JP2002119574A - 薬の包装体 - Google Patents

薬の包装体

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JP2002119574A
JP2002119574A JP2000315028A JP2000315028A JP2002119574A JP 2002119574 A JP2002119574 A JP 2002119574A JP 2000315028 A JP2000315028 A JP 2000315028A JP 2000315028 A JP2000315028 A JP 2000315028A JP 2002119574 A JP2002119574 A JP 2002119574A
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medicine
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JP2000315028A
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Hidehiko Ishii
英彦 石井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医薬を常用する人が薬の服用を誤認すること
を防止し、飲み忘れを防止することのできる薬の包装体
の提供を目的とする。 【解決手段】 シート状包装材2を用いて個別包装され
た錠剤3が間隔を置いて複数連続してなる薬の包装体1
において、包装材の各錠剤の近傍には一定方向に七曜の
表示4を順に表記する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、市販の医薬や調剤
される医薬を患者等が飲み忘れることがないように工夫
を凝らした薬の包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、錠剤等の医薬を一枚のシートに縦
横若しくは横1列に配列させて、これを1個ずつ取り出
し可能にパックした、いわゆるPTPシート(Press Th
roughPackage)と称される包装を施されたものが存在す
る。また、一度に服用する1つ若しくは複数の医薬を調
剤し、これを紙やフィルムで包装した袋体を複数連設し
た薬の包装体も存在する。そして、これらの医薬を飲用
等する人は、医師・薬剤師による飲用の注意や、医薬に
添付された注意書きに従って、適量の医薬を飲用等して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】便秘、高血圧、潰瘍、
神経痛等に慢性的に悩まされている人には、医薬を常用
することが多い。例えば、朝、昼、晩に各2錠ずつ服用
するとか、朝晩にそれぞれ1袋とか、1日1回服用する
など、医薬ごとに服用間隔が異なり、さらには複数種の
医薬をそれぞれ異なった間隔で服用することも多々ある
ことから、1回の服用分ごとに小分けすることに皆腐心
していた。また、薬を服用する人にあっては、薬を飲み
忘れることもあり、そして飲み忘れたことが確実である
場合には後で服用することも可能であるが、実際には果
たして薬を服用したか・服用しなかったかが分からない
・記憶が曖昧ということが多く、その場合に、実際には
薬を服用しなかったのに服用したものと誤認して薬を服
用しなかったり、逆に薬を服用したのに飲み忘れたもの
と勘違いして倍量の薬を服用してしまうという服用を誤
認する恐れがあった。
【0004】そこで本発明にあっては、医薬を常用する
人が薬の服用を誤認することを防止し、飲み忘れを防止
することのできる薬の包装体を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の薬の包装体は、個別包装された医薬が間隔
を置いて複数連続してなる薬の包装体において、各医薬
自体及び/又は医薬の近傍には一定方向に七曜の各曜日
の表示を順に表記したことを特徴とするものである。
【0006】また、医薬は一列に7個若しくは7の倍数
個配設することを特徴とするものである。
【0007】また、包装体には当該医薬の効能及び/又
は用法・用量を記載したことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施例であ
る薬の包装体を示し、図中1は薬の包装体であり、1枚
のシート状包装材2に横に7個、縦に5個の錠剤3を間
隔を置いて配列し、1錠ずつ取り出し可能な、PTPシ
ートで個別包装している。そして、シート状包装材2に
おける各錠剤3の近傍には、「月」、「火」、「水」、
「木」、「金」、「土」、「日」の七曜の表示4が、右
方向に順に印刷、刻印、シール貼付等により形成されて
いる。
【0009】5は、同じくシート状包装材2に表示され
ている、当該医薬の製品名やメーカーを表す識別表示で
あり、6はこの医薬について、例えば「慢性便秘」、
「高血圧」等に効能があることを記載した効能表示、7
は医薬の包装箱や処方箋に記載されている例えば大人は
1日2錠、食後服用等の用法・用量を表す用法・用量表
示である。また、特に図示しないが、薬の成分を表示し
てもよいものである。
【0010】この薬の包装体1の使用法を説明すると、
この錠剤3を1日に1回、1錠服用する場合には、最上
段の列における服用を始める日の曜日に該当する場所の
錠剤3から取り出して服用する。そして、翌日はその右
隣の錠剤、翌々日はさらに右隣の錠剤、というように右
方向に飲み進み、月曜日になると第2列目へと移行し、
同様に繰り返す。つまり、服用当該時に飲み忘れたか否
かは残存する薬を見れば確認は容易である。このように
して、この1枚の薬の包装体1の錠剤をすべて服用する
ことで、5週間服用したことになる。
【0011】また、錠剤3を1日に1回、2錠服用する
場合には、最上段と2段目の列の、同じ曜日の2個の錠
剤を服用すればよく、また錠剤3を朝夕1回ずつ1錠服
