JP2002125296A - 音響整合部材とその製造方法 - Google Patents
音響整合部材とその製造方法Info
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Abstract
り、音速を低くしたりしつつ音響整合部材の弾性を強く
する。 【解決手段】 複数の微小片1と液体2を混合させ、前
記液体2を蒸発させて前記微小片1の集合体を成形し、
前記微小片が軟化する温度で加熱して、前記集合体を固
形化して音響整合部材を製造する。
Description
体や液体など流体の流量を測定する流量計測装置や、物
体との距離を測定する距離計測装置などに用いる超音波
送受波器に関するもので、特に超音波を送受信する手段
と流体との音響インピーダンスの整合をとる音響整合部
材とその製造方法に関するものである。
で求められる。空気中の音響インピーダンスZAIRは約
428kg/m2s、超音波を発生する手段である圧電振動子
の音響インピーダンスZPZTは約30×106kg/m2sであ
る。圧電振動子から空気中へ超音波を放射する場合、両
者の音響インピーダンスの差異による音の反射が発生
し、音の放射効率が低下する。これを改善するために用
いるものが音響整合部材である。音響整合部材の音響イ
ンピーダンスZMは理論計算から、
理想値で、上記したZPZT及びZAIRの値を用いると、こ
の値は約0.11×106kg/m2sとなる。
ンスと圧電振動子から空気中に放射される音のエネルギ
ーの割合の関係を示した特性図である。音響インピーダ
ンス約0.11×106kg/m2sで、透過の割合が1とな
り反射のないことを示している。
つ音響整合部材を得るため音響整合部材を構成する材料
は、密度が軽く、かつ、音速が遅いことが必要である。
に示すように、樹脂材料40にガラスバルーン41を混
ぜて固めた構成のものがある。ガラスバルーンは中空で
あるので、非常に軽いという特徴がある。これを樹脂に
まぜて固めて得られた構造体は、樹脂だけで固めて得ら
れた構造体に比べ密度が軽くなる。また、用いるガラス
バルーンの大きさは、音響整合部材を伝播する振動
(音)の波長よりも、十分小さいもの(およそ振動の波
長の1/10以下)が、振動伝播に影響を与えにくいこ
とから選択されている。音速はおよそ2300m/sで、
密度は1.2g/cm3の樹脂材料に、真比重0.13g/cm3
のガラスバルーン(商標名「3Mガラス発泡体」で入手
できる)を混ぜて固めると、密度0.56g/cm3、音速
2100m/sの構造体が得られる。これの音響インピー
ダンスZCOMは1.18×106kg/m2sとなる。
ス製マイクロバルーンを内有した構成のものがある。こ
れの特徴は、音響整合層をガラスだけで構成するので、
高温時にも物性の変化がないこということである。ただ
し、ガラスの音速は5000〜6000m/sec、密度は
2.2g/cm3なので、このような構成で得られた構造体
は、音速が早く、密度が大きくなり、音響インピーダン
スは大きな値になるものと推定される。
空球体だけで構成するものがあり、その製造方法はガラ
スの中空球体が軟化する温度に加熱して、圧縮すること
で中空球体のそれぞれの接触点で結合させる方法が述べ
られている。ガラスの中空球体は商標名「3Mガラス発
泡体」(前述したものと同等なもの)を用い、得られた
音響整合部材は音速900m/sec、音響インピーダンス
ZBGは約0.45×106kg/m2sの特性を持つことが明
記されている。音響インピーダンスは音速×密度で表さ
れるので、この音響整合部材は密度が0.5g/cm3とな
る。ガラスの音速は5000〜6000m/secである
が、中空球体とすることにより音速が900m/sまで下
がる。
に記載されている音響整合部材には次に示すような課題
がある。
スZBGとZCOMとを、図9の特性図上にプロットする
と、ZBGは記号△に位置し、ZCOMは記号□に位置し、
透過の割合はZBGの場合が0.21、ZCOMの場合が
0.05となり、ZCOMの場合に比べ、ZBGの場合は音
の透過率が4倍となる。しかしながら、実際には4倍の
出力を得られることはなく、両者ともほぼ同等なレベル
である。これはZBGを得る構造体は、ZCOMを得る構造
体と比較して、その音響整合部材を伝播している最中に
音が減衰しやすいことにあると考えられる。反対にZ
MCOMを得る構造体はその音響整合部材を伝播している最
中の音の減衰は小さいが、ZBGを得る構造体と比較し
て、音速が速いため音響インピーダンスが大きくなり、
音が空気中へ放射されるときの反射が大きくなる。結
局、実際には両音響整合部材より出力される音の大きさ
