JP2002123523A - 検索情報生成装置 - Google Patents

検索情報生成装置

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JP2002123523A
JP2002123523A JP2000317520A JP2000317520A JP2002123523A JP 2002123523 A JP2002123523 A JP 2002123523A JP 2000317520 A JP2000317520 A JP 2000317520A JP 2000317520 A JP2000317520 A JP 2000317520A JP 2002123523 A JP2002123523 A JP 2002123523A
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JP
Japan
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search information
error correction
unit
correction detection
synchronization code
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Pending
Application number
JP2000317520A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Okada
浩行 岡田
Shuichi Watabe
秀一 渡部
Yasuaki Tokuge
靖昭 徳毛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検索情報要素を解析して所定の単位の検索情
報要素に区切りを示す同期符号を付加し、さらに誤り訂
正符号化することで、検索情報要素に頑健性を持たせる
ことができる検索情報生成装置を提供する。 【解決手段】 動画像コンテンツに対応する木構造を有
した検索情報を解析し、所定の単位の検索情報に分離す
る検索情報解析分離部101と、前記分離された所定の
単位の検索情報に対して、同期符号を付加する同期符号
付加部102と、前記分離された所定の単位の検索情報
に対して、誤り訂正検出符号化を行う誤り訂正検出符号
化部103と、前記同期符号が付加されるとともに、前
記誤り訂正検出符号化された所定の単位の検索情報を連
結して、元の検索情報に再構成する検索情報再構成部1
04とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル動画像
コンテンツを検索するための木構造を有した検索情報を
記憶または伝送するための装置に関し、より詳細には、
効率的な記憶または伝送が可能な検索情報を生成する検
索情報生成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル動画像コンテンツは、コンテ
ンツ内のあらゆる時間的あるいは空間(画面)的な箇所
が検索の対象となり得る。このため、厳密に検索を実行
するためには、コンテンツ全体を再生して細部まで確認
する必要がある。しかしながら、そのような検索方法は
およそ効率的ではなく、検索対象となる動画像コンテン
ツの数が増えると更に現実的ではない。
【0003】このような場合に、ユーザが所望のコンテ
ンツあるいはコンテンツ内の所望の箇所を素早く、効率
的に探し出すための方法として、コンテンツに対応した
検索用の付加情報=検索情報(検索用メタデータとも呼
ばれる)を用意し、この検索情報に基づいて検索を実行
し、所望のコンテンツあるいはコンテンツ内の所望の箇
所を得る方法が従来から各種提案されている。
【0004】図22乃至図24は動画像コンテンツに付
加される検索情報の例を示している。尚、図22は一般
的な動画像コンテンツの構造を模式化して表したもので
ある。このような構造は、例えば特開平10-108071号公
報や特開平10-257436号公報に開示されており、広く知
られたものである。
【0005】図22に示すように、1つの動画像全体
は、時間的に幾つかのシーンに分割される。ここで言う
シーンとは、主に意味的なまとまりから成る時間的な区
切りを指し、映画の第1部、第2部のような大きい区切
りから、「AとBがけんかをする」シーンといったごく小
さな区切りまでを含む。
【0006】このため、実際の動画像全体からシーンへ
の分割は、図22に示したような1段階の分割に限るも
のではなく、複数の階層にわたって次第に細分化される
ものである。
【0007】1つのシーンは更に、時間的に幾つかのシ
ョット(あるいは更に細かいシーン)に分割される。こ
こで言うショットとは、1回の動作で撮影された連続す
るフレーム画像から構成される時間的な1区切りであ
り、動画像中においては2つの編集点(カット点)で挟
まれた区切りを指す。
【0008】ショットは一種のシーンであり、ショット
を更に細かいショット(サブショット)に分割すること
も可能である。また、図示していないが、ショットは最
終的に1つ1つのフレーム画像にまで分割することが可
能である。
【0009】このように、動画像コンテンツは、全体か
ら部分、更に細かい部分へと細分化されていく階層的な
構造を持つ。そして、各階層毎に対応した検索情報が付
される。
【0010】図23は図22の動画像コンテンツに対す
る検索情報を表したものである。動画像コンテンツの検
索情報は、図23に示すような木構造で表される。ここ
で、動画像コンテンツの検索情報は、構造的検索情報、
意味的検索情報、及び信号的検索情報で構成される。
【0011】構造的検索情報とは、図22で示した動画
像コンテンツの階層構造を表すための情報である。構造
的検索情報には、木の構造、即ち動画像全体における各
シーンあるいはショット相互の関係を表すための構造化
情報と、分割されたシーンあるいはショット各々の属性
を表す構造属性情報とが含まれる。
【0012】図23の木(ツリー)では、根(ルート)
が動画像全体を表し、各節(ノード)が分割された各シ
ーンあるいはショットを表す。この時、木の根あるいは
各節に付されるノードIDや階層情報等が構造化情報に
あたり、シーンあるいはショット各々に付される開始時
刻、終了時刻情報等が、構造属性情報にあたる。
【0013】意味的検索情報とは、コンテンツの意味内
容上における特徴に基づいて規定される検索情報であ
る。例えば、動画像コンテンツ全体に対するタイトル、
製作者情報、シーンに対する情景描写情報等が、意味的
検索情報にあたる。
【0014】信号的検索情報とは、コンテンツの信号上
の物理的な特徴に基づいて規定される検索情報である。
例えば、各ショット(あるいはその代表フレーム画像)
に対する色頻度情報、動き強度情報等が、信号的検索情
報にあたる。
【0015】これらの意味的検索情報並びに信号的検索
情報は、対応する各節に連結された葉(リーフ)として
与えられる。
【0016】図24は図23に示された木構造から成る
検索情報を記録する際の記録形式を示したものである。
図24に示されるように、図23の木構造から成る検索
情報は、木を左端(時間的に前)の根、節、葉から順に
手繰る順に記録される。
【0017】図22乃至図24では、最上位層(木の
根)を1つの動画像コンテンツ全体としているが、これ
は1つの動画像コンテンツに限らず、複数の動画像の集
合として考えることも可能である。
【0018】例えば、最上位層を1つのチャンネルで一
