JP2002130184A - 送風装置の制御方法 - Google Patents

送風装置の制御方法

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JP2002130184A
JP2002130184A JP2000329766A JP2000329766A JP2002130184A JP 2002130184 A JP2002130184 A JP 2002130184A JP 2000329766 A JP2000329766 A JP 2000329766A JP 2000329766 A JP2000329766 A JP 2000329766A JP 2002130184 A JP2002130184 A JP 2002130184A
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combustion
turbo fan
centrifugal blower
damper
blower
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Koji Ono
耕治 大野
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Miura Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠心送風機の加速時や減速時の所要時間
を短縮することができる送風装置の制御方法を提供する
こと。 【解決手段】 遠心送風機10と風量調整手段11とを
送風経路12中に設けてなる送風装置3の制御方法であ
って、前記遠心送風機10の加速時または減速時、前記
風量調整手段11によって前記遠心送風機10の負荷を
調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、送風装置の制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ボイラの燃焼装置には、たとえば燃焼量
が高燃焼,低燃焼および停止の三位置で制御される,い
わゆる三位置制御式の燃焼装置がある。この燃焼装置に
おいては、燃焼量に応じて、送風量を調整することがで
きる送風装置が用いられる。この送風装置は、通常、前
記燃焼装置への送風経路中に、ターボファンやシロッコ
ファンのような遠心送風機と、ダンパとを設けた構成で
ある。
【0003】前記送風装置においては、前記燃焼装置の
起動時には、前記遠心送風機への起動信号が送信される
とともに、前記ダンパが高燃焼位置へ移動され、また前
記燃焼装置の停止時には、前記遠心送風機の停止信号が
送信されると同時に前記ダンパが低燃焼位置へ移動され
る。また、前記燃焼装置への送風量を高燃焼用風量また
は低燃焼用風量に調整する際には、前記遠心送風機を所
定の回転数に保った状態で、前記ダンパを高燃焼位置ま
たは低燃焼位置へ移動させ、前記送風経路の流路断面積
を調整することによって行われる。ここで、前記燃焼装
置を停止させてから再び起動させるまでの間,すなわち
前記燃焼装置の待機時には、前記ボイラからの放熱を抑
制するために、前記ダンパは低燃焼位置に維持される。
【0004】また、近年においては、インバータ装置を
用いて、前記遠心送風機を駆動する送風装置がある。こ
の送風装置においては、前記ダンパを所定の燃焼位置に
維持した状態で、前記遠心送風機の回転数の調整によっ
て前記燃焼装置への送風量を調整している。ここで、前
記インバータ装置を備えた送風装置においては、前記ダ
ンパは、点火時には、前記燃焼位置よりも前記送風経路
の流路断面積を狭めた位置(以下、「点火位置」とい
う)とすることで、前記遠心送風機の送風量を低下させ
るとともに、前記送風経路の圧損を増加させ、点火の安
全性および確実性を確保するために用いられている。ま
た、前記ダンパは、前記燃焼装置の起動時には、前記遠
心送風機の起動信号の送信と前記ダンパの燃焼位置への
移動が行われ、また前記燃焼装置の停止時には、前記遠
心送風機の停止信号の送信と前記ダンパの点火位置への
移動が行われる。
【0005】ところで、前記ボイラにおいては、ボイラ
負荷に対する追従性をさらに向上させることが要望され
ている。そのためには、前記遠心送風機の起動時や停止
時の所要時間を短縮する必要がある。しかし、起動時の
ように、前記遠心送風機を所定の回転数まで加速した
り、また停止時のように、前記遠心送風機を所定の回転
数まで減速する場合には、前記遠心送風機を駆動する電
動機に大きな負荷が加わるため、加速時および減速時の
所要時間の短縮化が難しかった。
【0006】また、前記インバータ装置を備えた前記送
風装置においては、前記遠心送風機の起動時や停止時の
