JP2002116958A - Webページ閲覧・使用制限システム、Webページアドレス抽出システム - Google Patents

Webページ閲覧・使用制限システム、Webページアドレス抽出システム

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JP2002116958A
JP2002116958A JP2000306895A JP2000306895A JP2002116958A JP 2002116958 A JP2002116958 A JP 2002116958A JP 2000306895 A JP2000306895 A JP 2000306895A JP 2000306895 A JP2000306895 A JP 2000306895A JP 2002116958 A JP2002116958 A JP 2002116958A
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Mieko Tsuyusaki
美恵子 露崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 明らかに公序良俗に反したり法律行為に違反
する蓋然性の高いWebページの閲覧や使用を制限する
ことの可能なWebページ閲覧・使用制限システム、W
ebページアドレス抽出システムを提供する。 【解決手段】 管理者は管理用パソコン9に表示された
Webページを閲覧し、公序良俗等に反するページであ
ると判断した送信先アドレスをデータベース11に登
録、保存する。データベース11の内容は各中継装置3
に送信される。各中継装置3では、送信先アドレスをW
ebサーバとクライアント7間で送受信される信号から
抽出する。そして、この抽出した送信先アドレスをデー
タベース11に保存されたアドレスと比較し、一致する
ときWebページの表示や使用を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はWebページ閲覧・
使用制限システム、Webページアドレス抽出システム
に係わり、特に明らかに公序良俗に反したり法律行為に
違反する蓋然性の高いWebページの閲覧や使用を制限
することの可能なWebページ閲覧・使用制限システ
ム、Webページアドレス抽出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの利用人口は急速
に増加しつつある。インターネットは情報の宝庫であ
り、国内、海外を問わず様々な情報が自宅に居ながらア
クセス可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在情報の
規制は行われていないため、外国では違法とならないが
国内では違法となるような公序良俗に反する画像等が誰
でも自由に閲覧可能となっている。国内が発信元である
場合には、サイトのWebページ削除等をプロバイダの
協力によりすることが可能である。
【0004】しかしながら、この際の削除等の処置もプ
ロバイダ個々に行われ、各プロバイダの自主性による所
が大きく、必ずしも一様かつ迅速には行われていないの
が実情である。また、外国については対処が難しい。更
に、他人を誹謗、中傷する記載に対しても迅速な対応を
取るのが難しい状況にある。
【0005】また、この点は国内で取得されたソフトウ
ェアやビジネスに関する特許権、音楽、画像、ゲーム等
の著作権等についても同様である。国内では当該ソフト
ウェア等の使用、譲渡、譲渡等のための展示が侵害行為
になる。
【0006】しかしながら、当該ソフトウェア等が特許
権の及ばない外国で製造されたり、若しくは日本より輸
出されたものがインターネットで外国より発信され、そ
のソフトウェア等を、国内のユーザがWebページを通
じ各家庭等において個人的に使用や購入等をする場合に
は、相手を特定する点を始めとして迅速な手立てを取る
のが難しい。
【0007】仮に、主要国にて特許権を取得したとして
も、法整備の整わない世界のいずれかの小国にて製造、
発信等された場合には、被害は甚大なものとなるおそれ
がある。
【0008】更に、商法の詐欺行為が行われるおそれや
暴力、犯罪に利用されるおそれのあるWebページが存
在したり、本来著作権が存在し有料であるはずの音楽ソ
フト等が個人レベルでWebページを介して、無料でダ
ウンロード可能とされる等の問題が存在する。
【0009】本発明はこのような従来の課題に鑑みてな
されたもので、明らかに公序良俗に反したり法律行為に
違反する蓋然性の高いWebページの閲覧や使用を制限
することの可能なWebページ閲覧・使用制限システ
ム、Webページアドレス抽出システムを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため本発明(請求項
1)は、インターネットと、該インターネットに接続さ
れ、Webページの要求信号が送出されるクライアント
と、前記インターネットに接続され、該クライアントの
要求に基づき前記Webページを送信するWebサーバ
と、該Webサーバと前記クライアント間で送受信され
る信号を抽出する信号抽出手段と、該信号抽出手段で抽
出された信号から該信号より送信先アドレスを抽出する
送信先アドレス抽出手段と、前記Webページの一部又
はすべての閲覧及び/又は使用が制限されるべきアドレ
スが保存された記憶手段と、前記送信先アドレス抽出手
段で抽出された送信先アドレスを該記憶手段に保存され
たアドレスと比較する比較手段と、該比較手段によるア
ドレスの比較により前記送信先アドレスが前記記憶手段
に保存されたアドレスと一致するとき前記Webページ
の前記クライアントに対する表示及び/又は使用の一部
又はすべてを制限する制限手段を備えて構成した。
【0011】制限されるべきアドレスは、例えば青少年
に好ましくない画像等の含まれるWebページ、著作
権、特許権等が侵害され、又は侵害されるおそれの高い
Webページ、不正行為や誹謗等の行為が行われている
Webページ等に属するアドレスである。Webページ
