JP2002118860A - 二次元y/c信号分離回路 - Google Patents

二次元y/c信号分離回路

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JP2002118860A
JP2002118860A JP2000305792A JP2000305792A JP2002118860A JP 2002118860 A JP2002118860 A JP 2002118860A JP 2000305792 A JP2000305792 A JP 2000305792A JP 2000305792 A JP2000305792 A JP 2000305792A JP 2002118860 A JP2002118860 A JP 2002118860A
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Michitaka Nakamura
通孝 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ライン間の相関が弱い場合でも最適な分離フ
ィルタの組み合わせを選択できるようにして、ライン間
の相関が弱まったときの垂直方向のドット妨害や水平方
向の解像度劣化を抑制する。 【解決手段】 コンポジットディジタル映像信号から抽
出されたライン間の色信号成分の極性について同一であ
るかないかの判定、および前記色信号成分による前記ラ
イン間の比較判定を行い、前記色信号成分についてライ
ン間の相関の程度を判定し、前記ライン間の相関の程度
に応じた分離フィルタを選択し、前記各ラインを構成す
る映像信号データの各サンプルごとに“色成分なしのた
め分離しない”場合を含むラインコムフィルタ、バンド
パスフィルタ、または前記フィルタの組み合わせのいず
れかを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン映像
信号のY/C信号(輝度/色信号)を分離する二次元Y
/C信号分離回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のライン相関型のY/C信号分離回
路では、ライン間の相関を判定し上ラインコムフィル
タ、下ラインコムフィルタ、3ラインコムフィルタおよ
びバンドパスフィルタの最大4種類の選択を行なってい
た。このY/C信号分離回路においては垂直方向のドッ
ト妨害や水平方向の解像度劣化を低減できるが、ライン
間の相関が弱まるにつれて前記ドット妨害や前記解像度
劣化が目立つようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のラ
イン相関型のY/C信号分離回路では、ライン間の相関
が弱まったときの垂直方向のドット妨害や水平方向の解
像度劣化を回避する有効な対策がないという課題があっ
た。
【0004】そこで、本発明の目的は、ライン間の相関
が弱い場合でも最適なフィルタの組み合わせを選択でき
るようにしてY/C分離を行い、ライン間の相関が弱ま
ったときの垂直方向のドット妨害や水平方向の解像度劣
化を抑制できる二次元Y/C信号分離回路を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る二次元Y/
C信号分離回路は、コンポジットディジタル映像信号か
ら抽出されたライン間の色信号成分の極性について同一
であるかないかの判定、および前記色信号成分による前
記ライン間の比較判定を行い、前記色信号成分について
ライン間の相関の程度を判定し、前記ライン間の相関の
程度に応じた分離フィルタを選択し、前記選択した分離
フィルタによりテレビジョン映像信号の色信号を分離す
る色信号分離手段を備えたことを特徴とする。
【0006】本発明の二次元Y/C信号分離回路は、色
信号成分についてライン間の相関の程度を判定し、前記
ライン間の相関の程度に応じて最適な複数のフィルタの
組み合わせを含む分離フィルタを選択し、前記選択した
分離フィルタによりテレビジョン映像信号の色信号を分
離するため、ライン間の相関の程度に応じた最適なフィ
ルタの組み合わせでY/C分離を行うことが出来、ライ
ン間の相関が弱まったときの垂直方向のドット妨害や水
