JP2002123652A - 学会プログラム編成方法及びそのシステム - Google Patents

学会プログラム編成方法及びそのシステム

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JP2002123652A JP2000314366A JP2000314366A JP2002123652A JP 2002123652 A JP2002123652 A JP 2002123652A JP 2000314366 A JP2000314366 A JP 2000314366A JP 2000314366 A JP2000314366 A JP 2000314366A JP 2002123652 A JP2002123652 A JP 2002123652A
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Tatsuo Arai
立夫 新井
Asuka Itou
あすか 伊藤
Naoki Kato
直樹 加藤
Makoto Hiroe
真 廣江
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JAPAN CONVENTION SERVICE Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラム編成者に事務負担を生じさせるこ
となく、出演者の発表・登壇に重複のない、バランスの
よい学会の全体プログラムを編成することのできる学会
プログラム編成方法及びそのシステムを提供すること。 【解決手段】 サーバ100に学会のテーマおよび応募
する演題の応募要綱などの各種情報を掲示し、演題の募
集を行う(S1)。応募されてきた応募演題を査読者の専
門を考慮しつつ配分し、各査読者による評価採点を集計
し(S2)、応募演題の採否判定を行い、全体プログラム
案の編成作業を行う(S3)。学会主催者によって全体
プログラム案が承認され、座長候補者など学会参加予定
者から参加の応諾が得られると、学会の最終的な全体プ
ログラムが確定される(S4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、学会の全体プログ
ラムの編成を行うプログラム編成方法及びそのシステム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】学会とは、研究者にとって、それまでの
研究の成果を最大限発表し得る場であり、研究の更なる
飛躍のきっかけとするためにも、従来から大変意義ある
存在として認識されている。学会で発表される演題の内
容および質の高さ、学会参加者の数といった様々な事項
がその学会の社会的権威および評価を決定する。そのた
め、権威ある学会の開催にあたっては、応募されてきた
膨大な数量の応募演題の中から学会での採用決定演題を
厳選し、権威者による記念発表や総会などの特別プログ
ラムをバランスよく配置しつつ、全体プログラムを編成
する必要がある。
【0003】従来、こうした全体プログラムの編成は、
大学などの学会主催者側におけるプログラム編成担当者
や専門の学会プログラム編成業者などが手作業によって
行っていた。具体的には、各プログラムにおいて発表を
行う演者や司会進行を行う座長などの出演者に出演時間
の重複などが生じないよう、特別プログラムやシンポジ
ウムなどにおいて発表を行う演者ごとに、発表内容や所
要時間などを記載した様々なカードを作成し、学会開催
期間全日程について会場ごとにプログラムの設定可能な
時間枠を記載した大きな紙面の上にこのカードを並べて
全体プログラムの編成を行っていた。万一、プログラム
編成過程の中で出演者の発表・登壇時間などに重複を発
見した場合、その都度カードの並べ替えを行い、並び替
えを行った後の全体プログラムにおいて重複が解消した
か否か、別の重複が生じていないかを確認し、これを何
度も繰り返すことによって学会の全体プログラムの編成
を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな手作業による全体プログラムの編成は、プログラム
編成担当者や専門の学会プログラム編成業者などのプロ
グラム編成者に膨大な時間と多大な事務負担が生じさせ
ていたという問題があった。特に、単独講演による研究
発表と並行して、いくつかの会場でシンポジウムやパネ
ルディスカッション、様々なセッションなどの多様な個
別プログラムが行われ、発表者数も発表演題数も膨大な
数に上り、セッション会場数も非常に多くなるような大
規模な学会の全体プログラムの編成にあっては、カード
の並べ替えを行うことによって同一出演者が同じ時間に
異なる場所で発表・登壇するといった出演者の重複を避
け、セッション参加者数に会場間での偏りを生じさせな
いような全体プログラムを編成することはきわめて困難
となっていたという問題があった。
【0005】また、演題の審査者の専門分野を考えつつ
応募されてきた膨大な数の応募演題を手作業で採点担当
者に振り分け、採点結果の集計を手作業で行い、演題の
質に偏りが生じないよう応募演題の採否判定を行なう作
業も、プログラム編成者の大変な事務負担となっていた
という問題があった。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、プログラム編成者
に事務負担を生じさせることなく、出演者の発表・登壇
に重複のない、バランスのよい学会の全体プログラムを
編成することのできる学会プログラム編成方法及びその
システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、センターサーバと
応募者用端末と査読者用端末とがネットワークを介して
相互に接続されたコンピュータシステムを用いて学会の
全体プログラムを編成する学会プログラム編成方法であ
って、前記センターサーバにおいて、あらかじめ設定さ
れた学会の日程情報に基づいて個別プログラムの設定可
能個所を検出し、該設定可能個所の数に応じて個別プロ
グラム枠を設定するステップと、前記応募者用端末にお
いて、応募演題と該応募演題の応募者の属性情報とを含
む応募演題情報の入力を行い、前記センターサーバに該
応募演題情報を送信するステップと、前記センターサー
バにおいて、前記応募演題の振り分けを行い、前記査読
者用端末に送信するステップと、前記査読者用端末にお
いて、前記応募演題に対する採点結果を入力し、前記セ
ンターサーバに送信するステップと、前記センターサー
バにおいて、あらかじめ設定された判定基準と前記採点
結果とに基づき前記応募演題の採否判定を行い、採用演
題の決定を行うステップと、前記センターサーバにおい
て、前記採用演題を前記個別プログラム枠に配分して個
別プログラムを構成するステップと、前記センターサー
バにおいて、あらかじめ設定された学会プログラムのプ
ログラム設定条件と前記個別プログラムの構成内容とに
基づいて暫定プログラムの編成を行うステップと、前記
センターサーバにおいて、前記暫定プログラムに出演者
の重複が生じているか否かの検出を行うステップと、前
記センターサーバにおいて、前記暫定プログラムに出演
者の重複を検出した場合、前記個別プログラムの構成内
容および/または前記プログラム設定条件の変更を促
し、該変更後の前記個別プログラムの構成内容および/
または前記プログラム設定条件に基づいて暫定プログラ
ムを再度編成し、該再度編成した暫定プログラムに出演
者の重複が生じているか否かの検出を行うステップと、
前記センターサーバにおいて、前記暫定プログラムに出
演者の重複が検出されない場合、該暫定プログラムを全
体プログラムとして記憶し、出力するステップと、前記
センターサーバにおいて、前記応募者用端末に前記応募
演題の採否判定の結果通知を行うステップとを備えたこ
とを特徴とする。
【0008】ここで「全体プログラム」とは、学会の開
催される期間中のすべてのプログラムについての開催日
程、開催会場などを取り決めたものをいい、「個別プロ
グラム」とは、全体プログラムの中に設定されているシ
ンポジウムやセッション、セミナーなどの各種プログラ
ムをいう。また「応募演題」とは、学会の中で開催され
るセッションなどで研究発表を行うことを希望する研究
者などが自己の発表内容の概要を記載したものをいい、
「応募演題情報」とは、応募を行なった応募者の氏名や
所属機関などの各種属性情報をいう。「査読者」とは応
募演題の評価採点を行う者をいう。また、「判定基準」
とは、例えば基準点などのような、応募演題の採否判断
を行う際の基準となる指標をいい、「出演者」とは、学
会において研究発表を行う演者、シンポジウムなどの司
会進行を行うために登壇する座長などをいう。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の学会プログラム編成方法において、前記日程情報は、
学会開催日程情報、使用会場情報、特別プログラム開催
日時情報、該特別プログラム開催会場情報のいずれかの
うち、少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の学会プログラム編成方法において、前記判定基準は、
