JP2002121738A - 盛土工法用筒状ブロック及び該ブロックを用いた盛土工法 - Google Patents

盛土工法用筒状ブロック及び該ブロックを用いた盛土工法

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JP2002121738A
JP2002121738A JP2000311482A JP2000311482A JP2002121738A JP 2002121738 A JP2002121738 A JP 2002121738A JP 2000311482 A JP2000311482 A JP 2000311482A JP 2000311482 A JP2000311482 A JP 2000311482A JP 2002121738 A JP2002121738 A JP 2002121738A
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守弘 松本
Yoshiko Omori
淑子 大森
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取扱いを容易にすると共に残土処理や浮力の
問題を解決すること。 【解決手段】 二連型矩形状発泡合成樹脂ブロック8の
上面2には、鉄筋を配設するための配筋溝3が設けら
れ、またその下面4には配筋溝3に対向して排水溝5が
設けられている。従って、従来の角材状から筒状にした
ことによりブロックとしての取扱いが一段と容易になり
作業性が向上する。またこれらブロック8を水平方向に
並設し又垂直方向に積み上げ、その後筒状内に残土を充
填することにより、残土処理と浮力の問題は同時に解決
される。また筒状内に地下水等が流れ込んでも排水溝5
から排水されるので、ブロックにはたらく浮力が抑えら
れ、これに因る地割れ現象等も防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木用壁体の構築
に用いられるブロック及びこの構築方法に関し、更に詳
しくは、特に傾斜地の法面に盛土工法により道路やテラ
ス状台地等を造成するような場合に必要となる発泡合成
樹脂ブロック及び該ブロックを用いた盛土工法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、上記のような場合には、先
ず、盛土部分の崩壊を防止するために、傾斜地の法面の
横断方向に複数本のH形鋼製鋼杭を、その開口部を相対
向させて立設し、これら開口部の間に複数個のコンクリ
ート板を落とし込んで積み重ねるか又はH形鋼の表面に
取り付けることにより壁体を形成し、次いで、該壁体の
背面と法面との間の空間内に盛土材として複数個の角材
状の発砲合成樹脂ブロックを積み上げ、これら発砲合成
樹脂ブロツクの頂部に道路やテラス状台地等を造成して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の盛土工法では、盛土材として用いられる角材状の発
砲合成樹脂ブロツクは、軽量ではあるものの、その大き
さ(例えば縦1m×横2m×高さ0.5m〜1m)、形
状(ブロック)からして極めて取扱い難く、特に運搬時
や現場での積層時の作業性が悪く非効率的であった。
【0004】また、近年、この発泡合成樹脂ブロックに
対しての耐荷重性の強化も強く求められており、一方で
は工事対象となる傾斜地等から掘り出された多量の残土
の処理も問題となっていた。
【0005】さらに、従来の発泡合成樹脂ブロックは、
その重量が極めて小さいうえに体積が大きいという特徴
がある反面、たとへば台風時の豪雨や長雨等により、あ
るいは地下水等が地盤の一部隙間から発泡合成樹脂ブロ
ック部分に侵水し、スムーズに排水されない場合は、こ
のブロック部分に大きな浮力が発生し、これが原因とな
って、場合によっては地割れ現象が発生する等の懸念も
あった。
【0006】本発明は、発泡合成樹脂ブロックの取扱い
性を改善して作業性、生産性を大きく向上させると共
に、耐荷重性の強化、残土の適切な処理及び浸水時の浮
力対策も同時に解決した、盛土工法用筒状ブロック及び
