JP2002124890A - 無線送受信機における受信用帯域フィルタの構成方式 - Google Patents

無線送受信機における受信用帯域フィルタの構成方式

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JP2002124890A JP2000312538A JP2000312538A JP2002124890A JP 2002124890 A JP2002124890 A JP 2002124890A JP 2000312538 A JP2000312538 A JP 2000312538A JP 2000312538 A JP2000312538 A JP 2000312538A JP 2002124890 A JP2002124890 A JP 2002124890A
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transmission
antenna
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Koji Ogi
広司 尾木
Nobuyuki Kakuhari
信行 覚張
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    • H04B1/38Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
    • H04B1/40Circuits
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送受信モードで同一の通信周波数帯域を用
い、送信モードではアンテナと送信回路の間に高調波発
射防止用のLPFを介在させ、受信モードではアンテナ
と受信回路の間に帯域選択用のBPFを介在させる無線
送受信機において、BPFに要する素子数を削減して装
置の製造コストの低減化を図る。 【解決手段】 遮断周波数を通信周波数帯域の上限周波
数に設定したLPF3’をアンテナ1に接続すると共に、
遮断周波数を通信周波数帯域の下限周波数に設定したH
PF12を受信回路4に接続し、送信モードではLPF3’
を送信回路2に、受信モードではLPF3’をHPF12に
接続するスイッチ回路9を設け、受信モードでLPF3’
とHPF12の直列回路からなるBPFを構成する。LP
F3’を帯域選択用にも利用することで、フィルタ回路
の素子数とスイッチ回路の数を大幅に削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランシーバ等の
無線送受信機における受信用帯域フィルタの構成方式に
係り、高調波のスプリアス発射を防止する低域フィルタ
(以下、「LPF」という)と受信周波数帯域を選択す
る帯域フィルタ(以下、「BPF」という)を設ける場
合に、BPFを構成するための回路素子の削減を図るた
めの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、トランシーバ等の無線送受信
機では、図5に示すような回路構成によって、送信モー
ドではアンテナ1と送信回路2の間にLPF3(3a〜3cの
内から選択された通信周波数帯域に対応して選択され
る)が、受信モードではアンテナ1と受信回路4の間にB
PF5(5a〜5cの内から選択された通信周波数帯域に対
応して選択される)が挿入されるようになっている。
【0003】ここに、LPF3は、送信回路2の増幅器
(一般的に電力効率が高いC級増幅器が適用される)の
非直線性によって基本周波数の整数倍に相当する高調波
が発生し、それがアンテナ1からスプリアス発射されて
他の通信に妨害を与えることを防止するために挿入され
るものである。また、BPF5は、アンテナ1で受信した
信号から希望受信周波数帯域の信号だけを受信回路4へ
入力させるために、予め不要帯域の受信信号を除去して
おくものである。
【0004】そして、図5の回路構成においては、操作
部(図示せず)からの操作信号に基づいてマイクロコン
ピュータ回路(以下、「マイコン回路」という)6が各
スイッチ回路7,(8a〜8c,9a〜9c),(10,11)を切換えて送
受信モードの設定と通信周波数帯域に応じたフィルタ回
路の選択接続状態を構成するようになっている。具体的
には、操作信号によって送信モードが設定された場合に
はスイッチ回路7をs側に接続させ、受信モードが設定
された場合にはスイッチ回路7をr側に接続させると共
に、送受信モードで選択設定される通信周波数帯域に応
