JP2002125647A - 多重折り重ね包皮食品の製造装置 - Google Patents

多重折り重ね包皮食品の製造装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 麺皮の折り曲げを的確に行わせることがで
きる多重折り重ね包皮食品製造装置を提供する 【解決手段】 複数個のトレー51 〜56 が、各トレー
1 〜56 の対向辺どうしを突き合わせるようにして長
方形状に組み合わせ配列されると共に、各トレー51
5 が往復反転可能に構成されてなる麺皮折り重ねユニ
ットUと、各トレー51 〜55 が往復反転する際に回転
軸線Gの一端部付近に進退して麺皮の折り曲げ位置を規
制する折り曲げ位置規制手段8とを備え、各トレー51
〜55を第1トレー51 から順次隣合う次のトレーに対
し往復反転駆動させることにより、長方形麺皮1を多重
に折り重ねて内部に具を包填すると共に、各トレー51
〜55 の反転時に折り曲げ位置規制手段8を進退させる
ようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、具を包むように麺
皮を多重に折り重ねて内部に具を包填した多重折り重ね
包皮食品を製造する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】多重折り重ね包皮食品とし
ては、薄く焼いた小麦粉の麺皮で具を包んで形成される
春巻が広く知られている。この春巻は春巻製造装置によ
って自動的に製造されるが、従来の春巻製造装置では、
麺皮を各折り重ね位置で夫々折り曲げる際に、麺皮自体
に折り曲げ位置が決められていないため、麺皮の折り曲
げ状態が悪くなって、結果的に、形成される多重折り重
ね包皮食品の形が悪く、不体裁となって製品価値が損な
われると云う問題があった。
【0003】本発明は、上記に鑑み、麺皮の折り曲げを
的確に行わせることができて、形、恰好の良い多重折り
重ね包皮食品を製造することのできる装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の多
重折り重ね包皮食品製造装置は、複数個のトレー51
2 ,53 ,54 ,55 ,56 が、水平面上で各トレー
の対向辺どうしを突き合わせるようにして長方形状に組
み合わせ配列されると共に、その長方形の一端側にある
第1トレー51 が、隣合う第2トレー52 と突き合わせ
られる一辺を回転軸線Gとして、当該第2トレー52
に重合するように往復反転可能に構成され、第2トレー
2 以降のトレーも同様に、隣合う次のトレーと突き合
わせられる一辺を回転軸線Gとして、当該次のトレー上
に重合するように往復反転可能に構成されてなる麺皮折
り重ねユニットUと、各トレー51 〜55 が往復反転す
る際にその回転軸線Gの少なくとも一端部付近に対し外
方より軸方向に進退して麺皮の折り曲げ位置を規制する
折り曲げ位置規制手段8と、を備え、前記麺皮折り重ね
ユニットUの長方形状トレー列5上に長方形の麺皮1を
載置し且つ第2トレー52 上面に対応する麺皮1の所要
部位に具を載置供給した状態で、各トレー51 〜55
第1トレー51 から順次隣合う次のトレーに対し往復反
転駆動させることにより、具6を包むようにして長方形
麺皮1を多重に折り重ねて内部に具を包填すると共に、
各トレー51 〜55 を隣合う次のトレーに対し往復反転
させる際に前記折り曲げ位置規制手段8を進退させて麺
皮1の折り曲げ位置を規制するようにしたことを特徴と
する。
【0005】請求項2は、請求項1に記載の多重折り重
ね包皮食品製造装置において、折り曲げ位置規制手段8
は、待機位置と作用位置との間で進退可能な先端の尖っ
た細い棒状体9からなるもので、この棒状体9の先端部
が、各トレー51 〜55 の反転時に待機位置から作用位
置に進入して、折り曲げられる麺皮1の耳部mに対面す
