JP2002116135A - 微粒子カウント式濁度計および微粒子カウンタ用の電子回路 - Google Patents

微粒子カウント式濁度計および微粒子カウンタ用の電子回路

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JP2002116135A JP2000309076A JP2000309076A JP2002116135A JP 2002116135 A JP2002116135 A JP 2002116135A JP 2000309076 A JP2000309076 A JP 2000309076A JP 2000309076 A JP2000309076 A JP 2000309076A JP 2002116135 A JP2002116135 A JP 2002116135A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】微粒子カウント式濁度計や微粒子カウンタ用の
電子回路は、複数粒径区分に対応する微粒子個数濃度の
測定のために、広いダイナミックレンジが必要で、従来
の対数アンプは温度ドリフトが大きく、複数のゲイン回
路のリニアアンプは各ゲイン毎に増幅とピークホールド
回路、A/Dコンバータが必要で基板が大きくなる。本
発明はこの課題を解決した電子回路を提供することにあ
る。 【解決手段】微粒子の電気パルス信号を、1個または複
数の光電変換素子と異なるゲインの複数の増幅回路との
組み合わせで増幅後、マルチプレクサを使い、A/Dコ
ンバータと複数の電気信号毎のデジタルピークホールド
回路、粒径別のデジタルコンパレータ、カウンタ回路で
カウントする。またデジタル回路はFPGA等のICで
集積化し基板を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微粒子カウント式
濁度計および微粒子カウンタ用の電子回路に関する。
【0002】
【従来の技術】1996年のクリプトスポリジウム流出
事故以降、上水分野では微粒子監視が普及し始めてい
る。微粒子カウンタの測定方式には、光ビームを試料水
に照射し、光ビームの観測領域を微粒子が通過したとき
に生ずる散乱光パルス信号をカウントする散乱光方式
と、光ビームの観測領域を微粒子が通過したときに生ず
る、透過光量の減光パルス信号をカウントする光遮断方
式とがある。光遮断方式は最小検出粒径が1〜2μmで
あり、この粒径以上が光遮断方式の測定粒径となる。散
乱光方式の最小検出粒径はパルス信号を検出する受光光
学系の位置によって異なるが、側方散乱光方式で0.1
μm以下、前方散乱光方式で0.1〜0.2μmであ
る。側方散乱方式では、前記クリプトスポリジウムなど
の生物のように大きさがある程度揃い、屈折率が水に近
い物質に対してほとんど感度を持たない場合があること
が知られている。前方散乱光方式の場合は、前記生物の
ように光ビームの波長と比較して同程度以上に大きくな
ると、ほとんどが前方に向けて光ビームが散乱されるよ
うになるので、側方散乱光方式と比較すると屈折率に対
する影響は非常に小さいが、吸収成分を検出していない
分だけ光遮断方式より粒径に対する感度が小さくなり、
実際の大きさより小さい微粒子としてカウントされる場
合がある。
【0003】そこで、上水分野では、クリプトスポリジ
ウム相当径の4〜6μmの粒子を監視することと、前記
クリプトスポリジウムや浄水中にしばしば含まれる藻類
は、校正に用いる標準粒子より屈折率が水に近いので、
散乱光方式のパルス信号が小さくなるという理由から、
主に光遮断方式が採用されている。また、前記事故を契
機に厚生省から発表された「クリプトスポリジウムによ
って水道原水が汚染されるおそれのある浄水場ではろ過
池出口の濁度を0.1度以下に維持すること」という暫
定対策指針以降、微粒子カウンタの技術を応用した濁度
計が開発されている。例えば微粒子が光ビームを通過す
る際に、粒径に応じた波高値で観測される散乱光を粒径
区分ごとにカウントし、カウントされた一つ一つの信号
を微粒子の大きさに応じた濁度に変換することが、本発
明者らが出願した特開平10−311784号公報(発