じてスイッチ回路(8a〜8c,9a〜9c),(10,11)をa,b,c
のいずれかの選択状態として、各スイッチ回路8a〜8c,9
a〜9cの間に設けられている3つのLPF3a,3b,3cの内
の一つが選択され、またスイッチ回路10,11の間に設け
られている3つのBPF5a,5b,5cの内の一つが選択され
るようになっている。尚、スイッチ回路10,11が3接点
切換え方式による構成になっているのに対して、スイッ
チ回路8a〜8c,9a〜9cが個別の2接点切換え方式になっ
ているのは、送信系回路部分は電力が大きいためにリレ
ースイッチ回路が適用されるからである。
【0005】当然に、各LPF3a,3b,3cは送信モードに
おいて選択設定された通信周波数帯域の整数倍に相当す
る周波数の信号を除去するための遮断周波数を有したも
のであり、また各BPF5a,5b,5cは選択設定された通信
周波数帯域の信号のみを通過させる両遮断周波数を有し
たものである。したがって、LPF3a,3b,3cの遮断周波
数は必ずしも通信周波数帯域の上限に設定する必要はな
く、通信周波数帯域の下限周波数の2倍より低い周波数
であれば足りる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、高調波のス
プリアス発射防止用のLPF3a,3b,3cには、通過帯域と
変遷帯域でそれぞれ所要の平坦特性と遮断特性を得るた
めに通常5〜7次程度のフィルタ次数が得られる回路構
成のものが適用されており、例えば5次の連立チェビシ
ェフ型LPFとすれば、図6に示すように、最低でも7
素子(容量C11〜C15とインダクタンスL11,L12)を
要し、また、受信帯域選択用のBPF5a,5b,5cにあって
も厳格な周波数特性が要求されるために、通常5次程度
のフィルタ構成が採用されるが、例えば5次のバタワー
ス型BPFとすれば、図7に示すように、最低でも10
素子(容量C21〜C25とインダクタンスL21〜L25)が
必要となる。したがって、無線送受信機における図5の
回路構成部分では、各スイッチ回路7,(8a〜8c,9a〜9c),
(10,11)と併せて部品点数が多数にわたり、製品製造コ
ストの低減化を妨げる要因になっている。特に、BPF
5a,5b,5cについて、良好な平坦特性と急峻な遮断特性を
得るためにフィルタ次数を上げると部品点数は極めて多
くなるため、その部分での回路構成の簡素化が求められ
る。
【0007】そこで、本発明は、前記の問題点に鑑み
て、BPFに要する部品点数を削減し、もって無線送受
信機の製造コストを低減化することを目的として創作さ
れた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、送受信モード
で同一の通信周波数帯域を用い、送信モードではアンテ
ナと送信回路の間に高調波発射防止用のLPFを介在さ
せ、受信モードではアンテナと受信回路の間に前記通信
周波数帯域に対応したBPFを介在させる無線送受信機
において、遮断周波数を前記通信周波数帯域の上限周波
数に設定したLPFを前記アンテナに接続すると共に、
遮断周波数を前記通信周波数帯域の下限周波数に設定し
た高域フィルタ(以下、「HPF」という)を前記受信
回路の信号入力端子に接続し、送信モードでは前記LP
Fを前記送信回路の信号出力端子に、受信モードでは前
記LPFを前記HPFに接続するスイッチ回路を設け、
受信モードで前記LPFと前記HPFの直列回路からな
るBPFを構成することを特徴とした無線送受信機にお
ける受信用BPFの構成方式に係る。
【0009】また、無線送受信機では複数の通信周波数
帯域から一の帯域を選択して送受信を行う機種が多い
が、そのような場合においては、遮断周波数を前記の各
通信周波数帯域の上限周波数に設定した各LPFと前記
アンテナとの間に、選択された通信周波数帯域に対応す
るLPFのみを前記アンテナに接続させる第1スイッチ
回路を設け、また、遮断周波数を前記の各通信周波数帯
域の下限周波数に設定した各HPFと前記受信回路との
間に、選択された通信周波数帯域に対応するHPFのみ
を前記受信回路の信号入力端子に接続させる第2スイッ
チ回路を設けると共に、通信周波数帯域が相互に対応す
る個別LPFと個別HPFの間に、送信モードでは前記
LPFを前記送信回路に接続し、受信モードでは前記個
別LPFを前記個別HPFに接続する第3スイッチ回路
を設けたことを特徴とする無線送受信機における受信用
帯域フィルタの構成方式が適用できる。
【0010】本発明では、送信モードで高調波除去用に
使用するLPFを受信モードでも利用することとし、受
