JP2002123775A - カード利用正当性判定方法 - Google Patents
カード利用正当性判定方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カード用端末装置を利用したオンラインでの
カード取引において、より確実にカードの不正利用を判
別可能としたカード利用正当性判定方法を提供する。 【解決手段】 カード用端末装置から発生されるデータ
に基づいて、カード利用要求時のカード利用場所及び利
用時刻が判明すると共に、正当なカード利用が行われる
ときには、各カードの最新の利用場所及び利用時刻が更
新される仕組みを用意しておき、いずれかのカードに関
するカード利用要求があったときには、カード利用要求
時のカード利用場所及び利用時刻と、最新の利用場所及
び利用時刻と、それら2つの利用場所間の移動所要時間
基準値とに基づいて、当該カード利用の正当性を判定す
る。
カード取引において、より確実にカードの不正利用を判
別可能としたカード利用正当性判定方法を提供する。 【解決手段】 カード用端末装置から発生されるデータ
に基づいて、カード利用要求時のカード利用場所及び利
用時刻が判明すると共に、正当なカード利用が行われる
ときには、各カードの最新の利用場所及び利用時刻が更
新される仕組みを用意しておき、いずれかのカードに関
するカード利用要求があったときには、カード利用要求
時のカード利用場所及び利用時刻と、最新の利用場所及
び利用時刻と、それら2つの利用場所間の移動所要時間
基準値とに基づいて、当該カード利用の正当性を判定す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オンラインでの
カード取引におけるカードの不正利用の防止を図ったカ
ード利用正当性判定方法、並びに、同方法を使用したカ
ード取引システムに係り、特に、より確実にカード不正
利用を判別可能としたカード利用正当性判定方法並びに
カード取引システムに関する。
カード取引におけるカードの不正利用の防止を図ったカ
ード利用正当性判定方法、並びに、同方法を使用したカ
ード取引システムに係り、特に、より確実にカード不正
利用を判別可能としたカード利用正当性判定方法並びに
カード取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、全世界で広く普及されているクレ
ジットカードやデビットカード(キャッシュカード)等
によるカード取引は、CAT等のカード用端末装置を使
用したオンライン取引が主流となっている。この種のカ
ード取引を利用すれば、利用者は、金銭の持ち合わせが
ないような場合にも、世界各地で希望する商品を所定範
囲内で即時購入することができるため、利用者はもとよ
り店側にとっての利用価値も高く、カードの普及率はよ
り一層高まりつつある。
ジットカードやデビットカード(キャッシュカード)等
によるカード取引は、CAT等のカード用端末装置を使
用したオンライン取引が主流となっている。この種のカ
ード取引を利用すれば、利用者は、金銭の持ち合わせが
ないような場合にも、世界各地で希望する商品を所定範
囲内で即時購入することができるため、利用者はもとよ
り店側にとっての利用価値も高く、カードの普及率はよ
り一層高まりつつある。
【0003】一方で、スキミング等を利用したカード偽
造による被害が近年増加の一途をたどっている。その被
害総額は年間数十億円とも言われ、クレジットカード会
社や銀行等のカード管理会社の側では早急な対策が迫ら
れている。
造による被害が近年増加の一途をたどっている。その被
害総額は年間数十億円とも言われ、クレジットカード会
社や銀行等のカード管理会社の側では早急な対策が迫ら
れている。
【0004】現行では、カード管理会社側において、偽
造カードが作成された可能性の高いカード番号を割り出
し、偽造カードの利用停止、並びにカード利用者本人へ
の早期通知を行うため、その一具体策として、『普段と
違う商品購入』や『金目の品の集中した購入』等を判定
基準としたカード利用正当性判定をオンラインネットワ
ーク上のコンピュータにより実行し、カード不正利用の
防止を図っている。
造カードが作成された可能性の高いカード番号を割り出
し、偽造カードの利用停止、並びにカード利用者本人へ
の早期通知を行うため、その一具体策として、『普段と
違う商品購入』や『金目の品の集中した購入』等を判定
基準としたカード利用正当性判定をオンラインネットワ
ーク上のコンピュータにより実行し、カード不正利用の
防止を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うなカード利用正当性判定は、その内容からも分かるよ
うに、判定基準自体が曖昧であったため、判定結果は推
論の域を越えるものではなかった。そのため、正当なカ
ード利用であるにも拘わらず、不正カード利用と判定し
て自動的にカード利用を停止してしまうといったことも
多々あり、問題の生じていないカードの利用者にまで多
大な迷惑を及ぼしてしまうといた問題が生じていた。
うなカード利用正当性判定は、その内容からも分かるよ
うに、判定基準自体が曖昧であったため、判定結果は推
論の域を越えるものではなかった。そのため、正当なカ
ード利用であるにも拘わらず、不正カード利用と判定し
て自動的にカード利用を停止してしまうといったことも
多々あり、問題の生じていないカードの利用者にまで多
大な迷惑を及ぼしてしまうといた問題が生じていた。
【0006】このように、従来技術におけるカード利用
正当性判定は、確実性に欠け、カード不正利用の防止に
効果的な対策とは言い難いものであった。
正当性判定は、確実性に欠け、カード不正利用の防止に
効果的な対策とは言い難いものであった。
【0007】本発明は上述の問題点に着目してなされた
ものであり、その目的とするところは、カード用端末装
置を利用したオンラインでのカード取引において、より
確実にカードの不正利用を判別可能としたカード利用正
当性判定方法を提供することにある。
ものであり、その目的とするところは、カード用端末装
置を利用したオンラインでのカード取引において、より
確実にカードの不正利用を判別可能としたカード利用正
当性判定方法を提供することにある。
【0008】この発明の他の目的とするところは、上述
のカード利用正当性判定方法を使用したカード取引シス
テムを提供することにある。
のカード利用正当性判定方法を使用したカード取引シス
テムを提供することにある。
【0009】この発明の更に他の目的とするところは、
以下の記述を参照することにより、当業者であれば容易
に理解されるであろう。
以下の記述を参照することにより、当業者であれば容易
に理解されるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の第1実施態様におけるカード利用正当性判
定方法は、カード用端末装置から発生されるデータに基
づいて、カード利用要求時のカード利用場所及び利用時
刻が判明すると共に、正当なカード利用が行われるとき
には、各カードの最新の利用場所及び利用時刻が更新さ
れる仕組みを用意しておき、いずれかのカードに関する
カード利用要求があったときには、カード利用要求時の
カード利用場所及び利用時刻と、最新の利用場所及び利
用時刻と、それら2つの利用場所間の移動所要時間基準
値とに基づいて、当該カード利用の正当性を判定する。
め、本発明の第1実施態様におけるカード利用正当性判
定方法は、カード用端末装置から発生されるデータに基
づいて、カード利用要求時のカード利用場所及び利用時
刻が判明すると共に、正当なカード利用が行われるとき
には、各カードの最新の利用場所及び利用時刻が更新さ
れる仕組みを用意しておき、いずれかのカードに関する
カード利用要求があったときには、カード利用要求時の
カード利用場所及び利用時刻と、最新の利用場所及び利
用時刻と、それら2つの利用場所間の移動所要時間基準
値とに基づいて、当該カード利用の正当性を判定する。
【0011】ここで、『カード用端末装置』としては、
例えば、CAT(無線式CATを含む)やATM等を挙
げることができる。従って、利用されるカードの種別と
しては、クレジットカードやデビットカード等が挙げら
れる。無論、この他にも、例えばビデオ、CD等のレン
タルカードや、消費者金融機関等の発行するキャッシン
グカード等、個別IDを有する各種カードの利用に本発
明を適用することも可能である。
例えば、CAT(無線式CATを含む)やATM等を挙
げることができる。従って、利用されるカードの種別と
しては、クレジットカードやデビットカード等が挙げら
れる。無論、この他にも、例えばビデオ、CD等のレン
タルカードや、消費者金融機関等の発行するキャッシン
グカード等、個別IDを有する各種カードの利用に本発
明を適用することも可能である。
【0012】『発生されるデータに基づいて』とあるよ
うに、カード利用要求時のカード利用場所は、カード用
端末装置から発生される端末IDデータに基づいて特定
することもできるし、カード用端末装置から直接、住所
や経度緯度情報等として場所情報を送信するようにして
もよい。
うに、カード利用要求時のカード利用場所は、カード用
端末装置から発生される端末IDデータに基づいて特定
することもできるし、カード用端末装置から直接、住所
や経度緯度情報等として場所情報を送信するようにして
もよい。
【0013】『更新される』とあるが、これは、更新
後、最新でなくなった情報を必ずしも削除することを意
味するのもではない。
後、最新でなくなった情報を必ずしも削除することを意
味するのもではない。
【0014】『移動所要時間基準値』とあるが、これ
は、例えば、既知の手法を使用して、2地点間の場所情
報から求めることができる。具体的一例としては、「駅
スパート」やカーナビ等に搭載される「所要時間算出ア
プリケーション」等を使用して所要時間そのものを算出
する手法が挙げられる。これらは、カード利用要求があ
る毎にその都度算出してもよいし、予め2つの場所に基
づく移動所要時間基準値を用意しておき、カード利用要
求時に呼び出すようにしてもよい。この場合には、例え
ば、2つの利用時刻から求められる経過時間(A)と、
2つの場所から特定される移動所要時間(B)とを比較
し、A≧Bならば‘正当利用’、A<Bならば‘不正利
用’と判定するようにすればよいであろう。
は、例えば、既知の手法を使用して、2地点間の場所情
報から求めることができる。具体的一例としては、「駅
スパート」やカーナビ等に搭載される「所要時間算出ア
プリケーション」等を使用して所要時間そのものを算出
する手法が挙げられる。これらは、カード利用要求があ
る毎にその都度算出してもよいし、予め2つの場所に基
づく移動所要時間基準値を用意しておき、カード利用要
求時に呼び出すようにしてもよい。この場合には、例え
ば、2つの利用時刻から求められる経過時間(A)と、
2つの場所から特定される移動所要時間(B)とを比較
し、A≧Bならば‘正当利用’、A<Bならば‘不正利
用’と判定するようにすればよいであろう。
【0015】尚、本発明は上述のような経過時間と移動
所要時間との大小比較によるカード利用正当性判定のみ
にとどまらない。例えば、2つの利用場所と利用時刻と
に基づく、‘正当利用’、‘不正利用’の判定を予め求
めておくようにすることもできる。もっともこの場合に
も、そのときの判定基準に「移動所要時間基準値」が必
然的に含まれるであろうことは、当業者であれば容易に
理解されるであろう。
所要時間との大小比較によるカード利用正当性判定のみ
にとどまらない。例えば、2つの利用場所と利用時刻と
に基づく、‘正当利用’、‘不正利用’の判定を予め求
めておくようにすることもできる。もっともこの場合に
も、そのときの判定基準に「移動所要時間基準値」が必
然的に含まれるであろうことは、当業者であれば容易に
理解されるであろう。
【0016】本発明のカード利用正当性判定方法によれ
ば、2つのカード利用場所と利用時刻と、それら2つの
利用場所の移動所要時間基準値とに基づいて、利用者が
存在するはずのない場所でのカード利用を判別すること
ができ、それにより、より誤判定の少ない確実なカード
の不正利用判別が可能となる。
ば、2つのカード利用場所と利用時刻と、それら2つの
利用場所の移動所要時間基準値とに基づいて、利用者が
存在するはずのない場所でのカード利用を判別すること
ができ、それにより、より誤判定の少ない確実なカード
の不正利用判別が可能となる。
【0017】本発明のカード利用正当性判定方法におい
て、好ましくは、カード利用が不当であると判定された
ときには、その旨がカード用端末装置の側に通知され、
カード利用が中止されるようにする。
て、好ましくは、カード利用が不当であると判定された
ときには、その旨がカード用端末装置の側に通知され、
カード利用が中止されるようにする。
【0018】このような態様によれば、不正利用を判別
するのみではなく、その場でのカード利用を中止するこ
とができるから、より確実にカードの不正利用を防止す
ることも可能となる。
するのみではなく、その場でのカード利用を中止するこ
とができるから、より確実にカードの不正利用を防止す
ることも可能となる。
【0019】本発明のカード利用正当性判定方法におい
て、好ましくは、カード利用の正当性判定は、カード利
用者からの事前申込みを前提として実行されるようにす
る。
て、好ましくは、カード利用の正当性判定は、カード利
用者からの事前申込みを前提として実行されるようにす
る。
【0020】ここで、『事前申込み』とあるが、当該
「申込み」をカード利用のときに行い、そのカード利用
のときから当該判定を実行するようにしてもよい。いず
れにせよ、ここでは、全てのカード利用に対してカード
利用正当性判定を行うのではなく、利用者からの申込み
を前提として当該判定を行うようにすることを意味して
いる。
「申込み」をカード利用のときに行い、そのカード利用
のときから当該判定を実行するようにしてもよい。いず
れにせよ、ここでは、全てのカード利用に対してカード
利用正当性判定を行うのではなく、利用者からの申込み
を前提として当該判定を行うようにすることを意味して
いる。
【0021】このような態様によれば、各カード利用要
求時にカード利用正当性判定を行うか否かを、利用者毎
に予め選択させるようにすることが可能となる。
求時にカード利用正当性判定を行うか否かを、利用者毎
に予め選択させるようにすることが可能となる。
【0022】次に、上述の方法は、カード取引利用シス
テムとしても実現される。すなわち、本発明の第1実施
態様におけるカード取引システムは、カード用端末装置
と、カード管理会社ホストとをネットワークを介して結
ぶことによりカードの取引利用を可能としたカード取引
システムにおいて、当該カード管理会社ホストは、各カ
ードの利用要求時にカード用端末装置から送信されてく
るデータに基づき、そのときのカード利用場所情報及び
利用時刻情報を取得する機能と、正当なカード利用が行
われるときには、前記取得された各カードの利用場所情
報及び利用時刻情報を保存する機能と、各カードの利用
要求時にカード用端末装置からデータが送信されてくる
毎に、そのとき取得されるカード利用場所情報及び利用
時刻情報と、過去に取得された当該カードに係る最新の
カード利用場所情報及び利用時刻情報と、それら2つの
カード利用場所間の移動所要時間基準値とに基づいて、
当該カード利用の正当性を判定する機能と、を有するこ
とを特徴とする。
テムとしても実現される。すなわち、本発明の第1実施
態様におけるカード取引システムは、カード用端末装置
と、カード管理会社ホストとをネットワークを介して結
ぶことによりカードの取引利用を可能としたカード取引
システムにおいて、当該カード管理会社ホストは、各カ
ードの利用要求時にカード用端末装置から送信されてく
るデータに基づき、そのときのカード利用場所情報及び
利用時刻情報を取得する機能と、正当なカード利用が行
われるときには、前記取得された各カードの利用場所情
報及び利用時刻情報を保存する機能と、各カードの利用
要求時にカード用端末装置からデータが送信されてくる
毎に、そのとき取得されるカード利用場所情報及び利用
時刻情報と、過去に取得された当該カードに係る最新の
カード利用場所情報及び利用時刻情報と、それら2つの
カード利用場所間の移動所要時間基準値とに基づいて、
当該カード利用の正当性を判定する機能と、を有するこ
とを特徴とする。
【0023】ここで、『カード管理会社ホスト』とある
が、これは、必ずしも1の個体を限定して示すものでは
ない。ネットワーク上に散在する複数の装置乃至コンピ
ュータを接続することにより当該ホストコンピュータを
実現することも可能である。少なくともここでは、カー
ド利用要求時のカード認証処理を行うことが可能なカー
ド管理会社のコンピュータのことを広く意味している。
従って、本発明を複数のカード管理会社のカード利用に
適用する場合には、ホストコンピュータも複数のカード
管理会社のものがネットワークを介して接続されること
になるであろう。無論、それらを、代表する1のコンピ
ュータで兼用するようにしてもよい。
が、これは、必ずしも1の個体を限定して示すものでは
ない。ネットワーク上に散在する複数の装置乃至コンピ
ュータを接続することにより当該ホストコンピュータを
実現することも可能である。少なくともここでは、カー
ド利用要求時のカード認証処理を行うことが可能なカー
ド管理会社のコンピュータのことを広く意味している。
従って、本発明を複数のカード管理会社のカード利用に
