JP2002120595A - 車両の走行制御装置 - Google Patents

車両の走行制御装置

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JP2002120595A JP2000312575A JP2000312575A JP2002120595A JP 2002120595 A JP2002120595 A JP 2002120595A JP 2000312575 A JP2000312575 A JP 2000312575A JP 2000312575 A JP2000312575 A JP 2000312575A JP 2002120595 A JP2002120595 A JP 2002120595A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、自車両の前方を走行している車
両を検知できなくなった場合でも、自車両の速度を適切
に制御することのできる車両の走行制御装置を提供す
る。 【解決手段】 車両の周囲の物体を検知している場合
は、車両と物体との相対位置関係を所定状態に保持して
車両を停止させるために、車両と周囲の物体との相対位
置関係に基づいて、車両の減速度を制御する車両の走行
制御装置において、検知している物体を検知できなくな
った場合は、車両の減速度として、物体を検知している
場合に設定されていた第1の減速度に対応する第2の減
速度を設定する速度制御手段(ステップS1,S2,S
3,S5,S6)を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両と周囲の物
体との相対位置関係を所定状態に保持したまま、車両を
停止させるために、車両の減速度を制御する走行制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、運転者がアクセルペダルもしくは
ブレーキペダルの操作をおこなうことなく、自車両の速
度を一定に保持したり、あるいは、自車両と他車両との
車間距離を所定の状態に保持することのできる走行制御
装置が提案されている。このような走行制御装置の一例
が、特開平5−310059号公報に記載されている。
この公報に記載されている車両は、レーダ装置の信号、
車速センサの信号、加速度センサの信号が入力されるコ
ントローラと、コントローラにより制御されるスロット
ル弁アクチュエータおよび圧力制御弁とを備えている。
この圧力制御弁はホイールシリンダの油圧制御回路に接
続されている。
【0003】そして、レーダ装置により前方車両と自車
両との車間距離を求めるとともに、車速センサにより自
車両の速度を検出する。ついで、自車両と前方車両との
車間距離が安全距離内に保持される状態で、自車両を停
止させるための目標減速度を演算する。ついで、目標減
速度と測定減速度との差を求めるとともに、その差の算
出結果に基づいて、スロットル弁アクチュエータを制御
してエンジン出力を調整し、かつ、圧力制御手段を制御
してブレーキ力を調整するものである。このような制御
をおこなうことにより、自車両の加減速度を考慮して、
応答の早い車間距離の制御などをおこなうことができる
とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数の走行
レーンを備えた道路を自車両が走行している際に、自車
両と同じ走行レーンを走行している前方車両が、自車両
が走行している走行レーン以外の走行レーンに移動する
場合がある。このような場合に、前記公報に記載されて
いる走行制御装置においては、レーダ装置により前方車
両を、一旦検知することができなくなり、ついで、自車
両の前方に存在する他の前方車両と、自車両との車間距
離を新たに検知し、その検知結果に基づいて目標減速度
を演算する制御がおこなわれる。このため、新たな前方
車両と自車両との車間距離を調整する車速制御が、実際
の状況変化に間に合わない。
【0005】この発明は、自車両の前方を走行している
他車両を検知できなくなった場合でも、自車両の減速度
を適切に制御することのできる車両の走行制御装置を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記目的
を達成するため請求項1の発明は、車両の周囲の物体を
検知している場合は、前記車両と前記物体との相対位置
関係を所定状態に保持して前記車両を停止させるため
に、前記車両と周囲の物体との相対位置関係に基づい
て、前記車両の減速度を制御する車両の走行制御装置に
おいて、検知している物体を検知できなくなった場合
は、前記車両の減速度として、前記物体を検知している
場合に設定されていた第1の減速度に対応する第2の減
速度を設定する速度制御手段を備えていることを特徴と
するものである。
【0007】請求項1の発明によれば、検知している物
体を検知することができなくなった場合は、車両の減速
