JP2002123880A - 緊急時対応システム及び緊急時対応装置 - Google Patents

緊急時対応システム及び緊急時対応装置

Info

Publication number
JP2002123880A
JP2002123880A JP2000313654A JP2000313654A JP2002123880A JP 2002123880 A JP2002123880 A JP 2002123880A JP 2000313654 A JP2000313654 A JP 2000313654A JP 2000313654 A JP2000313654 A JP 2000313654A JP 2002123880 A JP2002123880 A JP 2002123880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
camera
emergency response
accident
emergency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000313654A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Ihi
正樹 衣斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2000313654A priority Critical patent/JP2002123880A/ja
Publication of JP2002123880A publication Critical patent/JP2002123880A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両事故の発生時に、適切に緊急事態に対応
することができる緊急時対応システム及び緊急時対応装
置を提供すること。 【解決手段】 緊急時対応センター側では、ステップ2
00にて、車両側から事故発生の緊急通報を受信したか
否かを判定する。ステップ210では、車両からの通報
を受信したので、その通報の内容、例えば車両の位置
(即ち事故発生地点)、搭乗者の氏名や人数などの個人
情報を、オペレータのディスプレイ33に表示する。続
くステップ220では、車両側から送信されたカメラ画
像を、他のディスプレイ35に表示する。続くステップ
230にて、オペレータによりカメラ9の操作がなされ
たか、即ち、カメラ操作部41のボタン43、45が操
作されたか否かを判定する。ステップ240では、オペ
レータによる操作に対応したカメラ9の制御信号を、通
信部37を介して車両側に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の事故の発生
時に、車両側と緊急時対応センター側との間で必要な通
信を行う緊急時対応システム及び緊急時対応装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、交通事故等の車両事故の発生
時に、自動又は簡単な手動操作により、自動車電話など
の無線ネットワークを通じて、専用の受付センター(緊
急時対応センター)などに状況を伝える技術が知られて
いる。
【0003】例えば特開平4−57198号公報には、
自動車に事故が発生した場合の対策として、自動車が事
故の際に受ける衝撃を検出することにより、事故発生を
判定し、その時の自動車の位置情報を、予め登録された
緊急連絡先(消防署や警察署など)に通報する車両用緊
急通報装置が開示されている。
【0004】また、これとは別に、例えば特開平8−2
21679号公報には、自動車の事故発生を検出した場
合には、その時の自動車の位置情報に加えて、搭乗者
(ドライバ等)の個人情報を、予め登録された緊急連絡
先に通報する車両用緊急通報装置が開示されている。
【0005】更に、この公報には、車内に固定のカメラ
を配置して、事故発生時には、そのカメラで撮影した画
像を緊急連絡先に送信する車両用緊急通報装置も開示さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では、自動車の事故が発生した場合には、事
故が発生した位置情報やドライバ等の個人情報、更には
固定の車内カメラで撮影したままの画像を送信するだけ
であるので、その情報を受け取った緊急連絡先では、ど
の程度の事故かやその緊急性が分からないことがあっ
た。
【0007】つまり、前記車内カメラでは、特定方向の
固定の画像を送信するだけであるので、本当に送信すべ
き映像(即ち緊急通報先の対応に必要な映像)を送って
いるとは限らないという問題があった。また、単に固定
方向の画像だけでは、緊急処置に必要な機材を見積もる
には不十分なことがあった。更に、事故発生時に、その
衝撃によってカメラの位置がずれた場合には、必要な映
像が得られないという問題もあった。
【0008】つまり、従来の技術では、発生した事故の
状況を十分を把握できず、適切な対応が取れないことが
あった。本発明は、前記課題を解決するためになされた
ものであり、事故の発生時に、速やかに且つ適切に緊急
事態に対応することができる緊急時対応システム及び緊
