JP2002117446A - 自動販売機の商品取出口の背板取付部構造 - Google Patents

自動販売機の商品取出口の背板取付部構造

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JP2002117446A
JP2002117446A JP2000308547A JP2000308547A JP2002117446A JP 2002117446 A JP2002117446 A JP 2002117446A JP 2000308547 A JP2000308547 A JP 2000308547A JP 2000308547 A JP2000308547 A JP 2000308547A JP 2002117446 A JP2002117446 A JP 2002117446A
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inner door
vending machine
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JP2000308547A
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Masataka Oda
昌隆 小田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内扉の下端部を錆びにくくでき、自動販売機の
メンテナンス時に内扉に対する背板の取り外しを容易に
行なえ、背板の変形を少なくするとともに、清掃作業性
の向上を図る。 【解決手段】自動販売機の内扉4の下端に、内扉4に形
成された商品払い出し口5から払い出された缶体などの
商品6を受ける商品取出口7の背板23を支持する樹脂
製の背板支持部材21を密着させ、この背板支持部材2
1は内扉4の下端前面に当接する板部21aと、内扉4
の下面に当接する板部21bと、この板部21bの下側
に形成された背板係合用溝部21cを一体に備え、前記
背板23の上端には前記背板支持部材21の背板係合用
溝部21cに脱着自在に係合する係合部23aを備え、
この係合部23aを前記背板支持部材21の背板係合用
溝部21cに側方より挿入して係合させるように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動販売機の商品取
出口の背板取付部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から知られている自動販売機の一般
的な構造として図4および図5に示すように、本体部1
の前面を開閉自在な前面扉2で構成し、この前面扉2の
内側に商品庫3の内部の熱の漏洩を防止するための内扉
4が設けられている。この内扉4の下端には内扉4に形
成された商品払い出し口5から払い出された缶体などの
商品6を受ける商品取出口7の背面部を形成するための
鉄板からなる背板8がねじ止めにより取り付けられてい
るとともに、この背板8の上端取り付け部における内扉
4の外側には水滴などを受ける樋9がねじ止めにより取
り付けられている。つまり、内扉4の下端に商品取出口
7の背板8を取り付けることで、係員などが前面扉2を
開けると、商品取出口7内を直接見ることが可能とな
り、掃除し易いように図られている。前記前面扉2には
その下端よりやや上側位置において開閉蓋10により開
閉自在な商品取出口7の開口部11が設けられ、この開
口部11の下側に前記商品取出部7の下面部および前面
部を形成するための板部12および13を一体に備えて
いる。なお、前記商品庫3の内部には缶体などの商品6
を収納する収納搬送路14がそれぞれ上下に蛇行状に延
びるようにして前後方向に3列〜6列(図面では4列の
場合を示す)配設されている。そして、収納搬送路14
の下端部間には1列おきに収納された商品6を順次払い
出す商品払い出し装置15が設けられており、商品払い
出し装置15により払い出された商品6はシュート16
により案内されて前記商品取出口7に払い出されるよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成において、自動販売機の商品庫3の内部の冷気により
商品払い出し口5の周辺や内扉4の表面に結露が生じ、
その結露が水滴となって、その水滴が前記内扉4の下端
に取り付けられている背板8に付着して、内扉4の下流
部や背板8のねじ止め部が錆付くという問題、またメン
テナンス時に内扉4からの背板8の取り外しが非常に困
難で、本体部1に対する内扉4の取り外し時に背板8を
変形させるという問題や、背板8の交換ができないとい
う問題があった。
【0004】本発明はこのような課題を解決するもの
で、内扉の下端部を錆びにくくでき、自動販売機のメン
テナンス時に内扉に対する背板の取り外しを容易に行な
え、背板の変形を少なくするとともに、清掃作業性の向
