JPH0671887A - インクジェットプリントヘッド及びインクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリントヘッド及びインクジェットプリンタ

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JPH0671887A
JPH0671887A JP23644092A JP23644092A JPH0671887A JP H0671887 A JPH0671887 A JP H0671887A JP 23644092 A JP23644092 A JP 23644092A JP 23644092 A JP23644092 A JP 23644092A JP H0671887 A JPH0671887 A JP H0671887A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクのヒータによる焦げの発生を防止し
て、加熱効率の劣化を軽減し、待機時におけるインクと
透明溶媒との自然混合、自然乾燥を防止し、動作時に安
定した濃度階調を実現する。 【構成】 ヒータ3が設けられた基板1上に透明溶媒2
8が充填された液室10を形成し、液室10を被覆する
オリフィスプレート9を軟質部材で構成し、オリフィス
プレート9にインク供給路26と、インク供給路26に
連通する開口部27とを設ける。そしてヒータ3の加熱
により生成されるバブル29の圧力により開口部27を
押し開いてインク11を透明溶媒28に混合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェットプリント
ヘッド及びインクジェットプリンタに係り、特に発熱体
(以下ヒータと称する)により気泡を発生させてインク
を吐出するインクジェットプリントヘッド及びインクジ
ェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】熱インクジェットプリントヘッドには、
ノズルの開口方向によってエッジシュータ型熱インクジ
ェットプリントヘッドとサイドシュータ型熱インクジェ
ットプリントヘッドとの2方式がある。
【0003】図12及び図14に、それぞれエッジシュ
ータ型及びサイドシュータ型の熱インクジェットプリン
トヘッドの構成を示す。いずれの方式もインク吐出につ
いての基本的原理は全く同じである。図12、14にお
いて、基板1上にSiO2 などの絶縁膜2を介してヒー
タ3が設けられている。ヒータ3上には1対のAl電極
4、5が対向して設けられており、ヒータ3及び電極
4、5の上面は3層の保護膜6、7、8で被覆されてい
る。また、最上層のポリイミドで構成された保護膜8に
は、電極4、5が対向している位置に開口部8aが形成
されており、保護膜8の上部にオリフィスプレート9が
設けられている。そして、オリフィスプレート9に形成
された液室10に、図示しないインク供給部からインク
11が供給される。
【0004】ここで図12に示すエッジシュータ型ヘッ
ドでは、ヒータ3に平行の方向に液室10が開口してお
り、図14に示すサイドシュータ型ヘッドではヒータ3
に直角の方向に液室10が開口していて、それぞれノズ
ル12、13を形成している。なお、サイドシュータ型
ヘッドでは保護膜は6、8の2層となっている。
【0005】上記のように構成されたエッジシュータ型
熱インクジェットプリントヘッドにおいて、ヒータ3に
所定の電圧パルスを一定時間加えると、図13(a)に
示すようにヒータ3の面上に核気泡21が発生する。核
気泡21は(b)に示すように合体して膜気泡22とな
り、さらに(c)に示すように膜気泡22が断熱膨張に
より成長してバブル23となる。次に、ヒータ3に対す
る電圧の印加がなくなると、(d)に示すように周囲の
インク11に熱を取られてバブル23は収縮し、(e)
に示すようにバブル23は消滅する。そして(c)、
(d)、(e)の過程において生じる膜沸騰現象の吐出
力により、インク11はインク粒11aとなってノズル
12から外部に放出される。
【0006】図14に示すサイドシュータ型熱インクジ
ェットヘッドにおいても、図15に示すように同様の作
用によりインク粒11aの吐出が行なわれる。なお、図
15では複数個の液室10がオリフィスプレート9に並
列に設けられており、共通のインク供給部24からイン
ク11が供給される。また、インク供給部24には各液
室10を仕切るバリア25が設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成された従来の各インクジェットプリントヘッ
ドは、いずれも単色2値記録を目的としたもので、濃度