の表示の制限は、例えばWebページを表示しない、他
の所定のWebページを表示する等である。
【0012】Webページの使用は、例えばクライアン
トが不正品等を購入したりするためデータ入力欄にデー
タ入力後送信する行為や、著作権者の了解なく著作権の
存するファイルをダウンロードする行為、ビデオや音声
の再生、ゲームを行う行為等である。
【0013】制限手段による制限は、Webページの全
体に対して行ってもよいし、一部の画像等の表示を制限
したり、一部のデータ入力欄等の使用を制限するもので
あってもよい。制限は国内の発信元、外国の発信元を問
わず可能である。一部の制限を行う場合は、Webペー
ジの存在は確認されるので、クライアントはその後の使
用等が制限されていることに気付く。
【0014】また、本発明(請求項2)は、前記制限手
段は、前記クライアントにより要求された送信先アドレ
スとは異なるアドレスより前記Webページとは異なる
Webページが送信されることを特徴とする。制限の際
には、予め用意した文書等により、注意を喚起したり、
警告を発することも可能である。
【0015】更に、本発明(請求項3)は、前記閲覧及
び/又は使用が制限されるべきアドレスを前記Webペ
ージのHTML文書中のタグをもとに抽出し、該アドレ
スを前記記憶手段に保存する登録手段を備えて構成し
た。
【0016】以上により、登録作業が簡単に行える。
【0017】更に、本発明(請求項4)は、前記登録手
段により抽出されるアドレスは、前記WebページのUR
L 、該Webページに挿入された音声、動画、静止画等
のファイルのアドレス、データの送信先アドレス及びフ
ァイルのダウンロード先のいずれか少なくとも一つを含
むことを特徴とする。
【0018】これらの情報の中には、侵害や不正行為等
の対象となるものが存在する場合が考えられる。アドレ
スにはページ対応のものや、Webページに挿入された
部分に属するもの等が含まれる。従って、きめ細かい制
限処理が可能である。
【0019】更に、本発明(請求項5)は、前記制限手
段による制限を解除する制限解除手段を備えたことを特
徴とする。
【0020】管理者による再点検等のため、一旦制限の
かけられたWebページやWebページに挿入された部
分に属するファイル等の制限を解除可能とする。
【0021】更に、本発明(請求項6)は、前記Web
ページが更新されたか否かを判断する更新判断手段を備
えて構成した。
【0022】この更新情報をもとに、Webページを再
度点検すべきか否か容易に判断可能である。
【0023】更に、本発明(請求項7)は、Webペー
ジに挿入された音声、動画、静止画等のファイル、デー
タ入力欄、ダウンロードされるファイル等を点指定する
点指定手段と、該点指定手段により指定された点の座標
を算出する点座標算出手段と、前記音声、動画、静止画
等のファイル、データ入力欄、ダウンロードされるファ
イル等の存在する枠座標をHTML文書のタグに基づき
順次算出する枠座標算出手段と、前記点座標算出手段で
算出された点の座標が該枠座標の範囲内に入るか否かを
判断する判断手段と、該判断手段の判断により、前記点
の座標が前記枠座標の範囲内に入ると判断されたとき、
該枠座標の範囲内に存在する前記音声、動画、静止画等
のファイル、データ入力欄、ダウンロードされるファイ
ル等のアドレスを前記HTML文書より抽出するアドレ
ス抽出手段を備えて構成した。
【0024】ファイル等の点指定はマウスのクリックや
キー操作等により行われる。指定された点の座標を算出
し、この点の座標がファイル等の存在する枠座標の範囲
内に入るか否かが判断される。枠座標の範囲内に入ると
判断されたとき、このファイル等のアドレスをHTML
文書より抽出する。以上により、対象とするファイル等
のアドレスを簡単に抽出可能である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。本発明の第1実施形態のシステム構成図を図
1に示す。図1において、インターネット1にはプロバ
イダやルータ等の中継装置3が複数接続されている。
【0026】各中継装置3には、電話網5(通信網、専
用線、無線局等を含む)を介してクライアント7や管理
用パソコン9が接続されている。管理用パソコン9には
データベース11が配設され、管理用パソコン9で閲覧
されたWebページのURL(Uniform Resource Locators)
等のデータの抽出、編集、抽出されたデータの送信等の
処理を行う管理用ソフト13がインストールされてい
る。
【0027】図2に管理用パソコン9の画面例、図3に
中継装置3側の画面例を示す。管理用パソコン9の画像
表示欄27、中継装置3の画像表示欄29には、ブラウ
ザによりWebページが表示可能であると共に、画面切
り換えによりデータベースの内容も表示可能である。画
像表示欄27、29の上方には、編集、表示等の選択が
可能な図示しないメニューバーと共にスイッチ類の配設
されたツールボックス31、33がそれぞれ配設されて
いる。
【0028】中継装置3にはデータベース15が配設さ
れている。データベース15には、データベース11の
データのすべてを含むファイル又は新しく追加、削除さ
れたデータのファイルがダウンロード若しくは電子メー
ルに添付された形で送信されるようになっている。そし
て、伝送路16を流れるパケットデータの抽出、判断、
編集、表示制御等やデータベース11から送信されたデ
ータの受信処理を行う制御ソフト17がインストールさ
れている。なお、各中継装置3のすべてにデータベース
15、制御ソフト17が配設されるのが望ましい。
【0029】次に、図4のフローチャートに基づき、管
理用パソコン9において、公序良俗等に反すると判断さ
れるWebページからURL を取得したり、警告文を送信
する方法を説明する。本発明の第1実施形態は、クライ
アント7から要求されたWebサーバ12のWebペー
ジをWebサーバ14の第3者の作成した適当なWeb
ページにすり替えるものである。
【0030】図4において、管理者は管理用パソコン9
に表示されたWebサーバ12のWebページを閲覧