急時対応装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】(1)請
求項1の発明は、車両事故の発生時に、車両側と緊急時
対応センター側との間で通信を行う緊急時対応システム
に関するものである。本発明では、車両には、自車両側
の状況を撮影可能で、且つ緊急時対応センター側からの
無線通信により遠隔操作可能なカメラを搭載しており、
車両事故の発生時には、そのカメラにより撮影した画像
(カメラ画像)を緊急時対応センター側に送信する。
【0010】従って、事故が発生した場合には、その緊
急通報を受けた緊急時対応センター側のオペレータ等に
より、例えばカメラの撮影方向や画像の倍率を制御でき
るので、車内の状況などを的確に把握することができ
る。よって、その把握した状況(例えば負傷者の負傷の
程度)に応じて、必要な機材や薬品等を準備でき、救急
車等を速やかに事故現場に向わせることができるので、
迅速で且つ的確な緊急処置を行うことができる。
【0011】また、緊急時対応センターにて、緊急通報
を一度に複数受け取った場合でも、カメラ画像により車
内の状況を正確に把握できるので、緊急度の高い事故を
優先して対応することができ、極めて安全性の高いシス
テムである。尚、ここで、緊急時対応センターとは、事
故発生時に車両側から緊急通報を受けてその対応が可能
な部署を示し、例えば消防署や警察署と別に設けられて
いてもよいし、消防署や警察署内に設けられてよく、特
に限定はない。
【0012】(2)請求項2の発明では、カメラは、車
両の室内に配置されて、車両の室内の状況を撮影可能で
ある。本発明は、カメラの配置を例示している。このカ
メラは、車内の状況を正確に把握できる箇所に配置され
ていることが望ましく、例えば車内の前方上部から車内
を撮影できる位置が好適である。尚、カメラを複数配置
すれば、より正確に車内の状況を把握できる。
【0013】(3)請求項3の発明では、カメラは、緊
急時対応センター側からの遠隔操作により、その撮影方
向及び倍率の両方又は一方の調整が可能である。本発明
は、カメラの調節可能な機能を例示している。つまり、
撮影方向を例えば3次元的に変更できれば、室内の状況
を隅々まで把握することができる。また、ズーミング機
構により画像の倍率を調節できれば、例えば負傷者を拡
大して撮影することにより、負傷の程度をより正確に認
識することができる。
【0014】(4)請求項4の発明では、車両には、車
両事故の発生を検出する事故発生検出手段(例えばGセ
ンサの出力に基づいて検出する手段)を備えている。例
えばGセンサの出力が規定値を超えた場合には、車両事
故に相当する大きな衝撃があったと見なして、車両事故
が発生したと判断することができる。従って、事故が発
生した場合には、その事故の発生を自動的に検出するこ
とができる。
【0015】(5)請求項5の発明では、車両には、車
両事故の発生を、緊急時対応センター側に通報する事故
通報手段を備えている。従って、事故が発生した場合に
は、その事故の発生を自動的に緊急時対応センター側に
通報することができるので、例えば搭乗者が負傷して自
力では事故の通報ができない場合や、気が動転して正確
な事故通報ができない場合でも、速やかに且つ確実に事
故発生を通報できる。
【0016】尚、この事故通報手段は、前記事故検出手
段により事故の発生を検出した場合に、自動的に事故の
発生を通報できるが、例えばマニュアルスイッチ等によ
り、事故の発生を通報するようにしてもよい。 (6)請求項6の発明では、車両には、車両事故の発生
時に、車両の現在位置を通報する現在位置通報手段を備
えている。
【0017】例えばGPS等を利用して常に車両の現在
位置を把握しておくことにより、事故が発生した場合に
は、車両の正確な現在位置(従って事故発生場所)を通
報できるので、その通報に基づいて、救急車等の緊急車
両は速やかに事故発生場所に到達することができる。
【0018】(7)請求項7の発明は、車両事故の発生
時に、緊急時対応センター側と通信を行う車両側の緊急
時対応装置に関するものである。本発明では、車両に
は、自車両側の状況を撮影可能で、且つ緊急時対応セン
ター側からの無線通信により遠隔操作可能なカメラを搭
載しており、車両事故の発生時には、そのカメラにより
撮影した画像(カメラ画像)を緊急時対応センター側に
送信する。
【0019】従って、前記請求項1と同様に、事故発生
時には、緊急時対応センターはカメラを遠隔操作するこ
とにより、車内の状況等を正確に把握できるので、その
後の対応を、迅速且つ的確に行うことができる。 (8)請求項8の発明では、カメラは、車両の室内に配
置され、車両の室内の状況を撮影可能である。
【0020】従って、前記請求項2と同様に、事故発生
時の車内の状況を的確に把握できる。 (9)請求項9の発明では、カメラは、緊急時対応セン
ター側からの遠隔操作により、その撮影方向や倍率の調
整が可能である。
【0021】従って、前記請求項3と同様に、車内の状
況等をより正確に把握することができる。 (10)請求項10の発明では、車両事故の発生を検出
する事故発生検出手段を備えている。
【0022】従って、前記請求項4と同様に、自動的に