平方向の解像度劣化を抑制できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて説明する。図1は、本実施の形態の二次元Y/C信
号分離回路の構成を示すブロック図である。この二次元
Y/C信号分離回路は、コンポジットディジタル映像信
号1を1ライン分の水平走査期間(1H)遅延させるた
めの1ライン遅延回路(以下、1HDL回路という)
2,3と、色副搬送波の3.58MHz中心周波数成分
を通過させるバンドパスフィルタ回路(以下、BPF回
路という)4,5,6と、BPF回路4,5,6の出力
信号を入力とする色成分ライン間相関判定回路7と、B
PF回路4,5,6の出力信号および色成分ライン間相
関判定回路7の出力信号である分離フィルタ制御信号1
4を入力とする分離フィルタ選択回路および分離フィル
タ8と、分離フィルタ選択回路および分離フィルタ8の
出力信号を入力とし色信号12を出力するBPF回路9
と、1HDL回路2の出力信号を遅延させる遅延回路1
0と、遅延回路10の出力信号からBPF回路9の出力
信号を減算し輝度信号13を出力する減算回路11とを
備えている。なお、1HDL回路2,3とBPF回路
4,5,6と色成分ライン間相関判定回路7と分離フィ
ルタ選択回路および分離フィルタ8は色信号分離手段に
相当する。
【0008】図2は色成分ライン間相関判定回路7の構
成を示すブロック図であり、BPF回路4の出力信号で
ある正負の符号(以下、ポーラリティビットという)が
付された色信号成分を絶対値化する絶対値化回路18、
同様にBPF回路5の出力信号である色信号成分の絶対
値化を行う絶対値化回路19、同様にBPF回路6の出
力信号である色信号成分の絶対値化を行う絶対値化回路
20と、絶対値化回路18の出力信号と絶対値化回路1
9の出力信号との比較を行いそのライン間の相関の程度
を絶対値比較結果として出力する比較回路21、絶対値
化回路19の出力信号と絶対値化回路20の出力信号と
の比較を行いそのライン間の相関の程度を絶対値比較結
果として出力する比較回路22と、絶対値化回路19の
出力信号について色成分の有無を判定し、図3の斜線領
域で示す“色成分なし領域”を規定する零判定回路23
と、BPF回路5の出力信号のポーラリティビットの極
性に対しBPF回路4,6の出力信号のポーラリティビ
ットの極性が同一であるかないかの判定や前記比較回路
21,22の絶対値比較結果をもとにライン間の相関の
強弱がどの程度あるかの判定を行い、それら判定結果と
零判定回路23が出力した判定結果との組み合わせに応
じた分離フィルタ制御信号14を出力する相関判定回路
24とを備えている。
【0009】次に動作について説明する。この二次元Y
/C信号分離回路では、コンポジットディジタル映像信
号から簡易的に色成分を分離しライン間における相関判
定を行う。この判定結果から、前記各ラインを構成する
映像信号データの1サンプルごとの各データごとに最適
なY/C分離フィルタ(上ラインコムフィルタ、下ライ
ンコムフィルタ、3ラインコムフィルタ、バンドパスフ
ィルタ、上ラインコムフィルタ+バンドパスフィルタ、
下ラインコムフィルタ+バンドパスフィルタ、3ライン
コムフィルタ+バンドパスフィルタ、“色成分なしのた
め分離せず”の8種類のうちのいずれか)を選択する。
すなわち、前記Y/C分離フィルタの各フィルタに信号
を入力しておいて、各ラインを構成する映像信号データ
の1サンプルごとにライン間の相関を判別し、1サンプ
ルごとに前記フィルタの内のどのフィルタの組み合わせ
を使用するかを切り替えて選択し、例えば、ライン間の
相関が強い場合にはラインコムフィルタ、ライン間の相
関が弱くY/C分離が微妙な場合にはラインコムフィル
タとバンドパスフィルタとの組み合わせ、ライン間の相
関が全くない場合または中心(本線)データ2において
色成分が零である場合には“バンドパスフィルタのみ”
かまたは“色成分なしのため分離せず”を使用するよう
にし、ライン間の相関が弱い場合でも垂直方向のドット
妨害や水平方向の解像度劣化を低減できるY/C分離を
行う。
【0010】先ず、コンポジットディジタル映像信号1
と、そのコンポジットディジタル映像信号1を1HDL
回路2により1水平走査期間遅延した信号と、前記信号
をさらに1HDL回路3により1水平走査期間遅延した
信号(コンポジットディジタル映像信号1に対しては2
水平走査期間遅延した信号)をそれぞれBPF回路4,