明の名称:濁度および微粒子の測定方法と装置)に記載
され、また、前記の濁度測定方法の測定粒径範囲を拡張
するために散乱光方式と光遮断方式を組み合わせること
が、本発明者らが出願中の特願2000−284611
号の明細書(発明の名称:濁度および微粒子の測定方法
と装置)に記載されている。
【0004】前記の微粒子カウンタや微粒子カウント式
濁度計は、微粒子によるパルス信号をカウントして、微
粒子の個数濃度を計測する。前記パルス信号は粒径に応
じた波高値を持ち、前記装置の電子回路では、前記パル
ス信号を所定のゲインで増幅し、各粒径別にしきい値を
設定して、粒径区分毎にパルスをカウントしている。こ
こで、前記パルス信号の波高値は、粒径によって大きく
変化し、通常のリニアアンプのダイナミックレンジで
は、全ての粒径をカバーできない。そこで、入力電圧を
対数的に増幅する対数アンプを使用し、ダイナミックレ
ンジを広げる方法と、異なるゲインの増幅回路をリニア
アンプで構成し、複数の粒径レンジでパルスカウントを
個別に行う方法が主に採用されている。
【0005】従来からの第1の方法として、まず、微粒
子カウンタや微粒子カウント式濁度計において、対数ア
ンプを用いた従来の電子回路ブロック図の例を図3に示
す。この図において、光電変換素子1からの電気信号
は、プリアンプ2によって増幅され、ACカップリング
の対数アンプ3でさらに増幅される。このとき、対数ア
ンプ3の出力は入力電圧が大きいほど、ゲインが小さく
なるので、リニアアンプよりダイナミックレンジが大き
くとれ、幅広い粒径に対応することが可能である。
【0006】前記対数アンプ3の出力は、ピークホール
ド回路4によってピーク値がホールドされるが、このと
き、コンパレータ51と52の出力はタイミング回路6
に入力され、タイミング回路6からはコンパレータ51
で設定された所定のしきい値511をパルス信号が越え
た時点でピークホールド動作を開始し、コンパレータ5
2でしきい値511より小さい値に設定されたしきい値
521よりパルス信号が小さくなったときにパルス終了
信号61、リセット信号62の順にワンショット信号が
出力される。尚、コンパレータ51、52は、一つのコ
ンパレータとし、ヒステリシス特性を持たせてもよい。
【0007】次にピークホールド回路4の出力はA/D
コンバータ7によってA/D変換され、粒径に応じたし
きい値81が設定されているデジタルコンパレータ8に
入力される。そして、AND回路11にはデジタルコン
パレータ8の出力とパルス終了信号61が入力される。
このとき、AND回路11からは、前記コンパレータ8
のしきい値81をA/Dコンバータ7の出力が越えてい
る状態で、タイミング回路6からパルス終了信号61が
出力されるとそのたびに信号が出力され、カウンタ回路
9のカウント値が1カウント増加する。ここで、パルス
終了信号61はコンパレータ52で設定されたしきい値
521よりパルス信号が小さくなった時点から、リセッ
ト信号62が出力されるまでの間に出力される。
【0008】次に、一定時間ごとにCPU10によって
カウンタ回路9の計数値を読み出し、微粒子個数濃度が
演算される。粒径区分の数が多い場合には、その数に応
じてデジタルコンパレータ8と異なるしきい値が設定さ
れたデジタルコンパレータと、AND回路、カウンタ回
路を用意することになる。このとき、CPU10からの
信号によりデジタルコンパレータのしきい値を設定でき
るようにしておけば、任意の粒径を複数選択することが
可能となる。
【0009】従来からの第2の方法として、次に、微粒
子カウンタや微粒子カウント式濁度計において、2種類
のリニアアンプを用い異なるゲインで動作させた従来の
電子回路ブロック図の例を図4に示す。この図におい
て、光電変換素子1からの電気信号はプリアンプ2によ
って増幅され、ACカップリングのリニアアンプ3A、
3Bでさらに増幅される。ここで、パルス信号に対する
ダイナミックレンジを広げるため、リニアアンプ3Aと
3Bのゲインは各々異なるものとし、各々異なる粒径範
囲を測定する。
【0010】前記リニアアンプ3Aと3Bの出力は、そ
れぞれピークホールド回路4Aと4Bによってピーク値
がホールドされるが、このとき、コンパレータ51A、