し、公序良俗等に反するページであると判断したとき、
ステップ1(図中S1と略す。以下、同旨)で図2の画
面の公序良俗欄19に存在する全ページボタン21をク
リックする。全ページボタン21がクリックされた場合
には、管理用ソフト13は、ステップ3でまずトップペ
ージのURL 及びタイトルを抽出する。ステップ5では、
このURL 及びタイトルをデータベース11に保存する。
【0031】次に、ステップ7では、HTML文書中に
挿入されたリンク先を抽出する。このリンク先は、例え
ばタグのA HREF= に引用されたアドレスである。ステッ
プ9では、このアドレスがメールアドレスか否か判断さ
れる。メールアドレスの場合には、ステップ11でデー
タベース11に保存される。
【0032】メールアドレスでない場合には、ステップ
13でリンク先が当該サイト以外にジャンプするための
URL か否か判断される。当該サイト以外にジャンプする
場合は、必ずしもジャンプ先が公序良俗に反するページ
であるとは限らないので放置し、ステップ7に戻り次の
リンク先を抽出する。また、後述するように本Webペ
ージの閲覧等を規制することになれば、必然的にリンク
先も機能しなくなるので、放置のままとする。
【0033】但し、このように放置せず、別途これらの
リンク先を同一のURL を除き保存するようにしてもよ
い。そして、保存されたURL によりハイパージャンプ可
能とすれば、効率良く同類の公序良俗等に反するページ
をたどることが出来る。
【0034】ステップ13でリンク先が当該サイト内の
場合にはステップ15に進む。そして、ステップ15で
は、リンク先のURL が既にデータベース11に保存され
ているか否か判断される。リンク先のURL が既にデータ
ベース11に保存されている場合には、ステップ7に戻
り次のリンク先を抽出する。データベース11に保存さ
れていない場合には、ステップ17で当該URL をデータ
ベース11に保存する。リンク先としてファイル名称の
み記載されている場合、トップページのURL とファイル
名称とが続けて保存される。
【0035】ステップ19で、次のタグを検出する。こ
の際、次のタグが存在するか否か判断することで、当該
HTML文書の全文についてリンク先を抽出したか否か
が判断される。抽出されていないタグが存在し、全文に
ついてリンク先の抽出を終了していない場合にはステッ
プ7に戻る。全文についてリンク先の抽出を終了した場
合には、ステップ21に進み、管理用ソフト13は、デ
ータベース11に保存されている次のリンク先URL を読
み出しそのページを開く。
【0036】ステップ23で、データベース11に次の
リンク先URL が存在しない場合にはステップ25に進み
終了する。次のリンク先URL が存在する場合にはステッ
プ27でリンク先のページのタイトルを読み取り保存し
た後、ステップ7に戻り同様の処理を繰り返す。以上に
より、当該サイトに属するすべてのページの送信先アド
レスが抽出されデータベース11に保存される。
【0037】また、ブラウザでWebページを閲覧した
管理者が不適当と判断した場合には警告文を送信する。
この場合には、ステップ29で使用言語選択欄23より
使用言語を選択し、ステップ31でメール作成ボタン2
5をクリックする。ステップ33では、予め用意された
各国言語で作成された警告文がデータファイルより読ま
れる。この警告文の内容は、例えば、公序良俗に反する
旨の通知と緊急なるデータの削除若しくは変更の対処を
依頼するものである。そして、ステップ35でデータベ
ース11に保存されていたメールアドレスに宛てメール
送信される。
【0038】なお、作成されたデータベース11の内容
は、プロバイダ等の各中継装置3に対し、送信ボタン3
5をクリックすることで暗号化された後アップロードさ
れ、所定の時間に各中継装置3によりダウンロードの形
で供給される。この際にはID等の確認がされる。ファ
イルは、前回からの追加データ及び削除データのみを送
信することも可能であるし、また全ファイルを送信する
ことも可能である。なお、ファイルをメール等に添付し
てもよい。
【0039】次に、各中継装置3の処理について図5の
フローチャートに基づき説明する。ステップ41で、ク
ライアント7のブラウザより、閲覧したいWebページ
が存在するWebサーバ12のアドレスが送信される。
ステップ43で中継装置3により伝送路16よりパケッ
トが抽出され、ステップ45でパケットヘッダより宛先
アドレスBと送信元アドレスAが検出される。ステップ
47では、制御ソフト17により、検出された宛先アド
レスBをデータベース15に保存されているデータと一
致するものがないかどうか確認する。
【0040】一致するものがない場合にはステップ49
で通常通りそのままパケットを送信する。一致した場合
には、ステップ51で当該宛先アドレスBに対照された
当該宛先アドレスBとは異なる他のアドレスCがデータ
ベース15より読まれる。他のアドレスCに属するWe
bサーバ14のサイトには、予め公序良俗等に反しない
ことが確認されているWebページが存在する。Web
サーバ14のWebページの内容は例えば図6の通りで
ある。そして、ステップ53では、パケットの宛先アド
レスBには強制的にこの他のアドレスCが設定され、ス
テップ55で送信される。
【0041】なお、中継装置3をDNS(Domain Name Syst
em) サーバに置き換えることも可能である。この場合に
は、例えばクライアント7のブラウザからのURL に相当
する宛先アドレスBの問い合わせに対しては、ステップ
47のように、まず宛先アドレスBをDNS サーバの保有
するデータベース15のデータと比較する。そして、一
致する場合にはステップ51〜ステップ55に代えて、
DNS サーバが当該宛先アドレスBとは異なる先述の他の
アドレスCを強制的にクライアント7のブラウザに対し
提供するようにしてもよい。
【0042】また、中継装置3がクライアント7の契約
プロバイダ等であり、クライアント7はこの契約プロバ
イダを介してインターネットに接続している場合には、
図7のフローチャートに示す処理が可能である。なお、