前記応募演題全体に共通であることを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の学会プログラム編成方法において、前記判定基準は、
前記応募演題のカテゴリーごとに異なることを特徴とす
る。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の学会プログラム編成方法において、前記プログラム設
定条件は、個別プログラム開催日時、個別プログラム使
用会場、個別プログラム座長名、個別プログラム演題
数、個別プログラム内での発表順のいずれかのうち、少
なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の学会プログラム編成方法において、前記センターサー
バにおいて、前記暫定プログラムに出演者の重複を検出
した場合、該検出した出演者の重複内容の出力を行うス
テップを備えたことを特徴とする。
【0014】請求項7に記載の発明は、コンピュータを
用いて学会の全体プログラムの編成を行う学会プログラ
ム編成方法であって、あらかじめ設定された学会の日程
情報に基づいて個別プログラムの設定可能個所を検出
し、該設定可能個所の数に応じて個別プログラム枠を設
定するステップと、応募演題と該応募演題の応募者の属
性情報とを含む応募演題情報を記憶するステップと、あ
らかじめ設定された判定基準と、応募演題に対する採点
結果とに基づき前記応募演題の採否判定を行うステップ
と、前記採用決定演題を前記個別プログラム枠に配分し
て個別プログラムを構成するステップと、あらかじめ設
定された学会プログラムのプログラム設定条件と前記個
別プログラムの構成内容とに基づいて暫定プログラムの
編成を行うステップと、前記暫定プログラムに出演者の
重複が生じているか否かの検出を行うステップと、前記
暫定プログラムに出演者の重複を検出した場合、前記個
別プログラムの構成内容及び/または前記プログラム設
定条件の変更を促し、該変更後の前記個別プログラムの
構成内容及び/または前記プログラム設定条件に基づい
て暫定プログラムを再度編成し、該再度編成した暫定プ
ログラムに出演者の重複が生じているか否かの検出を行
うステップと、前記暫定プログラムに出演者の重複が検
出されない場合、該暫定プログラムを全体プログラムと
して記憶し、出力するステップとを備えたことを特徴と
する。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の学会プログラム編成方法において、前記日程情報は、
学会開催日程情報、使用会場情報、特別プログラム開催
日時情報、及び該特別プログラム開催会場情報のいずれ
かのうち、少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0016】請求項9に記載の発明は、請求項7に記載
の学会プログラム編成方法において、前記判定基準は、
前記応募演題全体に共通であることを特徴とする。
【0017】請求項10に記載の発明は、前請求項7に
記載の学会プログラム編成方法において、記判定基準
は、前記応募演題のカテゴリーごとに異なることを特徴
とする。
【0018】請求項11に記載の発明は、請求項7に記
載の学会プログラム編成方法において、前記プログラム
設定条件は、個別プログラム開催日時、個別プログラム
使用会場、個別プログラム座長名、個別プログラム演題
数、個別プログラム内での発表順のいずれかのうち、少
なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0019】請求項12に記載の発明は、請求項7に記
載の学会プログラム編成方法において、前記暫定プログ
ラムに出演者の重複を検出した場合、該検出した出演者
の重複内容の出力を行うステップを備えたことを特徴と
する。
【0020】請求項13に記載の発明は、センターサー
バと応募者用端末と査読者用端末とがネットワークを介
して相互に接続され、学会の全体プログラムを編成する
学会プログラム編成システムであって、前記センターサ
ーバは、学会の日程情報を記憶する第1の記憶手段と、
学会プログラムのプログラム設定条件を記憶する第2の
記憶手段と、応募演題と該応募演題の応募者の属性情報
とを含む応募演題情報を記憶する第3の記憶手段と、前
記応募演題に対する採点結果と、前記応募演題に対する
判定基準とを記憶する第4の記憶手段と、前記日程情報
に基づき個別プログラムの設定可能個所を検出し、該設
定可能個所の数に応じて個別プログラム枠を設定する個
別プログラム枠設定手段と、前記採点結果と前記判定基
準とをもとに前記応募演題の採否判定を行う採否判定手
段と、前記採用決定演題を前記個別プログラム枠に配分
して個別プログラムを構成し、該前記個別プログラムの
構成内容と前記プログラム設定条件とに基づき暫定プロ
グラムの編成を行う編成手段と、前記暫定プログラムに
出演者の重複が生じていないか検出する検出手段と、前
記検出手段が前記暫定プログラムに出演者の重複を検出
した場合、前記個別プログラムの構成内容及び/または
前記プログラム設定条件の変更を促し、該変更後の前記
個別プログラムの構成内容及び/または前記プログラム
設定条件に基づいて暫定プログラムを再度編成し、該再
度編成した暫定プログラムに出演者の重複が生じている
か否かの検出を行う演算手段と、前記検出手段が出演者
の重複を検出しない暫定プログラムを全体プログラムと
して記憶する第5の記憶手段と、前記全体プログラムの
出力を行う第1の出力手段と、前記応募者用端末と前記
応募演題情報および/または前記応募演題に対する採否
判定結果の送受信を行う第1のデータ通信手段と、前記
査読者用端末と前記採点結果の送受信を行う第2のデー
タ通信手段とを備え、前記応募者用端末は、前記応募演
題情報を入力する入力手段と、前記センターサーバと前
記応募演題情報および/または前記応募演題に対する採
否判定結果の送受信を行うデータ通信手段とを備え、前
記査読者用端末は、前記採点結果を入力する入力手段
と、前記センターサーバと前記採点結果の送受信を行う
データ通信手段とを備えたことを特徴とする。
【0021】請求項14に記載の発明は、請求項13に
記載の学会プログラム編成システムにおいて、前記日程
情報は、学会開催日程情報、使用会場情報、特別プログ
ラム開催日時情報、該特別プログラム開催会場情報のい
ずれかのうち、少なくとも1つを含むことを特徴とす
る。
【0022】請求項15に記載の発明は、請求項13に
記載の学会プログラム編成システムにおいて、前記判定
基準は、前記応募演題全体に共通であることを特徴とす
る。
【0023】請求項16に記載の発明は、請求項13に
記載の学会プログラム編成システムにおいて、前記判定
基準は、前記応募演題のカテゴリーごとに異なることを
特徴とする。
【0024】請求項17に記載の発明は、請求項13に
記載の学会プログラム編成システムにおいて、前記プロ
グラム設定条件は、個別プログラム開催日時、個別プロ
グラム使用会場、個別プログラム座長名、個別プログラ
ム演題数、個別プログラム内での発表順のいずれかのう
ち、少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0025】請求項18に記載の発明は、請求項13に
記載の学会プログラム編成システムにおいて、前記検出
手段が出演者の重複を検出した場合、検出した重複内容
の出力を行う第2の出力手段を備えたことを特徴とす
る。
【0026】請求項19に記載の発明は、学会の全体プ
ログラムの編成を行う学会プログラム編成システムであ
って、学会の日程情報を記憶する第1の記憶手段と、学
会プログラムのプログラム設定条件を記憶する第2の記
憶手段と、応募演題と該応募演題の応募者の属性情報と
を含む応募演題情報を記憶する第3の記憶手段と、前記
応募演題に対する採点結果と、前記応募演題に対する判
定基準とを記憶する第4の記憶手段と、前記日程情報に
基づき個別プログラムの設定可能個所を検出し、該設定
可能個所の数に応じて個別プログラム枠を設定する個別
プログラム枠設定手段と、前記採点結果と前記判定基準
とをもとに前記応募演題の採否判定を行う採否判定手段
と、前記採用決定演題を前記個別プログラム枠に配分し
て個別プログラムを構成し、該前記個別プログラムの構
成内容と前記プログラム設定条件とに基づき暫定プログ
ラムの編成を行う編成手段と、前記暫定プログラムに出
演者の重複が生じていないか検出する検出手段と、前記
検出手段が前記暫定プログラムに出演者の重複を検出し
た場合、前記個別プログラムの構成内容及び/または前
記プログラム設定条件の変更を促し、該変更後の前記個
別プログラムの構成内容及び/または前記プログラム設
定条件に基づいて暫定プログラムを再度編成し、該再度
編成した暫定プログラムに出演者の重複が生じているか
否かの検出を行う演算手段と、前記検出手段が出演者の
重複を検出しない暫定プログラムを全体プログラムとし
て記憶する第5の記憶手段と、前記全体プログラムの出
力を行う第1の出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0027】請求項20に記載の発明は、請求項19に
