JP2002118573A - 非同期伝送方法 - Google Patents

非同期伝送方法

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JP2002118573A JP2001009148A JP2001009148A JP2002118573A JP 2002118573 A JP2002118573 A JP 2002118573A JP 2001009148 A JP2001009148 A JP 2001009148A JP 2001009148 A JP2001009148 A JP 2001009148A JP 2002118573 A JP2002118573 A JP 2002118573A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線特有の情報を、ハブ局において集中管理
させることにより、無線環境下でのIEEE1394バ
ス(無線バス)における非同期通信を実現する。 【解決手段】 各無線端末が他の無線端末の受信状況を
報告する動作状態パケットに、非同期パケットの送信要
求を送信先の無線端末識別子とともにハブ局へ通知し、
ハブ局はその情報を基に、トランザクションラベルの割
り当て、最適な変調方式・符号化率の選択、中継の判断
を行い、ポーリングの優先順位を決定する。さらに、そ
の結果を、非同期パケットの送信権を示すポーリングパ
ケットを通じて無線端末に通知し、送信権を得た無線端
末と送信先の無線端末は、その情報を基に送信及び受信
を行うことにより、最低限の手順で非同期パケットの伝
送を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線バスにおける
非同期伝送方法に関し、より詳細には、IEEE(Inst
itute of Electrical and Electronics Engineers)1
394シリアルバスと同等のマルチメディア・データ転
送を無線環境下において実現するための非同期伝送方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、映像データや音声データなどのマ
ルチメディア・データの転送に適した規格である、IE
EE1394、High Performance S
erial Busにより、テレビ、ビデオやパソコン
などのデジタル機器の間でマルチメディアデータを高速
かつリアルタイムに転送を行えるような環境整備が進ん
でいる。このIEEE1394バスには、アイソクロナ
ス転送モード(リアルタイム転送モード)とアシンクロ
ナス(非同期)転送モードとの2つのデータ転送モード
が規定されている。
【0003】アイソクロナス転送モードは、あらかじめ
帯域を確保し、規則的な間隔(125μs毎)で一定量
のパケットを送受信することが保証されたモードであっ
て、高速な処理が可能なため映像やオーディオなどの用
途に適する。この転送モードでは、受信側ノードはデー
タ受信のみを行い、送信側にデータ受信の旨の返答は行
わない。
【0004】これに対して、通常のファイルの転送や機
器間の制御等に適する非同期転送モードは、文字通り非
同期にパケットの転送を行うモードであって、アイソク
ロナス転送モードに比して優先順位が劣るモードであ
る。また、この非同期転送は、送信元ノードがトランザ
クションと呼ばれるサービスを送信先ノードに要求し、
確認するために使用される。トランザクション処理の中
で、受信側ノードはデータ受信後に受信結果を通信要求
に対する確認信号(以下、ACKと称す)パケットとし
て送信元へ返答する。
【0005】このACKパケットは、信頼性を向上させ
るために、有効な手段である。仮に、送信元でACKパ
ケットが受信できなかった場合、送信元は、非同期パケ
ット送信に失敗したと判断し、適切な処理、例えば該非
同期パケットの再送を行う。上記非同期転送モードにお
けるパケットのフォーマットについて簡単に説明する。
このパケットフォーマットは、32ビットのデータ列よ
りなるパケットであって、通常のパケットと同様にヘッ
ダ部とデータ部とからなる。
【0006】ヘッダ部内には、送信先の機器を識別する
ための応答側ノード識別子(destination ID)と、送
信元の機器を識別するための要求側ノード識別子(sour
ceID)とが含まれている。また、ヘッダ部内には、機
器から送信された未解決の各トランザクションに割り当
てられた固有のタグであって、リクエストパケットとレ
スポンスパケットとの対応をつけるための番号であるト
ランザクションラベル(tLabel:以下t1)と呼ばれ
る6ビットのフィールドが含まれている。
【0007】さらに、ヘッダ部内には、パケットのフォ
ーマットと、実行しなければならないトランザクション
のタイプを指定するコードであるトランザクションコー
ド(tCode)が含まれている。このトランザクションコ
ードは、パケットの種類を示し、そのトランザクション
がリードトランザクション(read)、ライトトランザク
ション(write)、ロックトランザクション(lock)の
いずれかであるかということと、リクエストパケット又
はレスポンスパケットのいずれであるかということとを
示している。
【0008】なお、リードトランザクションは、相手先
の特定アドレスの値を読み込むトランザクション、ライ
トトランザクションは、相手先の特定アドレスに値を書
き込むトランザクション、ロックトランザクションは、
アドレスとデータを相手先に転送し、受信側で、そのデ
ータと指定されたアドレスの値のデータを組み合わせ
て、特定の処理(値の交換等)を行い、指定アドレスの
値を更新するトランザクションである。
【0009】上記のリクエスト側機器の要求側ノード識
別子(source ID)、応答側機器の応答側ノード識別
子(destination ID)、及びトランザクションラベル
(t1)の組合せによって、各トランザクションは固有
のものと識別できるようになっている。
【0010】トランザクションによるメッセージのやり
取りは、トランザクション要求、トランザクション応答
の組み合わせにより実現される。このとき、送信元ノー
ドが一つのトランザクション要求を送信した後、トラン
ザクション応答を受信するまで、前記のトランザクショ
ン要求とは異なるトランザクション要求もしくはトラン
ザクション応答が発生してもよい。
【0011】ここで、これらの複数のトランザクション
を識別するためのトランザクションラベル(t1)の扱
いとして、送信元ノードが、ノードMに対してトランザ
クションラベルNを持つトランザクション要求を送信
し、それに対応するトランザクション応答がまだ返され
ていないとき、どのノードもノードMに対して、トラン
ザクションラベルNのトランザクション要求を送信して
はならない、という条件がある。
【0012】すなわち、トランザクションは、要求側ノ
ード識別子、応答側ノード識別子とトランザクションラ
ベルの3つの組み合わせで識別される。言い換えると、
トランザクションラベルを決定するためには、どのノー