図5と同一要素のものについては同一符号を付して説明
は省略する。
【0043】図7のフローチャートでは、図5のフロー
チャートでクライアント7のブラウザが宛先アドレスB
を指定したにもかかわらず、ブラウザにてアドレスCが
表示される点を無くすものである。
【0044】ステップ46では、制御ソフト17によ
り、中継装置3で受信されたデータより抽出された送信
元アドレスAが契約者であるクライアント7のものか否
か判断される。契約者である場合にはステップ48で後
の処理に使用するため宛先アドレスBを一時的に保存す
る。送信元アドレスAが契約者でない場合にはステップ
47にそのまま進む。ステップ55で送信されたデータ
は、アドレスCに相当するWebサーバに送られ、応答
データがWebサーバより送出される。
【0045】この際の応答データのパケットヘッダに
は、送信元アドレスC、宛先アドレスAが記録されてい
る。ステップ57では、中継装置3でデータ受信が行わ
れる。そして、ステップ59でこのパケットヘッダより
宛先アドレス、送信元アドレスを抽出する。ステップ6
1では、この抽出された宛先アドレス、送信元アドレス
が宛先アドレスAかつ送信元アドレスCか否か判断され
る。
【0046】イエスの場合には、ステップ63で送信元
アドレスCを既にステップ48で保存されているアドレ
スBに更新する。そして、ステップ65でデータを送信
した後、アドレスBは不要となったのでステップ67で
データ削除する。以上により、クライアント7のブラウ
ザには宛先アドレスBが表示され、ユーザは要求された
Webページが現実には存在するにもかかわらず、変更
されたものと判断する。
【0047】次に、図5のフローチャートでクライアン
ト7のブラウザが宛先アドレスBを指定したにもかかわ
らず、アドレスCが表示される点を無くす別方法につい
て説明する。図5の処理のステップ53において、中継
装置3でパケットの宛先アドレスBに強制的にこの他の
アドレスCを設定するのに加えて、クライアント7の要
求先である宛先アドレスBも記録し、宛先を変更した旨
の符号を付ける。宛先アドレスBや符号は、パケットヘ
ッダの例えばオプション領域に付加される。但し、オプ
ション領域に限るものではなく、通常のデータ交信では
不使用とされるヘッダ域やデータ域等を使用してもよい
【0048】その後ステップ55で送信される。送信さ
れたパケットは、他のアドレスCのWebサーバ14に
て受信された後、宛先が変更された旨の符号が存在する
か否か判断される。そして、存在する場合には送信元ア
ドレスをBに、宛先アドレスをAに設定してクライアン
ト7より要求されたWebサーバ12の情報とは異なる
予め用意された所定の情報を送信する。
【0049】符号が存在しない場合には、通常通り送信
元アドレスをCに、宛先アドレスをAに設定してクライ
アント7より要求された情報を送信する。他のアドレス
CのWebサーバ14には、これらの処理を行う専用の
ソフトを備える。なお、宛先の変更をした旨の符号を付
けないで、Webサーバ14において、直接宛先アドレ
スBが存在するか否か判断し、存在する場合には送信元
アドレスをBに、宛先アドレスをAに設定するようにし
てもよい。
【0050】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。本発明の第2実施形態では、Webページの全体
までは規制する必要はないが、一部に規制されるべき内
容を含む場合である。この内容は、例えば画像、不正な
ものを直接売買したりするため使用されるデータ入力
欄、ダウンロードの対象となる公序良俗等を害するおそ
れのある内容を含むファイル等である。
【0051】図8のフローチャートにおいて、ステップ
71で図2の管理用パソコン9の画面でアドレス抽出ボ
タン37をクリックする。ステップ73では図4のフロ
ーチャートにより保存されたトップページのURL をデー
タベース11より読む。但し、トップページのURL はデ
ータベース11より読まず、その都度ブラウザに開かれ
たページから抽出するようにしてもよい。ステップ75
では、URL に基づきWebページがブラウザに表示され
る。
【0052】ステップ77では、ブラウザは順次タグを
抽出し、このタグを基に表示されたデータ入力欄、画
像、ファイル等が存在する枠座標(x,y)、
(x,y)を計算により求める。枠は四角形である。
枠座標(x,y)は枠の左上隅の点座標であり、枠座
標(x,y)は枠の右下隅の点座標である。
【0053】枠座標(x,y)、(x,y)はデー
タ保存される。次に、ステップ79では、表示されたペ
ージで選択したいデータ入力欄、画像、ファイル等に対
しマウスでクリックする。この際にはクリックされた位
置が明確となるよう次のページのURL が選択されるまで
点表示されるのが望ましい。
【0054】ステップ81では、ブラウザは、このクリ
ックされた点の位置座標(x,y )を計算する。ステ
ップ83では、位置座標(x,y)が枠座標(x,
)、(x,y)の間に存在するか否か判断され
る。枠座標(x,y)、(x ,y)は、ステップ7
7で保存されているデータを順次読み込んで処理され
る。即ち、xがx以上x未満で、かつy
がy以上y未満か否か判断される。
【0055】位置座標(x,y)が、保存されている
すべての枠座標(x,y)、(x ,y)の間に存在
しない場合には、ステップ85で再指定の要求が出さ
れ、ステップ79に戻る。位置座標(x,y)がいず
れかの枠座標(x,y)、(x,y)の間に存在す
る場合にはステップ86に進み、当該枠座標(x,y
)、(x,y)に位置するデータ入力欄、画像、フ
ァイル等が判断される。そして、タグからデータ入力
欄、画像、ファイル等に対し指定された送信先等のアド
レスを抽出する。
【0056】ステップ87では、アドレスにhttpの文字
が存在するか否か判断される。httpの文字が存在しない
場合にはステップ89でページのURL を加入する。この
際には、ファイル部分を除きディレクトリに続けて抽出
されたファイル名を加入する。ステップ91では、送信
先等のアドレスが正しく抽出されたか否か管理者により