には大差がない。このため、ZBGやZCOMを得る構造体
で構成される音響整合部材より、音の出力が大となる音
響整合部材が求められている。
するために、立体的な微笑片の集合体で音響整合部材を
構成してあり、この音響整合部材は、微小片と液体を混
合させ、前記液体を蒸発させて前記微小片の集合体を成
形し、前記微小片が軟化する温度で加熱して、前記集合
体を固形化することにより、製造する。
部分が多いので微小片同士の結合が強くなり、密度の増
加を抑えながら、音の減衰を抑えることができる。
体における微小片を均一に分布させることができる。
合部材は、立体的な微小片を集合して構成してあり、微
笑片が立体的な構造なので、容易に空隙をつくることが
でき、複数の微小片からなる集合体のかさ密度を小さく
できる。また、表面積を大きくとれるので、微小片同士
の接触面積を大きくでき、結合を強くできる。
求項1記載の発明に加えて、微小片は中空球体を粉砕し
た構造としたことを特徴とするものであるり、中空球体
を粉砕するので、容易に立体的な構造の微小片を作るこ
とができる。
製造方法は、複数の微小片と液体を混合させ、前記液体
を蒸発させて前記微小片の集合体を成形し、前記微小片
が軟化する温度で加熱して、前記集合体を固形化するこ
とを特徴とする方法としたものである。
片同士の結合を強くできる。そして、液体と微小片を混
合することで、微小片一つ一つが一旦分離するので、液
体として、液体と微小片の混合体を取り扱うことがで
き、撹拌したり、かき混ぜることで、液体と微小片から
なる混合体での微小片の分布を均一にできる。
方法は、請求項3記載の発明に加えて、液体は微小片よ
り比重が小さいことを特徴とする方法としてあり、液体
の比重が微小片の比重よりも小さいので、微小片を混合
しても微小片が浮遊することがない。従って、微小片の
分布の偏りを抑えることができる。
方法は、請求項4記載の発明に加えて、液体の蒸発は、
微小片の沈殿後行うことを特徴とする方法としてあり、
液体の比重が微小片より小さいので、長期間液体を放置
すると、微小片は沈殿する。この沈殿の際に微小片は均
一に分布できるので、微小片の結合を均一にできる。ま
た、重さの異なる微小片で構成すると、微小片は重いも
のから沈殿するので、沈殿方向に密度分布ができ、音響
インピーダンスに分布を設けることができ、複数の音響
インピーダンスを設けるのと同じ状態になるので、複数
の波長に対応できる広帯域の音響整合部材を構成でき
る。
方法は、請求項5記載の発明に加えて、音響整合部材の
密度は中空球体の粉砕度合で調整することを特徴とする
方法としてあり、微小片の大きさを変えると、微小片同
士の接触面積や空隙が変わり、複数の微小片の集合体で
ある音響整合部材の密度を変えることができる。中空球
体を粉砕して微小片を構成する場合は、中空球体にかか
る荷重、時間で粉砕度合を管理できるので、所望の密度
を有する音響整合部材を簡単に作ることができる。
は、請求項6記載の発明に加えて、中空球体の粉砕度合
は粉砕後の体積と粉砕前の体積の比で調整する製造方法
で作られる。
とで微小片の大きさを調整できるので、荷重、時間など
のバラツキ要因が少なく、密度バラツキの少ない音響整
合部材を作ることができる。また、荷重管理が必要ない
ので、精度の高いプレスを用いる必要がなく製造コスト
を低減できる。また、時間管理が必要ないので、製造時
間を短縮できる。
説明する。
における音響整合部材の製造装置の一例を示している。
る。立体構造については、特に限定するものではない
が、かさ密度が材質の密度より小さいことが必要であ
る。材質の密度に比べて微小片のかさ密度が小さいほ
ど、微小片1の集合体に多くの空隙を設けることができ
るので、微小片1の集合体で構成される音響整合部材の
密度を小さくできる。本実施例では、微小片1の大きさ
は、100μm以下で、厚さは数μmである。ガラスの密
度は2.2g/cm3で、音速は約5000m/sである。しか
し、微小片1を立体構造にしているので、微小片1の集
合体のかさ密度は、石英ガラスの密度より小さくなる。
なお、微小片1の材質は限定するものではなく、アル
ミ、銅、鉄などの金属、カーボン、セラミックなどを用
いてもよい。
3である。液体2は蒸留水でなくても構わない。例え
ば、PVA(ポリビニルアルコール)と水の混合液にし
て粘性を持たせてもよい。粘性を有する液体を用いる場
合は、微小片1と液体2との混合体を成型ケースで成型
した後も、その形を容易に維持できる。
標)である。テフロンは滑りやすく、成型後の微小片1
と液体2の混合体を余計な力をかけずに取り出すことが
できる。従って、取り出すときに成型品を潰すことを防
止できる。底蓋4は、成型ケース3の一方の口を閉じ