上を図ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、自動販売機の内扉の下端に、内扉に形成さ
れた商品払い出し口から払い出された缶体などの商品を
受ける商品取出口の背板を支持する樹脂製の背板支持部
材を密着させ、この背板支持部材は背板係合部を一体に
備え、前記背板の上端には前記背板支持部材の背板係合
部に脱着自在に係合する係合部を備え、この係合部を前
記背板支持部材の背板係合部に係合させるように構成し
たことを要旨とするものである。また本発明は、背板支
持部材の背板係合部は溝形状とされ、商品取出口の背板
の係合部を前記背板支持部材の背板係合用溝部に側方よ
り挿入して係合させるように構成したことを要旨とする
ものである。また本発明は、背板支持部材には、内扉の
下端部に流れ落ちてきた水滴を受ける樋部が一体成形さ
れていることを要旨とするものである。さらに本発明
は、上端の係合部が背板支持部材の背板係合用溝部に係
合した状態の背板の下端部を本体部の内部に取り付けた
当て部材に前方から当接させ、前面扉を閉じた状態にお
いて商品取出口の下面部を形成するための板部の後端部
で前記背板の下端部を前記当て部材との間で挟むように
構成したことを要旨とするものである。
【0006】この構成により、内扉の下端には樹脂材料
よりなる背板支持部材が密着されているので、この部分
が錆付くようなことがない。また、背板は背板支持部材
に対してビス止めされておらず、上端の係合部を背板支
持部材の背板係合部に係合させているだけであるので、
背板支持部材に対する背板の取り外しを容易に行なえ、
メンテナンス時における清掃作業性の向上を図ることが
できる。このように内扉から背板を容易に取り外してお
くことができるので、本体部から内扉を取り外す際に背
板を取り外しておくことにより背板の変形を防止するこ
とができる。特に、背板支持部材が樹脂材料により作ら
れたものであるため、背板支持部材自体の錆付きもな
く、背板の取り外しがより一層簡単になる。さらに、前
面扉を閉じた状態において商品取出口の下面部を形成す
るための板部の後端部で前記背板の下端部を本体部の内
部に取り付けた当て部材との間で挟むように構成したこ
とにより、背板の動きを確実に止めることができ、背板
の構造を簡略化できるとともに、背板をなす部材として
薄板を採用することも可能となる。また背板支持部材に
樋部を一体成形することにより、樋部を別部品で構成し
た場合に比べて部品点数を削減できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面(図1〜図3)に基づいて説明する。なお図
中、前記従来例と同一符号は同一部材を示し、その詳細
説明は省略するとともに、前記従来例と異なる部分につ
いて説明する。
【0008】図において、21は前面扉2の内側に設け
られる内扉4の下端にシール材(図示せず)を介して前
方および下方よりビス22止めによって密着した状態に
取り付けられる背板支持部材で、この背板支持部材21
は合成樹脂材料により作られ、内扉4の下端前面に当接
する板部21aと、内扉4の下面に当接する板部21b
と、この板部21bの下側に形成された背板係合用溝部
21cと、前記板部21aの下側に連続し前記背板係合
用溝部21cの前側部を覆うように形成された樋部21
dを一体に備えている。23は前記背板支持部材21の
背板係合用溝部21cに脱着自在に係合する円弧状に折
り曲げた係合部23aを上端に備えた背板で、この背板
23の下端部23bは内側に折り曲げられて2重構造に
なっている。そして、この背板23は前面扉2および内
扉4を開いた状態で上端の係合部23aを前記背板支持
部材21の背板係合用溝部21cに側方より挿入して係
合させ、下端部23bをシュート16の下方で本体部1
の内部に取り付けた当て部材24に前方から当接させ、
前面扉2を閉じた状態において内扉4に形成された商品
払い出し口5から払い出された缶体などの商品6を受け
る商品取出口7の下面部を形成するための板部12の後
端部で前記背板23の下端部23bを前記当て部材24
との間で挟んで背板23の動きを止めるように構成され
ている。ところで、前記当て部材24の構成材料は金属
あるいは合成樹脂の何れでも良く、その配設箇所は前記
背板23の横長さ方向全長に亘ってでも良く、あるいは
前記背板23の横長さ方向適当箇所であっても良い。な
お、他の構成は前記従来例と同じであるので説明は省略
する。
【0009】上記構成において、メンテナンス時は前記
前面扉2および内扉4を開いて背板23の挟み付けを開
放した状態で、前記背板23を背板支持部材21の背板
係合用溝部21cから引き抜き、清掃などのメンテナン
ス作業を行なえば良い。そのとき、背板23は背板支持
部材21に対してビス止めされておらず、上端の係合部
23aを背板支持部材21の背板係合用溝部21cに側
方より挿入して係合させているだけであるので、背板支
持部材21に対する背板23の取り外しを容易に行な
え、特に背板支持部材21が実施の形態のように合成樹
