JP2002127558A - 携帯電話用プリンタ装置 - Google Patents

携帯電話用プリンタ装置

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JP2002127558A
JP2002127558A JP2000323830A JP2000323830A JP2002127558A JP 2002127558 A JP2002127558 A JP 2002127558A JP 2000323830 A JP2000323830 A JP 2000323830A JP 2000323830 A JP2000323830 A JP 2000323830A JP 2002127558 A JP2002127558 A JP 2002127558A
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portable telephone
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Koujiro Omoto
洪次郎 大元
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷のためのユーザの操作入力が不要であ
り、携帯電話から送られたデータを自動的に印字するこ
とができる携帯電話用プリンタ装置を提供する。 【解決手段】 携帯電話2とプリンタ3とからなり、プ
リンタ3は、携帯電話2を着脱自在であり、かつ携帯電
話2からのデータの受信を行うための受信部26と印字
を行うための制御部19とを備え、プリンタの受信部2
6が携帯電話2と接続した状態となると、制御部19
が、受信部26を通じて携帯電話2から送られたデータ
を受信し、受信したデータを自動的に印字する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話とプリン
タとからなり、プリンタと携帯電話とを接続した状態で
印字を行う携帯電話用プリンタ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話で受信した内容(コンテンツ)
を利用者が視覚的に認識する場合、例えば、携帯電話か
ら通信事業者またはプロバイダのサーバにアクセスして
サーバに蓄積された内容を携帯電話に蓄積し、蓄積した
内容を携帯電話の液晶表示画面に表示する、あるいは携
帯電話をコンピュータに接続し、携帯電話にて受信した
内容をコンピュータに転送してコンピュータに蓄積し、
コンピュータからプリンタへ蓄積内容を送信して印刷し
ている。
【0003】また、新聞等の配信を考えると、新聞記事
の材料を収集し、編集した後は、新聞社にて印刷し、そ
の後多数の配送車を利用して新聞を各新聞代理店へ配送
し、代理店にて仕分けして、駅の売店や各家庭へ配送し
ている。また、雑誌・書籍・広告に関しても基本的には
同じ形態となる。記事の収集、編集された後は印刷会社
にて印刷され、多数の配送車を利用して各書店へ送ら
れ、書店より各事務所、各家庭に配送されるか店頭にて
販売されている。
【0004】携帯電話へ送信されたEメール等の内容
は、通常、携帯電話の表示部に表示されて読まれること
になるが、携帯電話の場合では表示部が小さいこともあ
り、長い文章であると、べージを何度もスクロールしな
ければならない。
【0005】また、Eメールが受信されているか否か
は、携帯電話を操作してメールを個々にめくってみる必
要がある。ニュースを読む場合、またはメールの受信通
知を受けた場合では、サーバへ読み取りに行って内容を
受信する必要がある。この内容は、例えば、メニュー、
ニュース等のように、登録された内容で階層別にアクセ
スしなければならず、複数回アクセス操作する必要が出
てくる。また、例えば、出勤前などの多忙な時には、夜
間に受信されたメールを読むために、サーバにアクセス
して受信した内容をチェックする余裕はないと言える。
【0006】現在、携帯電話の所有者が広範囲に広がっ
ており、携帯電話を所持するものは、パソコンの操作に
習熟した者だけとは限らず、携帯電話の操作はできても
パソコンの操作には慣れていない者が増加している。こ
のような携帯電話の利用者は、携帯電話をパソコンに接
続して、更にパソコンをプリンタに接続して印刷するこ
とは知識として知っていても、実際に自分でこれらの組
み立てを行おうとしないものである。このために、携帯
電話の利用方法が携帯電話の表示部から読むことに限ら
れ、例えば、新聞、雑誌、書籍、広告等の配信を携帯電
話によって行うことが普及しない原因となっていると考
えられる。
【0007】情報の送信者(供給者)の側から検討する
