JP2002118852A - 映像コーデックシステム、そのシステムと外部ホストシステムとのデータ処理方法及びそのシステムでのエンコーディング/デコーディング制御方法 - Google Patents

映像コーデックシステム、そのシステムと外部ホストシステムとのデータ処理方法及びそのシステムでのエンコーディング/デコーディング制御方法

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JP2002118852A
JP2002118852A JP2001205181A JP2001205181A JP2002118852A JP 2002118852 A JP2002118852 A JP 2002118852A JP 2001205181 A JP2001205181 A JP 2001205181A JP 2001205181 A JP2001205181 A JP 2001205181A JP 2002118852 A JP2002118852 A JP 2002118852A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高性能の映像コーデックシステム、外部ホス
トシステムとのデータ処理方法及びエンコーディング/
デコーディング制御方法を提供すること。 【解決手段】 本発明は、エンコーダにおいてエンコー
ディングされたビットストリームをホストシステムに伝
送する前に一時保存するエンコーダバッファ、ホストシ
ステムから伝送されたエンコーディングされたデータを
一時保存するデコーダバッファ、エンコーダ、デコー
ダ、エンコーダバッファ及びデコーダバッファの作業状
態をあらかじめ割当てられたビットに記録する作業状態
レジスタ、エンコーダ及びデコーダが行わねばならない
命令語を記録する命令識別レジスタと、ホストシステム
から伝送された命令語を解析して命令識別レジスタに記
録させて作業状態レジスタを通じ各作業を確認した後で
命令識別レジスタを通じエンコーダ及びデコーダを制御
するインタフェース及び制御管理部とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像コーデックに係
り、特にホストシステムから独立したプロセッサ内に具
現された映像コーデックシステム、そのシステムと外部
ホストシステムとのデータ処理方法及びそのシステムで
のエンコーディング/デコーディング制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】映像コーデックは一般的にエンコーダと
デコーダとを具備し、これを必要とするシステム内にお
いてエンコーディング及びデコーディング作業を行う。
さらに、外部システムからエンコーディングするデータ
を入力してエンコーディングされた結果を再び伝送した
り、エンコーディングされたデータを入力してデコーデ
ィングされた結果を再び伝送する。すなわち、従来の映
像コーデックはシステム指示によりエンコーディング/
デコーディング作業を単純に行う。
【0003】従って、マルチメディア通信システムで映
像コーデックを独立したプロセッサ内に具現する時、マ
ルチメディア通信システムと映像コーデックとの間の送
受信データを映像コーデック内において適切に処理する
必要がある。これに適した映像コーデック構造が要求さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明がなそうとする
技術的課題は、ホストシステムから独立したプロセッサ
内に具現され、エンコーダ及びデコーダの作業を円滑に
する構成要素を具備することにより、映像コーデックの
性能を高める映像コーデックシステムを提供するところ
にある。本発明がなそうとする他の技術的課題は、ホス
トシステムから独立したプロセッサ内に具現された映像
コーデックシステムとそのホストシステムとの間のデー
タを適切に処理する方法を提供するところにある。本発
明がなそうとするさらに他の技術的課題は、ホストシス
テムから独立したプロセッサ内に具現された映像コーデ
ックシステムでのエンコーディング/デコーディング制
御方法を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題をなすために、