みならず、前記燃焼装置への送風量を調整する際におい
ても、前記遠心送風機の加速時や減速時の所要時間の短
縮化が要望されているが、前記遠心送風機の加速時や減
速時には、前記電動機や前記インバータ装置に大きな負
荷が加わるため、加速時や減速時の所要時間の短縮化が
難しかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、遠心送風機の加速時や減速時の所要時間
を短縮することのできる送風装置の制御方法を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明
は、遠心送風機と風量調整手段とを送風経路中に設けて
なる送風装置の制御方法であって、前記遠心送風機の加
速時または減速時、前記風量調整手段によって前記遠心
送風機の負荷を調整することを特徴としている。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記遠心送風機
の負荷の調整が、前記遠心送風機の運転状態に基づいた
前記風量調整手段の制御によって行われることを特徴と
している。
【0010】さらに、請求項3に記載の発明は、前記遠
心送風機の負荷の調整に応じて、前記遠心送風機の駆動
力または制動力を調整することを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明する。この発明は、遠心送風機と風量調整手
段とを送風経路中に設けてなる送風装置において実施す
ることができ、とくに燃焼装置へ燃焼用空気を供給する
ための送風装置において好適に実施することができる。
【0012】まず、前記送風装置の構成について説明す
ると、前記送風装置は、遠心送風機および風量調整手段
を送風経路中に設けた構成である。前記遠心送風機は、
ターボファンやシロッコファンなどであって、駆動用の
電動機を備えている。また、前記風量調整手段は、前記
送風経路の流路断面積を調整することによって、前記遠
心送風機の送風量を調整する手段である。前記風量調整
手段としては、ダンパが挙げられる。このダンパとして
は、回転式ダンパや、昇降式ダンパなどがある。前記ダ
ンパは、前記遠心送風機の下流側(吐出側)に設けるこ
とができるし、また前記遠心送風機の上流側(吸込側)
に設けることができる。
【0013】つぎに、前記遠心送風機の特性について説
明すると、前記遠心送風機は、前記遠心送風機の負荷,
すなわち送風量が増加すれば、送風に必要なエネルギ
(以下、「送風エネルギ」という)が増加するため、前
記電動機の負荷が増加し、逆に送風量が減少すれば、前
記送風エネルギが減少するため、前記電動機の負荷が減
少するという特性を備えている。
【0014】さて、この発明の制御方法においては、前
記遠心送風機の加速時または減速時、前記風量調整手段
によって、前記遠心送風機の負荷を調整する。そして、
前記遠心送風機の負荷,すなわち送風量の調整によっ
て、前記送風エネルギを調整することにより、前記電動
機の負荷を調整する。つぎに、前記送風装置の制御方法
の詳細について、三位置制御式の燃焼装置における送風
装置を例に挙げて説明する。この送風装置においては、
前記燃焼装置の燃焼量を高燃焼と低燃焼で切り替える際
には、前記風量調整手段が、高燃焼位置または低燃焼位
置に制御される構成としている。
【0015】まず、前記遠心送風機の加速時,たとえば
起動時には、前記風量調整手段を低燃焼位置とし、高燃
焼位置よりも前記送風経路の流路断面積を減少させた状
態とする。すると、前記風量調整手段が高燃焼位置の場
合に比べて、前記遠心送風機による送風量が減少し、前
記送風エネルギも減少する。前記遠心送風機の起動時に
おいては、前記送風エネルギは、前記遠心送風機の加速
を妨げる抵抗として作用するが、この抵抗は、前記風量
調整手段を高燃焼位置とした場合よりも小さくなってい
るため、前記遠心送風機の起動時の所要時間を短縮する
ことができる。
【0016】つぎに、前記遠心送風機の減速時,たとえ
ば停止時には、前記風量調整手段を高燃焼位置とし、低
燃焼位置よりも前記送風経路の流路断面積を増加させた
状態とする。すると、前記風量調整手段が低燃焼位置の
場合に比べて、前記遠心送風機による送風量が増加し、
前記送風エネルギが増加する。前記遠心送風機の停止時
においては、前記送風エネルギは、前記遠心送風機を減
速させるための制動力として作用し、この制動力は、前
記風量調整手段を低燃焼位置とした場合よりも大きくな
っているため、前記遠心送風機の停止時の所要時間を短
縮することができる。
【0017】また、この発明の制御方法においては、前
記遠心送風機の負荷の調整は、前記遠心送風機の運転状
態に基づいた前記風量調整手段の制御によって行うこと
ができる。すなわち、前記遠心送風機の運転状態に基づ
いて、前記遠心送風機が起動時か停止時かを検出し、こ
