JP2002127389A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP2002127389A
JP2002127389A JP2000319756A JP2000319756A JP2002127389A JP 2002127389 A JP2002127389 A JP 2002127389A JP 2000319756 A JP2000319756 A JP 2000319756A JP 2000319756 A JP2000319756 A JP 2000319756A JP 2002127389 A JP2002127389 A JP 2002127389A
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JP
Japan
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receiving layer
ink receiving
ink
head
print medium
Prior art date
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JP2000319756A
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English (en)
Inventor
Makoto Watanabe
渡辺  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷メディアにインク受容層を塗布すること
が可能なインクジェットプリンタを提供すること。 【解決手段】 印刷メディアにインク受容層を塗布する
インク受容層塗布用ヘッド12を印刷用ヘッド11と一
体に設け、インク受容層を塗布しながら印刷を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタは低コストで高
品質のフルカラー印刷が可能なので、家庭やオフィスで
のコンピュータの出力用にとどまらず、例えば時計の文
字盤の製造などの工業用にも使われている。
【0003】インクジェットプリンタは顧客ニーズの多
様化に伴う多品種少ロット生産に適している。インクジ
ェットプリンタを使えば、版下作成やインク調色等の準
備作業がほとんど不要なため、受注から納品までの納期
短縮が可能となり、また図柄の変更等の顧客の要求に速
やかに対処できる。
【0004】インクジェットプリンタに使われる印刷メ
ディアの表面には、インク受容層を塗布して、インクの
吸収性を高めている。
【0005】印刷の前工程として、バーコータ、ロール
コータ等を使用して印刷メディアにインク受容層が塗布
される。
【0006】金属板等を印刷メディアのベース材とする
場合、ロールコータ等で白色の着色を行い、下地色を形
成した後、インク受容層を塗布する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】印刷メディアが紙やO
HP用フィルムの場合は、インク受容層を塗布したイン
クジェット専用メディアが市販されている。
【0008】しかし、このような専用メディアは高価で
あるうえ販売ロットが大きく、コストの負担が大きかっ
た。
【0009】また、印刷メディアが金属板等の場合、イ
ンクジェット専用メディアは市販されていない。
【0010】そのため、印刷メディアに予めインク受容
層を塗布していたが、このことは工数の増加をもたら
し、また、そのための装置も必要であった。
【0011】本発明はかかる事情に鑑み、印刷メディア
にインク受容層を塗布することが可能なインクジェット
プリンタを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願第1請求項に記載し
た発明は、印刷メディアにインク受容層を塗布するイン
ク受容層塗布用ヘッドを備えた構成のインクジェットプ
リンタである。
【0013】本発明によれば、印刷メディアへのインク
受容層塗布と印刷とを1台のインクジェットプリンタで
行うことができ、インク受容層塗布のための装置が不要
である。
【0014】本願第2請求項に記載した発明は、前記第
1請求項に記載の発明において、前記インク受容層塗布
用ヘッドを印刷用ヘッドと一体に設け、インク受容層を
塗布しながら印刷を行う構成のインクジェットプリンタ
である。
【0015】本発明によれば、インク受容層を塗布しな
がら印刷を行えるので工数を削減することができる。
【0016】本願第3請求項に記載した発明は、前記第
2請求項に記載の発明において、前記インク受容層塗布
用ヘッド及び印刷用ヘッドの一方の作動を停止し、他方
のみを作動させる切換手段を設けた構成のインクジェッ
トプリンタである。
【0017】本発明によれば、市販のインクジェット専
用メディア等、既にインク受容層を塗布されたものに対
しては、通常のインクジェットプリンタのように印刷の
みを行うことができる。また、逆にインク受容層塗布の
みを行うこともできる。
【0018】本願第4請求項に記載した発明は、前記第
1請求項ないし第3請求項のいずれかに記載の発明にお
いて、前記インク受容層塗布用ヘッドはカートリッジ式
のインク受容層タンクを備えた構成のインクジェットプ