5,6へ入力し、3.58MHz中心周波数信号(簡易
的な色成分)を分離する。そして、前記分離された色成
分によりライン間における相関の程度を各ラインを構成
する映像信号データの1サンプルごとに色成分ライン間
相関判定回路7で判定する。
【0011】ここで、色成分ライン間相関判定回路7に
よるライン間の相関判定について説明する。この色成分
ライン間相関判定回路7では、BPF回路4,5,6の
出力信号それぞれのポーラリティビット(最上位ビッ
ト)15,16,17を相関判定回路24へ入力する。
次にライン相関を色成分の絶対値比較により判断する。
このため絶対値化回路18,19,20により各BPF
回路4,5,6の出力を絶対値化、すなわち正値にす
る。そして、絶対値化回路19の出力信号を中心(本
線)データ2として、この中心(本線)データ2と絶対
値化回路18の出力信号との比較を比較回路21で行
い、また絶対値化回路中心(本線)データ2と絶対値化
回路20の出力信号とを比較回路22で比較する。
【0012】この場合の比較内容は、絶対値化回路18
および絶対値化回路20の出力信号について中心(本
線)データ2の“1/X以下”、“1/Xより大きく
(1−1/X)未満”、“(1−1/X)以上(1+1
/X)以下”、“(1+1/X)より大きい”の4項目
について比較判定する。Xは3以上の値でありライン相
関判断の度合いを示す。このXの値は設定変更可能であ
り、少ない値であればあいまいに、大きい値であれば厳
しくライン相関を判定することが可能である。例えば、
Xが3である場合、前記比較内容は、絶対値化回路18
および絶対値化回路20の出力信号について中心(本
線)データ2の“0.33以下”、“0.33より大き
く0.67未満”、“0.67以上1.33以下”、
“1.33より大きい”の4項目について比較判定する
ことになり、またXが8である場合、前記比較内容は、
中心(本線)データ2の“0.125以下”、“0.1
25より大きく0.875未満”、0.875以上1.
125以下”、“1.125より大きい”の4項目につ
いて比較判定することになり、このように少ない値(X
=3)であればあいまいに、大きい値(X=8)であれ
ば厳しくライン相関を判定することになる。比較回路2
1,22からは前記比較内容による比較結果(前記4項
目のいずれに該当するかを2ビットで表現した比較結
果)が絶対値比較結果として相関判定回路24へ出力さ
れる。
【0013】図3は、比較回路21,22から出力され
る絶対値比較結果の一例を示す説明図であり、BPF回
路4とBPF回路5の出力信号の色成分の絶対値による
比較の結果、BPF回路4の出力信号についてはBPF
回路5の出力信号の中心(本線)データ2に対し(1+
1/X)より大きく、また、BPF回路6とBPF回路
5の出力信号の色成分の絶対値による比較の結果、BP
F回路6の出力信号についてもBPF回路5の出力信号
の中心(本線)データ2に対し(1+1/X)より大き
く、この場合には比較回路21,22から2ビットの絶
対値比較結果として「11」が出力されることを示して
いる。
【0014】相関判定回路24では、BPF回路5の出
力信号のポーラリティビットの極性に対しBPF回路
4,6の出力信号のポーラリティビットの極性が同一で
あるかないかの判定、および前記比較回路21,22の
絶対値比較結果をもとにライン間の相関の強弱がどの程
度あるかの判定についての判定結果と、零判定回路23
が出力した判定結果との組み合わせに応じて最適なY/
C分離フィルタを選択するための分離フィルタ選択判定
を行い、前記分離フィルタ選択判定結果に応じた分離フ
ィルタ制御信号14を出力する。
【0015】相関判定回路24における最適な分離フィ
ルタ選択のための分離フィルタ選択判定は次のようにし
て行われる。なお、最適なY/C分離フィルタは、」、
「色成分なしのため分離せず」を含む「上ラインコムフ
ィルタ」、「下ラインコムフィルタ」、「3ラインコム
フィルタ」、「バンドパスフィルタ」、「上ラインコム
フィルタ+バンドパスフィルタ」、「下ラインコムフィ
ルタ+バンドパスフィルタ」、「3ラインコムフィルタ
+バンドパスフィルタ」の8種類の中から選択される。
【0016】図4は、この相関判定回路24において分
離フィルタの選択判定を行う場合に使用される相関判定