該ブロックを用いた盛土工法を提供することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1は、発泡合成樹脂の筒状体からなるこ
とを特徴とする盛土工法用筒状ブロックを内容とする
(請求項1)。
【0008】好ましい態様としての請求項2は、筒状体
が平面視で円形、矩形または多角形である請求項1記載
の盛土工法用筒状ブロックである。
【0009】好ましい態様としての請求項3は、筒状体
の上面に配筋溝を設けた請求項1または2記載の盛土工
法用筒状ブロックである。
【0010】好ましい態様としての請求項4は、筒状体
の下面に排水溝を設けた請求項1、2または3記載の盛
土工法用筒状ブロックである。
【0011】好ましい態様としての請求項5は、筒状体
に係合部を設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の
盛土工法用筒状ブロックである。
【0012】さらに、本発明の第2は、請求項1〜5の
いずれか1項に記載の盛土工法用筒状ブロックを水平方
向に並設及び/又は垂直方向に積み上げることを特徴と
する盛土工法を内容とする(請求項6)。
【0013】好ましい態様としての請求項7は、筒状体
内に骨材を充填する請求項6記載の盛土工法である。
【0014】好ましい態様としての請求項8は、骨材が
残土である請求項7記載の盛土工法である。
【0015】好ましい態様としての請求項9は、骨材が
コンクリートである請求項7記載の盛土工法である。
【0016】好ましい態様としての請求項10は、コン
クリート中に鉄筋を配設する請求項9記載の盛土工法で
ある。
【0017】
【作用】本発明の発泡合成樹脂ブロックは、従来のよう
な角材状ではなく筒状にしたことにより、更に軽量化さ
れるとともに、環状部分を手で持って簡単に運搬できる
等その取扱い性が容易になり、積み上げの作業性も大巾
に向上する。
【0018】また、発泡合成樹脂ブロックを所定位置に
配設したあと、筒状内に骨材として残土を充填すれば残
土処理の問題が一気に解決されると共に、充填された残
土の部分でも荷重を支え、且つ残土とブロックは一体と
なり比重が増大するので、耐荷重性及び耐浮力性の課題
も同時に解決される。そして配筋溝内で適宜縦横に鉄筋
を配設したり、また筒状内の縦方向に鉄筋を配設し、骨
材としてコククリートを充填すれば、前記耐荷重性、耐
浮力性は更に向上する。
【0019】また、本発明の発泡合成樹脂ブロックは筒
状形状からなり、また、これに配筋溝、排水溝を設けた
ことにより、通風性が良くなり、例えば、積み上げのた
めに現場で野積みしたような場合においても、少々の風
でも飛ばされることがなく現場での保管が容易になる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
するが、本発明は以下の実施例に限定されるものでない
ことはいうまでもない。
【0021】実施例1 図1は、本発明の実施例1における円筒状の発泡合成樹
脂ブロックの斜視図であり、この円筒状発泡合成樹脂ブ
ロック1の外径寸法Kはほぼ1m、またその高さ寸法H
は約0.5m、そして内径寸法Nは特に工事内容によっ
て選択出来、その値は0.4m〜0.8m程度が好適で
ある。発泡合成樹脂としては、発泡スチレン系合成樹脂
が耐水性、剛性、コストの面で好ましい。発泡スチレン
系合成樹脂成形体等の廃材を再利用したものも勿論好適
に用いられる。
【0022】また上面2には鉄筋をはわせる溝としての
配筋溝3が間隔を均等に4箇所に設けられている。この
配筋溝3には鉄筋やPC鋼材とその周りにセメントやモ
ルタルを充填するために、その深さDは一般的な鉄筋ま
たはPC鋼材の直径寸法9mm、13mm、16mm、
19mm及び22mmの中の最大寸法である22mmの
2〜3倍の50mm〜70mm位が適当である。また溝
の幅寸法Wはほぼ深さ寸法Dと同一でよい。
【0023】さらに上面2に対向する下面4には円筒内
に侵入した水等を排水するための排水溝5が設けられ、
そのサイズは例えば配筋溝3と同一寸法でもよく、異な
る寸法でもよい。なお、一実施例としての寸法例を上記
したが、この値に限定されることはなく必要に応じ適宜
定められることは勿論である。円筒状発泡合成樹脂ブロ
ック1の場合は、形状が円筒状なので、これを転がして