記載の学会プログラム編成システムにおいて、前記日程
情報は、学会開催日程情報、使用会場情報、特別プログ
ラム開催日時情報、及び該特別プログラム開催会場情報
のいずれかのうち、少なくとも1つを含むことを特徴と
する。
【0028】請求項21に記載の発明は、請求項19に
記載の学会プログラム編成システムにおいて、前記判定
基準は、前記応募演題全体に共通であることを特徴とす
る。
【0029】請求項22に記載の発明は、請求項19に
記載の学会プログラム編成システムにおいて、前記判定
基準は、前記応募演題のカテゴリーごとに異なることを
特徴とする。
【0030】請求項23に記載の発明は、請求項19に
記載の学会プログラム編成システムにおいて、前記プロ
グラム設定条件は、個別プログラム開催日時、個別プロ
グラム使用会場、個別プログラム座長名、個別プログラ
ム演題数、個別プログラム内での発表順のいずれかのう
ち、少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0031】請求項24に記載の発明は、請求項19に
記載の学会プログラム編成システムにおいて、前記検出
手段が出演者の重複を検出した場合、検出した重複内容
の出力を行う第2の出力手段を備えたことを特徴とす
る。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について、以下に
添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発
明の実施されるコンピュータシステムのシステム構成の
一例を示す図である。本発明の実施されるコンピュータ
システムは、少なくともサーバ100と、応募者用端末
300と、査読者用端末400と、サーバ100と応募
者用端末300と査読者用端末400とを接続するイン
ターネットなどのネットワーク500とから構成されて
いる。
【0033】サーバ100は、本発明の実施されるコン
ピュータシステムを運営管理し、全体プログラムの編成
を行う、大学などの学会主催者側におけるプログラム編
成担当者あるいは専門の学会プログラム編成業者といっ
たプログラム編成者により管理されるものである。サー
バ100は、学会の全体プログラムの編成、あるいは応
募演題の採否判定を行い、ネットワーク500を介して
アクセスしてきた応募者用端末300あるいは査読者用
端末400などに対して編成した学会の全体プログラム
の内容を提供する機能を有する。センターサーバ100
は、WEBサーバやASPサーバ等として構成してもよ
い。
【0034】応募者用端末300は、学会において研究
発表を行おうとする学者などの応募者の管理する端末で
あり、査読者用端末400は、応募者から寄せられた応
募演題の評価採点を行う査読者の管理する端末である。
いずれの端末も、演題の応募や採点結果の送信、学会開
催日程情報の取得などを行うため、ネットワーク500
を介してサーバ100にアクセスする機能を有する。こ
こで、応募者用端末300および査読者用端末400
は、インターネット等のネットワーク500に接続機能
を有し、かつウェブ情報を閲覧可能なブラウザソフトウ
ェア(例えば、マイクロソフト(会社名)のインターネ
ットエクスプローラ(製品名)、ネットスケープ・コミ
ュニケーション(会社名)のネットスケープ(製品名)
等)を搭載した市販のパーソナルコンピュータ、PDA
等の情報処理装置や、無線呼出端末、PHS端末、携帯
端末のうちいずれかであってもよく、特に、携帯端末
は、電子メール機能やインターネットへのアクセス機能
を有する端末であってもよい(例えば、株式会社エヌ・
ティ・ティ・ドコモ(会社名)が提供するiモード(サ
ービス名)端末等)。
【0035】ネットワーク500は、サーバ100と応
募者用端末300と査読者用端末400とを相互に接続
する機能を有し、例えば、インターネットや、イントラ
ネットや、LANや、公衆電話網(アナログ/デジタル
の双方を含む)や、PDC/PDC―P方式等の携帯回
線交換網/携帯パケット交換網や、無線呼出網や、PH
S網や、衛星通信網等のうちいずれかを含んでもよい。
【0036】次に、図1におけるサーバ100につい
て、図面を参照しつつ説明する。図2は、本発明が適用
されるサーバ100の構成の一例を示す図である。
【0037】本発明のサーバ100は、少なくとも、本
発明の実施されるコンピュータシステム全体を統括的に
制御する主制御部(制御手段、以下CPUと略称する)
102と、CPU102にバス104を介して接続され
る、マウス等の各種ポインティングデバイスやキーボー
ドやOCR(Optical Character Reader)やイメージ
スキャナやデジタイザ等から成る入力装置106、入力
データのモニタに用いる表示装置108、各種出力結果
その他のデータを出力するプリンタ等の出力装置11
0、および、通信回線(有線/無線、LAN/インター
ネット、アナログ/デジタル等を含む)等に接続するモ
デムやターミナルアダプタやDSU等から成る通信ポー
ト112から構成される。また、入力装置106、表示
装置108および出力装置110は、それぞれ入出力イ
ンターフェースを介してCPU102に接続されてもよ
い。
【0038】CPU102は、OS(Operatin
g System)等の制御プログラム、各種の処理手
順等を規定したプログラム、および所要データを格納す
るための内部メモリを有し、これらのプログラム等によ
り、学会の全体プログラム編成作業などの種々の作業を
実行するための情報処理を行う。記憶装置120は、R
AM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定
ディスク装置、フレキシブルディスク、光ディスク等の
ストレージ手段であり、各種処理に用いる各種のテーブ
ルやファイルやデータベースやウェブページ用のHTM
Lデータ等を格納し、少なくとも、学会全体の開催日程
や各種プログラム内容のデータである日程情報データ1
22、応募演題の内容データである演題情報データ12
4、応募演題の採点結果や判定基準のデータである採点
結果データ126、シンポジウムやセッションなど各個
別プログラムの開催日時や座長データであるプログラム
条件データ128、学会の全体プログラムの編成や応募
演題の採点などの各種プログラムを格納する学会編成プ
ログラム130、演題応募者の応募者情報を格納する応
募者情報データベース132、応募演題の評価採点を行
う査読者の情報を格納する査読者データベース134と
を格納する。
【0039】入力装置106は、プログラム編成者が各
種データを入力する入力手段であり、画面上のメニュー
を選択しデータを入力するためのマウス等の各種ポイン
ティングデバイスやキーボードやOCRなどからなる。
表示装置108は、各種メニュー画面や、処理結果等を
表示する機能を有し、例えばディスプレイ装置等であ
る。出力装置110は、処理結果を紙等の媒体に出力す
る機能を有し、例えばプリンタ装置等である。通信ポー
ト112は、他の端末等と通信回線を介してデータを通
信する機能を有する。また、サーバ100は、既知のパ
ーソナルコンピュータ、ワークステーション、PHS端
末、携帯電話端末、移動体通信端末またはPDA等の情
報処理端末等の情報処理装置にプリンタやディスプレイ
やイメージスキャナ等の周辺装置を接続し、該情報処理
装置に学会プログラム編成システムにおける各種処理を
実現させるソフトウェア(プログラム、データ等を含
む)を実装することにより実現してもよい。
【0040】次に、このように構成された本発明の実施
されるコンピュータシステムの実施形態におけるプログ
ラム編成システムの動作の一例について説明する。ま
ず、本発明の基本的な処理過程を概説し、その後本発明
を構成する各処理過程について、図面を参照しつつ説明
する。
【0041】図3は、本発明の基本的な処理過程の概略
を示すフローチャートである。学会の開催が決定すると
プログラム編成者は、学会主催者の依頼に基づき、サー
バ100に学会のテーマおよび開催日時、応募する演題
のテーマや締切日といった応募要綱などの各種情報を掲
示し、演題の募集を行う(S1)。
【0042】プログラム編成者は、募集要項に基づき大
量に応募されてくる応募演題を応募演題の評価採点を行
う査読者の専門を考慮しつつ配分し、各査読者による評
価採点の後、寄せられた採点結果の集計処理を行う(S
2)。
【0043】次に、演題の質の均質化を図るためS2で
集計した採点結果をもとに応募演題の採否判定を行い、
カテゴリーなどに鑑み採用決定演題を各個別プログラム
に配分し、同じ人物が同一時間に異なる場所で研究発表
を行ったり、座長として登壇するような出演者の重複が
生じないよう全体プログラム案の編成作業を行う(S
3)。
【0044】学会主催者によってS3で編成した全体プ
ログラム案が承認され、全体プログラム案において座長
や演者となっている学会参加予定者から参加の応諾が得
られると、学会の最終的な全体プログラムが確定される
(S4)。
【0045】次に、図3に示した本発明の基本的な処理