日に放送される映像番組全体とする。1つのチャンネル
で一日に放送される映像番組全体は、次の階層で1つ1
つの番組、即ち各々の動画像コンテンツに分割される。
更に、各動画像コンテンツは複数のシーンに分割され、
シーンは複数のショットへと分割される。
【0019】木構造を有する動画像コンテンツの検索情
報では、コンテンツの持つ時間的な構造を、各種の検索
情報と結び付けてユーザに理解し易い形で提供すること
ができる。そのため、検索情報に基づいてユーザが視認
を行いながらコンテンツを編集する、あるいは検索情報
そのものを編集する、等の作業に非常に適している。
【0020】但し、コンテンツのサイズが大きくなる
と、検索情報を表す木のサイズも膨大なものとなる。さ
らに、検索情報の記述子の長さに規定はなく、様々な長
さとなっている。
【0021】これらの検索情報データは、バイナリフォ
ーマットでサーバに蓄積されたり、クライアント端末か
らサーバにアクセスし検索情報を取得する際には、バイ
ナリフォーマットのストリームデータとして伝送され
る。
【0022】動画像コンテンツのデータ及び検索情報デ
ータがサーバに蓄積され、ユーザが離れたクライアント
端末からサーバにアクセスし、検索情報データを取得し
て端末上で検索を実行する、といった実行モデルを考え
る。この場合、膨大な検索情報を全て取得してからでな
ければユーザは検索が実行できない、といった状況は好
ましくない。
【0023】即ち、木構造を有する動画像コンテンツの
検索情報を適当な小単位の検索情報に分割して伝送し、
受け取った小単位の検索情報によってもユーザがある程
度の検索が実行可能であることが望まれる。
【0024】従来の木構造を有する動画像コンテンツの
検索情報では、図25に示すように、シーンあるいはシ
ョットといった時間的区切りに合わせて分割し、小単位
の検索情報を構成することが可能である。これは、図2
6に示すように、木の各節を起点とした葉あるいは節の
集合を単位として分割することにより得られるものであ
る。
【0025】この時間的な区切りに合わせて分割される
小単位の検索情報は、コンテンツの時間的な構造をその
まま保持しているため、コンテンツデータと同期させて
伝送し、オンラインでコンテンツを検索情報を基にフィ
ルタリングするような利用に適している。
【0026】尚、本願明細書では、構造的検索情報にお
けるノードID情報、意味的検索情報における行動描写
情報、信号的検索情報における色頻度情報、動き強度情
報等の各々を、構造的検索情報、意味的検索情報、信号
的検索情報の「検索情報要素」と呼称する。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】木構造を有する動画像
コンテンツの検索情報をサーバから伝送路を介して伝送
するとき、伝送路の符号誤りという問題を考える必要が
ある。また、検索情報を記憶媒体に記憶させて保存して
おく場合でも、誤りの影響を考慮しなければならない。
【0028】しかしながら、上述のような検索情報の構
成では、誤りが生じた場合には、検索情報要素の境界を
見失い、同期を喪失した状態になってしまうため、検索
情報を利用することが不可能になる。
【0029】また、検索を実行する場合、木の節や検索
情報要素の種別毎に検索情報を利用する方が効率的であ
るが、検索情報要素が入り組んだ状態でそれらの区切り
を示す位置が明確でないため、所望の検索情報要素を速
やかに探すことが困難であるという問題がある。
【0030】さらに、たまたま検索情報要素の境界を見
つけることができたとしても誤ってしまっている部分を
訂正することはできない。
【0031】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、検索情報要素を解析して所定の単位の検索情報
要素に区切りを示す同期符号を付加し、さらに誤り訂正
検出符号化することで、検索情報要素に頑健性を持たせ
ることができる検索情報生成装置を提供するものであ
る。
【0032】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、動
画像コンテンツに対応する木構造を有した検索情報を解
析し、所定の単位の検索情報に分離する検索情報解析分
離手段と、前記検索情報解析分離手段で分離された所定
の単位の検索情報に同期符号を付加する同期符号付加手
段と、前記同期符号付加手段で同期符号が付加された所
定の単位の検索情報を連結して、元の検索情報に再構成
する検索情報再構成手段とを備えたことを特徴とする。
【0033】本願の第2の発明は、動画像コンテンツに
対応する木構造を有した検索情報を解析し、所定の単位
の検索情報に分離する検索情報解析分離手段と、前記検
索情報解析分離手段で分離された所定の単位の検索情報
に対して、同期符号を付加する同期符号付加手段と、前
記検索情報解析分離手段で分離された所定の単位の検索
情報に対して、誤り訂正検出符号化を行う誤り訂正検出
符号化手段と、前記同期符号付加手段で同期符号が付加
されるとともに、前記誤り訂正検出符号化手段で誤り訂
正検出符号化された所定の単位の検索情報を連結して、
元の検索情報に再構成する検索情報再構成手段とを備え
たことを特徴とする。
【0034】本願の第3の発明は、動画像コンテンツに
対応する木構造を有した検索情報を解析し、所定の単位
の検索情報に分離するとともに、分離された所定の単位
の検索情報が属する木構造内の階層を示す階層位置情報
を出力する検索情報解析分離手段と、前記検索情報解析
分離手段で分離された所定の単位の検索情報に対して、
同期符号を付加する同期符号付加手段と、前記検索情報
解析分離手段で分離された所定の単位の検索情報に対し
て、前記検索情報解析分離手段からの階層位置情報に基
づき、誤り訂正検出符号化の方法を示すフラグを付加す
る誤り訂正検出符号化フラグ付加手段と、前記検索情報
解析分離手段で分離された所定の単位の検索情報に対し
て、前記誤り訂正検出符号化フラグ付加手段で付加され
たフラグに基づき、所定の誤り訂正検出符号化を行う誤
り訂正検出符号化手段と、前記同期符号付加手段で同期
符号が付加されるとともに、前記誤り訂正検出符号化手
段で誤り訂正検出符号化された所定の単位の検索情報を
連結して、元の検索情報に再構成する検索情報再構成手
段とを備えたことを特徴とする。
【0035】本願の第4の発明は、動画像コンテンツに
対応する木構造を有した検索情報を解析し、所定の単位
の検索情報に分離するとともに、分離された所定の単位
の検索情報が属する木構造内の階層を示す階層位置情報
を出力する検索情報解析分離手段と、前記検索情報解析
分離手段で分離された所定の単位の検索情報に対して、
同期符号を付加する同期符号付加手段と、前記検索情報
解析分離手段で分離された所定の単位の検索情報に対し
て、前記検索情報解析分離手段からの階層位置情報と誤
り訂正検出符号化を外部から制御する誤り訂正検出符号
化制御情報とに基づき、誤り訂正検出符号化の方法を示
すフラグを付加する誤り訂正検出符号化フラグ付加手段
と、前記検索情報解析分離手段で分離された所定の単位
の検索情報に対して、前記誤り訂正検出符号化フラグ付
加手段で付加されたフラグに基づき、所定の誤り訂正検
出符号化を行う誤り訂正検出符号化手段と、前記同期符
号付加手段で同期符号が付加されるとともに、前記誤り
訂正検出符号化手段で誤り訂正検出符号化された所定の
単位の検索情報を連結して、元の検索情報に再構成する
検索情報再構成手段とを備えたことを特徴とする。
【0036】本願の第5の発明は、動画像コンテンツに