度として、物体を検知している場合に設定されていた第
1の減速度に対応する第2の減速度が設定される。した
がって、例えば、自車両が前方を走行している他車両を
検知することができなくなり、自車両の前方に停止車両
などが存在していた場合は、自車両と停止車両との相対
位置関係が、第2の減速度に基づいて自動的に調整され
る。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の構成に加え
て、前記速度制御手段は、前記物体を検知している際に
は前記第1の減速度に基づく減速を実行しないととも
に、検知している物体を検知できなくなった場合に、前
記第2の減速度に基づく前記車両の減速を実行する機能
を備えていることを特徴とするものである。
【0009】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
と同様の作用が生じる他に、物体が検知されている際に
は第1の減速度に基づく減速が実行されず、検知してい
る物体を検知できなくなった場合に、第2の減速度に基
づいて、自車両の減速が開始される。したがって、検知
している物体を検知できなくなった時点から、自車両と
物体との相対位置関係が、第2の減速度に基づいて自動
的に調整される。
【0010】請求項3の発明は、請求項2の構成に加え
て、前記速度制御手段は、検知している物体を検知でき
なくなった場合に、検知していた物体と車両との相対位
置関係に基づいて、前記第2の減速度により前記車両の
減速を開始させる時期を決定する機能を備えていること
を特徴とするものである。
【0011】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
と同様の作用が生じる他に、検知している物体を検知で
きなくなった場合に、検知していた物体と自車両との相
対位置関係に基づいて、第2の減速度により自車両の減
速を開始させる時期が決定される。すなわち、検知して
いる物体を検知できなくなった場合でも、先に検知して
いた物体よりも自車両に近い位置に物体が存在する可能
性は少ないため、先に検知していた物体と自車両との相
対位置関係に基づいて、自車両の減速を開始する時期を
決定すれば、自車両の前方に他の停止車両が存在してい
たとしても、自車両と停止車両との相対位置関係の調整
に間に合う。
【0012】請求項4の発明は、請求項1の構成に加え
て、前記速度制御手段は、前記物体を検知している際に
は前記第1の減速度に基づく車両の減速を実行するとと
もに、検知している物体を検知することができなくなっ
た場合は、前記第2の減速度に基づく車両の減速を実行
する機能を備えていることを特徴とする。
【0013】請求項4の発明によれば、請求項1の発明
と同様の作用が生じる他に、物体を検知している際には
第1の減速度に基づいて自車両が減速される一方、検知
している物体を検知できなくなると、第2の減速度に基
づいて自車両が減速される。したがって、物体を検知し
ている場合から、検知している物体が検知されなくなっ
た場合に亘り、自車両の減速が継続される。
【0014】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれかの構成に加えて、前記速度制御手段により設定さ
れる第2の減速度は、物体が検知されている際に前記車
両と前記物体とが所定距離以上の距離を保持した状態で
前記車両が停止できる減速度であることを特徴とするも
のである。
【0015】請求項5の発明によれば、請求項1ないし
4のいずれかに記載の発明と同様の作用が生じる他に、
検知している物体を検知できなくなった場合でも、先に
検知していた物体よりも自車両に近い位置に物体が存在
する可能性は少ないため、先に検知していた物体と自車
両との車間距離を所定距離以上に保持するように、自車
両の減速度を制御すれば、自車両の前方に他の停止車両
との車間距離が所定距離未満になることはない。
【0016】請求項6の発明は、請求項1ないし5のい
ずれかの構成に加えて、前記速度制御手段は、検知して
いる物体を検知できなくなり、かつ、車両の加速要求が
生じた場合は、前記第2の減速度に基づく前記車両の車
速の制御を止める機能を備えていることを特徴とするも
のである。
【0017】請求項6の発明によれば、請求項1ないし
5のいずれかの発明と同様の作用が生じる他に、検知し
ている物体を検知できなくなり、かつ、自車両の加速要
求が生じた場合は、第2の減速度に基づいて自車両を減
速させることが中止される。つまり、第2の減速度に基
づいて自車両を減速していたとしても、加速要求が生じ
た場合は、減速制御よりも加速要求が優先される。
【0018】この発明において、「車両の周囲」とは、
具体的には、「自車両の進行方向」を意味している。こ
の発明において、「物体」には「動いている物体」と
「停止している物体」とが挙げられる。この発明におい
て、「車両と物体との相対位置関係」とは、具体的には