回路24にあらかじめ備えられているテーブルを示す説
明図であり、中心(本線)データ2の色成分が「0」す
なわち図3の斜線領域で示す“色成分なし領域”ではな
いかの判定と、中心(本線)データ2のポーラリティビ
ット16と前後ラインのポーラリティビット15,17
の符号は同じであるか異なっているかの判定と前記絶対
値比較結果とをもとに、中心(本線)データ2のライン
と前後のライン間との相関がどの程度あるかの判定とを
行なった後、これら判定結果をもとに前記テーブルを参
照し、それら各判定結果の組み合わせに応じて最適な分
離フィルタを選択するための分離フィルタ選択判定を行
い、3ビットの分離フィルタ制御信号14を分離フィル
タ選択回路および分離フィルタ8へ出力する。
【0017】図4、図5、図6、図7は前記各判定の組
み合わせと、その組み合わせに応じて色成分ライン間相
関判定回路7から出力される分離フィルタ制御信号14
により、分離フィルタ選択回路および分離フィルタ8で
選択されるY/C分離フィルタを決定する各テーブルを
示している。分離フィルタ選択回路および分離フィルタ
8では“色成分なしのため分離せず”を含む8種類のY
/C分離フィルタが選択されるため、色成分ライン間相
関判定回路7から出力される分離フィルタ制御信号14
は3ビットで構成される。図8は、前記3ビットで構成
される分離フィルタ制御信号14を十進で、その分離フ
ィルタ制御信号14により選択される前記8種類のY/
C分離フィルタを示す。
【0018】図4、図5、図6、図7において、“PO
L1”はBPF回路4の出力手段の色成分のポーラリテ
ィビットAとBPF回路5の出力手段の色成分のポーラ
リティビットCとの極性についての一致判定結果である
AXORCを示し、“POL2”はBPF回路6の出力
手段の色成分のポーラリティビットBとBPF回路5の
出力手段の色成分のポーラリティビットCとの極性につ
いての一致判定結果であるBXORCを示し、“FIL
T1”は絶対値化回路19の出力信号と絶対値化回路1
8の出力信号とを比較する比較回路21の絶対値比較結
果であるACOMPCを示し、“FILT2”は絶対値
化回路19の出力信号と絶対値化回路20の出力信号と
を比較する比較回路22の絶対値比較結果であるBCO
MPCを示す。また、CHROMAは分離フィルタ選択
回路および分離フィルタ8で実際に選択される「色成分
なしのため分離せず」を含む上ラインコムフィルタ、下
ラインコムフィルタ、3ラインコムフィルタ、バンドパ
スフィルタ、上ラインコムフィルタ+バンドパスフィル
タ、、下ラインコムフィルタ+バンドパスフィルタ、3
ラインコムフィルタ+バンドパスフィルタの8種類のY
/C分離フィルタを示している。このようにコンポジッ
トディジタル映像信号から分離した色成分をライン間で
相関判定することで、ライン間の相関が強い場合または
全くない場合にはラインコムフィルタまたは“色成分な
しのため分離せず”を選択し、前記相関が弱い場合でも
ラインコムフィルタとバンドパスフィルタを最適に組み
合わせY/C分離を行う。
【0019】従って、例えばBPF回路5の出力信号の
色成分のポーラリティビット16の極性が正であり、B
PF回路4,5の出力信号の色成分のポーラリティビッ
ト15,17の極性が負であって、中心(本線)データ
2に対し前後ラインの相関の度合いが図3に示すような
ものである場合には、“POL1”は「1」、“FIL
T1”は「11」、“POL2”は「1」、“FILT
2”は「11」であることから、図7の最後の64番目
の前記各判定結果の組み合わせ(“POL1”、“FI
LT1”、“POL2”、“FILT2”の組み合わ
せ)に応じて規定されている、ライン間の相関の度合い
に応じた最適なバンドパスフィルタがY/C分離フィル
タとして選択される。
【0020】以上のように、この実施の形態によれば、
コンポジットディジタル映像信号から分離した色成分を
ライン間で相関判定し、その相関の程度を判定すること
で、ライン間の相関が強い場合にはラインコムフィル
タ、相関が全くない場合には“色成分なしのため分離せ
ず”を選択し、また色成分が零である場合(色成分なし
領域)にはバンドパスフィルタ、前記ライン間の相関が
弱い場合にはラインコムフィルタとバンドパスフィルタ
を選択するようにし、前記ライン間の相関が弱い場合で