対応する木構造を有した検索情報を解析し、所定の単位
の検索情報に分離するとともに、分離された所定の単位
の検索情報が属する木構造内の階層を示す階層位置情
報、および分離された所定の単位の検索情報が前記動画
像コンテンツの構造を表す構造的検索情報か、前記動画
像コンテンツの意味内容的な特徴を表す意味的検索情報
か、前記動画像コンテンツの信号上の物理的な特徴を表
す信号的検索情報かを示す種別情報を出力する検索情報
解析分離手段と、前記検索情報解析分離手段で分離され
た所定の単位の検索情報に対して、前記検索情報解析分
離手段からの階層位置情報に基づき、同期符号を付加す
る同期符号付加手段と、前記検索情報解析分離手段で分
離された所定の単位の検索情報に対して、前記検索情報
解析分離手段からの種別情報に基づき、誤り訂正検出符
号化の方法を示すフラグを付加する誤り訂正検出符号化
フラグ付加手段と、前記検索情報解析分離手段で分離さ
れた所定の単位の検索情報に対して、前記誤り訂正検出
符号化フラグ付加手段で付加されたフラグに基づき、所
定の誤り訂正検出符号化を行う誤り訂正検出符号化手段
と、前記同期符号付加手段で同期符号が付加されるとと
もに、前記誤り訂正検出符号化手段で誤り訂正検出符号
化された所定の単位の検索情報を連結して、元の検索情
報に再構成する検索情報再構成手段とを備えたことを特
徴とする。
【0037】本願の第6の発明は、前記第3乃至第5の
発明において、前記誤り訂正検出符号化手段が、前記誤
り訂正検出符号化フラグ付加手段で付加した誤り訂正検
出符号化フラグを含めて誤り訂正検出符号化することを
特徴とする。
【0038】本願の第7の発明は、動画像コンテンツに
対応する木構造を有した検索情報検索情報を解析し、所
定の単位の検索情報に分離するとともに、分離された所
定の単位の検索情報が前記動画像コンテンツの構造を表
す構造的検索情報か、前記動画像コンテンツの意味内容
的な特徴を表す意味的検索情報か、前記動画像コンテン
ツの信号上の物理的な特徴を表す信号的検索情報かを示
す種別情報を出力する検索情報解析分離手段と、前記検
索情報解析分離手段で分離された所定の単位の検索情報
に対して、前記検索情報解析分離手段からの種別情報に
基づき、同期符号を付加する同期符号付加手段と、前記
検索情報解析分離手段で分離された所定の単位の検索情
報に対して、誤り訂正検出符号化を行う誤り訂正検出符
号化手段と、前記同期符号付加手段で同期符号が付加さ
れるとともに、前記誤り訂正検出符号化手段で誤り訂正
検出符号化された所定の単位の検索情報を連結して、元
の検索情報に再構成する検索情報再構成手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0039】本願の第8の発明は、前記第1乃至第7の
発明において、前記検索情報解析分離手段が、前記木構
造における各節に属する葉の検索情報を所定の単位とし
て分離することを特徴とする。
【0040】本願の第9の発明は、前記第2乃至第8の
発明において、前記誤り訂正検出符号化手段が、前記木
構造における各節に属する葉の検索情報毎に誤り訂正検
出符号化することを特徴とする。
【0041】本願の第10の発明は、前記第2乃至第8
の発明において、前記誤り訂正検出符号化手段が、前記
木構造における各節に属する各葉の検索情報毎に誤り訂
正検出符号化することを特徴とする。
【0042】本願の第11の発明は、前記第2乃至第1
0の発明において、前記誤り訂正検出符号化手段が、前
記同期符号付加手段で付加した同期符号を含めて誤り訂
正検出符号化することを特徴とする。
【0043】本願の第12の発明は、前記第2乃至第1
1の発明において、前記誤り訂正検出符号化手段が、誤
り訂正検出符号化する際に情報ビットが不足する場合
に、不足した分のフィルビットを挿入して誤り訂正検出
符号化を行うことを特徴とする。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の検索情報生成装置
の第1の実施形態について、図1乃至図9とともに詳細
に説明する。
【0045】図1は本実施形態における検索情報生成装
置の概略構成を示す機能ブロック図である。図1におい
て、101は検索情報のストリームデータを入力とし、
検索情報の構成や内容を解析して、検索情報要素を所定
の単位に分離して出力する検索情報解析分離部、102
は検索情報の所定の単位毎に同期回復のための同期符号
を付加して出力する同期符号付加部である。
【0046】また、103は検索情報要素を誤り訂正符
号化して出力する誤り訂正検出符号化部、104は同期
符号が付加され、誤り訂正符号化が行われた所定の単位
の検索情報要素を、ストリームデータとして再構成して
出力する検索情報再構成部である。
【0047】次に、この第1の実施形態の検索情報生成
装置の動作を説明する。検索情報解析分離部101は、
動画像コンテンツに付された木構造を有する検索情報を
入力とし、入力された検索情報を解析して、木の節毎の
検索情報要素に分離する。
【0048】図2は本実施形態で用いる検索情報を示す
説明図である。説明の簡便のため、この検索情報では、
構造的検索情報要素はノードID情報及び時刻情報の
み、意味的検索情報要素は情景描写情報、登場人物情報
及び行動描写情報のみ、信号的検索情報要素は代表色情
報、色頻度情報及び動き強度情報のみで成るものとして
いる。
【0049】但し、実際の検索情報は更に多様な検索情
報から成る。また、この木構造で記述された検索情報
を、記憶したり伝送する場合には、バイナリのフォーマ
ットのストリームデータに変換される。
【0050】図3は検索情報解析分離部101に入力さ
れる検索情報のストリームデータ301の一部を表して
おり、図3において、太線の四角で囲われた部分が検索
情報において同じ節に属する検索情報要素を示し、細線
で区切られた部分が各検索情報要素を示している。
【0051】尚、図示はしていないが、動き強度#1-2の
検索情報要素の後には、木構造の他の検索情報要素が続
く。検索情報のストリームデータ301を先頭から読込
んで順次解析することで、各々の節に分離することが可
能である。分離された節は順次、同期符号付加部102
に渡される。
【0052】同期符号付加部102では、検索情報解析
分離部101で節毎に分離された検索情報要素に同期符
号としてユニークワードを付加する。これは、あるビッ
トパターンを同期回復用のユニークワードとして設定
し、検索情報のストリームデータ中の節毎に挿入すると
ともに、節以外ではこのユニークワードが出現しないよ
うにする。
【0053】検索情報のストリームデータに誤りを検出
した場合は、ユニークワードだけを探せばそこを同期回
復点として、以降の検索情報を有効にすることが可能と
なる。
【0054】図4は分離された節毎の先頭に同期符号UW
401、UW402、UW403を付加した例を示す説明図
である。同期符号が付加された節毎の検索情報要素は誤
り訂正検出符号化部103に渡される。
【0055】誤り訂正検出符号化部103は、同期符号
付加部102から渡された同期符号を除く検索情報要素
に対して、誤り訂正符号化や誤り検出符号化を実施す
る。ここでは、移動通信システムに用いられており、マ
ルチパスフェージングなどの妨害がある低品質伝送路で
使用される(43、31)BCH符号により、誤り訂正
符号化を行う例を説明する。
【0056】尚、(43、31)というのは、符号長が
43ビットで、その内31ビットが情報ビットであるこ
とを意味しており、そのときの冗長ビットは12ビット
となる。
【0057】図5はUW403が付加された節における検