る位置まて挿入され該棒状体9が折り曲げ支点となって
いることを特徴とする。
【0006】請求項3は、請求項1又は2に記載の多重
折り重ね包皮食品製造装置において、第1トレー51
往復反転して長方形麺皮1の一端部を具6の上に折り重
ねる時に当該麺皮1の一端部を上から押える麺皮押え手
段11を備えてなることを特徴とする。
【0007】請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載
の多重折り重ね包皮食品製造装置において、麺皮折り重
ねユニットUのトレー列5上に供給された麺皮1の前記
一端部と反対側に位置する他端部上に麺皮糊付け用の水
分を付着させる水分付着手段17を備えてなることを特
徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る多重折り重
ね包皮食品製造装置としての三角包皮食品製造装置を示
す全体概略正面図、図2は同装置の要部平面図、図3は
同装置の要部正面図である。この三角包皮食品製造装置
は、帯状の麺皮を連続的に製造する機構Aと、この機構
Aで製造した帯状の連続麺皮を一定長さに切断した後、
その切断した一定長さの麺皮で具を包むようにして麺皮
を正三角形状に多重に折り重ねて内部に具を包填する機
構Bとからなる。
【0009】機構Aは、図1に示すように、小麦粉、鶏
卵等からなる原料を、ホッパーHからノズルIを経て回
転ドラム状の焼成用鉄板J上に供給して焼成することに
より、薄い帯状の麺皮Mを連続的に製造する。機構Bに
おいては、図1〜図3に示すように、機構Aで製造され
る帯状の連続麺皮Mを引き出し装置Lにより麺皮受け位
置P1まで一定長さ引き出してカッターKにより切断
し、しかして麺皮受け位置P1で受けた一定長さの長方
形麺皮1を、麺皮搬送台2によって麺皮受け位置P1か
ら麺皮引き出し方向と直交して水平方向に隔たった麺皮
中継位置P2まで搬送し、この中継位置P2に搬送され
てきた長方形の麺皮1を、麺皮吸着搬送機構3(麺皮供
給手段)により吸着した状態で、中継位置P2の垂直下
方に一段隔たった麺皮供給位置P3まで搬送して、ター
ンテーブル4に放射状に配設されている1つの麺皮折り
重ねユニットUのトレー5列上に供給する。
【0010】上記のようにターンテーブル4に配設され
ている麺皮折り重ねユニットUのトレー5列上に麺皮1
を供給した後、この麺皮1上の所定位置に具供給装置7
(具供給手段)によって具6を供給する。こうして麺皮
1上への具6の供給を終えた麺皮折り重ねユニットU
が、ターンテーブル4の間欠回転に伴って具供給位置P
4からターンテーブル周方向に一定角度移動するごと
に、第1トレー51 から隣接する次のトレー52
3 ,54 …へと順次1個ずつ反転駆動されることによ
り、麺皮1が具6を包むように正三角形状に折り重ねら
れて、内部に具6が包填された三角包皮食品13を形成
するようになっている。
【0011】前記ターンテーブル4は、間欠回転駆動機
構(図示省略)によって、中央回転軸部Oの周りで45
°回転するごとに一定時間(例えば2〜3秒程度)停止
して回転と停止とを周期的に繰り返すように構成された
円板状のテーブルで、このターンテーブル4には、図2
に破線で示すように、夫々テーブル半径方向に延びる8
つの開口部4a…が周方向に45°のピッチで開口形成
されていて、各開口部4aに夫々麺皮折り重ねユニット
Uが開口部4aの僅かに下側に位置するように配備され
ている。この麺皮折り重ねユニットUの構成及び作用に
ついて、図4〜図6を参照して以下に説明する。
【0012】麺皮折り重ねユニットUは、この実施形態
では6個の三角形トレー51 ,52,53 ,54
5 ,56 からなるもので、第2トレー52 〜第6トレ
ー56 は夫々平面視正三角形に形成されている。但し、
第1トレー51 は、正確には正三角形部分を含む四角形
に形成されている。しかして、これら第1トレー51