脂材料により作られたものであると背板23の取り外し
がより一層簡単になる。さらに、上記のように内扉4か
ら背板23を容易に取り外しておくことができるので、
本体部1から内扉4を取り外す際に背板23を取り外し
ておくことにより背板23の変形を防止することができ
る。また、内扉4の下端には合成樹脂材料よりなる背板
支持部材21がシール材により密着されているので、こ
の部分に水分が浸入することによって錆付くようなこと
がない。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、内扉の下
端には樹脂材料よりなる背板支持部材が密着されている
ので、この部分が錆付くようなことがない。また、背板
は背板支持部材に対してビス止めされておらず、上端の
係合部を背板支持部材の背板係合部に係合させているだ
けであるので、背板支持部材に対する背板の取り外しを
容易に行なえ、メンテナンス時における清掃作業性の向
上を図ることができる。このように内扉から背板を容易
に取り外しておくことができるので、本体部から内扉を
取り外す際に背板を取り外しておくことにより背板の変
形を防止することができる。特に、背板支持部材が樹脂
材料により作られたものであるため、背板支持部材自体
の錆付きもなく、背板の取り外しがより一層簡単にな
る。さらに、前面扉を閉じた状態において商品取出口の
下面部を形成するための板部の後端部で前記背板の下端
部を本体部の内部に取り付けた当て部材との間で挟むよ
うに構成したことにより、背板の動きを確実に止めるこ
とができ、背板の構造を簡略化できるとともに、背板を
なす部材として薄板を採用することも可能となる。また
背板支持部材に樋部を一体成形することにより、樋部を
別部品で構成した場合に比べて部品点数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における自動販売機の商
品取出口の背板取付部構造を示す分解斜視図である。
【図2】同背板取付状態を示す斜視図である。
【図3】同前面扉を閉じた状態における背板取付部の断
面図である。
【図4】従来例における自動販売機の全体断面図であ
る。
【図5】同前面扉を閉じた状態における背板取付部の断
面図である。
【符号の説明】
2 前面扉 4 内扉 5 商品払い出し口 7 商品取出口 12 板部 16 シュート 21 背板支持部材 21a,21b 板部 21c 背板係合用溝部(背板係合部) 21d 樋部 22 ビス 23 背板 23a 係合部 23b 下端部 24 当て部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機の内扉の下端に、内扉に形成さ
    れた商品払い出し口から払い出された缶体などの商品を
    受ける商品取出口の背板を支持する樹脂製の背板支持部
    材を密着させ、この背板支持部材は背板係合部を一体に
    備え、前記背板の上端には前記背板支持部材の背板係合
    部に脱着自在に係合する係合部を備え、この係合部を前
    記背板支持部材の背板係合部に係合させるように構成し
    たことを特徴とする自動販売機の商品取出口の背板取付
    部構造。
  2. 【請求項2】 背板支持部材の背板係合部は溝形状とさ
    れ、商品取出口の背板の係合部を前記背板支持部材の背
    板係合用溝部に側方より挿入して係合させるように構成
    したことを特徴とする請求項1記載の自動販売機の商品
    取出口の背板取付部構造。
  3. 【請求項3】 背板支持部材には、内扉の下端部に流れ落
    ちてきた水滴を受ける樋部が一体成形されていることを
    特徴とする請求項1または2記載の自動販売機の商品取
    出口の背板取付部構造。
  4. 【請求項4】 上端の係合部が背板支持部材の背板係合用
    溝部に係合した状態の背板の下端部を本体部の内部に取
    り付けた当て部材に前方から当接させ、前面扉を閉じた
    状態において商品取出口の下面部を形成するための板部
    の後端部で前記背板の下端部を前記当て部材との間で挟
    むように構成したことを特徴とする請求項2または3記
    載の自動販売機の商品取出口の背板取付部構造。
JP2000308547A 2000-10-10 2000-10-10 自動販売機の商品取出口の背板取付部構造 Pending JP2002117446A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009265698A (ja) * 2008-04-21 2009-11-12 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機の商品取出口装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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