ホストシステムから独立したプロセッサ内に具現され、
映像撮影機を通じ入力された映像データをエンコーディ
ングするエンコーダ及び前記ホストシステムから伝送さ
れたエンコーディングされたデータをデコーディングし
て映像出力機に出力するデコーダを具備した本発明によ
る映像コーデックシステムは、エンコーダにおいてエン
コーディングされたビットストリームをホストシステム
に伝送する前に一時保存するエンコーダバッファ、ホス
トシステムから伝送されたエンコーディングされたデー
タを一時保存するデコーダバッファ、エンコーダ、デコ
ーダ、エンコーダバッファ及びデコーダバッファの作業
状態をあらかじめ割当てられたビットに記録する作業状
態レジスタ、エンコーダ及びデコーダが行わねばならな
い命令語を記録する命令識別レジスタと、ホストシステ
ムから伝送された命令語を解析して命令識別レジスタに
記録させ、作業状態レジスタを通じ各作業を確認した後
で命令識別レジスタを通じエンコーダ及びデコーダを制
御するインタフェース及び制御管理部を具備する。
【0006】前記他の課題をなすために、ホストシステ
ムから独立したプロセッサ内に具現された映像コーデッ
クシステムとそのホストシステムとの間のデータ処理方
法は、(a)外部ホストシステムから入力されたデータ
が制御命令語であるのか伝送データであるのかを区分す
る段階、(b)制御命令語ならば、完成された命令であ
るのかを確認して続く命令語があれば、制御命令語を累
積した後で(a)段階に進行し、続く命令語がなければ
命令識別レジスタのあらかじめ割当てられたビットに行
う命令語を記入する段階、(c)命令識別レジスタのあ
らかじめ割当てられた他のビットにエンコーダ及び/ま
たはデコーダが行う命令があることを示す段階及び
(d)エンコーダ及び/またはデコーダにおいて(c)
段階で示された内容を確認し、(b)で記入された命令
語をフェッチする段階を含む。
【0007】前記さらに他の課題をなすために、ホスト
システムから独立したプロセッサ内に具現された本発明
による映像コーデックシステムでのエンコーディング/
デコーディング制御方法は、(a)ホストシステムから
開始命令が入力されれば、エンコーダ及び/またはデコ
ーダが行われるように映像コーデックシステム内の作業
状態レジスタのあらかじめ割当てられたビットをリセッ
トする段階、(b)エンコーダ及び/またはデコーダが
(a)段階での作業状態レジスタのリセットを確認して
エンコーディング及び/またはデコーディングを行った
か否かを判断する段階、(c)映像コーデックシステム
内のエンコーダバッファ及びデコーダバッファが自身の
状態を作業状態レジスタのあらかじめ割当てられた他の
ビットにそれぞれ示す段階及び(d)作業状態レジスタ
に記録されたエンコーダバッファ及びデコーダバッファ
の状態を確認した後、エンコーダ及びデコーダの作業を
制御する段階を含む。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付した図面を参
照して次の通り説明する。図1は本発明による映像コー
デックシステムの内部構成を説明するためのブロック図
である。映像コーデックシステムはインタフェース及び
制御管理機(ICM:Interface & Cont
rol Manager)110、作業状態レジスタ
(TSR:Task Status Register)
120、命令識別レジスタ(CIR:Command
Identification Register)1
30、エンコーダ140、エンコーダバッファ150、
デコーダ160及びデコーダバッファ170を具備す
る。
【0009】ICM110は、レジスタファイルを利用
して、映像コーデックシステム100外部のホストシス
テムのマルチメディア通信システム200から制御命令
語または伝送データを受けたり、システム200に応答
またはデータを伝達する。さらに、ICM110は、T
SR120またはマルチメディア通信システム200か
らの制御命令語などを参照して、エンコーダ140及び
デコーダ160の作業を制御する。ICM110は、制
御命令語を分析し、分析された命令語をCIR130を
通じてエンコーダ140及びデコーダ160に伝達し、
必要に応じてその結果をマルチメディア通信システム2
00に通報する。