て、微小片1と液体2からなる混合体を漏れないようす
るもので、テフロンの板やセロハンテープなどで構成し
ている。
して、液体2を取り除くとともに、微小片1の集合体を
所定の密度に設定するものであり、本実施例では、材質
をステンレスにしているが、特に限定するものではな
い。
て図2のフローチャートを用いて説明する。
で構成される複数の微小片1と蒸留水からなる液体2を
ビーカ内で十分にかき混ぜる。十分にかき混ぜることに
より混合体内での微小片1の分布は殆ど均一にできる。
液体2の量は任意に設定できるが、本実施例では、複数
の微小片1と液体2の混合体を十分に混ぜたときに、こ
の混合体が成型ケース3に流し込める状態になるように
している。
液体2の混合体を成型ケース3に入れ、押し棒5で、こ
の混合体を押し、余分な液体2を成型ケース3と押し棒
5との間の隙間から押し出すとともに、微小片1の集合
体の密度を調整する。
騰しない温度で成型ケース3ごと加熱し、液体2を蒸発
させる。
底蓋4を開け、押し棒5で微小片1の集合体を押して、
成型ケース3より取り出す。
軟化温度で加熱し、微小片1の集合体を固形化する。
成された音響整合部材の内部構成図である。矢印で示し
た経路は音の伝搬経路を示している。図3に示すよう
に、音は微小片1を通じて伝搬していくので、その伝搬
経路は、音響整合部材の厚さよりも長くなり、音響整合
部材の音速を遅くすることができる。微小片1は立体的
な構造になっているため、空隙を作りながらも、複数の
接触点を持つことができる。従って、接触面積が大きく
なるので、微小片1同士の結合を強くすることができ、
音の減衰を抑えることができる。また、微小片1と液体
2を十分にかき混ぜた混合体を用いて成型したので、微
小片1の分布が均一になり、音速むらを抑えることがで
きる。
せることで、微小片1の分布を均一にし、構造体の密度
むら、音速むらを抑えることができる。また、微小片1
を立体構造にするので、空隙を設けることができ、音響
整合部材の密度を小さくしながらも、微小片1同士の接
合を強くするので、音の減衰を抑えることができる。
部材の製造方法に用いる製造装置の一例を示している。
有し、説明は省略する。液体2は蒸留水であり、その量
は微小片1が沈殿しやすいように、微小片1の総体積よ
りも十分に多くしている。蒸留水の比重は1g/cm3であ
り、微小片1の材質であるガラスの密度2.2g/cm3よ
り小さいので、微小片1は沈殿することができる。微小
片1の集合体を沈殿させるので、微小片1に余計な加重
を与えることがなく、加重により生じる密度むらを小さ
くできる。
合体を沈殿により成型する場合、重力により重い微小片
から沈殿し成型される。従って、複数の密度を有する層
からなる音響整合部材を作ることができる。
響整合部材を成型する方法は、微小片1の分布を均一に
する以外にも、大きさの異なる微小片を有する場合に
は、層状に音響インピーダンスの異なる音響整合部材を
構成することができる。
例である音響整合部材を構成する微小中空球体を粉砕す
る前の状態を示している。
バルーン(商標名「3Mガラス発泡体」)で構成されて
いる。このガラスバルーンのかさ密度は0.13g/cm3
で、直径は100μm前後で、厚さは数μm程度である。
で構成されているが、材質はこれに限定するものではな
い。h1は押し棒33で押していないときの、微小中空
球体31の集合体の高さである。
スで所定高さh2まで押した状態を示している。微小中
空球体31を圧縮することで、微小中空球体31は粉砕
される。この粉砕された微小中空球体31のかけらは球
体の一部であるので、立体構造を有する微小片34を得
ることができる。
については、微小片34と選別すれば、粉砕の際に再利
用することができる。
は蒸留水であり、その密度(1kg/cm3)は、微小中空
球体31の密度と微小片34の密度の間である。つま
り、液体35より密度の小さい微小中空球体31は浮
き、液体35より密度の大きい微小片34は沈むので、
選別することができる。
中空球体31を圧縮して粉砕する前の体積と、粉砕後の
体積の比、すなわちh1とh2の比で調整することがで
きる。
る微小片34の顕微鏡写真を示す。(a)はh2/h1
=0.2の時の微小片34である。(b)はh2/h1
=0.33の時の微小片34である。(c)はh2/h
1=0.5の時の微小片34である。
微小中空球体31を圧縮して粉砕する前の体積と、粉砕
後の体積の比で制御することができる。
方法を用いて音響整合部材を構成した場合の、h2/h
1と密度、およびh2/h1と音の減衰率の関係を示し
ている。なお、音の減衰率が大きいほど音の出力が小さ
くなるものとする。
るほど、音響整合部材の密度は大きくなり、音の減衰率