信周波数帯域に対応したBPFを前記LPFと受信専用
に設けたHPFの直列回路によって構成している。送信
モードと受信モードでの通信周波数帯域は同一であるた
めにLPFの遮断周波数をその通信周波数帯域の上限に
設定する必要があるが、送信モードにおけるLPFの機
能は前記のように高調波を除去することにあり、通信周
波数帯域の下限の整数倍以下であれば足りることから、
その遮断周波数を前記のように設定しても支障はない。
そして、受信専用のBPFを別途構成するよりも、本発
明のように送信モード用のLPFを上限遮断用に利用し
た直列回路でBPFを構成する方が素子数において遥か
に少なくなり、また図5におけるアンテナ1とフィルタ
回路の間に挿入されているスイッチ回路7も不要になる
ために部品点数を大幅に削減できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の無線送受信機にお
ける受信用BPFの構成方式の実施形態を図1から図4
を用いて詳細に説明する。先ず、図1はトランシーバに
おけるアンテナと送信回路・受信回路との間に介装され
ているフィルタ回路部分を示し、図5と同様に送信モー
ドで高調波のスプリアス発射を防止するためのLPFと
希望受信帯域を選択するためのBPFを構成する部分で
ある。また、図1の回路要素の内で図5の場合と同一の
符号で示されているものは同一の回路要素に相当する。
【0012】ここに、この実施形態の回路構成は、次の
点を特徴としている。 (1) 図5の回路構成ではアンテナ1とLPF3a〜3cに係
る選択用のスイッチ回路8及びBPF5a〜5cに係る選択
用のスイッチ回路10との間に送信モード/受信モードで
切換えられるスイッチ回路7が設けられているが、この
実施形態では同スイッチ回路7に相当するものはなく、
アンテナ1はLPF3a’〜3c’に係る選択用のスイッチ
回路8a〜8cに直接接続されている。 (2) 図5の回路構成ではスイッチ回路10,11で選択され
るフィルタが受信専用のBPF5a〜5cであるが、この実
施形態ではBPFではなくHPF12a〜12cが設けられて
いる。 (3) 図5の回路構成では、スイッチ回路7によって送信
系フィルタ回路(8a〜8c−3a〜3c−9a〜9c)と受信系フ
ィルタ回路(10−5a〜5c−11)を完全に切換えて適用
し、選択された通信周波数帯域によってスイッチ回路
(8a〜8c,9a〜9c),(10,11)を切換えてLPF3a〜3
c,BPF5a〜5cを選択して、それぞれを送信回路2と受
信回路4に接続するようにしているが、この実施形態で
は、スイッチ回路9a〜9cが送受信モードで切換えられて
LPF3a’〜3c’と送信回路2との接続状態又はLPF3
a’〜3c’とHPF12a〜12cの接続状態が構成されるよ
うになっている。また、図5のスイッチ回路9a〜9cは、
選択された通信周波数帯域に基づいてスイッチ回路8a〜
8cの接続状態と同一の切換え状態に制御されるが、この
実施形態では送受信モードに対応して切換えられるだけ
である。
【0013】以上の回路構成において、操作部(図示せ
ず)から送信モードが設定されると、マイコン回路6’
はスイッチ回路9a〜9cをa側の接続状態とし、LPF3
a’〜3c’を送信回路2に接続させる。したがって、送信
回路2の出力信号は設定された通信周波数帯域に応じて
スイッチ回路8a〜8cで選択されたLPF3’を通じてア
ンテナ1へ出力され、前記出力信号に含まれている高調
波を除去してアンテナ1から発射させることができる。
また、この状態では受信系回路12a〜12c,11,4がスイッ
チ回路9a〜9cによって送信系回路8a〜8c,3a〜3c,9a〜9
c,2から完全に切り離されている。尚、図1ではLPF3
a’が選択されている状態を示している。
【0014】一方、操作部から受信モードが設定される
と、マイコン回路6’はスイッチ回路9a〜9cをb側の接
続状態とし、LPF3a’〜3c’を送信回路2から切り離
してHPF12a〜12cに接続させる。その場合、(アンテ
ナ1)→(スイッチ回路8)→[設定された通信周波数帯
域に応じてスイッチ回路8で選択されたLPF3’]→
(スイッチ回路9)→[設定された通信周波数帯域に応じ
てスイッチ回路11で選択されたHPF12]→(スイッチ
回路11)→(受信回路4)の接続回路が構成され、アン
テナ1と受信回路4の間にLPF3’とHPF12の直列回
路が介在せしめられることになる。
【0015】ところで、この実施形態に係るトランシー
バの送信周波数範囲と受信周波数範囲を、例えば、:
50.00〜54.00MHzと:144.00〜146.
