ１２に対して、ユ
ーザ名及びパスワードを送信して認証を要求する。Ｗｅ
ｂサーバ１２は、このユーザ名をデータベース１３から
検索し、それに対応するパスワードと受信したパスワー
ドとが一致していれば、情報提供のためのＷｅｂページ
を作成する。
ステムの動作について説明する。ユーザはパーソナルコ
ンピュータ２を操作して、ブラウザソフトウエアを利用
して、証券情報提供サーバ１のＷｅｂサーバ１２にアク
セスする。そして、このＷｅｂサーバ１２に対して、ユ
ーザ名及びパスワードを送信して認証を要求する。Ｗｅ
ｂサーバ１２は、このユーザ名をデータベース１３から
検索し、それに対応するパスワードと受信したパスワー
ドとが一致していれば、情報提供のためのＷｅｂページ
を作成する。
【００２０】このとき、Ｗｅｂサーバ１２は、認証した
ユーザが口座を有する証券会社を特定する情報と、その
証券会社におけるユーザの認証情報とを取得して、所定
のフォーマットに変換してハイパーリンクとしてＷｅｂ
ページに含める。
ユーザが口座を有する証券会社を特定する情報と、その
証券会社におけるユーザの認証情報とを取得して、所定
のフォーマットに変換してハイパーリンクとしてＷｅｂ
ページに含める。
【００２１】ユーザは、このＷｅｂページの配信をイン
ターネットを介して受けて、パーソナルコンピュータ２
上でこれを閲覧し、注文を行うときには、Ｗｅｂページ
に含まれるハイパーリンクをクリックする。すると、こ
のパーソナルコンピュータ２のブラウザがこのハイパー
リンクとして設定されているＵＲＬとクエリとをインタ
ーネットを介して送信し、対応するＵＲＬで参照される
証券注文システム３に対してクエリを送信する。
ターネットを介して受けて、パーソナルコンピュータ２
上でこれを閲覧し、注文を行うときには、Ｗｅｂページ
に含まれるハイパーリンクをクリックする。すると、こ
のパーソナルコンピュータ２のブラウザがこのハイパー
リンクとして設定されているＵＲＬとクエリとをインタ
ーネットを介して送信し、対応するＵＲＬで参照される
証券注文システム３に対してクエリを送信する。
【００２２】証券注文システム３は、このクエリを解釈
してユーザを認証する。ここでクエリには当該証券会社
におけるユーザの認証情報が含まれているため、ユーザ
が認証されて、注文のためのＷｅｂページが証券注文シ
ステムからユーザに対して配信されるようになる
（Ｂ）。
してユーザを認証する。ここでクエリには当該証券会社
におけるユーザの認証情報が含まれているため、ユーザ
が認証されて、注文のためのＷｅｂページが証券注文シ
ステムからユーザに対して配信されるようになる
（Ｂ）。
【００２３】尚、ここまでの説明においては、証券注文
システム３に対しては、その証券会社におけるユーザの
認証情報のみが送信されるとして説明したが、証券注文
システム３が、クエリの解析結果に基づいて特定銘柄の
証券の注文画面を提供するようになっているときには、
Ｗｅｂサーバ１２は、ハイパーリンクがクリックされた
ときに、その時点で情報提供している銘柄を特定する情
報をクエリに含めてもよい。これにより、改めて銘柄コ
ードなどを入力することなくスムーズに注文を行うこと
ができるようになる。この銘柄を特定する情報をクエリ
に含める処理が本発明の対象銘柄の情報を証券会社側に
伝達する手段に相当する。また、この手段は、ブラウザ
側に一定のデータを記憶させる、公知のクッキー（cook
ie）技術を利用しても実現できる。この場合には、証券
注文システム３側でパーソナルコンピュータ２のブラウ
ザに設定されたクッキーを読み出して銘柄を特定する情
報を取得することになり、Ｗｅｂサーバ１２は、ハイパ
ーリンクがクリックされた時点で情報提供をしている銘
柄を特定する情報をクッキーとしてパーソナルコンピュ
ータ２側に記憶させる。
システム３に対しては、その証券会社におけるユーザの
認証情報のみが送信されるとして説明したが、証券注文
システム３が、クエリの解析結果に基づいて特定銘柄の
証券の注文画面を提供するようになっているときには、
Ｗｅｂサーバ１２は、ハイパーリンクがクリックされた
ときに、その時点で情報提供している銘柄を特定する情
報をクエリに含めてもよい。これにより、改めて銘柄コ
ードなどを入力することなくスムーズに注文を行うこと
ができるようになる。この銘柄を特定する情報をクエリ
に含める処理が本発明の対象銘柄の情報を証券会社側に
伝達する手段に相当する。また、この手段は、ブラウザ
側に一定のデータを記憶させる、公知のクッキー（cook