過程の概略を構成する各ステップについて、詳細に説明
する。図4は、図3に示した本発明の基本的な処理過程
の概略を示すフローチャートのうち、演題の募集ステッ
プ(図3のS1)の流れを示すフローチャートである。
【0046】学会におけるシンポジウムやセッションな
どの各種プログラムで研究発表を行なおうとする応募者
は、応募者用端末300からネットワーク500を介し
てサーバ100にアクセスすることにより取得した図5
に示すような学会開催要項掲示画面に設けられている
「演題応募」欄5aを押下すことによりサーバ100に対
してアクセス要求を行なうと(S1)、サーバ100は応
募者用端末300に対して図6に示すような演題応募受
付画面を送信する(S2)。演題応募受付画面(図6)の指
示に従い、応募者がその学会に対して初めて演題の応募
を行う場合は、「新規」ボタン6aを押すことによりサー
バ100に対して登録要求を発信する(S4)。登録要求
を受けたサーバ100は、応募者用端末300に対し、
図7に示すような「応募者情報入力フォーム」を送信し、
応募者情報データベース132への登録を促す(S5)。
応募者情報入力フォーム(図7)には、氏名入力欄7a、
所属入力欄7e、住所入力欄7g、電話番号入力欄7
h、FAX番号入力欄7i、E−Mailアドレス入力
欄7j、パスワード入力欄7nなどの様々な応募者の個
人情報を入力する欄があり、応募者は、画面の指示に従
い、これら必要とされる情報の入力を行ない、サーバ1
00に対して送信を行なう(S6)。必要とする情報の入
力された応募者情報入力フォームを受信したサーバ10
0は、受信した応募者の個人情報を応募者情報データベ
ース132へ登録を行ない(S7)、応募者一人と1対1
に対応する応募者番号を取得すると、図8に示すような
応募者番号通知画面を応募者用端末300に送信し、応
募者登録を行なった応募者に応募者登録が完了したこと
を通知するとともに、再度応募者用端末300に対して
演題応募受付画面(図6)を送信する。
【0047】上記手順により、あるいは以前行なった演
題応募時に応募者登録を済ませた応募者は、「2回目以
上」ボタン6bを押すことにより、サーバ100に対し
研究論文の応募要求を行なうと(S8)、サーバ100は
応募者用端末300に対し、図9に示すような認証情報
入力フォームを送信する(S9)。応募者が、認証情報入
力フォーム(図9)の指示に従い、応募者氏名入力欄9
aに氏名を、パスワード入力欄9bに自己の登録したパ
スワードの入力を行い、サーバ100に送信すると(S
10)、サーバ100は応募者情報データベース132
を検索し、応募要求を行なった応募者の認証作業を行な
う(S11)。応募者が認証されない場合は、応募者用端
末300に対し認証情報入力画面(図9)が再度送信され
る(S9)。
【0048】応募要求を行なった応募者が認証された場
合は、サーバ100から応募者用端末300に対し、図
10に示すような演題応募画面が送信される(S12)。
演題応募画面(図10)には、応募者情報データベース1
32の格納する応募要求を行なった応募者の氏名10a
や所属10bなどの応募者自身の個人情報が掲載されて
いるので、掲載されている情報に間違いがないことを確
認した後、応募者は、演題応募画面(図10)の指示に従
って入力を行い、演題の送信を行う(S13)。応募演
題の属するジャンルは、分類選択欄10eにあらかじめ
登録されている例えば一般知識、臨床研究などの選択肢
の中から選択を行うことによって入力し、また応募演題
における研究対象のカテゴリーは、カテゴリー選択欄1
0fにあらかじめ登録されている例えば心臓、肝臓など
選択肢の中から選択を行なうことによって入力する。応
募演題のタイトルはタイトル入力欄10gに入力し、応
募演題本文は本文入力欄10hに入力を行なう。後に、
応募演題の検索を行うためのキーワードとして応募者が
望む言葉は、例えばキーワード指定欄10iにあらかじ
め登録されているキーワード候補の中から指定すること
により入力することができる。応募演題を受信したサー
バ100は、受付けた応募演題を演題情報データベース
124に格納し、格納した応募演題と1対1に対応付け
られた応募演題受付番号を取得し、応募者用端末300
に対し、図11に示すような演題受付完了画面を送信す
る(S14)。この演題受付完了画面(図11)は、応募
者に対して研究論文の受付が完了したことを通知するこ
ととともに、演題応募画面(図10)にて入力した応募演
題のタイトルや応募者氏名、応募演題の分類やカテゴリ
ーなどをタイトル表示欄11b、演者名表示欄11c、
分類表示欄11e、カテゴリー表示欄11fに表示する
ことにより応募者に受付内容の確認を行わせ、受付番号
を受付番号通知欄11aに表示することより応募者に対
して受付番号の通知を行なう。演題応募画面(図10)の
入力内容に何らかの不備があった場合には、この演題受
付完了画面(図11)の送信は行なわれず、不備の内容に
応じて、入力されていない項目の通知などが行なわれ
る。
【0049】図12は、図3に示した本発明の基本的な
処理過程の概略を示すフローチャートのうち、応募演題
についての採点結果の集計処理ステップ(図3のS2)の
流れを示すフローチャートである。まず、図13に示す
ような査読者登録・変更画面より応募演題の評価採点を
行う査読者の登録を行う(S1)。査読者の氏名やフリガ
ナ、所属する機関名などは、氏名入力欄13a、フリガ
ナ入力欄13b、機関名入力欄13dなどにそれぞれ入
力を行い、担当カテゴリー欄13nには、担当カテゴリ
ー欄13nにあらかじめ登録されている例えば心臓、肝
臓など選択肢の中から選択を行なうことにより入力を行
う。査読者登録・変更画面(図13)の指示に基づき、
必要な項目の入力を行った後、「送信」ボタン13pを
押下することによりサーバ100に対して査読者データ
の送信を行い、受信した査読者データをサーバ100内
の査読者データベース134に格納することにより査読
者の登録が行われる。
【0050】次に、応募されてきた応募演題を各査読者
に振り分けるための振分条件の設定を行う(S2)。振分
条件の設定は、図14に示すような査読自動振分画面か
ら学会主催者の基準を設定することにより行う。応募演
題の採否判定を行うにあたり、1つの応募演題に対して
最大何人の査読者からの評価採点を収集するかを査読者
数指定欄14aで設定する。一人の査読者が何通の応募
演題の評価採点を行うのかは、「固定」ボタン14bを指
定し、査読演題数入力欄14cに担当数を入力すること
により設定する。応募演題を査読者全員に均等に振り分
けるときには、「均等分け」ボタン14dを指定すること
により行う。なお、このような振分条件は、学会主催者
の要請に応じて追加することも可能である。例えば、論
文応募者の所属機関と、査読者の所属機関とが同一機関
とならないという条件を追加して設定することも可能で
ある。
【0051】このようにして振分条件を設定した後、査
読自動振分画面(図14)の振分開始欄14eを押下する
と、サーバ100は査読者に対する論文の自動振分を開
始する。振分は、査読者登録時(図12のS1)に査読者
データベース134および演題情報データベース124
とを順に検索し、査読者データベース134に登録され
た各査読者の担当カテゴリーと、演題情報データベース
124に登録した応募演題のカテゴリーとに鑑み、各査
読者の担当カテゴリーと一致するカテゴリーをもつ応募
演題文を、演題受付番号の早い順に査読自動振分画面
(図14)で設定した条件に基づいて順に振分を行う。
【0052】査読自動振分画面(図14)で設定した振分
条件に適合した振分を行うことができた場合には、サー
バ100の表示装置108には正常に振分処理が終了し
たことを告げる画面が表示され、査読者データベース1
34には暫定振分案が格納される(S3)。一方、応募さ
れてきた論文の数と査読者数、及び査読者の専門との関
係などから条件に合った振分を行うことができず、暫定
振分案の生成が行えない場合は、エラーメッセージが表
示され、サーバ100の表示装置108は再び査読自動
振分画面(図14)の表示へと戻るので、プログラム編成
者は振分条件の設定をしなおし、あるいは査読者の追加
登録などを行うことにより、暫定振分案が生成されるま
で応募演題の振分を行う(S2)。
【0053】次に、この暫定振分案を学会主催者に提示
し、振分内容について学会主催者からの承認を受ける
(S4)。この振分内容の承認は、暫定振分案を出力した
紙面を学会主催者に送付したり、応募者用端末300あ
るいは査読者用端末400同様、ネットワーク500に
接続する学会主催者の管理する端末に暫定振分案を送信
したりすることにより行う。学会主催者は、この暫定振
分案の検討を行い(S5)、暫定振分案に満足であればプ
ログラム編成者にその旨を返答することにより、振分結
果の確定が行われ、サーバ100の査読者データベース
134に振分結果が格納され、演題振分作業が終了とな
る(S8)。
【0054】一方、学会主催者において暫定振分案に不
満がある場合で、その不満が査読者の個別修正により解
消可能である場合には(S6)、学会主催者の指示に基づ
きプログラム編成者は図15に示すような振分修正画面