00MHzと:430.00〜440.00MHzである
とした場合において、LPF3a’とHPF12aは帯域
に、LPF3b’とHPF12bは帯域に、LPF3c’と
HPF12cは帯域にそれぞれ対応させて選択され、L
PF3a’〜3c’とHPF12a〜12cの各遮断周波数fC1
C2は次のように設定されている。 :LPF3a’のfC1=54.00MHz,HPF12aのf
C2=50.00MHz :LPF3b’のfC1=146.00MHz,HPF12bの
C2=144.00MHz :LPF3c’のfC1=440.00MHz,HPF12bの
C2=430.00MHz 尚、図5の回路におけるLPF3a〜3cの遮断周波数は必
ずしも各通信周波数帯域の上限に設定する必要はなく、
高調波を除去し得る値に設定しておけば足りるが、この
実施形態でのLPF3a’〜3c’は前記のように各通信周
波数帯域の上限に設定されている。
【0016】したがって、上記のように送信モードで用
いられるLPF3a’〜3c’を受信モードでも利用してL
PF3とHPF12の直列回路を構成すれば、図5の回路
における受信モード専用のBPF5a〜5cと同様に各帯域
〜に対応したBPFを構成することができる。具体
的には、HPF12として図2に示すようなラダー型HP
Fを適用し、LPF3に図5の回路と同様に5次の連立
チェビシェフ型LPFを適用したとすると、受信モード
での前記直列回路は図3に示す回路となり、各帯域〜
に対応して図4に示すような周波数特性のBPFを構
成できる。
【0017】その結果、受信モードでは、送信モードで
使用するLPF3を利用して、HPF12との直列回路で
構成したBPFを介して受信信号を受信回路4へ入力さ
せることができ、図5の回路構成によるトランシーバと
同様に希望受信帯域を選択することが可能になる。
【0018】そして、図5で受信モード専用に設けたB
PF5の回路(図7)と図2のHPF12の回路とを比較
すると、BPF5が容量C21〜C25とインダクタンスL
21〜L25とからなる10素子の回路であるのに対し、H
PF12は容量C31〜C33とインダクタンスL31,L32
からなる5素子の回路である。即ち、LPF3a〜3cを受
信モードでも利用してHPF12との直列回路でBPFを
構成したことにより、個別帯域に関して素子数が5個削
減でき、全体(帯域〜の全て)では15個削減でき
ている。
【0019】また、図5の回路構成で必要とされた送信
系/受信系の切換え用のスイッチ回路7とBPF5a〜5c
の選択用のスイッチ回路10とが不要になり、その点でも
部品点数の削減が図れると共に、回路構成の簡素化に伴
って装置の小型化と組立て工数の削減が図れる。
【0020】尚、上記の実施形態では複数の通信周波数
帯域から一の帯域を選択して送受信を行う機種について
説明したが、単一の通信周波数帯域だけで送受信を行う
機種の場合には、当然にLPF3’とHPF12はそれぞ
れ1個で足り、帯域選択用の各スイッチ回路8a〜8c,11
が不要であり、またスイッチ回路9も1個だけでよい。
【0021】
【発明の効果】本発明の無線送受信機における受信用B
PFの構成方式は、以上のような構成を有していること
により、次のような効果を奏する。請求項1の発明は、
送受信モードで同一の通信周波数帯域を用い、送信モー
ドではアンテナと送信回路の間に高調波発射防止用のL
PFを介在させ、受信モードではアンテナと受信回路の
間に前記通信周波数帯域に対応したBPFを介在させる
無線送受信機において、前記LPFの遮断周波数を通信
周波数帯域の上限に設定しておき、受信モードでもその
LPFを利用して通信周波数帯域の下限を遮断周波数と
したHPFとの直列回路でBPFを構成するようにした
ことによりBPFに要する部品点数を大幅に削減でき、
引いては無線送受信機の製造コストの低減化を可能にす
る。請求項2の発明は、複数の通信周波数帯域から一の
帯域を選択して送受信を行う無線送受信機において、前
記請求項1の発明の効果と共に、スイッチ回路の数を大
幅に削減でき、更なる部品点数の削減と回路構成の簡素