もラインコムフィルタとバンドパスフィルタを前記各ラ
インを構成する映像信号データの1サンプルごとの各デ
ータごとに最適に組み合わせY/C分離を行うように構
成したので、ライン間の相関が弱い場合であっても、従
来問題であった垂直方向のドット妨害や水平方向の解像
度劣化を低減でき、Y/C分離時にクロスカラーや妨害
縞が発生する問題を解消できる二次元Y/C信号分離回
路を提供できる効果がある。
【0021】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。図9は、この実施の形態の二次元Y/C信号分
離回路の構成を示すブロック図である。なお、図9にお
いて図1と同一または相当の部分については同一の符号
を付し説明を省略する。この実施の形態の二次元Y/C
信号分離回路は色成分水平方向判定回路23を備えてい
る点で図1に示した前記実施の形態の二次元Y/C信号
分離回路と異なっている。この色成分水平方向判定回路
23は、色成分の水平方向の動作が色成分として正しい
か否かを判定するものであり2クロックごとに符号が反
転することと、2クロックごとにレベルが同じになるこ
とを判定基準にする。
【0022】この実施の形態では、色成分水平方向判定
回路23を備えたことで、水平方向へのデータの動きが
色成分として正しいか否かを判定でき、バンドパスフィ
ルタのみで行なっていた水平方向の判定をより確実に行
える二次元Y/C信号分離回路を提供できる効果があ
る。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、コンポ
ジットディジタル映像信号から抽出されたライン間の色
信号成分の極性について同一であるかないかの判定、お
よび前記色信号成分による前記ライン間の比較判定を行
い、前記色信号成分についてライン間の相関の程度を判
定し、前記ライン間の相関の程度に応じた分離フィルタ
を選択し、前記選択した分離フィルタによりテレビジョ
ン映像信号の色信号を分離するので、ライン間の相関が
弱い場合に従来問題であった垂直方向のドット妨害や水
平方向の解像度劣化を低減でき、Y/C分離時にクロス
カラーや妨害縞の発生を解消できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の二次元Y/C信号分離
回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態の二次元Y/C信号分離
回路における色成分ライン間相関判定回路の構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の実施の一形態の二次元Y/C信号分離
回路における比較回路から出力される絶対値比較結果の
一例を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の一形態の二次元Y/C信号分離
回路における分離フィルタ選択回路および分離フィルタ
で選択されるY/C分離フィルタを決定するテーブルの
説明図である。
【図5】本発明の実施の一形態の二次元Y/C信号分離
回路における分離フィルタ選択回路および分離フィルタ
で選択されるY/C分離フィルタを決定するテーブルの
説明図である。
【図6】本発明の実施の一形態の二次元Y/C信号分離
回路における分離フィルタ選択回路および分離フィルタ
で選択されるY/C分離フィルタを決定するテーブルの
説明図である。
【図7】本発明の実施の一形態の二次元Y/C信号分離
回路における分離フィルタ選択回路および分離フィルタ
で選択されるY/C分離フィルタを決定するテーブルの
説明図である。
【図8】本発明の実施の一形態の二次元Y/C信号分離
回路における分離フィルタ制御信号と、その分離フィル
タ制御信号により選択されるY/C分離フィルタを示す
説明図である。
【図9】本発明の他の実施の一形態の二次元Y/C信号
分離回路の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2,3……1HDL回路(色信号分離手段)、4,5,
6……BPF回路(色信号分離手段)、7……色成分ラ
イン間相関判定回路(色信号分離手段)、8……分離フ
ィルタ選択回路および分離フィルタ(色信号分離手
段)、23……色成分水平方向判定回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン映像信号の輝度信号/色信