階調を実現することはできない。また、ヒータ3の熱が
保護膜6などを介して、ほぼ直接インク11に伝わるた
め、接触面にインク11の焦げが発生し、加熱効率が劣
化するという問題があった。また、濃度階調を実現する
ためにインクと透明溶媒とを混合して吐出する場合に、
待機時にもインクと透明溶媒とが接触し、かつ外気に触
れているため、自然混合、自然乾燥が発生し、印字品質
が低下するという問題もあった。
【0008】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、インクのヒータによる焦げの発生を防止し
て、加熱効率の劣化を軽減することができ、しかも待機
時におけるインクと透明溶媒との自然混合、自然乾燥を
防止して、動作時に安定した濃度階調を実現することの
できるインクジェットプリントヘッド及びインクジェッ
トプリンタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のインク
ジェットプリントヘッドは、基板1上に設けられたヒー
タ3と、ヒータ3上に形成され、隔壁としてのバリア2
5で区画された透明溶媒室としての液室10と、液室1
0を被覆し、インク11が混合された透明溶媒28を吐
出する開口部27が設けられたオリフィスプレート9と
を備えるとともに、オリフィスプレート9を軟質部材で
構成し、開口部27を開閉可能とし、オリフィスプレー
ト9に開口部27に連通するインク供給路26を形成し
たことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載のインクジェットプリント
ヘッドは、オリフィスプレート9は、インク供給路26
が形成された第1の可撓性板材としての第1のプレート
9aの両面に、それぞれ開口部27が設けられた第2の
可撓性部材としての第2のプレート9bを接着して構成
したことを特徴とする。
【0011】請求項3に記載のインクジェットプリント
ヘッドは、開口部27を直線状に形成したことを特徴と
する。
【0012】請求項4に記載のインクジェットプリント
ヘッドは、開口部27をH形状に形成したことを特徴と
する。
【0013】請求項5に記載のインクジェットプリント
ヘッドは、インク11をインク供給路26に定量圧送す
る手段として、電気浸透膜を用いたことを特徴とする。
【0014】請求項6に記載のインクジェットプリンタ
は、被印刷物としてのプリント紙32を巻回して回転す
るドラム33の軸方向に移動可能にヘッド31を配置す
るとともに、ヘッド31をドラム33の回転と連動して
移動させる駆動部材としての送りネジ34を設けたこと
を特徴とする。
【0015】請求項7に記載のインクジェットプリンタ
は、プリント紙32を巻回して回転するドラム33の軸
方向に移動可能にヘッド31を配置するとともに、ドラ
ム33をヘッド31の移動と連動して回転させるモータ
38を設けたことを特徴とする。
【0016】請求項8に記載のインクジェットプリンタ
は、プリント紙32を巻回して回転するドラム33の軸
方向に、複数個のヘッド31をライン状に配置したこと
を特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1乃至5に記載のインクジェットプリン
トヘッドにおいては、液室10内に充満された透明溶媒
28内に定量されたインク11を供給して混合すること
により、任意の濃度階調を実現することができる。この
とき、インク供給路26を軟質部材で構成され液室10
を被覆するオリフィスプレート9内に形成し、インク供
給路26に連通して開閉可能に開口部27を設けること
により、待機時には開口部27を密閉し、動作時には基
板1上に設けられたヒータ3を加熱して気泡23を発生
させ、気泡の発生圧力により開口部27を開いてインク
11を供給することができる。この結果、待機時におけ
るインク11と透明溶媒28との自然混合、自然乾燥を
防止することができる。さらに、ヒータ3により加熱さ
れる液体は透明溶媒28であるため、インク11の焦げ
による加熱効率の劣化を軽減することができる。
【0018】請求項6乃至8に記載のインクジェットプ
リンタにおいては、プリント紙32を巻回して回転する
ドラム33に対し、ヘッド31の送りと配置を3種類に
変えることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明のインクジェットプリントヘッ
ド及びインクジェットプリンタの実施例を図面を参照し
て説明する。
【0020】図8乃至図11に、本実施例によるインク
ジェットプリントヘッド31が搭載されたインクジェッ
トプリンタの構成例を示す。図8はドラム回転型の構成
