JP2002120199A - マイクロチューブとマイクロボールおよびその製造方法 - Google Patents

マイクロチューブとマイクロボールおよびその製造方法

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JP2002120199A JP2000348840A JP2000348840A JP2002120199A JP 2002120199 A JP2002120199 A JP 2002120199A JP 2000348840 A JP2000348840 A JP 2000348840A JP 2000348840 A JP2000348840 A JP 2000348840A JP 2002120199 A JP2002120199 A JP 2002120199A
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Takashi Nishi
孝 西
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 大きさ、形状、材料を任意に選択でき、複雑
な構造も作成できるマイクロチューブおよびマイクロボ
ールの製造法を提供し、マイクロマシンなどの部品に応
用すること。 【解決手段】 基板上に形成したマイクロチューブの形
成方法において、(1)基板1上にバッファ層2を堆積
する工程、(2)前記バッファ層に下半円形状の溝を形
成する工程、(3)マイクロチューブの下半円部分を形
成する工程、(4)マイクロチューブの円柱部を形成す
る工程、(5)マイクロチューブの上半円部分を形成す
る工程、(6)基板からマイクロチューブを切り離す工
程、からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体微細加工技
術を用いて形成するマイクロチューブ(微小管)および
マイクロボール(微小球)に関し、原子の状態を見るよ
うな特殊な顕微鏡の駆動部や超音波ポンプ、マイクロマ
シンなどに利用できるマイクロチューブとマイクロボー
ルおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、様々なマイクロマシンおよびその
部品に関して提案および研究されている。その部品の一
つであるマイクロチューブに関しても提案されている。
例えば図22a,b,c,dのようなセラッミックスの
窒化アルミニウム膜から室温でマイクロチューブを成形
する技術(日刊工業新聞平成12年9月19日号6面)
が提案されている。アルミニウムの膜7の上に窒化アル
ミニウム膜8を作り、一端からアルミニウム膜を塩酸で
溶かしていくと、酸に強い窒化アルミニウム膜が残り、
アルミニウム膜が溶けた部分から曲がって管を形成す
る。このとき、膜厚が0.5マイクロメートルなら直径
0.2ミリメートル、4マイクロメートルなら直径1ミ
リメートルの管ができる。
【0003】
【課題が解決しようとする課題】上記したようなマイク
ロチューブを簡単に安価で作成できるが、いくつかの点
について問題がある。第1の問題点はこの方法では材料
が1つに限られる。第2の問題点は管の断面の大きさの
制御を窒化アルミニウム膜の膜厚で行うので制御性がに
問題があり、高い精度で作成することが難しい。第3の
問題点は管の直径を0.2ミリメートルよりも小さく、
例えば1マイクロメートルにすることが難しい。第4の
問題点はチューブの長手方向の形状を直線状以外の形状
に形成することが難しい。第5の問題点はチューブの長
手方向の管の断面の大きさおよび形状を連続的に変化さ
せることが難しい。第6の問題点はチューブの中にさら
に1つ以上のチューブを入れることが難しい。第7の問
題点は同じ大きさの場合、2巻き以上のチューブに比べ
て1巻きのチューブは折り曲げの強度が弱い。第8の問
題点はマイクロチューブの側面に穴を設けることは難し
い。第9の問題点は3本以上のチューブが接続したマイ
クロチューブを形成することは難しい。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あって、その目的とするところは、様々な材料、例えば
シリコン・窒化膜・シリコン酸化膜・アルミニウムなど
の無機材料、ポリイミドなどの有機材料のどれか1つも
しくは2つ以上の材料から成り、管の直径が1マイクロ
メートル前後の微小な大きさまでを、サブミクロンの高