【0010】エンコーダバッファ150は、エンコーダ
140でエンコーディングされたビットストリームを外
部ホストシステムに伝送するための一時保管場所であ
る。エンコーダバッファ150は、エンコーダ140か
ら入力を受け入れる前および受け入れた後、バッファの
状態、例えば空(empty)レベル、充満レベル、半
(half)レベル、使用者定義されたレベルなどの状
態を示す。この時、エンコーダバッファの状態が入力を
受け入れる条件になれなければ、エンコーダの動作が中
止される。
【0011】デコーダバッファ170は、外部ホストシ
ステムからエンコーディングされかつ伝送されてきたビ
ットストリームをデコーディングするのための一時保管
場所である。エンコーダバッファ150と同様に、入力
を受け入れる前および受け入れた後のバッファ状態を示
す。さらに、デコーダバッファの状態が入力を受け入れ
る条件になれなければ、エンコーディングされたビット
ストリームは記録されない。
【0012】TSR120は、外部ホストシステムから
入力される伝送データ(すなわちエンコーディングされ
たビットストリーム)及び映像撮影機(図示せず)を通
じエンコーダ140に入力されるエンコーディングされ
るべきデータを円滑にエンコーディング及びデコーディ
ングするためのものである。具体的には、バッファ管理
のために、エンコーダ140、エンコーダバッファ15
0、デコーダ160及びデコーダバッファ170の状態
をあらかじめ割当てられたビットに記録する。ICM1
10は、これら各作業が他の作業と関連したジョブを実
行する時、前提条件が満たされているか否かをTSR1
20を通じ確認する。すなわち、TSR120に保存さ
れた作業状態に基づいてエンコーダ140及びデコーダ
160を制御する。次はTSR120フォーマットの一
例である。 tsr[0]:エンコーダバッファが空状態ならばセッ
ト、そうでなければリセット。 tsr[1]:エンコーダバッファが充満状態ならばセ
ット、そうでなければリセット。 tsr[2]:エンコーダバッファレベルが半分以上な
らばセット、そうでなければリセット。 tsr[3]:エンコーダバッファレベルが使用者によ
り設定された指定レベル以上ならばセット。 tsr[4]:デコーダバッファが空状態ならばセッ
ト、そうでなければリセット。 tsr[5]:デコーダバッファが充満状態ならばセッ
ト、そうでなければリセット。 tsr[6]:デコーダバッファレベルが半分以上なら
ばセット、そうでなければリセット。 tsr[7]:デコーダバッファレベルが使用者により
設定された指定レベル以上ならばセット。 tsr[8]:セットならば、エンコーダがマスクされ
る。エンコーダによりアップデート。 tsr[9]:セットならば、デコーダがマスクされ
る。デコーダによりアップデート。 tsr[10]:セットならば、エンコーディングが許
可されない。ICMによりアップデート。リセットなら
ば、エンコーダは必要な場合に処理されうる。 tsr[11]:セットならば、デコーディングが許可
されない。ICMによりアップデート。リセットなら
ば、デコーダは必要な場合に処理されうる。 tsr[12]:セットならば、エンコーダバッファが
マスクされる。ICMはエンコーダバッファに対する判
読アクセス不能。エンコーダバッファによりアップデー
ト。 tsr[13]:セットならば、デコーダバッファがマ
スクされる。ICMはデコーダバッファに対する記録ア
クセス不能。デコーダバッファによりアップデート。 tsr[14]:セットならば、エンコーダバッファが
許可されない。エンコーダはエンコーダバッファに記録
不能。ICMによりアップデート。 tsr[15]:セットならば、デコーダバッファが許
可されない。デコーダはデコーダバッファから判読不
能。ICMによりアップデート。 tsr[16]:グローバルマスク。セットならば、あ
らゆる機能がディスエーブル。
【0013】次に、ICM110はエンコーダ140及
びデコーダ160が命令語を行うようにする必要がある
時、CIR130に該当命令語を記録する。エンコーダ
140及びデコーダ160は、それぞれの作業を行って
いない時に、CIR130を通じて命令語の存在有無を
確認して実行する。次はCIR130のフォーマットの
一例である。 cir[0]:セットならば、エンコーダは実行される