移動することも出来、運搬性や取り扱い性の点でなにか
と便利である。
【0024】実施例2 図2は、本発明の実施例2における矩形状の発泡合成樹
脂ブロックの斜視図であり、この矩形状発泡合成樹脂ブ
ロック6の外径寸法K、高さ寸法H及び内径寸法Nは前
述した実施例1の円筒状発泡合成樹脂ブロック1の場合
とほぼ同一である。
【0025】また、矩形筒状の上面2及び下面4に設け
た配筋溝3及び排水溝5も同一寸法であって矩形の一辺
の中央の位置にそれぞれ設けられている。この矩形状発
泡合成樹脂ブロック6を水平方向に並設する際、その形
状からして、また隣接するブロックどうしが互いに面接
触するので位置決めが容易で並設や積層工事がしやすい
というメリットがある。
【0026】実施例3 図3(a)、(b)は、本発明の実施例3における六角
形状の発泡合成樹脂ブロック7の平面図及びXーX線断
面図であり、この六角形状発泡合成樹脂ブロック7の外
径寸法K、高さ寸法H及び内径寸法Nも前述した実施例
1の円筒状発泡合成樹脂ブロック1の場合とほぼ同一で
ある。
【0027】また、六角形状の上面2及び下面4に設け
た配筋溝3及び排水溝5も同一寸法であって六角形の一
辺の中央位置にそれぞれ設けられている。この六角形状
発泡合成樹脂ブロック7の場合は、配筋溝3は60度の
間隔で設けているので前述した円筒状、矩形状の発泡合
成樹脂ブロックの場合より配筋数を50%増加させる事
が出来るとともに、これを連続して並設した場合には形
状がハニカム状になるので、この形特有の強度が確保さ
れるというメリットがある。
【0028】実施例4 図4は、本発明の実施例4における2連型の矩形状の発
泡合成樹脂ブロックの斜視図であり、この2連型矩形状
発泡合成樹脂ブロック8の各寸法は、図4に示したよう
に長さ寸法Lが前述の実施例2に示したKの2倍である
2mの他は同一である。
【0029】この2連型矩形状発泡合成樹脂ブロック8
によれば、筒状形状からなるため、成形時の熱電導性が
良好で成形サイクルが短縮され生産性が大巾に向上する
ばかりではなく、図4の二点鎖線Sで示す中央部からヒ
ータ線等を利用した切断装置により、工事現場において
簡単に二分割できるので、1個の金型で2種のブロック
に対応でき都合が良い。この場合、成形時に中央の切断
位置にノッチを刻設する等のマーキングを付することに
より、切断作業効率を高めることができる。更に、成形
時にブロックの表面にスケールを設けることにより、現
場で直ちに所望のサイズにカットすることができ、作業
性が大巾に向上する。
【0030】なお、土木用壁体として最上段の角に配設
されるブロックの形状及び角と角との間に配設されるブ
ロックの形状は、図5、図6の3aにそれぞれ示したよ
うに配筋溝3及び排水溝5の外側の部分を一部(または
溝全部)を閉塞しておけば美観的に優れたものとなる。
【0031】またブロックの一面が山側の法面に対向す
る場合には、この山側の配筋溝3及び排水溝5から逆に
水がブロック内に侵入しないように、この部分の配筋溝
3及び排水溝5は閉塞して成形されたブロックを使用す
ることは勿論である。
【0032】実施例5 本発明の実施例5における2連型の矩形状の発泡合成樹
脂ブロックに係合部を設けた場合を、図7の斜視図及び
図8(a)、(b)の断面図に基ずいて説明する。この
係合部付2連型矩形状発泡合成樹脂ブロック9の外形等
の基本寸法は、前述の2連型矩形状発泡合成樹脂ブロッ
クの場合と同様である。
【0033】この場合は図7に示すように、ブロック9
の上面2から筒状の内側面に沿って突出させて凸部10
を形成し、また下面4には別のブロックの凸部10が嵌
合するための凹部12が設けられている。なお、図8
(b)は上下関係にあるブロック(下にあるブロックを
二点鎖線で示す)どうしの凸部下部ブロックの10と上
部ブロックの凹部12の嵌合状態を示したものである。
【0034】さらに配筋溝3には、この溝とクロスする
形態でアンカー溝11が設けられている。このアンカー
溝11を設けた理由は、配筋溝3に鉄筋を配設したあ
と、この配筋溝3にセメントを流し込んで鉄筋をブロッ
クに固定しようとしてもセメント又はモルタルとブロッ
クとの接着性が悪く、従って鉄筋は強固に固定された状