い精度で形成でき、チューブ長手方向の形状を任意の
形、例えば曲線、渦巻きの形などに作り、1本のチュー
ブの断面の形状を円形、楕円形、多角形などに様々な形
状と大きさに連続的に形成し、チューブの中にさらにチ
ューブを1つ以上入れることができ、チューブの折り曲
げの強度および柔軟性を増すことが可能で、マイクロチ
ューブの側面の任意の位置に穴をあけることができ、さ
らに例えば三つ又形状または箒形状など、3本以上のチ
ューブが接続した形状を持つマイクロチューブおよびそ
の製造方法を提供することにある。またこの方法を用い
て作成できるマイクロボールおよびその製造方法も提供
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明によるマイクロチューブの形成法は、基板上
に形成したマイクロチューブの形成方法において、
(1)基板上にバッファ層を堆積する工程、(2)前記
バッファ層に下半円形状の溝を形成する工程、(3)マ
イクロチューブの下半円部分を形成する工程、(4)マ
イクロチューブの円柱部を形成する工程、(5)マイク
ロチューブの上半円部分を形成する工程、(6)基板か
らマイクロチューブを切り離す工程、を含むことを特徴
とする。
【0006】本発明は、従来の半導体加工技術であるフ
ォトリソグラフィ工程において露光量制御用マスクを用
いた露光方法、およびエッチング工程においてエッチバ
ック法などを駆使してマイクロチューブを形成すること
を特徴とするものであり、従来のマイクロチューブと比
べて、様々な形状を高精度に、さらに立体的な形状のマ
イクロチューブを形成できるという利点がある。
【0007】
【実施例】以下、本発明のマイクロチューブの構成とそ
の作成方法について図面に基づいて説明する。図1から
図5は本発明のマイクロチューブの作成工程を表す概略
図である。図1において基板1の上のバッファ層2の上
に図のような下半円形状の溝を形成する。図2において
チューブの下半分を形成するために、溝の内面にチュー
ブの材料3を形成する。図3においてチューブの空洞部
分となる溝の上に円柱形状4を形成する。図4において
チューブの上半分を形成するために、円柱形状を覆うよ
うにチューブ材料3を形成する。この後、チューブの内
部の材料および土台をエッチングして図5のようにチュ
ーブを基板から取り去ることができる。
【0008】次に、図6から図13の断面図をもとに作
成方法について詳述する。 1)まず、基板1上にバッファ層2として、例えば窒化
シリコンを堆積し、次にフォトリソグラフィ工程にてレ
ジストを塗布、露光および現像を行う。このとき使用す
るフォトマスクは光量を連続的に調節することができる
露光量制御用マスク(透過型露光装置の場合は透過光量
が、反射型露光装置の場合は反射光量を連続的に調節す
ることが可能なフォトマスクを示す)を用いることによ
り、図6のような下半円形状の溝のレジスト5の断面が
形成される。 2)次に、エッチング工程において、前記レジストの断
面形状を下層のバッファ層に転写エッチングする。例え
ば異方性ドライエッチング条件を用いてレジストとバッ
ファ層を同じエッチング量でエッチバックを行うと、エ
ッチング終了とともにレジストはなくなり、図7のよう
なバッファ層に下半円形状の溝が形成される。 3)次に、次の工程で基板前面にバッファ層の材料と異
なるチューブの材料、例えばアルミニウムを堆積し、フ
ォトリソ工程で通常のフォトマスクを用いて露光、現像
を行い図8のように溝の部分だけレジストを残す。 4)次にエッチング工程で露出している部分をエッチン
グし、レジストを除去するとチューブの下半円の部分の
図9が得られる。 5)次に、チューブの内側の空洞部分、円柱形状にあた
る所を形成するために、この場合基板、バッファ層およ
チューブの材料と異なる材料、例えばシリコン酸化膜を
溝の部分でチューブの内径と等しい厚みを堆積する。さ
らにフォトリソ工程で露光制御用マスクを用いて露光、
現像を行い図10のような上半円形状のレジストが形成
される。 6)次に、エッチング工程では、2)と同様に転写エッ
チングを行うと図11のようなチューブの内径部分に円
柱が形成される。 7)次に、3)と同様に、この基板上にチューブの材料
であるアルミニウムを堆積し、フォトリソ工程にて図1
2のようなチューブとなる部分の円柱形状の上だけ覆わ
れたレジスト形状が得られる。 8)エッチング工程にて露出しているアルミニウムをエ
ッチングして、レジストを除去すると図13のようなア