ドも全てのトランザクションを監視する必要があること
を意味している。
【0013】また一方で、このような非同期パケットを
送信する場合は、平等調停と呼ばれる方法により非同期
パケットの送信権を得なければならない。平等調停で
は、一定の時間内で見た場合、各端末は1回ずつバスに
対する送信権利を得るものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、IEEE1
394バスに準拠した機器間は、シールドされたツイス
トペアのケーブルで接続されるが、IEEE1394バ
スに準拠した機器が増えれば増えるほど、ケーブルの配
線が大きな問題となる。したがって、無線により、IE
EE1394バスと同等のマルチメディア・データ転送
を行いたいという要望が、近年大きくなっている。
【0015】従来のIEEE1394バスは、前述のと
おり、ケーブルで接続されるため、全てのノードに必ず
データが送信されるという前提があるが、無線環境下の
IEEE1394バス(以下、無線バスと呼ぶ)におい
ては、設置位置によっては、全ノードが相互にデータの
送受が可能なわけではない。
【0016】このような場合、どのノードも全てのトラ
ンザクションを監視することは不可能となる。すなわ
ち、異なるトランザクションであるにも関わらず、同じ
トランザクションラベルを用いたトランザクションが発
生する可能性があり、結果として誤動作を引き起こすと
いう問題が発生する。また、無線データ通信を行う場合
の変調方式として、PSKやQAM変調方式が知られて
いるが、より高速伝送を可能とするため、16QAMや
64QAM等の、より多値の変調方式が提案されてい
る。
【0017】しかしながら、近距離など条件のよい場合
には、これら多値変調方式を採用することにより、高速
な伝送速度を確保することができるが、逆に遠距離や壁
越しなど条件の悪い場合には、多くのエラーが発生し、
実質的に通信を行うことができない。
【0018】このため、より広範囲にかつ品質を保ちな
がら無線バスを構築するために、1種類の変調方式・符
号化率に固定するのは得策でなく、例えば特開平11−
266256号公報などでは、その時点での最適な変調
方式・符号化率を、適宜選択する方法が提案されてい
る。しかしながら、この場合、送信側ノード及び受信ノ
ードともに、選択された変調方式・符号化率を、予め何
らかの手段で知る必要があるという問題が発生する。
【0019】さらに、先に述べたように、全ての端末間
で常に相互に直接通信可能であるとは言えない。したが
って、直接通信を行うことができない状況であっても、
通信を行いたい場合、異なるノードに中継を依頼するこ
とが考えられるが、これも事前に中継が必要かどうかの
判断及びどのノードに中継を依頼するのかを決定しなけ
ればならないという問題が発生する。
【0020】また、IEEE1394バスの非同期パケ
ット転送を実施する場合の平等調停は、有線の特徴を利
用しているため、無線バスにおいては異なる調停方法を
用いることが必要となる。その方法の一つとしてポーリ
ング方式が考えられ、以下のような手段で実現する。
【0021】このポーリング方式とは、バス内のある一
つの端末が、バス内の他の端末にポーリングパケットを
送信することによって非同期パケット送信権を与えてい
く。ここで送信権を与えられた端末は、送信すべき非同
期パケットが存在すれば非同期パケットの送信を開始す
る。
【0022】このとき、送信すべき非同期パケットが存
在しない場合、送信権を与えられた端末は、データを送
信できないため、このポーリングパケットは無駄な情報
となる。本来ポーリング方式は、衝突が発生しないた
め、より効率的に帯域を利用できる方法ではあるが、多
くのアイソクロナス帯域が予約された時など非同期パケ
ットを伝送するための帯域が少ない状況を考えると、ポ
ーリングパケットが占める帯域も無視できなくなるとい
う問題が発生する。
【0023】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであって、IEEE1394ネットワークの非同
期伝送において必要となるトランザクションラベル(t
1)や変調方式・符号化率や中継判断を、ハブ局にて集
中管理させ、さらに優先処理を伴ったポーリングを実現
することによって、効率的に無線環境下でのIEEE1
394ネットワーク(無線バス)における非同期伝送方
式を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明によれ
ば、個々の無線端末(ノード)が、ハブ局に対して全て
のノード間のリンク状態を報告する動作状態報告パケッ
トに、非同期パケットの送信状態を相手ノード識別子と
ともにハブ局に通知する。
【0025】本願の第2の発明によれば、ハブ局は、前
記通知された非同期パケット送信状態と非同期パケット
送信先端末とから、トランザクションラベルの割り当て
を行う。本願の第3の発明によれば、さらに、ハブ局
は、ポーリングにより無線端末に非同期パケットの送信
権を与えるとき、前記トランザクションラベルを、ポー
リングパケット内で非同期パケットの送信元端末に通知
する。
【0026】本願の第4の発明によれば、ハブ局は、ポ
ーリングにより無線端末に非同期パケットの送信権を与
えるとき、前記動作状態報告パケットにて報告された受
信状態情報と、非同期パケット送信状態と、非同期パケ
ット送信先端末とから、非同期送信パケットの送信元端
末と送信先端末との間で最適な変調方式・符号化率(伝
送パラメータ)を決定し、ポーリングパケット内で通知
する。
【0027】本願の第5の発明によれば、ハブ局は、ポ
ーリングにより無線端末に非同期パケットの送信権を与
えるとき、前記動作状態報告パケットにて報告された受
信状態情報と、非同期パケット送信状態と、非同期パケ
ット送信先端末とから、非同期送信パケットの送信元端
末と送信先端末との間で中継が必要か否か(伝送パラメ
ータ)の判断を行い、ポーリングパケット内で中継ノー
ドを通知する。
【0028】本願の第6の発明によれば、ハブ局からの
ポーリングにより非同期パケットの送信権が得られた無
線端末は、前記ポーリングパケット内で通知された伝送
パラメータに基づき、非同期パケットの送信を行う。本
願の第7の発明によれば、ハブ局からのポーリングによ
り非同期パケットの送信先端末に指定された無線端末
は、前記送信された非同期パケットの受信を行う。
【0029】本願の第8の発明によれば、無凝端末は、
さらに、前記動作状態報告パケットにより、非同期パケ
ットの送信終了状態を、相手ノード識別子と使用したト
ランザクションラベルとともにハブ局に通知する。本願
の第9の発明によれば、ハブ局は、前記通知された非同
期パケット送信終了状態と、非同期パケット送信終了先
端末と、トランザクションラベルとに基づいて、トラン
ザクションラベルの開放を行う。
【0030】本願の第10の発明によれば、ハブ局が動
作状態報告パケット内に在る非同期パケット送信状態の
種別を元に、該ノードに対して非同期パケットの送信権
を与えるためのポーリングパケットの送信順序を決定す