索情報要素を31ビット毎の情報ビットに区切り情報ビ
ット501、情報ビット502、情報ビット503、情
報ビット504、情報ビット505に分けた例を示して
いる。
【0058】そして、情報ビット毎に(43、31)B
CH符号化を行うことで、12ビットの冗長ビットが得
られる。例えば、情報ビット501には冗長ビット50
6が付加されて、符号長43ビットの誤り訂正符号化さ
れた検索情報要素が得られる。
【0059】情報ビット502から情報ビット504に
対しても、同様に誤り訂正符号化が実施される。しか
し、情報ビット505のように、20ビットしかなく3
1ビットに満たないものに対しては、フィルビットとし
て0を不足分の11ビット付加した後、誤り訂正符号化
を行う。
【0060】検索情報再構成部104では、同期符号が
付加されるとともに誤り訂正符号化された各節毎の検索
情報要素をそれぞれ連結して、元の検索情報のストリー
ムデータに再構成する。
【0061】図6は同期符号が付加され、誤り訂正符号
化された検索情報要素を連結して、再構成された検索情
報のストリームデータ601を示す説明図である。本実
施形態のように、同期符号を付加し、検索情報要素に誤
り訂正符号化した検索情報のストリームデータであれ
ば、これにエラーが発生してもその影響を軽減すること
ができる。
【0062】次に、上述の検索情報を利用するときの動
作の一例について説明する。図7は検索情報のストリー
ムデータの一部を示すが、節には同期符号が付加されて
おり、検索情報要素は誤り訂正符号化が行われているも
のとする。
【0063】検索情報ストリームデータの読込みには、
まず、同期符号を探して各節の先頭を見つける。そし
て、その位置から43ビット毎に(43、31)BCH
復号を次の手順で実施する。 (1)43ビットのデータより、シンドロームを計算す
る。 (2)シンドロームの状態から、誤りの有無、誤りが訂正
可能/不可能を判断する。 (3)シンドロームから誤り位置多項式の係数を求める。 (4)誤り位置多項式から誤り位置を求める。 (5)誤りを訂正する。
【0064】ここで、シンドロームの状態から情報ビッ
ト701、703、704、705には、誤りが無いこ
とが分かるので、それぞれの冗長ビット706、70
8、709、710を除去して連結する。また、誤りが
ある場合は、訂正可能/不可能の状態により以下の処理
が行われる。
【0065】1.訂正可能の誤りがある場合 上記(3)〜(5)の方法により誤り訂正を行い、訂正後の
情報ビットを直前の情報ビットに連結する。図7では、
情報ビット702に誤りがあり、誤り訂正された情報ビ
ット711を直前の情報ビットに連結している。
【0066】2.訂正不可能の誤りがある場合 図8に示すように、情報ビット801に訂正不可能な誤
りが発生した場合は、誤りの長さが特定できないので、
情報ビット801とその冗長ビット802までのデータ
を廃棄する。また、廃棄された情報ビット803のよう
に、途中の情報ビットが廃棄されたために以降の正しい
検索情報要素が復元できないときには、次の同期符号ま
でのストリームデータを廃棄する。
【0067】上記のように、誤り訂正符号化を実施した
ストリームデータを検索情報として利用することによ
り、誤りが発生した場合でも、その影響をなくしたり、
軽減したりすることが可能となる。
【0068】以上の説明では、各節に属する検索情報要
素の区別なしに誤り訂正符号化を連続して実施したが、
各検索情報要素毎に誤り訂正符号化を実施することもで
きる。この場合、各検索情報要素の先頭から誤り訂正符
号化を開始する。そして、前述したように検索情報要素
の終わりで情報ビットが不足するときは、フィルビット
を挿入してビット長を調整する。
【0069】図9は検索情報要素の登場人物#1-1 90
1を誤り訂正符号化する例を示している。情報ビット9
02に対して誤り訂正符号化したときの冗長ビットは9
06となり、同様に情報ビット903、904に対して
も誤り訂正符号化を実施する。また、情報ビット905
に対しては、誤り訂正符号化の際のビット長が不足する
ため、フィルビット907を付加して、冗長ビット90
8を生成する。
【0070】尚、誤り訂正符号化は(43、31)BC
H符号に限らず、例えば、ゴーレイ符号やリードソロモ
ン符号などの他の方法を用いても良い。また、誤り検出
用のCRC符号を用いることもできる。
【0071】さらに、同期符号にも誤り訂正符号化を行
うことができ、その場合は同期符号のビット長と同じ長
さを情報ビットとする誤り訂正符号化を用いる。これに
よって、無駄なフィルビットを付加する必要が無くな
る。また、CRC符号化を行っても良い。
【0072】以上のように、本発明の第1の実施形態に
よれば、検索情報を解析して、節毎の検索情報要素に同
期符号を付加することで、同期回復点を得ることがで
き、検索情報のストリームデータに誤りが発生したとき
でも、そこから次の同期符号を探すことにより、以降の
検索情報を有効にすることができる。
【0073】さらに、検索情報要素を誤り訂正符号化す
ることで、検索情報に発生した誤りを訂正することがで
きる。また、誤りを訂正できなくとも、誤りを検出でき
れば、その情報ビットを廃棄することで、以降の検索情
報を有効にすることができる。そしてまた、同期符号を
探すだけで節を移動することができるため、速やかに目
的とする節に移動することができる。
【0074】また、誤り訂正符号化を行うときに情報ビ
ットが不足した場合、不足分のフィルビットを用いるこ
とで、誤り訂正符号化を実施できるようになり、誤りに
耐性をもたせることができる。
【0075】そしてまた、検索情報要素毎に誤り訂正符
号化を行うことで、各検索情報要素で独立して誤り訂正
符号化ができるので、誤りが発生した場合でも、次の検
索情報要素に影響を及ぼさないようにすることができ
る。
【0076】次に、本発明の検索情報生成装置の第2の
実施形態について、図10乃至図12とともに説明す
る。
【0077】図10は本実施形態における検索情報生成
装置の概略構成を示す機能ブロック図である。図10に
おいて、1001は検索情報のストリームデータを入力
とし、検索情報の構成や内容を解析して、検索情報要素
を所定の単位に分離して出力する検索情報解析分離部、
1002は検索情報の所定の単位毎に同期回復のための
同期符号を付加して出力する同期符号付加部である。
【0078】また、1003は検索情報の解析結果に基
づいて、誤り訂正符号化の方法を示すフラグを付加する
誤り訂正検出符号化フラグ付加部、1004は誤り訂正
符号化の方法を示すフラグに基づいて、検索情報要素を
誤り訂正符号化して出力する誤り訂正検出符号化部であ
る。
【0079】さらに、1005は同期符号と誤り訂正符
号化フラグとが付加されるとともに誤り訂正符号化が行
われた所定の単位の検索情報要素を、ストリームデータ
として再構成して出力する検索情報再構成部である。
【0080】次に、この第2の実施形態の検索情報生成
装置の動作を説明する。検索情報解析分離部1001
は、動画像コンテンツに付された木構造を有する検索情
報を入力とし、入力された検索情報を解析して、木の節
毎の検索情報要素に分離する。このとき、各節が木構造
において、どの階層に属するかを示す階層位置情報も出
力する。
【0081】本実施形態で用いる検索情報の木構造は、
図2に示したように、根から2階層で構成されており、
根は一番上のID#0の検索情報要素が属する位置であ
り、1階層目は根から1つ下のID#1、ID#2、ID#3の
検索情報要素が属する位置であり、2階層目はその下の