適用する場合には、ホストコンピュータも複数のカード
管理会社のものがネットワークを介して接続されること
になるであろう。無論、それらを、代表する1のコンピ
ュータで兼用するようにしてもよい。
【0024】ここで、『カード用端末装置』としては、
先にも説明したように、例えば、CATやATM等を挙
げることができる。従って、利用されるカードの種別と
しては、クレジットカードやデビットカード等が挙げら
れる。
先にも説明したように、例えば、CATやATM等を挙
げることができる。従って、利用されるカードの種別と
しては、クレジットカードやデビットカード等が挙げら
れる。
【0025】例えば、本発明のカード取引システムをデ
ビットカードの利用に適用するような場合には、カード
用端末装置にはATM及び/又はCATが含まれ、カー
ド管理会社ホストには銀行が管理するホストが含まれる
ようにするのが好ましい。
ビットカードの利用に適用するような場合には、カード
用端末装置にはATM及び/又はCATが含まれ、カー
ド管理会社ホストには銀行が管理するホストが含まれる
ようにするのが好ましい。
【0026】また、例えば、本発明のカード取引システ
ムをクレジットカードの利用に適用するような場合に
は、カード用端末装置にはATM及び/又はCATが含
まれ、カード管理会社ホストにはクレジットカード会社
が管理するホストが含まれるようにするのが好ましい。
ムをクレジットカードの利用に適用するような場合に
は、カード用端末装置にはATM及び/又はCATが含
まれ、カード管理会社ホストにはクレジットカード会社
が管理するホストが含まれるようにするのが好ましい。
【0027】また、CATには、GPS機能を有する携
帯型の無線式CATを採用することもできる。そのよう
な場合には、各カードの利用場所情報は、GPS機能を
介して検出される位置データに基づき取得されるように
するとよいであろう。
帯型の無線式CATを採用することもできる。そのよう
な場合には、各カードの利用場所情報は、GPS機能を
介して検出される位置データに基づき取得されるように
するとよいであろう。
【0028】本発明のカード取引システムによれば、既
に公知となっているネットワークを介したカード認証処
理と平行して、上述したカード利用正当性判定を自動的
に行うことが可能となる。それにより、ネットワーク上
においてより早く確実にカードの不正利用を判別するこ
とが可能となる。
に公知となっているネットワークを介したカード認証処
理と平行して、上述したカード利用正当性判定を自動的
に行うことが可能となる。それにより、ネットワーク上
においてより早く確実にカードの不正利用を判別するこ
とが可能となる。
【0029】尚、本発明のカード取引システムは、カー
ド用端末装置とカード管理会社ホストとの間に、所定サ
ーバを設け、カード利用正当性判定のための処理につい
ては当該サーバに行わせるようにすることもできる。
ド用端末装置とカード管理会社ホストとの間に、所定サ
ーバを設け、カード利用正当性判定のための処理につい
ては当該サーバに行わせるようにすることもできる。
【0030】すなわち、本発明の別態様におけるカード
取引システムは、カード用端末装置と、カード管理会社
ホストとをネットワークを介して結ぶことによりカード
の取引利用を可能としたカード取引システムにおいて、
カード用端末装置とカード管理会社ホストとの間に、所
定サーバを設け、当該サーバは、各カードの利用要求時
にカード用端末装置から送信されてくるデータに基づ
き、そのときのカード利用場所情報及び利用時刻情報を
取得する機能と、正当なカード利用が行われるときに
は、前記取得された各カードの利用場所情報及び利用時
刻情報を保存する機能と、各カードの利用要求時にカー
ド用端末装置からデータが送信されてくる毎に、そのと
き取得されるカード利用場所情報及び利用時刻情報と、
過去に取得された当該カードに係る最新のカード利用場
所情報及び利用時刻情報と、それら2つのカード利用場
所間の移動所要時間基準値とに基づいて、当該カード利
用の正当性を判定する機能と、を有することを特徴とす
る。
取引システムは、カード用端末装置と、カード管理会社
ホストとをネットワークを介して結ぶことによりカード
の取引利用を可能としたカード取引システムにおいて、
カード用端末装置とカード管理会社ホストとの間に、所
定サーバを設け、当該サーバは、各カードの利用要求時
にカード用端末装置から送信されてくるデータに基づ
き、そのときのカード利用場所情報及び利用時刻情報を
取得する機能と、正当なカード利用が行われるときに
は、前記取得された各カードの利用場所情報及び利用時
刻情報を保存する機能と、各カードの利用要求時にカー
ド用端末装置からデータが送信されてくる毎に、そのと
き取得されるカード利用場所情報及び利用時刻情報と、
過去に取得された当該カードに係る最新のカード利用場
所情報及び利用時刻情報と、それら2つのカード利用場
所間の移動所要時間基準値とに基づいて、当該カード利
用の正当性を判定する機能と、を有することを特徴とす
る。
【0031】このような態様によれば、既存のカード認
証処理システムに、当該サーバを接続することで、簡易
に本発明のカード取引システムを実現することができ
る。
証処理システムに、当該サーバを接続することで、簡易
に本発明のカード取引システムを実現することができ
る。
【0032】本発明のカード取引システムにおいて、好
ましくは、サーバもしくはカード管理会社ホストには、
カード利用が不当であると判定されたときには、その旨
の特定信号をカード用端末装置の側へと送信する機能が
設けられ、カード用端末装置の側には、前記特定信号を
受けてその旨をオペレータに通知するための機能が設け
られる。
ましくは、サーバもしくはカード管理会社ホストには、
カード利用が不当であると判定されたときには、その旨
の特定信号をカード用端末装置の側へと送信する機能が
設けられ、カード用端末装置の側には、前記特定信号を
受けてその旨をオペレータに通知するための機能が設け
られる。
【0033】ここで、『オペレータに通知するための機
能』とあるが、具体的には、例えば‘警報ランプ’等を
点灯させたり、液晶ディスプレイ上への‘文字表示’を
行う等が挙げられる。
能』とあるが、具体的には、例えば‘警報ランプ’等を
点灯させたり、液晶ディスプレイ上への‘文字表示’を
行う等が挙げられる。
【0034】このような態様によれば、不正利用の旨を
カード用端末装置のオペレータに確実に通知することも
可能となるから、より確実にカードの不正利用を防止す
ることが可能となる。
カード用端末装置のオペレータに確実に通知することも
可能となるから、より確実にカードの不正利用を防止す
ることが可能となる。
【0035】本発明のカード取引システムにおいて、好
ましくは、カードの利用場所情報は、カード用端末装置
から送信されてくる端末IDデータに基づき、サーバも
しくはカード管理会社ホストの側で生成されるようにす
る。
ましくは、カードの利用場所情報は、カード用端末装置
から送信されてくる端末IDデータに基づき、サーバも
しくはカード管理会社ホストの側で生成されるようにす
る。
【0036】このような態様によれば、既設されたカー
ド用端末装置をそのまま使用しつつも、サーバ若しくは
カード会社ホストの側においてカードの利用場所情報を
取得することができる。
ド用端末装置をそのまま使用しつつも、サーバ若しくは
カード会社ホストの側においてカードの利用場所情報を
取得することができる。
【0037】尚、カード利用場所情報は、カード利用要
求の都度、カード用端末装置の側から直接取得するよう
にすることもできる。その場合には、各カード用端末装
置毎に予め端末装置毎の場所情報を記憶させておく必要
があるであろう。
求の都度、カード用端末装置の側から直接取得するよう
にすることもできる。その場合には、各カード用端末装
置毎に予め端末装置毎の場所情報を記憶させておく必要
があるであろう。
【0038】本発明のカード取引システムにおいて、好
ましくは、移動所要時間基準値は、各カードのそのとき
のカード利用場所情報と、過去最新の利用場所情報とに
基づき、サーバもしくはカード管理会社ホストの側でそ
の都度求められる移動所要時間データとされる。
ましくは、移動所要時間基準値は、各カードのそのとき
のカード利用場所情報と、過去最新の利用場所情報とに
基づき、サーバもしくはカード管理会社ホストの側でそ
の都度求められる移動所要時間データとされる。
【0039】ここで、『移動所要時間データ』とある
が、一例としては、「駅すぱあと(株式会社ヴァル研究
所の登録商標)」やカーナビ搭載の「所要時間算出アプ
リケーション」等を使用して算出される所要時間データ
等が挙げられる。
が、一例としては、「駅すぱあと(株式会社ヴァル研究
所の登録商標)」やカーナビ搭載の「所要時間算出アプ
リケーション」等を使用して算出される所要時間データ
等が挙げられる。
【0040】このような態様によれば、カード利用の都
度、最新のデータに基づいた移動所要時間基準値を取得
することも可能となる。
度、最新のデータに基づいた移動所要時間基準値を取得
することも可能となる。
【0041】尚、移動所要時間基準値は、カード用端末
装置間の移動所要時間基準値として予め求めておくよう
にしてもよいであろう。このようにすれば、より迅速に
カード利用正当性判定を行うことも可能となる。
装置間の移動所要時間基準値として予め求めておくよう
にしてもよいであろう。このようにすれば、より迅速に
カード利用正当性判定を行うことも可能となる。
【0042】本発明のカード利用システムにおいて、好
ましくは、カード用端末装置は、カード利用正当性判定
を行うための利用者からの申込みを受け付ける機能と、
申込みが受け付けられたときにはその旨をサーバ若しく
はカード管理会社ホストへと通知する機能とを有してお
り、サーバ若しくはカード管理会社ホストは、サーバ側
からの通知を受けて、前記申込みが受け付けられた旨を
サーバ若しくはカード管理会社ホストの側で記憶する機
能と、各カードの利用要求時には、当該カードの利用者
からの申込みが受け付けられていることを条件として、
カード利用の正当性判定を行う機能とを有する。
ましくは、カード用端末装置は、カード利用正当性判定
を行うための利用者からの申込みを受け付ける機能と、
申込みが受け付けられたときにはその旨をサーバ若しく
はカード管理会社ホストへと通知する機能とを有してお
り、サーバ若しくはカード管理会社ホストは、サーバ側
からの通知を受けて、前記申込みが受け付けられた旨を
サーバ若しくはカード管理会社ホストの側で記憶する機
能と、各カードの利用要求時には、当該カードの利用者
からの申込みが受け付けられていることを条件として、
カード利用の正当性判定を行う機能とを有する。
【0043】このような態様によれば、各カード利用要
求時にカード利用正当性判定を行うか否かを、カード用
端末装置を介して利用者毎に予め選択させるようにする
ことが可能となる。
求時にカード利用正当性判定を行うか否かを、カード用
端末装置を介して利用者毎に予め選択させるようにする
ことが可能となる。
【0044】次に、先に記した本発明の課題は、第2実
施態様による本発明のカード利用正当性判定方法により
解決することもできる。
施態様による本発明のカード利用正当性判定方法により
解決することもできる。
【0045】本発明の第2実施態様におけるカード利用
正当性判定方法は、カード利用要求時にカード用端末装
置を介して得られる各カードの利用国情報と、空港内に
設置されるKiosk端末装置を介してカード利用者か
ら申請される入出国情報とに基づき、カード利用の正当
性を判定する。
正当性判定方法は、カード利用要求時にカード用端末装
置を介して得られる各カードの利用国情報と、空港内に
設置されるKiosk端末装置を介してカード利用者か
ら申請される入出国情報とに基づき、カード利用の正当
性を判定する。
【0046】ここで、『カード用端末装置』としては、
例えば、CAT(無線式CATを含む)やATM等を挙
げることができる。従って、利用されるカードの種別と
しては、クレジットカードやデビットカード等が挙げら
れる。無論、この他にも、例えば消費者金融機関等の発
行するキャッシングカード等、個別IDを有する各種カ
ードの利用に本発明を適用することも可能である。
例えば、CAT(無線式CATを含む)やATM等を挙
げることができる。従って、利用されるカードの種別と
しては、クレジットカードやデビットカード等が挙げら
れる。無論、この他にも、例えば消費者金融機関等の発
行するキャッシングカード等、個別IDを有する各種カ
ードの利用に本発明を適用することも可能である。
【0047】『発生されるデータに基づいて』とあるよ
うに、カード利用要求時のカード利用国情報は、カード
用端末装置から発生される端末IDデータに基づいて特
定することもできるし、カード用端末装置から直接、利
用国情報を送信するようにしてもよい。
うに、カード利用要求時のカード利用国情報は、カード
用端末装置から発生される端末IDデータに基づいて特
定することもできるし、カード用端末装置から直接、利
用国情報を送信するようにしてもよい。
【0048】本発明の第2実施態様によるカード利用正
当性判定方法によれば、カード利用要求時のカード利用
国情報と、利用者から申請された入出国情報とに基づ
き、利用者が存在するはずのない国でのカード利用を判
別することができるから、より確実にカードの不正利用
判別が可能となる。
当性判定方法によれば、カード利用要求時のカード利用
国情報と、利用者から申請された入出国情報とに基づ
き、利用者が存在するはずのない国でのカード利用を判
別することができるから、より確実にカードの不正利用
判別が可能となる。
【0049】また、本発明で使用されるKiosk端末
装置は、空港内に設置されたものであるから、各カード
利用者は、空港での待ち時間等に手軽に入出国の申請を
行うことができる。
装置は、空港内に設置されたものであるから、各カード
利用者は、空港での待ち時間等に手軽に入出国の申請を
行うことができる。
【0050】第2実施態様におけるカード利用正当性判
定方法は、第2実施態様のカード取引システムとしても
実現することができる。
定方法は、第2実施態様のカード取引システムとしても
実現することができる。
【0051】すなわち、本発明の第2実施態様によるカ
ード取引システムは、カード用端末装置と、カード管理
会社ホストとをネットワークを介して結ぶことによりカ
ードの取引利用を可能としたカード取引システムにおい
て、空港内に設置されるKiosk端末装置をネットワ
ークを介して更に結び、Kiosk端末装置には、カー
ド利用者により入力される入出国情報をネットワークを
介してカード管理会社ホストへと送信する機能が設けら
れ、カード管理会社ホストには、各カードの利用要求時
にカード用端末装置から送信されてくるデータに基づい
て、そのときのカードの利用国情報を取得する機能と、
当該カードの利用国情報と、Kiosk端末装置を介し
て得られるカード利用者の入手国情報とに基づき、カー
ド利用の正当性を判定する機能と、が設けられている。
ード取引システムは、カード用端末装置と、カード管理
会社ホストとをネットワークを介して結ぶことによりカ
ードの取引利用を可能としたカード取引システムにおい
て、空港内に設置されるKiosk端末装置をネットワ
ークを介して更に結び、Kiosk端末装置には、カー
ド利用者により入力される入出国情報をネットワークを
介してカード管理会社ホストへと送信する機能が設けら
れ、カード管理会社ホストには、各カードの利用要求時
にカード用端末装置から送信されてくるデータに基づい
て、そのときのカードの利用国情報を取得する機能と、
当該カードの利用国情報と、Kiosk端末装置を介し
て得られるカード利用者の入手国情報とに基づき、カー
ド利用の正当性を判定する機能と、が設けられている。
【0052】ここで、『カード管理会社ホスト』とある
が、これは、必ずしも1の個体を限定して示すものでは
ない。ネットワーク上に散在する複数の装置乃至コンピ
ュータを接続することにより当該ホストコンピュータを
実現することも可能である。少なくともここでは、カー
ド利用要求時のカード認証処理を行うことが可能なカー
ド管理会社のコンピュータのことを広く意味している。
従って、本発明を複数のカード管理会社のカード利用に
適用する場合には、ホストコンピュータも複数のカード
管理会社のものがネットワークを介して接続されること
になるであろう。無論、それらを、代表する1のコンピ
ュータで兼用するようにしてもよい。
が、これは、必ずしも1の個体を限定して示すものでは
ない。ネットワーク上に散在する複数の装置乃至コンピ
ュータを接続することにより当該ホストコンピュータを
実現することも可能である。少なくともここでは、カー
ド利用要求時のカード認証処理を行うことが可能なカー
ド管理会社のコンピュータのことを広く意味している。
従って、本発明を複数のカード管理会社のカード利用に
適用する場合には、ホストコンピュータも複数のカード
管理会社のものがネットワークを介して接続されること
になるであろう。無論、それらを、代表する1のコンピ
ュータで兼用するようにしてもよい。
【0053】ここで、『カード用端末装置』としては、
例えば、CATやATM等を挙げることができる。従っ
て、利用されるカードの種別としては、クレジットカー
ドやデビットカード等が挙げられる。
例えば、CATやATM等を挙げることができる。従っ
て、利用されるカードの種別としては、クレジットカー