リンタである。
【0019】本発明によれば、インク受容層の補充や、
白色系顔料等を添加したものと、無添加のものとの使い
分けが、カートリッジを交換することにより容易に行う
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る具体例を、
図面に基づいて説明する。
【0021】最初にインクジェットプリンタの構造を、
図1及び図2を用いて説明する。
【0022】図1はインクジェットプリンタの平面図で
ある。図1において、1はヘッド、2はヘッド可動機
構、3はヘッド可動軸、4は印刷メディア、5は印刷メ
ディア押さえ軸、6は印刷メディア送り軸、7,7は印
刷メディア送り軸回転機構を示す。
【0023】ヘッド可動機構2はプーリ21,22、ベ
ルト23、図示しないステッピングモータ、センサ等か
らなり、ステッピングモータがプーリ21を回転させ、
ベルト23に取付けられたヘッド1をヘッド可動軸3に
沿って左右に移動させる。
【0024】印刷メディア送り軸回転機構7,7は図示
しない歯車輪列、ステッピングモータ、センサ等からな
り、ステッピングモータが歯車輪列を介して印刷メディ
ア送り軸6を回転させる。
【0025】図2は印刷メディア、印刷メディア押さえ
軸及び印刷メディア送り軸を示す断面図である。図2に
示すように、インクジェットプリンタにセットされた印
刷メディア4は、上下に配置された印刷メディア押さえ
軸5と印刷メディア送り軸6に挟まれて、印刷メディア
送り軸6の回転により送られ、所定の位置に配置され
る。印刷メディア押さえ軸5は印刷メディア4の厚みに
合わせて上下に移動可能で、バネにより下向きに付勢さ
れ、印刷メディア4を印刷メディア送り軸6に接触させ
る。
【0026】ヘッド1は印刷メディア4の上を左右に移
動し、インク受容層液滴及びインク滴を吐出する。
【0027】印刷メディア4は、ヘッド1の動きに合わ
せて印刷メディア送り軸6により所定量ずつ矢印方向へ
送られる。
【0028】印刷が終わった印刷メディア4は印刷メデ
ィア送り軸6を逆回転して元の位置に戻される。
【0029】次にヘッドの構造を、図3及び図4を用い
て説明する。
【0030】図3はヘッドの断面図、図4はカートリッ
ジの平面図である。図3において、11は印刷用ヘッ
ド、12はインク受容層塗布用ヘッド、13はカートリ
ッジ、111,121はピエゾ素子、112,122は
キャビティ、113,123はノズルを示し、図4にお
いて、131,131はインクタンク、132,132
はインク供給口、133はインク受容層タンク、134
はインク受容層供給口を示す。
【0031】ヘッド1は印刷用ヘッド11とインク受容
層塗布用ヘッド12とが一体に設けられており、各色の
インクタンク131,131及びインク受容層タンク1
33はカートリッジ式になっている。
【0032】本具体例のヘッドは、電圧を印加してピエ
ゾ素子111,121を変形させることによりキャビテ
ィ112,122に容積減少を生じさせ、これに伴う圧
力変化によりノズル113,123からインク滴又はイ
ンク受容層液滴を吐出させる、いわゆるピエゾ方式であ
る。
【0033】なお、ピエゾ素子の代わりに発熱体を設け
て、キャビティ中のインク又はインク受容層に気泡を発
生させて、その圧力によりインク滴又はインク受容層液
滴を吐出させてもよい(サーマル方式)。
【0034】インクタンク131,131及びインク受
容層タンク133の内部には、インク又はインク受容層
のもれを防止するために、フェルトを装填し、これにイ
ンク又はインク受容層を含浸保持させてある。
【0035】印刷用ヘッドは、少なくともイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)の4色の染料又は顔料インクによりカラー印刷を
行う。本具体例ではライトマゼンタ(LM)、ライトシ
アン(LC)を加えた6色のインクを吐出することによ
り、より高品質の印刷が可能である。
【0036】インク受容層は白色顔料等を添加したもの
と、無色透明な一般の受容層を用途により使い分ける。
印刷メディアが金属板等の場合、白色顔料等を添加した
ものを使うことにより、下地塗工が不要となる。
【0037】本具体例ではインクタンク131とインク
受容層タンク133とが一体のカートリッジであるが、
別々のカートリッジとしてもよい。また、さらに各色の
インクタンクを別々のカートリッジとしてもよい。
【0038】次に、ヘッドの動作について説明する。
【0039】先にインク受容層塗布用ヘッド12のノズ
ル123よりインク受容層を吐出し、印刷メディア4の
表面にインク受容層を形成し、その後印刷用ヘッド11
のノズル113よりインクを吐出し、印刷柄を形成す
る。
【0040】印刷メディアが金属板等の場合で、下地塗
工のかわりに白色顔料等を添加したインク受容層を塗布
するときは、ヘッド1は、印刷メディア4のエリア内で
あれば、印刷データがない範囲にも移動し、インク受容
層塗布用ヘッド12からインク受容層液滴を吐出する。
【0041】既にインク受容層を塗布された印刷メディ
アに対しては、インク受容層塗布用ヘッド12のピエゾ
素子121に電圧を印加しないようにする切替手段(図
示省略)により、通常のインクジェットプリンタのよう