52Aとコンパレータ51B、52Bの出力は、それぞ
れタイミング回路6A、6Bに入力される。タイミング
回路6Aからはコンパレータ51Aで設定された所定の
しきい値511Aをパルス信号が越えた時点でリニアア
ンプ3Aの出力のピークホールドを開始し、コンパレー
タ52Aにおいてしきい値511Aより小さい値に設定
されたしきい値521Aよりパルス信号が小さくなった
ときに、パルス終了信号61A、リセット信号62Aの
順にワンショット信号が出力される。同様に、タイミン
グ回路6Bからはコンパレータ51Bで設定された所定
のしきい値511Bをパルス信号が越えた時点でリニア
アンプ3Bの出力のピークホールドを開始し、コンパレ
ータ52Bにおいてしきい値511Bより小さい値に設
定されたしきい値521Bよりパルス信号が小さくなっ
たときに、パルス終了信号61B、リセット信号62B
の順にワンショット信号が出力される。尚、コンパレー
タ51Aと52A、およびコンパレータ51Bと52B
は、各々一つのコンパレータとし、ヒステリシス特性を
持たせてもよい。
【0011】次にピークホールド回路4Aの出力はA/
Dコンバータ7AによってA/D変換され、粒径に応じ
たしきい値81Aが設定されているデジタルコンパレー
タ8Aに入力される。そして、AND回路11Aにはデ
ジタルコンパレータ8Aの出力とパルス終了信号61A
が入力される。このとき、AND回路11Aからは、前
記デジタルコンパレータ8Aのしきい値81AをA/D
コンバータ7Aの出力が越えている状態で、タイミング
回路6Aからパルス終了信号61Aが出力されると、そ
のたびに信号が出力され、カウンタ回路9Aのカウント
値が1カウント増加する。ここで、パルス終了信号61
Aはコンパレータ52Aで設定されたしきい値521A
よりパルス信号が小さくなった時点から、リセット信号
62Aが出力されるまでの間に出力される。次に、一定
時間ごとにCPU10によってカウンタ回路9Aの計数
値を読み出し、微粒子個数濃度が演算される。
【0012】同様に、カウンタ回路9Bは、ピークホー
ルド回路4Bからの入力を変換したA/Dコンバータ7
Bの出力とデジタルコンパレータ8Bのしきい値81B
の比較条件とパルス終了信号61Bによりカウントアッ
プされ、微粒子個数濃度がCPU10によって演算され
る。粒径区分を増やす場合、その粒径区分がリニアアン
プ3Aの粒径範囲に相当するときは、デジタルコンパレ
ータ8Aと同じ入力に対し、粒径に応じて異なるしきい
値が設定されたデジタルコンパレータを用意し、リニア
アンプ3Bの粒径範囲に相当するときは、デジタルコン
パレータ8Bと同じ入力に対し、粒径に応じて異なるし
きい値が設定されたデジタルコンパレータを用意するこ
とになる。このとき、CPU10からの信号によりデジ
タルコンパレータのしきい値を設定できるようにしてお
けば、任意の粒径を複数選択することが可能となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記の微粒子カウント
式濁度計、あるいは微粒子カウンタの電子回路により、
複数の粒径区分に対応する微粒子個数濃度が測定可能と
なるが、対数アンプは温度変化によるドリフトがリニア
アンプより大きく、製品の種類も少ないので、工業計器
としてはリニアアンプを用いた方が好ましい。また、リ
ニアアンプを用いてゲインの異なる複数の回路を用いた
場合には、ゲイン毎に増幅回路が必要なだけでなく、前
記パルス信号のピークを検出するピークホールド回路、
前記ピークホールド回路の出力をデジタル信号に変換す
るA/Dコンバータがゲインの異なる回路毎に必要とな
る。ゲインの種類が少ない場合にはリニアアンプの方法
は有効であるが、粒径レンジが広い場合、特に散乱光方
式と光遮断方式を組み合わせた装置の場合には、入力が
2種類あるので、ゲインの種類が多くなり、基板面積が
大きくなってしまうという問題があった。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、請求項1の発明は、試料水に光ビームを照射し、試
料水中の微粒子による散乱光や透過光を、光電変換手段