事故の発生を検出することができる。 (11)請求項11の発明では、車両事故の発生を、緊
急時対応センター側に通報する事故通報手段を備えてい
る。
【0023】従って、前記請求項5と同様に、搭乗者が
事故の発生を通報できない場合でも、緊急時対応センタ
ーでは、確実に事故の発生を知ることができる。 (12)請求項12の発明では、車両事故の発生時に、
車両の現在位置を通報する現在位置通報手段を備えてい
る。
【0024】従って、前記請求項6と同様に、通報され
た事故発生場所の情報に基づいて、速やかな対応が可能
である。 (13)請求項13の発明は、車両事故の発生時に、車
両側と通信を行う緊急時対応センター側の緊急時対応装
置に関するものである。
【0025】本発明では、車両側に搭載されて自車両側
の状況を撮影可能なカメラを、無線通信により遠隔操作
するカメラ操作手段を備えている。従って、緊急時対応
センター側では、オペレータ等が例えばカメラ操作装置
などを操作することにより、車両側のカメラを制御し
て、必要な画像を得ることができる。
【0026】(14)請求項14の発明では、カメラ操
作手段により、カメラの撮影方向や倍率の調整を行う。 本発明は、カメラの調節可能な機能を例示している。こ
の機能により、所望の画像を得ることが可能である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の緊急時対応システ
ム及び緊急時対応装置の実施の形態の例(実施例)を説
明する。 (実施例) a)本実施例の基本的なシステム構成を説明する。
【0028】本実施例の緊急時対応システムは、主とし
て車両側のシステムと緊急時対応センター側のシステム
とにより構成されている。 図1に示す様に、車両(自動車)に事故が発生した場
合には、車両側から中継局に対して、無線系の通信手段
にて緊急時の情報(事故情報、位置情報、カメラ画像)
を送信する。
【0029】その情報は、中継局から、電話回線等の有
線の地上系の通信手段にて緊急時対応センターに送信さ
れる。緊急時対応センターでは、(後に詳述する様に)
事故車両のカメラを遠隔操作するとともに、送信された
情報に基づいて、緊急の程度を勘案して、消防署や警察
署などに、救急車やパトカー等の出動要請の連絡を行
う。
【0030】尚、ここでは、緊急時対応センターが、消
防署や警察署とは別に設けられた場合を例に挙げる。 前記車両側のシステムとしては、図2に示す様な車載
の緊急時対応装置(車載装置)が用いられる。
【0031】この車載装置のハード構成は、制御回路1
を中心にして、その制御回路1に、位置検出器3、地図
データ入力器5、Gセンサ7、カメラ9が接続されると
ともに、外部メモリ11、カメラ駆動装置13、通信機
15が接続されている。以下、各構成について説明す
る。
【0032】前記制御回路1は、通常のマイクロコンピ
ュータとして構成されており、内部には、周知のCP
U、ROM、RAM、I/O、及びこれらを接続するバ
スラインが備えられている。前記位置検出器3は、車両
の位置を検出するための装置であり、周知の地磁気セン
サ17、ジャイロスコープ19、距離センサ21、及び
衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPS
(Global Positioning System)のためのGPS受信
機23を有している。
【0033】また、これらのセンサ類17〜23は、そ
れぞれ性質が異なる誤差があるので、複数のセンサ類1
7〜23によりそれぞれを補間しながら使用するように
構成されている。尚、精度によっては、上述したセンサ
類17〜23の一部で位置検出器3を構成してもよく、
更にステアリングの回転センサ、各転動輪の車輪センサ
等を用いてもよい。
【0034】前記地図データ入力器5は、位置検出の精
度向上のためのマップマッチング用データ、地図デー
タ、及び目印データなどの各種のデータを入力するため
の装置(ドライブ)である。前記Gセンサ7は、前後加
速度等の加速度の大きさを検出する加速度センサであ
り、このGセンサ7からの信号に基づいて、車両に加わ
った衝撃の程度を判断して、事故の発生を検出する。
【0035】前記カメラ9は、(画像の倍率の調整が可
能な)ズーミング機構を有する例えばCCDカメラ(テ
レビカメラ)であり、車内のほぼ全体を撮影可能な様
に、例えばバックミラーの近傍など、搭乗者の前方から
後方に向けて車両内を撮影する位置に取り付けられてい
る。尚、カメラ9は、異なる方向から複数の映像が得ら
れる様に、複数配置してもよい。
【0036】前記外部メモリ11は、例えばハードディ
スクやPCメモリ等の記憶装置であり、例えば前記地図
データ入力器5により入力された各種のデータが記憶さ
れる。尚、緊急時に通報する通報先である宛先データ
や、搭乗者(ドライバ等)の個人データは、この外部メ
モリ11に記憶することができる。
【0037】前記カメラ駆動装置13は、カメラ9の撮
影方向やズーミングにより倍率を調節する周知の(例え
ば警備等に用いられる様な)装置であり、撮影方向を変
更する3つのモータや倍率を変更するモータ等を備えて
いる。前記通信機15は、車載装置と外部(例えば緊急
時対応センター)の間で、無線により必要な情報を送受