る。本願の第11の発明によれば、ハブ局が動作状態報
告パケット内にある非同期パケット送信状態として、非
同期パケットとACKを異なる優先順位で非同期パケッ
トの送信権を与える。
【0031】本願の第12の発明によれば、ハブ局が動
作状態報告パケット内にある非同期パケット送信状態と
して、リトライパケットの送信をより高い優先順位で非
同期パケットの送信権を与える。本願の第13の発明に
よれば、複数の非同期パケット送信先端末を通知する。
本願の第14の発明によれば、複数の非同期パケット送
信先端末のうち、中継の必要な非同期パケット送信先端
末を非同期パケット送信元端末に通知する。
【0032】本発明においては、以上のような構成とす
ることによって、以下のように作用する。ハブ局は、無
線端末(ノード)から送信された動作状態報告パケット
に含まれる非同期パケット送信終了状態と、それに付随
する相手先ノード情報とに基づいて、指定されたトラン
ザクションラベルの開放を行う。
【0033】また、ハブ局は、無線端末(ノード)から
送信された動作状態報告パケットに含まれる非同期パケ
ット送信要求と、それに付随する相手先ノード情報とに
基づいて、トランザクションラベルの割り当てを行う。
さらに、同じく動作状態報告パケットに含まれているリ
ンク状態情報から、無線バス全体のトポロジーマップを
作成し、このトポロジーマップから、動作状態報告パケ
ットの送信元ノードと非同期パケット送信要求で指定さ
れている相手先ノードとの間で最適な変調方式・符号化
率の選択を行い、また、直接通信することが不可能であ
れば中継ノードの決定も行う。
【0034】このようにして決定された伝送パラメータ
は、ハブ局よりポーリングパケットによって、非同期パ
ケット送信権の与えられる無線端末(ノード)に通知さ
れ、該送信権の得た無線端末(ノード)は、ポーリング
パケット内で指定される伝送パラメータに基づいて、非
同期パケットの送信を行う。また、同じくポーリングパ
ケット内で指定される非同期パケットの送信先の無線端
末(ノード)は、ポーリングパケット内で指定される伝
送パラメータに基づいて、非同期パケットの受信を行
う。また、動作状態報告パケヅト内の非同期パケット送
信状態の種別によって、ハブ局は送信すべき非同期パケ
ットを有するノードに対して優先的に非同期パケットの
送信権を与える。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な非同期伝送方法の実施の形態について詳細
に説明する。図1は、本発明の実施の形態における無線
バスの概略構成を示す説明図である。図1において、楕
円で囲まれた部分は、各ノードにおいて通信が可能なカ
バーエリアを示している。
【0036】無線バスのネットワークを構築するために
は、必ず無線バスネットワークのような制御や管理を司
るハブ局と呼ばれるノードが必要となり、ネットワーク
の構成形態として、一つの無線バス内では、一つのハブ
局のみ存在し、ハブ局を中心としたスター型のトポロジ
ー構成をとる。すなわち、無線バスネットワーク上のア
クティブなノードは、常にハブ局との双方向通信が可能
な状態となっている。ハブ局の主たる役目として、以下
がある。
【0037】(1)無線バス資源の管理 バストポロジーの管理、アイソクロナスや非同期伝送を
実現するために必要な資源の管理を行う。 (2)通信タイミング制御 フレーム開始やアイソクロナス転送が可能なタイミング
を各ノードに通知する。
【0038】また、一つの無線バスに参加しているノー
ドには、無線バス内で一意に識別するために、ノード識
別子が割り当てられている。これは、無線バスが最初に
構成されるときや、バス自体にリセットが発生したとき
に、動的に割り当てられる。データフローに関しては、
ノード同士が直接通信することを前提としているこ但
し、各ノードの設置場所によっては、直接通信できない
場合もある。例えば、各ノードが図1に示すような環境
にある場合、ノード1とノード2、ノード2とノード3
はそれぞれ直接通信が可能であるが、ノード1とノード
3との間では直接通信が不可能となる。言い換えると、
ノード1から見てノード3は隠れ端末となっている。こ
の場合、ノード1とノード3とが通信するために、ハブ
局もしくはそれに準ずるノードが通信を中継してもよ
い。
【0039】また、無線バス内のノードの位置や周囲の
環境によって、適宜変調方式・符号化率を切り替える。
これにより、近距離で、より高い通信品質を確保するこ
とができる場合には、最も高速なデータ速度を実現でき
る変調方式・符号化率を選択する。一方、距離が離れた
り壁越しで通信しなければならないような状況であって
も、ノイズに強い通信できる変調方式・符号化率を選択
することにより、ある程度の通信品質を保ちながら、よ
り広範囲で無線バスを構築することが可能となる。
【0040】図2は無線バスが使用する無線フレームの
構成を示す説明図である。図2において、管理領域は、
フレームの維持管理や各ノード間の通信品質の確認等を
行うために、ハブ局と各ノード間で通信を行うための領
域である。管理領域での通信は、共通の変調方式・符号
化率を使用する。管理領域は、さらにフレームスタート
情報と、動作状態報告情報との2つの領域から構成され
る。
【0041】フレームスタート領域は、フレームの開始
を無線バス内の全ノードに通知するために、ハブ局がノ
ードに向けて送信する領域である。主な内容としては、 ・フレーム同期情報 ・無線バスパラメータ ・管理情報 がある。
【0042】動作状態報告領域は、無線バスに参加して
いるノードが、自身の動作状態を報告するための領域で
ある。パケット構成としては、例えば図3に示すよう
な、以下のような情報が含まれる。但し、必ずしも全て
の情報が揃っていなければならない訳ではない。
【0043】(1)無線バス識別子 近傍に異なる無線バスが存在する場合に識別するために
使用する。スクランブルパターンでネットワークを識別
する方法など他の識別手段があればなくてもよい。 (2)送信元ノード識別子 動作状態報告情報を送信したノード識別子を設定する。
動作状態報告領域において、ノード識別子の順に領域を
割り当てる等他の識別手段があればなくてもよい。
【0044】(3)他ノードからの受信状況 各ノードは、フレームの管理領域において、他のノード
からの動作状態報告情報を受信するたびに、その受信電
力を測定する。その結果を基に、該当ノードからの送信
データはどの程度の強度で受信可能かを示す受信状況
を、自身が送信する動作状態報告の中で報告する。
【0045】この情報に基づいて、任意の2ノード間で
最適な変調方式・符号化率を選択する目安とする。例え
ば、ノード0の受信状況を図4に示す。この場合、ノー
ド1及びノード3から送信されたデータは、ノード0に
おける受信電界強度が強いので、ノード1及びノード3
がノード0にデータを送信する場合、最も高速のデータ
速度を実現する変調方式・符号化率を選択することを意
味する。
【0046】(4)非同期パケット送信状態 ノードは、アプリケーションから非同期パケットの送信
要求を受けると、ハブ局に非同期パケットを送信する準