べき1以上の命令を持つ。命令数はcir[2:4]に
示される。 cir[1]:セットならば、デコーダは実行されるべ
き1以上の命令を持つ。命令数はcir[5:7]に示
される。 cir[2:4]:エンコーダは、これらのビット内の
数と同じ回数だけ命令を行わねばならない。命令内容は
テーブルアドレス変数により指定された因子テーブル
(argument table)で判読可能。 cir[5:7]:デコーダは、これらのビット内の数
と同じ回数だけ命令を行わねばならない。命令内容はテ
ーブルアドレス変数により指定された因子テーブルで判
読可能。 cir[8]:エンコーダが因子テーブル内の命令を全
てフェッチした後にセット。 cir[9]:デコーダが因子テーブル内の命令を全て
フェッチした後にセット。
【0014】図1で、マルチメディア通信システム20
0として、H.323、H.324などが適用され、エ
ンコーダ140及びデコーダ160を具備した映像コー
デックとして、H.261、H.263、MPEG−
2、MPEG−4などが適用される。マルチメディア通
信システム200は外部と無線または有線でデータをや
り取りする。マルチメディア通信システム200は、映
像に関連したデータと必要な制御命令語及び使用者入力
などを映像コーデックシステム100に伝送し、エンコ
ーディングされた映像データや各制御命令語に対する応
答を必要に応じて受信する。
【0015】マルチメディア通信システム200から映
像コーデックシステム100に伝送する命令語のフォー
マットは、例えば図2に図示された通りである。図2を
参照すれば、命令語は、実際命令語部分とパラメータ部
分とに区分される。実際命令語部分に該当する2バイト
において、上位のビット15〜ビット7は該当命令語の
分類を示し、残りのビット6〜ビット0は該当命令語の
属性を示す。
【0016】命令語コード生成について具体的に調べる
と、まず、命令分類によるコードが生成される。命令分
類は、例えば、com_reg[9:7]:小分類、c
om_reg[13:10]:中分類、com_reg
[15:14]:大分類に区分される。ここで、com
_reg[15:14]は、例えば00:命令のデバッ
グのための予約ビット、01:エンコーダに関連した命
令、10:デコーダに関連した命令、11:エンコーダ
とデコーダまたは他のモジュールに関連した命令を示
す。com_reg[13:10]は、例えばエンコー
ダ及びデコーダを構成する構成要素の細部機能に関連し
た命令を、com_reg[9:7]はより細部的な機
能に関連した命令を示す。
【0017】次に、命令属性によるコードが生成され
る。 com_reg[0]:命令に対応する応答の要否。エ
ンドフラッグが0である時は命令を正しく受け入れたの
かに関する応答であり、1である時は行われる命令が正
しく遂行されたかに関する応答である。1:応答必要、
0:応答不要。 com_reg[1]:1セット命令が完成されたか否
か。 1:累積された命令を実行、0:連続された命令を持
つ。 com_reg[3:2]:命令にパラメータが後続し
ているか否か及び数。00:パラメータが要求されてい
ない。 01:所定バイトのパラメータが後続する。 10:01に加えて所定バイトのパラメータがさらに後
続する。 com_reg[4]:命令に該当する機能がオンであ
るかオフであるか。 1:オン、0:オフ。 com_reg[5]:応答が肯定応答(ACK)であ
るか否定応答(NAK)であるか。 1:ACK、0:NAK。 com_reg[6]:ホストからコーデックに送る命
令であるのか、それに対する応答であるのか。 0:ホストからコーデックへの命令。 1:コーデックからホストへの応答。
【0018】図3は映像コーデックシステムと外部ホス
トシステムとの間のデータ処理方法を説明するためのフ
ローチャートである。外部ホストシステムは、エンコー
ダとデコーダの動作開始のために開始命令をICM11
0に伝達する。開始命令が伝えられた後のエンコーダ及
びデコーダの作業遂行のための映像コーデックシステム
での動作を次の通り説明する。
【0019】図3を参照すれば、まず、ICM110に
おいて外部ホストシステムからデータを入力する(第3
00段階)。入力されたデータが制御命令語であるのか
伝送データであるのかを区分する(第302段階)。例