信する送受信機(自動車電話機)である。
【0038】従って、この通信機15により、車載装置
から緊急時対応センターに、カメラ9にて撮影した画像
データ等を送信したり、緊急時対応センターから車載装
置に送信された、カメラ9を操作する制御信号を受信す
ることができる。 また、前記緊急時対応センター側のシステムとして
は、図3に示す様な緊急時対応装置が用いられる。
【0039】この緊急時対応装置は、基本的な構成とし
て、ホストコンピュータ31と、ディスプレイ33と、
キーボード35と、無線局との通信を行う通信部37と
を備えるとともに、カメラ9の遠隔操作のために、カメ
ラ画像用のディスプレイ39と、カメラ操作部41とを
備えている。
【0040】このカメラ操作部41には、カメラ9の倍
率を調節するためのボタン43と、カメラ9の撮影方向
を調節するためのボタン45が設けられている。 b)次に、上述したハード構成のうち、特に車載装置の
機能を、図4のブロック図に基づいて説明する。
【0041】車載装置は、機能的に、車内制御部51、
位置情報検出部53、衝撃検出部55、宛先データベー
ス部57、個人データベース部59、自動通報部61、
車内カメラ部63、車内カメラ制御部65を備えてい
る。以下、各部の内容を、その動作とともに説明する。
【0042】前記車両制御部51は、前記制御回路1に
より実現される機能であり、センサ類や外部から受信し
た信号等に応じて、カメラ9の撮影等の処理や通信のた
めの処理などを行う。前記位置情報検出部53は、前記
位置検出器3により実現される機能であり、地図データ
や、地磁気センサ17等のセンサ類17〜21等による
実測データに基づいて、車両の現在位置を検出する自立
推測航法と、人工衛星から送信された電波を受信し、そ
の受信データに基づいて、車両の絶対位置を検出する衛
星航法を組み合わせることにより、地図上における自車
の現在位置を高精度で検出する。
【0043】前記衝撃検知部55は、前記Gセンサ7か
らの信号に基づき、車両の受けた衝撃により、事故の発
生を検出する。このGセンサ7からの信号は、エアバッ
ク(図示せず)を作動させるための判定条件に使用され
るものであり、Gセンサ7の出力が所定の作動判定値を
上回った場合に、エアバックが作動する。従って、Gセ
ンサ7の出力が、この作動判定値を上回った場合に、事
故が発生したと見なす。
【0044】前記宛先データベース部57及び個人デー
タベース部59は、前記外部メモリ11に記憶されたデ
ータベースである。このうち、宛先データベース部57
には、事故発生時に、事故の発生を通報し、カメラ画像
を送信する宛先のデータ(例えば緊急時対応センター、
消防署、警察、自宅等の緊急時に通報すべき宛先)が記
憶されている。一方、個人データベース部59には、事
故発生時に通報する個人情報、即ち、その車両の予め登
録された搭乗者のデータ(例えば氏名、住所、血液型
等)が記憶されている。
【0045】前記自動通報部61は、前記通信機15に
より実現され、事故発生時に、事故の発生を緊急時対応
センターに送信するとともに、カメラ画像を自動的に送
信する。前記車内カメラ部63は、前記カメラ9により
実現され、車内の画像を撮影する。この車内カメラ部6
3では、画像のデータ送信を行う関係から、データ量が
少なくて済む静止画、又はコマ送り映像にすることが考
えられる。
【0046】尚、車内カメラ部63においては、フラッ
シュなどを発光するように構成することにより、夜間等
の暗がりでも明確な映像が得られる。前記車内カメラ制
御部65は、前記カメラ駆動装置13により実現され、
カメラ9を遠隔操作により制御する機能である。つま
り、緊急時対応センターからの信号を受信し、その信号
に基づいて、モータ等を駆動して、撮影方向や倍率を調
節する。これにより、緊急時対応センター側にて、オペ
レータが希望する車内の画像を得ることができる。
【0047】c)次に、カメラ9の撮影方向及び倍率の
調整方法について説明する。 図5に示す様に、カメラ9はカメラ台13a上に載置さ
れており、このカメラ台13aは、カメラ9の指向方向
を3次元方向に変位させるために、X、Y、Z方向に対
応して個別設けられた合計3台のモータ13bを備えて
いる。尚、前記カメラ9内には、カメラ9の倍率を調節
するズーミング機構を駆動するモータ13cが配置され
ている。
【0048】また、前記モータ13b、13cは、図示
しないモータドライバやリレー回路を介して、モータ1
3b、13cを駆動する手段としての制御回路1に接続
されている。従って、前記構成を備えたモータ駆動装置
13により、以下の手順でカメラ9の動作が調節され
る。
【0049】緊急時対応センター側において、オペレー
タがカメラ操作部41のスイッチ43、45を操作する
と、その操作に対応した信号が、緊急時対応センター側
の緊急時対応装置から出力される。その出力された信号
は、中継局から送信され、車載装置の通信機15を介し
て制御回路1に入力される。
【0050】制御回路1には、オペレータの操作に対応
するカメラ9のズーミング動作やカメラ台13aの指向
方向の変位動作の駆動制御内容を規定するプログラムが
記憶されているので、このプログラムにより、前記オペ
レータの操作に対応した制御信号(即ち入力した信号に