の査読者欄15aより、表示されている査読者と異なる
査読者を選択することにより暫定振分案の修正を行い
(S7)、修正後の暫定振分案について再度学会主催者の
承認を受けることとなる(S4)。また、学会主催者の
暫定振分案に対する不満が査読者の個別修正では対応で
きないような場合には、査読自動振分画面(図14)から
再度振分条件を設定しなおし、応募演題の振分を行う
(S2)。
【0055】応募演題振分作業が終了した後は(S8)、
例えば査読者データベース134に格納された振分結果
に基づき、各査読者に担当する応募演題の配布を行う
(S9)。担当応募演題の配布は、各査読者に紙面に出
力した応募演題を郵送することにより行ってもよく、ま
た各査読者の査読者用端末400に対し、ネットワーク
500を介して担当する応募演題を送信することにより
行ってもよい。
【0056】査読者は、配布されてきた担当応募演題を
読み、学会主催者の指定する採点方法、例えば1、2、
3、などの数字で採点を行う方法、A、B、Cなどのア
ルファベットで評価のランク付けを行う方法などによ
り、応募演題についての評価採点を行う。サーバ100
は、各査読者がネットワーク500を介して査読者用端
末400より送信してきた担当応募演題についての採点
結果を査読者データベース134および応募演題データ
ベース124に格納することにより、採点結果の収集を
行う(S10)。
【0057】図16は、図3に示した本発明の基本的な
処理過程の概略を示すフローチャートのうち、全体プロ
グラム案編成ステップ(図3のS3)の流れを示すフロー
チャートである。まず、学会全体の開催日程、使用予定
会場データなどの日程情報の入力を行う。これら日程情
報に基づき、個別プログラム設定可能枠を持つ全体プロ
グラム一覧が生成され、サーバ100の日程情報データ
ベース122に格納される(S1)。この全体プログラム
一覧は、図17に示すような画面により、サーバ100
の表示画面108から確認することができる。次に、学
会において、特定の演者による特別記念発表や応募者全
員の参加を必要とする総会など特別プログラムの開催予
定がある場合は、その特別プログラムの開催会場の確保
を行うため、図18に示すようなプログラム設定画面か
らまず特別プログラムの開催予定日時及び使用予定会場
などの特別プログラムデータの入力を行い、サーバ10
0の日程情報データベース122に格納する(S2)。
【0058】次に、全体プログラム一覧(図17)を検
索し、特別プログラムデータの設定されていない午前及
び午後の空き枠数、すなわち個別プログラム設定可能数
の検出を行う(S3)。ここで検出した個別プログラム
設定可能数が、シンポジウムやセッションなどの各種個
別プログラムを最大数設定できる数となる。
【0059】次に、応募演題の採否判定を行う(S4)。
この採否判定は、図12のS10にて集計された採点結
果と、学会主催者の設定する判定基準とを比較し、該判
定基準を超える採点結果を持つ応募演題を採用決定応募
演題とすることにより行われる。この採否判定の手順に
ついて、査読者の採点が数字によって行われ、各応募演
題に対し最大3人の査読者がつき、採点結果の合計点と
判定基準とを比較することによって採否判定を行う場合
を例に説明する。査読者3人からそれぞれ2点、2点、
1点という採点結果を得た応募演題にあっては、判定基
準と比較される評価得点の合計点は5点となる。学会主
催者の設定した判定基準が5点であればこの応募演題は
採用決定となり、判定基準が6点であれば不採用が決定
されることとなる。査読者が3人揃っていない研究論文
については、例えば回答されている得点の平均点を不足
分の査読者の行った採点結果として補い、採点結果を3
人分揃えることによって応募演題の採否判定を行うこと
ができる。比較判断の対象となる判定基準としては、学
会主催者の要望に応じて応募演題全体について共通の判
定基準を一律に適用する方法、またはカテゴリー別の応
募状況に鑑み、カテゴリーごとに異なる判定基準を設け
る方法などが考えられる。いずれであっても、応募演題
の採点結果の合計点が判定基準を超えたか否かで採否判
定を行い、判定基準を超える応募演題であれば採用決定
となり、超えない場合は不採用が決定されることとな
る。なお、採点結果の合計値でなく、採点結果の平均値
を採否判定に用いてもよい。
【0060】次に、S3で検出した個別プログラム設定
可能数に応じて、各セッションにおけるカテゴリーの設
定を行い、そのカテゴリーに該当する採用決定応募演題
を抽出することにより各セッションに対する演題の割り
振りを行い、セッションの編成を行う(S5)。図19
は、「基礎研究」というカテゴリーによって抽出された採
用決定応募演題により構成されたセッションの内容を示
すセッション内容表示画面である。
【0061】次に、座長が必要となるセッションに対
し、図20に示すセッション登録画面の座長選択欄20
mから、サーバ100にあらかじめ登録されている座長
候補者の中から座長候補者の選択することにより座長の
指定を行い(S6)、また、全体プログラム一覧(図17)
の空き枠の中から各セッションの開催日時、開催会場を
選び、日付入力欄20g、開始時刻入力欄20h、終了
時刻入力欄20i、午前/午後指定欄20jから入力
し、設定を行う(S7)。
【0062】次に、図21に示すプログラム編成画面に
おいて、各セッション内における演者の発表順の設定を
行い、暫定プログラムを作成する(S8)。プログラム編
成画面(図21)は、上記S6及びS7で設定した座長、
セッション開催日時、会場などの各種情報が表示され、
上記S5で割り振った採用決定応募演題を受付番号順に
表示する。次のステップで行う重複チェックを行う前で
あれば、暫定的に受付番号順に発表するものとして演者
の発表順を設定し、暫定プログラムを作成してもよい。
【0063】次にこの暫定プログラムに対して、同一時
間帯に同一の演者あるいは座長が異なるプログラムで発
表・登壇を行うような構成となっているか否かの重複チ
ェックを行う(S9)。演者あるいは座長に重複が生じて
いなければ、S7で作成した暫定プログラムは全体プロ
グラム案として出力される(S17)。
【0064】演者あるいは座長に重複が生じている場合
は、図22に示すような重複データ一覧が出力装置11
0から出力されるので、これら重複データに基づき、次
のような手順で演者あるいは座長の重複の解消を行う。
【0065】まず、演者あるいは座長の重複が、各セッ
ション内における発表順序の変更を行うことにより解消
するか否かをチェックし(S10)、発表順序の変更によ
り演者あるいは座長の重複を解消できるのであれば、解
消できるようにプログラム編成画面(図21)から発表順
序の変更を行い(S11)、確認のため再度S9に戻り、
発表順序変更後の暫定プログラムについて重複チェック
を行う。発表順序の変更では演者あるいは座長の重複が
解消できない場合、重複原因となっているセッションの
開催日時の変更を行うことによって演者あるいは座長の
重複が解消するか否かをチェックする(S12)。セッシ
ョンの開催日時の変更により演者あるいは座長の重複を
解消できるのであれば、解消できるようにセッション登
録画面(図20)からセッションの開催日時の変更を行
い(S13)、変更後の開催日程で再度セッション内での
演者の発表順の設定を行って暫定プログラムを作成し
(S8)、確認のため重複チェックを行う(S9)。セッ
ションの開催日時の変更では演者あるいは座長の重複が
解消できない場合、重複原因となっているセッションに
設定されている座長の変更を行うことによって重複が解
消するか否かをチェックする(S14)。座長の変更によ
り演者あるいは座長の重複を解消できるのであれば、解
消できるような座長に変更を行い(S15)、再度各セッ
ションの開催日時、開催会場の設定を行い(S7)、変更
後の開催日程で再度セッション内での演者の発表順の設
定を行い、暫定プログラムを作成し(S8)、確認のため
再度重複チェックを行う(S9)。座長の変更によって
も演者あるいは座長の重複を解消することができない場
合は、応募演題の振分を行った抽出キーであるカテゴリ
ーの変更などを行うことによりセッションの再編成を行
い(S16)、演者あるいは座長の重複のない全体プログ
ラムを編成できるまでS6からの手順を繰り返す。
【0066】図23は、図3に示した本発明の基本的な
処理過程の概略を示すフローチャートのうち、全体プロ
グラムの確定作業ステップ(図3のS4)の流れを示すフ
ローチャートである。学会主催者によって上記図16の
全体プログラム案編成手順により編成された全体プログ
ラム案が承認され、全体プログラム案において座長や演
者となっている学会参加予定者から参加の応諾が得られ
ると、学会の最終的な全体プログラムが確定される(S
4)。
【0067】学会主催者によって上記図16の全体プロ
グラム案編成手順により編成された全体プログラム案が
承認されると(S1)、プログラム編成者は、ネットワー
ク500を介して、あるいは書面を郵送することにより
全体プログラム案における各座長予定者に座長就任につ
いての依頼通知を行う(S2)。座長就任依頼通知を受け