ドやデビットカード等が挙げられる。
【0054】例えば、本発明の第2実施態様によるカー
ド取引システムをデビットカードの利用に適用するよう
な場合には、カード用端末装置にはATM及び/又はC
ATが含まれ、カード管理会社ホストには銀行が管理す
るホストが含まれるようにするのが好ましい。
ド取引システムをデビットカードの利用に適用するよう
な場合には、カード用端末装置にはATM及び/又はC
ATが含まれ、カード管理会社ホストには銀行が管理す
るホストが含まれるようにするのが好ましい。
【0055】また、例えば、本発明の第2実施態様によ
るカード取引システムをクレジットカードの利用に適用
するような場合には、カード用端末装置にはATM及び
/又はCATが含まれ、カード管理会社ホストにはクレ
ジットカード会社が管理するホストが含まれるようにす
るのが好ましい。
るカード取引システムをクレジットカードの利用に適用
するような場合には、カード用端末装置にはATM及び
/又はCATが含まれ、カード管理会社ホストにはクレ
ジットカード会社が管理するホストが含まれるようにす
るのが好ましい。
【0056】また、CATには、GPS機能を有する携
帯型の無線式CATを採用することもできる。そのよう
な場合には、各カードの利用場所情報は、GPS機能を
介して検出される位置データに基づき取得されるように
するとよいであろう。
帯型の無線式CATを採用することもできる。そのよう
な場合には、各カードの利用場所情報は、GPS機能を
介して検出される位置データに基づき取得されるように
するとよいであろう。
【0057】本発明の第2実施態様のカード取引システ
ムによれば、既に公知となっているネットワークを介し
たカード認証処理と平行して、上述したカード利用正当
性判定を自動的に行うことが可能となる。それにより、
ネットワーク上においてより早く確実にカードの不正利
用を判別することが可能となる。
ムによれば、既に公知となっているネットワークを介し
たカード認証処理と平行して、上述したカード利用正当
性判定を自動的に行うことが可能となる。それにより、
ネットワーク上においてより早く確実にカードの不正利
用を判別することが可能となる。
【0058】尚、本発明の第2実施態様におけるカード
取引システムは、カード用端末装置とカード管理会社ホ
ストとの間に、所定サーバを設け、カード利用正当性判
定のための処理については当該サーバに行わせるように
することもできる。
取引システムは、カード用端末装置とカード管理会社ホ
ストとの間に、所定サーバを設け、カード利用正当性判
定のための処理については当該サーバに行わせるように
することもできる。
【0059】すなわち、本発明の第2実施態様における
別態様のカード取引システムは、カード用端末装置と、
カード管理会社ホストとをネットワークを介して結ぶこ
とによりカードの取引利用を可能としたカード取引シス
テムにおいて、空港内に設置されるKiosk端末装置
をネットワークを介して更に結ぶとともに、カード用端
末装置とカード管理会社ホストとの間に所定サーバを設
け、Kiosk端末装置には、カード利用者により入力
される入出国情報をネットワークを介してサーバへと送
信する機能が設けられ、サーバには、各カードの利用要
求時にカード用端末装置から送信されてくるデータに基
づいて、そのときのカードの利用国情報を取得する機能
と、当該カードの利用国情報と、Kiosk端末装置を
介して得られるカード利用者の入手国情報とに基づき、
カード利用の正当性を判定する機能と、が設けられてい
る。
別態様のカード取引システムは、カード用端末装置と、
カード管理会社ホストとをネットワークを介して結ぶこ
とによりカードの取引利用を可能としたカード取引シス
テムにおいて、空港内に設置されるKiosk端末装置
をネットワークを介して更に結ぶとともに、カード用端
末装置とカード管理会社ホストとの間に所定サーバを設
け、Kiosk端末装置には、カード利用者により入力
される入出国情報をネットワークを介してサーバへと送
信する機能が設けられ、サーバには、各カードの利用要
求時にカード用端末装置から送信されてくるデータに基
づいて、そのときのカードの利用国情報を取得する機能
と、当該カードの利用国情報と、Kiosk端末装置を
介して得られるカード利用者の入手国情報とに基づき、
カード利用の正当性を判定する機能と、が設けられてい
る。
【0060】このような態様によれば、既存のカード認
証処理システムに、当該サーバを接続することで、簡易
に本発明の第2実施態様のカード取引システムを実現す
ることができる。
証処理システムに、当該サーバを接続することで、簡易
に本発明の第2実施態様のカード取引システムを実現す
ることができる。
【0061】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適な実施の一形
態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、この例
では本発明の第1と第2の実施形態におけるカード取引
システムを示すことにより、本発明の第1と第2のカー
ド利用正当性判定方法について同時に説明するものとす
る。
態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、この例
では本発明の第1と第2の実施形態におけるカード取引
システムを示すことにより、本発明の第1と第2のカー
ド利用正当性判定方法について同時に説明するものとす
る。
【0062】本発明の第1実施形態におけるカード取引
システム全体の概略構成が図1に示されている。同図に
示されるように、本発明のカード取引システムは、カー
ド取引加盟店の各店舗に設置されるCAT1a〜1n、
携帯型の無線式CAT2a〜2n、銀行等に設置される
ATM3a〜3nと、無線式CAT2と無線通信を行う
ための基地局29と、カード利用正当性判定のための各
種処理を実行する情報処理会社サーバ(以下、単にサー
バという)4と、クレジットカード利用時のカード認証
処理を行うためのクレジットカード会社ホストコンピュ
ータ(以下、クレジットカード会社ホストという)5a
〜5nと、デビットカード利用時のカード認証処理等を
行うための銀行のホストコンピュータ(以下、銀行ホス
トという)6a〜6nと、各種カード用端末装置1〜3
とサーバ4との間に介在されるネットワーク7とを有し
ている。尚、8の符号が付されるのは、計算センターの
ホストコンピュータを示しており、これについては後述
する。
システム全体の概略構成が図1に示されている。同図に
示されるように、本発明のカード取引システムは、カー
ド取引加盟店の各店舗に設置されるCAT1a〜1n、
携帯型の無線式CAT2a〜2n、銀行等に設置される
ATM3a〜3nと、無線式CAT2と無線通信を行う
ための基地局29と、カード利用正当性判定のための各
種処理を実行する情報処理会社サーバ(以下、単にサー
バという)4と、クレジットカード利用時のカード認証
処理を行うためのクレジットカード会社ホストコンピュ
ータ(以下、クレジットカード会社ホストという)5a
〜5nと、デビットカード利用時のカード認証処理等を
行うための銀行のホストコンピュータ(以下、銀行ホス
トという)6a〜6nと、各種カード用端末装置1〜3
とサーバ4との間に介在されるネットワーク7とを有し
ている。尚、8の符号が付されるのは、計算センターの
ホストコンピュータを示しており、これについては後述
する。
【0063】本発明の第1実施形態によるカード取引シ
ステムは、上述したようなシステム構成とされ、カード
利用要求時には、通常のカード認証処理と、カード利用
正当性判定のための処理との双方を並行して同時に行う
ものである。
ステムは、上述したようなシステム構成とされ、カード
利用要求時には、通常のカード認証処理と、カード利用
正当性判定のための処理との双方を並行して同時に行う
ものである。
【0064】尚、サーバ4、クレジットカード会社ホス
ト5、銀行ホスト6は、それぞれ記憶装置41,51,
61を有しており、当該記憶装置41,51,61には
それぞれ、カード利用正当性判定処理並びにカード認証
処理のための後述する各種情報が記憶されているものと
する。
ト5、銀行ホスト6は、それぞれ記憶装置41,51,
61を有しており、当該記憶装置41,51,61には
それぞれ、カード利用正当性判定処理並びにカード認証
処理のための後述する各種情報が記憶されているものと
する。
【0065】CAT1のハードウェア構成が図2のブロ
ック図に示されている。同図に示されるように、本発明
に適用されるCAT1は、表示部11と、操作入力部1
2と、通信部13と、メモリ部14と、ECR(キャッ
シュレジスタ等)15と、カードリーダ部16と、暗証
コード入力部17と、プリント部18と、制御部19と
を有している。
ック図に示されている。同図に示されるように、本発明
に適用されるCAT1は、表示部11と、操作入力部1
2と、通信部13と、メモリ部14と、ECR(キャッ
シュレジスタ等)15と、カードリーダ部16と、暗証
コード入力部17と、プリント部18と、制御部19と
を有している。
【0066】表示部11は、液晶ディスプレイで構成さ
れ、カード取引処理(以下、通常のカード認証処理並び
にカード利用正当性判定処理の双方を意味するものとし
て使用する。)に係る文字情報等が表示がなされる。ま
た、後述するように、カード利用正当性判定処理によ
り、カード利用の正当性が不当であると判定された場合
には、その旨が当該表示部11に文字により表示され、
オペレータに通知されるようにされている。
れ、カード取引処理(以下、通常のカード認証処理並び
にカード利用正当性判定処理の双方を意味するものとし
て使用する。)に係る文字情報等が表示がなされる。ま
た、後述するように、カード利用正当性判定処理によ
り、カード利用の正当性が不当であると判定された場合
には、その旨が当該表示部11に文字により表示され、
オペレータに通知されるようにされている。
【0067】操作入力部12は、テンキー等で構成さ
れ、カード取引処理のためのCAT1の操作をオペレー
タが行うためのものである。尚、同図には示されていな
いが、この操作入力部12には、カード利用正当性判定
に係る後述する専用の申込み受け付けボタンが含まれて
いる。
れ、カード取引処理のためのCAT1の操作をオペレー
タが行うためのものである。尚、同図には示されていな
いが、この操作入力部12には、カード利用正当性判定
に係る後述する専用の申込み受け付けボタンが含まれて
いる。
【0068】通信部13は、ネットワーク7を介して、
サーバ4、クレジットカード会社ホスト5、銀行ホスト
6と、カード取引処理のためのデータ交信を行うための
ものである。
サーバ4、クレジットカード会社ホスト5、銀行ホスト
6と、カード取引処理のためのデータ交信を行うための
ものである。
【0069】メモリ部14は、ROM、RAM等で構成
され、CAT1全体の動作プログラムを有している。
尚、制御部19は、マイコン等で構成され、当該メモリ
部14に保存された動作プログラムに従い、CAT1を
統括制御するものである。
され、CAT1全体の動作プログラムを有している。
尚、制御部19は、マイコン等で構成され、当該メモリ
部14に保存された動作プログラムに従い、CAT1を
統括制御するものである。
【0070】ECR15は、この例では既存のキャッシ
ュレジスターが適用されており、当該レジスターを介し
て購入商品額等の情報が決済内容としてCAT1に入力
される。
ュレジスターが適用されており、当該レジスターを介し
て購入商品額等の情報が決済内容としてCAT1に入力
される。
【0071】カードリーダ部16は、この例では、クレ
ジットカード及びデビットカードのカード情報の読み取
り使用されるものである。ここで読みとられたカード情
報は、通信部13を介してネットワーク上へと送信さ
れ、当該カード情報に基づきカード認証処理並びにカー
ド利用正当性判定処理が実行される。
ジットカード及びデビットカードのカード情報の読み取
り使用されるものである。ここで読みとられたカード情
報は、通信部13を介してネットワーク上へと送信さ
れ、当該カード情報に基づきカード認証処理並びにカー
ド利用正当性判定処理が実行される。
【0072】暗証コード入力部17には、この例では、
デビットカードの暗証番号入力の為の暗証入力パッドが
適用されている。
デビットカードの暗証番号入力の為の暗証入力パッドが
適用されている。
【0073】プリント部18は、カード取引処理が正常
に行われた際の明細書発行等に使用されるものであり、
紙体収容部や印字部等で構成されている。
に行われた際の明細書発行等に使用されるものであり、
紙体収容部や印字部等で構成されている。
【0074】無線式CAT2のハードウェア構成が図3
のブロック図に示されている。同図に示されるように、
本発明に適用される無線式CAT2は、表示部21と、
操作入力部22と、無線通信部23と、メモリ部24
と、カードリーダ部25と、GPS26と、プリント部
27と、制御部28とを有している。
のブロック図に示されている。同図に示されるように、
本発明に適用される無線式CAT2は、表示部21と、
操作入力部22と、無線通信部23と、メモリ部24
と、カードリーダ部25と、GPS26と、プリント部
27と、制御部28とを有している。
【0075】表示部21は、液晶ディスプレイで構成さ
れ、カード取引処理に係る文字情報等が表示される。ま
た、後述するように、カード利用正当性判定処理によ
り、カード利用の正当性が不当であると判定された場合
には、その旨が当該表示部21に文字により表示され、
オペレータに通知されるようにされている。
れ、カード取引処理に係る文字情報等が表示される。ま
た、後述するように、カード利用正当性判定処理によ
り、カード利用の正当性が不当であると判定された場合
には、その旨が当該表示部21に文字により表示され、
オペレータに通知されるようにされている。
【0076】操作入力部22は、テンキー等で構成さ
れ、カード取引処理のための購入商品額等の各種情報入
力をオペレータが行うためのものである。また、無線式
CATにあっては、デビットカードの使用時には、当該
操作入力部22を介して、利用者により暗証コード等が
入力される。尚、同図には示されていないが、この操作
入力部22には、テンキーの他、カード利用正当性判定
に係る後述する専用の申込み受け付けボタンが含まれて
いる。
れ、カード取引処理のための購入商品額等の各種情報入
力をオペレータが行うためのものである。また、無線式
CATにあっては、デビットカードの使用時には、当該
操作入力部22を介して、利用者により暗証コード等が
入力される。尚、同図には示されていないが、この操作
入力部22には、テンキーの他、カード利用正当性判定
に係る後述する専用の申込み受け付けボタンが含まれて
いる。
【0077】無線通信部23は、無線基地局29を介し
て、サーバ4、クレジットカード会社ホスト5、銀行ホ
スト6と、カード取引処理のための無線によるデータ交
信を行うためのものである。
て、サーバ4、クレジットカード会社ホスト5、銀行ホ
スト6と、カード取引処理のための無線によるデータ交
信を行うためのものである。
【0078】メモリ部24は、ROM、RAM等で構成
され、無線式CAT2全体の動作プログラムを有してい
る。尚、制御部28は、マイコン等で構成され、当該メ
モリ部24に保存された動作プログラムに従い、無線式
CAT2を統括制御するものである。
され、無線式CAT2全体の動作プログラムを有してい
る。尚、制御部28は、マイコン等で構成され、当該メ
モリ部24に保存された動作プログラムに従い、無線式
CAT2を統括制御するものである。
【0079】カードリーダ部25は、この例では、クレ
ジットカード並びにデビットカードのカード情報の読み
取り使用されるものである。ここで読みとられたカード
情報は、無線通信部23を介してネットワーク上へと送
信され、当該カード情報に基づきカード認証処理並びに
カード利用正当性判定処理が実行される。
ジットカード並びにデビットカードのカード情報の読み
取り使用されるものである。ここで読みとられたカード
情報は、無線通信部23を介してネットワーク上へと送
信され、当該カード情報に基づきカード認証処理並びに
カード利用正当性判定処理が実行される。
【0080】GPS26は、文字通りGPS機能を有す
るものであり、通信アンテナ26aを介して図示しない
衛星から所定データを受信し位置情報を生成する。
るものであり、通信アンテナ26aを介して図示しない
衛星から所定データを受信し位置情報を生成する。
【0081】プリント部27は、カード取引処理が正常
に行われた際の明細書発行等に使用されるものであり、
ロール紙体収容部や印字部等で構成されている。
に行われた際の明細書発行等に使用されるものであり、
ロール紙体収容部や印字部等で構成されている。
【0082】ATM3のハードウェア構成が図4のブロ
ック図に示されている。同図に示されるように、本発明
に適用されるATM3は、表示部31と、操作入力部3
2と、通信部33と、メモリ部34と、カードリーダ部
35と、通帳処理部36と、金銭出入処理部37と、プ
リント部38と、制御部39とを有している。
ック図に示されている。同図に示されるように、本発明
に適用されるATM3は、表示部31と、操作入力部3
2と、通信部33と、メモリ部34と、カードリーダ部
35と、通帳処理部36と、金銭出入処理部37と、プ
リント部38と、制御部39とを有している。