例である。被印刷物としてのプリント紙32はドラム3
3の外周に巻回され、所定位置に固定されている。ドラ
ム33の外周には送りネジ34がドラム軸方向に平行に
設けられており、送りネジ34にはヘッド31が螺合し
ている。そして、送りネジ34の回転によってヘッド3
1が軸方向に移動するようになっている。また、ドラム
33はプーリ35、ベルト36、プーリ37を介してモ
ータ38により回転駆動される。さらに、送りネジ34
及びモータ38の回転とヘッド31の駆動とは、駆動制
御部39により印画データ及び制御信号40に基づいて
駆動制御される。
【0021】上記の構成において、ドラム33が回転す
ると、その回転に同期してヘッド31からインクが吐出
され、プリント紙32上に画像が形成される。ドラム3
3が1回転してプリント紙32上に円周方向に1列の印
刷が完了すると、送りネジ34が回転してヘッド31を
1ピッチ移動させ、次の列の印刷を行なう。この場合、
ドラム33と送りネジ34を同時に回転させ、印刷しな
がらヘッド31を徐々に移動させる方法もある。マルチ
ノズルヘッドの場合や同じ場所を何度か印字するような
構成の場合はステップ送りが適するが、単ノズルやマル
チノズルでも本数が少ない場合は、ドラム33と送りネ
ジ34とを連動して同時に回転させながら、スパイラル
状の印字を行なう。
【0022】図9はシリアル型の構成例である。この場
合も図8に示すドラム回転型の場合とほぼ同様の構成で
あるが、プリント紙32はドラム33に巻回されておら
ず、軸方向に平行に設けられた紙圧着ローラ41によ
り、ドラム33に圧着保持されている。この場合は、ヘ
ッド31が移動して1行の印字を行なうと、ドラム33
を1行分だけ回転させて次の行の印字を行なう。ヘッド
31の移動は同一方向の場合と往復方向の場合とがあ
る。
【0023】図10はライン型の構成例である。この場
合は図9に示すシリアル型のヘッド31及び送りネジ3
4の代りに、多数のヘッド31がライン状に配置された
ラインヘッド42が軸方向に固定して設けられている。
この構成ではラインヘッド42で1行分の印字が同時に
行なわれ、印字が完了するとドラム33を1行分だけ回
転させて次の行の印字を行なう。この場合、全ラインを
一括して印字したり、複数ブロックに分割したり、1行
おきに交互に印字する方法も考えられる。
【0024】図11は印字及び制御系のブロック図であ
る。印字データなどの信号51は信号処理・制御回路5
2に入力され、回路52において印字順番に揃えられ
て、ドライバ53を介してヘッド54に送られる。印字
順番はヘッドや印字部の構成で異なり、また、印字デー
タの入力順番との関係もあり、必要に応じてラインバッ
ファメモリや1画面メモリなどのメモリ55に一旦記録
してから取り出す。ヘッド54には階調信号や吐出信号
を出力する。
【0025】なお、マルチヘッドでノズル数が非常に多
い場合は、ヘッド54にICを搭載してヘッド54に接
続する配線数を減らすようにする。また、信号処理・制
御回路52には補正回路56が接続されており、γ補
正、カラーの場合の色補正、各ヘッドのばらつき補正な
どを行なう。補正回路56には予め決められた補正デー
タをROMマップ型式で格納しておき、外部条件、例え
ばノズル番号、温度、入力信号などに応じて取り出すよ
うにするのが一般的である。
【0026】信号処理・制御回路52はCPUやDSP
構成としてソフトウエアで処理することが一般的であ
り、処理された信号は各種制御部57に送られる。各種
制御部57ではドラム33及び送りネジ34を回転駆動
するモータの駆動、同期、ヘッドのクリーニング、プリ
ント紙32の供給、排出などの制御を行なう。また、信
号51には印字データ以外の操作部信号や外部制御信号
が含まれることは云うまでもない。
【0027】図1乃至図3に本発明のインクジェットプ
リントヘッドの一実施例の構成を示す。これらの図にお
いて、図15に示す従来例の部分と対応する部分には同
一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。本実
施例の特徴は液室10を被覆するオリフィスプレート9
にインク供給路26と、インク供給路26に連通して外
部及び液室10に開口する開口部27とを設け、液室1
0内に透明溶媒28を充満させた点にある。
【0028】オリフィスプレート9は図3に示すよう
に、軟質部材で構成された3枚のプレートからなってお
り、第1の可撓性板材としての第1のプレート9aの両
面に、それぞれ第2の可撓性板材としての第2のプレー
ト9bが接着されている。第1のプレート9aは厚さが
約3μm乃至10μmの銅プレートに、フォトリソグラ
フィによる精密パターン形成技術と、メッキを主体とし