第6トレー56 は、水平面上において各三角形の対向辺
どうしを突き合わせるように長方形状に組み合わせ配列
されると共に、その長方形の一端側にある第1トレー5
1 が、隣合う第2トレー52 と突き合わせられる一辺側
を回転軸線Gとして、当該第2トレー52 上に重合する
位置まで180°往復反転駆動可能に構成され、また第
2トレー52 〜第5トレー55 も同様に、夫々隣合う次
のトレーと突き合わせられる一辺側を回転軸線Gとし
て、当該次のトレー上に重合する位置まで180°往復
反転駆動可能に構成されている。第6トレー56 は、第
1トレー51 〜第5トレー55 のように反転せず、後記
するように、定位置に固定されたままトレーリフター6
2(図16参照)によって所定位置まで持ち上げられる
ようになっている。
【0013】また、各麺皮折り重ねユニットUには、図
4及び図5から分かるように、各トレー51 〜55 が往
復反転する際にその回転軸線Gの一端部付近に対し外方
より軸方向に進退して麺皮1の折り曲げ位置を規制する
折り曲げ規制手段8が設けられている。この折り曲げ規
制手段8は、待機位置と作用位置との間で進退可能な先
端の尖った細い棒状体9からなるもので、各トレー51
〜55 の反転時に待機位置(図4の破線図示位置、図5
の実線図示位置)から作用位置(図4の仮想線図示位
置、図5の仮想線図示位置)に進入して、折り曲げられ
る麺皮1の耳部m(図9参照)に対面する位置まて挿入
され、それにより麺皮1の折り曲げ位置が該棒状体9に
よって規制されて、麺皮1が該棒状体9を折り曲げ支点
として、各トレー51 〜55 の回転軸線Gに沿って正確
に折り曲げられるようになっている。
【0014】この麺皮折り重ねユニットUにおける各ト
レー51 〜55 の反転駆動手段及び折り曲げ規制手段8
の進退駆動手段について図5及び図6により簡単に説明
すると、各トレー51 〜55 は、回転軸線Gの一端部側
に沿って一体に延びる基幹部10が回転ギア機構51の
回転駆動部52に連動連結され、また折り曲げ規制手段
8の棒状体9は、回転ギア機構51に内蔵してある周知
の遅延カム機構(図示せず)に連動連結されている。回
転ギア機構51はターンテーブル4下面に取り付けられ
たギアボックス53内に装備されている。
【0015】しかして、図5に示すように、昇降駆動体
54の上昇移動に伴ってこれと連動する昇降ラック部材
55が上動すると、回転ギア機構51に内蔵された遅延
カム機構の作動により、折り曲げ規制手段8の棒状体9
がトレー51 〜55 の反転動作に先立って実線図示の待
機位置から仮想線図示の作用位置へ前進し、この後にト
レー51 〜55 が回転軸線Gを中心に通常姿勢(図5の
実線図示姿勢)から反転姿勢(図5の仮想線図示姿勢)
へと反転する。引続き、昇降駆動体54の下降移動によ
って昇降ラック部材55が下動すると、トレー51 〜5
5 は反転姿勢から反転して通常姿勢に戻り、その間に折
り曲げ規制手段8の棒状体9が作用位置から待機位置に
後退するようになっている。尚、第5トレー55 には、
図4から分かるように、このトレー55 の往復反転時に
棒状体9が回転軸線Gの両端部付近に対し夫々外方より
軸方向に進退して麺皮1の折り曲げ位置を規制するよう
に、両側一対の折り曲げ規制手段8,8が設けられてい
る。
【0016】図7の(a) ,(b) ,(c) ,(d) は、図2に
示すようにターンテーブル4上方の定位置に設定した仮
想ピッチラインa,b,c,dの近傍に位置する麺皮折
り重ねユニットUを夫々拡大して示したものであり、図
8の(e) ,(f) ,(g) ,(h)も、同じくターンテーブル
4上方の定位置に設定した仮想ピッチラインe,f,
g,hの近傍に位置する麺皮折り重ねユニットUを夫々
拡大して示したものである。
【0017】いま、図2を参照すると、仮想ピッチライ
ンaの近傍には、麺皮受け位置P1から麺皮引き出し方
向と直交して水平方向に隔たった麺皮中継位置P2と、