【0083】表示部31は、液晶ディスプレイで構成さ
れ、カード取引処理に係る文字情報等が表示がなされ
る。尚、ATMを利用したカード取引には、デビットカ
ード(キャッシュカード)による預金口座への入手金、
口座振替、残高照会、並びにクレジットカードによるキ
ャッシングサービス等が含まれる。
れ、カード取引処理に係る文字情報等が表示がなされ
る。尚、ATMを利用したカード取引には、デビットカ
ード(キャッシュカード)による預金口座への入手金、
口座振替、残高照会、並びにクレジットカードによるキ
ャッシングサービス等が含まれる。
【0084】また、ATMにあっては、カード利用正当
性判定処理によりカード利用の正当性が不当であると判
定された場合には、その旨は当該表示部31には表示さ
れない。これは、ATMにあっては、オペレータがカー
ド利用者に限定されるためである。従ってこの場合に
は、ATMそのもの或いは銀行の事務側に警報ランプ等
を取り付けることにより、銀行の事務員に当該旨を通知
するようにする。
性判定処理によりカード利用の正当性が不当であると判
定された場合には、その旨は当該表示部31には表示さ
れない。これは、ATMにあっては、オペレータがカー
ド利用者に限定されるためである。従ってこの場合に
は、ATMそのもの或いは銀行の事務側に警報ランプ等
を取り付けることにより、銀行の事務員に当該旨を通知
するようにする。
【0085】操作入力部32は、テンキー等で構成さ
れ、カード取引のための暗証コード入力等をカード利用
者が行うためのものである。尚、この例では、表示部と
操作入力部とを別個のものとしたが、例えば、液晶のタ
ッチパネル等を用いて両者を併用させるようにしてもよ
い。また、同図には示されていないが、この操作入力部
32には、テンキーの他、カード利用正当性判定に係る
後述する専用の申込み受け付けボタンが含まれている。
れ、カード取引のための暗証コード入力等をカード利用
者が行うためのものである。尚、この例では、表示部と
操作入力部とを別個のものとしたが、例えば、液晶のタ
ッチパネル等を用いて両者を併用させるようにしてもよ
い。また、同図には示されていないが、この操作入力部
32には、テンキーの他、カード利用正当性判定に係る
後述する専用の申込み受け付けボタンが含まれている。
【0086】通信部33は、ネットワーク7を介して、
サーバ4、クレジットカード会社ホスト5、銀行ホスト
6と、カード取引処理のためのデータ交信を行うための
ものである。
サーバ4、クレジットカード会社ホスト5、銀行ホスト
6と、カード取引処理のためのデータ交信を行うための
ものである。
【0087】メモリ部34は、ROM、RAM等で構成
され、ATM3全体の動作プログラムを有している。
尚、制御部39は、マイコン等で構成され、当該メモリ
部34に保存された動作プログラムに従い、ATM3を
統括制御するものである。
され、ATM3全体の動作プログラムを有している。
尚、制御部39は、マイコン等で構成され、当該メモリ
部34に保存された動作プログラムに従い、ATM3を
統括制御するものである。
【0088】カードリーダ部35は、この例では、クレ
ジットカード並びにデビットカードのカード情報の読み
取り使用されるものである。ここで読みとられたカード
情報は、通信部33を介してネットワーク上へと送信さ
れ、当該カード情報に基づきカード取引処理が実行され
る。
ジットカード並びにデビットカードのカード情報の読み
取り使用されるものである。ここで読みとられたカード
情報は、通信部33を介してネットワーク上へと送信さ
れ、当該カード情報に基づきカード取引処理が実行され
る。
【0089】通帳処理部36は、通帳出入部、印字部等
で構成され、通帳記入等を行うものである。金銭出入処
理部37は、金銭出入口、金銭カウンタ部等で構成さ
れ、金銭の預かり入れや引き出し時等に使用される。
で構成され、通帳記入等を行うものである。金銭出入処
理部37は、金銭出入口、金銭カウンタ部等で構成さ
れ、金銭の預かり入れや引き出し時等に使用される。
【0090】プリント部38は、利用明細書等の発行等
に使用されるものであり、紙体収容部や印字部等で構成
されている。
に使用されるものであり、紙体収容部や印字部等で構成
されている。
【0091】次に、カード利用要求時に、各カード用端
末装置1〜3並びにサーバ4で実行されるカード取引の
ための処理について、フローチャートを参照しつつ詳細
に説明する。
末装置1〜3並びにサーバ4で実行されるカード取引の
ための処理について、フローチャートを参照しつつ詳細
に説明する。
【0092】カード利用時におけるCAT1の側での処
理が図5のフローチャートに示されている。CAT1の
側においては先ず、ECR15を介して購入商品種別並
びに購入代金(決済額)を含む決済内容が読み込まれ
(ステップ501)、次いでカードリーダ部16を介し
てカード情報(この例ではカード番号)が読み込まれ
(ステップ502)、更に、各CAT毎に予め定められ
た端末IDがメモリ部14から読み込まれる(ステップ
503)。
理が図5のフローチャートに示されている。CAT1の
側においては先ず、ECR15を介して購入商品種別並
びに購入代金(決済額)を含む決済内容が読み込まれ
(ステップ501)、次いでカードリーダ部16を介し
てカード情報(この例ではカード番号)が読み込まれ
(ステップ502)、更に、各CAT毎に予め定められ
た端末IDがメモリ部14から読み込まれる(ステップ
503)。
【0093】続くステップ504では、その後のカード
利用時に、カード利用正当性判定を行うか否かが利用者
に問われる。すなわち、本実施の形態では、カード利用
要求時のカード利用正当性判定は、利用者からの事前申
込みを前提として行うものとされている。ここでは、利
用者はCAT1を介して当該申込みを行うことを可能と
しているが、このほかにも、例えば所定の申込み用紙を
介して当該申込みを完了させるようにすることもでき
る。
利用時に、カード利用正当性判定を行うか否かが利用者
に問われる。すなわち、本実施の形態では、カード利用
要求時のカード利用正当性判定は、利用者からの事前申
込みを前提として行うものとされている。ここでは、利
用者はCAT1を介して当該申込みを行うことを可能と
しているが、このほかにも、例えば所定の申込み用紙を
介して当該申込みを完了させるようにすることもでき
る。
【0094】ここで、利用者から‘申込み’の旨が告げ
られると、(ステップ504YES)、当該申込みが受
け付けられた旨をサーバ4の側に通知するための申込み
フラグ‘f’に“1”がたてられる(ステップ50
5)。尚、ステップ505の処理には、先に説明した操
作入力部12の申込み受け付けボタンに対するオペレー
タ操作が含まれている。
られると、(ステップ504YES)、当該申込みが受
け付けられた旨をサーバ4の側に通知するための申込み
フラグ‘f’に“1”がたてられる(ステップ50
5)。尚、ステップ505の処理には、先に説明した操
作入力部12の申込み受け付けボタンに対するオペレー
タ操作が含まれている。
【0095】一方、利用者が申込みを拒否した場合や、
既に(以前に)申込みが行われているような場合には、
(ステップ504NO)、次いでステップ506で示さ
れる処理が実行される。
既に(以前に)申込みが行われているような場合には、
(ステップ504NO)、次いでステップ506で示さ
れる処理が実行される。
【0096】ステップ506においては、上述した各情
報(決済内容、カード情報、端末ID、保存有無フラ
グ)が、通信部13によりネットワーク7を介してサー
バ4の側へと送信される。尚、同図には示されていない
が、その後は、サーバ4の側からの回答が受信されるま
で(ステップ507)、CAT1の側は待機状態とな
る。
報(決済内容、カード情報、端末ID、保存有無フラ
グ)が、通信部13によりネットワーク7を介してサー
バ4の側へと送信される。尚、同図には示されていない
が、その後は、サーバ4の側からの回答が受信されるま
で(ステップ507)、CAT1の側は待機状態とな
る。
【0097】カード利用要求時におけるサーバ4の側で
の処理が図6のフローチャートに示されている。
の処理が図6のフローチャートに示されている。
【0098】同図に示されるように、サーバ4の側で
は、CAT1の側から上述した各情報が受信されると
(ステップ601)、先ず、受信されたカード情報に基
づき、該当するカード取引履歴ファイルが呼び出される
(ステップ602)。
は、CAT1の側から上述した各情報が受信されると
(ステップ601)、先ず、受信されたカード情報に基
づき、該当するカード取引履歴ファイルが呼び出される
(ステップ602)。
【0099】ここで、カード取引履歴ファイルとは、こ
の例では、サーバ4が有する記憶装置41に保存される
ファイルであり、カード毎に作成されるものである。当
該ファイル内容の一例が図10(B)に示されている。
同図に示されるように、当該ファイルには、カード情報
としてのカード番号の他、カード取引の日時、取引内
容、利用端末ID、端末所在地(カード利用場所)がそ
れぞれカード取引の履歴として保存されている。
の例では、サーバ4が有する記憶装置41に保存される
ファイルであり、カード毎に作成されるものである。当
該ファイル内容の一例が図10(B)に示されている。
同図に示されるように、当該ファイルには、カード情報
としてのカード番号の他、カード取引の日時、取引内
容、利用端末ID、端末所在地(カード利用場所)がそ
れぞれカード取引の履歴として保存されている。
【0100】また、当該ファイルには、カード利用要求
時にカード利用正当性判定を行うか否を決定する実行フ
ラグ‘F’についての“1”若しくは“0”が記録され
ている。
時にカード利用正当性判定を行うか否を決定する実行フ
ラグ‘F’についての“1”若しくは“0”が記録され
ている。
【0101】ステップ603へと進み、ここでは、実行
フラグ‘F’の確認が行われる。ここで、実行フラグ
「F=1」であるときには(ステップ603YES)、
ステップ605へと進むが、申込みフラグ「F=0」で
あるときには(ステップ603NO)、次いで、先に示
した申込みフラグ「f=1」が受信されているか否かの
確認が行われる(ステップ604)。ここで、申込みフ
ラグ「f=1」が受信されているときには(ステップ6
04YES)、フローチャートには示されていないが、
カード取引履歴ファイルの所定欄に実行フラグ「F=
1」が記録され、次いでステップ605に示す処理が行
われる。一方、申込みフラグ「f=1」が受信されてい
ない場合には(ステップ604NO)、次いでステップ
613に示す処理が行われる。すなわち、この例では、
カード利用者からの申込みが無い場合には、カード利用
要求時の正当性判定は行われないこととなる。
フラグ‘F’の確認が行われる。ここで、実行フラグ
「F=1」であるときには(ステップ603YES)、
ステップ605へと進むが、申込みフラグ「F=0」で
あるときには(ステップ603NO)、次いで、先に示
した申込みフラグ「f=1」が受信されているか否かの
確認が行われる(ステップ604)。ここで、申込みフ
ラグ「f=1」が受信されているときには(ステップ6
04YES)、フローチャートには示されていないが、
カード取引履歴ファイルの所定欄に実行フラグ「F=
1」が記録され、次いでステップ605に示す処理が行
われる。一方、申込みフラグ「f=1」が受信されてい
ない場合には(ステップ604NO)、次いでステップ
613に示す処理が行われる。すなわち、この例では、
カード利用者からの申込みが無い場合には、カード利用
要求時の正当性判定は行われないこととなる。
【0102】ステップ605では、呼び出されたカード
取引履歴ファイルから、前回(最新)のカード利用場所
が読み込まれる。
取引履歴ファイルから、前回(最新)のカード利用場所
が読み込まれる。
【0103】次いで、ステップ601で受信された端末
IDに基づき、今回(そのとき)の利用場所が特定され
読み込まれる(ステップ605)。尚、ここでの利用場
所特定は、図10中(a)で示される端末情報ファイル
を参照して行われる。当該端末情報ファイルは、サーバ
4の記憶装置41に予め保存されたファイルであり、図
10(a)に示されるように、端末毎のIDと、端末所
在地情報と、当該端末が設置されている店舗名とがそれ
ぞれ記憶されている。尚、同図に示されるように、この
例では、カード利用場所は、主として住所による利用場
所情報とされている。
IDに基づき、今回(そのとき)の利用場所が特定され
読み込まれる(ステップ605)。尚、ここでの利用場
所特定は、図10中(a)で示される端末情報ファイル
を参照して行われる。当該端末情報ファイルは、サーバ
4の記憶装置41に予め保存されたファイルであり、図
10(a)に示されるように、端末毎のIDと、端末所
在地情報と、当該端末が設置されている店舗名とがそれ
ぞれ記憶されている。尚、同図に示されるように、この
例では、カード利用場所は、主として住所による利用場
所情報とされている。
【0104】続くステップ607では、ステップ605
で読み込まれた前回のカード利用場所と、ステップ60
5で特定され読み込まれた今回のカード利用場所とか
ら、2地点間の基準移動所要時間(A)が算出される。
ここで、基準移動所要時間とは、この例では、2地点間
の移動に必要とされる最短時間とされ、これは、例え
ば、従来EDWARD.F.MOORE著「The S
hortest PathA Maze」や、運輸経済
研究センター著「デュアルモードバスシステム導入の可
能性に関する研究調査報告書」に示されるような既知の
手法により求めることができる。すなわち、この例で
は、2つのカード利用場所情報から当該基準移動所要時
間を算出するためのアプリケーションプログラムがサー
バ4の記憶装置41にデータベースとして保存されてい
る。尚、当該アプリケーションプログラムについてはそ
の詳細説明を省略するが、上述した公知文献等を参照す
ることにより、当業者であればその内容を容易に理解で
きるであろう。
で読み込まれた前回のカード利用場所と、ステップ60
5で特定され読み込まれた今回のカード利用場所とか
ら、2地点間の基準移動所要時間(A)が算出される。
ここで、基準移動所要時間とは、この例では、2地点間
の移動に必要とされる最短時間とされ、これは、例え
ば、従来EDWARD.F.MOORE著「The S
hortest PathA Maze」や、運輸経済
研究センター著「デュアルモードバスシステム導入の可
能性に関する研究調査報告書」に示されるような既知の
手法により求めることができる。すなわち、この例で
は、2つのカード利用場所情報から当該基準移動所要時
間を算出するためのアプリケーションプログラムがサー
バ4の記憶装置41にデータベースとして保存されてい
る。尚、当該アプリケーションプログラムについてはそ
の詳細説明を省略するが、上述した公知文献等を参照す
ることにより、当業者であればその内容を容易に理解で
きるであろう。
【0105】続くステップ608では、ステップ602
で呼び出されたカード取引履歴ファイルから前回利用時
刻が読み込まれ、また、ステップ609では、今回利用
時刻が読み込まれる。尚、この例では、今回の利用時刻
は、データ受信(ステップ601)が行われた時にサー
バ4の側で計測される時刻とされている。このようにす
ることで、各カード用端末装置1〜3毎に時刻を計測す
るような場合に生じるであろう時刻のずれを完全に排除
することができる。
で呼び出されたカード取引履歴ファイルから前回利用時
刻が読み込まれ、また、ステップ609では、今回利用
時刻が読み込まれる。尚、この例では、今回の利用時刻
は、データ受信(ステップ601)が行われた時にサー
バ4の側で計測される時刻とされている。このようにす
ることで、各カード用端末装置1〜3毎に時刻を計測す
るような場合に生じるであろう時刻のずれを完全に排除
することができる。
【0106】ステップ610では、ステップ608およ
びステップ609で読み込まれた前回と今回のカード利
用時の時刻から、その間の経過時間(B)が算出され
る。
びステップ609で読み込まれた前回と今回のカード利
用時の時刻から、その間の経過時間(B)が算出され
る。
【0107】次いで、それら算出された基準移動所要時
間(A)と経過時間(B)との大小比較が行われる(ス
テップ611)。すなわち、ここでは、前回のカード利
用場所から今回のカード利用場所へと、同一カード利用
者が経過時間(B)内に移動可能であるか否かが判定さ
れる。従って、基準移動所要時間(A)>経過時間
(B)である場合には(ステップ611YES)、実際
には利用不可能である場所でのカード利用がなされたも
のと考えられるから、今回(若しくは前回)のカード利
用を偽造カードによる不正カード利用と判定し、その旨
の特定信号がサーバ4の側からCAT1の側へと送信さ
れる(ステップ612)。
間(A)と経過時間(B)との大小比較が行われる(ス
テップ611)。すなわち、ここでは、前回のカード利
用場所から今回のカード利用場所へと、同一カード利用
者が経過時間(B)内に移動可能であるか否かが判定さ
れる。従って、基準移動所要時間(A)>経過時間
(B)である場合には(ステップ611YES)、実際
には利用不可能である場所でのカード利用がなされたも
のと考えられるから、今回(若しくは前回)のカード利
用を偽造カードによる不正カード利用と判定し、その旨
の特定信号がサーバ4の側からCAT1の側へと送信さ