備があることを通知する。非同期パケット送信状態とし
ては、以下のような状態がある。 ・トランザクション送信なし ・新規トランザクション送信待ち ・通常トランザクション送信待ち ハブ局は、新規トランザクション送信待ちもしくは通常
トランザクション状態送信待ちが通知されると、そのノ
ードに対しポーリングの送信を準備する。
【0047】さらに、新規トランザクション送信待ち
は、トランザクション要求の最初の非同期パケットを送
信する場合を指し、トライザクションラベルの割り当て
の要求を意味する。これは、一つのトランザクション要
求もしくは応答で用いられるパケットが、複数の非同期
パケットとして分割して送信されることを意図している
ためである。割り当てられたトランザクションラベル
は、ポーリングパケットで通知される。
【0048】また同様に、非同期パケット送信状態とし
ては、以下のような状態も考えられる。 ・非同期パケット送信なし ・非同期パケット送信待ち ・ACK送信待ち ハブ局は、非同期パケット送信待ちもしくはACK送信
待ちが通知されると、そのノードに対しポーリングの送
信を準備する。
【0049】このとき、ハブ局は各ノードからの非同期
パケット送信状態の種別により、各ノードの非同期パケ
ット送信権の優先順位を決定する。例えば、非同期パケ
ット送信なし、非同期パケット送信待ち、ACK送信待
ちの順で送信権を与える優先順位を高くする。
【0050】また、上記状態に加え、非同期パケット送
信待ち、ACK送信待ちにリトライ送信を追加してもよ
い。この場合の非同期パケット送信状態は、以下の5種
類となる。 ・非同期パケット送信なし ・非同期パケット送信待ち ・非同期パケット送信待ち(リトライ) ・ACK送信待ち ・ACK送信待ち(リトライ)
【0051】この場合の優先順位の一例として、非同期
パケット送信なし、非同期パケット送信待ち、ACK送
信待ち、非同期パケット送信待ち(リトライ)、ACK
送信待ち(リトライ)の順で優先度を高くし、その順で
送信権を与えれば、より効率的である。
【0052】(5)非同期パケット送信先ノード識別子 非同期パケット送信状態が、新規トランザクション送信
待ちもしくは通常トランザクション送信待ちの場合、非
同期パケットの送信先のノード識別子を設定する。また
同様に、非同期パケット送信状態が、非同期パケット送
信待ちもしくはACK送信待ちの場合、非同期パケット
の送信先のノード識別子を設定する。
【0053】さらに、複数の送信先のパケットを一度の
ポーリングで送信可能な場合、複数の送信先を一度に設
定してもよい。フォーマットとしては、送信先識別子を
複数個繰り返した構成も考えられるし、ビットマップ形
式にしてビットマップの各位置とノードとの対応をと
り、送信先のノード識別子に対応するビットをセットす
ることにより、通知を行うようなフォーマットも考えら
れる。
【0054】このときの送信状態の扱いとしては、各送
信先に対応した送信状態を通知できることがよいが、パ
ケットサイズが大きくなりすぎることなどが考えられ、
そのような場合には、最も優先して送信したい非同期パ
ケットを送信状態として通知してよい。
【0055】(6)非同期パケット送信終了状態 ノードは、非同期パケットの受信を終了すると、ハブ局
に終了状態を通知する。トランザクションの終了とは、
トランザクション応答の全ての非同期パケットが送信さ
れたことを意味する。非同期パケット送信終了状態とし
ては、以下のような状態がある。 ・終了トランザクションなし ・終了トランザクションあり ハブ局は、終了トランザクションありが通知されると、
トランザクションラベルの開放を行う。
【0056】(7)非同期パケット終了先ノード識別子 非同期パケット送信終了状態が、終了トランザクション
ありの場合、非同期パケットの送信元を設定する。 (8)終了トランザクションラベル 非同期パケット送信終了状態が、終了トランザクション
ありの場合、開放するトランザクションラベルの値を設
定する。次に、データ領域の説明を行う。データ領域と
しては、アイソクロナス領域と非同期伝送領域との2つ
がある。
【0057】IEEE1394では、アイソクロナスと
非同期伝送の2つのデータ転送モードがある。アイソク
ロナス伝送は、帯域が保証される転送モードであり、予
め帯域を確保した上でデータ転送を行う。無線バスでも
同様に帯域を保証するために、事前に無線フレーム上で
アイソクロナス領域を確保する。このため、アイソクロ
ナスとして確保された帯域の量に応じて、アイソクロナ
ス領域の大きさが変化する。
【0058】非同期伝送領域は、予め帯域が確保される
ことなく、適宜非同期パケットの伝送が行われる。1フ
レーム内において、管理領域及びアイソクロナス領域が
終わった後から、次のフレームが開始されるまでの空き
の領域で順次非同期パケットが送信される。
【0059】また、一つのトランザクション要求もしく
は応答は、複数の非同期パケットに分割して送信され
る。非同期伝送は、ハブ局からのポーリング制御により
行う。すなわち、ハブ局は、送信権を与えるノード識別
子を含めたポーリングパケットを送信し、送信権を得た
ノードが非同期パケットの送信を開始する。ポーリング
パケットには、例えば図5に示すとおり、以下の情報が
含まれる。但し、必ずしも全ての情報が揃っていなけれ
ばならない訳ではない。
【0060】(1)無線バス識別子 近傍に異なる無線バスが存在する場合に識別するために
使用する。スクランブルパターンでネットワークを識別
する方法など他の識別手段があればなくてもよい。
【0061】(2)送信権ノード識別子 無線バス内の全端末は、ポーリングパケット内の送信権
を示すフィールドを判断し、自ノード識別子が設定され
ていれば、以下のパラメータ(非同期パケット送信権種
別、非同期パケット送信先ノード識別子、トランザクシ
ョンラベル、変調方式・符号化率、中継フラグ、中継ノ
ード識別子)に基づいて、非同期データの送信を開始す
る。
【0062】(3)非同期パケット送信権種別 与えられた非同期パケット送信権の種別を示す。非同期
パケット送信権種別としては、以下の種別があり、動作
状態報告パケットの非同期パケット送信状態に応じた値
が設定される。 ・新規トランザクション送信権 ・通常トランザクション送信権
【0063】(4)非同期パケット送信先ノード識別子 与えられた非同期パケット送信権の送信先ノード識別子
を設定する。なお、全てのノードも常にこのフィールド
を確認し、自ノードが設定されていた場合、以下のパラ
メータ(変調方式・符号化率、中継フラグ、中継ノード
識別子)に基づいて、受信準備を行わなければならな
い。
【0064】(5)トランザクションラベル 非同期パケット送信権種別が、新規トランザクション送
信権の場合、ハブ局により割り当てられたトランザクシ
ョンが設定される。 (6)変調方式・符号化率 非同期パケットの送信に使用すべき変調方式・符号化率
が設定される。 (7)中継フラグ 中継が必要かどうかのフラグである。
【0065】(8)中継ノード識別子 中継フラグが中継必要となっていた場合、中継ノード識