に印刷のみを行うことができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1請求項に
記載した発明は、印刷メディアにインク受容層を塗布す
るインク受容層塗布用ヘッドを備えた構成のインクジェ
ットプリンタである。
【0043】本発明によれば、印刷メディアへのインク
受容層塗布と印刷とを1台のインクジェットプリンタで
行うことができ、インク受容層塗布のための装置が不要
である。
【0044】本願第2請求項に記載した発明は、前記第
1請求項に記載の発明において、前記インク受容層塗布
用ヘッドを印刷用ヘッドと一体に設け、インク受容層を
塗布しながら印刷を行う構成のインクジェットプリンタ
である。
【0045】本発明によれば、インク受容層を塗布しな
がら印刷を行えるので工数を削減することができる。
【0046】本願第3請求項に記載した発明は、前記第
2請求項に記載の発明において、前記インク受容層塗布
用ヘッド及び印刷用ヘッドの一方の作動を停止し、他方
のみを作動させる切換手段を設けた構成のインクジェッ
トプリンタである。
【0047】本発明によれば、市販のインクジェット専
用メディア等、既にインク受容層を塗布されたものに対
しては、通常のインクジェットプリンタのように印刷の
みを行うことができる。また、逆にインク受容層塗布の
みを行うこともできる。
【0048】本願第4請求項に記載した発明は、前記第
1請求項ないし第3請求項のいずれかに記載の発明にお
いて、前記インク受容層塗布用ヘッドはカートリッジ式
のインク受容層タンクを備えた構成のインクジェットプ
リンタである。
【0049】本発明によれば、インク受容層の補充や、
白色系顔料等を添加したものと、無添加のものとの使い
分けが、カートリッジを交換することにより容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の具体例に係り、インクジェットプリ
ンタを示す平面図である。
【図2】 本発明の具体例に係り、印刷メディア、印刷
メディア押さえ軸及び印刷メディア送り軸を示す断面図
である。
【図3】 本発明の具体例に係り、ヘッドを示す断面図
である。
【図4】 本発明の具体例に係り、カートリッジを示す
平面図である。
【符号の説明】
1 ヘッド 2 ヘッド可動機構 21 プーリ 22 プーリ 23 ベルト 3 ヘッド可動軸 4 印刷メディア 5 印刷メディア押さえ軸 6 印刷メディア送り軸 7 印刷メディア送り軸回転機構 11 印刷用ヘッド 111 ピエゾ素子 112 キャビティ 113 ノズル 12 インク受容層塗布用ヘッド 121 ピエゾ素子 122 キャビティ 123 ノズル 13 カートリッジ 131 インクタンク 132 インク供給口 133 インク受容層タンク 134 インク受容層供給口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷メディアにインク受容層を塗布する
    インク受容層塗布用ヘッドを備えたことを特徴とするイ
    ンクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記インク受容層塗布用ヘッドを印刷用
    ヘッドと一体に設け、インク受容層を塗布しながら印刷
    を行うことを特徴とする請求項1記載のインクジェット
    プリンタ。
  3. 【請求項3】 前記インク受容層塗布用ヘッド及び印刷
    用ヘッドの一方の作動を停止し、他方のみを作動させる
    切換手段を設けたことを特徴とする請求項2記載のイン
    クジェットプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記インク受容層塗布用ヘッドはカート
    リッジ式のインク受容層タンクを備えたことを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載のインクジェット
    プリンタ。
JP2000319756A 2000-10-19 2000-10-19 インクジェットプリンタ Pending JP2002127389A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6938551B2 (en) * 2002-05-06 2005-09-06 Yazaki Corporation Method of making instrument panel for vehicles
US7044593B2 (en) 2001-01-17 2006-05-16 Seiko Epson Corporation Container for holding treating agent for forming ink-receiving layer container for holding ink recording device and recording method
JP2017061124A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 富士ゼロックス株式会社 塗工液、塗工液カートリッジ、記録媒体、記録媒体製造装置、及び記録媒体製造方法

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050308