ID#1−1、ID#1−2、ID#2−1、ID#2−2、ID#3
−1、ID#3−2の検索情報要素が属する位置である。
【0082】そして、図3に示した検索情報のストリー
ムデータ301は検索情報解析分離部1001に入力さ
れ、分離された節毎の検索情報要素は順次、同期符号付
加部1002に渡される。同時に、各節がどの階層に属
するかを示す階層位置情報を誤り訂正検出符号化フラグ
付加部1003に出力する。
【0083】同期符号付加部1002では、検索情報解
析分離部1001で節毎に分離された検索情報要素に同
期符号を付加して、誤り訂正検出符号化フラグ付加部1
003に渡す。
【0084】誤り訂正検出符号化フラグ付加部1003
では、検索情報解析分離部1001から出力された階層
位置情報に基づき、誤り訂正符号化の方法を示すフラグ
を同期符号の後に付加する。
【0085】図11は各節の分離された検索情報要素毎
に同期符号のUW1101、UW1102、UW1103を付
加するとともに、誤り訂正符号化の方法を示すフラグで
あるEC0フラグ1104、EC1フラグ1105、EC2フ
ラグ1106を付加した状態を示す。
【0086】誤り訂正検出符号化部1004は、同期符
号および誤り訂正符号化の方法を示すフラグを除く検索
情報要素に対して、誤り訂正符号化を実施する。ここで
は、3種類の誤り訂正符号化方法を仮定し、最も誤り訂
正能力が高いものを第1の誤り訂正符号化、次に誤り訂
正能力が高いものを第2の誤り訂正符号化、誤り訂正能
力が最も低いものを第3の誤り訂正符号化とする。
【0087】ここで、誤り訂正能力が高ければ高いほど
誤りに強くなるが、その分冗長ビットも多くなるので、
検索情報を使用する環境での誤りの状態により符号化方
式を適切に選択する必要がある。
【0088】本実施形態の場合、図12に示すように、
根の検索情報は木の根幹を成し重要なため、EC0フラグ
1104をもつ検索情報には、第1の誤り訂正符号化に
より誤り訂正符号化を実施する。
【0089】また、1階層目のEC1フラグ1105をも
つ検索情報には、第2の誤り訂正符号化により誤り訂正
符号化を実施する。2階層目のEC2フラグ1106をも
つ検索情報は検索情報要素が多いため、また細部の検索
情報に関する内容であり全体に対する重要性は低いた
め、第3の誤り訂正符号化により誤り訂正符号化を実施
する。尚、誤り訂正符号化の方法は、基本的に第1の実
施形態の方法を用いることができる。
【0090】検索情報再構成部1105では、同期符号
および誤り訂正符号化フラグが付加され、誤り訂正符号
化された各節毎の検索情報要素をそれぞれ連結して、元
の検索情報のストリームデータに再構成する。
【0091】また、誤り訂正符号化フラグにも誤り訂正
符号化を行うことができ、その場合は、誤り訂正符号化
フラグのビット長と同じ長さを情報ビットとする誤り訂
正符号化を用いる。これによって、無駄なフィルビット
を付加する必要が無くなる。また、CRC符号化を行っ
ても良い。
【0092】以上のように、本発明の第2の実施形態に
よれば、検索情報の木構造の階層毎に誤り訂正能力の異
なる誤り訂正符号化を行うことにより、検索情報の重要
度に適合した誤り訂正符号化を実施することができ、冗
長ビットの増加を防止することができる。
【0093】また、同期符号の後に誤り訂正符号化の方
法を示すフラグを付加することで、検索情報に複数種の
誤り訂正符号化が実施されていても、使用されている方
法が認識できるので、それぞれの誤り訂正復号が可能と
なる。
【0094】尚、上記第2の実施の形態においても、誤
り訂正検出符号化部103は、同期符号付加部102で
付加された同期符号を含めて誤り訂正検出符号化するよ
うにしても良い。
【0095】次に、本発明の検索情報生成装置の第3の
実施形態について、図13乃至図15とともに説明す
る。
【0096】図13は本実施形態における検索情報生成
装置の概略構成を示す機能ブロック図である。図13に
おいて、1301は検索情報のストリームデータを入力
とし、検索情報の構成や内容を解析して、検索情報要素
を所定の単位に分離して出力する検索情報解析分離部、
1302は検索情報の所定の単位毎に同期回復のための
同期符号を付加して出力する同期符号付加部である。
【0097】また、1303は検索情報の解析結果と誤
り訂正検出符号化制御情報とに基づいて、誤り訂正符号
化の方法を示すフラグを付加する誤り訂正検出符号化フ
ラグ付加部、1304は誤り訂正符号化の方法を示すフ
ラグに基づいて、検索情報要素を誤り訂正符号化して出
力する誤り訂正検出符号化部である。
【0098】さらに、1305は同期符号と誤り訂正符
号化フラグとが付加され、誤り訂正符号化が行われた所
定の単位の検索情報要素を、ストリームデータとして再
構成して出力する検索情報再構成部である。
【0099】次に、この第3の実施形態の検索情報生成
装置の動作を説明する。検索情報解析分離部1301
は、動画像コンテンツに付された木構造を有する検索情
報を入力とし、入力された検索情報を解析して、木の節
毎の検索情報要素に分離する。このとき、各節が木構造
において、どの階層に属するかを示す階層位置情報も出
力する。
【0100】検索情報のストリームデータは検索情報解
析分離部1301に入力され、分離された節毎の検索情
報要素は順次、同期符号付加部1302に渡される。同
時に、各節がどの階層に属するかを示す階層位置情報を
誤り訂正検出符号化フラグ付加部1303に出力する。
【0101】同期符号付加部1302では、検索情報解
析分離部1301で節毎に分離された検索情報要素に同
期符号を付加して誤り訂正検出符号化フラグ付加部13
03に渡す。
【0102】誤り訂正検出符号化フラグ付加部1303
では、検索情報解析分離部1301から出力された階層
位置情報と誤り訂正検出符号化制御情報とに基づき、誤
り訂正符号化の方法を示すフラグを同期符号の後に付加
する。誤り訂正検出符号化制御情報は、例えば、検索情
報を伝送する際の伝送路の誤り率や記憶媒体の誤り率な
どであり、適切な誤り訂正符号化を行うための指針とな
る情報である。
【0103】すなわち、伝送路や記憶媒体の誤り率が高
ければ誤り訂正能力の高い誤り訂正符号化が必要であ
り、また、それらの誤り率が低ければ誤り訂正能力は低
くても十分である。このようにして、目的に応じた誤り
訂正符号化を実施できるようにしている。
【0104】図14は誤り訂正符号化フラグの選択の方
法を示す説明図であり、誤り訂正検出符号化制御情報に
よって、誤り率が高いほど誤り訂正能力の高いフラグの
組が選択できるようになっている。そして、階層位置情
報に基づき、各階層毎の重要度により節に付加するフラ
グを決定する。
【0105】例えば、根には組の中から1番誤り訂正能
力の高い誤り訂正符号化の方法、1階層目には次に誤り
訂正能力の高い誤り訂正符号化の方法、2階層目には1
番低い誤り訂正能力の誤り訂正符号化の方法を選択す
る。
【0106】誤り訂正検出符号化部1304は、同期符
号および誤り訂正符号化の方法を示すフラグを除く検索
情報に対して、上記第2の実施形態と同様に、誤り訂正
符号化を行う。
【0107】図15は誤り訂正符号化フラグに基づいて
どの符号化方法を使用するかを示した説明図である。す
なわち、根の検索情報要素には第1の誤り訂正符号化、
1階層目の節の検索情報要素には第2の誤り訂正符号
化、2階層目の節の検索情報要素には第3の誤り訂正符
号化を使用する。
【0108】検索情報再構成部1305では、同期符号
および誤り訂正符号化フラグが付加され、誤り訂正符号