確認される。このアドレスは図2の表示欄39に表示さ
れる。
【0057】しかしながら、当該枠座標(x,y)、
(x,y)の属する位置にブラウザで表示するように
してもよい。アドレスが正しく抽出されていればステッ
プ93でデータは保存される。ステップ95で、当該ペ
ージのすべてのデータ入力欄、画像、ファイル等につい
て選択が完了していない場合にはステップ79からの処
理を繰り返す。すべてについて選択が完了している場合
には、ステップ97でデータベース11に保存された次
のURL を読む。ここで、ステップ93で行う保存処理は
全選択項目が終了した後にまとめて保存するようにして
もよい。
【0058】ステップ99ですべてのURL について終了
した場合にはステップ101で終了する。ステップ97
で新規のURL が選択された場合にはステップ75から同
様の処理を繰り返す。そして、このように保存されたア
ドレスは中継装置3のデータベース15に送られる。そ
の後、例えば図5による規制処理により当該アドレスが
送信された場合には図6のようにクライアント7に対し
画面表示される。また、規制方法として当該アドレスを
送信しない等してもよい。
【0059】以上により、当該Webページのすべてで
はなく、一部を規制対象とすることが可能である。
【0060】次に、本発明の第3実施形態について説明
する。本発明の第3実施形態では、Webページの全体
までは規制する必要はないが、所定ページ以降に規制さ
れるべき内容を含む場合である。例えば、年齢制限であ
る18才以上の選択がされた以降に進まれるページのみ
を規制対象とするものである。
【0061】図9にフローチャートを示す。なお、図4
と同一要素のものについては同一符号を付して説明は省
略する。図9において、ステップ111で図2の管理用
パソコン9の画面で年齢制限ボタン41をクリックす
る。ステップ7以降ではHTML文書中に挿入されたリ
ンク先のアドレスをタグから抽出し、ステップ115で
このアドレスをデータベース11Aに保存する。ステッ
プ117でHTML文書中に18才以上の文字を検出し
ない場合にはステップ21で次のページに進み、ページ
が無くなるまで同様の処理を行う。
【0062】ステップ117でHTML文書中に18才
以上の文字を検出した場合には、ステップ119で管理
者が18才以上の場合に進行可能なボタンを押し、次の
ページに進む。ステップ121では、開かれたページの
URL を抽出する。そして、ステップ123で当該URL を
データベース11Bに保存する。以降、ステップ7〜ス
テップ27で同様の処理を行い、アドレスを取得する。
【0063】しかしながら、この取得されたアドレスの
中にはトップページに戻らせるためのアドレス等も含ま
れているため、ステップ125でデータベース11Aに
保存されたURL をデータベース11Bから削除する。以
上により、Webページの存在は残しつつ、真に公序良
俗に反する部分のみを規制することができる。
【0064】次に、本発明の第4実施形態について説明
する。本発明の第4実施形態では、中継装置3にて予め
指定した宛先アドレスに対するページの要求を含むパケ
ットに対しては、当該中継装置3にて予め用意したペー
ジを返信するものである。
【0065】図10にフローチャートを示す。なお、図
5と同一要素のものについては同一符号を付して説明は
省略する。図10において、ステップ41でクライアン
ト7のブラウザよりWebページの要求がされる。ステ
ップ47で予めデータベース15に保存されたデータと
比較し、一致した場合にはステップ131に進み、抽出
したデータの送信元アドレスを宛先に、宛先アドレスを
送信元にヘッダを新規に作成する。その後、ステップ1
33では、中継装置3のデータベース15に予め保存さ
れていた図6のHTML文書や画像情報が読み込まれ、
ステップ135で送信される。
【0066】以上により、Webページの要求信号に基
づき、契約プロバイダ等により直ちに返信可能である。
クライアント7では、あたかも宛先アドレスから返信さ
れたように判断する。
【0067】次に、本発明の第5実施形態について説明
する。本発明の第5実施形態では、中継装置3にて予め
指定した宛先アドレスに対するページの要求を含むパケ
ットに対しては、当該中継装置3にてデータを送信しな
いようにするものである。
【0068】図11にフローチャートを示す。なお、図
10と同一要素のものについては同一符号を付して説明
は省略する。図11において、ステップ47で予めデー
タベース15に保存されたデータと比較し、一致した場
合にはステップ141に進み、当該データを送信しな
い。
【0069】次に、本発明の第6実施形態について説明
する。本発明の第6実施形態は、管理用ソフト13によ
りWebページ毎にタイトルや、存在するすべてのリン
ク先のURL 、データ入力欄、画像、ファイル等のアドレ
スを抽出し、データリストを表示し、管理者の判断によ
り規制すべき項目を選択するものである。
【0070】図12のフローチャートにおいて、ステッ
プ151で、Webページを開く。ステップ153で当
該ページのタイトル、URL を抽出しステップ155で保
存する。ステップ157でHTML文書中に挿入された
アドレスを抽出する。この際のアドレスの抽出は、タグ
のリンク先の中からURL のみを抽出するのではなく、デ
ータ入力欄、画像、ファイル等の送信先等のアドレスも
抽出する。ステップ159でアドレスがメールアドレス
の場合には、図4のステップ11〜ステップ35の処理
と同様の処理を行う。
【0071】抽出されたアドレスはデータベース11に
保存される。ステップ163で当該HTML文書の全文
についてアドレスの抽出が完了したか否か判断され、完
了した場合にはステップ165に進み、管理用ソフト1
3はデータリスト50を作成、表示する。データリスト
50の画面表示例を図13に示す。画面には、タイト
ル、当該ページのURL 、当該ページに挿入されたリンク
先のURL 、データ等の送信先アドレスが表示される。
【0072】そして、リンク先のURL 、送信先アドレス
のそれぞれには規制をするか否かの規制選択ボックス5