ルミウムのチューブが出来上がる。
【0009】図には示していないが、この後円筒部のシ
リコン酸化膜をエッチング除去すると内部が空洞のマイ
クロチューブが作成できる。さらにバッファ層の窒化シ
リコンをエッチング除去すると基板からマイクロチュー
ブを切り離し、マイクロチューブ単体が完成する。基板
の材料はシリコン基板、ガラス基板などの無機材料やプ
ラスチックなどの有機材料を用いることができる。図1
4a,b,cは前記の作成方法を応用して形成できる基
板面に対して断面が垂直なチューブの一例を示してい
る。ここではチューブの断面形状を円形状で示している
が、多角形など任意の形状も形成できる。また1本のチ
ューブに様々な断面形状を連続して形成できる。さらに
断面の大きさも任意に変えることができる。またチュー
ブの任意の位置に第3、第4などの多数の穴を設けるこ
ともでき、そこから新しい別のチューブと接続すること
もできる。またマイクロチューブ同士を平面的に接続し
たり、もしくは立体的に積層することで、強度を増した
構造のマイクロチューブのまとまりを作成できる。
【0010】次に前記作成方法を応用して、ら旋形マイ
クロチューブを形成する方法を示す。図15a,b,
c,dは作成工程を示す平面図である。 1)平面図である図15aは図1の斜視図に対応してい
て、バッファ層に溝が形成されていることを示してい
る。 2)図15bは図2の斜視図に対応していて、溝の内部
に下半円形状の斜め状の梯子パターンが形成されてい
る。 3)図15cは図3の斜視図に対応していて、チューブ
の空洞に相当する円柱部分が形成されている。 4)図15dは図4の斜視図に対応していて、前記1)
の梯子パターンと逆方向の梯子パターンの上半円形状が
形成される。すなわち上下の梯子パターン同士が各々接
続することでら旋構造のチューブが形成される。
【0011】前記の作成方法で形成されたら旋チューブ
の斜視図が図16aである。図16bは2種類の異なる
材料で1本のチューブを形成した例を示す。図16cは
円環のチューブとその外側にら旋チューブを形成した例
である。1本の普通のチューブよりもら旋チューブの中
に円環のチューブを入れた構造のため折り曲げなどに対
して強い構造になっている。逆に円環のチューブの中に
ら旋チューブを入れた構造にも形成できる。
【0012】次に基板面に対して垂直なら旋チューブの
形成方法について図17a,b,c,d,e,f,g,
hの断面図を用いて説明する。 1)基板1の上にバッファ層2、例えば窒化シリコンを
堆積し、さらにチューブの土台となる材料3、例えばシ
リコン酸化膜を堆積する。前記基板をフォトリソ工程に
おいて露光制御用マスクを用いて露光、現像すると図1
7aのような右下斜めに傾斜したレジスト5の断面形状
が得られる。 2)次にエッチング工程において転写エッチングを行
い、図17bのような右下斜めに傾斜した土台3が形成
される。 3)前記基板の上にチューブの材料4、例えばアルミニ
ウムを堆積し、フォトリソ工程で土台の上に円環の半分
のレジストパターン5を形成する。ここでは土台と円環
の大きさを等しく描いているが、必ずしも等しくなくて
も良い。 4)エッチングして露出しているアルミニウムを除去
し、レジストを剥離すると図17dのような傾斜した土
台の上にチューブの材料4、アルミニウムが形成され
る。 5)前記基板の上に土台3の材料であるシリコン酸化膜
を図17aの時の2倍の膜厚になるように堆積し、次に
ファトリソ工程において図17aのレジストの断面形状
とは逆方向に図17eのような左下斜めに傾斜したレジ
スト形状5を形成する。 6)エッチング工程において転写エッチングを行い、図
17fのような左下斜めに傾斜した土台3が形成され
る。この時、4)で形成した円環の半分の一端が図のよ
うに露出された状態になる。この部分には次の工程図1
7gで堆積するアルミニウムと接続することになる。 7)図17cと同様に基板にチューブの材料4、アルミ
ニウムを堆積し、フォトリソ工程において3)で用いた
円環の半分の残り半分の円環のパターンが描かれたマス
クを用いて露光、現像すると、図17gのような断面形
状のレジスト5が形成される。 8)前記基板上の露出しているアルミニウムをエッチン
グおよびレジストを除去すると、図17hのような断面
形状のチューブの一部が形成できる。これを上から眺め
ると、ら旋構造の一巻きが得られる。上記工程1)〜
8)を繰り返すことにより、所望の巻き数を持つら旋チ
ューブを形成する。 9)この後、バッファ層をエッチングして除去すること