た各座長予定者から座長に就くことについての拒否があ
った場合は(S3)、当該座長拒否者の担当予定であった
セッションについて座長候補者の変更を行い(S4)、再
度全体プログラム案編成作業(図3のS3)における重複
チェック(図16のS9)などの調整を行う(S5)。そし
て再度、全体プログラム案の承認を受け(S1)、新しい
座長予定者に座長就任についての依頼通知を行う(S
2)。
【0068】座長予定者から座長就任への応諾通知を受
けた場合は(S3)、研究論文の応募者に対して、ネット
ワーク500を介して応募者用端末300に研究論文の
採否通知を行う(S6)。採用決定通知を行った研究論文
の発表者から指定された日時に学会に参加することにつ
いての拒否があった場合は、当該演者の発表予定を変更
したり、あるいは削除したりするなどの拒否者対応を行
う(S7)。
【0069】こうして座長予定者及び学会での採用が決
定された研究論文の発表者全員の参加確認ができた後、
記念発表などの特別企画プログラムや、様々なセッショ
ンの正式名称などの詳細情報の決定を行い(S8)、最終
的な学会の全体プログラムが確定する(S9)。プログラ
ム編成者が最終的に確定した学会の全体プログラムの内
容をサーバ100に格納することにより、応募者をはじ
めとする学会参加者がネットワーク500を介して学会
の開催日時や開催プログラムの内容、演者などの様々な
情報を取得することができることとなる。
【0070】(他の実施の形態)上述した実施の形態に
おいては、応募者が応募者用端末300からネットワー
ク500を介して応募を行なった研究論文を用いて学会
の全体プログラムの編成を行う場合を一例に説明した
が、本発明はこの場合に限定されるものではなく、他の
実施の形態においては、学会主催者宛郵送により応募し
てきた研究論文を用いて学会の全体プログラムの編成を
行ってもよい。なお、この場合、図12に示すプログラ
ム編成作業を行う前に、郵送により応募してきた研究論
文をサーバ100内の演題情報データベース124へ格
納する作業が必要となる。
【0071】また、上述した実施の形態においては、査
読者の採点した点数の合計点を判定基準と比較し、応募
演題の採否判断を行う場合を一例に説明したが、本発明
はこの場合に限定されるものではなく、他の実施の形態
においては、査読者の採点した点数の平均点を用いた
り、各応募演題の取得点数を偏差値に置き換えて採否判
定を行ったり、点数の代りにA、B、Cなどの記号を用
いたり、高い得点をつけた、あるいはA評価を行った査
読者数が多い応募演題から優先して採用演題とすること
も考えられる。また、査読者の評価採点についても、1
度の評価採点だけで採否判定を行うだけでなく、例えば
査読者の行った採点に大きな乖離のある応募演題につい
ては、採否判断を行う前に異なる査読者に再度評価採点
をさせることも考えられる。さらに、査読者の人数につ
いても、上述した実施の形態において示したように3人
とするばかりではなく、3人以上としても3人以下とし
てもよい。
【0072】上述した実施の形態においては、学会プロ
グラムの編成方法として、出演者に重複が生じないよう
な1つの全体プログラム案を編成する場合を一例に説明
したが、本発明はこの場合に限定されるものではなく、
他の実施の形態においては、セッション編成を行う前に
設定する前提条件、すなわち特別プログラムの開催日程
や使用会場、各個別プログラムにおける演題の配分、各
個別プログラムの使用会場などの様々な条件を変更して
図16に示すプログラム編成手順を何度も行うことによ
り数種類の全体プログラム案を編成し、会場の広さや、
演者の周知度、座長と演者との組合せなどの微妙な問題
を考慮する必要のある学会主催者の最終的な全体プログ
ラム決定の際の比較検討材料とすることも考えられる。
【0073】上述した実施の形態においては、応募者用
端末から応募演題を送信する場合についてだけを説明し
たが、本発明はこの場合に限定されるものではなく、他
の実施の形態においては、一旦送信した応募演題であっ
ても、演題受付期間内であれば、応募者が記載内容の修
正を行うことのできるようセンターサーバ100を運用
することもできる。
【0074】上述した実施の形態においては、演題の応
募を行う際、毎年の学会毎に応募者に応募者情報の登録
を行わせる場合を一例に説明したが、本発明はこの場合
に限定されるものではない。他の実施の形態において
は、学会毎に設けられている会員データベースから演題
応募時に必要な氏名、所属などの属性データを応募者情
報データベース132に取り込み、学会会員としての基
本登録を済ませてある応募者であれば、学会会員の基本
登録時に付与された会員番号、パスワードを認証情報入
力フォーム(図9)に入力させることなどとして、演題応
募者に再度応募者情報の登録を行わせることなく演題の
応募を受付けることとしてもよい。
【0075】以上述べた形態以外にも種々の変形が可能
である。しかしながら、その変形が特許請求の範囲に記
載された技術思想に基づくものである限り、その変形は
本発明の技術範囲内となる。
【0076】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、セン
ターサーバと応募者用端末と査読者用端末とがネットワ
ークを介して相互に接続されたコンピュータシステムを
用いて学会の全体プログラムを編成する学会プログラム
編成方法であって、前記センターサーバにおいて、あら
かじめ設定された学会の日程情報に基づいて個別プログ
ラムの設定可能個所を検出し、該設定可能個所の数に応
じて個別プログラム枠を設定するステップと、前記応募
者用端末において、応募演題と該応募演題の応募者の属
性情報とを含む応募演題情報の入力を行い、前記センタ
ーサーバに該応募演題情報を送信するステップと、前記
センターサーバにおいて、前記応募演題の振り分けを行
い、前記査読者用端末に送信するステップと、前記査読
者用端末において、前記応募演題に対する採点結果を入
力し、前記センターサーバに送信するステップと、前記
センターサーバにおいて、あらかじめ設定された判定基
準と前記採点結果とに基づき前記応募演題の採否判定を
行い、採用演題の決定を行うステップと、前記センター
サーバにおいて、前記採用演題を前記個別プログラム枠
に配分して個別プログラムを構成するステップと、前記
センターサーバにおいて、あらかじめ設定された学会プ
ログラムのプログラム設定条件と前記個別プログラムの
構成内容とに基づいて暫定プログラムの編成を行うステ
ップと、前記センターサーバにおいて、前記暫定プログ
ラムに出演者の重複が生じているか否かの検出を行うス
テップと、前記センターサーバにおいて、前記暫定プロ
グラムに出演者の重複を検出した場合、前記個別プログ
ラムの構成内容および/または前記プログラム設定条件
の変更を促し、該変更後の前記個別プログラムの構成内
容および/または前記プログラム設定条件に基づいて暫
定プログラムを再度編成し、該再度編成した暫定プログ
ラムに出演者の重複が生じているか否かの検出を行うス
テップと、前記センターサーバにおいて、前記暫定プロ
グラムに出演者の重複が検出されない場合、該暫定プロ
グラムを全体プログラムとして記憶し、出力するステッ
プと、前記センターサーバにおいて、前記応募者用端末
に前記応募演題の採否判定の結果通知を行うステップと
を備えたことにより、プログラム編成者に事務負担を生
じさせることなく、出演者の発表・登壇に重複のない、
バランスのよい学会の全体プログラムを編成することの
できる学会プログラム編成方法及びそのシステムを提供
することができる。
【0077】また、センターサーバと応募者用端末と査
読者用端末とがネットワークを介して相互に接続され、
学会の全体プログラムを編成する学会プログラム編成シ
ステムであって、前記センターサーバは、学会の日程情
報を記憶する第1の記憶手段と、学会プログラムのプロ
グラム設定条件を記憶する第2の記憶手段と、応募演題
と該応募演題の応募者の属性情報とを含む応募演題情報
を記憶する第3の記憶手段と、前記応募演題に対する採
点結果と、前記応募演題に対する判定基準とを記憶する
第4の記憶手段と、前記日程情報に基づき個別プログラ
ムの設定可能個所を検出し、該設定可能個所の数に応じ
て個別プログラム枠を設定する個別プログラム枠設定手
段と、前記採点結果と前記判定基準とをもとに前記応募
演題の採否判定を行う採否判定手段と、前記採用決定演
題を前記個別プログラム枠に配分して個別プログラムを
構成し、該前記個別プログラムの構成内容と前記プログ
ラム設定条件とに基づき暫定プログラムの編成を行う編
成手段と、前記暫定プログラムに出演者の重複が生じて
いないか検出する検出手段と、前記検出手段が前記暫定
プログラムに出演者の重複を検出した場合、前記個別プ
ログラムの構成内容及び/または前記プログラム設定条
件の変更を促し、該変更後の前記個別プログラムの構成
内容及び/または前記プログラム設定条件に基づいて暫
定プログラムを再度編成し、該再度編成した暫定プログ
ラムに出演者の重複が生じているか否かの検出を行う演
算手段と、前記検出手段が出演者の重複を検出しない暫
定プログラムを全体プログラムとして記憶する第5の記