この中継位置P2の垂直下方に一段隔たった麺皮供給位
置P3があって、麺皮供給位置P3において、麺皮吸着
搬送機構3(麺皮供給手段)により、回転するターンテ
ーブル4に配設されている麺皮折り重ねユニットUのト
レー5列上に長方形の麺皮1が載置供給され、こうして
麺皮折り重ねユニットUのトレー5列上に麺皮1が供給
された状態を図7の(a) に示す。また、仮想ピッチライ
ンbの近傍には具供給位置P4があり、この具供給位置
P4では、麺皮折り重ねユニットUのトレー5列上に供
給された長方形麺皮1の所定位置に具供給装置7(具供
給手段)によって正三角形の具6が供給され、この状態
を図7の(b) に示す。
【0018】上述した本装置の機構Bの使用による三角
包皮食品の製造方法の主たる工程を図7の(a) 〜(d) 、
図8の(e) 〜(h) 及び図9の(a) 〜(g) を参照しながら
説明する。
【0019】ターンテーブル4が図2の矢印方向(反時
計回り方向)に間欠回転しながら、このテーブル4に配
設されている空の麺皮折り重ねユニットUが麺皮供給位
置P3に来て停止すると、その停止中に、図7の(a) に
示すように、当該ユニットUのトレー51 〜56 、即ち
トレー列5上に、麺皮吸着搬送機構3によって長方形の
麺皮1が載置供給される。こうしてトレー列5上に麺皮
1を供給した麺皮折り重ねユニットUが、ターンテーブ
ル4の間欠回転に伴い麺皮供給位置P3から45°回転
した具供給位置P4で停止すると、その停止中に、図7
の(b) に示すように、当該ユニットUのトレー列5上に
供給された麺皮1の、第2トレー52 上面に対応する部
位に、具供給装置7によって正三角形の具6が載置供給
される。こうして具6が長方形麺皮1上に載置供給され
た状態は、図9の(b) に示すように、正三角形の具6の
第1辺イが長方形麺皮1の長辺Q又はRと平行となる。
【0020】上記のように麺皮1の第2トレー52 上面
に対応する部位に具6を供給した麺皮折り重ねユニット
Uが、ターンテーブル4の間欠回転に伴って具供給位置
P4から更に45°回転した位置で停止すると、その停
止中に、図7の(c) に示すように、当該ユニットUのト
レー列5の第1トレー51 が第2トレー52 との間で往
復反転して、長方形麺皮1の一端部を具6の上に重合す
る。こうして第1トレー51 が往復反転する時、長方形
麺皮1の一端部は、図9の(b) 及び(c) に示すように、
正三角形の具6の第2辺ロに沿って折り曲げられるよう
になる。
【0021】また第1トレー51 が、第2トレー52
に反転して長方形麺皮1の一端部を具6の上に折り重ね
た後、元位置に反転復帰する時に、具6の上に折り重な
った上記長方形麺皮1の一端部が第1トレー51 に付着
して持ち上がるようになることを防止するために、図1
0に示すような麺皮押え手段11が設けられている。こ
の麺皮押え手段11は、下端に押え部片11aを備えて
所定ストローク昇降する昇降ロッド11bからなるもの
で、第1トレー51 が往復反転する際に、この昇降ロッ
ド11bを下降させ、下端の押え部片11aを、第1ト
レー51 の切欠溝部12より挿入して、具6の上に折り
重なった麺皮1に軽く押し当てることにより、往復反転
する第1トレー51 が元位置に反転復帰する時の麺皮1
の持ち上がりを阻止するようになっている。この押え部
片11aは、昇降ロッド11bの下端部に緩衝用のコイ
ルバネ11cを介して取り付けられている。
【0022】しかして、第1トレー51 の往復反転駆動
により長方形麺皮1の一端部を具6の上に折り重ねた麺
皮折り重ねユニットUが、ターンテーブル4の間欠回転
に伴って具供給位置P4から更に45°回転した位置
(図2の仮想ピッチラインd)で停止すると、その停止
中に、図7の(d) に示すように、当該ユニットUのトレ
ー列5の第2トレー52 が第3トレー53 との間で往復
反転して、具6の下側にある麺皮1部分を、具6を挟ん