「自車両と物体との距離」、「自車両と物体との相対速
度差」、「自車両と前方の物体との距離が所定の距離に
なるまでの時間」などを意味している。この発明におい
て、「第1の減速度と第2の減速度」とは、同じであっ
ても異なっていてもよい。
【0019】この発明において、「検知している物体を
検知できなくなった場合」としては、自車両の進行方向
に物体が存在していない場合と、自車両の進行方向に物
体が存在していても、自車両のシステムに故障、異常が
発生したり、天候により、物体を検知するためのセンサ
の精度が低下したりして、物体を認識することができな
い場合と、物体の存在位置が、物体を検知できる範囲外
である場合とが挙げられる。また、この発明において、
「減速度の設定」とは、電子制御装置などにより、減速
度(値)を算出もしくは選択することを意味しており、
「減速度に基づく減速が実行されるか否か」は問わな
い。また、この発明において、「減速度に基づく減速の
実行」とは、設定された減速度に基づく制御信号を、電
子制御装置から、減速用のアクチュエータに対して出力
することを意味している。
【0020】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明を図を参照して
より具体的に説明する。図2は、この発明を適用した車
両(以下、便宜上、自車両と記す場合もある)70の概
略的なシステムを示すブロック図であり、車両70には
駆動力源としてのエンジン1が搭載され、エンジン1の
出力側には自動変速機2が連結されている。そして、ア
クセルペダル3の操作状態がアクセル開度センサ67に
より検知され、その検知信号がエンジン用電子制御装置
4に入力されている。エンジン1としては、内燃機関、
例えば、ガソリンエンジンまたはディーゼルエンジンま
たはLPGエンジンなどを用いることができるが、この
実施形態においては、便宜上、ガソリンエンジンを用い
た場合について説明する。
【0021】また、エンジン1の吸気管5には電子スロ
ットルバルブ7が設けられており、電子スロットルバル
ブ7の開度を制御するスロットルアクチュエータ6が設
けられている。そして、アクセルペダル3の踏み込み量
に応じてエンジン用電子制御装置4からスロットルアク
チュエータ6に制御信号が出力され、電子スロットルバ
ルブ7の開度が制御される。さらに、エンジン1は、燃
料噴射装置15および点火装置16を備えている。
【0022】前記エンジン用電子制御装置4は、中央演
算処理装置(CPU)および記憶装置(RAM,RO
M)ならびに入出力インターフェースを主体とするマイ
クロコンピュータにより構成されている。このエンジン
用電子制御装置4には、アクセル開度センサ67の信号
の他に、エンジン回転速度センサ8の信号、吸入空気量
センサ9の信号、自車両70の加速度を検知する加速度
センサ10の信号、電子スロットルバルブ7の開度を検
出するスロットル開度センサ11の信号、自動変速機2
の出力軸回転数、言い換えれば車速を検出する車速セン
サ12の信号、シフトポジション選択装置(図示せず)
の操作状態を検出するニュートラルスタートスイッチ1
3の信号、後述するブレーキペダルの操作状態を検出す
るブレーキスイッチ14の信号などが入力される。シフ
トポジション選択装置の操作により、例えば、P(パー
キング)ポジション、R(リバース)ポジション、N
(ニュートラルポジション)、D(ドライブ)ポジショ
ン、4ポジション、3ポジション、2ポジション、L
(ロー)ポジションなどを選択することができる。
【0023】これに対して、エンジン用電子制御装置4
からは、スロットルアクチュエータ6を制御する信号、
燃料噴射装置15を制御する信号、点火装置16を制御
する信号などが出力される。そして、電子スロットルバ
ルブ7の制御、燃料噴射装置15の制御、点火装置16
の制御の少なくとも一つをおこなうことにより、エンジ
ン1の動作特性、より具体的にはエンジン出力、エンジ
ンブレーキ力が制御される。
【0024】一方、自動変速機2は、トルクコンバー
タ、ロックアップクラッチ、歯車変速機構、摩擦係合装
置などを有する公知の有段式変速機である。即ち、自動
変速機2は、その変速比を段階的に制御することができ
る。自動変速機2の各摩擦係合装置およびロックアップ
クラッチに作用する油圧は油圧制御回路17により電気
的に制御される。油圧制御回路17は、シフトソレノイ
ドバルブ68Aやリニアソレノイドバルブ69を備えて
いる。そして、油圧制御回路17のシフトソレノイドバ
ルブ68Aおよびリニアソレノイドバルブ69に制御信
号を出力する自動変速機用電子制御装置18が設けられ
ている。この自動変速機用電子制御装置18は、中央演
算処理装置(CPU)および記憶装置(RAM,RO
M)ならびに入出力インターフェースを主体とするもの
である。
【0025】この自動変速機用電子制御装置18は、予
め記憶している変速線図や演算式に従って入力データに