態にはならないからである。よって、このようなアンカ
ー溝11を設け、ここにセメントやモルタルを流し込め
ば鉄筋にセメントやモルタルの鍔をつけたような状態に
なり、この鍔のアンカー(錨り)効果により配設された
鉄筋を強固に固定することができる。
【0035】なお、図7における配筋溝3の数はあとで
二分割されるという条件を考慮すると全部で8箇所(図
では7箇所)設けるのが好ましい。また、図7では右半
分、左半分それぞれに2箇所づつ、合計4箇所にアンカ
ー溝11を設けたように描かれているが、配筋溝3の8
箇所全部に設けてもよいことは勿論である。この係合部
付2連型矩形状発泡合成樹脂ブロックによれば、凸部と
凹部とを係合させることにより積み重ね作業時の位置決
めが容易であり、その分だけ作業効率が向上するばかり
でなく、積み上げたブロックにもズレが発生しないとい
うメリットがある。
【0036】実施例6 次に、盛土工法用筒状ブロックとして2連型矩形状発泡
合成樹脂ブロックを利用し道路を造成する場合を図9を
用いて概説する。
【0037】道路基礎(図示せず)にH型鋼材13、基
礎アンカー(鉄筋)14(図中では1本のみ示したが通
常は要所要所に複数本)を固定する。そして、谷側に設
けたH型鋼材13には、道路側面としての体裁美観が保
たれるように、例えば不燃パネル19等が取り付けられ
る。続いて、ブロック8の筒状部15に基礎アンカー1
4を入れるようにして、ブロック8を水平方向に順次並
設する。必要に応じ、要所要所にブロック8の配筋溝3
に沿って縦横に鉄筋14Aを配設する。1筋溝3にそっ
て水平に配設された鉄筋14Aを配筋溝3、アンカー溝
11にセメントを流してその都度固定する。続いて、2
段目以降のブロック8を垂直方向に順次積み上げ、前と
同じ工程を反復しつつ所定段数積層する。
【0038】なお、山側に配設されるブロック8Aは、
山側の法面に対向している面の配筋溝3と排水溝5が無
いものが用いられる。
【0039】次に、ブロック8、8Aの筒状部15に骨
材となるコンクリート、残土(図示せず)を充填する。
続いて最上段のブロック8、8Aの上に板状体(コンパ
ネとか不燃パネル)16を敷設し、更に、この上にコン
クリート17、アスファルト18を順次打設する。尚、
ブロックの筒状部に残土やコンクリート等の骨材を充填
する場合は、排水溝や配筋溝はガムテープ等で塞ぐこと
が望ましい。
【0040】以上、本発明の盛土工法用筒状ブロックを
用いた盛土工法として、道路を造成する場合について概
説したが、本発明の盛土工法はこれに限らずテラス状台
地を造成したり、コンクリート打設用の型枠の構築等に
も広く好適に利用される。以上実施例を挙げて説明した
が、多くのバリエーションが可能である。例えばブロッ
クの筒状形状としては、外側形状は円形で、内側形状は
四角形、三角形等の如く、内外の形状を変えてもよく、
また図1〜図3に示した単位ブロックを複数個(例えば
2〜4個)連接して成形してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明かのように、本発明の
盛土工法用筒状ブロック及び該ブロックを用いた盛土工
法によれば次の効果が得られる。
【0042】発泡合成樹脂ブロックを従来のような角材
状ではなく筒状にしたことにより、ブロックが一層軽量
化されるとともに、環状部分を手で持つなどして簡単に
取り扱え又は運搬できるようになるので、その取扱い性
・作業性が向上し、生産性を大巾に向上することができ
る。
【0043】また、発泡合成樹脂ブロックを所定位置に
配設したあと、筒状内(空洞部)に骨材である残土を充
填すれば残土処理の問題が一気に解決されると共に、耐
荷重性及び耐浮力性の課題も同時に解決される。さらに
筒状内の縦方向に鉄筋を配設すると共に、配筋溝に沿っ
て縦横に鉄筋を延設し、筒状内にコンクリートを充填す
れば、耐荷重性、耐浮力性を一層向上することが出来
る。
【0044】また、台風時の豪雨や長雨等により、また
は地下水等が発泡合成樹脂ブロック部分に侵水したとし
ても、互いに連通している排水溝を設けることにより、
排水が効率的におこなわれ、一方、筒状の空洞部には残
土やコンクリート(必要に応じ、鉄筋を配設)を充填す
ることにより浸水時の浮力が極減するので、浮力に因る