で第3トレー53 上に重なるように折り曲げる。こうし
て第2トレー52 が往復反転する時、具6の下側にある
麺皮1部分は、図9の(c) 及び(d) に示すように、正三
角形の具6の第3辺ハに沿って折り曲げられ、残余の麺
皮1部分に重合する。
【0023】上記のように第2トレー52 の往復反転駆
動により具6を第3トレー53 上に折り重ねた麺皮折り
重ねユニットUが更に45°回転した位置(図2の仮想
ピッチラインe)で停止すると、その停止中に、図8の
(e) に示すように、当該ユニットUのトレー列5の第3
トレー53 が第4トレー54 との間で往復反転して、具
6の最下側にある麺皮1部分を、具6を挟んで第4トレ
ー54 上に重なるように折り曲げる。こうして第3トレ
ー53 が往復反転する時、具6の最下側にある麺皮1部
分は、図9の(d) 及び(e) に示すように、正三角形の具
6の第1辺イに沿って折り曲げられ、残余の麺皮1部分
に重合する。
【0024】第3トレー53 の往復反転駆動により具6
を第4トレー54 上に折り重ねた麺皮折り重ねユニット
Uが更に45°回転した位置(図2の仮想ピッチライン
f)で停止すると、その停止中に、図8の(f) に示すよ
うに、当該ユニットUのトレー列5の第4トレー54
第5トレー55 との間で往復反転して、具6の最下側に
ある麺皮1部分を、具6を挟んで第5トレー55 上に重
なるように折り曲げる。この時、具6の最下側にある麺
皮1部分は、図9の(e) 及び(f) に示すように正三角形
の具6の第2辺ロに沿って折り曲げられ、残余の麺皮1
部分に重合するようになる。
【0025】上記麺皮折り重ねユニットUが更に45°
回転した位置(図2の仮想ピッチラインg)で停止する
と、その停止中に、図8の(g) に示すように、当該ユニ
ットUのトレー列5の第5トレー55 が第6トレー56
との間で往復反転して、具6の最下側にある麺皮1部分
を、具6を挟んで第6トレー56 上に重なるように折り
曲げる。この時、具6の最下側にある麺皮1部分は、図
9の(f) 及び(g) に示すように正三角形の具6の第3辺
ハに沿って折り曲げられ、残余の麺皮1部分に重合す
る。これにより、麺皮折り重ねユニットUのトレー
1 ,52 ,53 ,5 4 ,55 による一連の麺皮折り重
ね操作が終了して、図9の(g) に示すように麺皮1が正
三角形の具6を包むように正三角形状に多重に折り重ね
られて内部に当該正三角形の具6を包填してなる三角包
皮食品13が出来上がる。
【0026】上記麺皮折り重ねユニットUにおける各ト
レー51 〜55 の往復反転時には、折り曲げ規制手段8
の棒状体9が待機位置から作用位置に進入して、折り曲
げられる麺皮1の耳部m(図9参照)に対面する位置ま
で挿入され、それにより麺皮1の折り曲げ位置が該棒状
体9によって規制されるから、麺皮1は該棒状体9を折
り曲げ支点として、各トレー51 〜55 の回転軸線Gに
沿って正確に折り曲げられて、見栄えの良い三角包皮食
品13を形成することができる。
【0027】また、上記のように形成される三角包皮食
品13は、図9の(a) 〜(g) から分かるように、長方形
麺皮1の一端部上に、具6を、その第1辺イが長方形麺
皮1の長辺と平行となるように載置した後、長方形麺皮
1の一端部を具の第2辺ロに沿って折り曲げて具6の上
に重合し、次いで具6の下側にある麺皮1部分を具6の
第3辺ハに沿って折り曲げて具6の上側の麺皮1部分を
残余の麺皮1部分上に重合し、以降同様にして具6の最
下側にある麺皮1部分を具6の第1辺イ〜第3辺ハに沿
って順次折り曲げ重合することによって、最終的に5回
の折り曲げを行うから、三角形具6の第1辺イ〜第3辺
ハの各辺及び表裏各面を麺皮1によって夫々二重包皮状
態に包むことができ、これがために麺皮1が相当薄い場
合でも、その麺皮1が破れたりして具6が飛び出るよう
な不都合がない。