と、新聞・雑誌・書籍の値段は、配送、在庫、返品の商
品コストおよび返品の返送コストが価格に反映されるた
め、情報内容本来の値段より高額なものとなっている。
また、情報の供給タイミングという観点より考えると、
例えば、新聞の朝刊は締め切りが通常前日の午後11時
前後となっており、朝刊が配達される午前7時頃までの
間のニュースは、実際は重要な事件が発生しても朝刊に
掲載することができない。このために、新聞の読者は速
報性という点ではテレビ、ラジオ、インターネットに頼
らざるを得ず、このままでは速報性という観点からは新
聞の役割は減少していくと考えられる。また、各家庭へ
配達される新聞は、人件費負担が大きく、新聞のコスト
を押し上げている原因になっている。
【0008】出版についても同様の難点を抱えており、
最近は世の中の変化が急速であり、出版のための原稿作
成、編集、印刷、配本など時間が掛かりすぎて経済動
向、社会動向の解説などはインターネットにその役割が
移りつつある。
【0009】受信者の側に関して検討すると、携帯電話
へ送信されたEメールやニュースなどの内容は、通常、
携帯電話の表示部に表されて個人が読むことになるが、
見やすさという点から言えば、プリンタに打ち出された
ハードコピーの方が長文のメール内容も1枚の紙に印刷
されて一覧性があり、読みやすい。また、ハードコピー
を時系列的に(例えば、受信順に)ファイルすることも
可能となる。
【0010】ニュースやメールの受信通知の場合は、サ
ーバへ読み取りに行って、内容を受信する必要があり、
例えば、メニュー、ニュースなどの登録された内容とし
て階層別に蓄積されているために、複数回アクセスする
必要があり、このような複数回のステップ操作が自動的
に行われて印刷してあれば、夜中に携帯電話をセットし
ておけば、朝に受信内容を読むことができる。
【0011】一方、情報の送信者の側に関して検討する
と、携帯電話に配信された内容は、自動的に印刷される
ので、パソコン操作のような煩わしさを必要とせず、本
システムを設置した各家庭に新聞、雑誌、書籍、広告の
配信が可能である。
【0012】企業の利用目的として情報の供給者の側よ
り検討すると、新聞、雑誌、書籍、広告等の内容を無線
で配信することにより、出版社より代理店へのトランク
による配送、代理店による各家庭への配達などが不要と
なりコストが低下する。また、無線で配信する場合、情
報送受信量(トラフィック)の低い夜間、早朝の時間帯
に送信することにより送信コストを下げることが可能に
なる。また、配信直前までの情報を編集して送信するこ
とが可能になるために、情報内容が最新のものに更新す
ることが可能となる。
【0013】なお、公衆通信回線に無線によって接続さ
れ、該公衆通信回線を経由して発信、または受信を行う
無線通信手段と、該無線通信手段に対する制御指令の出
力、上記無線通信手段を経由して上記公衆通信回線から
データを入力、または上記無線通信手段を経由して上記
公衆通信回線にデータを送出する携帯コンピュータと、
上記無線通信手段と上記携帯コンピュータとを組合せた
状態で保持する筐体とを備え、上記携帯コンピュータ
が、上記筐体に保持された、又は該筐体外の印刷手段に
印刷データを出力する印刷データ出力手段を備える携帯
型コミュニケータが、特開平6−197178号として
提案されている。
【0014】このものは、例えば、携帯コンピュータに
よって作成、または入力した音声データ、ファクシミリ
データ、又はワードプロセッサデータなどを公衆通信回
線に接続された所望の相手に送ったり、あるいはこれら
のデータを印刷することができるものである。しかしな
がら、このものは、所望のコンテンツを印刷しようとす
ると、メニュー画面上で複数回の操作入力を行う必要が
あるため、前述したように、パソコンの操作に習熟した
ユーザならば操作が可能であるが、パソコン操作には不
慣れなユーザには不向きなものと言える。また、ユーザ
が不在の場合には、ユーザが印刷のための操作入力を行
わないため、全く印刷されないものである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、印刷
のためのユーザの操作入力が不要であり、携帯電話から
送られたデータを自動的に印字することができる携帯電
話用プリンタ装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の携帯電
話用プリンタ装置は、上記課題を解決するために、携帯
電話とプリンタとからなり、前記プリンタは、前記携帯
電話を着脱自在であり、かつ該携帯電話からのデータの
受信を行うための受信部と印字を行うための制御部とを
備え、前記プリンタの受信部が前記携帯電話と接続した