れる(ステップ612)。
【0108】尚、カード不正利用と判定された場合の一
具体例を図10(B)に基づき説明する。同図におい
て、取引日時「10月2日、10:00」におけるカー
ド利用場所は沖縄県(実際には更に詳細に記録される)
であり、取引日時「10月2日、10:30」における
カード利用場所は韓国であるが、この場合には、2つの
利用場所間の基準移動所要時間(3.5h)>経過時間
(0.5h)とされ、不正利用と判定される。尚、実際
には、韓国での利用は不正と判定されるため、この例で
はそのときの利用履歴はカード取引履歴ファイルには記
録されない。
具体例を図10(B)に基づき説明する。同図におい
て、取引日時「10月2日、10:00」におけるカー
ド利用場所は沖縄県(実際には更に詳細に記録される)
であり、取引日時「10月2日、10:30」における
カード利用場所は韓国であるが、この場合には、2つの
利用場所間の基準移動所要時間(3.5h)>経過時間
(0.5h)とされ、不正利用と判定される。尚、実際
には、韓国での利用は不正と判定されるため、この例で
はそのときの利用履歴はカード取引履歴ファイルには記
録されない。
【0109】一方で、ステップ611において、基準移
動所要時間(A)≦経過時間(B)である場合には(ス
テップ611NO)、カード利用が正当なものであると
判定される。カード利用が正当と判定された場合の一具
体例を図10(B)に基づき説明する。同図において、
取引日時「10月1日、19:30」におけるカード利
用場所は東京都(実際には更に詳細に記録される)であ
り、取引日時「10月2日、10:00」におけるカー
ド利用場所は沖縄県であるが、この場合には、2つの利
用場所間の基準移動所要時間(4.0h)≦経過時間
(14.5h)とされ、カード利用は正当なものと判定
される。
動所要時間(A)≦経過時間(B)である場合には(ス
テップ611NO)、カード利用が正当なものであると
判定される。カード利用が正当と判定された場合の一具
体例を図10(B)に基づき説明する。同図において、
取引日時「10月1日、19:30」におけるカード利
用場所は東京都(実際には更に詳細に記録される)であ
り、取引日時「10月2日、10:00」におけるカー
ド利用場所は沖縄県であるが、この場合には、2つの利
用場所間の基準移動所要時間(4.0h)≦経過時間
(14.5h)とされ、カード利用は正当なものと判定
される。
【0110】カード利用が正当なものと判定された場合
には、続いてカード決済のためのカード認証処理が行わ
れる(ステップ613)。ここでは、サーバ4と各カー
ド管理会社ホスト(カードがクレジットカードである場
合にはクレジットカード会社ホスト5、カードがデビッ
トカードである場合には銀行ホスト6)との間で、ステ
ップ601で受信されたカード情報と決済内容情報とに
基づくデータ交信によりカード認証が行われ、その結果
がカード管理会社ホストの側からサーバ4へと送信され
ることとなる。尚、認証処理についての詳細は、すでに
公知であるためここではその説明を省略する。
には、続いてカード決済のためのカード認証処理が行わ
れる(ステップ613)。ここでは、サーバ4と各カー
ド管理会社ホスト(カードがクレジットカードである場
合にはクレジットカード会社ホスト5、カードがデビッ
トカードである場合には銀行ホスト6)との間で、ステ
ップ601で受信されたカード情報と決済内容情報とに
基づくデータ交信によりカード認証が行われ、その結果
がカード管理会社ホストの側からサーバ4へと送信され
ることとなる。尚、認証処理についての詳細は、すでに
公知であるためここではその説明を省略する。
【0111】ステップ614では、ステップ613で受
信された認証の結果が、カード取引処理要求に対する回
答としてサーバ4の側からCAT1へと送信される。次
いで、先に説明した実行フラグ‘F’の確認が再度行わ
れ、当該フラグが“1”であることを条件として(ステ
ップ613YES)、ステップ605からステップ60
9にて特定された今回のカード利用に係る各種情報が、
カード取引履歴ファイルに保存され(ステップ61
6)、処理は終了される。尚、ステップ615におい
て、実行フラグ‘F’が“0”である場合には(ステッ
プ615NO)、当該ファイルへの保存は行われず処理
は終了する。
信された認証の結果が、カード取引処理要求に対する回
答としてサーバ4の側からCAT1へと送信される。次
いで、先に説明した実行フラグ‘F’の確認が再度行わ
れ、当該フラグが“1”であることを条件として(ステ
ップ613YES)、ステップ605からステップ60
9にて特定された今回のカード利用に係る各種情報が、
カード取引履歴ファイルに保存され(ステップ61
6)、処理は終了される。尚、ステップ615におい
て、実行フラグ‘F’が“0”である場合には(ステッ
プ615NO)、当該ファイルへの保存は行われず処理
は終了する。
【0112】ステップ612で送信された不正利用特定
信号や、ステップ614で送信されたカード利用要求に
対するCAT1側への回答は、図5のフローチャートで
示されるステップ508においてCAT1の側で受信さ
れる。
信号や、ステップ614で送信されたカード利用要求に
対するCAT1側への回答は、図5のフローチャートで
示されるステップ508においてCAT1の側で受信さ
れる。
【0113】ここで、カード取引処理が正常に行われた
ことを示す回答が受信された場合には(ステップ508
YES)、CAT1のプリント部18により取引内容に
基づく利用明細書が打ち出され(ステップ510)、処
理は終了する。
ことを示す回答が受信された場合には(ステップ508
YES)、CAT1のプリント部18により取引内容に
基づく利用明細書が打ち出され(ステップ510)、処
理は終了する。
【0114】一方、カード不正利用の旨の特定信号が受
信された場合には(ステップ508NO、ステップ51
0YES)、その旨をCAT1のオペレータに通知する
表示が表示部11を介して行われる。ここでの表示の一
例としては、例えば『カードの不正利用が確認されまし
た。』等が挙げられる。
信された場合には(ステップ508NO、ステップ51
0YES)、その旨をCAT1のオペレータに通知する
表示が表示部11を介して行われる。ここでの表示の一
例としては、例えば『カードの不正利用が確認されまし
た。』等が挙げられる。
【0115】また、カード取引処理が正常に行われなか
った旨を示す回答が受信された場合には(ステップ50
8NO、ステップ510NO)、所定のエラー処理が行
われ(ステップ512)、処理は終了する。
った旨を示す回答が受信された場合には(ステップ50
8NO、ステップ510NO)、所定のエラー処理が行
われ(ステップ512)、処理は終了する。
【0116】次に、無線式CAT2を使用した場合にお
けるカード取引のための処理について説明する。カード
利用時における無線式CAT2の側での処理が図7のフ
ローチャートに示されている。
けるカード取引のための処理について説明する。カード
利用時における無線式CAT2の側での処理が図7のフ
ローチャートに示されている。
【0117】同図に示されるように、無線式CATにお
ける処理は、購入商品種別並びに決済額を含む決済内容
の読み込み処理(ステップ701)と、カード情報の読
み込み処理(ステップ702)と、端末IDの読み込み
処理(ステップ703)と、カード利用正当性判定のた
めの申込み確認処理(ステップ704)と、申込みフラ
グ(f)に“1”を書き込む処理(ステップ705)
と、読み込まれた各情報の送信処理(ステップ706)
と、サーバ4の側からの回答受信処理(ステップ70
7)と、回答判定処理(ステップ708,710)と、
判定内容に基づく各種処理(ステップ709,ステップ
711,ステップ712)とを含んでいる。
ける処理は、購入商品種別並びに決済額を含む決済内容
の読み込み処理(ステップ701)と、カード情報の読
み込み処理(ステップ702)と、端末IDの読み込み
処理(ステップ703)と、カード利用正当性判定のた
めの申込み確認処理(ステップ704)と、申込みフラ
グ(f)に“1”を書き込む処理(ステップ705)
と、読み込まれた各情報の送信処理(ステップ706)
と、サーバ4の側からの回答受信処理(ステップ70
7)と、回答判定処理(ステップ708,710)と、
判定内容に基づく各種処理(ステップ709,ステップ
711,ステップ712)とを含んでいる。
【0118】すなわち、ステップ714に示される位置
情報生成ステップ以外は、先に説明したCAT1におけ
る処理とほぼ同様であるため、それら同様の処理につい
ては、図5のフローチャートで示される各処理と同数字
を下2桁に付すことにより、その説明を省略する。もっ
とも、CAT1と無線式CAT2とでは、図2、図3の
ハードウェア構成に示したように、その構成を異にする
ものであるため、同様とはいっても処理の細部について
は多少の違いが存在するが、これについては、当業者で
あれば容易に想到される筈である。また、無線式CAT
2を使用したカード利用時におけるサーバ4の側での処
理については、同様の理由から、フローチャートによる
図示を省略する。
情報生成ステップ以外は、先に説明したCAT1におけ
る処理とほぼ同様であるため、それら同様の処理につい
ては、図5のフローチャートで示される各処理と同数字
を下2桁に付すことにより、その説明を省略する。もっ
とも、CAT1と無線式CAT2とでは、図2、図3の
ハードウェア構成に示したように、その構成を異にする
ものであるため、同様とはいっても処理の細部について
は多少の違いが存在するが、これについては、当業者で
あれば容易に想到される筈である。また、無線式CAT
2を使用したカード利用時におけるサーバ4の側での処
理については、同様の理由から、フローチャートによる
図示を省略する。
【0119】ステップ714における処理について説明
すると、このステップでは、GPS26を介して当該無
線CAT2の位置情報としての経度緯度データが生成さ
れる。従って、この場合には、サーバ4の側では、当該
無線式CAT2から無線通信部23を介して送信(ステ
ップ707)されてくる経度緯度データに基づいて、今
回のカード利用場所を特定することとなる(CAT1の
説明で示したステップ605に相当する)。尚、この場
合には、サーバ4の側に別途地図情報等が必要となるで
あろうが、これについては公知の技術であるため、特に
説明を要しないであろう。
すると、このステップでは、GPS26を介して当該無
線CAT2の位置情報としての経度緯度データが生成さ
れる。従って、この場合には、サーバ4の側では、当該
無線式CAT2から無線通信部23を介して送信(ステ
ップ707)されてくる経度緯度データに基づいて、今
回のカード利用場所を特定することとなる(CAT1の
説明で示したステップ605に相当する)。尚、この場
合には、サーバ4の側に別途地図情報等が必要となるで
あろうが、これについては公知の技術であるため、特に
説明を要しないであろう。
【0120】次に、ATM3を使用した場合におけるカ
ード取引のための処理について説明する。カード利用時
におけるATM3の側での処理が図8のフローチャート
に示されている。
ード取引のための処理について説明する。カード利用時
におけるATM3の側での処理が図8のフローチャート
に示されている。
【0121】尚、先に説明しておくが、ATM3の側に
おける処理についても、CAT1における処理と似通っ
た処理が多いため、それら似通った処理については、図
5のフローチャートで示される各処理と同数字を下2桁
に付すことにより、無駄な重複説明を避け、その内容を
容易に理解し易くするものとする。
おける処理についても、CAT1における処理と似通っ
た処理が多いため、それら似通った処理については、図
5のフローチャートで示される各処理と同数字を下2桁
に付すことにより、無駄な重複説明を避け、その内容を
容易に理解し易くするものとする。
【0122】ATM3の側においては先ず、操作入力部
32を介して利用者により選択されたカード利用の処理
種別が読み込まれる(ステップ801)。すなわち、C
AT1、無線式CAT2の場合には、そのカード利用が
決済にほぼ限定されているのに対し、ATM3の利用に
あっては、処理種別には、デビットカード(キャッシュ
カード)による預金口座への入出金、口座振替、残高照
会、クレジットカードによるキャッシングサービス等が
含まれている。
32を介して利用者により選択されたカード利用の処理
種別が読み込まれる(ステップ801)。すなわち、C
AT1、無線式CAT2の場合には、そのカード利用が
決済にほぼ限定されているのに対し、ATM3の利用に
あっては、処理種別には、デビットカード(キャッシュ
カード)による預金口座への入出金、口座振替、残高照
会、クレジットカードによるキャッシングサービス等が
含まれている。
【0123】次いで、カードリーダ部35を介してカー
ド情報(この例ではカード番号)が読み込まれ(ステッ
プ802)、操作入力部32を介して利用者により入力
されるカード利用のための暗証番号が読み込まれ(ステ
ップ813)、各ATM毎に予め定められた端末IDが
メモリ部34から読み込まれる(ステップ803)。
ド情報(この例ではカード番号)が読み込まれ(ステッ
プ802)、操作入力部32を介して利用者により入力
されるカード利用のための暗証番号が読み込まれ(ステ
ップ813)、各ATM毎に予め定められた端末IDが
メモリ部34から読み込まれる(ステップ803)。
【0124】続く、ステップ804では、表示部31を
介してカード利用正当性判定のための申込みの有無がカ
ード利用者に問われる。ここで、利用者が、先に説明し
た操作入力部32の申込み受け付けボタンを操作するこ
とにより‘申込み’の意志表示を行うと(ステップ80
4YES)、当該申込みの旨をサーバ4の側に通知する
ための申込みフラグ‘f’に“1”がたてられる(ステ
ップ805)。一方、利用者が申込みを拒否した場合
や、既に(以前に)申込みが行われているような場合に
は、次いでステップ806で示される処理が実行され
る。
介してカード利用正当性判定のための申込みの有無がカ
ード利用者に問われる。ここで、利用者が、先に説明し
た操作入力部32の申込み受け付けボタンを操作するこ
とにより‘申込み’の意志表示を行うと(ステップ80
4YES)、当該申込みの旨をサーバ4の側に通知する
ための申込みフラグ‘f’に“1”がたてられる(ステ
ップ805)。一方、利用者が申込みを拒否した場合
や、既に(以前に)申込みが行われているような場合に
は、次いでステップ806で示される処理が実行され
る。
【0125】上述した各情報(処理種別、カード情報、
暗証番号、端末ID、保存有無フラグ)は、ステップ8
06において、通信部33によりネットワーク7を介し
てサーバ4の側へと送信され、これにより、サーバ4の
側へカード取引処理要求がなされることとなる。尚、同
図には示されていないが、その後は、サーバ4の側から
の回答が受信されるまで(ステップ807)、ATM3
の側は待機状態となる。
暗証番号、端末ID、保存有無フラグ)は、ステップ8
06において、通信部33によりネットワーク7を介し
てサーバ4の側へと送信され、これにより、サーバ4の
側へカード取引処理要求がなされることとなる。尚、同
図には示されていないが、その後は、サーバ4の側から
の回答が受信されるまで(ステップ807)、ATM3
の側は待機状態となる。
【0126】ATM3を使用したカード利用時における
サーバ4の側での処理が図9のフローチャートに示され
ている。
サーバ4の側での処理が図9のフローチャートに示され
ている。
【0127】尚、先に説明しておくが、ATM3を使用
した場合のサーバ4の側での処理についても、CAT1
を使用した場合におけるサーバ4の側での処理と似通っ
た処理が多いため、それら似通った処理については、図
6のフローチャートで示される各処理と同数字を下2桁
に付すことにより、無駄な重複説明を避け、その内容を
容易に理解し易くするものとする。
した場合のサーバ4の側での処理についても、CAT1
を使用した場合におけるサーバ4の側での処理と似通っ
た処理が多いため、それら似通った処理については、図
6のフローチャートで示される各処理と同数字を下2桁
に付すことにより、無駄な重複説明を避け、その内容を
容易に理解し易くするものとする。
【0128】図9に示されるように、サーバ4の側で
は、ATM3の側から上述した各情報が受信されると
(ステップ901)、先ず、受信された暗証番号情報に
基づいて、当該暗証番号の照会が行われる(ステップ9
17)。ここでは、サーバ4と銀行ホスト6とのデータ
交信を通じて、銀行ホスト6の記憶装置61に予め用意
されている暗証番号テーブルが使用される。尚、このよ
うに、ネットワークを介した暗証番号照会の詳細につい
ては公知であるためその詳細説明は省略する。
は、ATM3の側から上述した各情報が受信されると
(ステップ901)、先ず、受信された暗証番号情報に
基づいて、当該暗証番号の照会が行われる(ステップ9
17)。ここでは、サーバ4と銀行ホスト6とのデータ
交信を通じて、銀行ホスト6の記憶装置61に予め用意
されている暗証番号テーブルが使用される。尚、このよ
うに、ネットワークを介した暗証番号照会の詳細につい
ては公知であるためその詳細説明は省略する。
【0129】利用者により入力された暗証番号が正しけ
れば(ステップ918YES)、ステップ902へと進