【0028】尚、麺皮1が比較的厚く形成されていた
り、また薄くても比較的丈夫な麺皮1の場合には、折り
曲げ回数は3回でもよい。即ち、図9の(a) 〜(g) に示
す工程中の、(f) 及び(g) の工程を省略してもよい。こ
の場合には、長方形の麺皮1を、3回の折り曲げが行え
る程度の長さに形成すればよい。このように折り曲げ回
数を3回とした場合でも、長方形の麺皮1によって、三
角形具6の第1辺イ〜第3辺ハの各辺及び表裏各面を夫
々少なくとも一重の包皮状態に包むことができるから、
具6が露出するようなことがなく、良好な三角包皮食品
13となる。
【0029】また、上述した実施形態に示すように、正
三角形に形成した具6を使用して三角包皮食品13を製
造することによって、包皮内部に空洞部分がなくなると
共に、麺皮1と具6とが一体となって、きわめて美味し
く食することができる。しかし、本発明は、正三角形の
具6に限定されるものではなく、円形その他の任意の形
状のものを使用してもよい。
【0030】図11は、麺皮折り重ねユニットUに配設
されたトレー列5の第2トレー52の反転動作によって
麺皮1の一端部を具6の上に折り重ねる際に(図7の
(d) 参照)、その折り重ね麺皮1の先端部10 を具6の
下側の麺皮1部分に押し付けて具6の開口部を塞ぐよう
するための麺皮押し付け手段14を示したものである。
この麺皮押し付け手段14は、下端部に押し付け部片1
5を備えて所定ストローク昇降する昇降ロッド16から
なるもので、第2トレー52 が第3トレー53 側に反転
するのと殆ど同時に、昇降ロッド16が下降して、その
下端部の押え部片15が、具6の上に折り重なった麺皮
1の先端部10 を、具6の下側の麺皮1部分に押し付け
て固着し、図12の仮想線図示のように、当該麺皮1の
先端部10と具6の下側の麺皮1部分との隙間αを塞ぐ
ようになっている。このように麺皮1の先端部10 と具
6の下側の麺皮1部分との隙間αが塞がれることによっ
て、第3トレー53 〜第5トレー55 による麺皮1の折
り重ねを的確に行わせることができて、良好な三角包皮
食品13を製造することができるようになる。
【0031】図13は、麺皮折り重ねユニットUのトレ
ー列5上に供給された麺皮1の後端部上に麺皮糊付け用
の水分を塗着するためのに水分塗着手段17を示してい
る。この水分塗着手段17は、所定ストローク昇降可能
な昇降管18の下端部に水塗着ノズル19を備えてなる
もので、図2に示すような具供給位置P4において、麺
皮折り重ねユニットUのトレー列5上に供給された麺皮
1の一端側所要位置に具供給装置7によって正三角形の
具6が供給される時に、昇降管18が下降して、その下
端部の水塗着ノズル19により上記麺皮1の他端部、即
ち後端部に水を塗着するようになっている。この水塗着
ノズル19によって麺皮1の後端部上に水分が塗着され
る部分を図7の(b) に符号20で示す。
【0032】このように麺皮折り重ねユニットUのトレ
ー列5上にある麺皮1の後端部に水分が塗着されると、
図8の(f) ,(g) 及び図9の(f) ,(g) から分かるよう
に、トレー列5の第5トレー55 が第6トレー56 側に
反転して麺皮1が最終的に折り重ねられる時に、その水
分の塗着された麺皮1部分が粘性を発揮して、これに重
なる部分に糊付けされた状態に接着され、これによって
麺皮1の後端部分が剥離しなくなる。
【0033】図14〜図17は、麺皮1の折り重ねを終
了して麺皮折り重ねユニットUの第6トレー56 上に載
置された状態にある三角包皮食品13(図8の(h) 参
照)を、仮想ピッチラインh(図2参照)に沿った位置
にある製品取り出し位置P5で製品搬出コンベヤ61上
に移載し、このコンベヤ61によって搬出する工程を示
したものである。
【0034】先ず、出来上がった三角包皮食品13(製
品)を第6トレー56 上に載置した麺皮折り重ねユニッ
トUが仮想ピッチラインh上にある製品取り出し位置P