えば、図2に図示された命令語フォーマットのヘッダ
(図示せず)部分に1ビットの制御命令語/伝送データ
識別ビットが追加される。伝送データならば、図2に図
示された命令語フォーマットの代りに、識別ビットと共
に伝送データが伝送される。
【0020】制御命令語であるかを判断し(第304段
階)、そうならばcom_reg[1]を通じて、完成
された命令であるのかを確認する(第306段階)。続
く命令語があるかを判断し(第308段階)、そうなら
ば制御命令語を累積する(第310段階)。すなわち、
CIR130においてcir[2:4]及び/またはc
ir[5:7]に命令語数を計数する。第310段階後
に、再び第300段階に進む。すなわち、com_re
g[1]の値が1である時まで前述した動作を反復す
る。
【0021】第308段階において続く命令語がないと
判断されれば、すなわち完成された命令ならば、CIR
130においてcir[2:4]及び/またはcir
[5:7]に、実行されるべき命令語、すなわち命令語
数を記入する(第312段階)。記入された命令語数は
第310段階において累積された結果を示す。次に、C
IR130において、エンコーダ140及び/またはデ
コーダ160が行う命令があることを示す(第314段
階)。すなわち、cir[0]及び/またはcir
[1]を1にセットする。これは、ICM110におい
て命令語を解析し、解析された結果をCIR130の該
当ビットに記入する過程である。
【0022】次に、エンコーダ140及び/またはデコ
ーダ160においてCIR130を確認し、命令をフェ
ッチする(第316段階)。具体的に、エンコーダ14
0またはデコーダ160はそれぞれ、1フレーム単位の
エンコーディングまたはデコーディングが終わった後
で、cir[0]またはcir[1]を確認し、cir
[2:4]またはcir[5:7]において命令語をフ
ェッチする。次に、エンコーダ140及び/またはデコ
ーダ160において命令語を行い(すなわちエンコーデ
ィング及び/またはデコーディング作業を行った後
で)、CIR130にあらゆる命令をフェッチしたこと
を示す(第318段階)。すなわち、cir[8]及び
/またはcir[9]をセットすることにより命令が完
了したことを設定する。
【0023】次に、入力された制御命令語に対して外部
ホストシステムへの応答が必要かをcom_reg
[0]を見て判断する(第320段階)。外部ホストシ
ステムが応答を要求したならば、ICM110はcom
_reg[5]にACKまたはNAKを書込み、残りの
命令語部分をそのままダンプしてシステムに応答する
(第322段階)。さらに、ICM110は、外部ホス
トシステムから下された送信命令により、TSR120
を通じエンコーダバッファ150の状態を確認した後、
エンコーディングされたデータを判読してシステムに伝
達する。
【0024】一方、第304段階において制御命令語で
はなければ、ICM110はTRS120を通じデコー
ダバッファ170の状態を確認した後、伝送データ、す
なわちエンコーディングされたビットストリームを記入
する(第324段階)。
【0025】図4は映像コーデックシステムでのエンコ
ーディング/デコーディング制御方法を説明するための
フローチャートである。映像コーデックシステムは、外
部ホストシステムから開始命令が下されると同時に、エ
ンコーダ及び/またはデコーダにそれぞれの作業を行わ
せる。
【0026】図4を参照すれば、開始命令により、IC
M110は、TSR120において、エンコーダ140
及び/またはデコーダ160を動作可能にする。すなわ
ち、tsr[10]及び/またはtsr[11]をリセ
ットする(第400段階)。次に、エンコーダ140及
び/またはデコーダ160は、TSR120において該
当ビット、すなわちtsr[10]及びtsr[11]
をそれぞれ確認して、エンコーディング及び/またはデ
コーディングを行ったか否かを判断する(第410段
階)。
【0027】エンコーダバッファ150及びデコーダバ
ッファ170は自身の状態をそれぞれTSR120にお
ける該当ビット、すなわちtsr[0]〜tsr[3]
のうち一つ及びtsr[4]〜tsr[7]のうち一つ
に示す(第420段階)。次に、ICM110は、TS
R120に記録されたエンコーダバッファ150及びデ