基づく演算をおこない、演算結果に基づいた制御信号を
前記シフトソレノイドバルブ68Aおよびリニアソレノ
イドバルブ69に出力し、自車両2の変速比(変速段)
の設定、変速時における摩擦係合装置の係合・解放の制
御、あるいはロックアップクラッチの係合・解放の制御
ならびに変速時の過渡油圧の制御などをおこなう。
【0026】上記エンジン用電子制御装置4と自動変速
機用電子制御装置18とは、相互にデータ通信可能に接
続されており、自動変速機用電子制御装置18には、制
御データとして、アクセル開度センサ67の信号、スロ
ットル開度センサ11の信号、車速センサ12の信号、
ニュートラルスタートスイッチ13の信号、ブレーキス
イッチ14の信号などが入力される。また自動変速機用
電子制御装置18からは、各変速段を設定する信号がエ
ンジン用電子制御装置4に送信されている。
【0027】一方、車両70の制動力を制御するブレー
キ装置47が設けられており、このブレーキ装置47
は、運転者により操作されるブレーキペダル51と、ブ
レーキペダル51の踏み込み力を油圧に変換するマスタ
ーシリンダ52と、各車輪(図示せず)に設けられ、か
つ、マスターシリンダ52に油圧回路を介して接続され
たホイールシリンダ53と、油圧回路に接続されたリザ
ーバ54と、ホイールシリンダ53に作用する油圧を電
気的に制御する各種のソレノイドバルブ55と、これら
のソレノイドバルブ55を制御する電子制御装置56
と、各車輪の回転速度を検出する車輪速度センサ57と
を有している。この電子制御装置56は、中央演算処理
装置(CPU)および記憶装置(RAM,ROM)なら
びに入出力インターフェースを主体とするものである。
【0028】このブレーキ装置47によれば、基本的に
はブレーキペダル51の操作によりホイールシリンダ5
3に作用する油圧が増加し、制動力を生じる。また、ブ
レーキペダル51の操作状態以外の条件に基づいて、電
子制御装置56に入力される信号に基づいて、ホイール
シリンダ53に作用する油圧を制御することにより、そ
の制動力を調整することができる。
【0029】さらに、車両70はクルーズコントロール
システム48を有し、このクルーズコントロールシステ
ム48は、クルーズコントロールスイッチ装置71およ
び、前述したエンジン1、自動変速機2、エンジン用電
子制御装置4、油圧制御回路17、自動変速機用電子制
御装置18、ブレーキ装置47アクチュエータ6、電子
スロットルバルブ7などにより構成されている。クルー
ズコントロースイッチ装置71は、クルーズコントロー
ルシステム48の起動・解除をおこなうメインスイッチ
65と、車速の目標車速の設定・変更・解除操作、ある
いは各種の制御を解除した後に復帰させる操作などをお
こなう操作スイッチ66と、低速車間距離制御システム
(後述する)を起動・解除させるためのスイッチ72
と、レーザーレーダーセンサ67の信号、スイッチ6
5,72の信号および他の電子制御装置4,18から入
力される信号を処理する電子制御装置68とを有してい
る。
【0030】この電子制御装置68は、中央演算処理装
置(CPU)および記憶装置(RAM,ROM)ならび
に入出力インターフェースを主体とするものである。前
記レーザーレーダーセンサ67の信号に基づいて、自車
両70の走行方向であり、かつ、自車両70と同じ走行
車線(走行レーン)を走行している他車両80の有無
と、自車両70と他車両80との車間距離と、自車両7
0と他車両80との相対速度差とが演算される。なお、
エンジン用電子制御装置4と、自動変速機用電子制御装
置18と、電子制御装置56と、電子制御装置68と
が、相互にデータ通信可能に接続されている。
【0031】前記クルーズコントロースシステム48
は、アクセルペダル3またはブレーキペダル51の操作
状態以外の条件に基づいて、車両70の車速に関連する
物理量を制御することにより、定速制御、減速制御、追
従制御、加速制御、低速車間距離制御などをおこなうシ
ステムである。車両70の車速に関連する物理量として
は、エンジン1の状態(より具体的にはエンジン出力、
エンジンブレーキ力など)、自動変速機2の変速比、ブ
レーキ装置47の制動力のうち、少なくとも一つが挙げ
られる。
【0032】前記定速制御システムは、運転者が操作ス
イッチ66を操作することにより起動される。定速制御
システムを起動し、かつ、目標車速を設定すると、車両
70の実車速を目標車速に近づける制御がおこなわれ
る。この定速制御は、主として車両70が高速走行する
場合などに用いられる。減速制御とは、図3に示すよう
に、自車両70を定速制御により走行させている際に、
自車両70が前方の他車両80に接近した場合に、自車
両70の目標車速を、他車両70の車速に合わせて減速
させ、所定の車間距離を保持したまま、自車両の走行を
継続させる制御である。追従制御とは、自車両70を定
速制御により走行させている際に、自車両70の前方
に、自車両70の車速よりも低速で走行している他車両