の検出結果に基づいて、前記風量調整手段を制御するこ
とができる。
【0018】前記遠心送風機の運転状態の検出手段とし
ては、前記遠心送風機の送風量の検出手段,前記遠心送
風機の回転数の検出手段,前記遠心送風機,すなわち前
記電動機への電力供給状態の検出手段などを用いること
ができる。ここで、前記電力供給状態の検出手段には、
電流検出手段,電圧検出手段,周波数検出手段などがあ
る。また、以上のような各検出手段を用いるほか、前記
遠心送風機が所定の回転数となるまで加速するための所
要時間や、停止状態となるまで減速するための所要時間
に基づいて、前記風量調整手段を制御する構成とするこ
とができる。
【0019】さらに、この発明の制御方法においては、
前記送風装置が、インバータ装置,電圧調整手段,電流
調整手段などの電力調整手段を備えている場合には、前
記遠心送風機の負荷の調整に応じて、前記遠心送風機の
駆動力または制動力を調整することができる。すなわ
ち、前記風量調整手段によって、前記遠心送風機の負荷
を調整するとともに、前記電力調整手段によって、前記
電動機への供給電力を調整することにより、前記電動機
の駆動力や制動力を調整することができる。
【0020】この場合の制御方法について説明すると、
まず前記遠心送風機の起動時においては、前記のよう
に、前記遠心送風機の加速を妨げる抵抗が減少している
ため、前記電動機の負荷が減少し、また前記電力調整手
段の負荷も減少している。したがって、前記電力調整手
段の負荷が減少した分、前記電力調整手段から前記電動
機への供給電力を調整し、前記電動機の駆動力を増加さ
せることができるため、前記遠心送風機の起動時の所要
時間を短縮することができる。
【0021】また、前記遠心送風機の減速時において
は、前記電動機の負荷が増加しているが、前記のよう
に、前記電動機の負荷は、前記遠心送風機を減速させる
ための制動力として作用するため、前記電力調整手段の
負荷が減少している。したがって、前記電力調整手段の
負荷が減少した分、前記電力調整手段から前記電動機へ
の供給電力を調整し、前記電動機の制動力を増加させる
ことができるため、前記遠心送風機の停止時の所要時間
を短縮することができる。
【0022】ここで、以上の実施の形態においては、前
記遠心送風機の起動時および停止時について説明した
が、この発明の制御方法は、前記遠心送風機の起動時以
外の加速時や停止時以外の減速時においても適用するこ
とができる。たとえば、前記電力調整手段によって、前
記遠心送風機を高燃焼用風量および低燃焼用風量のそれ
ぞれに対応する回転数に調整することによって、前記遠
心送風機の送風量を調整する構成の場合には、前記遠心
送風機の回転数を増減する際の加速時および減速時にお
いて適用することができる。つぎに、この場合の実施の
形態について説明する。
【0023】まず、前記送風装置において、前記風量調
整手段は、前記遠心送風機の回転数の調整に応じて、高
燃焼位置と低燃焼位置とに制御される構成である。すな
わち、前記風量調整手段は、前記遠心送風機が高燃焼用
風量に対応する回転数(以下、「高燃焼用回転数」とい
う)のときには、高燃焼位置とされ、また前記遠心送風
機が低燃焼用風量に対応する回転数(以下、「低燃焼用
回転数」という)のときには、低燃焼位置とされる。
【0024】さて、前記遠心送風機の加速時,すなわち
低燃焼用回転数から高燃焼用回転数へ加速するときに
は、前記風量調整手段を低燃焼位置とする。すると、前
記と同様に、前記電動機の負荷が減少し、前記遠心送風
機の加速を妨げる抵抗が減少するため、前記遠心送風機
の加速時の所要時間が短縮される。また、前記遠心送風
機の減速時,すなわち高燃焼用回転数から低燃焼用回転
数へ減速するときには、前記風量調整手段を高燃焼位置
とする。すると、前記と同様に、前記電動機の負荷が増
加し、前記遠心送風機を減速させるための制動力が増加
するため、前記遠心送風機の減速時の所要時間が短縮さ
れる。
【0025】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は、この発明を実施する送風
装置の一例を概略的に示す説明図であり、また図2は、
この発明の第一実施例における制御内容のタイムチャー
トと遠心送風機の回転数の変化とを示す説明図である。
ここで、前記送風装置は、ボイラの燃焼装置における燃
焼用空気の送風装置である。また、前記燃焼装置は、燃
焼量が高燃焼,低燃焼および停止の三位置で制御される
三位置制御式の燃焼装置である。
【0026】まず、図1を参照しながら、ボイラの基本
構成について説明する。図1において、ボイラ1の上部
には、燃焼装置2が設けられている。この燃焼装置2
は、燃焼用空気を供給するための送風装置3と、液体燃
料の噴射ノズル4と、点火電極5を備えた点火装置6と