は小さくなる。つまり、h2/h1を小さくすると、微
小片の大きさは小さくなり、わずかな空隙でも微小片が
入りやすくなる。従って、音響整合部材の空隙が少なく
なり、密度が大きくなる。しかし、微小片が隙間なく入
ることにより、微小片同士の接触部分が多くなり、結合
は強くなるので、音の減衰は抑えることができる。な
お、図9に示した音響整合部材の特性は一例であり、こ
れに限定するものではない。
=0.33で生成した微小片の集合体で構成された音響
整合部材の断面構造を示す顕微鏡写真である。
様である。この音響整合部材は、比重0.55g/cm3、
音速1400m/s、音響インピーダンス0.77×106
kg/m2sとなり、従来例に示した特願平1−255124
のガラスバルーンのみで構成してなる音響整合部材より
も音響インピーダンスが大きいものの、音の減衰が小さ
いため、出力する音の大きさを大きくすることが可能で
ある。
例に相当する。
材は、微小片を立体構造にしたものであり、微小片同士
の間に空隙を設けることができるので、音響整合部材の
密度を小さくする効果がある。また、本発明の音響整合
部材の製造方法は、微小片を液体と混合することで、音
響整合部材における微小片の分布を均一にし、空隙を有
していて密度の小さい音響整合部材が得られる。
装置の構成図
構成図
装置の構成図
する前の状態を示す説明図
した後の状態を示す説明図
微小中空球体と微小片を示す構造図
圧縮比率を変えて粉砕した微小片の構造を示す顕微鏡写
真
度、減衰率と微小中空球体の圧縮比率の関係を示す特性
図
造を示す顕微鏡写真
音の透過の割合の関係を示す特性図
Claims (7)
- 【請求項1】 立体的な微小片の集合体からなる音響整
合部材。 - 【請求項2】 微小片は中空球体を粉砕した構造である
請求項1に記載の音響整合部材。 - 【請求項3】 複数の微小片と液体を混合させ、前記液
体を蒸発させて前記微小片の集合体を成形し、前記微小
片が軟化する温度で加熱して、前記集合体を固形化する
ことを特徴とする音響整合部材の製造方法。 - 【請求項4】 液体は微小片より比重が小さいことを特
徴とする請求項1に記載の音響整合部材の製造方法。 - 【請求項5】 液体の蒸発は、微小片の沈殿後行うこと
を特徴とする請求項1に記載の音響整合部材の製造方
法。 - 【請求項6】 中空球体の粉砕度合で密度を調整するこ
とを特徴とする請求項1に記載の音響整合部材の製造方
法。 - 【請求項7】 中空球体の粉砕度合は粉砕前の体積と粉
砕後の体積の比で制御することを特徴とする請求項6記
載の音響整合部材の製造方法。
Priority Applications (8)
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JP2000317451A JP4439710B2 (ja) | 2000-10-18 | 2000-10-18 | 音響整合部材とその製造方法 |
CNB008043922A CN1145407C (zh) | 1999-11-12 | 2000-11-10 | 声匹配部件及其制造方法,和利用该声匹配部件的超声波发射和接收设备 |
EP00974950A EP1170978B1 (en) | 1999-11-12 | 2000-11-10 | Acoustic matching material, method of manufacture thereof, and ultrasonic transmitter using acoustic matching material |
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JP2006174992A (ja) * | 2004-12-22 | 2006-07-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波探触子 |
WO2013008470A1 (ja) * | 2011-07-13 | 2013-01-17 | パナソニック株式会社 | 音響整合体の製造方法、音響整合体、該音響整合体を用いた超音波送受波器、及び超音波流量計 |
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JPWO2013008470A1 (ja) * | 2011-07-13 | 2015-02-23 | パナソニック株式会社 | 音響整合体の製造方法、音響整合体、該音響整合体を用いた超音波送受波器、及び超音波流量計 |
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