で得られる散乱光パルス、あるいは光遮断パルスの信号
をカウントする微粒子カウント式濁度計および微粒子カ
ウンタ用の電子回路において、光強度を電気信号に変換
するための光電変換素子から出力される電気信号を複数
の増幅回路によって複数の電気信号に増幅した後、各々
微粒子によるパルス幅よりも十分短い周期で信号を切替
える機能を持ったマルチプレクサに入力し、その出力を
A/Dコンバータでデジタル信号に変換し、複数の電気
信号毎に設けたデジタルピークホールド回路と粒径別に
設けたデジタルコンパレータとカウンタ回路で、前記マ
ルチプレクサからの出力信号がどの増幅率の信号である
かを認識しておき、信号の種類ごとにパルス信号をカウ
ントする構成とすることを特徴とする。
【0015】請求項2の発明は、試料水に光ビームを照
射し、試料水中の微粒子による散乱光や透過光を、光電
変換手段で得られる散乱光パルス、あるいは光遮断パル
スの信号をカウントする微粒子カウント式濁度計および
微粒子カウンタ用の電子回路において、散乱光パルス用
光電変換素子と光遮断パルス用光電変換素子を設置し、
共に測定をする場合などのように、複数の光電変換素子
から出力される電気信号を各々異なるゲインの増幅器に
よって複数の電気信号に増幅した後、各々前記請求項1
と同様にマルチプレクサに入力し、その出力をA/Dコ
ンバータでデジタル信号に変換し、複数の電気信号毎に
設けたデジタルピークホールド回路と粒径別に設けたデ
ジタルコンパレータとカウンタ回路で、前記マルチプレ
クサからの出力信号がどの光電変換素子の信号である
か、かつどの増幅率の信号であるかを認識しておき、信
号の種類ごとにパルス信号をカウントする構成とするこ
とを特徴とする。
【0016】上記の請求項1や2の発明により、複数の
電気信号毎にそれぞれアナログピークホールド回路とA
/Dコンバータとを設けることを防ぎ、プリント基板面
積を縮小することができる。さらに、請求項3の発明
は、請求項1または2記載の微粒子カウント式濁度計お
よび微粒子カウンタ用の電子回路において、A/Dコン
バータ以降のデジタル回路は容易に集積化が可能である
ので、使用時に利用者が機能を設定できるICであるF
PGA(Field Programmable Ga
te Array)などのICを使用して、デジタルピ
ークホールド回路、粒径別のデジタルコンパレータとカ
ウンタ回路を集積することを特徴とする。この集積化に
より、より小さい基板面積で複数の粒径区分を設定する
ことが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態について
詳細に説明する。 (実施例1)本発明の請求項1、3に関する実施例とし
て、微粒子カウンタや微粒子カウント式濁度計におい
て、電子回路ゲインが2種類(A、B)で各々のゲイン
における粒径区分も2種類(a、b)あり、マルチプレ
クサを利用した電子回路のブロック図を図1に示す。
【0018】この図において、光電変換素子1からの電
気信号はプリアンプ2によって増幅された後、LPF
(ローパスフィルタ)13によってノイズが除去され、
差動アンプ14に入力される。差動アンプ14には、さ
らにLPF13の出力をなまらせることで、プリアンプ
2の出力のベースラインとしたLPF15の出力を入力
する。ここで、LPF13、および15のカットオフ周
波数は、試料水の流量にもよるが、LPF13で数十k
Hzから数百kHz、LPF15で数十Hz以下が選択
される。尚、ACカップリングのリニアアンプを差動ア
ンプの変わりに使用することもできる。この場合、前記
リニアアンプの入力はLPF13の出力のみとなる。
【0019】差動アンプ14の出力はLPF13の出力
からベースラインが差し引かれることで、常にゼロ電圧
付近からパルスが発生する。このパルス信号はリニアア
ンプ16A、16Bでさらに増幅される。ここで、パル
ス信号に対するダイナミックレンジを広げるため、リニ
アアンプ16Aのゲインは16Bより大きいものとし、
各々異なる粒径範囲を測定する。
【0020】次に前記リニアアンプ16Aと16Bの出
力は、マルチプレクサ17に入力され、マルチプレクサ
17はサンプリング設定回路18から出力される切替信