対応した制御信号)が、カメラ駆動装置13に対して出
力される。
【0051】これにより、モータ13b、13cが駆動
されるので、カメラ9は、オペレータの操作に対応し
て、その撮影方向や倍率を変更することができる。 d)次に、本実施例の緊急時対応システムにおける対応
処理等を説明する。 車両側の緊急時対応装置における初期処理 図6のフローチャートに示す様に、まず、ステップ10
0にて、GPSレシーバ5などからの情報により検出し
た車両の現在位置のデータをメモリ17に記憶する。
【0052】続くステップ110では、事故が発生した
か否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ1
20に進み、一方否定判断されると前記ステップ100
に戻る。この事故の発生は、上述した様に、Gセンサ7
の出力の大きさ(エアバックの作動判定値を上回った場
合)により判定することができる。尚、これ以外に、事
故発生を報知するボタンを設け、このボタンがドライバ
等により押された場合に、事故が発生したと判断しても
よい。
【0053】続くステップ120では、事故の発生を、
通信機15により送信し、中継局を介して緊急時対応セ
ンターに通報する。この場合、通報する宛先のデータ
は、前記宛先データベース部57から取得する。尚、宛
先としては、緊急時対応センターに限らず、他の必要な
宛先(例えば所轄の警察署、所轄の消防署、自宅、保険
会社など)を予め設定しておくことが望ましい。
【0054】続くステップ130では、事故の対応を、
(緊急時対応センター側にて)速やかに且つ的確に実施
させるために、自車両の現在位置や個人情報などを、緊
急時対応センターなどの所定の宛先に送信する。この場
合、個人情報は、前記個人データベース部59から取得
する。
【0055】尚、この情報を送信する宛先としては、前
記事故の発生を通報する宛先と同じであることが望まし
いが、送信する情報に応じて変更してもよい。また、宛
先に応じて、情報の内容を変更してもよい。例えば保険
会社へは、保険の番号の情報を付加して送信したり、警
察にはナンバープレートの番号を送信してもよい。
【0056】続くステップ140では、カメラ9で撮影
した画像を、緊急時対応センターなどの所定の宛先に送
信し、一旦本処理を終了する。 緊急時対応センター側における処理 図7に示す様に、緊急時対応センター側では、ステップ
200にて、車両側から事故発生の緊急通報を受信した
か否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ2
10に進み、一方否定判断されると一旦本処理を終了す
る。
【0057】ステップ210では、車両からの通報を受
信したので、その通報の内容、例えば車両の位置(即ち
事故発生地点)や、搭乗者の氏名や人数などの個人情報
を、オペレータの前のディスプレイ33に表示する。続
くステップ220では、車両側から送信されたカメラ画
像を、他のディスプレイ39に表示する。尚、カメラ画
像を表示できればどのディスプレイでもよい。また、デ
ュスプレイの一部を分割してカメラ画像を表示してもよ
い。
【0058】続くステップ230にて、オペレータによ
りカメラ9の操作がなされたか否か、即ち、カメラ操作
部41のボタン43、45が操作されたか否かを判定す
る。ここで肯定判断されるとステップ240に進み、一
方否定判断されると一旦本処理を終了する。
【0059】ステップ240では、オペレータによる操
作に対応したカメラ9の制御信号を、通信部37を介し
て、車両側に送信し、一旦本処理を終了する。これによ
り、緊急時対応センター側からの遠隔操作により、車両
に搭載されたカメラ9の撮影方向や画像の倍率を調節す
ることができる。
【0060】車両側におけるカメラ9の制御信号の受
信時の処理 図8のフローチャートに示す様に、ステップ300で
は、緊急時対応センター側から送信された信号、即ち、
カメラ9を操作するための制御信号を受信したか否かを
判定する。ここで肯定判断されるとステップ310に進
み、一方否定判断されると一旦本処理を終了する。
【0061】ステップ310では、カメラ9を操作する
ための制御信号を受信したので、その制御信号に応じ
て、カメラ駆動装置13に対し、カメラ9の動作を調節
する制御信号を出力する。これにより、カメラ9は、オ
ペレータの操作に対応した撮影方向の変更や倍率の調整
等がなされるので、その調整後の状態にて新たな画像を
撮影することができる。
【0062】続くステップ320では、引き続いて、カ
メラ9にて撮影した画像を、緊急時対応センター側に送
信した処理を行い、一旦本処理を終了する。 e)この様に、本実施例では、車両の事故を検出した場
合には、その事故の発生を緊急時対応センターに通報す
るとともに、現在の車両位置及び車両に搭乗しているド
ライバ等の個人情報を、緊急時対応センターに通報す
る。また、車内に設けられたカメラ9で撮影した画像
も、緊急時対応センターに送信する。
【0063】従って、上述した緊急通報を受信した緊急
時対応センターでは、そのオペレータがディスプレイ3
9に表示されたカメラ画像を見て、事故の状態や車内の
状態を把握することができる。また、その画像がよく見