から構成されている。そして、前記噴射ノズル4には、
互いに並列をなす第一燃料弁7および第二燃料弁8を備
えた燃料供給ライン9が接続されている。
【0027】つぎに、前記送風装置3の構造について詳
細に説明する。前記送風装置3は、遠心送風機としての
ターボファン10と、風量調整手段としてのダンパ11
とを前記燃焼装置2への送風経路12の途中に設けた構
成である。
【0028】まず、前記ターボファン10は、駆動用の
電動機として誘導電動機13を備えており、この誘導電
動機13はベルト伝動機構14を介して接続されてい
る。前記誘導電動機13には、電力供給ライン15を介
して電力制御手段16が接続されている。前記電力供給
ライン15は、商用電源(図示省略)に接続されてお
り、前記電力制御手段16は、前記商用電源から前記誘
導電動機13への電力の供給をオンオフする構成であ
る。
【0029】ここで、前記ターボファン10の特性につ
いて説明すると、前記ターボファン10は、前記ターボ
ファン10の負荷,すなわち送風量が増加すれば、送風
に必要なエネルギ(以下、「送風エネルギ」という)が
増加するため、前記誘導電動機13の負荷が増加し、逆
に送風量が減少すれば、前記送風エネルギが減少するた
め、前記誘導電動機13の負荷が減少するという特性を
備えている。
【0030】つぎに、前記ダンパ11は、回転軸17を
中心に低燃焼位置(図1における実線で示す位置)と高
燃焼位置(図1における点線で示す位置)との間でダン
パ板18を回転させることによって、前記送風経路12
の流路断面積を調整する,いわゆる回転式ダンパであ
る。
【0031】つぎに、前記ボイラ1の制御構成について
説明する。まず、前記点火装置6,前記第一燃料弁7,
前記第二燃料弁8,前記ダンパ11および前記電力制御
手段16は、それぞれ回線19,19,…を介して制御
器20にそれぞれ接続されている。ここで、前記ターボ
ファン10には、回転数検出手段(図示省略)が設けら
れており、この回転数検出手段による検出値は、前記回
線19を介して前記制御器20へ出力されるように構成
されている。
【0032】そして、前記制御器20は、予め設定され
たプログラムにしたがい、前記ボイラ1の負荷の状況,
すなわち前記ボイラ1の缶内圧の検出値に基づいて、前
記点火装置6,前記第一燃料弁7,前記第二燃料弁8,
前記ダンパ11および前記電力制御手段16をそれぞれ
制御することにより、前記ボイラ1の燃焼制御を行うよ
うに構成されている。すなわち、前記缶内圧に応じて、
前記燃焼装置2を起動または待機させ、さらに前記燃焼
装置2の起動後は、前記缶内圧に応じて、高燃焼状態と
低燃焼状態とを切り替え制御するように構成されてい
る。
【0033】つぎに、前記制御器20による燃焼制御に
ついて、図2を参照しながら説明する。まず、前記燃焼
装置2を稼動させる場合、前記制御器20は、前記ター
ボファン10を起動し、前記ダンパ11を高燃焼位置と
した状態で、前記ボイラ1内のプレパージを行う(プレ
パージ段階)。つぎに、前記ダンパ11を低燃焼位置と
した状態で、前記点火装置6を作動させるとともに、前
記第一燃料弁7を開くことにより、前記噴射ノズル4か
ら燃料を噴射させ、燃焼を開始する(燃焼段階)。ここ
で、燃料への点火は、前記プレパージ段階と前記燃焼段
階との間にまたがって前記点火装置6を作動させること
によって行われる。また、点火時には、前記第二燃料弁
8は閉じているので、低燃焼状態である。
【0034】つぎに、前記燃焼装置2を低燃焼状態から
高燃焼状態とする場合には、前記第二燃料弁8を開くと
ともに、前記ダンパ11を高燃焼位置とする。また、高
燃焼状態から再び低燃焼状態とする場合には、前記第二
燃料弁8を閉じるとともに、前記ダンパ11を低燃焼位
置とする。
【0035】そして、前記燃焼装置2を停止させる場合
には、前記両燃料弁7,8を閉じることにより、前記噴
射ノズル4からの燃料の噴射を停止させ、前記燃焼段階
を終了させる。前記燃焼段階の終了後は、前記ダンパ1
1を高燃焼位置とするとともに、前記ターボファン10
の運転を継続することにより、前記ボイラ1内のポスト
パージを行い(ポストパージ段階)、所定時間経過後、
前記ターボファン10を停止させることにより、前記燃
焼装置2を待機状態とする。ここで、前記燃焼装置2の
待機時においては、前記ダンパ11は低燃焼位置とす
る。
【0036】つぎに、前記制御器20による前記送風装
置3の制御内容について、図2を参照しながら詳細に説
明する。
【0037】まず、前記ターボファン10の起動時に
は、前記制御器20は、前記電力制御手段16へ起動信
号を出力することにより、前記電力制御手段16から前
記誘導電動機13への電力の供給を開始させる。する
と、前記誘導電動機13は、前記ターボファン10を徐