号181によって微粒子によるパルス幅よりも十分短い
周期で信号を切替えられる。前記マルチプレクサ17の
出力は前記切替信号181の周期よりも高速なA/Dコ
ンバータ19によりデジタル信号に変換される。A/D
コンバータ19のサンプリングはサンプリング設定回路
18から出力される切替信号181と同じ周期で、位相
の異なるサンプリング信号182により行い、その出力
はデジタルコンパレータ20A、ラッチ回路21A、デ
ジタルコンパレータ22Aに入力される。
【0021】ラッチ回路21Aはデジタルコンパレータ
22Aの出力とサンプリング設定回路18から出力され
るセレクト信号183AをAND回路23Aに入力した
際、AND回路23Aから出力される書換信号231A
により、A/Dコンバータ19の出力値に書き換えられ
る。ここで、セレクト信号183AはA/Dコンバータ
19の出力がゲインAであることを示す信号であり、デ
ジタルコンパレータ22AはA/Dコンバータ19の出
力とラッチ回路21Aに記憶されている前回値とを比較
し、前者が後者より大きい値のときに信号を出力する。
したがって、ラッチ回路21AはA/Dコンバータ19
の出力がゲインAの信号で、かつ前記信号がラッチ回路
21Aに記憶されている前回値より大きい値のときにの
み書き変わるため、ラッチ回路21A、デジタルコンパ
レータ22A、AND回路23Aは、ゲインAの信号に
対するデジタルピークホールド回路とも言い表すことも
できる。
【0022】次にデジタルコンパレータ20Aはパルス
信号を判定するための所定のしきい値201Aがノイズ
のピーク幅の3倍程度以上で設定されており、A/Dコ
ンバータ19の出力と前記しきい値201Aを比較し、
前者が後者より大きい値のときに信号を出力する。そし
て、AND回路24Aには前記デジタルコンパレータ2
0Aの出力とサンプリング設定回路18から出力される
セレクト信号183Aを入力され、AND回路24Aか
ら出力されるゲインAの信号に対するパルス判定信号2
41Aはタイミング回路25Aに入力される。ここで、
タイミング回路25AからはゲインAのパルス判定信号
241Aが立ち下がった時点で、パルス終了信号251
A、リセット信号252Aの順にワンショット信号が出
力される。
【0023】次にコンパレータ26Aaは、ラッチ回路
21Aに記憶されている値と所定の粒径のパルス波高値
に相当するしきい値261Aaとを比較し、前者が後者
より大きい値のときに信号を出力し、AND回路27A
aには前記デジタルコンパレータ26Aaの出力と前記
パルス終了信号251Aが入力される。AND回路27
AaからはゲインAのパルスが終了した時点で、ラッチ
回路21Aに記憶されている前記パルス信号のピーク値
が前記所定の粒径のしきい値261Aaを超えている場
合のみカウントアップ信号271Aaが出力され、カウ
ンタ回路28Aaに記憶されている数値を1カウント増
加させる。尚、ラッチ回路21Aで記憶されている値
は、パルス終了信号251Aの後に出力されるリセット
信号252Aによりリセットされるので、ゲインAのパ
ルス信号が発生するたびにラッチ回路21Aはそのパル
ス信号のピーク値が記憶され、そのピーク値が所定の粒
径のしきい値261Aaより大きければ、カウンタ回路
28Aaの計数値が1カウントずつ増加することにな
る。そして、一定時間ごとにCPU12によってカウン
タ回路28Aaの計数値を読み出し、しきい値261A
aで規定される粒径の微粒子個数濃度が演算される。
【0024】同様にしきい値261Abで規定される粒
径の微粒子個数濃度は、ゲインAのパルス信号が発生す
るたびにゲインAのパルス信号のピーク値と前記しきい
値261Abをデジタルコンパレータ26Abにて比較
し、前者が後者より大きければ、AND回路27Abか
らカウントアップ信号271Abが出力し、カウンタ回
路28Abの計数値を1カウントずつ増加させることに
よりCPU10にて演算される。
【0025】ゲインBについては、デジタルコンパレー
タ20B、ラッチ回路21B、デジタルコンパレータ2
2B、AND回路23B、AND回路24B、タイミン
グ回路25B、デジタルコンパレータ26Ba、26B