1、53が表示される。規制選択ボックス51、53を
管理者が選択した場合には、選択されたURL や送信先ア
ドレスは規制されるものである。データリスト50の内
容は中継装置3に送られ、規制処理が行われる。
【0073】次に、本発明の第7実施形態について説明
する。本発明の第7実施形態は、管理用パソコン9で一
旦規制したWebページを再点検する方法についてであ
る。図13に示すように、規制選択ボックス51、53
に対応させて規制解除選択ボックス55、57を配設す
る。そして、規制選択ボックス51、53が選択されて
いても、規制解除選択ボックス55、57に選択のある
URL 等は表示等を可能とする。
【0074】図14にフローチャートの一例を示す。ス
テップ171で、規制解除選択ボックス55、57に再
点検したいWebページ等をマークし、データベース1
1に保存する。選択される項目は一つでもよいし、複数
個でもよい。ステップ173でマークされたデータ項目
は暗号化された後ファイル化され、電子メールに添付さ
れ中継装置3に送信される。電子メールの送信の際には
ID等による安全の確認が行われる。
【0075】ステップ175で、中継装置3からは定期
的に電子メールの受信を行い、ステップ177でデータ
はデータベース15に保存される。この際には、ステッ
プ179で中継装置3から管理用パソコン9に向けて受
信したことの返信を行う。ステップ181で管理用パソ
コン9にて返信の確認がされた後、ステップ183で
は、管理用パソコン9においてWebページの再点検の
準備が整ったことになる。ブラウザにて再点検したいW
ebページを選択し、閲覧可能である。なお、当該URL
を宛先とするデータが送信された場合には、中継装置3
においては、図5のフローチャートにおけるステップ4
7の処理は不一致とみなすように処理される。
【0076】次にステップ185で、管理用パソコン9
において再点検したいすべてのWebページについて調
査が終了した場合には、ステップ187で規制解除選択
ボックス55、57の選択のすべてをクリアする。そし
て、ステップ173でこのデータを中継装置3に送信す
る。
【0077】以上により、管理用パソコン9で一旦規制
したWebページを再点検することが可能となる。
【0078】次に、本発明の第8実施形態について説明
する。本発明の第8実施形態は、管理用パソコン9で一
旦規制したWebページの再点検を半自動的に行う方法
についてである。なお、図14と同一要素のものについ
ては同一符号を付して説明は省略する。
【0079】図15のフローチャートにおいて、ステッ
プ191では、管理用パソコン9にてデータベース11
のデータリストを読み表示する。ステップ193で、管
理用ソフト13は、規制解除選択ボックス55、57に
マークの付けられたURL を順に選択し、Webサーバに
対しページの要求信号を送信する。
【0080】そして、ステップ195で、開かれたWe
bページについて、更新情報を取得若しくは演算する。
更新情報の取得については後述する。そして、ステップ
197で、当該Webページが更新されていない場合に
は、ステップ193に戻り次のURL を選択し、同様の処
理を繰り返す。
【0081】当該Webページが更新されている場合に
は、ステップ199で管理者が確認を行う。そして、規
制選択ボックス51、53のチェックを外すか維持する
かを判断する。ステップ201で、規制解除選択ボック
ス55、57に選択のあるURL のすべてについて終了し
ているか否か判断される。すべてについて終了していな
い場合には、ステップ193に戻り、すべてについて終
了した場合にはステップ203に進む。ステップ203
では、規制解除選択ボックス55、57のチェックをす
べて外す。
【0082】以上により、管理用パソコン9では更新さ
れたWebページのみについて確認を行えばよいので、
管理者の負担が軽減される。
【0083】次に、更新情報の取得方法について説明す
る。更新情報は、例えば図16のフローチャートに示す
ように取得可能である。ステップ193でURL が選択さ
れ、ステップ211でWebページが開かれる。ステッ
プ213では、HTML文書にて画像ファイルのファイ
ル名称を読む。
【0084】ステップ215で、このファイル名称をデ
ータベース11に保存されている当該URL に属するすべ
てのファイル名称と比較する。いずれにも一致するもの
が存在しない場合には、ステップ217でこのファイル
のデータ容量を検出する。その後、ステップ219で当
該ファイルのファイル名称とデータ容量をデータベース
11に保存する。
【0085】そして、ステップ221で、Webページ
は更新された旨の表示を行う。ステップ215でファイ
ル名称の一致するものが存在した場合には、ステップ2
23で当該ファイルのデータ容量を検出する。ステップ
225で前回保存されているデータ容量と一致するか否
か判断し、一致しない場合にはステップ227に進み、
当該ファイルのデータ容量をデータベース11に保存す
る。
【0086】一致する場合には、ステップ229に進
み、すべての画像ファイルについて処理が行われたか否
か判断される。すべての画像ファイルについて処理が終
了した後、ステップ231でリンク先のページが存在す
るか否か判断され、存在する場合にはステップ193に
戻り次のURL が選択される。以上により、ファイルの名
称又はデータ容量が、データベース11に保存されてい
るもとのデータと異なればWebページが更新されたと
判断できる。
【0087】また、図17のフローチャートのように更
新情報を取得することも可能である。なお、図16と同
一要素のものについては同一符号を付して説明は省略す
る。図17において、各画像ファイル毎にステップ24
1でファイルのデータ容量を検出する。ステップ243
では、このデータ容量を前回保存されている各ファイル
のデータ容量と一致するか否か判断し、いずれにも一致
しない場合にはステップ245に進み、当該ファイルの
データ容量をデータベース11に保存する。
【0088】一致する場合には、ステップ247に進
み、当該ファイルに所定の符号を付ける。そして、ステ