々に加速させる。また、前記制御器20は、前記回転数
検出手段(図示省略)により、前記ターボファン10の
回転数を監視している。
【0038】前記ターボファン10の起動時において
は、前記ダンパ11は、前記燃焼装置2の待機時のまま
の状態,すなわち低燃焼位置である。そのため、前記ダ
ンパ11が高燃焼位置となっている状態に比べて、前記
ターボファン10の送風量が減少し、前記送風エネルギ
も減少した状態となっている。前記ターボファン10の
起動時においては、前記誘導電動機13の負荷は、前記
ターボファン10の加速を妨げる抵抗として作用する
が、この抵抗は、前記送風エネルギが減少しているた
め、小さくなっている。したがって、前記ターボファン
10の起動時、前記ダンパ11を低燃焼位置とすること
により、前記ターボファン10は、短時間で定常回転数
となる。そして、前記制御器20は、前記回転数検出手
段からの検出値に基づいて、前記ターボファン10の回
転数が定常回転数に達したと判断すると、前記ダンパ1
1を高燃焼位置とする。
【0039】つぎに、前記ターボファン10の停止時に
は、前記制御器20は、前記電力制御手段16へ停止信
号を出力することにより、前記電力制御手段16から前
記誘導電動機13への電力の供給を停止する。すると、
前記誘導電動機13は、前記ターボファン10を徐々に
減速させる。
【0040】前記ターボファン10の停止時において
は、前記ダンパ11は、前記ポストパージ段階に引き続
いて、高燃焼位置とする。そのため、前記ダンパ11が
低燃焼位置となっている場合に比べて、前記ターボファ
ン10の送風量が増加し、前記送風エネルギも増加した
状態となっている。前記ターボファン10の停止時にお
いては、前記誘導電動機13の負荷は、前記ターボファ
ン10を減速させるための制動力として作用するが、こ
の制動力は、前記送風エネルギが増加しているため、大
きくなっている。したがって、前記ターボファン10の
停止時、前記ダンパ11を高燃焼位置とすることによ
り、前記誘導電動機13の制動力が大きくなるため、前
記ターボファン10は、短時間で停止状態となるまで減
速される。
【0041】そして、前記制御器20は、前記回転数検
出手段からの検出値に基づいて、前記ターボファン10
が完全に停止したと判断すると、前記ダンパ11を低燃
焼位置とする。ここで、前記送風装置3において、前記
燃焼装置2の待機時に前記ダンパ11を低燃焼位置とす
るのは、前記ボイラ1の燃焼室と外気との間で空気の流
れを抑制することにより、前記ボイラ1からの放熱を防
止するためである。
【0042】ここで、前記送風装置3における従来の制
御方法においては、前記ターボファン10の起動時に
は、前記電力制御手段16への起動信号と同時に、前記
ダンパ11を高燃焼位置としているため、前記誘導電動
機13の負荷が大きい状態で、前記ターボファン10の
加速が行われている。そのため、前記ターボファン10
の起動時には、図2に点線Aで示すように、前記ターボ
ファン10を定常回転数まで加速する所要時間が長くな
る。また、前記ターボファン10の停止時には、前記電
力制御手段16への停止信号と同時に、前記ダンパ11
を低燃焼位置としているため、前記誘導電動機13の負
荷が小さい状態で、前記ターボファン10の減速が行わ
れている。そのため、前記ターボファン10の停止時に
は、図2に一点鎖線Bで示すように、前記ターボファン
10を停止状態まで減速する所要時間が長くなる。
【0043】一方、前記従来の制御方法に対して、この
第一実施例における制御方法においては、前記のよう
に、前記誘導電動機13の負荷が小さい状態で、前記タ
ーボファン10の加速が行われ、また前記誘導電動機1
3の負荷が大きい状態で、前記ターボファン10の減速
が行われるため、図2に実線で示すように、前記ターボ
ファン10を定常回転数まで加速する所要時間および停
止状態まで減速する所要時間を短縮することができる。
【0044】以上のように、この第一実施例において
は、前記ターボファン10の起動時および停止時におい
て、前記ダンパ11によって、前記ターボファン10の
負荷,すなわち送風量を調整することにより、前記誘導
電動機13の負荷を調整するようにしたので、前記ター
ボファン10の起動時および停止時における所要時間を
短縮することができる。
【0045】つぎに、前記送風装置3の制御内容の第二
実施例について、図3に基づいて説明する。この第二実
施例は、前記電力制御手段16が電力調整手段としての
インバータ装置であって、前記燃焼装置2における燃焼
量の調整に際しては、前記電力制御手段16によって前
記ターボファン10の回転数を調整することにより、前
記燃焼装置2への送風量を調整する構成の場合である。
【0046】この第二実施例の燃焼装置2においては、
図3に示すように、前記ターボファン10の回転数とし