化された各節毎の検索情報要素をそれぞれ連結して、元
の検索情報のストリームデータに再構成する。
【0109】以上のように、本発明の第3の実施形態に
よれば、検索情報を伝送する際の伝送路の誤り率や記憶
媒体の誤り率などの情報に基づいて、検索情報の誤り訂
正符号化を実施することにより、目的にあった誤り訂正
符号化を実施することができる。
【0110】尚、上記第3の実施の形態においても、誤
り訂正検出符号化部1304は、同期符号付加部130
2で付加された同期符号、又は/及び誤り訂正検出符号
化フラグ付加部1303で付加されたフラグを含めて誤
り訂正検出符号化するようにしても良い。
【0111】次に、本発明の検索情報生成装置の第4の
実施形態について、図16乃至図18とともに説明す
る。
【0112】図16は本実施形態における検索情報生成
装置の概略構成を示す機能ブロック図である。図16に
おいて、1601は検索情報のストリームデータを入力
とし、検索情報の構成や内容を解析して、検索情報要素
を所定の単位に分離して出力する検索情報解析分離部、
1602は検索情報の解析結果に基づいて、検索情報の
所定の単位毎に同期回復のための同期符号を付加して出
力する同期符号付加部である。
【0113】また、1603は検索情報の解析結果に基
づいて、誤り訂正符号化の方法を示すフラグを付加する
誤り訂正検出符号化フラグ付加部、1604は検索情報
要素の誤り訂正符号化の方法を示すフラグに基づいて、
誤り訂正符号化して出力する誤り訂正検出符号化部、1
605は同期符号と誤り訂正符号化フラグとが付加さ
れ、誤り訂正符号化が行われた検索情報要素を、ストリ
ームデータとして再構成して出力する検索情報再構成部
である。
【0114】次に、この第4の実施形態の検索情報生成
装置の動作を説明する。検索情報解析分離部1601
は、動画像コンテンツに付された木構造を有する検索情
報を入力とし、入力された検索情報を解析して、検索情
報要素の種別毎に分離する。
【0115】分離された検索情報要素は順次、同期符号
付加部1602に渡される。同時に、各節がどの階層に
属するかを示す階層位置情報も同期符号付加部1602
に出力する。また、検索情報要素が構造的検索情報要素
か、意味的検索情報要素か、信号的検索情報要素かを示
す種別情報を、誤り訂正検出符号化フラグ付加部160
3に出力する。
【0116】同期符号付加部1602では、検索情報解
析分離部1601で検索情報要素の種別毎に分離された
検索情報要素に対して、検索情報解析分離部1601か
ら出力された階層位置情報に基づき、階層毎に異なる同
期符号を各節の最初の検索情報要素の先頭に付加して、
誤り訂正検出符号化フラグ付加部1603に渡す。
【0117】図17は根、1階層目、2階層目にそれぞ
れ同期符号として、UW0 1701、UW1 1702、UW2
1703が付加された各階層毎の検索情報要素を示す説
明図である。
【0118】誤り訂正検出符号化フラグ付加部1603
では、検索情報解析分離部1601から出力された種別
情報に基づき、誤り訂正符号化の方法を示すフラグを各
節毎に各種別毎の検索情報要素の前に付加する。
【0119】図18は誤り訂正符号化フラグを付けた例
を示しており、重要度が高い構造的検索情報要素には誤
り訂正能力の高い誤り訂正符号化を実施することを示す
EC0フラグ、次に重要度が高い意味的検索情報要素には
誤り訂正能力が2番目に高い誤り訂正符号化を実施する
ことを示すEC1フラグ、信号的検索情報要素には誤り訂
正能力が3番目の誤り訂正符号化を実施することを示す
EC2フラグを、それぞれの種別毎の検索情報要素の前に
付加している。
【0120】誤り訂正検出符号化部1604は、同期符
号および誤り訂正符号化の方法を示すフラグを除く検索
情報に対して、誤り訂正符号化フラグに基づき、誤り訂
正符号化を実施する。なお、誤り訂正符号化の方法は、
基本的に上記第1の実施形態と同様の方法を用いること
ができる。
【0121】検索情報再構成部1605では、同期符号
および誤り訂正符号化フラグが付加され、誤り訂正符号
化された各検索情報要素をそれぞれ連結して、元の検索
情報のストリームデータに再構成する。
【0122】以上のように、本発明の第4の実施形態に
よれば、検索情報に付加する同期符号を節の階層毎に異
なる符号とすることで、目的とする節の階層を速やかに
探すことが可能となる。
【0123】また、検索情報の種別毎に異なる誤り訂正
符号化の方法を示すフラグを付加して、異なる誤り訂正
能力の誤り訂正符号化を実施することにより、それぞれ
の検索情報の重要度に応じた誤り訂正符号化を実施する
ことができる。
【0124】尚、上記第4の実施の形態においても、誤
り訂正検出符号化部1604は、同期符号付加部160
2で付加された同期符号、又は/及び誤り訂正検出符号
化フラグ付加部1603で付加されたフラグを含めて誤
り訂正検出符号化するようにしても良い。
【0125】次に、本発明の検索情報生成装置の第5の
実施形態について、図19乃至図21とともに説明す
る。
【0126】図19は本実施形態における検索情報生成
装置の概略構成を示す機能ブロック図である。図19に
おいて、1901は検索情報のストリームデータを入力
とし、検索情報の構成や内容を解析して、検索情報要素
を所定の単位に分離して出力する検索情報解析分離部、
1902は検索情報の解析結果に基づいて、検索情報の
所定の単位毎に同期回復のための同期符号を付加して出
力する同期符号付加部である。
【0127】また、1903は同期符号が付けられた検
索情報要素毎に誤り訂正符号化して出力する誤り訂正検
出符号化部、1904は同期符号が付加され、誤り訂正
符号化が行われた所定の単位の検索情報要素を、ストリ
ームデータとして再構成して出力する検索情報再構成部
である。
【0128】次に、この第5の実施形態の検索情報生成
装置の動作を説明する。検索情報解析分離部1901
は、動画像コンテンツに付された木構造を有する検索情
報を入力とし、入力された検索情報を解析して、検索情
報要素の種別毎に分離する。
【0129】分離された検索情報要素は順次、同期符号
付加部1902に渡される。また、検索情報要素が構造
的検索情報要素か、意味的検索情報要素か、信号的検索
情報要素かを示す種別情報も、同期符号付加部1902
に出力される。
【0130】同期符号付加部1902では、検索情報解
析分離部1901で検索情報種別毎に分離された節毎の
検索情報要素毎に同期符号を付加して誤り訂正検出符号
化部1903に渡す。
【0131】図20は種別毎に同期符号UW2001、UW
2002、UW2003、UW2004、UW2005、UW2
006、UW2007が付加された検索情報要素を示す説
明図である。
【0132】また、図21に示すように、検索情報解析
分離部1901からの種別情報により、種別毎に異なる
同期符号UW0 2101、UW0 2102、UW1 2103、
UW22104、UW0 2105、UW1 2106、UW2 21
07を付けることもできる。
【0133】誤り訂正検出符号化部1903は、同期符
号を除く検索情報に対して、誤り訂正符号化を実施す
る。尚、誤り訂正符号化の方法は、基本的に上記第1の
実施形態と同様の方法を用いることができる。
【0134】検索情報再構成部1904では、同期符号
が付加され、誤り訂正符号化された各検索情報要素をそ
れぞれ連結して、元の検索情報のストリームデータに再
構成する。
【0135】以上のように、本発明の第5の実施形態に
よれば、検索情報の種別毎に同期符号を付加すること
で、検索情報の種別毎の探索を速やかに行うことが可能