別子を示す。 (9)要中継送信先ノード識別子 複数送信先に指定された場合、そのうちのどの送信先に
対して中継が必要かを示す。フォーマットとしては、要
中継送信先ノード識別子を複数個繰り返した構成も考え
られるし、また、ビットマップ形式にしてビットマップ
の各位置とノードとの対応をとり、中継が必要な送信先
ノード識別子に対応するビットをセットすることによ
り、通知を行うようなフォーマットも考えられる。
【0066】次に、本実施の形態におけるハブ局の概略
構成について、図6とともに説明する。図6において、
動作状態報告パケット判定部4は、受信部6にて受信し
た動作状態報告パケットの内容を判定し、その内容をト
ランザクションラベル割り当て判定部1、変調方式・符
号化率判定部2、中継判定部3に通知する。トランザク
ションラベル割り当て判定部1は、動作状態報告パケッ
ト動作状態報告パケット判定部4から通知された内容に
基づいて、トランザクションラベルの割り当てを行う。
【0067】変調方式・符号化率判定部2は、動作状態
報告パケット判定部4から通知された内容に基づいて、
最適な変調方式・符号化率を選択する。中継判定部3
は、動作状態報告パケット判定部4から通知された内容
に基づいて、中継を行うかどうか及び中継ノードの判定
を行う。
【0068】ポーリングパケット作成部5は、トランザ
クションラベル割り当て判定部1、変調方式・符号化率
判定部2、中継判定部3で判定された内容に基づいて、
ポーリングパケットを作成し、送信部7よりポーリング
パケットを送信する。また、本実施の形態におけるハブ
局の別の概略構成について、図15とともに説明する。
図15において、動作状態報告パケット判定部4は、受
信部6にて受信した動作状態報告パケットの内容を判定
し、その内容を変調方式・符号化率判定部2、中継判定
部3、ポーリング制御部8に通知する。
【0069】変調方式・符号化率判定部2は、動作状態
報告パケット判定部4から通知された内容に基づいて、
最適な変調方式・符号化率を選択する。中継判定部3
は、動作状態報告パケット判定部4から通知された内容
に基づいて、中継を行うかどうか及び中継ノードの判定
を行う。
【0070】ポーリングパケット作成部5は、変調方式
・符号化率判定部2、中継判定部3で判定された内容に
基づいて、ポーリングパケットを作成し、ポーリング制
御部8にポーリングパケットを引き渡す。ポーリング制
御部1は、動作状態報告パケット判定部4から渡された
内容をもとにポーリングパケットの送信順序を決定し、
送信部7に引き渡す。
【0071】さらに、本実施の形態におけるノードの概
略構成について、図7とともに説明する。図7におい
て、非同期パケット作成部42は、非同期パケットを作
成し、送信部47に送信する。また、非同期パケットを
送信する前に、動作状態報告パケット作成部44に送信
要求を通知する。
【0072】動作状態報告パケット作成部44は、非同
期パケット作成部42からの非同期パケット送信要求
と、受信電力測定部46で測定された受信電力に基づい
て、動作状態報告パケットを作成し、送信部47に送信
する。受信部45では、受信したパケットの種別に基づ
いて、非同期パケット判定部41もしくは動作状態報告
パケット判定部43に通知する。
【0073】動作状態報告パケット判定部43は、受信
部45で受信されたポーリングパケットの内容を判定
し、その内容を非同期パケット判定部41、非同期パケ
ット作成部42、送信部47、受信部45に通知する。
非同期伝送を実施するためには、2つのフェーズに分割
される。1つはフレームの管理領域の動作状態報告パケ
ット通して、非同期伝送の要求を行う、非同期伝送の要
求フェーズである。
【0074】もう1つは、その要求に基づき、無線フレ
ーム内の非同期伝送領域において、ハブ局からのポーリ
ングにしたがって、各ノードが実際に非同期パケットを
送信する送信フェーズである。要求フェーズでは、各ノ
ードは、動作状態報告領域が開始されると、動作状態報
告パケットを作成する。まず、自身の属する無線バス識
別子と自身の送信元ノード識別子を設定する。
【0075】他ノードの受信状況は、現フレームの直前
のフレーム内の動作状態報告領域において、他のノード
から送信されたパケットを受信したときの受信強度から
作成する。また、アプリケーションから非同期パケット
送信要求を受信している場合、非同期パケット送信状
態、非同期パケット送信先ノード識別子のフィールドに
適当な値を設定する。
【0076】非同期パケット送信状態には、トランザク
ション要求の最初の非同期パケットを送信する場合、新
規トランザクション送信待ちを設定し、それ以外の非同
期パケットを送信する場合には、通常トランザクション
送信待ちを設定する。同時に、非同期パケット送信先ノ
ード識別子には、通信先ノード識別子を設定する。アプ
リケーションから非同期パケット送信要求を受信してい
ない場合には、非同期パケット送信状態に、トランザク
ション送信なしを設定する。
【0077】直前のフレームで非同期パケットの送信が
終了した場合、非同期パケット送信終了状態に、終了ト
ランザクションあり、非同期パケット送信終了先ノード
識別子、及び終了したトランザクションで使用していた
トランザクションラベルを設定する。同様に、非同期パ
ケット送信状態として以下のような状態も考えられる。
ACK以外の非同期パケットを送信する場合には、非同
期パケット送信待ちを設定し、ACKパケットを送信す
る場合には、ACK送信待ちを設定する。
【0078】同時に、非同期パケット送信先ノード識別
子には、通信先ノード識別子を設定する。アプリケーシ
ョンから非同期パケット送信要求を受信していない場合
には、非同期パケット送信状態に、非同期パケット送信
なしを設定する。各ノードからの動作状態報告パケット
を受信したハブ局は、まず受信状況フィールドの値を読
み取り、トポロジーマップを順次作成していく。また、
それ以外のフィールドは一時的に保持しておく。これ
は、後に述べる変調方式・符号化率の決定及び中継判断
を行うときに最新のトポロジーマップを基に判定するた
めである。
【0079】全てのノードからの動作状態報告パケット
を受信すると、動作状態報告パケットで報告された非同
期パケットの送信状態や終了状態に応じて、図8のフロ
ーチャートに示すような動作を行う。まず、動作状態報
告パケット内の非同期パケット送信終了状態及び非同期
パケット送信状態に応じて、トランザクションラベルに
対する処理を行う。非同期パケット送信終了状態が、ト
ランザクション終了の場合、トランザクションラベルの
開放を行う(S601)。
【0080】このとき、非同期パケット送信終了元ノー
ドは、動作状態報告パケットの送信元ノードとする(S
602)。これと、非同期パケット送信終了先ノードと
終了トランザクションラベルの値とともに、トランザク
ションラベルの開放を行う(S603)。
【0081】また、非同期パケット送信状態が、トラン
ザクション送信待ちなしでない(S604)、かつ非同
期パケット送信状態が新規トランザクション送信待ちの
場合(S606)、トランザクション送信元ノードは、
動作状態報告パケットの送信元ノードとし(S60