む。暗証番号が間違いであると(ステップ918YE
S)、その旨をATM3の側へと通知するための暗証エ
ラー信号がネットワーク7を介してATM3の側へと送
信される(ステップ919)。
れば(ステップ918YES)、ステップ902へと進
む。暗証番号が間違いであると(ステップ918YE
S)、その旨をATM3の側へと通知するための暗証エ
ラー信号がネットワーク7を介してATM3の側へと送
信される(ステップ919)。
【0130】ステップ902においては、受信されたカ
ード情報に基づき、該当するカード取引履歴ファイルが
呼び出される(ステップ902)。尚、図示は省略とす
るが、ATM3の場合には、カード取引履歴ファイルの
取引内容には、先にも説明したように、預金口座への入
出金、口座振替、残高照会、キャッシングサービス等の
処理種別が記録される。
ード情報に基づき、該当するカード取引履歴ファイルが
呼び出される(ステップ902)。尚、図示は省略とす
るが、ATM3の場合には、カード取引履歴ファイルの
取引内容には、先にも説明したように、預金口座への入
出金、口座振替、残高照会、キャッシングサービス等の
処理種別が記録される。
【0131】ステップ903へと進み、ここでは、実行
フラグ‘F’の確認が行われる。ここで、実行フラグ
「F=1」であるときには(ステップ903YES)、
ステップ905へと進むが、実行フラグ「F=0」であ
るときには(ステップ903NO)、次いで、先に示し
た申込みフラグ「f=1」が受信されているか否かの確
認が行われる(ステップ904)。ここで、申込みフラ
グ「f=1」が受信されているときには(ステップ90
4YES)、フローチャートには示されていないが、カ
ード取引履歴ファイルの所定欄に実行フラグ「F=1」
が記録され、次いでステップ905に示す処理が行われ
る。一方、申込みフラグ「f=1」が受信されていない
場合には(ステップ904NO)、次いでステップ91
3に示す処理が行われる。
フラグ‘F’の確認が行われる。ここで、実行フラグ
「F=1」であるときには(ステップ903YES)、
ステップ905へと進むが、実行フラグ「F=0」であ
るときには(ステップ903NO)、次いで、先に示し
た申込みフラグ「f=1」が受信されているか否かの確
認が行われる(ステップ904)。ここで、申込みフラ
グ「f=1」が受信されているときには(ステップ90
4YES)、フローチャートには示されていないが、カ
ード取引履歴ファイルの所定欄に実行フラグ「F=1」
が記録され、次いでステップ905に示す処理が行われ
る。一方、申込みフラグ「f=1」が受信されていない
場合には(ステップ904NO)、次いでステップ91
3に示す処理が行われる。
【0132】ステップ905では、呼び出されたカード
取引履歴ファイルから、前回(最新)のカード利用場所
が読み込まれる。
取引履歴ファイルから、前回(最新)のカード利用場所
が読み込まれる。
【0133】次いで、ステップ901で受信された端末
IDに基づき、今回(そのとき)の利用場所が特定され
読み込まれる(ステップ905)。ここでの利用場所特
定は、端末情報ファイルを参照して行われる。尚、図示
は省略とするが、ATM3の場合には、店舗名の欄に
は、当該ATMの管理銀行等の名称が記録されている。
IDに基づき、今回(そのとき)の利用場所が特定され
読み込まれる(ステップ905)。ここでの利用場所特
定は、端末情報ファイルを参照して行われる。尚、図示
は省略とするが、ATM3の場合には、店舗名の欄に
は、当該ATMの管理銀行等の名称が記録されている。
【0134】続くステップ907では、ステップ905
で読み込まれた前回のカード利用場所と、ステップ90
5で特定され読み込まれた今回のカード利用場所とか
ら、2地点間の基準移動所要時間(A)が算出される。
で読み込まれた前回のカード利用場所と、ステップ90
5で特定され読み込まれた今回のカード利用場所とか
ら、2地点間の基準移動所要時間(A)が算出される。
【0135】続くステップ908では、ステップ902
で呼び出されたカード取引履歴ファイルから前回利用時
刻が読み込まれ、また、ステップ909では、今回利用
時刻が読み込まれる。
で呼び出されたカード取引履歴ファイルから前回利用時
刻が読み込まれ、また、ステップ909では、今回利用
時刻が読み込まれる。
【0136】ステップ910では、ステップ908およ
びステップ909で読み込まれた前回と今回のカード利
用時刻から、その間の経過時間(B)が算出される。
びステップ909で読み込まれた前回と今回のカード利
用時刻から、その間の経過時間(B)が算出される。
【0137】次いで、基準移動所要時間(A)と経過時
間(B)との大小比較が行われる(ステップ911)。
間(B)との大小比較が行われる(ステップ911)。
【0138】ここで、基準移動所要時間(A)>経過時
間(B)である場合には(ステップ911YES)、実
際には利用不可能である場所でのカード利用がなされた
ものと考えられるから、今回(若しくは前回)のカード
利用を偽造カードによる不正カード利用と判定し、その
旨の特定信号がサーバ4の側からATM3の側へと送信
される(ステップ912)。
間(B)である場合には(ステップ911YES)、実
際には利用不可能である場所でのカード利用がなされた
ものと考えられるから、今回(若しくは前回)のカード
利用を偽造カードによる不正カード利用と判定し、その
旨の特定信号がサーバ4の側からATM3の側へと送信
される(ステップ912)。
【0139】一方で、基準移動所要時間(A)≦経過時
間(B)である場合には(ステップ911NO)、カー
ド利用が正当なものであると判定され、次いで、ステッ
プ913で示される処理が行われる。
間(B)である場合には(ステップ911NO)、カー
ド利用が正当なものであると判定され、次いで、ステッ
プ913で示される処理が行われる。
【0140】ステップ913では、カード利用の処理種
別毎のデータ交信がサーバ4と各カード管理会社ホスト
(カードがクレジットカードである場合にはクレジット
カード会社ホスト5、カードがデビットカードである場
合には銀行ホスト6)との間で行われる。尚、ここで
は、カード利用処理種別毎の処理をATM3の側で行う
ための必要データが銀行ホスト6からサーバ4への回答
として送信されてくる。
別毎のデータ交信がサーバ4と各カード管理会社ホスト
(カードがクレジットカードである場合にはクレジット
カード会社ホスト5、カードがデビットカードである場
合には銀行ホスト6)との間で行われる。尚、ここで
は、カード利用処理種別毎の処理をATM3の側で行う
ための必要データが銀行ホスト6からサーバ4への回答
として送信されてくる。
【0141】ステップ914では、ステップ913で受
信された必要データが、カード取引処理要求に対する回
答としてサーバ4の側からATM3の側へと送信され
る。次いで、先に説明した実行フラグ‘F’の確認が行
われ、当該フラグが“1”であることを条件として(ス
テップ913YES)、ステップ905からステップ9
09にて特定された今回のカード利用に係る各種情報
が、カード取引履歴ファイルに保存され(ステップ91
6)、処理は終了される。尚、ステップ915におい
て、実行フラグが‘F’が“0”である場合には(ステ
ップ915NO)、当該ファイルへの保存は行われず処
理は終了する。
信された必要データが、カード取引処理要求に対する回
答としてサーバ4の側からATM3の側へと送信され
る。次いで、先に説明した実行フラグ‘F’の確認が行
われ、当該フラグが“1”であることを条件として(ス
テップ913YES)、ステップ905からステップ9
09にて特定された今回のカード利用に係る各種情報
が、カード取引履歴ファイルに保存され(ステップ91
6)、処理は終了される。尚、ステップ915におい
て、実行フラグが‘F’が“0”である場合には(ステ
ップ915NO)、当該ファイルへの保存は行われず処
理は終了する。
【0142】ステップ912で送信された不正利用特定
信号や、ステップ914で送信されたカード取引処理要
求に対する回答、並びにステップ919で送信された暗
証エラー信号は、図8のフローチャートで示されるステ
ップ808においてATM3の側で受信される。
信号や、ステップ914で送信されたカード取引処理要
求に対する回答、並びにステップ919で送信された暗
証エラー信号は、図8のフローチャートで示されるステ
ップ808においてATM3の側で受信される。
【0143】ここで、カード利用処理種別毎の必要デー
タが送信されてきた場合には(ステップ808YE
S)、当該各処理種別毎の処理が行われ、処理は終了す
る。
タが送信されてきた場合には(ステップ808YE
S)、当該各処理種別毎の処理が行われ、処理は終了す
る。
【0144】一方、不正利用の旨の特定信号が受信され
た場合には(ステップ808NO、ステップ810YE
S)、この例では、ATMに備え付けられた図示しない
警報ランプを点灯させることにより(ステップ81
1)、その旨を例えば銀行員等に通知し、処理は終了さ
れる。
た場合には(ステップ808NO、ステップ810YE
S)、この例では、ATMに備え付けられた図示しない
警報ランプを点灯させることにより(ステップ81
1)、その旨を例えば銀行員等に通知し、処理は終了さ
れる。
【0145】また、暗証エラー信号や、その他エラー信
号が送信されてきた場合には、(ステップ808NO、
ステップ810NO)、所定のエラー処理が行われ(ス
テップ812)、処理は終了する。
号が送信されてきた場合には、(ステップ808NO、
ステップ810NO)、所定のエラー処理が行われ(ス
テップ812)、処理は終了する。
【0146】以上説明した本発明の第1実施形態のカー
ド取引システムによれば、既に公知となっているカード
認証処理等と平行して、2地点でのカード利用場所、カ
ード利用時刻、並びに2地点間の基準移動所要時間とに
基づき、カード利用正当性判定を行うことが可能とな
る。それにより、ネットワーク上においてより早く確実
にカードの不正利用を判別することが可能となる。
ド取引システムによれば、既に公知となっているカード
認証処理等と平行して、2地点でのカード利用場所、カ
ード利用時刻、並びに2地点間の基準移動所要時間とに
基づき、カード利用正当性判定を行うことが可能とな
る。それにより、ネットワーク上においてより早く確実
にカードの不正利用を判別することが可能となる。
【0147】尚、上述したカード利用正当性判定のため
のサーバ4の側の処理では、カード用端末装置1〜3か
ら送信されてくる端末IDに基づき、その都度、カード
利用場所を特定し、基準移動所要時間を算出するものと
したが、これは、例えば、2つのカード用端末装置間の
基準移動所要時間として予め求めておくようにしてもよ
い。このような場合には、図11に示されるような移動
所要時間算出マップを使用すると好ましいであろう。同
図に示されるように、当該マップには、2つの端末ID
に基づき、2点間の基準移動所要時間が予め記録されて
いる。尚、無線式CAT2を使用する場合には、例え
ば、GPSにより得られた位置情報から、そのカード利
用場所から最も近いカード用端末装置を特定するといっ
た処理を別途採用することにより、当該マップを使用し
て基準移動所要時間を求めることができる。
のサーバ4の側の処理では、カード用端末装置1〜3か
ら送信されてくる端末IDに基づき、その都度、カード
利用場所を特定し、基準移動所要時間を算出するものと
したが、これは、例えば、2つのカード用端末装置間の
基準移動所要時間として予め求めておくようにしてもよ
い。このような場合には、図11に示されるような移動
所要時間算出マップを使用すると好ましいであろう。同
図に示されるように、当該マップには、2つの端末ID
に基づき、2点間の基準移動所要時間が予め記録されて
いる。尚、無線式CAT2を使用する場合には、例え
ば、GPSにより得られた位置情報から、そのカード利
用場所から最も近いカード用端末装置を特定するといっ
た処理を別途採用することにより、当該マップを使用し
て基準移動所要時間を求めることができる。
【0148】また、上述の例では、基準移動所要時間の
算出は、サーバ4の側で行うようにしたが、例えば、図
1に示されるように、サーバ4に更に計算センターのホ
スト8をネットワークを介して接続し、当該所要時間の
算出は計算センターホスト8の側で行うようにしてもよ
い。この場合には、当該基準移動所要時間算出のための
アプリケーションプログラム等は、計算センターホスト
8の記憶装置81にデータベースとして保存される。こ
のような態様を採用すれば、サーバ4の側での負担が軽
減されることは言うまでもない。
算出は、サーバ4の側で行うようにしたが、例えば、図
1に示されるように、サーバ4に更に計算センターのホ
スト8をネットワークを介して接続し、当該所要時間の
算出は計算センターホスト8の側で行うようにしてもよ
い。この場合には、当該基準移動所要時間算出のための
アプリケーションプログラム等は、計算センターホスト
8の記憶装置81にデータベースとして保存される。こ
のような態様を採用すれば、サーバ4の側での負担が軽
減されることは言うまでもない。
【0149】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。図12には、本発明の第2実施形態におけるカー
ド取引システム全体の概略構成が示されている。同図に
示されるように、本発明の第2実施形態におけるカード
取引システムは、各店舗等に設置されるカード用端末装
置としてのCAT1a〜1n、携帯型の無線式CAT2
a〜2n、銀行等に設置されるATM3a〜3nと、無
線式CAT2と無線通信を行うための基地局29と、各
空港内に設置されるKiosk端末装置10a〜10n
と、カード利用正当性判定のための各種処理を実行する
情報処理会社サーバ(以下、単にサーバという)9と、
通常のカード認証処理を行うためのクレジットカード会
社ホストコンピュータ(以下、クレジットカード会社ホ
ストという)5a〜5n、銀行ホストコンピュータ(以
下、銀行ホストという)6a〜6nと、サーバ4と各種
カード用端末装置1〜3の間に介在されるネットワーク
7とを有している。
する。図12には、本発明の第2実施形態におけるカー
ド取引システム全体の概略構成が示されている。同図に
示されるように、本発明の第2実施形態におけるカード
取引システムは、各店舗等に設置されるカード用端末装
置としてのCAT1a〜1n、携帯型の無線式CAT2
a〜2n、銀行等に設置されるATM3a〜3nと、無
線式CAT2と無線通信を行うための基地局29と、各
空港内に設置されるKiosk端末装置10a〜10n
と、カード利用正当性判定のための各種処理を実行する
情報処理会社サーバ(以下、単にサーバという)9と、
通常のカード認証処理を行うためのクレジットカード会
社ホストコンピュータ(以下、クレジットカード会社ホ
ストという)5a〜5n、銀行ホストコンピュータ(以
下、銀行ホストという)6a〜6nと、サーバ4と各種
カード用端末装置1〜3の間に介在されるネットワーク
7とを有している。
【0150】尚、本発明の第2実施形態におけるカード
取引システムでは、CAT1、無線式CAT2、ATM
3、クレジットカード会社ホスト5、銀行ホスト6、ネ
ットワーク7、基地局29のそれぞれは、この例では、
第1実施形態におけるカード取引システム(図1〜図4
参照)で示したものとほぼ同様のものが適用されてい
る。従ってそれらの詳細説明については省略する。
取引システムでは、CAT1、無線式CAT2、ATM
3、クレジットカード会社ホスト5、銀行ホスト6、ネ
ットワーク7、基地局29のそれぞれは、この例では、
第1実施形態におけるカード取引システム(図1〜図4
参照)で示したものとほぼ同様のものが適用されてい
る。従ってそれらの詳細説明については省略する。
【0151】本発明の第2実施形態のカード取引システ
ムは、カード利用要求時に、通常のカード認証処理と並
行して、カード用端末装置1〜3を介して得られるカー
ド利用国情報と、Kiosk端末装置を介してカード利
用者により申請される出入国情報とに基づき、カード利
用正当性判定処理を行うものである。
ムは、カード利用要求時に、通常のカード認証処理と並
行して、カード用端末装置1〜3を介して得られるカー
ド利用国情報と、Kiosk端末装置を介してカード利
用者により申請される出入国情報とに基づき、カード利
用正当性判定処理を行うものである。
【0152】尚、サーバ9は、記憶装置91を有してお
り、当該記憶装置91には、カード利用正当性判定のた
めのカード毎の出入国情報管理ファイルが保存されてい
る。当該ファイルについては後に詳細に説明する。
り、当該記憶装置91には、カード利用正当性判定のた
めのカード毎の出入国情報管理ファイルが保存されてい
る。当該ファイルについては後に詳細に説明する。
【0153】本発明の第2実施形態に適用されるKio
sk端末装置10のハードウェア構成が図13のブロッ
ク図に示されている。同図に示されるように、Kios
k端末装置10は、表示部101と、操作入力部102
と、通信部103と、メモリ部104と、カードリーダ
部105と、金銭出入処理部106と、プリント部10
7と、制御部108とを有している。
sk端末装置10のハードウェア構成が図13のブロッ
ク図に示されている。同図に示されるように、Kios
k端末装置10は、表示部101と、操作入力部102
と、通信部103と、メモリ部104と、カードリーダ