b、AND回路27Ba、27Bb、カウンタ回路28
Ba、28Bbにより、二つの異なる粒径の微粒子個数
濃度がCPU10にて演算される。尚、ゲインBの各回
路はゲインAのセレクト信号183A、パルス終了信号
251A、リセット信号252Aに相当する信号が、各
々セレクト信号183B、ゲインBのパルス終了信号2
51B、リセット信号252Bになり、A/Dコンバー
タ19の出力がゲインBの信号であるときに機能し、ゲ
インBのパルス信号をカウントするように動作する。
【0026】以上より、二つのゲインA、Bの回路によ
って、合計4種類の粒径の微粒子数個数濃度が演算され
る。尚、ゲインA、あるいはBにおいて、粒径区分を増
やすためには各々デジタルコンパレータ26Aa、AN
D回路27Aa、カウンタ回路28Aaと同じ構成のブ
ロックを増やし、デジタルコンパレータのしきい値を得
たい粒径の波高値に相当する値に設定すればよい。
【0027】また、ゲインA、Bのレンジに入らない粒
径区分の微粒子個数濃度を得たい場合には、その粒径に
対応するゲインのリニアアンプと、マルチプレクサ17
の入力、A/Dコンバータ19以降のデジタル回路を追
加することで、アナログピークホールド回路、A/Dコ
ンバータをゲインごとに設けることなく、容易に対応可
能である。尚、サンプリング設定回路18と、A/Dコ
ンバータ以降のデジタル回路は容易に集積化が可能で、
FPGAなどのICにて構築すれば、さらに小さい基板
面積で、複数のゲイン、および複数の粒径に対する微粒
子個数濃度の演算が可能となる。 (実施例2)本発明の請求項2、3に関する実施例とし
て、微粒子カウンタや微粒子カウント式濁度計におい
て、例えば散乱光パルス用と光遮断パルス用光電変換素
子を設置した場合などに適用するための、光電変換素子
の種類が2種類(α、β)で、ゲインは各々1種類、各
々の光電変換素子における粒径区分も1種類で、マルチ
プレクサを利用した電子回路のブロック図を図2に示
す。
【0028】この図において、光電変換素子1αからの
電気信号はプリアンプ2αによって増幅された後、LP
F13αによってノイズが除去され、差動アンプ14α
に入力される。差動アンプ14αには、さらにLPF1
3αの出力をなまらせることで、プリアンプ2αの出力
のベースラインとしたLPF15αの出力を入力する。
【0029】ここで、LPF13α、および15αのカ
ットオフ周波数は、試料水の流量にもよるが、LPF1
3αで数十kHzから数百kHz、LPF15αで数十
Hz以下が選択される。尚、ACカップリングのリニア
アンプを差動アンプの変わりに使用することもできる。
この場合、前記リニアアンプの入力はLPF13αの出
力のみとなる。差動アンプ14αの出力はLPF13α
の出力からベースラインが差し引かれることで、常にゼ
ロ電圧付近からパルスが発生する。
【0030】同様に光電変換素子1βからの電気信号
は、プリアンプ2β、LPF13β、15β、差動アン
プ14βにより、常にゼロ電圧付近から発生するパルス
信号を出力する。これら光電変換素子1α、1βのパル
ス信号は、必要に応じて各々リニアアンプ16α、16
βでさらに増幅される。尚、光電変換素子1αと1βが
各々異なる光学系に設置されている場合には、前記LP
Fのカットオフ周波数は異なる値に設定することもあ
る。
【0031】次に前記リニアアンプ16αと16βの出
力は、マルチプレクサ17に入力され、実施例1のゲイ
ンA、Bを切替えて各々のパルスカウントを行ったのと
同様に、サンプリング設定回路18とその出力信号18
1、182、183α、183β、A/Dコンバータ1
9、デジタルコンパレータ20α、20βとそのしきい
値201α、201β、ラッチ回路21α、21β、デ
ジタルコンパレータ22α、22β、AND回路23
α、23β、AND回路24α、24β、タイミング回
路25α、25βとその出力信号251α、251β、
252α、252β、AND回路27α、27β、カウ
ンタ回路28α、28βにより、光電変換素子1αと1
βの信号を切替えて、各々のパルスカウントを行うこと
で、光電変換素子の種類ごとにアナログピークホールド
回路、A/Dコンバータを設けることなく、別々にカウ