5で停止すると、その停止中に、図16に示すように、
トレーリフター62によって、第6トレー56 がターン
テーブル4の開口部4aを通ってその上方まで持ち上げ
られると共に、カム機構63により第6トレー56 が水
平回りに一定角度βだけ回動されて三角包皮食品13の
向きを図14の実線図示状態から図15の仮想線図示状
態に変えた後、三角形状の製品引き出しアーム64が三
角包皮食品13に係止して、この三角包皮食品13を図
15に示すように製品搬出コンベヤ61のベルト61a
上に移載する。このアーム64は、アーム駆動機構65
によって、図15の実線図示位置と仮想線図示位置との
間を往復駆動される。
【0035】製品搬出コンベヤ61に移載された三角包
皮食品13は、図17に示すように、搬送途上で型押し
機構66によって型押しされた後、所定場所まで搬出さ
れるようになっている。型押し機構66は、下面側が若
干凹曲面を成す三角型板67を、コンベヤ61で搬送中
の三角包皮食品13の上面側に押し付けて、当該食品1
3の形を整えるようにしたものである。尚、以上の実施
形態では、麺皮折り重ねユニットUを複数個の三角形ト
レー51 〜56 によって構成したが、麺皮折り重ねユニ
ットUを構成するトレーは四角形のものでもよい。
【0036】
【発明の効果】請求項1に係る発明の多重折り重ね包皮
食品製造装置によれば、麺皮折り重ねユニットの各トレ
ーが往復反転する時に、夫々折り曲げ規制手段が待機位
置から作用位置に進入して、麺皮の折り曲げ位置を規制
されるから、麺皮は各トレーの回転軸線に沿って確実に
折り曲げられ、これがために形の整った見栄えの良い多
重折り重ね包皮食品を製造することができる。
【0037】請求項2に係る発明の多重折り重ね包皮食
品製造装置によれば、折り曲げ位置規制手段が先端の尖
った細い棒状体からなるもので、この棒状体の先端部が
各トレーの反転時に待機位置から作用位置に進入して、
折り曲げられる麺皮の耳部に対面する位置まで挿入され
該棒状体が折り曲げ支点となっているから、麺皮に対し
進入する時に麺皮を変形させることがなく、麺皮の折り
曲げ位置を的確に規制することができる。
【0038】請求項3に係る発明の多重折り重ね包皮食
品製造装置によれば、麺皮折り重ねユニットの第1トレ
ーが往復反転して長方形麺皮の一端部を具の上に折り重
ねる時にその麺皮の一端部が上から押えられるから、そ
の麺皮の一端部の共上がりが防止され、それにより麺皮
の折り重ねを確実に行わせて、良好な多重折り重ね包皮
食品を製造することができる。
【0039】請求項4に係る発明の多重折り重ね包皮食
品製造装置によれば、麺皮折り重ねユニットのトレー列
上に供給された麺皮の他端部上に水分塗着手段によって
水分を塗着することにより、麺皮の後端部分が、糊付け
された状態となって、重ね部分から剥離することがなく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る多重折り重ね包皮食品製造装置
を示す全体概略正面図である。
【図2】 同装置の要部の平面図である。
【図3】 同要部の正面図である。
【図4】 麺皮折り重ねユニットの設けられたターンテ
ーブル部分の平面図である。
【図5】 図4のA−A線断面図である。
【図6】 図5のB−B線断面図である。
【図7】 ターンテーブル上方の定位置に設定した仮想
ピッチラインa,b,c,dの近傍に位置する麺皮折り
重ねユニットの平面図である。
【図8】 ターンテーブル上方の定位置に設定した仮想
ピッチラインe,f,g,hの近傍に位置する麺皮折り
重ねユニットの平面図である。
【図9】 三角包皮食品の製造工程を示す工程図であ
る。
【図10】 麺皮押え手段を示す斜視図である。
【図11】 麺皮押し付け手段を示す斜視図である。
【図12】 麺皮押し付け手段の作用を示す断面図であ
る。
【図13】 水分塗着手段を示す斜視図である。
【図14】 出来上がった三角包皮食品を製品搬出コン