5)、トランザクション送信先ノードとともに、トラン
ザクションラベル割り当ての処理を行う(S607、S
608)。
【0082】ここで、トランザクションラベル割り当て
及び開放のための具体例について、図9乃至図12とと
もに説明する。IEEE1394では、個々のトランザ
クションを識別するために、トランザクションラベルを
設けている。トランザクションラベルを決定するために
は、IEEE1394バス内の全てのノードが非同期パ
ケットを観測する必要があるが、無線環境下では異なる
変調方式・符号化率が混在すること及び隠れ端末が存在
することにより、常に非同期パケットを観測することが
不可能となる。
【0083】このため、本実施の形態の無線バスでは、
トランザクションラベルの管理は、ハブ局が集中管理す
るものとし、トランザクションを発行したいノードは、
動作状態報告パケットを通して、ハブ局にトランザクシ
ョン割り当てを要求する。これは、非同期パケット送信
状態が、新規トランザクション送信待ちの場合のみ、実
行される(特願2000−027475号)。
【0084】トランザクションの管理を行うために、ハ
ブ局では、図9に示すようなテーブルを持つ。テーブル
の値は整数値であり、この値でトランザクションラベル
の割り当て状況を示す。この整数の各ビットの値が1で
あれば、そのビット位置を示す値は、トランザクション
ラベルとして使用可能であり、各ビットの値が0であれ
ば、そのビット位置を示す値は、トランザクションラベ
ルとして現在使用中であることを示している。
【0085】本実施の形態では、トランザクションラベ
ルの値の長さとして6ビットを想定しており、従ってテ
ーブル内の各値は64ビット長となっている。同時に、
図9に示す状態では、全てfffffffffffff
fff(16)((16)は16進数であることを示
す)となっており、これは、どのノードも全てのトラン
ザクションラベルは未使用であり、すなわち初期状態と
等価であることを示している。
【0086】例えば、この状態で、ノード0がノード1
とトランザクションを実行するために、トランザクショ
ン割り当て要求を受信した場合に、このテーブルがどの
ように扱われるかを説明する。トランザクション割り当
て処理を行うと判断したハブ局は、トランザクション割
り当て要求に付加されるパラメータ、自身のノード識別
子と相手のノード識別子とを基に、テーブル中の値をリ
ードする。この例では、トランザクション送信元識別子
=0、トランザクション送信先識別子=1となる。
【0087】先に説明したとおり、この状態では、ff
ffffffffffffff(16)であるため、ト
ランザクションラベルとして、どの値も使用可能であ
る。したがって、ハブ局がトランザクションラベルとし
て0を使用すると決定すると、ノード0に対し、割り当
ての結果として0を返すと同時に、図10に示すよう
に、ノード0とノード1に関係する全てのフィールドの
ビット位置が0の値を0にクリアする、すなわちfff
ffffffffffffe(16)に書き換える。
【0088】逆に、指定されたトランザクションラベル
の開放を行う場合には、トランザクションの送信先と送
信元に関連する全てのフィールドの値において、終了ト
ランザクションラベルで示されるビット位置の値を1に
セットする。さらに、トランザクションラベルマップの
他の構成例としては、図11に示すようなテーブルが考
えられる。この場合、保持する情報は割り当て状況を示
す値をノード毎に保持するだけである。
【0089】ここでは、上記の例と同様、ノード0がノ
ード1とトランザクションを実行するために、ハブ局に
対してトランザクションラベル割り当て要求を発行した
場合、ハブ局はノード0とノード1の割り当て状況を示
す値のビット毎の論理積をとつた値のビットが1である
ビット位置の値をトランザクションラベルとして割り当
て、さらに図12に示すように、ノード0とノード1の
値を書き換える。
【0090】指定されたトランザクションラベルの開放
を行う場合には、トランザクションの送信先と送信元ノ
ードのフィールドの終了トランザクションラベルで示さ
れるビット位置の値を1にセットする。以上が、トラン
ザクションラベル割り当てのための具体例である。
【0091】次に、非同期パケット送信状態が新規トラ
ンザクション送信待ちもしくは通常トランザクション送
信待ちの場合(S605)、以下のとおりに、変調方式
・符号化率の決定を行う(S609、S610)。同様
に、動作状態報告パケットで報告された非同期パケット
の送信状態や終了状態に応じた動作の別の例を、図16
のフローチャートに示す。
【0092】このとき、非同期パケット送信状態が非同
期パケット送信待ちもしくはACK送信待ちの場合(S
614)、以下のとおりに、変調方式・符号化率の決定
を行う(S609、S610)。ハブ局は、動作状況報
告パケット内の他ノードからの受信状況の情報から、任
意の2ノード間の通信状況を示すトポロジーマップを作
成する。これは、ハブ局が各ノードから受信した動作状
態報告情報を表にすることで作成可能である。
【0093】ハブ局は、全ての端末と通信可能であると
いう前提があるため、ハブ局が最も信頼性の高い情報を
保持していることになる。他のノードでも動作状況報告
を受信することによって、トポロジーマップを作成する
ことが可能であるが、位置や環境によって、常に任意の
ノードと通信可能であるという保証はなく、トポロジー
マップの情報が一部欠落している可能性がある。また、
トポロジーマップは、毎フレームの管理領域において、
全てのノードからの動作状況報告が終了次第更新され
る。このトポロジーマップに基づいて、個々のトランザ
クションで使用すべき変調方式・符号化率を決定する。
【0094】例えば、図13に示すようなトポロジーマ
ップの状態では、次のようになる。すなわち、ノード0
からノード1との間でトランザクション送信要求又は非
同期パケット送信要求もしくはACK送信要求があった
場合、ノード0とノード1との間では、双方向とも受信
電界強度が強であるので、最も早い速度を実現する変調
方式・符号化率を選択する。
【0095】また、ノード2とノード4との間では、双
方向とも電界強度が弱であるので、最も低い速度を実現
する変調方式・符号化率を選択する。最後に、中継に関
する処理を行う。このために、前述のトポロジーマップ
を使用して、中継が必要かどうか(S611)及び中継
ノード(S612)の決定を行うことも可能となる。
【0096】例えば、図13に示すようなトポロジーマ
ップが得られている状況では、ノード0とノード4との
間は、通信が双方向とも不可であるので、この2つのノ
ード間で通信を行うためには中継が必要となる。当然、
ハブ局は、両者のノードとも通信が可能であるため、中
継ノードとして動作可能である。さらに、それ以外でも
トポロジーマップからノード0及びノード4の両者と通
信可能な端末を選択して動作させることも可能である。
【0097】例えば、図13に示す状況では、ノード1
はノード0ともノード4とも双方向で良好な通信が可能
であるため、中継ノードとして、最もふさわしいと考え