えない場合や状況を明確に把握できない場合には、カメ
ラ操作部41を操作することにより、カメラ9の撮影方
向や倍率を遠隔操作できるので、より詳しく状況を把握
することができる。
【0064】それにより、上述した通報やカメラ画像を
受信した緊急時対応センターでは、位置情報から事故の
発生した場所を特定し、個人情報から負傷者の血液型等
を把握し、車内のカメラ画像から負傷者の怪我の程度を
判断することができる。よって、必要な輸血用の血液や
緊急処置用機材等を準備して、事故現場に救急車等を向
かわせることにより、事故による負傷者に対して、迅速
で且つ的確な緊急処置を行うことができる。
【0065】また、警察等は、事故車両のカメラ画像の
記録に基づいて、事故の発生状況や、事故の原因等を正
確に把握することが可能になる。尚、本発明は前記実施
例になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しな
い範囲において種々の態様で実施しうることはいうまで
もない。
【0066】(1)例えば前記実施例では、自動車電話
を利用して、情報の送信を行ったが、これに限らず、例
えば業務用無線などの他の通信手段による構成としても
よい。 (2)前記実施例では、事故の発生を緊急時対応センタ
ーに通報し、緊急時対応センターから、警察署や消防署
に連絡を行ったが、それに限らず、警察署や消防署に直
接に緊急通報を行ってもよい。
【0067】(3)前記実施例では、個人データベース
部に保持されている搭乗者の全ての情報を送信する様に
したが、これに限らず、搭乗予定の全ての個人情報を格
納しておき、運転する際に、実際の搭乗者のみを選択し
て、実際の搭乗者の情報のみを送信する様に設定しても
よい。
【0068】(4)前記実施例で使用するカメラとして
は、可視光のカメラが考えられるが、これに限らず、赤
外線式の暗視野カメラを用いてもよい。この場合には、
フラッシュをたかなくても、夜間でも撮影が可能である
という利点がある。 (5)前記実施例では、カメラ操作部によりカメラの遠
隔操作を行ったが、それに限らず、通常のキーボードに
カメラを操作する機能を付与して、キーによりカメラを
操作することもできる。
【0069】(6)前記実施例では、車両として自動車
を例に挙げたが、本発明では、これに限らず、他の車両
(例えば列車など)にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の緊急時対応システムを示す説明図で
ある。
【図2】 実施例の車両側の緊急時対応装置を示す説明
図である。
【図3】 実施例の緊急時対応センター側の緊急時対応
装置を示す説明図である。
【図4】 実施例の車両側の緊急時対応装置の機能を示
すブロック図である。
【図5】 実施例のカメラを駆動する構成を示す説明図
である。
【図6】 実施例の車両側の初期処理を示すフローチャ
ートである。
【図7】 実施例の緊急時対応センター側の対応処理を
示すフローチャー
【図8】 実施例の車両側にてカメラの制御信号を受信
した際の対応処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・制御回路 3・・・位置検出器 7・・・Gセンサ 9・・・カメラ 11・・・外部メモリ 13・・・カメラ駆動装置 15・・・通信機 33、39・・・ディスプレイ 41・・・カメラ操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/13 G08G 1/13 5K101 H04M 11/04 H04M 11/04 H04N 5/225 H04N 5/225 C 5/232 5/232 B 7/18 7/18 J E Fターム(参考) 5C022 AA04 AB62 AB65 AB66 AC27 AC42 5C054 AA02 CC02 CE12 CF05 CG08 CH04 DA07 EA05 FF05 HA30 5C086 BA22 CA28 CB27 CB36 DA33 DA40 EA45 FA18 5C087 AA02 AA03 AA24 AA25 BB11 BB18 DD03 DD14 EE05 EE08 EE18 FF01 FF02 FF04 FF17 FF19 FF20 GG02 GG12 GG18 GG24 GG32 GG66 GG67 GG70 GG83 5H180 AA01 BB04 BB05 BB13 CC04 CC12 CC27 EE08 EE15 FF04 FF05 5K101 KK11 KK14 LL12 MM07 NN06 NN14 RR12

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両事故の発生時に、車両側と緊急時対
    応センター側との間で通信を行う緊急時対応システムに
    おいて、 前記車両には、自車両側の状況を撮影可能で、且つ前記
    緊急時対応センター側からの無線通信により遠隔操作可
    能なカメラを搭載し、 前記車両事故の発生時には、前記カメラにより撮影した
    画像を前記緊急時対応センター側に送信することを特徴
    とする緊急時対応システム。
  2. 【請求項2】 前記カメラは、前記車両の室内に配置さ