で、基板からマイクロチューブを切り離す。
【0013】前記の作成方法で形成された縦形ら旋チュ
ーブの斜視図が図18aである。図18bは内側に円環
チューブと組み合わせたら旋チューブを示している。円
環のチューブの中にら旋チューブを入れた構造にも形成
できることを記しておく。ら旋チューブの隙間を埋める
ことにより一体化したチューブも形成できる。横形ら旋
チューブと縦形ら旋チューブの各々の作成方法を組み合
わせることにより図19aおよび図19bのような円環
チューブをら旋構造にした形状にも形成できる。いずれ
の方法においても、必ずしもバッファ層を設ける必要は
なく、基板自体をエッチングして、マイクロチューブを
切り離すこともできる。他方基板から切り離さずに、基
板上に搭載した状態で、他の電子回路部品やマイクロマ
シンの部品として応用することもできる。
【0014】このことは、上記に示したチューブの作成
方法を用いて、所望の位置に、所望の材料で、所望の大
きさの、所望の形状のチューブを作成できることを示唆
している。以下にその応用例としてマイクロボールに関
して図20a,b,cを用いて説明する。 1)図20aのような球殻構造のマイクロボールを形成
する方法は、まず最初に下半球部分を形成し、次に上半
球部分を形成して完成する。この時内部の材料は残った
ままになる。もし、内部の材料を除去するには、例えば
マイクロボール完成後に、天頂部に小さな穴を開けてウ
ェットエッチングなどで除去し、最後に穴を埋めること
で内部が空洞のマイクロボールを形成することもでき
る。 2)図20bは、6重構造の球殻をしたマイクロボール
を示している。これの形成方法はまず下半球の最外周の
半球部分を形成し、順に内側の下半球を形成していく。
下半球部分が完成した後に、上半球部分の最も内側の半
球部分から順に外側の上半球部分を形成していくことで
多重の球を一つにしたマイクロボールが形成できる。 3)図21bはスパイラル状のマイクロボールを示して
いる。この作成方法も同じように最外周の下半球部分か
ら内側に形成していき、上半球を最も内側から外側に向
かって形成していく。ただし、この時下の半球と異なる
大きさの上半球を組み合わせることで形成することがで
きる。前記以外でも例えば卵形状、瓢箪形状、瓜形状な
ど多様な形状も形成できることを記しておく。
【0015】図21a,b,cも本提案している作成方
法を用いることにより形成できる一例、水平のチューブ
と垂直のチューブを90度の角度で組み合わせた構造を
示す。以下に簡単に作成手順を記す。 a)最初に、図21aのような水平なチューブの下半分
の半円構造を形成する。 b)次に、水平なチューブの上半分を形成して、水平な
チューブを完成したのが図21bである。水平なチュー
ブの一端は垂直なチューブと接続する部分である。 c)水平なチューブの一端に接続するように、垂直なチ
ューブを形成して完了したのが図21cである。
【発明の効果】以上説明したように、様々な形状のマイ
クロチューブおよびマイクロボールを形成することによ
り、用途に応じて、例えば医療器具やマイクロマシンな
どのメカニカル部品として応用が期待できる。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のマイクロチューブの作成工程を示
す斜視図である。
【図2】 本発明のマイクロチューブの作成工程を示
す斜視図である。
【図3】 本発明のマイクロチューブの作成工程を示
す斜視図である。
【図4】 本発明のマイクロチューブの作成工程を示
す斜視図である。
【図5】 本発明のマイクロチューブの斜視図であ
る。
【図6】 本発明のマイクロチューブの作成工程を示
す断面図である。
【図7】 本発明のマイクロチューブの作成工程を示
す断面図である。
【図8】 本発明のマイクロチューブの作成工程を示
す断面図である。
【図9】 本発明のマイクロチューブの作成工程を示
す断面図である。
【図10】 本発明のマイクロチューブの作成工程を示
す断面図である。
【図11】 本発明のマイクロチューブの作成工程を示
す断面図である。
【図12】 本発明のマイクロチューブの作成工程を示
す断面図である。
【図13】 本発明のマイクロチューブの作成工程を示
す断面図である。
【図14】 本発明のマイクロチューブの斜視図であ
る。
【図15】 本発明の横型ら旋マイクロチューブの作成
工程を示す平面図である。
【図16】 本発明の横型ら旋マイクロチューブの斜視