憶手段と、前記全体プログラムの出力を行う第1の出力
手段と、前記応募者用端末と前記応募演題情報および/
または前記応募演題に対する採否判定結果の送受信を行
う第1のデータ通信手段と、前記査読者用端末と前記採
点結果の送受信を行う第2のデータ通信手段とを備え、
前記応募者用端末は、前記応募演題情報を入力する入力
手段と、前記センターサーバと前記応募演題情報および
/または前記応募演題に対する採否判定結果の送受信を
行うデータ通信手段とを備え、前記査読者用端末は、前
記採点結果を入力する入力手段と、前記センターサーバ
と前記採点結果の送受信を行うデータ通信手段とを備え
たことにより、方法の発明と同様の効果を奏する学会プ
ログラム編成システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プログラム編成システムのシステム構成の一例
を示す図である。
【図2】本発明が適用されるサーバの構成の一例を示す
図である。
【図3】本発明の基本的な処理過程の概略を示すフロー
チャートである。
【図4】演題の募集ステップの流れを示すフローチャー
トである。
【図5】学会開催要項掲示画面の一例を示す図である。
【図6】演題応募受付画面の一例を示す図である。
【図7】応募者情報入力フォームの一例を示す図であ
る。
【図8】応募者番号通知画面の一例を示す図である。
【図9】認証情報入力フォームの一例を示す図である。
【図10】演題応募画面の一例を示す図である。
【図11】演題受付完了画面の一例を示す図である。
【図12】採点結果の集計処理ステップの流れを示すフ
ローチャートである。
【図13】査読者登録・変更画面の一例を示す図であ
る。
【図14】査読自動振分画面の一例を示す図である。
【図15】振分修正画面の一例を示す図である。
【図16】全体プログラム案編成ステップの流れを示す
フローチャートである。
【図17】全体プログラム一覧の一例を示す図である。
【図18】プログラム設定画面の一例を示す図である。
【図19】セッション内容表示画面の一例を示す図であ
る。
【図20】セッション登録画面の一例を示す図である。
【図21】プログラム編成画面の一例を示す図である。
【図22】重複データ一覧の一例を示す図である。
【図23】全体プログラムの確定作業ステップの流れを
示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 サーバ 102 主制御部(CPU) 104 バス 106 入力装置 108 表示装置 110 出力装置 112 通信ポート 120 記憶装置 122 日程情報データベース 124 演題情報データベース 126 採点結果データベース 128 プログラム条件データベース 130 学会編成プログラム 132 応募者情報データベース 134 査読者データベース 300 応募者用端末 400 査読者用端末 500 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 直樹 東京都千代田区内幸町2丁目2番1号 日 本コンベンションサービス株式会社内 (72)発明者 廣江 真 東京都千代田区内幸町2丁目2番1号 日 本コンベンションサービス株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB21 CC00 CC32 EE00 GG00 GG07

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センターサーバと応募者用端末と査読者
    用端末とがネットワークを介して相互に接続されたコン
    ピュータシステムを用いて学会の全体プログラムを編成
    する学会プログラム編成方法であって、 前記センターサーバにおいて、あらかじめ設定された学
    会の日程情報に基づいて個別プログラムの設定可能個所
    を検出し、該設定可能個所の数に応じて個別プログラム
    枠を設定するステップと、 前記応募者用端末において、応募演題と該応募演題の応
    募者の属性情報とを含む応募演題情報の入力を行い、前
    記センターサーバに該応募演題情報を送信するステップ
    と、 前記センターサーバにおいて、前記応募演題の振り分け
    を行い、前記査読者用端末に送信するステップと、 前記査読者用端末において、前記応募演題に対する採点
    結果を入力し、前記センターサーバに送信するステップ
    と、 前記センターサーバにおいて、あらかじめ設定された判
    定基準と前記採点結果とに基づき前記応募演題の採否判
    定を行い、採用演題の決定を行うステップと、 前記センターサーバにおいて、前記採用演題を前記個別
    プログラム枠に配分して個別プログラムを構成するステ
    ップと、 前記センターサーバにおいて、あらかじめ設定された学
    会プログラムのプログラム設定条件と前記個別プログラ
    ムの構成内容とに基づいて暫定プログラムの編成を行う
    ステップと、 前記センターサーバにおいて、前記暫定プログラムに出
    演者の重複が生じているか否かの検出を行うステップ
    と、 前記センターサーバにおいて、前記暫定プログラムに出
    演者の重複を検出した場合、前記個別プログラムの構成
    内容および/または前記プログラム設定条件の変更を促
    し、該変更後の前記個別プログラムの構成内容および/
    または前記プログラム設定条件に基づいて暫定プログラ
    ムを再度編成し、該再度編成した暫定プログラムに出演
    者の重複が生じているか否かの検出を行うステップと、 前記センターサーバにおいて、前記暫定プログラムに出
    演者の重複が検出されない場合、該暫定プログラムを全
    体プログラムとして記憶し、出力するステップと、 前記センターサーバにおいて、前記応募者用端末に前記
    応募演題の採否判定の結果通知を行うステップとを備え
    たことを特徴とする学会プログラム編成方法。
  2. 【請求項2】 前記日程情報は、学会開催日程情報、使
    用会場情報、特別プログラム開催日時情報、該特別プロ
    グラム開催会場情報のいずれかのうち、少なくとも1つ
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の学会プログラ
    ム編成方法。
  3. 【請求項3】 前記判定基準は、前記応募演題全体に共
    通であることを特徴とする請求項1に記載の学会プログ
    ラム編成方法。
  4. 【請求項4】 前記判定基準は、前記応募演題のカテゴ
    リーごとに異なることを特徴とする請求項1に記載の学
    会プログラム編成方法。
  5. 【請求項5】 前記プログラム設定条件は、個別プログ
    ラム開催日時、個別プログラム使用会場、個別プログラ
    ム座長名、個別プログラム演題数、個別プログラム内で
    の発表順のいずれかのうち、少なくとも1つを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の学会プログラム編成方
    法。
  6. 【請求項6】 前記センターサーバにおいて、前記暫定
    プログラムに出演者の重複を検出した場合、該検出した
    出演者の重複内容の出力を行うステップを備えたことを
    特徴とする請求項1に記載の学会プログラム編成方法。
  7. 【請求項7】 コンピュータを用いて学会の全体プログ
    ラムの編成を行う学会プログラム編成方法であって、 あらかじめ設定された学会の日程情報に基づいて個別プ
    ログラムの設定可能個所を検出し、該設定可能個所の数
    に応じて個別プログラム枠を設定するステップと、 応募演題と該応募演題の応募者の属性情報とを含む応募
    演題情報を記憶するステップと、 あらかじめ設定された判定基準と、応募演題に対する採
    点結果とに基づき前記応募演題の採否判定を行うステッ
    プと、 前記採用決定演題を前記個別プログラム枠に配分して個
    別プログラムを構成するステップと、 あらかじめ設定された学会プログラムのプログラム設定
    条件と前記個別プログラムの構成内容とに基づいて暫定
    プログラムの編成を行うステップと、 前記暫定プログラムに出演者の重複が生じているか否か
    の検出を行うステップと、 前記暫定プログラムに出演者の重複を検出した場合、前
    記個別プログラムの構成内容及び/または前記プログラ
    ム設定条件の変更を促し、該変更後の前記個別プログラ
    ムの構成内容及び/または前記プログラム設定条件に基
    づいて暫定プログラムを再度編成し、該再度編成した暫
    定プログラムに出演者の重複が生じているか否かの検出
    を行うステップと、 前記暫定プログラムに出演者の重複が検出されない場
    合、該暫定プログラムを全体プログラムとして記憶し、
    出力するステップとを備えたことを特徴とする学会プロ
    グラム編成方法。
  8. 【請求項8】 前記日程情報は、学会開催日程情報、使
    用会場情報、特別プログラム開催日時情報、及び該特別