    れて、前記車両の室内の状況を撮影可能であることを特
    徴とする前記請求項1に記載の緊急時対応システム。
  3. 【請求項3】 前記カメラは、前記緊急時対応センター
    側からの遠隔操作により、その撮影方向及び/又は倍率
    の調整が可能であることを特徴とする前記請求項1又は
    2に記載の緊急時対応システム。
  4. 【請求項4】 前記車両には、前記車両事故の発生を検
    出する事故発生検出手段を備えたことを特徴とする前記
    請求項1〜3のいずれかに記載の緊急時対応システム。
  5. 【請求項5】 前記車両には、前記車両事故の発生を、
    前記緊急時対応センター側に通報する事故通報手段を備
    えたこと特徴とする前記請求項1〜4のいずれかに記載
    の緊急時対応システム。
  6. 【請求項6】 前記車両には、前記車両事故の発生時
    に、前記車両の現在位置を通報する現在位置通報手段を
    備えたことを特徴とする前記請求項1〜5のいずれかに
    記載の緊急時対応システム。
  7. 【請求項7】 車両事故の発生時に、緊急時対応センタ
    ー側と通信を行う車両側の緊急時対応装置であって、 前記車両には、自車両側の状況を撮影可能で、且つ前記
    緊急時対応センター側からの無線通信により遠隔操作可
    能なカメラを搭載し、 前記車両事故の発生時には、前記カメラにより撮影した
    画像を前記緊急時対応センター側に送信することを特徴
    とする緊急時対応装置。
  8. 【請求項8】 前記カメラは、前記車両の室内に配置さ
    れ、前記車両の室内の状況を撮影可能とされていること
    を特徴とする前記請求項7に記載の緊急時対応装置。
  9. 【請求項9】 前記カメラは、前記緊急時対応センター
    側からの遠隔操作により、その撮影方向及び/又は倍率
    の調整が可能とされていることを特徴とする前記請求項
    7又は8に記載の緊急時対応装置。
  10. 【請求項10】 前記車両事故の発生を検出する事故発
    生検出手段を備えたことを特徴とする前記請求項7〜9
    のいずれかに記載の緊急時対応装置。
  11. 【請求項11】 前記車両事故の発生を、前記緊急時対
    応センター側に通報する事故通報手段を備えたこと特徴
    とする前記請求項7〜10のいずれかに記載の緊急時対
    応装置。
  12. 【請求項12】 前記車両事故の発生時に、前記車両の
    現在位置を通報する現在位置通報手段を備えたことを特
    徴とする前記請求項7〜11のいずれかに記載の緊急時
    対応装置。
  13. 【請求項13】 車両事故の発生時に、車両側と通信を
    行う緊急時対応センター側の緊急時対応装置であって、 前記車両に搭載されて自車両側の状況を撮影可能なカメ
    ラを、無線通信により遠隔操作するカメラ操作手段を備
    えたことを特徴とする緊急時対応装置。
  14. 【請求項14】 前記カメラ操作手段により、前記カメ
    ラの撮影方向及び/又は倍率の調整を行うことを特徴と
    する前記請求項13に記載の緊急時対応装置。
JP2000313654A 2000-10-13 2000-10-13 緊急時対応システム及び緊急時対応装置 Pending JP2002123880A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000313654A JP2002123880A (ja) 2000-10-13 2000-10-13 緊急時対応システム及び緊急時対応装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000313654A JP2002123880A (ja) 2000-10-13 2000-10-13 緊急時対応システム及び緊急時対応装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002123880A true JP2002123880A (ja) 2002-04-26

Family

ID=18793037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000313654A Pending JP2002123880A (ja) 2000-10-13 2000-10-13 緊急時対応システム及び緊急時対応装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002123880A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004078321A (ja) * 2002-08-09 2004-03-11 Mitsui Sumitomo Insurance Co Ltd 経路案内装置
JP2015011613A (ja) * 2013-07-01 2015-01-19 Necエンジニアリング株式会社 通信指令システムおよび通信指令方法
JP2016134816A (ja) * 2015-01-21 2016-07-25 株式会社日立製作所 画像調整方法、サーバ及び動画撮影システム