ップ229で、すべての画像ファイルについて処理が行
われたか否か判断される。ステップ249では、データ
ベース11に保存されているもとのデータの内、符号の
付けられていないファイルのデータ容量を削除する。
【0089】以上により、画像ファイルのデータ容量
が、データベース11に保存されているもとのデータの
内のいずれかに一致するか否かを判断することでWeb
ページが更新されたか否かを判断できる。
【0090】なお、更新情報を演算する別手法として、
例えばヘッダ情報の最新のLast-Modified を検出し、こ
のデータが存在する場合には保存するようにする。その
後、このLast-Modified データを再び検出し、以前のデ
ータと比較する。比較の結果、同一ならば更新されてい
ず、同一でなければ更新されたと判断可能である。
【0091】次に、本発明の第9実施形態について説明
する。本発明の第9実施形態は、管理用パソコン9で規
制したWebページの再点検を行う別方法についてであ
る。図13において、規制解除選択ボックス55、57
が選択されている場合には、管理用ソフト13において
図18のように処理が行われる。ステップ251でURL
が選択されると、ステップ253でパケットヘッダの例
えばオプション領域に規制が無視される旨の特定の符号
が付加される。
【0092】但し、オプション領域に限るものではな
く、通常のデータ交信では不使用とされるヘッダ域やデ
ータ域等を使用することも可能である。ステップ255
では、この特定の符号が付加された状態で送信される。
この際、特定の符号は第3者による盗用等の場合を考慮
して、設定ボタン61のクリックにより随時変更可能と
するのが望ましい。
【0093】その後、図19に示すように、ステップ2
55で管理用パソコン9より送信されたデータは、中継
装置3で受信され、ステップ47で予めデータベース1
5に保存されたデータと比較される。そして、一致した
場合にはステップ261に進み、パケットヘッダに特定
の符号が存在するか否か判断される。特定の符号が付加
されている場合には、ステップ49で当該データをその
まま送信する。特定の符号が付加されていない場合に
は、ステップ131以降の処理が行われる。
【0094】以上により、事前に管理用パソコン9より
Webページの再点検情報を中継装置3側に送信するこ
となく、管理用パソコン9側ではWebページの再点検
を行うことが可能である。先述のように、更新されたW
ebページのみを再点検することにすれば、一層効率良
く再点検を行うことが可能である。
【0095】次に、本発明の第10実施形態について説
明する。本発明の第10実施形態は、特許権、著作権、
商法等の法律に抵触する行為や抵触するおそれのある行
為、不正行為の行われているWebページ等を規制する
ものである。
【0096】この際には、例えば図2の画面の不正行為
規制欄63に存在する全ページボタン65をクリックす
る。全ページボタン65がクリックされた場合には、管
理用ソフト13は図4の処理を行い、当該サイトのリン
ク情報も含めたすべてのURLを取得し、データベース1
1に保存する。
【0097】そして、例えば図5による規制処理により
当該アドレスが送信された場合には、図20のようにク
ライアント7に対し画面表示される。図20は、特許権
侵害の場合である。国内のみに限らず、外国が発信元で
あっても対処可能である。ステップ29〜ステップ35
により電子メールによる警告も行うことが可能である。
【0098】以上により、Webページ単位で不正行為
や他人への誹謗等の行為を迅速かつ確実に規制すること
が出来る。
【0099】また、データ入力欄を介しての不正品等の
売買や音楽、ソフトウェア、画像、ゲーム等の不正なダ
ウンロードが行われる際には、アドレス抽出ボタン67
をクリックする。その後、図8の処理によりアドレスが
データベース11に保存される。そして、その送信先等
が中継装置3で検出されたとき、図20等の画面表示が
行われたり、図11のようにデータが送信されない。
【0100】即ち、Webページの閲覧のみでは違法行
為や侵害行為とは言いがたく、使用に至って始めて侵害
とされるような場合に対処可能である。この際、図8の
処理や、図12の処理で作成された図13のデータリス
トに基づき、全項目ではなく、侵害項目等についてのみ
を特定して購入、ダウンロード、使用に対する規制処理
が行える。
【0101】規制選択ボックス51、53は、表示を規
制する表示規制ボックスと、使用を規制する使用規制ボ
ックスに分離し、きめ細かい規制の行われることが望ま
しい。そして、例えば、表示の規制は、アドレスの送信
を阻止することで表示を行わないことや、他のアドレス
に振り向けることで他のWebページに進ませたり、他
のアドレスに予め保存されている注意を喚起する警告を
促す文書を表示したりする。
【0102】注意を喚起する警告を促す文書は、規制さ
れる法律等によりその内容が異なるものであるので、特
許権侵害、著作権侵害、商法の不正使用、刑法等に応じ
て文書が異なるように表示規制ボックスを更に分離した
り、あるいは、不正行為規制欄63を更に分割又は項目
選択可能なようにすることが望ましい。この場合には、
選択された規制法律等毎にデータリストが作成され、リ
スト表示される。
【0103】また、使用規制ボックスが選択された場合
に、図11のように、選択されたアドレスの送信を阻止
するように設定すれば、ファイルのダウンロードが出来
なくなったり、データ入力欄に入力されたデータが送信
出来なくなったり、画像の拡大が出来なくなったりす
る。このため、ユーザはWebページの閲覧は可能なの
に使用が出来ない点に気付き、その後の使用を諦めるこ
とにつながる。
【0104】更に、図12〜図19に説明したようにW
ebページの再点検が行え、Webページが正常化され
た場合には規制を解除することもできる。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信先アドレスを記憶手段に保存されたアドレスと比較
し、一致するときWebページの表示や使用を制限する