ントすることが可能である。
【0032】ここで、粒径区分を増やすためにはデジタ
ルコンパレータ26α、AND回路27α、カウンタ回
路28α、あるいは、デジタルコンパレータ26β、A
ND回路27β、カウンタ回路28βと同じ構成のブロ
ックを増やし、コンパレータのしきい値を得たい粒径の
波高値に相当する値に設定すればよい。また、光電変換
素子1α、1βのパルスカウントの粒径レンジを広げた
い場合には、各々リニアアンプ16α、および16βと
異なるゲインのリニアアンプと、マルチプレクサの入
力、A/Dコンバータ19以降のデジタル回路を追加す
ればよい。
【0033】さらに、光電変換素子を増やすには、プリ
アンプ2α、LPF13α、15α、差動アンプ14α
と同じ構成のブロック、マルチプレクサ17の入力、A
/Dコンバータ19以降のデジタル回路を追加すればよ
い。以上より、アナログピークホールド回路、A/Dコ
ンバータを光電変換素子の種類ごと、およびゲインごと
に設けることなく、パルスカウントが可能であり、特に
サンプリング設定回路18と、A/Dコンバータ以降の
デジタル回路をFPGAなどのICにて構築すれば、さ
らに小さい基板面積で、複数の光電変換素子、複数のゲ
イン、および複数の粒径に対する微粒子個数濃度の演算
が可能となる。
【0034】
【発明の効果】本発明は微粒子カウント式濁度計と微粒
子カウンタの電子回路にかかり、微粒子によるパルス信
号をカウントする際、粒径レンジを広げるためにゲイン
の種類を複数とした場合、アナログピークホールド回路
とそれに付随するアナログコンパレータ、およびA/D
コンバータをゲインごとに設ける必要が無くなり、ま
た、光電変換素子が複数使用する場合にも、アナログピ
ークホールド回路とそれに付随するアナログコンパレー
タ、およびA/Dコンバータを光電変換素子ごとに設け
る必要が無くなり、より小さいプリント基板の面積で、
複数の光電変換素子、あるいは複数のゲイン、および複
数の粒径に対する微粒子個数濃度の演算が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】微粒子カウンタや微粒子カウント式濁度計にお
いて、電子回路ゲインが2種類で、マルチプレクサを利
用した電子回路のブロック図の例を示す図
【図2】微粒子カウンタや微粒子カウント式濁度計にお
いて、光電変換素子が2種類で、マルチプレクサを利用
した電子回路のブロック図の例を示す図
【図3】微粒子カウンタや微粒子カウント式濁度計にお
いて、対数アンプを用いた従来の電子回路ブロック図の
例を示す図
【図4】微粒子カウンタや微粒子カウント式濁度計にお
いて、2種類のリニアアンプを用い異なるゲインで動作
させた従来の電子回路ブロック図の例を示す図
【符号の説明】
1、1α、1β: 光電変換素子 2、2α、2β: プリアンプ 3: 対数アンプ 3A、3B: リニアアンプ 4、4A、4B: ピークホールド回路 51、51A、52A: コンパレータ 52、51B、52B: コンパレータ 511、511A: しきい値 521、521A: しきい値 6、6A、6B: タイミング回路 61、61A、61B: パルス終了信号 62、62A、62B: リセット信号 7、7A、7B: A/Dコンバータ 8、8A、8B: デジタルコンパレータ 81、81A、81B: しきい値 9、9A、9B: カウンタ回路 10: CPU 11、11A: AND回路 13、13α、13β: LPF 14、14α、14β: 差動アンプ 15、15α、15β: LPF 16A、16B、16α、16β: リニアアンプ 17: マルチプレクサ 18: サンプリング設定回路 181: 切替信号 182: サンプリング信号 183A、183B: セレクト信号 183α、183β: セレクト信号 19: A/Dコンバータ 20A、20B、20α、20β: デジタルコンパレ
ータ 201A、201α、201β: しきい値 21A、21B、21α、21β: ラッチ回路 22A、22B、22α、22β: デジタルコンパレ