80が存在した場合、自車両70と他車両80との間の
車間距離を所定距離に保ったまま、自車両70で他車両
80を追従させる制御である。
【0033】加速制御とは、自車両70の前方に他車両
80が存在して、前記減速制御または追従制御をおこな
っている際に、他車両80が車線変更をおこなって、そ
の他車両80が自車両70の前方に存在しなくなった場
合に、自車両70の車速を目標車速まで加速する制御で
ある。このように、定速制御、減速制御、追従制御、加
速制御は、いずれも、自車両70の走行を継続すること
が前提になっている。運転者が定速制御を選択する操作
をおこなうと、自車両70と他車両80との相対位置関
係の変化に応じて、定速制御、減速制御、追従制御、加
速制御が、相互に切り換えられる。
【0034】これに対して、定速制御が選択され、か
つ、自車両70と他車両80との相対位置関係が変化し
ても、低速車間距離制御はおこなわれない。すなわち、
低速車間距離制御は、定速制御の選択操作とは別にスイ
ッチ72を操作することにより起動・解除される。この
低速車間距離制御は、渋滞している道路を自車両70が
走行する場合などのように、自車両70が、低速走行と
停車動作とを繰り返す可能性が高い環境でおこなわれ
る。より具体的には、自車両70と同じ走行レーンを走
行している前方の他車両80と、自車両70との車間距
離を所定距離に維持したまま、自車両70が停止するこ
とができるように、自車両70の減速度を制御するもの
である。なお、この低速車間距離制御が選択された場合
でも、このように、低速車間距離制御は、自車両70を
停止させることを前提とした減速度の調整であり、自車
両70の走行の継続を前提とする他の制御、すなわち、
定速制御、減速制御、追従制御、加速制御とは、技術的
意義が本質的に異なる。
【0035】つぎに、図2に示す車両70の走行制御の
一例を、図1のフローチャートに基づいて説明する。ま
ず、エンジン用電子制御装置4、自動変速機用電子制御
装置18、電子制御装置56,68に入力される信号の
処理がおこなわれ、自車両70の前方の他車両80の有
無および自車両70と他車両80との相対位置関係が検
知される(ステップS1)。このステップS1につい
で、低速車間距離制御システムが作動中であるか否かが
判断される(ステップS2)。
【0036】このステップS2で肯定判断される状況と
しては、低速車間距離制御システムが作動し、かつ、他
車両80と自車両70との車間距離を所定距離に制御す
るために、第1の減速度に基づく自車両70の減速が実
行されている第1の走行状態と、低速車間距離制御シス
テムは作動しているものの、自車両70が加速、もしく
は一定速度で走行している第2の走行状態(つまり、加
速度が正の値もしくは零に調整されている状態)とが挙
げられる。上記第1の走行状態は、加速度が負の値に調
整されている状態を意味している。また、第2の走行状
態が、加速度が正の値もしくは零に調整されている状態
を意味している。
【0037】ここで、第1の走行状態または第2の走行
状態のいずれを選択するかは、自車両70と他車両80
との車間距離、相対速度差などに基づいて判断される。
すなわち、自車両70の車速を現時点の車速よりも低下
させる必要がある場合は、第1の走行状態が選択され
る。これに対して、自車両70の車速を現時点の車速以
下に低下させる必要がない場合は、第2の走行状態が選
択される。すなわち、第1の減速度の算出がおこなわれ
ても、この第1の減速度に基づく自車両70の減速は実
行されない。便宜上、まず第1の走行状態が選択されて
いる場合を説明する。
【0038】ステップS2で肯定的に判断された場合
は、自車両70の前方を走行している他車両80を検知
できなくなったか否かが判断される(ステップS3)。
このステップS3では、例えば、自車両70の前方を走
行している他車両80が、自車両70が走行している走
行レーン以外の走行レーンに移動したか否かが判断され
る。ステップS3で否定的に判断された場合は、自車両
70の減速を実行しながら、前方の他車両80を追従す
る制御を継続し(ステップS4)、リターンする。
【0039】これに対して、ステップS3で肯定的に判
断された場合は、自車両70の走行している走行レーン
内に、前記他車両80とは別の物体、例えば、図3のよ
うに、停止車両81があるか否かが判断される(ステッ
プS5)。このステップS5で否定的に判断された場合
は、自車両70の車速を制御するために第2の減速度の
設定、またはこの第2の減速度に基づく減速が実行され
(ステップS6)リターンされる。ただし、ステップS
6において、運転者の操作に基づく加速要求、例えばア
クセルペダル3を踏む込む操作、あるいはスイッチ72
により低速車間距離制御システムを解除する操作がおこ
なわれた場合は、第2の減速度に基づく自車両70の減
速の実行が中止される。ここでは、第1の減速度による
自車両70の減速の実行も中止される。