用する場合も同様に最上段と2段目の列の、同じ曜日の
錠剤を、朝は上段、夕は下段というように服用すればよ
く、各種の服用パターンにも対応することができるもの
である。
【0012】図2は、本発明の第2の実施例である薬の
包装体8を示し、1枚のシート状包装材9に横に7個、
縦に2個の錠剤3を配列し、1錠ずつ取り出し可能な状
態で個別包装されている。そして、シート状包装材9に
おける上下の錠剤3の間には、「月」、「火」、
「水」、「木」、「金」、「土」、「日」の七曜の表示
4が、右方向に順に印刷等により形成されている。この
薬の包装体8は、前述したごとく、1日に2錠服用する
場合にはそのことが一目で分かるのでより一層好適であ
る。尚、特に図示しないが、七曜の表示4に加えて、錠
剤3の各列の左端若しくは右端に、上から例えば
「朝」、「夕」等の表示を設けてもよい。
【0013】図3は、本発明の第3の実施例である薬の
包装体10を示し、1枚のシート状包装材11に横に7
個、縦に3個の錠剤3を配列し、同じく1錠ずつ取り出
し可能な状態で個別包装されている。そして、シート状
包装材11における上端には「月」、「火」、「水」、
「木」、「金」、「土」、「日」の七曜の表示4が、右
方向に順に印刷等により形成され、そして錠剤3の各列
の左端(右端でもよい)に、上から順に「朝」、
「昼」、「夕」の表示12を適宜設けることにより、
朝、昼、夕に各1錠ずつ服用することが直感的に分かる
ものである。
【0014】図4は、本発明の第3の実施例である薬の
包装体13を示し、この薬の包装体13は、一度に服用
する1つ若しくは複数の医薬を調剤し、これを紙やフィ
ルムで1回分ずつに包装した袋体14を複数連設したも
のである。各袋体14の間にはミシン目15を形成して
分離しやすく形成されている。そして、各袋体14の表
面には七曜の表示16が、「朝」、「昼」、「夕」の表
示17と組み合わされて、「月曜日 朝食後」、「月曜
日 昼食後」、「月曜日 夕食後」、「火曜日 朝食後」
・・・「金曜日 昼食後」、「金曜日 夕食後」・・・の
ように左から右へと順に表示されていく。勿論、1日1
袋の場合には、「月」、「火」、「水」、「木」、
「金」、「土」、「日」と表示される。
【0015】また、本発明の他の実施例としては、特に
図示しないが、上述した包装材に表示を形成するのでは
なく、錠剤そのものに七曜を刻印成形等により表記する
ものである。これも前述同様の効果を発揮し得るが、新
規な成形型を起こすことや各錠剤を特定位置に配置する
ための包装ラインの構成を大掛かりに変更することが必
要になるから、印刷の版下だけを新規とするだけ実施例
の方がより現実性がある。勿論、七曜を錠剤へ刻印する
とともに包装材に表示してもよいものである。
【0016】尚、七曜の表示は、上述した実施例以外に
も、“Mon.”, “Tue.”, “Wed.”, “Thu.”, “Fr
i.”, “Sat.”, “Sun.” の英語の表示を用いてもよ
い。また、七曜の代わりに1〜31の日付を表示するこ
とも考えられるが、1枚のシートに少なくとも31個の
錠剤を配設することとなり、数として中途半端であり、
汎用性に欠けるものとなる。また、上述した実施例で
は、包装される医薬として錠剤を例に取り説明したが、
勿論これに限定されることはなく、カプセル剤、顆粒
剤、粉末薬等、その形態は問わず、さらに1列に錠剤を
7個配列するのみならず、7の倍数個を配列してもよい
ものである。
【0017】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明の薬の包装体
によれば、薬を飲んだか否かが曜日ごとに一目で判別で
きることから、薬の服用の記憶が曖昧となって薬を服用
しなかったり、薬を倍量飲んでしまうといった薬の服用
を誤認することを確実に防ぐことができ、薬の飲み忘れ
を防止することができるものである。
【0018】また、医薬を一列に7個配設することで、
1週間分の7個単位での医薬の包装となり、どのような
パッケージの医薬にも容易に適用することができる。
【0019】また、包装体に当該医薬の効能及び/又は
用法・用量を記載することで、服用し残した医薬であっ
ても、その有効期限内に再度服用する場合でも医薬の効
能、用法・用量等を確認でき、薬の服用を間違えること
がなく、有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る薬の包装体の説明
図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係る薬の包装体の説明
図である。
【図3】本発明の第3の実施例に係る薬の包装体の説明
図である。
【図4】本発明の第4の実施例に係る薬の包装体の説明
図である。
【符号の説明】
1 薬の包装体 2 シート状包装材 3 錠剤 4 七曜の表示 5 識別表示 6 効能表示 7 用法・用量表示 8 薬の包装体 9 シート状包装材 10 薬の包装体 11 シート状包装材 12 薬の包装体 13 袋体 15 七曜の表示

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個別包装された医薬が間隔を置いて複数
    連続してなる薬の包装体において、各医薬自体及び/又
    は医薬の近傍には一定方向に七曜の各曜日の表示を順に
    表記したことを特徴とする薬の包装体。
  2. 【請求項2】 医薬は一列に7個若しくは7の倍数個配
    設することを特徴とする請求項1記載の薬の包装体。
  3. 【請求項3】 包装体には当該医薬の効能及び/又は用
    法・用量を記載したことを特徴とする請求項1記載の薬
    の包装体。
JP2000315028A 2000-10-16 2000-10-16 薬の包装体 Pending JP2002119574A (ja)

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