    号を分離する二次元Y/C信号分離回路において、 コンポジットディジタル映像信号から抽出されたライン
    間の色信号成分の極性について同一であるかないかの判
    定、および前記色信号成分による前記ライン間の比較判
    定を行い、前記色信号成分についてライン間の相関の程
    度を判定し、前記ライン間の相関の程度に応じた分離フ
    ィルタを選択し、前記選択した分離フィルタによりテレ
    ビジョン映像信号の色信号を分離する色信号分離手段を
    備えたことを特徴とする二次元Y/C信号分離回路。
  2. 【請求項2】 前記色信号分離手段は、コンポジットデ
    ィジタル映像信号から抽出されたライン間の色信号成分
    の極性について同一であるかないかの判定結果と、コン
    ポジットディジタル映像信号から抽出されたライン間の
    色信号成分の絶対値比較結果とをもとに、色信号成分な
    しの場合を含むライン間の相関の程度を判定し、前記判
    定結果に応じた分離フィルタ制御信号を出力する色成分
    ライン間相関判定回路と、前記色成分ライン間相関判定
    回路が出力した前記分離フィルタ制御信号をもとにライ
    ンコムフィルタ、バンドパスフィルタもしくはそれらの
    組み合わせを選択するか、または前記色信号成分なしの
    場合の分離フィルタ使用せずを選択する分離フィルタ選
    択回路とを備えたことを特徴とする請求項1記載の二次
    元Y/C信号分離回路。
  3. 【請求項3】 前記色成分ライン間相関判定回路は、コ
    ンポジットディジタル映像信号から抽出されたラインの
    色信号成分について色信号成分なしを判定する零判定回
    路を備え、前記零判定回路が判定した色信号成分なしの
    場合を含むライン間の相関の程度を判定し、前記判定結
    果に応じた分離フィルタ制御信号を出力することを特徴
    とする請求項2記載の二次元Y/C信号分離回路。
  4. 【請求項4】 前記色成分ライン間相関判定回路は、コ
    ンポジットディジタル映像信号から抽出された中心(本
    線)ラインとその上側ラインおよび下側ライン間の色信
    号成分の絶対値を比較する比較回路を備え、コンポジッ
    トディジタル映像信号から抽出された前記中心(本線)
    ラインと前記上側ラインおよび前記下側ライン間の色信
    号成分の極性について同一であるかないかの判定結果
    と、前記比較回路による絶対値比較結果とをもとに、色
    信号成分なしの場合を含む色信号成分によるライン間の
    相関の程度を判定し、前記判定結果に応じた分離フィル
    タ制御信号を出力することを特徴とする請求項2または
    請求項3記載の二次元Y/C信号分離回路。
  5. 【請求項5】 前記色成分ライン間相関判定回路は、コ
    ンポジットディジタル映像信号から抽出された前記中心
    (本線)ラインと前記上側ラインおよび前記下側ライン
    間の色信号成分のポーラリティビットの極性について同
    一であるかないかの判定結果と、前記比較回路による絶
    対値比較結果とに応じて選択すべき最適な分離フィルタ
    を決定するためのテーブルを備えていることを特徴とす
    る請求項4記載の二次元Y/C信号分離回路。
  6. 【請求項6】 分離フィルタ選択回路は、色信号成分な
    しの場合の分離フィルタ使用せずを含む「上ラインコム
    フィルタ」、「下ラインコムフィルタ」、「3ラインコ
    ムフィルタ」、「バンドパスフィルタ」、「上ラインコ
    ムフィルタ+バンドパスフィルタ」、「下ラインコムフ
    ィルタ+バンドパスフィルタ」、「3ラインコムフィル
    タ+バンドパスフィルタ」を選択することを特徴とする
    請求項4または請求項5記載の二次元Y/C信号分離回
    路。
  7. 【請求項7】 色成分の水平方向の動作が色成分として
    正しいか否かを判定する色成分水平方向判定回路を備え
    たことを特徴とする請求項1乃至6記載の二次元Y/C
    信号分離回路。
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