地盤表面のひび割れなどのトラブルの発生が防止され
る。
【0045】また、発泡合成樹脂ブロックの筒状形状及
び上面と下面にそれぞれ配筋溝と排水溝を設けることに
より、通風性が良くなり、積み上げのために一時的にブ
ロックを野積みしたような場合でも少々の風に飛ばされ
ることがなく、さらに場合によっては筒内にワイヤー・
ロープ等を挿通して固定することも出来るので現場での
保管管理が一層容易になる。
【0046】また、発泡合成樹脂ブロックを筒状体にし
たことにより成形時における金型の熱効率が良くなり成
形サイクルが短縮され、生産性が向上する。
【0047】さらにまた、形状を角材状から筒状にした
ことにより合成樹脂としての原材料が少なくて済み、ブ
ロックのコストダウンになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の盛土工法用筒状ブロックの一例(円筒
状)を示す斜視図である。
【図2】本発明の盛土工法用筒状ブロックの他の例(矩
形状)を示す斜視図である。
【図3】(a)本発明の盛土工法用筒状ブロックの他の
例(六角形状)を示す平面図である。 (b)図3(a)のX−X線断面図である。
【図4】本発明の盛土工法用筒状ブロックの他の例(二
連型矩形状)を示す斜視図である。
【図5】同ブロックの最上段角配設用の一例を示す斜視
図である。
【図6】同ブロックの最上段側面配設用の一例を示す斜
視図である。
【図7】本発明の盛土工法用筒状ブロックの他の例(係
合部付二連型矩形状)を示す斜視図である。
【図8】(a)図7のY−Y線断面図である。 (b)図7のZ−Z線断面図である。
【図9】本発明の盛土工法用筒状ブロックを用いた盛土
工法の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 円筒状発泡合成樹脂ブロック 2 上面 3 配筋溝 4 下面 5 排水溝 6 矩形状発泡合成樹脂ブロック 7 六角形状発泡合成樹脂ブロック 8 二連型矩形状発泡合成樹脂ブロック 8A 山側用の二連型矩形状発泡合成樹脂ブロック 9 係合部付二連型矩形状発泡合成樹脂ブロック 10 凸部 11 アンカー溝 12 凹部 13 H型鋼材 14 基礎アンカー(鉄筋) 14A 鉄筋 15 空洞部 16 板状体(コンパネ) 17 コンクリート 18 アスファルト 19 不燃パネル
フロントページの続き (71)出願人 500474697 荻野 邦男 大阪府大阪市平野区瓜破3丁目2番3号 (72)発明者 松本 守弘 京都府京都市北区紫竹西大門町3番地 (72)発明者 大森 淑子 滋賀県大津市萱野浦24−50−708 Fターム(参考) 2D044 CA08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡合成樹脂の筒状体からなることを特
    徴とする盛土工法用筒状ブロック。
  2. 【請求項2】 筒状体が平面視で円形、矩形または多角
    形である請求項1記載の盛土工法用筒状ブロック。
  3. 【請求項3】 筒状体の上面に配筋溝を設けた請求項1
    または2記載の盛土工法用筒状ブロック。
  4. 【請求項4】 筒状体の下面に排水溝を設けた請求項
    1、2または3記載の盛土工法用筒状ブロック。
  5. 【請求項5】 筒状体に係合部を設けた請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の盛土工法用筒状ブロック。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の盛
    土工法用筒状ブロックを水平方向に並設及び/又は垂直
    方向に積み上げることを特徴とする盛土工法。
  7. 【請求項7】 筒状体内に骨材を充填する請求項6記載
    の盛土工法。
  8. 【請求項8】 骨材が残土である請求項7記載の盛土工
    法。
  9. 【請求項9】 骨材がコンクリートである請求項7記載
    の盛土工法。
  10. 【請求項10】 コンクリート中に鉄筋を配設する請求
    項9記載の盛土工法。
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