ie）技術を利用しても実現できる。この場合には、証券
注文システム３側でパーソナルコンピュータ２のブラウ
ザに設定されたクッキーを読み出して銘柄を特定する情
報を取得することになり、Ｗｅｂサーバ１２は、ハイパ
ーリンクがクリックされた時点で情報提供をしている銘
柄を特定する情報をクッキーとしてパーソナルコンピュ
ータ２側に記憶させる。
【００２４】さらに、Ｗｅｂサーバ１２がＷｅｂページ
に対し、ユーザが口座を有する証券会社への参照情報な
どを記述する際に、そのような証券会社が複数ある場合
には、データベース１３に設定されている順序でＷｅｂ
ページに記述してもよいし、各証券会社の口座残高が取
得できる場合には、そのような口座に関連する所定条件
に従って並べ替えて記述してもよい。
に対し、ユーザが口座を有する証券会社への参照情報な
どを記述する際に、そのような証券会社が複数ある場合
には、データベース１３に設定されている順序でＷｅｂ
ページに記述してもよいし、各証券会社の口座残高が取
得できる場合には、そのような口座に関連する所定条件
に従って並べ替えて記述してもよい。
【００２５】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザを識別し、その
ユーザが口座を有する証券会社を特定して当該証券会社
への参照情報並びにその証券会社におけるユーザの認証
情報をハイパーテキストとして記述し、記述したハイパ
ーテキストを証券関連情報とともにユーザに提供する証
券情報提供システムとしているので、ユーザは証券情報
の閲覧から各証券会社での注文までの操作を行う間に改
めて認証情報などの種々の情報の入力をする必要がなく
なり、操作上の利便性を向上できる。
ユーザが口座を有する証券会社を特定して当該証券会社
への参照情報並びにその証券会社におけるユーザの認証
情報をハイパーテキストとして記述し、記述したハイパ
ーテキストを証券関連情報とともにユーザに提供する証
券情報提供システムとしているので、ユーザは証券情報
の閲覧から各証券会社での注文までの操作を行う間に改
めて認証情報などの種々の情報の入力をする必要がなく
なり、操作上の利便性を向上できる。
【図１】 本発明の実施の形態に係る証券情報提供シス
テムの構成ブロック図である。
テムの構成ブロック図である。
【図２】 データベース１３の内容の一例を表す説明図
である。
である。
【図３】 Ｗｅｂサーバ１２が提供するＷｅｂページの
一例を表す説明図である。
一例を表す説明図である。
１ 証券情報提供サーバ、２ パーソナルコンピュー
タ、３ 証券注文システム、１１ ストレージ、１２
Ｗｅｂサーバ、１３ データベース。
タ、３ 証券注文システム、１１ ストレージ、１２
Ｗｅｂサーバ、１３ データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/60 ３１８ Ｇ０６Ｆ 17/60 ３１８Ｈ ３２６ ３２６ Ｆターム(参考） 5B049 AA05 BB47 CC02 CC05 DD01 DD05 EE01 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 5B055 CB00 CC10 CC11 EE02 EE03 EE04 EE21 EE27 FA01 FA05 FA08 FB03 JJ05 PA02 PA34 PA37
Claims (5)
- 【請求項１】 ユーザを認証し、そのユーザから電気通
信網を介して受信した指示に基づいて証券関連情報の提
供を行うサーバと、 ユーザ側に配置され、前記サーバに対し電気通信網を介
して指示を送信するとともに、前記サーバから提供され
る証券関連情報をユーザに提示するクライアント装置と
を備えた証券取引システムにおいて、 前記サーバが、ユーザの識別情報に対し、当該ユーザが
口座を有する証券会社における当該ユーザの認証情報を
関連づけて蓄積するデータベースと、 ユーザを認証すると、証券関連情報に、当該ユーザが口
座を有する証券会社への参照情報並びにその証券会社に
おけるユーザの認証情報を含めてなるハイパーテキスト
を生成する手段と、 を含むことを特徴とする証券情報提供システム。 - 【請求項２】 請求項１に記載の証券情報提供システム
において、前記サーバは、さらに、 前記生成されたハイパーテキストに含まれる証券関連情
報での対象銘柄の情報を証券会社側に伝達する手段をさ
らに含むことを特徴とする証券情報提供システム。 - 【請求項３】 ユーザの識別情報と、当該ユーザが口座