コーダバッファ170の状態を基に、CIR130を通
じエンコーダ140及びデコーダ160を制御する(第
430段階)。
【0028】実例として、エンコーダバッファ150に
対し、tsr[0]=1ならば、ICM110はエンコ
ーダ140の優先順位を上げる。tsr[1]=1なら
ば、エンコーダ140の実行を中止させ、tsr[1
0]=1、tsr[14]=1とする。tsr[2]=
1ならば、tsr[0]=1の状態において一定時間が
経過しない状態ならば、エンコーダ140の優先順位を
下げる。一方、tsr[1]=1の状態において一定時
間が経過しない状態ならば、エンコーダ140の優先順
位を上げる。tsr[3]=1及びtsr[7]=1
は、より精密な制御のために、開発者により指定された
ものであり、tsr[2]=1及びtsr[6]=1と
同様に処理される。
【0029】デコーダバッファ170に対して、tsr
[4]=1ならば、ICM110はデコーダ160の実
行を中止させ、tsr[11]=1とする。tsr
[5]=1ならば、デコーダバッファ170は利用不可
であり、tsr[13]=1とする。tsr[6]=1
ならば、tsr[4]=1の状態において一定時間が経
過しない状態ならば、デコーダ160の優先順位を上げ
る。一方、tsr[5]=1の状態において一定時間が
経過しない状態ならば、デコーダ160の優先順位を下
げる。
【0030】結果的に、ICM110は、各バッファの
状態を参照して、各バッファが充満状態または空状態に
ならないようにエンコーダ140及びデコーダ160に
中止及び開始などの制御動作を行う。
【0031】
【発明の効果】以上において説明したように、本発明は
マルチメディア通信システムから独立したプロセッサ内
に映像コーデックシステムを具現し、映像コーデックシ
ステム内にエンコーダ及びデコーダの作業を円滑にする
構成要素を具備することにより、映像コーデックの性能
を高め、信頼性をもち、エンコーディング及びデコーデ
ィング作業制御を容易なようにするメリットがある。さ
らに、本発明による映像コーデックシステムはH.26
1、H.263、MPEG−2、MPEG−4などが適
用されるコーデック種類に拘らない制御構造を持つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による映像コーデックシステムの内部
構成を説明するためのブロック図である。
【図2】 外部ホストシステムから映像コーデックシス
テムに伝送された命令語フォーマットの一例を示す図で
ある。
【図3】 映像コーデックシステムと外部ホストシステ
ムとのデータ処理方法を説明するためのフローチャート
である。
【図4】 映像コーデックシステムでのエンコーディン
グ/デコーディング制御方法を説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
100 ビデオコーデックシステム 110 ICM 120 作業状態レジストタ 130 命令識別レジスタ 140 エンコーダ 150 エンコーダバッファ 160 デコーダ 170 デコーダバッファ 200 通信システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK33 MA00 RC11 SS06 SS26 UA02 UA05 UA34 UA38 5C063 AA10 AB03 AB07 AC01 CA34 CA36 DA07 5C064 BA01 BB05 BC16 BD02 BD08 BD09 BD14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストシステムから独立したプロセッサ
    内に具現され、映像撮影機を通じて入力された映像デー
    タをエンコーディングするエンコーダ及び前記ホストシ
    ステムから伝送されたエンコーディングされたデータを
    デコーディングして映像出力機に出力するデコーダを具
    備した映像コーデックシステムにおいて、 前記エンコーダにおいてエンコーディングされたビット
    ストリームを前記ホストシステムに伝送する前に一時保
    存するエンコーダバッファと、 前記ホストシステムから伝送されたエンコーディングさ