部105と、金銭出入処理部106と、プリント部10
7と、制御部108とを有している。
【0154】表示部101は、液晶ディスプレイで構成
され、この例では、主に後述する利用者による出入国申
請のための所定画面表示に使用される。無論、Kios
k端末装置10が有するその他種々の機能を実行するた
めの画面表示にも使用されるが、本発明とは直接関係し
ないため、それらについては省略する
され、この例では、主に後述する利用者による出入国申
請のための所定画面表示に使用される。無論、Kios
k端末装置10が有するその他種々の機能を実行するた
めの画面表示にも使用されるが、本発明とは直接関係し
ないため、それらについては省略する
【0155】操作入力部102は、テンキー等で構成さ
れ、この例では、カード利用者からの出入国申請に係る
情報入力は、当該操作入力部102を介して行われる。
れ、この例では、カード利用者からの出入国申請に係る
情報入力は、当該操作入力部102を介して行われる。
【0156】通信部103は、ネットワーク7を介し
て、サーバ4と出入国申請に係るデータ交信を行うため
のものである。
て、サーバ4と出入国申請に係るデータ交信を行うため
のものである。
【0157】メモリ部14は、ROM、RAM等で構成
され、Kiosk端末装置10全体の動作プログラムを
有している。尚、制御部108は、マイコン等で構成さ
れ、当該メモリ部104に保存されたプログラムに従
い、Kiosk端末装置10を統括制御するものであ
る。
され、Kiosk端末装置10全体の動作プログラムを
有している。尚、制御部108は、マイコン等で構成さ
れ、当該メモリ部104に保存されたプログラムに従
い、Kiosk端末装置10を統括制御するものであ
る。
【0158】カードリーダ部105は、この例では、ク
レジットカード並びにデビットカード等のカード情報の
読み取りに使用されるものであり、Kiosk端末装置
10には図示しないカード挿入口が設けられている。こ
こで読みとられたカード情報は、通信部103を介して
サーバ8へと送信される。
レジットカード並びにデビットカード等のカード情報の
読み取りに使用されるものであり、Kiosk端末装置
10には図示しないカード挿入口が設けられている。こ
こで読みとられたカード情報は、通信部103を介して
サーバ8へと送信される。
【0159】また、金銭出入処理部106は、金銭の出
し入れを行うためのものであり、プリント部107はレ
シート等の発行を行うためのものであるが、これは、本
発明とは直接関係しないKiosk端末装置10が有す
るその他の各種機能を実行するためのものであり、それ
らの詳細については省略する。
し入れを行うためのものであり、プリント部107はレ
シート等の発行を行うためのものであるが、これは、本
発明とは直接関係しないKiosk端末装置10が有す
るその他の各種機能を実行するためのものであり、それ
らの詳細については省略する。
【0160】利用者による出入国申請時のKiosk端
末装置10での処理が図14のフローチャートに示され
ている。
末装置10での処理が図14のフローチャートに示され
ている。
【0161】Kiosk端末装置10においては、この
例では、カード挿入口にクレジットカードやデビットカ
ード等のカードが挿入されると、当該カード情報(この
例では、カード番号情報)が読み込まれる(ステップ1
401)。次いで、図15中(a)で示される初期画面
が表示部101に表示される(ステップ1402)。同
図(a)に示されるように、この例では、「出入国申
請」と「カード利用」の2つの選択肢が利用者に提示さ
れる。ここで「カード利用」には、キャッシングサービ
スや、オンラインショッピング等が含まれており、利用
者が当該「カード利用」を選択すると(ステップ140
3カード利用)、続くステップ1404において当該カ
ード利用のための各種処理が実行される。尚、このとき
の処理については、本発明の要部とは関係しないのでそ
の詳細説明は省略する。
例では、カード挿入口にクレジットカードやデビットカ
ード等のカードが挿入されると、当該カード情報(この
例では、カード番号情報)が読み込まれる(ステップ1
401)。次いで、図15中(a)で示される初期画面
が表示部101に表示される(ステップ1402)。同
図(a)に示されるように、この例では、「出入国申
請」と「カード利用」の2つの選択肢が利用者に提示さ
れる。ここで「カード利用」には、キャッシングサービ
スや、オンラインショッピング等が含まれており、利用
者が当該「カード利用」を選択すると(ステップ140
3カード利用)、続くステップ1404において当該カ
ード利用のための各種処理が実行される。尚、このとき
の処理については、本発明の要部とは関係しないのでそ
の詳細説明は省略する。
【0162】ステップ1403において、利用者が「出
入国申請」を選択すると(ステップ1403申請)、次
いで図15中(b)で示される出入国申請用画面が表示
部101に表示される(ステップ1405)。
入国申請」を選択すると(ステップ1403申請)、次
いで図15中(b)で示される出入国申請用画面が表示
部101に表示される(ステップ1405)。
【0163】図15中(b)に示されるように、出入国
申請用画面には、この例ではカード利用者の入国先と、
当該入国先での滞在期間と、当該出入国情報に基づくカ
ード利用正当性判定の実行開始時間との入力が可能とさ
れている。
申請用画面には、この例ではカード利用者の入国先と、
当該入国先での滞在期間と、当該出入国情報に基づくカ
ード利用正当性判定の実行開始時間との入力が可能とさ
れている。
【0164】当該申請用画面に、利用者が操作入力部1
02を介して必要情報を入力した後、同画面上の「登
録」を選択すると、ステップ1406においてそれら入
力された出入国情報が読み込まれる(ステップ140
6)。
02を介して必要情報を入力した後、同画面上の「登
録」を選択すると、ステップ1406においてそれら入
力された出入国情報が読み込まれる(ステップ140
6)。
【0165】次いで、当該入力情報が完備されているこ
とを条件として(ステップ1407YES)、ステップ
1406において読み込まれた出入国情報が、ステップ
1401で読み込まれたカード情報と共に、通信部10
3を介してサーバ8の側へと送信される。次いで、所定
画面表示等の終了処理を経て(ステップ1410)、処
理は終了される。
とを条件として(ステップ1407YES)、ステップ
1406において読み込まれた出入国情報が、ステップ
1401で読み込まれたカード情報と共に、通信部10
3を介してサーバ8の側へと送信される。次いで、所定
画面表示等の終了処理を経て(ステップ1410)、処
理は終了される。
【0166】図16中(a)には、サーバ8の側におけ
る処理がフローチャートにより示されている。同図
(a)に示されるように、サーバ8の側において、Ki
osk端末装置10の側から、入出国情報並びにカード
情報が受信されると、それら情報に基づいて、出入国管
理ファイルが作成(もしくは更新)される。
る処理がフローチャートにより示されている。同図
(a)に示されるように、サーバ8の側において、Ki
osk端末装置10の側から、入出国情報並びにカード
情報が受信されると、それら情報に基づいて、出入国管
理ファイルが作成(もしくは更新)される。
【0167】図16中(b)は、当該出入国管理ファイ
ルの一例を示したものである。当該出入国管理ファイル
は、サーバ9が有する記憶装置91に保存されるファイ
ルであり、当該ファイルには、カード情報(カード番
号)と、入国先情報と、当該入国先での滞在期間情報
(先に示した「実行開始時間」を含む)とが記録されて
いる。
ルの一例を示したものである。当該出入国管理ファイル
は、サーバ9が有する記憶装置91に保存されるファイ
ルであり、当該ファイルには、カード情報(カード番
号)と、入国先情報と、当該入国先での滞在期間情報
(先に示した「実行開始時間」を含む)とが記録されて
いる。
【0168】次に、カード利用要求時に、カード用端末
装置1〜3並びにサーバ4で実行されるカード利用正当
性判定のための処理について、フローチャートを参照し
つつ詳細に説明する。尚、この例では、カード用端末装
置として、CAT1を使用した場合における処理を示す
ものとする。無線式CAT2、ATM3を使用した場合
におけるそれらカード用端末装置の側での処理、並びに
そのときサーバ9の側での処理については、以下に示す
CAT1並びにサーバ9の側での処理、及び、先に第1
実施形態で示した無線式CAT2、ATM3側でのカー
ド利用正当性判定のための処理等を参照することによ
り、当業者であればその内容を容易に理解できる筈であ
る。
装置1〜3並びにサーバ4で実行されるカード利用正当
性判定のための処理について、フローチャートを参照し
つつ詳細に説明する。尚、この例では、カード用端末装
置として、CAT1を使用した場合における処理を示す
ものとする。無線式CAT2、ATM3を使用した場合
におけるそれらカード用端末装置の側での処理、並びに
そのときサーバ9の側での処理については、以下に示す
CAT1並びにサーバ9の側での処理、及び、先に第1
実施形態で示した無線式CAT2、ATM3側でのカー
ド利用正当性判定のための処理等を参照することによ
り、当業者であればその内容を容易に理解できる筈であ
る。
【0169】図17には、カード利用時のCAT1の側
における処理が示されている。CAT1の側においては
先ず、ECR15を介して購入商品種別並びに決済額を
含む決済内容が読み込まれ(ステップ1701)、次い
でカードリーダ部16を介してカード情報(この例では
カード番号)が読み込まれ(ステップ1702)、更
に、各CAT毎に予め定められた端末IDがメモリ部1
4から読み込まれる(ステップ1703)。
における処理が示されている。CAT1の側においては
先ず、ECR15を介して購入商品種別並びに決済額を
含む決済内容が読み込まれ(ステップ1701)、次い
でカードリーダ部16を介してカード情報(この例では
カード番号)が読み込まれ(ステップ1702)、更
に、各CAT毎に予め定められた端末IDがメモリ部1
4から読み込まれる(ステップ1703)。
【0170】それら読み込まれた各情報(決済内容、カ
ード情報、端末ID)は、ステップ1704において、
通信部13によりネットワーク7を介してサーバ9の側
へと送信され、これにより、サーバ9の側へカード取引
処理要求がなされることとなる。尚、同図には示されて
いないが、その後は、サーバ9の側からの回答が受信さ
れるまで(ステップ1705)、CAT1の側は待機状
態となる。
ード情報、端末ID)は、ステップ1704において、
通信部13によりネットワーク7を介してサーバ9の側
へと送信され、これにより、サーバ9の側へカード取引
処理要求がなされることとなる。尚、同図には示されて
いないが、その後は、サーバ9の側からの回答が受信さ
れるまで(ステップ1705)、CAT1の側は待機状
態となる。
【0171】カード利用時におけるサーバ9の側での処
理が図18のフローチャートに示されている。
理が図18のフローチャートに示されている。
【0172】同図に示されるように、サーバ9の側で
は、CAT1の側から上述した各情報が受信されると
(ステップ1801)、先ず、カード情報に基づき、該
当する出入国管理ファイルが呼び出される(ステップ1
802)。
は、CAT1の側から上述した各情報が受信されると
(ステップ1801)、先ず、カード情報に基づき、該
当する出入国管理ファイルが呼び出される(ステップ1
802)。
【0173】次いで、当該ファイルが作成されているこ
とを条件として(ステップ1803YES)当該ファイ
ルから出入国情報が読み込まれる(ステップ180
4)。尚、当該ファイルが存在しない(作成されていな
い)ような場合には、カード利用の正当性判定は行われ
ず、そのままステップ1808で示される通常のカード
認証処理が行われる。
とを条件として(ステップ1803YES)当該ファイ
ルから出入国情報が読み込まれる(ステップ180
4)。尚、当該ファイルが存在しない(作成されていな
い)ような場合には、カード利用の正当性判定は行われ
ず、そのままステップ1808で示される通常のカード
認証処理が行われる。
【0174】ステップ1805では、ステップ1801
で受信されたCAT1の端末IDに基づき、そのときの
カード利用国が特定され読み込まれる(ステップ180
5)。尚、ここでは、第1実施形態の説明のときに示し
たような端末情報ファイルを使用して、端末IDに基づ
きカード利用国情報を特定する。
で受信されたCAT1の端末IDに基づき、そのときの
カード利用国が特定され読み込まれる(ステップ180
5)。尚、ここでは、第1実施形態の説明のときに示し
たような端末情報ファイルを使用して、端末IDに基づ
きカード利用国情報を特定する。
【0175】ステップ1805では、ステップ1804
で読み込まれた出入国情報と、ステップ1805で読み
込まれたそのときのカード利用国情報とを参照し、カー
ドの正当性利用を判定する。
で読み込まれた出入国情報と、ステップ1805で読み
込まれたそのときのカード利用国情報とを参照し、カー
ドの正当性利用を判定する。
【0176】すなわち、登録された入国先情報と、その
ときのカード利用国情報とが不一致の場合には(ステッ
プ1806NO)、当該カード利用は不正な利用と判定
され、その旨の特定信号がサーバ9の側からCAT1の
側へと送信される(ステップ1807)。
ときのカード利用国情報とが不一致の場合には(ステッ
プ1806NO)、当該カード利用は不正な利用と判定
され、その旨の特定信号がサーバ9の側からCAT1の
側へと送信される(ステップ1807)。
【0177】一方で、登録された入国先情報と、そのと
きのカード利用国情報とが一致する場合には(ステップ
1806YES)、当該カード利用は正当な利用と判定
され、次いでステップ1808で示されるカード認証処
理が行われる。
きのカード利用国情報とが一致する場合には(ステップ
1806YES)、当該カード利用は正当な利用と判定
され、次いでステップ1808で示されるカード認証処
理が行われる。
【0178】カード認証処理(ステップ1808)で
は、サーバ9と各カード管理会社ホスト(カードがクレ
ジットカードである場合にはクレジットカード会社ホス
ト5、カードがデビットカードである場合には銀行ホス
ト6)との間で、ステップ1801で受信されたカード
情報と決済内容情報とに基づくデータ交信を行うことに
よりカード認証が行われ、その結果がカード管理会社ホ
ストの側からサーバ8へと送られることとなる。尚、こ
のとき行われる認証処理についての詳細は、すでに公知
であるためその説明を省略する。
は、サーバ9と各カード管理会社ホスト(カードがクレ
ジットカードである場合にはクレジットカード会社ホス
ト5、カードがデビットカードである場合には銀行ホス
ト6)との間で、ステップ1801で受信されたカード
情報と決済内容情報とに基づくデータ交信を行うことに
よりカード認証が行われ、その結果がカード管理会社ホ
ストの側からサーバ8へと送られることとなる。尚、こ
のとき行われる認証処理についての詳細は、すでに公知
であるためその説明を省略する。
【0179】ステップ1809では、ステップ1808
で受信された認証の結果が、カード取引処理要求に対す
る回答としてサーバ9の側からCAT1へと送信され
(ステップ1809)、処理は終了する。
で受信された認証の結果が、カード取引処理要求に対す
る回答としてサーバ9の側からCAT1へと送信され
(ステップ1809)、処理は終了する。
【0180】ステップ1807で送信された不正利用特
定信号や、ステップ1809で送信されたカード取引処
理要求に対する回答は、図17のフローチャートで示さ
れるステップ1706において、CAT1の側で受信さ
れる(図17中、ステップ1705)。
定信号や、ステップ1809で送信されたカード取引処
理要求に対する回答は、図17のフローチャートで示さ
れるステップ1706において、CAT1の側で受信さ
れる(図17中、ステップ1705)。
【0181】ここで、カード取引処理が正常に行われた
場合には(ステップ1706YES)、プリント部18
により当該決済内容に基づく利用明細書が打ち出され
(ステップ1707)、処理は終了する。
場合には(ステップ1706YES)、プリント部18
により当該決済内容に基づく利用明細書が打ち出され
(ステップ1707)、処理は終了する。
【0182】一方、不正利用の旨の特定信号が受信され
た場合には(ステップ1706NO、ステップ1708
YES)、その旨をCAT1のオペレータに通知する表
示が表示部11を介して行われる。ここでの表示の一例
としては、例えば『カードの不正利用が確認されまし
た。』等が挙げられる。
た場合には(ステップ1706NO、ステップ1708
YES)、その旨をCAT1のオペレータに通知する表
示が表示部11を介して行われる。ここでの表示の一例
としては、例えば『カードの不正利用が確認されまし
た。』等が挙げられる。
【0183】また、カード取引処理が正常に行われなか
った場合には(ステップ1706NO、ステップ170
8NO)、所定のエラー処理が行われ(ステップ171
0)、処理は終了する。
った場合には(ステップ1706NO、ステップ170
8NO)、所定のエラー処理が行われ(ステップ171
0)、処理は終了する。
【0184】以上説明したように、本発明の第2実施形