図である。
【図17】 本発明の縦型ら旋マイクロチューブの作成
工程を示す断面図である。
【図18】 本発明の縦型ら旋マイクロチューブの斜視
図である。
【図19】 本発明のマイクロチューブの断面図であ
る。
【図20】 本発明のマイクロボールの斜視図である。
【図21】 本発明のマイクロチューブの作成工程を示
す斜視図である。
【図22】 従来のマイクロチューブの作成方法を示す
図である。
【符号の説明】
1…基板 2…バッファ層 3…チューブ 4…チューブ内部 5…レジスト 6…土台

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成した基板面に水平な円筒形
    マイクロチューブの形成方法において、(1)基板上に
    バッファ層を堆積する工程、(2)前記バッファ層に下
    半円形状の溝を形成する工程、(3)マイクロチューブ
    の下半円部分を形成する工程、(4)マイクロチューブ
    の円柱部を形成する工程、(5)マイクロチューブの上
    半円部分を形成する工程、(6)基板からマイクロチュ
    ーブを切り離す工程、を含むことを特徴とする円筒形マ
    イクロチューブ形成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された円筒形マイクロチ
    ューブの形成方法に関して、(2)の工程において、梯
    子形斜めパターンを形成する工程、(4)の工程におい
    て、前記(2)とは逆の梯子形斜めパターンを形成する
    工程、を含むことを特徴とするら旋形マイクロチューブ
    形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれかに記載され
    た方法により製造されたマイクロチューブ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載された方法によ
    り製造されたマイクロチューブを組み合わせたマイクロ
    チューブ。
  5. 【請求項5】 基板上に形成した基板面に垂直なら旋形
    マイクロチューブの形成方法において、(1)基板上に
    バッファ層を堆積する工程、(2)前記バッファ層の上
    に傾斜した土台を形成する工程、(3)前記土台の上に
    円環状の半分のマイクロチューブを形成する工程、
    (4)前記マイクロチューブを含む土台の上に(2)で
    形成した傾斜した土台とは逆方向に傾斜した土台を形成
    する工程、(5)前記土台の上に(3)で形成した円環
    状の他方の半分を形成する工程、前記工程(2)から
    (5)を繰り返して積層し、(6)基板からマイクロチ
    ューブを切り離す工程、を含むことを特徴とするら旋形
    マイクロチューブ形成方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された方法により製造さ
    れたマイクロチューブ。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載された方法により製造さ
    れたら旋形マイクロチューブと円筒形マイクロチューブ
    を組み合わせたマイクロチューブ。
  8. 【請求項8】 請求項1および5に記載された方法を組
    み合わせて製造されたマイクロチューブ
  9. 【請求項9】 請求項1に記載された方法を用いて製造
    されたマイクロボール。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載された方法を用いて製
    造された水平なマイクロチューブと垂直なマイクロチュ
    ーブを組み合わせたマイクロチューブ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102305776A (zh) * 2011-05-26 2012-01-04 浙江大学 基于透明介质微球的超分辨显微成像系统

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CN102305776A (zh) * 2011-05-26 2012-01-04 浙江大学 基于透明介质微球的超分辨显微成像系统

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