状態となると、前記制御部が、前記受信部を通じて前記
携帯電話から送られたデータを受信し、受信した前記デ
ータを自動的に印字することを特徴とする。
【0017】請求項2に記載の携帯電話用プリンタ装置
は、請求項1に記載のものにおいて、前記データが、前
記携帯電話のメモリに記憶されているメールデータであ
ることを特徴とするものである。
【0018】請求項3に記載の携帯電話用プリンタ装置
は、請求項1に記載のものにおいて、前記データが、前
記携帯電話に向けて配信された印刷用データであること
を特徴とするものである。
【0019】請求項4に記載の携帯電話用プリンタ装置
は、請求項1に記載のものにおいて、前記プリンタの受
信部が、さらに送信部を有し、前記携帯電話と接続した
状態となると、前記制御部が、前記送信部を通じて前記
携帯電話に相手先のサーバの電話番号による呼び出しを
指令し、前記サーバに蓄積されているデータが前記携帯
電話から送られると、前記制御部が、前記受信部を通じ
て前記携帯電話から送られた前記データを受信し、受信
した前記データを自動的に印字することを特徴とするも
のである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。図1は、本実施形態の携帯電話
用プリンタ装置1の斜視図であり、図2は携帯電話用プ
リンタ装置1の左側面図である。携帯電話用プリンタ装
置1は、携帯電話2とプリンタ3とにより構成される。
プリンタ3の本体4の上面には、携帯電話3を差し込む
ための携帯電話挿入部5が設けられ、該携帯電話挿入部
5の底部には携帯電話2へ電源を供給するための充電プ
ラグ(図示せず)が設けられている。なお、携帯電話2
が本体4の携帯電話挿入部5に挿入されると、該携帯電
話2の下部が本体4に保持されると共に、携帯電話2の
底部の充電コネクタ(図示せず)に充電プラグが差し込
まれ、プリンタ3側から携帯電話2の電源が供給される
ようになっている。
【0021】また、本体4の上面には、ソフトウェアの
インストールや書き込まれたデータの印刷に使用するコ
ンパクトフラッシュ(登録商標)を差し込むコンパクト
フラッシュスロット6、PCカードスロット7、プリン
タの作動状況を文章で表示する液晶表示パネル8、プリ
ンタ3の電源用インディケータ9及びプリンタが作動中
かどうかを示す作動中表示用インディケータ10が設け
られている。
【0022】図2に示すように、携帯電話用プリンタ装
置1の本体4の左側面には、携帯電話用プリンタ装置1
から携帯電話3を操作する制御指令の送信及び携帯電話
3にて受信した内容を携帯電話用プリンタ装置1に送る
ための送受信ケーブル11、フロッピー(登録商標)デ
ィスクスロット12、パラレルポート用接続コネクタ1
3及びUSBポート用接続コネクタ14が設けられてい
る。また、携帯電話用プリンタ装置1の本体4の右側面
に電源スイッチ15が設けられている(図1参照)。
【0023】なお、携帯電話2とプリンタ3との接続
は、送受信ケーブル11の先端に設けられた接続コネク
タ(雄側)を携帯電話2の接続コネクタ(雌側)に差し
込むことにより接続される。
【0024】また、図示しないが、本体4の内部には、
印字手段としてのプリンタの印字機構(プリントヘッ
ド、用紙送り機構、印字用紙を入れる用紙トレー、プリ
ンタの駆動部等)が配備されているが、印字機構につい
ては従来周知のものであるので、特に説明しない。本体
4の前面には、矩形状に凹部17が形成され、該凹部1
7の底面に印字済の用紙をスタックするスタッカ18が
設けられている。
【0025】図3は、本実施形態の携帯電話用プリンタ
装置1の要部ブロック図である。携帯電話用プリンタ装
置1の制御部19は、印字のための駆動制御、携帯電話
3への制御指令出力及び受信データの取り込み等を行う
CPU20、携帯電話3経由で受信した内容のデータフ
ァイルなどを蓄積するためのRAM21、携帯電話操作
用ソフトウェアとプリンタドライバと通信ソフトウェア
等のCPU20が実行する制御プログラムが格納された
ROM22、入出力装置23、携帯電話2から読み込ん
だ受信メール等のコンテンツを記憶して蓄積する(ハー
ド)ディスク30を備え、これらが内部バス24を通し
て接続されている。
【0026】また、CPU20には、内部バス24を介
して印字部25が接続され、CPU20からの印字制御
出力により所定の印字が行なわれる。また、CPU20
には、送受信部26が接続され、携帯電話3から送られ
た受信データが送受信部26の受信バッファに読み込ま
れる一方、携帯電話用プリンタ装置1から携帯電話2に
送信する制御指令が送受信部26の送信バッファにセッ
トされる。さらに、CPU20には、表示用ドライバ2