態のカード取引システムによれば、既に公知となってい
るカード認証処理等と平行して、Kiosk端末装置を
介して得られるカード利用者の入出国情報と、そのとき
のカード利用国情報とに基づき、カード利用正当性判定
を行うことが可能となる。それにより、ネットワーク上
においてより早く確実にカードの不正利用を判別するこ
とが可能となる。
態のカード取引システムによれば、既に公知となってい
るカード認証処理等と平行して、Kiosk端末装置を
介して得られるカード利用者の入出国情報と、そのとき
のカード利用国情報とに基づき、カード利用正当性判定
を行うことが可能となる。それにより、ネットワーク上
においてより早く確実にカードの不正利用を判別するこ
とが可能となる。
【0185】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
カード利用判定方法並びにカード取引システムによれ
ば、ATMやCAT等のカード用端末装置を利用したオ
ンラインでのカード取引において、利用者が存在する筈
の無い場所でのカード利用を判別することができるか
ら、より確実なカード利用正当性の判別が可能となる。
カード利用判定方法並びにカード取引システムによれ
ば、ATMやCAT等のカード用端末装置を利用したオ
ンラインでのカード取引において、利用者が存在する筈
の無い場所でのカード利用を判別することができるか
ら、より確実なカード利用正当性の判別が可能となる。
【図1】本発明の第1実施形態の概略構成を示す図であ
る。
る。
【図2】本発明に適用されるCATのハードウェア構成
を示す図である。
を示す図である。
【図3】本発明に適用される無線式CATのハードウェ
ア構成を示す図である。
ア構成を示す図である。
【図4】本発明に適用されるATMのハードウェア構成
を示す図である。
を示す図である。
【図5】カード利用時におけるCAT側の処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図6】カード利用時にCATを使用した場合における
サーバ側の処理を示すフローチャートである。
サーバ側の処理を示すフローチャートである。
【図7】カード利用時における無線式CAT側の処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図8】カード利用時におけるATM側の処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図9】カード利用時にATMを使用した場合における
サーバ側の処理を示すフローチャートである。
サーバ側の処理を示すフローチャートである。
【図10】サーバ側に保存される各種ファイルの内容を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図11】基準移動所要時間算出マップの一例を示す図
である。
である。
【図12】本発明の第2実施形態の概略構成を示す図で
ある。
ある。
【図13】本発明に適用されるKiosk端末装置のハ
ードウェア構成を示す図である。
ードウェア構成を示す図である。
【図14】出入国情報登録時におけるKiosk端末装
置側の処理を示すフローチャートである。
置側の処理を示すフローチャートである。
【図15】Kiosk端末装置で表示される画面の一例
を示す図である。
を示す図である。
【図16】カード利用時におけるサーバ側での処理、並
びに出入国情報管理ファイルの一例を同時に示す図であ
る。
びに出入国情報管理ファイルの一例を同時に示す図であ
る。
【図17】カード利用時におけるカード用端末装置(C
AT)の側の処理を示すフローチャートである。
AT)の側の処理を示すフローチャートである。
【図18】カード利用時におけるサーバ側の処理を示す
図である。
図である。
1 CAT 2 無線式CAT 3 ATM 4 サーバ 5 クレジットカード会社のホストコンピュータ 6 銀行のホストコンピュータ 7 ネットワーク 8 計算センターのホストコンピュータ 9 サーバ 10 Kiosk端末装置 29 無線通信基地局 41,51,61,81,91 記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04B 7/26 109M Fターム(参考) 3E040 AA03 BA07 BA18 CA14 CB01 DA01 FH05 3E042 CC02 CD04 EA01 5B049 AA05 BB46 CC39 DD00 DD04 GG02 5B055 CB00 5K067 AA32 BB21 EE02 EE16 FF03 FF05 HH11 HH22 JJ53 JJ65 KK00
Claims (20)
- 【請求項1】 カード用端末装置から発生されるデータ
に基づいて、カード利用要求時のカード利用場所及び利
用時刻が判明すると共に、正当なカード利用が行われる
ときには、各カードの最新の利用場所及び利用時刻が更
新される仕組みを用意しておき、いずれかのカードに関
するカード利用要求があったときには、カード利用要求
時のカード利用場所及び利用時刻と、最新の利用場所及
び利用時刻と、それら2つの利用場所間の移動所要時間
基準値とに基づいて、当該カード利用の正当性を判定す
るカード利用正当性判定方法。 - 【請求項2】 カードをクレジットカード及び/又はデ
ビットカードとした、請求項1に記載のカード利用正当
性判定方法。 - 【請求項3】 カード利用が不当であると判定されたと
きには、その旨がカード用端末装置の側に通知され、カ
ード利用が中止されるようにした、請求項1に記載のカ
ード利用正当性判定方法。 - 【請求項4】 カード利用の正当性判定は、カード利用
者からの事前申込みを前提として実行されるものであ
る、請求項1に記載のカード利用正当性判定方法。 - 【請求項5】 カード用端末装置と、カード管理会社ホ
ストとをネットワークを介して結ぶことによりカードの
取引利用を可能としたカード取引システムにおいて、 当該カード管理会社ホストは、 各カードの利用要求時にカード用端末装置から送信され
てくるデータに基づき、そのときのカード利用場所情報
及び利用時刻情報を取得する機能と、 正当なカード利用が行われるときには、前記取得された
各カードの利用場所情報及び利用時刻情報を保存する機
能と、 各カードの利用要求時にカード用端末装置からデータが
送信されてくる毎に、そのとき取得されるカード利用場
所情報及び利用時刻情報と、過去に取得された当該カー
ドに係る最新のカード利用場所情報及び利用時刻情報
と、それら2つのカード利用場所間の移動所要時間基準
値とに基づいて、当該カード利用の正当性を判定する機
能と、 を有することを特徴とするカード取引システム。 - 【請求項6】 カード用端末装置と、カード管理会社ホ
ストとをネットワークを介して結ぶことによりカードの
取引利用を可能としたカード取引システムにおいて、 カード用端末装置とカード管理会社ホストとの間に、所
定サーバを設け、 当該サーバは、 各カードの利用要求時にカード用端末装置から送信され
てくるデータに基づき、そのときのカード利用場所情報
及び利用時刻情報を取得する機能と、 正当なカード利用が行われるときには、前記取得された
各カードの利用場所情報及び利用時刻情報を保存する機
能と、 各カードの利用要求時にカード用端末装置からデータが
送信されてくる毎に、そのとき取得されるカード利用場
所情報及び利用時刻情報と、過去に取得された当該カー
ドに係る最新のカード利用場所情報及び利用時刻情報
と、それら2つのカード利用場所間の移動所要時間基準
値とに基づいて、当該カード利用の正当性を判定する機
能と、 を有することを特徴とするカード取引システム。 - 【請求項7】 サーバもしくはカード管理会社ホストに
は、カード利用が不正であると判定されたときには、そ
の旨の特定信号をカード用端末装置の側へと送信する機
能が設けられており、 カード用端末装置の側には、前記特定信号を受けてその
旨をオペレータに通知するための機能が設けられてい
る、 請求項5または6に記載のカード取引システム。 - 【請求項8】 カードにはデビットカードが含まれ、カ
ード用端末装置にはATM及び/又はCATが含まれ、
カード管理会社ホストには銀行ホストが含まれる、請求
項5または6に記載のカード取引システム。 - 【請求項9】 カードにはクレジットカードが含まれ、
カード用端末装置にはATM及び/又はCATが含ま
れ、カード管理会社ホストにはクレジットカード会社ホ
ストが含まれる、請求項5または6に記載のカード取引
システム。 - 【請求項10】 CATには、GPS機能を有する無線
式CATが含まれ、各カードの利用場所情報は、前記G
PS機能を介して検出される位置データに基づき取得さ
れる、請求項8または9に記載のカード取引システム。 - 【請求項11】 カード利用場所情報は、カード用端末
装置から送信されてくる端末IDデータに基づき、サー
バもしくはカード管理会社ホストの側で生成される、請
求項5または6に記載のカード取引システム。 - 【請求項12】 カードの利用場所情報は、各カード用
端末装置の側に端末装置毎の場所情報として予め記憶さ
れており、カード利用要求の都度、カード用端末装置の
側からサーバ若しくはカード管理会社ホストの側へと送
信されて取得される、請求項5または6に記載のカード
取引システム。 - 【請求項13】 移動所要時間基準値は、各カードのそ
のときのカード利用場所情報と、過去最新の利用場所情
報とに基づき、サーバもしくはカード管理会社ホストの
側でその都度求められる移動所要時間データである、請
求項5または6に記載のカード取引システム。 - 【請求項14】 移動所要時間基準値は、カード用端末
装置間の移動所要時間基準値として予め求められている
移動所要時間データである、請求項5または6に記載の
カード取引システム。 - 【請求項15】 カード用端末装置は、カード利用正当
性判定を行うための利用者からの申込みを受け付ける機
能と、申込みが受け付けられたときにはその旨をサーバ
若しくはカード管理会社ホストへと通知する機能とを有
しており、 サーバ若しくはカード管理会社ホストは、サーバ側から
の通知を受けて、前記申込みが受け付けられた旨をサー
バ若しくはカード管理会社ホストの側で記憶する機能
と、各カードの利用要求時には、当該カードの利用者か
らの申込みが受け付けられていることを条件として、カ
ード利用の正当性判定を行う機能とを有する、請求項5
または6に記載のカード取引システム。 - 【請求項16】 カード取引を行うためのカード用端末
装置とカード管理会社ホストとの間に設けられるネット
ワーク上のサーバであって、 各カードの利用要求時にカード用端末装置から送信され
てくるデータに基づき、そのときのカード利用場所情報
及び利用時刻情報を取得する機能と、 正当なカード利用が行われるときには、前記取得された
各カードの利用場所情報及び利用時刻情報を保存する機
能と、 各カードの利用要求時にカード用端末装置からデータが
送信されてくる毎に、そのとき取得されるカード利用場
所情報及び利用時刻情報と、過去に取得された当該カー
ドに係る最新のカード利用場所情報及び利用時刻情報
と、それら2つのカード利用場所間の移動所要時間基準
値とに基づいて、当該カード利用の正当性を判定する機
能と、を有するサーバ。 - 【請求項17】 カード管理会社のホストとネットワー
クを介して接続され、オンラインによるカードの取引利
用を可能としたカード用端末装置であって、 カード利用要求時のカード利用場所及び利用時刻と、当
該カードに係る過去最新の利用場所及び利用時刻と、そ
れら2つの利用場所間の移動所要時間基準値とに基づい
て、当該カード利用の正当性判定を行うための利用者か
らの申込みを受け付ける機能と、 申込みが受け付けられたときにはその旨をサーバ若しく
はカード管理会社ホストへと通知する機能と、を有して
いるカード用端末装置。 - 【請求項18】 カード利用要求時にカード用端末装置
を介して得られる各カードの利用国情報と、空港内に設
置されるKiosk端末装置を介してカード利用者から
申請される入出国情報とに基づき、カード利用の正当性
を判定するカード利用正当性判定方法。 - 【請求項19】 カード用端末装置と、カード管理会社
ホストとをネットワークを介して結ぶことによりカード
の取引利用を可能としたカード取引システムにおいて、 空港内に設置されるKiosk端末装置をネットワーク
を介して更に結び、 Kiosk端末装置には、 カード利用者により入力される入出国情報をネットワー
クを介してカード管理会社ホストへと送信する機能が設
けられ、 カード管理会社ホストには、 各カードの利用要求時にカード用端末装置から送信され
てくるデータに基づいて、そのときのカードの利用国情
報を取得する機能と、 当該カードの利用国情報と、Kiosk端末装置を介し
て得られるカード利用者の入手国情報とに基づき、カー
ド利用の正当性を判定する機能と、 が設けられているカード取引システム。 - 【請求項20】 カード用端末装置と、カード管理会社
ホストとをネットワークを介して結ぶことによりカード
の取引利用を可能としたカード取引システムにおいて、 空港内に設置されるKiosk端末装置をネットワーク
を介して更に結ぶとともに、カード用端末装置とカード
管理会社ホストとの間に所定サーバを設け、 Kiosk端末装置には、 カード利用者により入力される入出国情報をネットワー
クを介してサーバへと送信する機能が設けられ、 サーバには、 各カードの利用要求時にカード用端末装置から送信され
てくるデータに基づいて、そのときのカードの利用国情
報を取得する機能と、 当該カードの利用国情報と、Kiosk端末装置を介し
て得られるカード利用者の入手国情報とに基づき、カー
ド利用の正当性を判定する機能と、 が設けられているカード取引システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000313911A JP2002123775A (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | カード利用正当性判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000313911A JP2002123775A (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | カード利用正当性判定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002123775A true JP2002123775A (ja) | 2002-04-26 |
Family
ID=18793249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000313911A Pending JP2002123775A (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | カード利用正当性判定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002123775A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004240725A (ja) * | 2003-02-06 | 2004-08-26 | Mitsubishi Electric Corp | 決済処理システム |
| JP2009289063A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | It Cars Co Ltd | 電子決済装置および電子決済方法 |
| JP2014135087A (ja) * | 2012-05-16 | 2014-07-24 | Rakuten Inc | ポイントシステム、ポイントシステムの制御方法、ポイント管理装置、プログラム、及び情報記憶媒体 |
| WO2019088060A1 (ja) * | 2017-10-30 | 2019-05-09 | 株式会社ピーエスアイ | 不正検知システム、方法及び非一時的コンピュータ可読記憶媒体 |
| JP2019082892A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | オムロン株式会社 | 端末管理装置、端末管理方法、および端末管理プログラム |
-
2000
- 2000-10-13 JP JP2000313911A patent/JP2002123775A/ja active Pending
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| US11392952B2 (en) | 2017-10-30 | 2022-07-19 | Mitsuhiro Yamazaki | Fraud detection system, method, and non-temporary computer readable storage medium |
| JP2019082892A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | オムロン株式会社 | 端末管理装置、端末管理方法、および端末管理プログラム |
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