JP2017046125A (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 東京海上日動火災保険株式会社 事故発生時における顧客サービスに関連する情報処理技術
JP2020066339A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置および情報処理方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004078321A (ja) * 2002-08-09 2004-03-11 Mitsui Sumitomo Insurance Co Ltd 経路案内装置
JP2015011613A (ja) * 2013-07-01 2015-01-19 Necエンジニアリング株式会社 通信指令システムおよび通信指令方法
JP2016134816A (ja) * 2015-01-21 2016-07-25 株式会社日立製作所 画像調整方法、サーバ及び動画撮影システム
JP2017046125A (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 東京海上日動火災保険株式会社 事故発生時における顧客サービスに関連する情報処理技術
JP2020066339A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置および情報処理方法
JP7115216B2 (ja) 2018-10-24 2022-08-09 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置および情報処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050096007A1 (en) Method and emergency call device for triggering an emergency call from a vehicle
US20090261958A1 (en) Low cost, automatic collision notification system and method of using the same
JP5018613B2 (ja) 路上通信機および事故監視システム
JP2006120137A (ja) 画像情報通報システム
US11654937B2 (en) Reporting device sending collision information based on driving mode and occupant presence
JP2012098105A (ja) 事故発生場所周辺の映像収集システム
JP2008225777A (ja) 緊急通報システム及びカメラ装置
US11184586B2 (en) Server, vehicle image capturing system, and vehicle image capturing method
JPH08124069A (ja) 車両事故情報伝達装置
JPH08287386A (ja) 車両事故通報システム
JP2018028855A (ja) 車載器および運行管理システム
JP2022027034A (ja) 自動通報機能を有する車両
JP2003078654A (ja) 緊急情報通報システムおよび緊急情報通報システムを利用する装置およびその方法、および移動物体
US11700522B2 (en) Vehicle that has automatic notification function
US11956695B2 (en) Server for automatic emergency reporting system of vehicle
JP2001118175A (ja) 緊急通報システムおよびその車載装置
JP2002123880A (ja) 緊急時対応システム及び緊急時対応装置
EP1897767A1 (en) Vehicle emergency system
JP2023145578A (ja) 情報収集装置、情報収集サーバ及び情報収集システム
US8849239B2 (en) Impact sensing mobile communication device
JPH06251292A (ja) 車両現在位置通報システム
US20210304606A1 (en) Accommodation area management device
JP4353016B2 (ja) 車両用後退ガイド表示装置
JP3298822B2 (ja) 緊急時通報システム用車載端末装置
US20150116491A1 (en) Private and automatic transmission of photograph via occupant's cell phone following impact event

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090310

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090707