て、低燃焼用風量に対応する低燃焼用回転数と、高燃焼
用風量に対応する高燃焼用回転数と、プレパージおよび
ポストパージを短時間で行うために、高燃焼用回転数よ
りも高いパージ用回転数とが設定されている。また、こ
の第二実施例の前記ダンパ11には、高燃焼位置,低燃
焼位置および点火位置の三位置が設定されている。この
第二実施例における前記ダンパ11の高燃焼位置は、図
1における高燃焼位置であり、前記ダンパ11の低燃焼
位置は、図1における高燃焼位置と低燃焼位置との間の
所定位置であり、また前記ダンパ11の点火位置は、図
1における低燃焼位置である。
【0047】つぎに、この第二実施例における燃焼制御
について説明すると、まず前記燃焼装置2を稼動させる
場合、前記ターボファン10を起動し、前記ダンパ11
を高燃焼位置とするとともに、前記ターボファン10の
回転数をパージ用回転数とした状態でプレパージを行う
(プレパージ段階)。つぎに、前記ダンパ11を点火位
置へ移動させた状態で、前記点火装置6を作動させると
ともに、前記第一燃料弁7を開くことにより、燃料への
点火を行って低燃焼状態での燃焼を開始する(燃焼段
階)。
【0048】この点火後の最初の低燃焼状態において
は、前記ターボファン10の回転数をパージ用回転数と
し、また前記ダンパ11を点火位置とした状態を維持す
る。そして所定時間経過後、前記ターボファン10の回
転数を低燃焼用回転数へ低下させるとともに、前記ダン
パ11を低燃焼位置へ移動させ、低燃焼状態を維持す
る。この低燃焼状態から高燃焼状態とする場合には、前
記ダンパ11を高燃焼位置へ移動させるとともに、前記
ターボファン10を高燃焼用回転数とし、前記第二燃料
弁8を開く。また、高燃焼状態から再び低燃焼状態とす
る場合には、前記ダンパ11を低燃焼位置へ移動させる
とともに、前記ターボファン10を低燃焼用回転数と
し、前記第二燃料弁8を閉じる。
【0049】そして、前記燃焼装置2を停止させる場
合、前記両燃料弁7,8を閉じることにより、前記噴射
ノズル4からの燃料の噴射を停止させ、前記燃焼段階を
終了させる。前記燃焼段階の終了後は、前記ダンパ11
を高燃焼位置へ移動させるとともに、前記ターボファン
10をパージ用回転数とし、前記ターボファン10の運
転を継続することにより、ポストパージを行い(ポスト
パージ段階)、所定時間経過後、前記ターボファン10
を停止させることにより、前記燃焼装置2を待機状態と
する。ここで、前記燃焼装置2の待機時には、前記ダン
パ11は、前記と同様に、前記ボイラ1からの放熱を抑
制するために点火位置に維持される。
【0050】つぎに、前記制御器20による前記送風装
置3の制御内容について、図3を参照しながら詳細に説
明する。ここで、以下の説明においては、前記電力制御
手段16が、前記ターボファン10を加速する際の回転
数の増加率および前記ターボファン10を減速する際の
回転数の減少率をそれぞれ所定の値に保つように、前記
誘導電動機13への供給電力を調整する機能を備えてい
る場合である。
【0051】まず、前記ターボファン10を起動する際
には、前記制御器20は、前記と同様に、前記電力制御
手段16へ起動信号を出力することにより、前記電力制
御手段16から前記誘導電動機13への電力の供給を開
始させる。また、前記制御器20は、前記回転数検出手
段(図示省略)により、前記ターボファン10の回転数
を監視している。
【0052】前記ターボファン10の起動時において
は、前記ダンパ11は、待機時のままの状態,すなわち
点火位置である。そのため、前記ダンパ11が高燃焼位
置や低燃焼位置となっている状態に比べて、前記ターボ
ファン10の送風量が減少し、前記送風エネルギも減少
した状態となっている。したがって、前記ターボファン
10の起動時には、前記と同様に、前記誘導電動機13
の負荷が減少し、前記ターボファン10の加速を妨げる
抵抗が減少した状態となっている。そして、前記ターボ
ファン10の加速を妨げる抵抗が減少すると、前記誘導
電動機13へ駆動力として電力を供給する前記電力制御
手段16においては、負荷が減少した状態となる。
【0053】そこで、前記電力制御手段16の負荷が減
少した分、前記誘導電動機13の駆動力を増加させるよ
うに、前記電力制御手段16からの供給電力を調整す
る。すなわち、前記ターボファン10を加速する際の回
転数の増加率を高くした状態で、前記電力制御手段16
から前記誘導電動機13への供給電力の調整を行う。す
ると、前記ターボファン10は、図3に実線Cで示すよ
うに、停止状態からパージ用回転数まで急速に加速され
るため、図3に点線Dで示すように、前記増加率を調整
しない場合に比べて、前記ターボファン10の起動時の
所要時間が短縮される。
【0054】そして、前記制御器20は、前記回転数検