【0040】一方、ステップS5で肯定的に判断された
場合も、ステップS6に進んで第3の減速度が設定され
る。上記の第1の減速度ないし第3の減速度のうち、少
なくとも2つの減速度が同じであっても良いし、全ての
減速度が異なっていてもよい。なお、前述のステップS
2で否定的に判断された場合は、運転者のアクセルペダ
ル3、ブレーキペダル51の操作に基づいて、自車両7
0の車速を制御し(ステップS7)、リターンする。
【0041】つぎに、ステップS2で肯定判断された時
点で、第2の走行状態が選択されていた場合について説
明する。この場合は、ステップS3で否定的に判断され
るとステップS4において、第2の走行状態に相当する
車速で前方車両70を追従する。また、ステップS3で
肯定的に判断された場合は、ステップS5を経由してス
テップS6に進み、第2の減速度または第3の減速度に
基づいて、自車両70の減速を実行する制御が開始され
る。ここで、自車両70を減速させる制御の開始時期
は、ステップS2の時点で検出されていた自車両70と
他車両80との相対位置関係に基づいて決定される。こ
のように、ステップS2の時点で第2の走行状態が設定
されていた場合においても、第1の減速度ないし第3の
減速度のうち、少なくとも2つの減速度が同じであって
も良いし、全ての減速度が異なっていてもよい。
【0042】すなわち、これらの第1の減速度ないし第
3の減速度としては、例えば、運転者がブレーキペダル
51を操作しなくとも、自車両70と停止車両81とが
接触することなく、車間距離を所定距離以上に保持した
まま、自車両70を停止させることができる減速度と、
運転者がブレーキペダル51を操作しなければ、自車両
70と停止車両81との車間距離が所定距離未満になる
可能性はあるが、自車両70の前方に停止車両81が存
在していることに運転者が気付いてブレーキペダル51
を踏み込めば、自車両70と停止車両81との車間距離
が所定距離以上に保持された状態で、自車両70を停止
させることができる減速度とが挙げられる。
【0043】いずれの減速度が設定された場合も、自車
両70が緩やかに減速し、自車両70と、存在しなくな
った他車両80が存在するものと仮定して、自車両70
と他車両80との車間距離が、ステップS3で肯定的に
判断された時点から、所定の短い車間距離になるまでの
時間内に、自車両70が停止できる減速度、あるいは、
自車両70と他車両80との車間距離が、所定の短い車
間距離になる前に自車両70が停止できる減速度が得ら
れる。
【0044】なお、上記ステップS3においては、他車
両80が自車両70とは異なる走行レーンに移動したか
否かを判断しているが、この判断内容に代えて、自車両
70のレーザーレーダーセンサ67の故障、異常、ある
いは天候による検知精度の低下などが生じているか否か
を、ステップS3の判断内容として採用することもでき
る。このような制御ルーチンを採用すれば、自車両70
の前方に他車両80が存在していても、クルーズコント
ロールシステム48のフェールにより、他車両80を認
識することができない場合、あるいは、他車両80がレ
ーザーレーダーセンサ67の検知範囲外に移動した場合
でも、自車両70と他車両80との車間距離が所定の状
態となるように、自車両70の減速度を調整することが
できる。また、ステップS3から直接ステップS6に進
むような制御ルーチンを採用することもできる。
【0045】以上のように、この実施形態によれば、自
車両70が他車両80を検知している際に、他車両80
を検知することができなくなった場合は、自車両70の
減速度として、他車両80を検知している場合に設定さ
れていた第1の減速度に対応する第2の減速度が設定さ
れる。したがって、例えば、自車両70が他車両80を
検知することができなくなり、かつ、自車両70の前方
に停止車両81が存在していた場合でも、自車両70と
停止車両81との車間距離または相対速度差が、他車両
80を検知していた時点の減速度に対応して、自動的に
所定状態に保持される。したがって、自車両70の運転
者が、ブレーキ装置47を操作する操作負担を軽減する
ことができ、利便性が向上する。
【0046】また、他車両80を検知できなくなり、そ
の後に停止車両81を検知し、その検知結果に基づいて
自車両70の減速度を制御する場合に比べて、自車両7
0の減速を早期に開始することができ、自車両70と他
車両80との車間距離が所定の距離未満になることを回
避できる。また、自車両70のレーザーレーダーセンサ
67の性能上、停止車両81を検知することができない
場合においても、この停止車両81と自車両70との相
対位置関係を適切な状態に制御することができる。
【0047】さらに、自車両70が他車両80を検知で
きなくなった場合に、検知していた他車両80と自車両
70との相対位置関係に基づいて、第2の減速度に基づ
く自車両70の減速の実行を開始させる時期が決定され