ータ 23A、23B、23α、23β: AND回路 24A、24B、24α、24β: AND回路 231A: 書換信号 241A: パルス判定信号 25A、25B、25α、25β: タイミング回路 251A、251B: パルス終了信号 251α、251β: パルス終了信号 252A、252B: リセット信号 252α、252β: リセット信号 26Aa、26Ab: デジタルコンパレータ 26Ba、26Bb: デジタルコンパレータ 26α、26β: デジタルコンパレータ 261Aa、261Ab: しきい値 27Aa、27Ab: AND回路 27Ba、27Bb: AND回路 27α、27β: AND回路 271Aa、271Ab: カウントアップ信号 28Aa、28Ab: カウンタ回路 28Ba、28Bb: カウンタ回路 28α、28β: カウンタ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平岡 睦久 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 佐々木 明徳 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 三森 裕司 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 2G059 AA01 AA05 BB04 CC19 EE01 EE02 GG08 KK01 KK03 MM01 MM05 MM09 MM11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料水に光ビームを照射し、試料水中の微
    粒子による散乱光や透過光を、光電変換手段で得られる
    散乱光パルス、あるいは光遮断パルスの信号をカウント
    する微粒子カウント式濁度計および微粒子カウンタ用の
    電子回路において、光強度を電気信号に変換するための
    光電変換素子から出力される電気信号を複数の増幅回路
    によって複数の電気信号に増幅した後、各々微粒子によ
    るパルス幅よりも十分短い周期で信号を切替える機能を
    持ったマルチプレクサに入力し、その出力をA/Dコン
    バータでデジタル信号に変換し、複数の電気信号毎に設
    けたデジタルピークホールド回路と粒径別に設けたデジ
    タルコンパレータとカウンタ回路で、前記マルチプレク
    サからの出力信号がどの増幅率の信号であるかを認識し
    ておき、信号の種類ごとにパルス信号をカウントする構
    成とすることを特徴とする微粒子カウント式濁度計およ
    び微粒子カウンタ用の電子回路。
  2. 【請求項2】試料水に光ビームを照射し、試料水中の微
    粒子による散乱光や透過光を、光電変換手段で得られる
    散乱光パルス、あるいは光遮断パルスの信号をカウント
    する微粒子カウント式濁度計および微粒子カウンタ用の
    電子回路において、複数の光電変換素子から出力される
    電気信号を各々異なるゲインの増幅器によって複数の電
    気信号に増幅した後、各々前記請求項1と同様にマルチ
    プレクサに入力し、その出力をA/Dコンバータでデジ
    タル信号に変換し、複数の電気信号毎に設けたデジタル
    ピークホールド回路と粒径別に設けたデジタルコンパレ
    ータとカウンタ回路で、前記マルチプレクサからの出力
    信号がどの光電変換素子の信号であるか、かつどの増幅
    率の信号であるかを認識しておき、信号の種類ごとにパ
    ルス信号をカウントする構成とすることを特徴とする微
    粒子カウント式濁度計および微粒子カウンタ用の電子回
    路。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の微粒子カウント式
    濁度計および微粒子カウンタ用の電子回路において、デ
    ジタルピークホールド回路と粒径ごとに設けるデジタル
    コンパレータとカウンタ回路を、FPGAなどのICで
    構築することを特徴とする微粒子カウント式濁度計およ
    び微粒子カウンタ用の電子回路。
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