を有する少なくとも一つの証券会社を特定する情報と、
前記証券会社の各々におけるユーザの認証情報とを関連
づけて蓄積するデータベースと、 前記識別情報に基づいてユーザを識別する手段と、 前記識別されたユーザが口座を有する証券会社を特定
し、当該証券会社への参照情報並びにその証券会社にお
けるユーザの認証情報をハイパーテキストとして記述す
る手段と、 前記記述したハイパーテキストを証券関連情報とともに
前記ユーザに提供する手段と、 を備えたことを特徴とする証券情報提供サーバ。 - 【請求項４】 ユーザを識別して、そのユーザが口座を
有している証券会社を特定する工程と、 前記ユーザに対し、証券関連情報とともに、前記特定さ
れた証券会社への参照情報とその証券会社におけるユー
ザの認証情報を記述したハイパーテキストを提供する工
程と、 を備えたことを特徴とする証券情報サービスの提供方
法。 - 【請求項５】 ユーザを識別して、そのユーザが口座を
有している証券会社を特定するモジュールと、 前記ユーザに対し、証券関連情報とともに、前記特定さ
れた証券会社への参照情報とその証券会社におけるユー
ザの認証情報を記述したハイパーテキストを提供するモ
ジュールと、 を含む証券関連情報を提供するプログラムを格納したこ
とを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000330793A JP2002133116A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 証券情報提供システム、証券情報提供サーバ、証券情報サービスの提供方法、および記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000330793A JP2002133116A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 証券情報提供システム、証券情報提供サーバ、証券情報サービスの提供方法、および記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002133116A true JP2002133116A (ja) | 2002-05-10 |
Family
ID=18807250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000330793A Pending JP2002133116A (ja) | 2000-10-30 | 2000-10-30 | 証券情報提供システム、証券情報提供サーバ、証券情報サービスの提供方法、および記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002133116A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6408084B1 (ja) * | 2017-07-18 | 2018-10-17 | ヤフー株式会社 | 情報処理装置、配信システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム |
| JP2019021332A (ja) * | 2017-07-18 | 2019-02-07 | ヤフー株式会社 | 情報処理装置、配信システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム |
-
2000
- 2000-10-30 JP JP2000330793A patent/JP2002133116A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6408084B1 (ja) * | 2017-07-18 | 2018-10-17 | ヤフー株式会社 | 情報処理装置、配信システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム |
| JP2019021332A (ja) * | 2017-07-18 | 2019-02-07 | ヤフー株式会社 | 情報処理装置、配信システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム |
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