となる。また、検索情報の種別毎に異なる同期符号を付
加することで、目的とする検索情報の種別だけを速やか
に探すことができる。
【0136】尚、上記第5の実施の形態においても、誤
り訂正検出符号化部1903は、同期符号付加部190
2で付加された同期符号を含めて誤り訂正検出符号化す
るようにしても良い。
【0137】
【発明の効果】本発明の検索情報生成装置によれば、検
索情報を解析して、節毎の検索情報要素に同期符号を付
加することにより、同期回復点を得ることができ、検索
情報のストリームデータに誤りが発生したときでも、そ
こから次の同期符号を探すことで、以降の検索情報を有
効にすることができる。また、同期符号を探すだけで節
を移動することができるため、速やかに目的とする節に
移動することができる。
【0138】さらに、検索情報要素を誤り訂正符号化す
ることで、検索情報に発生した誤りを訂正することがで
きる。また、誤りを訂正できなくとも誤りを検出できれ
ば、その情報ビットを廃棄することで、以降の検索情報
を有効にすることができる。
【0139】また、誤り訂正符号化を行うときに情報ビ
ットが不足した場合、不足分のフィルビットを用いるこ
とで、誤り訂正符号化を実施できるようになり、誤りに
耐性をもたせることができる。
【0140】そしてまた、検索情報要素毎に誤り訂正符
号化を行うことで、各検索情報要素で独立して誤り訂正
符号化を行うことができるので、誤りが発生した場合で
も、次の検索情報要素に影響を及ぼさないようにするこ
とができる。
【0141】さらに、検索情報の木構造の階層毎に誤り
訂正能力の異なる誤り訂正符号化を行うことにより、検
索情報の重要度に適合した誤り訂正符号化を実施でき、
冗長ビットの増加を防止できる。
【0142】また、同期符号の後に誤り訂正符号化の方
法を示すフラグを付加することで、検索情報に複数種の
誤り訂正符号化が実施されていても、使用されている方
法を認識することができるので、それぞれの誤り訂正復
号が可能となる。
【0143】そしてまた、検索情報を伝送する際の伝送
路の誤り率や記憶媒体の誤り率などの情報に基づいて、
検索情報の誤り訂正符号化を実施することにより、目的
にあった誤り訂正符号化を実施することが可能となる。
【0144】さらに、検索情報に付加する同期符号を節
の階層毎に異なる符号とすることにより、目的とする節
の階層を速やかに探すことが可能となる。また、検索情
報の種別毎に異なる誤り訂正符号化の方法を示すフラグ
を付加して、異なる誤り訂正能力の誤り訂正符号化を実
施することで、それぞれの検索情報の重要度に合わせた
誤り訂正符号化を実現できる。
【0145】また、検索情報の種別毎に同期符号を付加
することで、検索情報の種別毎の探索を速やかに行うこ
とが可能となる。また、検索情報の種別毎に異なる同期
符号を付加することにより、目的とする検索情報の種別
だけを速やかに探すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検索情報生成装置の第1の実施形態に
おける概略構成を示す機能ブロック図である。
【図2】木構造を有する検索情報を示す説明図である。
【図3】検索情報のストリームデータを示す説明図であ
る。
【図4】分離された節毎の検索情報要素に同期符号を付
加した状態を示す説明図である。
【図5】検索情報要素の誤り訂正符号化の実施方法を示
す説明図である。
【図6】同期符号が付加され、誤り訂正符号化された検
索情報要素を連結して、再構成した検索情報のストリー
ムデータを示す説明図である。
【図7】訂正可能な誤りがあるときの動作を示す説明図
である。
【図8】訂正不可能な誤りがあるときの動作を示す説明
図である。
【図9】各検索情報要素毎の誤り訂正符号化の実施方法
を示す説明図である。
【図10】本発明の検索情報生成装置の第2の実施形態
における概略構成を示す機能ブロック図である。
【図11】分離された節毎の検索情報要素に同期符号と
誤り訂正符号化フラグとを付加した状態を示す説明図で
ある。
【図12】分離された節毎の検索情報要素に3種類の誤
り訂正符号化を実施する法方を示す説明図である。
【図13】本発明の検索情報生成装置の第3の実施形態
における概略構成を示す機能ブロック図である。
【図14】誤り訂正符号化フラグの選択方法を示す説明
図である。
【図15】分離された節毎の検索情報要素に3種類の誤
り訂正符号化を実施する方法を示す説明図である。
【図16】本発明の検索情報生成装置の第4の実施形態
における概略構成を示す機能ブロック図である。
【図17】階層毎に異なる同期符号を付加して検索情報
の種別毎に分離された検索情報要素を示す説明図であ
る。
【図18】検索情報の種別毎に異なる誤り訂正符号化フ
ラグの付加した状態を示す説明図である。
【図19】本発明の検索情報生成装置の第5の実施形態
における概略構成を示す機能ブロック図である。
【図20】検索情報の種別毎に同期符号を付加した状態
を示す説明図である。
【図21】検索情報の種別毎に異なる同期符号を付加し
た状態を示す説明図である。
【図22】動画像コンテンツの一般的な構造を示す説明
図である。
【図23】動画像コンテンツに付される検索情報を木構
造で表した説明図である。
【図24】動画像コンテンツの検索情報を示す説明図で
ある。
【図25】従来の木構造を有する検索情報の分割方法を
示す説明図である。
【図26】従来の木構造を有する検索情報の分割方法を
示した説明図である。
【符号の説明】
101、1001、1301,1601、1901 検
索情報解析分離部 102、1002、1302、1602、1902 同
期符号付加部 103、1004、1304、1604、1903 誤
り訂正検出符号化部 104、1005、1305、1605、1904 検
索情報再構成部 1003、1303、1603 誤り訂正検出符号化フ
ラグ付加部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳毛 靖昭 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5B075 ND12 NK43 5C064 BB05 BC18 BC20 BD13 BD16 5J065 AA01 AB02 AE06

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像コンテンツに対応する木構造を有
    した検索情報を解析し、所定の単位の検索情報に分離す
    る検索情報解析分離手段と、 前記検索情報解析分離手段で分離された所定の単位の検
    索情報に同期符号を付加する同期符号付加手段と、 前記同期符号付加手段で同期符号が付加された所定の単
    位の検索情報を連結して、元の検索情報に再構成する検
    索情報再構成手段とを備えたことを特徴とする検索情報
    生成装置。
  2. 【請求項2】 動画像コンテンツに対応する木構造を有
    した検索情報を解析し、所定の単位の検索情報に分離す
    る検索情報解析分離手段と、 前記検索情報解析分離手段で分離された所定の単位の検
    索情報に対して、同期符号を付加する同期符号付加手段
    と、 前記検索情報解析分離手段で分離された所定の単位の検
    索情報に対して、誤り訂正検出符号化を行う誤り訂正検
    出符号化手段と、 前記同期符号付加手段で同期符号が付加されるととも
    に、前記誤り訂正検出符号化手段で誤り訂正検出符号化
    された所定の単位の検索情報を連結して、元の検索情報