る。すなわち、他車両80を検知できなくなった場合で
も、それ以前に検知していた他車両80よりも自車両7
0に近い位置に、別の他車両が存在する可能性は少ない
ため、検知していた他車両80と自車両70との相対位
置関係に基づいて、自車両70の減速を開始すれば、自
車両70の前方に他の停止車両81が存在していた場合
でも、自車両70と停止車両81との車間距離が所定距
離未満になることを回避できる。したがって、他車両8
0を検知できなくなり、その後に停止車両81を検知
し、その検知結果に基づいて自車両70の減速度を制御
する場合に比べて、自車両70の減速を早期に開始する
ことができ、道路状況の変化に応じた対処を迅速におこ
なうことができる。
【0048】さらにまた、検知している他車両80を検
知できなくなり、かつ、自車両70の加速要求が生じた
場合は、第2の減速度に基づいて自車両70の車速を制
御することが中止される。つまり、第2の減速度に基づ
いて自車両を減速していたとしても、加速要求が生じた
場合は、減速制御よりも加速要求が優先される。したが
って、運転者の違和感を回避することができる。なお、
図1のステップS5で、その有無が判断される物体とし
ては、停止車両81の他に、道路工事用の看板などの固
定障害物(図示せず)が挙げられる。
【0049】なお、図2の実施形態においては、車両7
0の駆動力源としてエンジン1が搭載されているが、エ
ンジンおよびモータ・ジェネレータを駆動力源とするハ
イブリッド車に対しても、図1の制御例を適用すること
ができる。この場合は、モータ・ジェネレータに供給す
る電流値や、回生制動力を制御することにより、自車両
70の速度を調整することができる。また、駆動力源と
してモータ・ジェネレータのみを搭載した電気自動車に
対して、上記制御例を適用することもできる。さらに、
自動変速機2としては、有段変速機に代えて公知の無段
変速機を用いることもできる。
【0050】ここで、上記実施形態の構成と、この発明
の構成との対応関係を説明すれば、車両(自車両)70
がこの発明の車両に相当し、他車両80、停止車両8
1、固定障害物がこの発明の物体に相当する。また、図
1に示す機能的手段と、この発明の構成との対応関係を
説明すれば、ステップS1,S2,S3,S5,S6が
この発明の速度制御手段に相当する。また、「自車両7
0の前方車両70と自車両70との車間距離」、および
「自車両70の前方車両70と自車両70と相対速度
差」などの物理量が、この発明の相対位置関係に相当
し、「自車両70の前方を走行している他車両80、停
止車両70、固定障害物など」がこの発明の物体に相当
する。
【0051】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
例えば、自車両が前方を走行している他車両を検知する
ことができなった際に、自車両の前方に停止車両などが
存在していた場合でも、自車両と停止車両との相対位置
関係が、第2の減速度に基づいて自動的に調整される。
したがって、自車両の運転者によるブレーキ装置の操作
負担を軽減することができ、利便性が向上する。
【0052】請求項2の発明によれば、物体が検知され
ている場合は、第1の減速度に基づく自車両の減速が実
行されず、検知している物体を検知できなくなった時点
から、自車両と物体との相対位置関係が、第2の減速度
に基づいて自動的に調整され、請求項1の発明と同様の
効果を得られる。
【0053】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
と同様の効果を得られる他に、検知している物体を検知
できなくなった場合に、検知していた物体と自車両との
相対位置関係に基づいて、第2の減速度により自車両の
減速を開始させる時期が決定される。すなわち、検知し
ている物体を検知できなくなった場合でも、先に検知し
ていた物体よりも自車両に近い位置に物体が存在する可
能性は少ないため、先に検知していた物体と自車両との
相対位置関係に基づいて、自車両の減速を開始する時期
を決定すれば、自車両の前方に他の停止車両が存在して
いたとしても、自車両と停止車両との相対位置関係の調
整に間に合う。
【0054】請求項4の発明によれば、請求項1の発明
と同様の効果を得られる他に、物体を検知している際に
は第1の減速度に基づいて自車両の減速が実行される一
方、検知している物体を検知できなくなると、第2の減
速度に基づいて自車両の減速が実行される。したがっ
て、物体を検知している場合から、検知している物体が
検知されなくなった場合に亘り、自車両の減速が継続さ
れる。
【0055】請求項5の発明によれば、請求項1ないし
4のいずれかに記載の発明と同様の効果を得られる他
に、検知している物体を検知できなくなった場合でも、
先に検知していた物体よりも自車両に近い位置に物体が
存在する可能性は少ないため、先に検知していた物体と
自車両との車間距離を所定距離以上に保持するように、