    プログラム開催会場情報のいずれかのうち、少なくとも
    1つを含むことを特徴とする請求項7に記載の学会プロ
    グラム編成方法。
  9. 【請求項9】 前記判定基準は、前記応募演題全体に共
    通であることを特徴とする請求項7に記載の学会プログ
    ラム編成方法。
  10. 【請求項10】 前記判定基準は、前記応募演題のカテ
    ゴリーごとに異なることを特徴とする請求項7に記載の
    学会プログラム編成方法。
  11. 【請求項11】 前記プログラム設定条件は、個別プロ
    グラム開催日時、個別プログラム使用会場、個別プログ
    ラム座長名、個別プログラム演題数、個別プログラム内
    での発表順のいずれかのうち、少なくとも1つを含むこ
    とを特徴とする請求項7に記載の学会プログラム編成方
    法。
  12. 【請求項12】 前記暫定プログラムに出演者の重複を
    検出した場合、該検出した出演者の重複内容の出力を行
    うステップを備えたことを特徴とする請求項7に記載の
    学会プログラム編成方法。
  13. 【請求項13】 センターサーバと応募者用端末と査読
    者用端末とがネットワークを介して相互に接続され、学
    会の全体プログラムを編成する学会プログラム編成シス
    テムであって、 前記センターサーバは、 学会の日程情報を記憶する第1の記憶手段と、 学会プログラムのプログラム設定条件を記憶する第2の
    記憶手段と、 応募演題と該応募演題の応募者の属性情報とを含む応募
    演題情報を記憶する第3の記憶手段と、 前記応募演題に対する採点結果と、前記応募演題に対す
    る判定基準とを記憶する第4の記憶手段と、 前記日程情報に基づき個別プログラムの設定可能個所を
    検出し、該設定可能個所の数に応じて個別プログラム枠
    を設定する個別プログラム枠設定手段と、 前記採点結果と前記判定基準とをもとに前記応募演題の
    採否判定を行う採否判定手段と、 前記採用決定演題を前記個別プログラム枠に配分して個
    別プログラムを構成し、該前記個別プログラムの構成内
    容と前記プログラム設定条件とに基づき暫定プログラム
    の編成を行う編成手段と、 前記暫定プログラムに出演者の重複が生じていないか検
    出する検出手段と、 前記検出手段が前記暫定プログラムに出演者の重複を検
    出した場合、前記個別プログラムの構成内容及び/また
    は前記プログラム設定条件の変更を促し、該変更後の前
    記個別プログラムの構成内容及び/または前記プログラ
    ム設定条件に基づいて暫定プログラムを再度編成し、該
    再度編成した暫定プログラムに出演者の重複が生じてい
    るか否かの検出を行う演算手段と、 前記検出手段が出演者の重複を検出しない暫定プログラ
    ムを全体プログラムとして記憶する第5の記憶手段と、 前記全体プログラムの出力を行う第1の出力手段と、 前記応募者用端末と前記応募演題情報および/または前
    記応募演題に対する採否判定結果の送受信を行う第1の
    データ通信手段と、 前記査読者用端末と前記採点結果の送受信を行う第2の
    データ通信手段とを備え、 前記応募者用端末は、 前記応募演題情報を入力する入力手段と、 前記センターサーバと前記応募演題情報および/または
    前記応募演題に対する採否判定結果の送受信を行うデー
    タ通信手段とを備え、 前記査読者用端末は、 前記採点結果を入力する入力手段と、 前記センターサーバと前記採点結果の送受信を行うデー
    タ通信手段とを備えたことを特徴とする学会プログラム
    編成システム。
  14. 【請求項14】 前記日程情報は、学会開催日程情報、
    使用会場情報、特別プログラム開催日時情報、該特別プ
    ログラム開催会場情報のいずれかのうち、少なくとも1
    つを含むことを特徴とする請求項13に記載の学会プロ
    グラム編成システム。
  15. 【請求項15】 前記判定基準は、前記応募演題全体に
    共通であることを特徴とする請求項13に記載の学会プ
    ログラム編成システム。
  16. 【請求項16】 前記判定基準は、前記応募演題のカテ
    ゴリーごとに異なることを特徴とする請求項13に記載
    の学会プログラム編成システム。
  17. 【請求項17】 前記プログラム設定条件は、個別プロ
    グラム開催日時、個別プログラム使用会場、個別プログ
    ラム座長名、個別プログラム演題数、個別プログラム内
    での発表順のいずれかのうち、少なくとも1つを含むこ
    とを特徴とする請求項13に記載の学会プログラム編成
    システム。
  18. 【請求項18】 前記検出手段が出演者の重複を検出し
    た場合、検出した重複内容の出力を行う第2の出力手段
    を備えたことを特徴とする請求項13に記載の学会プロ
    グラム編成システム。
  19. 【請求項19】 学会の全体プログラムの編成を行う学
    会プログラム編成システムであって、 学会の日程情報を記憶する第1の記憶手段と、 学会プログラムのプログラム設定条件を記憶する第2の
    記憶手段と、 応募演題と該応募演題の応募者の属性情報とを含む応募
    演題情報を記憶する第3の記憶手段と、 前記応募演題に対する採点結果と、前記応募演題に対す
    る判定基準とを記憶する第4の記憶手段と、 前記日程情報に基づき個別プログラムの設定可能個所を
    検出し、該設定可能個所の数に応じて個別プログラム枠
    を設定する個別プログラム枠設定手段と、 前記採点結果と前記判定基準とをもとに前記応募演題の
    採否判定を行う採否判定手段と、 前記採用決定演題を前記個別プログラム枠に配分して個
    別プログラムを構成し、該前記個別プログラムの構成内
    容と前記プログラム設定条件とに基づき暫定プログラム
    の編成を行う編成手段と、 前記暫定プログラムに出演者の重複が生じていないか検
    出する検出手段と、 前記検出手段が前記暫定プログラムに出演者の重複を検
    出した場合、前記個別プログラムの構成内容及び/また
    は前記プログラム設定条件の変更を促し、該変更後の前
    記個別プログラムの構成内容及び/または前記プログラ
    ム設定条件に基づいて暫定プログラムを再度編成し、該
    再度編成した暫定プログラムに出演者の重複が生じてい
    るか否かの検出を行う演算手段と、 前記検出手段が出演者の重複を検出しない暫定プログラ
    ムを全体プログラムとして記憶する第5の記憶手段と、 前記全体プログラムの出力を行う第1の出力手段とを備
    えたことを特徴とする学会プログラム編成システム。
  20. 【請求項20】 前記日程情報は、学会開催日程情報、
    使用会場情報、特別プログラム開催日時情報、及び該特
    別プログラム開催会場情報のいずれかのうち、少なくと
    も1つを含むことを特徴とする請求項19に記載の学会
    プログラム編成システム。
  21. 【請求項21】 前記判定基準は、前記応募演題全体に
    共通であることを特徴とする請求項19に記載の学会プ
    ログラム編成システム。
  22. 【請求項22】 前記判定基準は、前記応募演題のカテ
    ゴリーごとに異なることを特徴とする請求項19に記載
    の学会プログラム編成システム。
  23. 【請求項23】 前記プログラム設定条件は、個別プロ
    グラム開催日時、個別プログラム使用会場、個別プログ
    ラム座長名、個別プログラム演題数、個別プログラム内
    での発表順のいずれかのうち、少なくとも1つを含むこ
    とを特徴とする請求項19に記載の学会プログラム編成
    システム。
  24. 【請求項24】 前記検出手段が出演者の重複を検出し
    た場合、検出した重複内容の出力を行う第2の出力手段
    を備えたことを特徴とする請求項19に記載の学会プロ
    グラム編成システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004082256A1 (ja) * 2003-03-14 2004-09-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 緊急通報方法、緊急通報システム、緊急通報装置およびセンター
JP2020140404A (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 株式会社アトラス 開催プログラム編成装置、開催プログラム編成方法及び開催プログラム編成プログラム
JP7018602B1 (ja) * 2021-08-06 2022-02-14 株式会社ファンプ データ収集管理システム及びプログラム
JP7470369B2 (ja) 2020-01-31 2024-04-18 国立大学法人神戸大学 学術論文の査読者検索装置、査読者検索方法、及び査読者検索プログラム

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