    に再構成する検索情報再構成手段とを備えたことを特徴
    とする検索情報生成装置。
  3. 【請求項3】 動画像コンテンツに対応する木構造を有
    した検索情報を解析し、所定の単位の検索情報に分離す
    るとともに、分離された所定の単位の検索情報が属する
    木構造内の階層を示す階層位置情報を出力する検索情報
    解析分離手段と、 前記検索情報解析分離手段で分離された所定の単位の検
    索情報に対して、同期符号を付加する同期符号付加手段
    と、 前記検索情報解析分離手段で分離された所定の単位の検
    索情報に対して、前記検索情報解析分離手段からの階層
    位置情報に基づき、誤り訂正検出符号化の方法を示すフ
    ラグを付加する誤り訂正検出符号化フラグ付加手段と、 前記検索情報解析分離手段で分離された所定の単位の検
    索情報に対して、前記誤り訂正検出符号化フラグ付加手
    段で付加されたフラグに基づき、所定の誤り訂正検出符
    号化を行う誤り訂正検出符号化手段と、 前記同期符号付加手段で同期符号が付加されるととも
    に、前記誤り訂正検出符号化手段で誤り訂正検出符号化
    された所定の単位の検索情報を連結して、元の検索情報
    に再構成する検索情報再構成手段とを備えたことを特徴
    とする検索情報生成装置。
  4. 【請求項4】 動画像コンテンツに対応する木構造を有
    した検索情報を解析し、所定の単位の検索情報に分離す
    るとともに、分離された所定の単位の検索情報が属する
    木構造内の階層を示す階層位置情報を出力する検索情報
    解析分離手段と、 前記検索情報解析分離手段で分離された所定の単位の検
    索情報に対して、同期符号を付加する同期符号付加手段
    と、 前記検索情報解析分離手段で分離された所定の単位の検
    索情報に対して、前記検索情報解析分離手段からの階層
    位置情報と誤り訂正検出符号化を外部から制御する誤り
    訂正検出符号化制御情報とに基づき、誤り訂正検出符号
    化の方法を示すフラグを付加する誤り訂正検出符号化フ
    ラグ付加手段と、 前記検索情報解析分離手段で分離された所定の単位の検
    索情報に対して、前記誤り訂正検出符号化フラグ付加手
    段で付加されたフラグに基づき、所定の誤り訂正検出符
    号化を行う誤り訂正検出符号化手段と、 前記同期符号付加手段で同期符号が付加されるととも
    に、前記誤り訂正検出符号化手段で誤り訂正検出符号化
    された所定の単位の検索情報を連結して、元の検索情報
    に再構成する検索情報再構成手段とを備えたことを特徴
    とする検索情報生成装置。
  5. 【請求項5】 動画像コンテンツに対応する木構造を有
    した検索情報を解析し、所定の単位の検索情報に分離す
    るとともに、分離された所定の単位の検索情報が属する
    木構造内の階層を示す階層位置情報、および分離された
    所定の単位の検索情報が前記動画像コンテンツの構造を
    表す構造的検索情報か、前記動画像コンテンツの意味内
    容的な特徴を表す意味的検索情報か、前記動画像コンテ
    ンツの信号上の物理的な特徴を表す信号的検索情報かを
    示す種別情報を出力する検索情報解析分離手段と、 前記検索情報解析分離手段で分離された所定の単位の検
    索情報に対して、前記検索情報解析分離手段からの階層
    位置情報に基づき、同期符号を付加する同期符号付加手
    段と、 前記検索情報解析分離手段で分離された所定の単位の検
    索情報に対して、前記検索情報解析分離手段からの種別
    情報に基づき、誤り訂正検出符号化の方法を示すフラグ
    を付加する誤り訂正検出符号化フラグ付加手段と、 前記検索情報解析分離手段で分離された所定の単位の検
    索情報に対して、前記誤り訂正検出符号化フラグ付加手
    段で付加されたフラグに基づき、所定の誤り訂正検出符
    号化を行う誤り訂正検出符号化手段と、 前記同期符号付加手段で同期符号が付加されるととも
    に、前記誤り訂正検出符号化手段で誤り訂正検出符号化
    された所定の単位の検索情報を連結して、元の検索情報
    に再構成する検索情報再構成手段とを備えたことを特徴
    とする検索情報生成装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項3乃至5に記載の検索情報生
    成装置において、 前記誤り訂正検出符号化手段は、前記誤り訂正検出符号
    化フラグ付加手段で付加した誤り訂正検出符号化フラグ
    を含めて誤り訂正検出符号化することを特徴とする検索
    情報生成装置。
  7. 【請求項7】 動画像コンテンツに対応する木構造を有
    した検索情報検索情報を解析し、所定の単位の検索情報
    に分離するとともに、分離された所定の単位の検索情報
    が前記動画像コンテンツの構造を表す構造的検索情報
    か、前記動画像コンテンツの意味内容的な特徴を表す意
    味的検索情報か、前記動画像コンテンツの信号上の物理
    的な特徴を表す信号的検索情報かを示す種別情報を出力
    する検索情報解析分離手段と、 前記検索情報解析分離手段で分離された所定の単位の検
    索情報に対して、前記検索情報解析分離手段からの種別
    情報に基づき、同期符号を付加する同期符号付加手段
    と、 前記検索情報解析分離手段で分離された所定の単位の検
    索情報に対して、誤り訂正検出符号化を行う誤り訂正検
    出符号化手段と、 前記同期符号付加手段で同期符号が付加されるととも
    に、前記誤り訂正検出符号化手段で誤り訂正検出符号化
    された所定の単位の検索情報を連結して、元の検索情報
    に再構成する検索情報再構成手段とを備えたことを特徴
    とする検索情報生成装置。
  8. 【請求項8】 前記請求項1乃至7に記載の検索情報生
    成装置において、 前記検索情報解析分離手段は、前記木構造における各節
    に属する葉の検索情報を所定の単位として分離すること
    を特徴とする検索情報生成装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項2乃至8に記載の検索情報生
    成装置において、 前記誤り訂正検出符号化手段は、前記木構造における各
    節に属する葉の検索情報毎に誤り訂正検出符号化するこ
    とを特徴とする検索情報生成装置。
  10. 【請求項10】 前記請求項2乃至8に記載の検索情報
    生成装置において、 前記誤り訂正検出符号化手段は、前記木構造における各
    節に属する各葉の検索情報毎に誤り訂正検出符号化する
    ことを特徴とする検索情報生成装置。
  11. 【請求項11】 前記請求項2乃至10に記載の検索情
    報生成装置において、 前記誤り訂正検出符号化手段は、前記同期符号付加手段
    で付加した同期符号を含めて誤り訂正検出符号化するこ
    とを特徴とする検索情報生成装置。
  12. 【請求項12】 前記請求項2乃至11に記載の検索情
    報生成装置において、 前記誤り訂正検出符号化手段は、誤り訂正検出符号化す
    る際に情報ビットが不足する場合に、不足した分のフィ
    ルビットを挿入して誤り訂正検出符号化を行うことを特
    徴とする検索情報生成装置。
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