られる。次に、送信フェーズにおける処理の概要につい
て説明する。非同期伝送領域が開始されるまでに、ハブ
局は各ノードからの動作状態報告パケットにて報告され
た非同期パケットの送信要求を通知したノードに対し、
ポーリングスケジュールの組み立てを行う(S61
3)。
【0098】これは、ノード識別子の順に行ってもよい
し、前フレームで非同期パケットを送信しなかったノー
ドを優先させてもよい。例えば、最も高度な制御の例と
して、非同期パケット送信要求の種別によって優先的に
非同期パケットの送信権を与える方法がある。すなわ
ち、ACK送信待ちと非同期パケット送信待ちを同時に
受け付けている場合、ACK送信待ちのノードを優先さ
せ、その後に非同期パケット送信待ちのノードにポーリ
ングパケットを送信する。送信を要求している全てのノ
ードに対して、ポーリングを送信し終わった場合、ノー
ド識別子の順にポーリングを送信すればよい。
【0099】非同期伝送領域が開始すると、ハブ局はこ
のポーリングスケジュールで決められた順に、前に述べ
たとおり、非同期パケット送信に必要なパラメータを決
定し、ポーリングパケットを組み立て、ポーリングパケ
ットを送信する。ポーリングを受信した全ノードは、図
14のフローチャートに示すような手順をとる。まず、
無線バス識別子の確認を行い、自身の属する無線バスの
ポーリングであることを確認する(S121)。
【0100】次に、送信権ノード識別子の確認を行う
(S122)。このフィールドが自身のノード識別子で
あれば、非同期パケットの送信権を得られたことを意味
するので、該当ノードは送信を開始する。この時、非同
期パケット送信権種別が、新規トランザクション送信権
であれば(S124)、アプリケーションからの送信要
求と非同期パケット送信種別、非同期パケット送信先ノ
ード識別子、トランザクションラベルから非同期パケッ
トを構築する(S125)。
【0101】また、非同期パケット送信権種別が、通常
トランザクション送信権であれば(S124)、アプリ
ケーションからの送信要求と非同期パケット送信種別、
非同期パケット送信先ノード識別子から非同期パケット
を構築する(S126)。その後、変調方式/符号化率
フィールドに設定された方式で、パケットを送信する。
この時、中継フラグもしくは要中継送信先ノード識別子
において中継要となっているノードが送信先である非同
期パケットについては、中継ノード識別子に示されたノ
ードに中継を依頼する。
【0102】また、送信権ノード識別子が自身のノード
識別子と異なる場合、非同期パケット送信先ノード識別
子を確認する(S123)。これが、自身のノード識別
子であることを示していれば、非同期パケットの受信を
行う(S127)。この時使用される変調方式・符号化
率は、ポーリングパケット内の変調方式・符号化率フィ
ールドを確認すればよい。さらに、中継フラグ、中継ノ
ード識別子と要中継送信先ノード識別子とにより、中継
時の受信処理も可能となる。
【0103】同様に、ポーリングを受信した全ノードの
手順の別の例を図17のフローチャートに示す。まず、
無線バス識別子の確認を行い、自身の属する無線バスの
ポーリングであることを確認する(S121)。次に、
送信権ノード識別子の確認を行う(S122)。このフ
ィールドが自身のノード識別子であれば、非同期パケッ
トの送信権を得られたことを意味するので、該当ノード
は送信を開始する。
【0104】さらにアプリケーションからの送信要求と
非同期パケット送信種別、非同期パケット送信先ノード
識別子から非同期パケットを構築する(S126)。そ
の後、変調方式/符号化率フィールドに設定された方式
で、非同期パケットもしくはACKパケットを送信す
る。この時、中継フラグもしくは要中継送信先ノード識
別子において中継要となっているノードが送信先である
非同期パケットについては中継ノード識別子に示された
ノードに中継を依頼する。
【0105】また、送信権ノード識別子が自身のノード
識別子と異なる場合、非同期パケット送信先ノード識別
子を確認する(S123)。これが、自身のノード識別
子であることを示していれば、非同期パケットの受信を
行う(S127)。この時使用される変調方式・符号化
率は、ポーリングパケット内の変調方式・符号化率フィ
ールドを確認すればよい。さらに、中継フラグ、中継ノ
ード識別子と要中継送信先ノード識別子とにより、中継
時の受信処理も可能となる。
【0106】
【発明の効果】本発明によれば、それぞれのノードが、
無線バス全体の非同期パケットを監視せずとも、トラン
ザクションラベルを決定することが可能となり、隠れ端
末が存在する無線環境下でも、常に直接送受信が可能な
ハブ局のみと通信を行うことにより、トランザクション
を実施することができる。
【0107】また、非同期パケットの送信先と送信元で
最適な変調方式・符号化率の種別、及び中継ノードの情
報を、新たな通知手順を設けることなく、上記割り当て
られたトランザクションラベルと同時に通知することに
より、通信手順の簡略化及びユーザトラフィックに対す
る圧迫を最小限に抑えることができる。
【0108】さらに、操作状態報告パケット内に非同期
パケット送信状態の領域を設けることで、ACK送信待
ちなど、優先順位の高いパケット送信要求に対して、優
先的に非同期パケット送信権を与えることができ、伝送
帯域が圧迫されている時にも、無線バス全体として効率
よく帯域を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における無線バスのトポ
ロジーを示す説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態における無線フレームフ
ォーマットを示す説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態における動作状態報告パ
ケットの内容を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態におけるノード0の受信
状況の一例を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態におけるポーリングパケ
ットの内容を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態におけるハブ局の概略構
成を示す機能ブロック図である。
【図7】本発明の一実施の形態におけるノードの概略構
成を示す機能ブロック図である。
【図8】本発明の一実施の形態におけるハブ局での非同
期伝送パラメータの決定手順を示すフローチャートであ
る。
【図9】本発明の一実施の形態におけるトランザクショ
ンラベルマップの一例の初期状態を示す説明図である。
【図10】基本発明の一実施の形態におけるトランザク
ションラベルマップの一例の変化を示す説明図である。
【図11】本発明の一実施の形態におけるトランザクシ
ョンラベルマップの他の例の初期状態を示す説明図であ
る。
【図12】本発明の一実施の形態におけるトランザクシ
ョンラベルマップの他の例の変化を示す説明図である。