出手段からの検出値に基づいて、前記ターボファン10
の回転数がパージ用回転数に達したと判断すると、前記
ダンパ11を高燃焼位置とする。
【0055】つぎに、前記ターボファン10を停止させ
る際には、前記制御器20は、前記電力制御手段16へ
停止信号を出力することにより、前記電力制御手段16
から前記誘導電動機13への電力の供給を停止させる。
【0056】前記ターボファン10の停止時において
は、前記ダンパ11は、前記ポストパージ段階に引き続
いて、高燃焼位置とする。そのため、前記ダンパ11が
点火位置や低燃焼位置となっている状態に比べて、前記
ターボファン10の送風量が増加し、前記送風エネルギ
も増加した状態となっている。したがって、前記ターボ
ファン10の停止時には、前記と同様に、前記誘導電動
機13の負荷が増加し、前記ターボファン10を減速さ
せるための制動力が増加した状態となっている。そし
て、前記ターボファン10を減速させるための制動力が
増加すると、前記誘導電動機13へ制動力として電力を
供給する前記電力制御手段16においては、負荷が減少
した状態となる。
【0057】そこで、前記電力制御手段16の負荷が減
少した分、前記誘導電動機13の制動力を増加させるよ
うに、前記電力制御手段16からの供給電力を調整す
る。すなわち、前記ターボファン10を減速する際の回
転数の減少率を高くした状態で、前記電力制御手段16
から前記誘導電動機13への供給電力の調整を行う。す
ると、前記ターボファン10は、図3に実線Eで示すよ
うに、パージ用回転数から停止状態となるまで急速に減
速されるため、図3に一点鎖線Fで示すように、前記減
速率を調整しない場合に比べて、前記ターボファン10
の停止時の所要時間が短縮される。
【0058】そして、前記制御器20は、前記回転数検
出手段からの検出値に基づいて、前記ターボファン10
が完全に停止したと判断すると、前記ダンパ11を点火
位置とする。
【0059】以上のように、この第二実施例において
は、前記ターボファン10の起動時および停止時におい
て、前記ダンパ11による前記誘導電動機13の負荷の
調整によって、前記電力制御手段16の負荷を減少さ
せ、前記電力制御手段16の負荷の減少に応じて、前記
誘導電動機13の駆動力および制動力を増加させるよう
にしたので、前記ターボファン10の起動時および停止
時における所要時間を短縮することができる。
【0060】ところで、以上の第二実施例の説明では、
前記第一実施例と同様に、前記ターボファン10の起動
時および停止時における制御について説明したが、この
第二実施例のように、前記ターボファン10の回転数を
増減することによって前記燃焼装置2への送風量を調整
する構成の場合には、前記ターボファン10の起動時以
外の加速時や停止時以外の減速時についても、所要時間
を短縮することができる。この場合について、つぎに説
明する。
【0061】まず、前記ターボファン10の起動時以外
の加速時の制御内容について説明する。この起動時以外
の加速時とは、図3に示すように、前記ターボファン1
0を低燃焼用回転数から高燃焼用回転数へ加速する場合
および低燃焼用回転数からパージ用回転数へ加速する場
合である。これらの場合には、前記ダンパ11を低燃焼
位置に維持することで、前記ダンパ11が高燃焼位置と
なっている状態に比べて、前記誘導電動機13の負荷を
減少させる。そして、前記誘導電動機13の負荷,すな
わち前記ターボファン10の加速を妨げる抵抗の減少に
より、前記電力制御手段16の負荷が減少した分、前記
誘導電動機13の駆動力を増加させるように、前記電力
制御手段16からの供給電力を調整する。すなわち、前
記ターボファン10を加速する際の回転数の増加率を高
くした状態で、前記電力制御手段16から前記誘導電動
機13への供給電力を調整する。すると、前記ターボフ
ァン10は、図3に実線G,Hで示すように、高燃焼用
回転数またはパージ用回転数まで急速に加速されるた
め、図3に点線J,Kで示すように、前記増加率を調整
しない場合に比べ、これらの加速時の所要時間を短縮す
ることができる。そして、前記ターボファン10が高燃
焼用回転数またはパージ用回転数に達すれば、前記ダン
パ11を高燃焼位置へ移動させる。
【0062】つぎに、前記ターボファン10の停止時以
外の減速時の制御内容について説明する。この停止時以
外の減速時とは、図3に示すように、前記ターボファン
10をパージ用回転数から低燃焼用回転数へ減速する場
合および高燃焼用回転数から低燃焼用回転数へ減速する
場合である。
【0063】まず、前記ターボファン10をパージ用回
転数から低燃焼用回転数へ減速する場合について説明す
ると、この場合には、前記ダンパ11を低燃焼位置とす
ることで、前記ダンパ11が点火位置となっている状態
に比べて、前記誘導電動機13の負荷を増加させる。そ