た薄膜技術により、幅が約20μm、深さが約3μm乃
至10μmの溝状のインク供給路26を形成してなって
いる。また、インク供給路26の一端にはエキシマレー
ザなどによるレーザ加工により、インク供給路26に対
して直角方向に長さが約20μmのスリット状の開口部
27aが形成されている。さらに、インク供給路26の
他端は図示しないインク供給源に接続されている。
【0029】第2のプレート9bは厚さが約10μmの
ポリイミドプレートに、第1のプレート9aの場合と同
様に開口部27bを形成してなっている。そして、第1
のプレート9aの両面にそれぞれ第2のプレート9bを
接着したときに、開口部27a、27bが整合する位置
になるようにし、この位置は図2に示すようにヒータ3
に対向する位置となっている。なお、図2に示すように
ヘッドをマルチ化した場合は、それぞれのヘッドに対応
してインク供給路26及び開口部27を設けて一体化し
た形で製造する。
【0030】インク11をインク供給路26内に定量圧
送する手段としては、公知の電気浸透現象が用いられ
る。すなわち、図示しないが両面をメッシュ電極に挾持
された電気浸透膜をインク供給路26に設け、メッシュ
電極間に所定の電圧パルスを印加することにより、電気
浸透膜を介して所望量のインク11を開口部27から液
室10側に供給することができる。
【0031】次に、本実施例の動作を説明する。待機時
においては図1に示すように、オリフィスプレート9の
開口部27は閉じられており、インク11と透明溶媒2
8とは完全に分離封止されて、自然混合、自然乾燥が防
止される。動作時においては図4に示すように、透明溶
媒28がヒータ3により加熱されることにより、ヒータ
3面上に核気泡が発生し、この核気泡が合体して膜気泡
となる。そして膜気泡が断熱膨張するときに発生するバ
ブル29の圧力により、オリフィス9の開口部27が押
し上げられ、同時に所望の濃度が得られるように定量さ
れたインク11が開口部27から滲出する。このとき、
オリフィスプレート9の硬度はバブル29の圧力で開口
部27が開放される程度となっている。
【0032】さらに図5に示すようにバブル29が成長
し、開口部27に滲出したインク11と透明溶媒28と
が混合される。次にヒータ3による加熱を停止すると、
周囲のインク11に熱が吸収されることによりバブル2
9が収縮消滅し、透明溶媒28に混合されたインク11
が液滴11aとなって開口部27から吐出される。同時
にオリフィスプレート9が元の状態に戻り、透明溶媒2
8が補給充填されて図1に示す待機状態に復帰する。上
記の動作を繰り返すことにより印字が行なわれていく。
なお、透明溶媒としては水、アルコールなどが用いられ
る。
【0033】本実施例によれば、待機時にはオリフィス
プレート9の開口部27を閉塞することにより、インク
11と透明溶媒28との自然混合、自然乾燥を防止する
ことができる。また、動作時には気泡発生力により開口
部27を開き、同時に定量されたインク11を透明溶媒
28中に混合して、混合液を開口部27から吐出するこ
とにより、安定した濃度階調を実現できる。また、加熱
される液体を透明溶媒28とするため、インク11の焦
げによる加熱効率の劣化を軽減することができる。
【0034】上記実施例では、オリフィスプレート9に
設けられた開口部27が、ヘッドの長手方向に対して直
角方向である場合について説明したが、図6に示すよう
に開口部27を長手方向に対して平行にしてもよい。こ
の場合はインク供給路26は長手方向に対して直角方向
となり、それぞれ共通インク供給路30に接続される。
【0035】また、上記各実施例では、開口部27の形
状が直線状である場合について説明したが、図7に示す
ようにH形状であってもよい。
【0036】なお、上記各実施例で示したオリフィスプ
レート9の材質、各部の寸法及び製法は一例を示したも
のであり、これらに限定されない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェットプリントヘッド及びインクジェットプリンタによ
れば、透明溶媒液室を被覆するオリフィスプレートを軟
質部材で構成し、オリフィスプレートにインク供給路と
気泡発生圧力により開口する開口部とを設けたので、待
機時には開口部を閉塞してインクと透明溶媒との自然混
合、自然乾燥を防止することができ、動作時には開口部
を開いて定量されたインクを透明溶媒に混合し、開口部
から吐出することにより、安定した濃度階調を実現でき
る。また、加熱される液体を透明溶媒としたので、イン
クの焦げによる加熱効率の劣化を軽減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェットプリントヘッドの一実