    れたデータを一時保存するデコーダバッファと、 前記エンコーダ、デコーダ、エンコーダバッファ及びデ
    コーダバッファの作業状態をあらかじめ割当てられたビ
    ットに記録する作業状態レジスタと、 前記エンコーダ及びデコーダが行わねばならない命令語
    を記録する命令識別レジスタと、 前記ホストシステムから伝送された命令語を解析して前
    記命令識別レジスタに記録させ、前記作業状態レジスタ
    を通じて各作業を確認した後で前記命令識別レジスタを
    通じて前記エンコーダ及びデコーダを制御するインタフ
    ェース及び制御管理部とを具備することを特徴とする映
    像コーデックシステム。
  2. 【請求項2】 前記エンコーダバッファ及びデコーダバ
    ッファはそれぞれ、 自身の状態を少なくとも空レベル、充満レベル、半レベ
    ル及び使用者定義されたレベルのうちの一つで示したビ
    ットを含むことを特徴とする請求項1に記載の映像コー
    デックシステム。
  3. 【請求項3】 前記命令識別レジスタは、 少なくとも、前記エンコーダ及びデコーダによって行わ
    れる1以上の命令があることを示したビット、行われる
    命令語数を示したビット及び前記エンコーダ及びデコー
    ダが命令を全てフェッチしたことを示したビットを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像コーデックシス
    テム。
  4. 【請求項4】 ホストシステムから独立したプロセッサ
    内に具現された映像コーデックシステムとそのホストシ
    ステムとの間のデータ処理方法において、 (a)外部ホストシステムから入力されたデータが制御
    命令語であるのか伝送データであるのかを区分する段階
    と、 (b)制御命令語ならば、完成された命令であるのかを
    確認して、続く命令語があれば、制御命令語を累積した
    後で前記(a)段階に進行し、続く命令語がなければ、
    命令識別レジスタのあらかじめ割当てられたビットに、
    実行されるべき命令語を記入する段階と、 (c)前記命令識別レジスタのあらかじめ割当てられた
    他のビットに、エンコーダ及び/またはデコーダが行う
    命令があることを示す段階と、 (d)エンコーダ及び/またはデコーダにおいて、前記
    (c)段階で示された内容を確認し、前記(b)で記入
    された命令語をフェッチする段階とを含むことを特徴と
    するデータ処理方法。
  5. 【請求項5】 前記(d)段階後に、 (e)エンコーダ及び/またはデコーダにおいて、命令
    語を行い、命令識別レジスタのあらかじめ割当てられた
    他のビットにあらゆる命令をフェッチしたことを示す段
    階をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載のデー
    タ処理方法。
  6. 【請求項6】 ホストシステムから独立したプロセッサ
    内に具現された映像コーデックシステムでのエンコーデ
    ィング/デコーディング制御方法において、 (a)ホストシステムから開始命令が入力されれば、エ
    ンコーダ及び/またはデコーダが動作可能なように前記
    映像コーデックシステム内の作業状態レジスタのあらか
    じめ割当てられたビットをリセットする段階と、 (b)エンコーダ及び/またはデコーダが前記(a)段
    階での前記作業状態レジスタのリセットを確認すること
    によってエンコーディング及び/またはデコーディング
    を行ったか否かを判断する段階と、 (c)前記映像コーデックシステム内のエンコーダバッ
    ファ及びデコーダバッファが自身の状態を前記作業状態
    レジスタのあらかじめ割当てられた他のビットにそれぞ
    れ示す段階と、 (d)前記作業状態レジスタに記録された前記エンコー
    ダバッファ及びデコーダバッファの状態を確認した後、
    前記エンコーダ及びデコーダの作業を制御する段階とを
    含むことを特徴とする映像コーデックシステムでのエン
    コーディング/デコーディング制御方法。
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