JP2002119452A - 使い捨て雑巾及びこれを用いた清掃用具セット - Google Patents
使い捨て雑巾及びこれを用いた清掃用具セットInfo
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- JP2002119452A JP2002119452A JP2000317663A JP2000317663A JP2002119452A JP 2002119452 A JP2002119452 A JP 2002119452A JP 2000317663 A JP2000317663 A JP 2000317663A JP 2000317663 A JP2000317663 A JP 2000317663A JP 2002119452 A JP2002119452 A JP 2002119452A
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Abstract
を行い得る使い捨て雑巾及びこれを用いた清掃用具セッ
トを提供すること。 【解決手段】 液体を吸収する吸収体部と;吸収体部を
挟んで保持する親水性の表面シートとを備える。そし
て、断面形状に凹凸を持たせるように所定のパターンを
形成している。
Description
に装着して使用される使い捨て雑巾に関する。特に、水
やワックスなどの水分を吸収した状態で使用するのに適
した使い捨て雑巾に関する。
ために、使い捨ての雑巾(シート)を用いたモップが実
用化されている。このようなシートは、コストなどの面
から不織布で製造されることが多い。
ような従来の使い捨て雑巾を使用した場合、水拭き、ワ
ックスがけを行う際に問題があった。すなわち、薄い不
織布のシートでは、吸水力が不十分であったり、床との
摩擦でスムーズに作業を行うことができなかった。
たものであり、十分な吸水力を保持しつつ、スムーズに
作業を行い得る使い捨て雑巾及びこれを用いた清掃用具
セットを提供することを目的とする。
に、本発明に係る使い捨て雑巾は、吸水性に優れた吸収
体部と;吸収体部を挟んで保持する親水性の表面シート
とを備える。そして、少なくとも使用面において、凹凸
パターンを形成している。このように、使い捨て雑巾の
断面形状が凹凸となるようなパターンを形成することに
より、床との接触面積が小さくなり、水分を含んだ状態
でも当該雑巾をスムーズに滑らせて使用することができ
る。
と当該粉砕パルプを包囲する連続繊維とによって吸収体
部を構成する。粉砕パルプを連続繊維で包囲することに
より、粉砕パルプがばらつくことなく、また、連続繊維
によって形成される空間によって吸水力が向上する。表
面シートと連続繊維に熱融着性を使用し、これらを上下
方向より部分的に熱接着することにより、パターを形成
することができる。
線状、複数の円によるドットパターン等を採用すること
ができる。
て、モップの先端に装着して使用する使い捨て濡れ雑巾
を例にとって説明する。
捨て濡れ雑巾10の平面形状を示す。また、図2は、当
該使い捨て濡れ雑巾10の概略断面構造を示し、図3は
詳細な拡大断面構造を示す。本実施例の使い捨て濡れ雑
巾10は、吸収体を収容しない接着部12と吸収体を収
容した非接着部14とから構成されている。
は、粉砕パルプ20を連続繊維(TOW)層18a、1
8bで包囲したものが収容されている。連続繊維層18
a,18bとしては、例えば、直径1mm以下のポリエ
ステルとポリプロピレンの複合繊維を、40g/m2だ
け積層してシート状に成形したものを使用する。粉砕パ
ルプ20は、例えば、単位面積当たりの重量が50g/
m2のものを使用する。
織布よりなる表面層16a,16bが配置されている。
表面層16a,16bとしては、例えば、レーヨン繊維
80%+熱融着性のポリオレフィン繊維20%を水流に
て交絡させ、加熱処理を施した不織布(スパンレース)
を目付量40g/m2だけ使用する。接着部12の幅
(シール幅)は、例えば、2mmとし、5mmピッチで
成形する。
の製造に際しては、連続繊維層18a,18bと粉砕パ
ルプ20からなる吸収コアを表面層16a,16bによ
って挟み込む。その後、表面層16a,16bと吸収コ
ア(粉砕パルプ20,連続繊維層18a,18b)を熱
エンボス加工により一体化する。この時、粉砕パルプ2
0は上下方向からの圧力により水平方向に移動し(図3
参照)、連続繊維層18a,18bと表面層16a,1
6bとが熱接着される。その結果、弾力性のある凹凸パ
ターンを成形することが可能となる。
10の使用状態を示す。使い捨て濡れ雑巾10は、モッ
プ22の先端部に装着して使用される。なお、長い柄の
モップ以外にも、短い柄のハンディーモップや、他の形
状のモップタイプの清掃用具に使用できることは言うま
でもない。本発明の使い捨て濡れ雑巾の使用方法として
は、予め水を含ませて床面を水拭きしたり、ワックスを
含ませてワックスがけしたりすることができる。その他
にも、床にこぼれた水を拭き取るために使用することも
可能である。更には、床面、雑巾共に乾いた状態で使用
しても、単に床面に落ちたホコリや髪の毛を捕集するこ
とができる。
使用すると、モップ22を床に押しつけることにより、
吸収コア(粉砕パルプ20,連続繊維層18a,18
b)に含まれた水分が外側にスムーズに移行し、親水性
の高いレーヨン繊維に保持される。
断面形状が凹凸となるようなパターンを形成することに
より、床との接触面積が小さくなり、水分を含んだ状態
でも当該雑巾をスムーズに滑らせて使用することができ
る。また、粉砕パルプ20と当該粉砕パルプ20を包囲
する連続繊維層18a,18bとによって吸収体コアを
構成しているため、粉砕パルプ20がばらつくことな
く、また、連続繊維層18a,18bによって形成され
る空間によって吸水力が向上する。
捨て濡れ雑巾30を示す。本実施例の使い捨て濡れ雑巾
30は、第1の実施例と同様に接着部32と非接着部3
4とから構成されている。その他の構成、素材、構造、
製造方法、使用方法及び作用効果については、第1実施
例と同様であるため、重複した説明は避けるものとす
る。要するに、本実施例と第1の実施例との違いは、凹