7を通じて液晶表示パネル8が接続され、また、表示用
ドライバ28を通じて電源用インディケータ9及びプリ
ンタの作動表示用インディケータ10が接続され、CP
U20からの制御出力により各種作動状況が表示され
る。
【0027】また、電源回路29は、AC100Vから
装置における各種作動電源及び携帯電話用電源を生成す
ると共に、生成した各作動電源を装置の各作動部及び携
帯電話2に供給する。
【0028】次に、本発明の携帯電話用プリンタ装置1
の使用例を説明する。図4は、携帯電話2のメモリに蓄
積されたメールを印刷する実施態様の場合の装置の流れ
を示す流れ図である。携帯電話2のメモリに蓄積されて
いるメールの印刷の場合は、携帯電話2をプリンタ3の
携帯電話挿入口5に差し込むと共に送受信ケーブル11
を携帯電話2に接続する(ステップS01)。携帯電話
2が送受信ケーブル11に接続された時点で、プリンタ
3のCPU20により接続状態が認識され、CPU20
から送受信部26を介して携帯電話2に制御指令が送ら
れ、携帯電話2のメモリに蓄積された受信メールにアク
セスされる(ステップS02)。応じて携帯電話2が受
信メールのモードとなる(ステップS03)。携帯電話
2がメモリに記憶されている受信メールをプリンタ3に
転送する(ステップS04)。プリンタ3の送受信部2
6を通じて受信メールがメモリ(RAM21)に記憶さ
れる(ステップS05)。
【0029】プリンタ3のメモリに記憶されたメール内
容について、CPU20は、当該受信メールの日、時、
分、秒を読み(ステップS06)、この日、時、分、秒
が既にディスク30の受信メールファイルに記憶された
ものと一致するか否かを判別する(ステップS07)。
同じであれば、既に読み込まれた受信メールであると認
識して読み込みは終了される。この場合、次の受信メー
ルをアクセスし、上記の手順に従い受信メール内容がプ
リンタ3のメモリに転送される。また、受信メールの
日、時、分、秒が既に受信された内容と異なる場合は、
当該受信メールがディスク30の受信メールファイルに
記憶されると共に(ステップS08)、印刷される(ス
テップS09)。受信メールの印刷が終了した時点で次
の受信メールが読み込まれ(ステップS04)、プリン
タ3へ転送されて、上記のステップS05〜ステップS
09により印刷がなされる。
【0030】図5は、通信事業者又はプロバイダーのサ
ーバに蓄積されている未読の受信メールの印刷する実施
態様の場合の装置の流れを示す流れ図である。携帯電話
2がプリンタの携帯電話挿入口5に差し込まれ、携帯電
話2が送受信ケーブル11に接続された時点で、携帯電
話2とプリンタ3が送受信可能に接続される(ステップ
S11)。プリンタ3のCPU20が自動的に登録され
た電話番号を読み出し(ステップS12)、携帯電話2
に自動ダイアルによりサーバをアクセスするように指令
する(ステップS13〜ステップS14)。携帯電話2
がサーバと接続すると、サーバからの受信信号の確認が
あった後に(ステップS15)、サーバに蓄積されてい
た未読の受信メールが読み込まれて携帯電話2のメモリ
に記憶される(ステップS16)。
【0031】次いで、携帯電話2が受信メールのモード
となり(ステップS17)、プリンタ3に受信メールの
内容をプリンタ3に転送し(ステップS18)、プリン
タ3の送受信部26を通じてのメモリ(RAM21)に
記憶される(ステップS19)。図5の実施形態と同様
に、CPU20は、受信メールの日、時、分、秒を読み
(ステップS20)、この日、時、分、秒が既にディス
ク30の受信メールファイルに記憶されたものと一致す
るか否かを判別する(ステップS21)。この内容が以
前に読み込まれた内容と合致すれば、既に読み込まれた
メールであると認識して読み込みは終了される。この場
合、次の受信メールにアクセスする(ステップS1
8)。受信メールの目、時、分、秒が以前に読み込まれ
た内容と合致しなければ、当該受信メールがディスク3
0の受信メールファイルに記憶されると共に(ステップ
S22)、印刷される(ステップS23)。受信メール
の印刷が終了した時点で次の受信メールが読み込まれ、
プリンタ3へ転送されて、既に読み込まれたメールでな
ければ受信ファイルに記憶されると共に印刷がなされ
る。この実施形態によれば、サーバに蓄積されている未
読のメールを自動的に印刷できるので、メールの読み忘
れを防止することができ、例えば、夜中に携帯電話をプ
リンタにセットしておけば、朝に印刷されたメールの内
容を読むことができる。
【0032】図6は、インターネット経由で通信事業者
またはプロバイダのサーバに蓄積されているコンテンツ
を印刷する実施形態の場合の装置の流れを示す流れ図で