化により、装置の小型化と組立て工数の削減を実現す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るトランシーバにおける
アンテナと送信回路・受信回路との間に介装されている
フィルタ回路部分のシステム回路図である。
【図2】ラダー型HPFの電気回路図である。
【図3】5次の連立チェビシェフ型LPFとラダー型H
PFを直列接続させて構成したBPFの電気回路図であ
る。
【図4】LPFとHPF及びそれらの直列回路で構成さ
れるBPFの周波数特性図である。
【図5】従来技術に係る無線送受信機におけるアンテナ
と送信回路・受信回路との間に介装されているフィルタ
回路部分のシステム回路図である。
【図6】5次の連立チェビシェフ型LPFの電気回路図
である。
【図7】5次のバタワース型BPFの電気回路図であ
る。
【符号の説明】
1…アンテナ、2…送信回路、3a〜3c,3a’〜3c’…LP
F、4…受信回路、5a〜5c…BPF、6,6’…マイコン回
路、7,8,9,10,11…スイッチ回路、12a〜12c…HPF、
11〜C15,C21〜C25,C31〜C33…容量、L11,L12,
21〜L25,L31,L32…インダクタンス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J024 AA01 BA01 BA18 EA01 EA03 FA03 5K011 BA01 DA00 DA21 DA27 JA00 JA01 KA00 KA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受信モードで同一の通信周波数帯域を
    用い、送信モードではアンテナと送信回路の間に高調波
    発射防止用の低域フィルタを介在させ、受信モードでは
    アンテナと受信回路の間に前記通信周波数帯域に対応し
    た帯域フィルタを介在させる無線送受信機において、遮
    断周波数を前記通信周波数帯域の上限周波数に設定した
    低域フィルタを前記アンテナに接続すると共に、遮断周
    波数を前記通信周波数帯域の下限周波数に設定した高域
    フィルタを前記受信回路の信号入力端子に接続し、送信
    モードでは前記低域フィルタを前記送信回路の信号出力
    端子に、受信モードでは前記低域フィルタを前記高域フ
    ィルタに接続するスイッチ回路を設け、受信モードで前
    記低域フィルタと前記高域フィルタの直列回路からなる
    帯域フィルタを構成することを特徴とした無線送受信機
    における受信用帯域フィルタの構成方式。
  2. 【請求項2】 送受信モードで複数の通信周波数帯域か
    ら一の帯域を選択し、送信モードではアンテナと送信回
    路の間に高調波発射防止用の低域フィルタを介在させ、
    受信モードではアンテナと受信回路の間に選択された通
    信周波数帯域に対応した帯域フィルタを介在させる無線
    送受信機において、 遮断周波数を前記の各通信周波数帯域の上限周波数に設
    定した各低域フィルタと前記アンテナとの間に、選択さ
    れた通信周波数帯域に対応する低域フィルタのみを前記
    アンテナに接続させる第1スイッチ回路を設け、また、
    遮断周波数を前記の各通信周波数帯域の下限周波数に設
    定した各高域フィルタと前記受信回路との間に、選択さ
    れた通信周波数帯域に対応する高域フィルタのみを前記
    受信回路の信号入力端子に接続させる第2スイッチ回路
    を設けると共に、通信周波数帯域が相互に対応する個別
    低域フィルタと個別高域フィルタの間に、送信モードで
    は前記低域フィルタを前記送信回路に接続し、受信モー
    ドでは前記個別低域フィルタを前記個別高域フィルタに
    接続する第3スイッチ回路を設けたことを特徴とする無
    線送受信機における受信用帯域フィルタの構成方式。
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