凸パターンの形状である。すなわち、本実施例において
は、雑巾上の凹凸パターンを波線状に成形し、更に滑り
を向上させている。
捨て濡れ雑巾40を示す。本実施例の使い捨て濡れ雑巾
40は、第1の実施例と同様に接着部44と非接着部4
2とから構成されている。その他の構成、素材、構造、
製造方法、使用方法及び作用効果については、第1実施
例と同様であるため、重複した説明は避けるものとす
る。要するに、本実施例と第1又は第2の実施例との違
いは、凹凸パターンの形状である。すなわち、本実施例
においては、食器洗浄用のスポンジのように、雑巾上の
凹凸パターンを複数の円によるドット状に成形して、更
に滑りを向上させている。
が、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものでは
なく、特許請求の範囲に示された技術的思想の範疇にお
いて変更可能なものである。例えば、凹凸パターンの形
成位置は、雑巾全面でなくとも、床に接する面のみに形
成しても同様の効果が得られることは言うまでもない。
断面形状が凹凸となるようなパターンを形成することに
より、床との接触面積が小さくなり、水分を含んだ状態
でも当該雑巾をスムーズに滑らせて使用することができ
る。
濡れ雑巾の構成を示す平面図である。
断面図である。
の使用状態を示す説明図(斜視図)である。
濡れ雑巾の構成を示す平面図である。
濡れ雑巾の構成を示す平面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】モップタイプの清掃具の先端に装着して使
用するシート状の使い捨て雑巾において、 吸水性に優れた吸収体部と;前記吸収体部を挟んで保持
する親水性の表面シートとを備え、 少なくとも当該雑巾の使用面において、凹凸パターンを
形成したことを特徴とする使い捨て雑巾。 - 【請求項2】前記吸収体部は、粉砕パルプと当該粉砕パ
ルプを包囲する連続繊維とを有することを特徴とする請
求項1に記載の使い捨て雑巾。 - 【請求項3】前記表面シートと前記連続繊維は、熱融着
性を有し、これらを上下方向より部分的に接着すること
により、前記凹凸パターを形成することを特徴とする請
求項2に記載の使い捨て雑巾。 - 【請求項4】前記パターンは、前記清掃具を滑らす方向
に対してほぼ垂直に延びる直線状であることを特徴とす
る請求項1,2又は3に記載の使い捨て雑巾。 - 【請求項5】前記パターンは、前記清掃具を滑らす方向
に対してほぼ垂直に延びる波線状であることを特徴とす
る請求項1,2又は3に記載の使い捨て雑巾。 - 【請求項6】前記パターンは、複数の円によるドットパ
ターンであることを特徴とする請求項1,2又は3に記
載の使い捨て雑巾。 - 【請求項7】モップタイプの清掃具と;前記清掃具の先
端に装着される請求項1記載の使い捨て雑巾とを備えた
ことを特徴とする清掃用具セット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000317663A JP2002119452A (ja) | 2000-10-18 | 2000-10-18 | 使い捨て雑巾及びこれを用いた清掃用具セット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000317663A JP2002119452A (ja) | 2000-10-18 | 2000-10-18 | 使い捨て雑巾及びこれを用いた清掃用具セット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002119452A true JP2002119452A (ja) | 2002-04-23 |
Family
ID=18796415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000317663A Pending JP2002119452A (ja) | 2000-10-18 | 2000-10-18 | 使い捨て雑巾及びこれを用いた清掃用具セット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002119452A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005034710A1 (en) * | 2003-10-08 | 2005-04-21 | The Procter & Gamble Company | Cleaning pad and cleaning implement |
US7191486B1 (en) | 2003-08-12 | 2007-03-20 | Butler Home Products, Llc | Cleaning pad |
US9204775B2 (en) | 2011-04-26 | 2015-12-08 | The Procter & Gamble Company | Scrubbing strip for a cleaning sheet, cleaning sheet used therewith, and method of making |
-
2000
- 2000-10-18 JP JP2000317663A patent/JP2002119452A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7191486B1 (en) | 2003-08-12 | 2007-03-20 | Butler Home Products, Llc | Cleaning pad |
US7721381B2 (en) | 2003-08-12 | 2010-05-25 | Butler Home Products, Llc | Cleaning pad |
WO2005034710A1 (en) * | 2003-10-08 | 2005-04-21 | The Procter & Gamble Company | Cleaning pad and cleaning implement |
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