施例の構成を示す縦断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1のオリフィスプレートの構成を示す分解斜
視図である。
【図4】本実施例の動作の第1の過程を説明する縦断面
図である。
【図5】本実施例の動作の第2の過程を説明する縦断面
図である。
【図6】本発明の他の実施例の構成を示す平面図であ
る。
【図7】本発明の別の実施例の構成を示す平面図であ
る。
【図8】本発明が適用されるドラム回転型インクジェッ
トプリンタの一例の構成を示す説明図である。
【図9】本発明が適用されるシリアル型インクジェット
プリンタの一例の構成を示す説明図である。
【図10】本発明が適用されるライン型インクジェット
プリンタの一例の構成を示す説明図である。
【図11】インクジェットプリンタの信号処理、制御系
の一例の構成を示すブロック図である。
【図12】従来のエッジシュータ型インクジェットプリ
ントヘッドの一例の構成を示す縦断面図である。
【図13】図12に示すインクジェットプリントヘッド
の動作説明図である。
【図14】従来のサイドシュータ型インクジェットプリ
ントヘッドの一例の構成を示す縦断面図である。
【図15】図14に示すインクジェットプリントヘッド
の動作説明図である。
【符号の説明】
1 基板 3 ヒータ(発熱体) 9 オリフィスプレート 9a 第1のプレート(第1の可撓性板材) 9b 第2のプレート(第2の可撓性板材) 10 液室(透明溶媒室) 11 インク 25 バリア(隔壁) 26 インク供給路 27 開口部 28 透明溶媒 31 ヘッド 32 プリント紙(被印刷物) 33 ドラム 34 送りネジ(駆動部材) 38 モータ(駆動部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9012−2C B41J 3/04 103 X

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に設けられた発熱体と、 前記発熱体上に形成され、隔壁で区画された透明溶媒室
    と、 前記透明溶媒室を被覆し、インクが混合された透明溶媒
    を吐出する開口部が設けられたオリフィスプレートとを
    備えるとともに、 前記オリフィスプレートを軟質部材で構成し、前記開口
    部を開閉可能とし、前記オリフィスプレートに前記開口
    部に連通するインク供給路を形成したことを特徴とする
    インクジェットプリントヘッド。
  2. 【請求項2】 前記オリフィスプレートは、前記インク
    供給路が形成された第1の可撓性板材の両面に、それぞ
    れ前記開口部が設けられた第2の可撓性板材を接着して
    構成したことを特徴とする請求項1記載のインクジェッ
    トプリントヘッド。
  3. 【請求項3】 前記開口部を直線状に形成したことを特
    徴とする請求項1または2記載のインクジェットプリン
    トヘッド。
  4. 【請求項4】 前記開口部をH形状に形成したことを特
    徴とする請求項1または2記載のインクジェットプリン
    トヘッド。
  5. 【請求項5】 前記インクを前記インク供給路に定量圧
    送する手段として、電気浸透膜を用いたことを特徴とす
    る請求項1または2記載のインクジェットプリントヘッ
    ド。
  6. 【請求項6】 被印刷物を巻回して回転するドラムの軸
    方向に移動可能にヘッドを配置するとともに、前記ヘッ
    ドを前記ドラムの回転と連動して移動させる駆動部材を
    設けたことを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか
    1項記載のインクジェットプリンタ。
  7. 【請求項7】 前記被印刷物を巻回して回転する前記ド
    ラムの軸方向に移動可能に前記ヘッドを配置するととも
    に、前記ドラムを前記ヘッドの移動と連動して回転させ
    る駆動部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至5の
    うちいずれか1項記載のインクジェットプリンタ。
  8. 【請求項8】 前記被印刷物を巻回して回転する前記ド
    ラムの軸方向に、複数個の前記ヘッドをライン状に配置
    したことを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1
    項記載のインクジェットプリンタ。
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