ベヤ上に移載する機構の平面図である。
【図15】 同上の三角包皮食品を製品搬出コンベヤ上
に移載している状態を示す平面図である。
【図16】 図14のC−C線断面図である。
【図17】 製品搬出コンベヤで三角包皮食品を搬出し
ている状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 麺皮 3 麺皮吸着搬送機構(麺皮供給手
段) 4 ターンテーブル 5 トレー列 51 〜56 トレー G 回転軸線 6 具 7 具供給装置 8 折り曲げ規制手段 9 棒状体 11 麺皮押え手段 13 三角包皮食品 17 水分塗着手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のトレーが、水平面上で各トレー
    の対向辺どうしを突き合わせるようにして長方形状に組
    み合わせ配列されると共に、その長方形の一端側にある
    第1トレーが、隣合う第2トレーと突き合わせられる一
    辺を回転軸線として、当該第2トレー上に重合するよう
    に往復反転可能に構成され、第2トレー以降のトレーも
    同様に、隣合う次のトレーと突き合わせられる一辺を回
    転軸線として、当該次のトレー上に重合するように往復
    反転可能に構成されてなる麺皮折り重ねユニットと、 各トレーが往復反転する際にその回転軸線の少なくとも
    一端部付近に対し外方より軸方向に進退して麺皮の折り
    曲げ位置を規制する折り曲げ位置規制手段と、を備え、 前記麺皮折り重ねユニットの長方形状トレー列上に長方
    形の麺皮を載置し且つ第2トレー上面に対応する麺皮の
    所要部位に具を載置供給した状態で、各トレーを第1ト
    レーから順次隣合う次のトレーに対し往復反転駆動させ
    ることにより、具を包むようにして長方形麺皮を多重に
    折り重ねて内部に具を包填すると共に、各トレーを隣合
    う次のトレーに対し往復反転させる際に前記折り曲げ位
    置規制手段を進退させて麺皮の折り曲げ位置を規制する
    ようにした多重折り重ね包皮食品の製造装置。
  2. 【請求項2】 折り曲げ位置規制手段は、待機位置と作
    用位置との間で進退可能な先端の尖った細い棒状体から
    なるもので、この棒状体の先端部が、各トレーの反転時
    に待機位置から作用位置に進入して、折り曲げられる麺
    皮の耳部に対面する位置まで挿入され該棒状体が折り曲
    げ支点となっている請求項1に記載の多重折り重ね包皮
    食品製造装置。
  3. 【請求項3】 第1トレーが往復反転して長方形麺皮の
    一端部を具の上に折り重ねる時に当該麺皮の一端部を上
    から押える麺皮押え手段を備えてなる請求項1又は2に
    記載の多重折り重ね包皮食品製造装置。
  4. 【請求項4】 麺皮折り重ねユニットのトレー列上に供
    給された麺皮の前記一端部と反対側に位置する他端部上
    に麺皮糊付け用の水分を塗着させる水分塗着手段を備え
    てなる請求項1〜3の何れかに記載の多重折り重ね包皮
    食品製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016062650A1 (de) * 2014-10-23 2016-04-28 Haas Food Equipment Gmbh Faltvorrichtung
CN109500904A (zh) * 2019-01-03 2019-03-22 郑州孔河天地食品有限公司 新型凉皮切断机构
WO2018229809A3 (ar) * 2017-05-10 2019-09-26 وجيه ابودياك، جهاز للف السمبوسة آليا

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