して、前記誘導電動機13の負荷,すなわち前記ターボ
ファン10を減速させるための制動力の増加により、前
記電力制御手段16の負荷が減少した分、前記誘導電動
機13の制動力を増加させるように、前記電力制御手段
16からの供給電力を調整する。すなわち、前記ターボ
ファン10を減速する際の回転数の減少率を高くした状
態で、前記電力制御手段16から前記誘導電動機13へ
の供給電力の調整を行う。すると、前記ターボファン1
0は、図3に実線Lで示すように、低燃焼用回転数まで
急速に減速されるため、図3に一点鎖線Mで示すよう
に、前記減少率を調整しない場合に比べ、パージ用回転
数から低燃焼用回転数へ減速する際の所要時間が短縮さ
れる。
【0064】つぎに、前記ターボファン10を高燃焼用
回転数から低燃焼用回転数へ減速する場合について説明
すると、この場合には、前記ダンパ11を高燃焼位置と
することで、前記ダンパ11が低燃焼位置や点火位置と
なっている状態に比べて、前記誘導電動機13の負荷を
増加させる。そして、前記誘導電動機13の負荷,すな
わち前記ターボファン10を減速させるための制動力の
増加により、前記電力制御手段16の負荷が減少した
分、前記誘導電動機13の制動力を増加させるように、
前記電力制御手段16からの供給電力を調整する。すな
わち、前記ターボファン10を減速する際の回転数の減
少率を高くした状態で、前記電力制御手段16から前記
誘導電動機13への供給電力の調整を行う。すると、前
記ターボファン10は、図3に実線Nで示すように、低
燃焼用回転数まで急速に減速されるため、図3に一点鎖
線Pで示すように、前記減少率を調整しない場合に比
べ、高燃焼用回転数から低燃焼用回転数へ減速する際の
所要時間が短縮される。
【0065】また、この第二実施例においては、前記タ
ーボファン10の起動時を含む加速時や停止時を含む減
速時、前記ダンパ11による前記誘導電動機13の負荷
の調整によって前記電力制御手段16の負荷が減少した
分、前記誘導電動機13の駆動力や制動力を増加させる
ように、前記電力制御手段16における回転数の増加率
や減少率を高く調整しているが、前記増加率や前記減少
率は、前記ダンパ11による前記電力調整手段16の負
荷の減少に応じて、予め高く調整した値を設定値として
用いることができる。この場合には、前記ターボファン
10の起動時を含む加速時や停止時を含む減速時におい
て、予め高く設定した前記増加率や前記減少率に基づい
て、前記電力制御手段16から前記誘導電動機13への
供給電力を調整することで、前記誘導電動機13の駆動
力や制動力を増加させた状態とすることができるので、
前記ターボファン10の起動時を含む加速時や停止時を
含む減速時の所要時間を短縮することができる。
【0066】
【発明の効果】この発明によれば、遠心送風機の加速時
や減速時の所要時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施する送風装置の一例を概略的に
示す説明図である。
【図2】この発明の第一実施例における制御内容のタイ
ムチャートと遠心送風機の回転数の変化とを示す説明図
である。
【図3】この発明の第二実施例における制御内容のタイ
ムチャートと遠心送風機の回転数の変化とを示す説明図
である。
【符号の説明】
3 送風装置 10 ターボファン(遠心送風機) 11 ダンパ(風量調整手段) 12 送風経路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠心送風機10と風量調整手段11とを
    送風経路12中に設けてなる送風装置3の制御方法であ
    って、前記遠心送風機10の加速時または減速時、前記
    風量調整手段11によって前記遠心送風機10の負荷を
    調整することを特徴とする送風装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記遠心送風機10の負荷の調整が、前
    記遠心送風機10の運転状態に基づいた前記風量調整手
    段11の制御によって行われることを特徴とする請求項
    1に記載の送風装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記遠心送風機10の負荷の調整に応じ
    て、前記遠心送風機10の駆動力または制動力を調整す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の送
    風装置の制御方法。
JP2000329766A 2000-10-30 2000-10-30 送風装置の制御方法 Pending JP2002130184A (ja)

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