【図13】本発明の一実施の形態におけるトポロジーマ
ップの一例を示す説明図である。
【図14】本発明の一実施の形態におけるポーリングパ
ケットの受信手順を示すフローチャートである。
【図15】本発明の一実施の形態におけるハブ局の別の
概略構成を示す機能ブロック図である。
【図16】本発明の一実施の形態におけるハブ局での非
同期伝送パラメータの別の決定手順を示すフローチャー
トである。
【図17】本発明の一実施の形態におけるポーリングパ
ケットの別の受信手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 トランザクションラベル割り当て判定部 2 変調方式・符号化率判定部 3 中継判定部 4 動作状態報告パケット判定部 5 ポーリングパケット作成部 6 受信部 7 送信部 8 ポーリング制御部 41 非同期パケット判定部 42 非同期パケット作成部 43 動作状態報告パケット判定部 44 動作状態報告パケット作成部 45 受信部 46 受信電力測定部 47 送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 総太郎 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5K033 CA01 CB04 CB17 CC01 DA01 DA15 5K034 DD02 EE03 FF02 FF13 HH63 NN22

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブ局を中心として、他の2つ以上の無
    線端末から構築されたスター型のトポロジーを持つ無線
    バスにおいて、 複数の無線端末の間でデータ通信を行うために、ハブ局
    に対して他の無線端末からの受信状態を報告する動作状
    態報告パケットに、非同期パケット送信状態と、非同期
    パケット送信先端末とを示すフィールドを設け、 無線端末は、動作状態報告パケットにより非同期パケッ
    トの送信要求を、ハブ局に通知することを特徴とする非
    同期伝送方法。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の非同期伝送方法に
    おいて、 ハブ局は、前記通知された非同期パケット送信状態と非
    同期パケット送信先端末とから、トランザクションラベ
    ルの割り当てを行うことを特徴とする非同期伝送方法。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の非同期伝送方法に
    おいて、 ハブ局は、ポーリングにより無線端末に非同期パケット
    の送信権を与えるとき、ポーリングパケット内で前記ト
    ランザクションラベルを、非同期パケットの送信元端末
    に通知することを特徴とする非同期伝送方法。
  4. 【請求項4】 前記請求項1に記載の非同期伝送方法に
    おいて、 ハブ局は、ポーリングにより無線端末に非同期パケット
    の送信権を与えるとき、前記動作状態報告パケットにて
    報告された受信状態情報と、非同期パケット送信状態
    と、非同期パケット送信先端末とから、非同期送信パケ
    ットの送信元端末と送信先端末との間で最適な変調方式
    ・符号化率を決定し、ポーリングパケット内で非同期送
    信パケットの送信元端末及び送信先端末に通知すること
    を特徴とする非同期伝送方法。
  5. 【請求項5】 前記請求項1に記載の非同期伝送方法に
    おいて、 ハブ局は、ポーリングにより無線端末に非同期パケット
    の送信権を与えるとき、前記動作状態報告パケットにて
    報告された受信状態情報と、非同期パケット送信状態
    と、非同期パケット送信先端末とから、非同期送信パケ
    ットの送信元端末と送信先端末との間で中継が必要か否
    かの判断を行い、ポーリングパケット内で非同期送信パ
    ケットの送信元端末に通知することを特徴とする非同期
    伝送方法。
  6. 【請求項6】 前記請求項3乃至5のいずれか一つに記
    載の非同期伝送方法において、 ハブ局からのポーリングにより非同期パケットの送信権
    が得られた無線端末は、前記ポーリングパケット内で通
    知された情報に基づいて、非同期パケットの送信を行う
    ことを特徴とする非同期伝送方法。
  7. 【請求項7】 前記請求項6に記載の非同期伝送方法に
    おいて、 ハブ局からのポーリングにより非同期パケットの送信先
    端末に指定された無線端末は、前記非同期パケットの受
    信を行うことを特徴とする非同期伝送方法。
  8. 【請求項8】 前記請求項1乃至7のいずれか一つに記
    載の非同期伝送方法において、 前記動作状態報告パケットに、さらに非同期パケット送
    信終了状態と、非同期パケット送信終了先端末と、使用
    したトランザクションラベルとを示すフィールドを設
    け、 無線端末は、動作状態報告パケットにより非同期パケッ
    トの送信終了を、ハブ局に通知することを特徴とする非
    同期伝送方法。
  9. 【請求項9】前記請求項8に記載の非同期伝送方法にお
    いて、 ハブ局は、前記通知された非同期パケット送信終了状態
    と非同期パケット送信終了先端末とトランザクションラ
    ベルとに基づいて、トランザクションラベルの開放を行
    うことを特徴とする非同期伝送方法。
  10. 【請求項10】 前記請求項1に記載の非同期伝送方法
    において、 ハブ局は、ポーリングにより無線端末に非同期パケット
    の送信権を与えるとともに、前記動作状態報告パケット
    にて報告された非同期パケット送信状態から、ポーリン
    グの優先順序を決定し、その優先順序に従ってポーリン
    グパケットの送信を行うことを特徴とする非同期伝送方
    法。
  11. 【請求項11】 前記請求項10に記載の非同期伝送方
    法において、 前記非同期パケット送信状態として、非同期パケットと
    確認信号(ACK)の種別を持つことを特徴とする非同
    期伝送方法。
  12. 【請求項12】 前記請求項10又は11に記載の非同
    期伝送方法において、 前記非同期パケット送信状態として、リトライの種別を
    持つことを特徴とする非同期伝送方法。
  13. 【請求項13】 請求項1又は5に記載の非同期伝送方
    法において、 複数の非同期パケット送信先端末を通知することを特徴
    とする非同期伝送方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の非同期伝送方法に
    おいて、 複数の非同期パケット送信先端末のうち、中継の必要な
    非同期パケット送信先端末を非同期パケット送信元端末
    に通知することを特徴とする非同期伝送方法。
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