ある。携帯電話2がプリンタの携帯電話挿入口5に差し
込まれ、携帯電話2が送受信ケーブル11に接続された
時点で、携帯電話2とプリンタ3が送受信可能に接続さ
れる(ステップS30)。
【0033】プリンタ3のCPU20は、予め登録され
ている通信事業者またはプロバイダの電話番号を読み出
し(ステップS31)、携帯電話2に自動ダイアルによ
りサーバをアクセスするように指令する(ステップS3
2)。携帯電話2によって電話番号が自動ダイアルされ
(ステップS33)、ユーザ名、パスワードを送信する
(ステップS34)。サーバ側では、送信されたユーザ
名、パスワード等により、予めコンテンツヘのアクセス
を許可されたユーザかどうか判断され、ユーザ名、パス
ワードが登録されたものと異なっていた場合はアクセス
は拒否され、正規のユーザ名、パスワードの確認の信号
を送るように要求する。ユーザ名、パスワードの受信内
容が予め登録されているものと異なった場合は、予め設
定されている回数まで、例えば、3回など受信内容確認
を行い、この回数を超える場合は接続は終了される。
【0034】送信されたユーザ名、パスワードが正規の
ものであれば(合致すれば)、サーバ内のメニュー画面
にアクセスし(ステップS36)、メニューのアクセス
手順に従って登録済みのコンテンツにアクセスする(ス
テップS37)。その後、コンテンツ内容の読み出しが
開始され(ステップS38)、読み出されたコンテンツ
の内容は、携帯電話2を通じてプリンタ3のメモリに記
憶される(ステップS39)。CPU20は、プリンタ
3のメモリに記憶されたコンテンツの日、時、分、秒を
読み(ステップS40)、以前にディスク30の受信メ
ールファイルに記憶したコンテンツの日、時、分、秒と
合致した場合は、既に読み込まれた内容であると認識し
て読み込みは終了される。この場合、次のコンテンツに
アクセスする。受信したコンテンツの日、時、分、秒が
以前に読み込まれた内容と合致しなければ(ステップS
41)、当該コンテンツがディスク30の受信メールフ
ァイルに記憶されると共に(ステップS42)、印刷さ
れる(ステップS43)。コンテンツの印刷が終了した
時点で、次のコンテンツが読み込まれ、プリンタ3へ転
送され、以前に記憶したコンテンツでなければ、このコ
ンテンツが受信ファイルに記憶されると共に印刷がなさ
れる。
【0035】図7は、携帯電話2に向けて、例えば、夜
間、早朝などに配信された新聞、雑誌、書籍、広告等の
印刷用データを印刷する実施形態の場合の装置の流れを
示す流れ図である。携帯電話2がプリンタの携帯電話挿
入口5に差し込まれ、携帯電話2が送受信ケーブル11
に接続された時点で、携帯電話2とプリンタ3が送受信
可能に接続される(ステップS50)。
【0036】この実施形態では、プリンタ3のCPU2
0は受信待ち受け状態に入る(ステップS51)。携帯
電話2を通じて、新聞、雑誌、書籍、広告などの配信を
受けた場合は、その内容をプリンタのメモリに蓄積して
自動的に印刷する(ステップS52〜ステップS5
4)。印刷後は、再び受信待ち受けモードに入り、次の
新聞、雑誌、書籍、広告などが配信された段階で再び上
記の手順により印刷が行われる。
【0037】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、プリン
タの受信部が携帯電話と接続した状態となると、制御部
が、受信部を通じて携帯電話から送られたデータを受信
し、受信したデータを自動的に印字するので、携帯電話
をプリンタの受信部に接続するだけで、携帯電話から送
られたデータを自動的に印字することができる。印刷の
ためのユーザの操作入力が不要であるから、ユーザが不
在であっても容易に印字させることができる。
【0038】請求項2に記載の構成によれば、携帯電話
のメモリに記憶されているメールデータを自動的に印刷
できる。携帯電話の表示画面でメールを表示するより
も、プリンタから印刷されたハードコピーの方が長文の
メール内容も1枚の紙に印刷されて一覧性があり、読み
やすい。
【0039】請求項3に記載の構成によれば、携帯電話
に向けて配信された印刷用データを自動的に印刷するこ
とができる。情報の送信者の側に関して検討すると、携
帯電話に配信された内容は、自動的に印刷されるので、
パソコン操作のような煩わしさを必要とせず、本装置を
設置した各家庭に新聞、雑誌、書籍、広告等の配信が可
能である。これにより、人手、配送コストを削減でき、
事業運営コストを一斉同報の無線配信により削減し、で
きる限り広告料金でカバーする範囲に抑え、読者には新
聞・書籍・広告等を低額で提供することができる。
【0040】請求項4に記載の構成によれば、携帯電話