こととしたので、国内が発信元、外国が発信元を問わ
ず、青少年に好ましくない画像等の含まれるWebペー
ジ、著作権、特許権等が侵害され、又は侵害されるおそ
れの高いWebページ、不正行為や誹謗等の行為が行わ
れているWebページ等を迅速かつ確実に制限すること
が出来る。
【0106】また、表示や使用の制限は、Webページ
に挿入された画像ファイル等の部分に対しても可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態のシステム構成図
【図2】 管理用パソコンの画面例
【図3】 中継装置側の画面例
【図4】 フローチャート(その1)
【図5】 フローチャート(その2)
【図6】 Webページの例
【図7】 フローチャート(その3)
【図8】 フローチャート(その4)
【図9】 フローチャート(その5)
【図10】 フローチャート(その6)
【図11】 フローチャート(その7)
【図12】 フローチャート(その8)
【図13】 データリストの画面表示例
【図14】 フローチャート(その9)
【図15】 フローチャート(その10)
【図16】 フローチャート(その11)
【図17】 フローチャート(その12)
【図18】 フローチャート(その13)
【図19】 フローチャート(その14)
【図20】 Webページの例
【符号の説明】
1 インターネット 3 中継装置 7 クライアント 9 管理用パソコン 11、15 データベース 13 管理用ソフト 17 制御ソフト 19 公序良俗欄 21、65 全ページボタン 23 使用言語選択欄 25 メール作成ボタン 27、29 画像表示欄 31、33 ツールボックス 37、67 アドレス抽出ボタン 41 年齢制限ボタン 51、53 規制選択ボックス 55、57 規制解除選択ボックス 63 不正行為規制欄
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 340 G06F 17/30 340A 17/60 142 17/60 142 504 504

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットと、該インターネットに
    接続され、Webページの要求信号が送出されるクライ
    アントと、前記インターネットに接続され、該クライア
    ントの要求に基づき前記Webページを送信するWeb
    サーバと、該Webサーバと前記クライアント間で送受
    信される信号を抽出する信号抽出手段と、該信号抽出手
    段で抽出された信号から該信号より送信先アドレスを抽
    出する送信先アドレス抽出手段と、前記Webページの
    一部又はすべての閲覧及び/又は使用が制限されるべき
    アドレスが保存された記憶手段と、前記送信先アドレス
    抽出手段で抽出された送信先アドレスを該記憶手段に保
    存されたアドレスと比較する比較手段と、該比較手段に
    よるアドレスの比較により前記送信先アドレスが前記記
    憶手段に保存されたアドレスと一致するとき前記Web
    ページの前記クライアントに対する表示及び/又は使用
    の一部又はすべてを制限する制限手段を備えたことを特
    徴とするWebページ閲覧・使用制限システム。
  2. 【請求項2】 前記制限手段は、前記クライアントによ
    り要求された送信先アドレスとは異なるアドレスより前
    記Webページとは異なるWebページが送信されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のWebページ閲覧・使用
    制限システム。
  3. 【請求項3】 前記閲覧及び/又は使用が制限されるべ
    きアドレスを前記WebページのHTML文書中のタグ
    をもとに抽出し、該アドレスを前記記憶手段に保存する
    登録手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載のWebページ閲覧・使用制限システム。
  4. 【請求項4】 前記登録手段により抽出されるアドレス
    は、前記WebページのURL 、該Webページに挿入さ
    れた音声、動画、静止画等のファイルのアドレス、デー
    タの送信先アドレス及びファイルのダウンロード先のい
    ずれか少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項3
    記載のWebページ閲覧・使用制限システム。
  5. 【請求項5】 前記制限手段による制限を解除する制限
    解除手段を備えたことを特徴とする請求項1、2、3又
    は4記載のWebページ閲覧・使用制限システム。
  6. 【請求項6】 前記Webページが更新されたか否かを
    判断する更新判断手段を備えたことを特徴とする請求項
    1、2、3、4又は5記載のWebページ閲覧・使用制
    限システム。
  7. 【請求項7】 Webページに挿入された音声、動画、
    静止画等のファイル、データ入力欄、ダウンロードされ
    るファイル等を点指定する点指定手段と、該点指定手段
    により指定された点の座標を算出する点座標算出手段
    と、前記音声、動画、静止画等のファイル、データ入力
    欄、ダウンロードされるファイル等の存在する枠座標を
    HTML文書のタグに基づき順次算出する枠座標算出手
    段と、前記点座標算出手段で算出された点の座標が該枠
    座標の範囲内に入るか否かを判断する判断手段と、該判
    断手段の判断により、前記点の座標が前記枠座標の範囲
    内に入ると判断されたとき、該枠座標の範囲内に存在す
    る前記音声、動画、静止画等のファイル、データ入力
    欄、ダウンロードされるファイル等のアドレスを前記H
    TML文書より抽出するアドレス抽出手段を備えたこと
    を特徴とするWebページアドレス抽出システム。
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