自車両の減速度を制御すれば、自車両の前方に他の停止
車両との車間距離が所定距離未満になることはない。
【0056】請求項6の発明によれば、請求項1ないし
5のいずれかの発明と同様の効果を得られる他に、検知
している物体を検知できなくなり、かつ、自車両の加速
要求が生じた場合は、第2の減速度に基づく自車両の車
速制御が中止される。つまり、第2の減速度に基づいて
自車両を減速していたとしても、加速要求が生じた場合
は、減速制御よりも加速要求が優先される。したがっ
て、自車両の速度制御を運転者の意図に適合させること
ができ、ドライバビリティが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一制御例を示すフローチャートで
ある。
【図2】 この発明が適用される車両のシステムを示す
ブロック図である。
【図3】 図1の制御をおこなう場合において、自車両
と、他車両および停止車両との対応関係を示す概念図で
ある。
【符号の説明】
1…エンジン、 2…自動変速機、 4…エンジン用電
子制御装置、 7…電子スロットルバルブ、 17…油
圧制御回路、 18…自動変速機用電子制御装置、 4
7…ブレーキ装置、 48…クルーズコントロールシス
テム、 70…車両(自車両)、 71…クルーズコン
トロールスイッチ装置、 80…他車両、 81…停止
車両。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D044 AA04 AA25 AB00 AC03 AC05 AC16 AC22 AC24 AC28 AD04 AD06 AD09 AD17 AD21 AE04 3D046 BB18 HH02 HH05 HH07 HH17 HH20 HH22 HH26 JJ02 JJ04 LL02 3G093 AA05 AA06 AA07 AA16 AB00 AB01 BA23 CB10 DA01 DA06 DB02 DB05 DB12 DB15 DB16 DB21 EA05 EA07 EA12 EB03 EB04 EC04 FA11 FB05 5H180 AA01 CC03 CC14 LL01 LL04 LL09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の周囲の物体を検知している場合
    は、前記車両と前記物体との相対位置関係を所定状態に
    保持して前記車両を停止させるために、前記車両と周囲
    の物体との相対位置関係に基づいて、前記車両の減速度
    を制御する車両の走行制御装置において、 検知している物体を検知できなくなった場合は、前記車
    両の減速度として、前記物体を検知している場合に設定
    されていた第1の減速度に対応する第2の減速度を設定
    する速度制御手段を備えていることを特徴とする車両の
    走行制御装置。
  2. 【請求項2】 前記速度制御手段は、前記物体を検知し
    ている際には前記第1の減速度に基づく減速を実行しな
    いとともに、検知している物体を検知できなくなった場
    合に、前記第2の減速度に基づく前記車両の減速を実行
    する機能を備えていることを特徴とする請求項1に記載
    の車両の走行制御装置。
  3. 【請求項3】 前記速度制御手段は、検知している物体
    を検知できなくなった場合に、検知していた物体と車両
    との相対位置関係に基づいて、前記第2の減速度により
    前記車両の減速を開始させる時期を決定する機能を備え
    ていることを特徴とする請求項2に記載の車両の走行制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記速度制御手段は、前記物体を検知し
    ている際には前記第1の減速度に基づく車両の減速を実
    行するとともに、検知している物体を検知することがで
    きなくなった場合は、前記第2の減速度に基づく車両の
    減速を実行する機能を備えていることを特徴とする請求
    項1に記載の車両の走行制御装置。
  5. 【請求項5】 前記速度制御手段により設定される第2
    の減速度は、物体が検知されている際に前記車両と前記
    物体とが所定距離以上の距離を保持した状態で前記車両
    が停止できる減速度であることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかに記載の車両の走行制御装置。
  6. 【請求項6】 前記速度制御手段は、検知している物体
    を検知できなくなり、かつ、車両の加速要求が生じた場
    合は、前記第2の減速度に基づく前記車両の車速の制御
    を止める機能を備えていることを特徴とする請求項1な
    いし5のいずれかに記載されている車両の走行制御装
    置。
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