と接続した状態となると、制御部が、送信部を通じて携
帯電話に相手先のサーバの電話番号による呼び出しを指
令し、サーバに蓄積されているデータが携帯電話から送
られると、制御部が、受信部を通じて携帯電話から送ら
れたデータを受信し、受信したデータを自動的に印字す
るので、携帯電話をプリンタの送受信部に接続するだけ
で、自動的にサーバにアクセスし、サーバに蓄積された
データをプリンタに読み込んで印刷することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の携帯電話用プリンタ装置の斜視図
【図2】図1の携帯電話用プリンタ装置の左側面図
【図3】本実施形態の携帯電話用プリンタ装置の要部ブ
ロック図
【図4】携帯電話のメモリに蓄積されたメールを印刷す
る実施態様の場合の装置の流れを示す流れ図
【図5】通信事業者又はプロバイダーのサーバに蓄積さ
れている未読の受信メールの印刷する実施態様の場合の
装置の流れを示す流れ図
【図6】インターネット経由で通信事業者またはプロバ
イダのサーバに蓄積されているコンテンツを印刷する実
施形態の場合の装置の流れを示す流れ図
【図7】携帯電話2に向けて配信された新聞、雑誌、書
籍、広告等の印刷用データを印刷する実施形態の場合の
装置の流れを示す流れ図
【符号の説明】
1 携帯電話用プリンタ装置 2 携帯電話 3 プリンタ 4 本体 5 携帯電話挿入部 6 コンパクトフラッシュスロット 7 PCカードスロット 8 液晶表示パネル 9 電源用インディケータ 10 作動中表示用インディケータ 11 送受信ケーブル 12 フロッピーディスクスロット 13 パラレルポート用接続コネクタ 14 USBポート用接続コネクタ 15 電源スイッチ 16 接続コネクタ 17 凹部 18 スタッカ 19 制御部 20 CPU 21 RAM 22 ROM 23 入出力装置 24 内部バス 25 印字部 26 送受信部 27 表示用ドライバ 28 表示用ドライバ 29 電源回路 30 ハードディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 302 B41J 29/00 B 5K101 Fターム(参考) 2C061 AP01 CG02 CG15 HH03 HJ06 HJ08 HQ17 HQ21 2C087 AB05 BA14 BC14 DA14 2C187 GD02 5B021 AA30 QQ01 5K023 AA07 DD06 HH07 MM16 MM25 NN06 PP12 5K101 KK02 LL12 NN18 NN19 NN21 PP03 RR12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話とプリンタとからなり、前記プ
    リンタは、前記携帯電話を着脱自在であり、かつ該携帯
    電話からのデータの受信を行うための受信部と印字を行
    うための制御部とを備え、前記プリンタの受信部が前記
    携帯電話と接続した状態となると、前記制御部が、前記
    受信部を通じて前記携帯電話から送られたデータを受信
    し、受信した前記データを自動的に印字することを特徴
    とする携帯電話用プリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記データが、前記携帯電話のメモリに
    記憶されているメールデータであることを特徴とする請
    求項1に記載の携帯電話用プリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記データが、前記携帯電話に向けて配
    信された印刷用データであることを特徴とする請求項1
    に記載の携帯電話用プリンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記プリンタの受信部が、さらに送信部
    を有し、前記携帯電話と接続した状態となると、前記制
    御部が、前記送信部を通じて前記携帯電話に相手先のサ
    ーバの電話番号による呼び出しを指令し、前記サーバに
    蓄積されているデータが前記携帯電話から送られると、
    前記制御部が、前記受信部を通じて前記携帯電話から送
    られた前記データを受信し、受信した前記データを自動
    的に印字することを特徴とする請求項1に記載の携帯電
    話用プリンタ装置。
JP2000323830A 2000-10-24 2000-10-24 携帯電話用プリンタ装置 Withdrawn JP2002127558A (ja)

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