JP2002115996A - 飛しょう体試験用目標 - Google Patents

飛しょう体試験用目標

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JP2002115996A
JP2002115996A JP2000307809A JP2000307809A JP2002115996A JP 2002115996 A JP2002115996 A JP 2002115996A JP 2000307809 A JP2000307809 A JP 2000307809A JP 2000307809 A JP2000307809 A JP 2000307809A JP 2002115996 A JP2002115996 A JP 2002115996A
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flying
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test target
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JP2000307809A
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English (en)
Inventor
Masaya Takahashi
匡哉 高橋
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際の航空機の様な回避運動を模擬できる飛
しょう体試験用目標を得る。 【解決手段】 発射機から飛しょう体が発射され、飛し
ょう体が送信する追尾電波が飛しょう体試験用目標に向
けられた場合、検知アンテナで受信する電波は捜索電波
及び追尾電波となり、捜索電波及び追尾電波が電気信号
として利得検知回路に送られ、追尾時の利得として認識
される。利得検知回路は所定の利得が検知された場合、
サーボモータに電気信号を出力し、サーボモータにより
方向操舵翼及び昇降操舵翼を動作させ、発射された飛し
ょう体を回避するように飛しょう体試験用目標の飛しょ
う方向を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地上、海上又は
空中等に設置された送信アンテナから送信される誘導電
波によって誘導され、航空機を模擬して飛しょうする飛
しょう体試験用目標に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の飛しょう体試験用目標と
飛しょう体との関係を示す一例図で、1は飛しょう体試
験用目標、2は飛しょう体試験用目標1の胴体、3は胴
体2の上部かつ後方に配置された尾翼、4は胴体2の側
面かつ後方に配置された主翼、5は尾翼3の後方に配置
され胴体2を所定の方向に誘導する方向操舵翼、7は胴
体2の後方に配置され胴体2を所定の方向に推進するエ
ンジン、8は胴体2の下部かつ前方に配置された受信ア
ンテナ、9は受信アンテナ8で受信した信号を処理する
誘導受信回路、10は誘導受信回路9から送られた信号
によって方向操舵翼5及び昇降操舵翼6を動作させるサ
ーボモータ、11は飛しょう体試験用目標1の誘導方向
を計算する計算機、12は計算機11で計算された誘導
信号を送信する送信アンテナ、13は送信アンテナ12
から受信アンテナ8に向けて送信される誘導電波、14
はレーダ、15はレーダ14から飛しょう体試験用目標
1に向けて送信される捜索電波、16は捜索電波15が
飛しょう体試験用目標1に当たってレーダ14へ戻って
くる捜索電波反射波、17はレーダ14に接続された発
射機、18は発射機17から発射される飛しょう体、1
9は飛しょう体18から飛しょう体試験用目標1に向け
て送信される追尾電波、20は追尾電波19が飛しょう
体試験用目標1に当たって飛しょう体18へ戻ってくる
追尾電波反射波である。
【0003】図15は従来の飛しょう体試験用目標の後
部拡大図であり、6は主翼4の後方に配置され胴体2を
所定の方向に誘導する昇降操舵翼である。
【0004】次に動作について説明する。飛しょう体試
験用目標1は尾翼3で安定を保ちながらエンジン7の推
進かつ主翼4から発生する揚力によって飛しょうする。
計算機11は飛しょう体試験用目標1の誘導方向を計算
し送信アンテナ12へ誘導信号を送る。送信アンテナ1
2は計算機11から送られた誘導信号を誘導電波13に
変換し受信アンテナ8に向けて送信する。
【0005】受信アンテナ8は受信した誘導電波13を
誘導受信回路9に送り、誘導受信回路9は信号処理によ
って誘導信号を復元しサーボモータ10に送る。サーボ
モータ10は誘導信号に従って方向操舵翼5及び昇降操
舵翼6を動作させ飛しょう体試験用目標1を所定の方向
へ向けて飛行させる。レーダ14は捜索電波15を送信
し、捜索電波反射波16を受信することによって飛しょ
う体試験用目標1の位置を把握すると発射機17に飛し
ょう体18を発射するよう信号を送る。
【0006】発射機17から発射された飛しょう体18
は追尾電波19を送信し、追尾電波反射波20を受信す
ることで飛しょう体試験用目標1を追尾し、最終的に飛
しょう体試験用目標1に到達する。尚、計算機11の代
わりに手動操作で誘導を行う飛しょう体試験用目標もあ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の様な従来の、地
上、海上又は空中等に設置された送信アンテナから送信
される誘導電波によって誘導され、航空機を模擬して飛
しょうする飛しょう体試験用目標においては、次のよう
な問題点がある。
【0008】飛しょう体試験用目標とは飛しょう体の開
発を行う際に実施される性能確認試験などで使用される
実際の航空機を模擬した目標のことである。実際の航空
機では飛しょう体の接近を知らせる警報機が設置されて
おり、操縦士は警報機が作動すると回避運動を行い飛し
ょう体と航空機との衝突を避けるが、飛しょう体試験で
使用される航空機を模擬した飛しょう体試験用目標は、
計算機で計算された飛しょう又は手動操作での飛しょう
を行うのみなので実際の航空機の様な回避運動を模擬す
ることが困難であった。
【0009】即ち飛しょう体試験において、実際に近い
航空機飛しょうの模擬ができないため飛しょう体の性能
確認が不十分となる問題点があった。上記の対策として
操縦士が操作する航空機を目標として飛しょう体試験を
行うことは人命の危険を伴い、また航空機は飛しょう体
試験用目標に比べ高価なため実施することは困難だっ
た。
【0010】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、飛しょう体の接近を検知すると航
空機と同様な回避運動を模擬することができる飛しょう
体試験用目標を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明による飛しょ
う体試験用目標は、発射機から発射される飛しょう体か
らの追尾電波を受信する検知アンテナと、前記検知アン
テナで受信した追尾電波の利得を検知し、当該利得に基
づき上記発射された飛しょう体を回避するように上記操
舵翼を駆動制御して飛しょう方向を変化させるための手
段とを具備したものである。
【0012】また、第2の発明による飛しょう体試験用
目標は、飛しょう体を発射する発射機から送られた発射
信号を飛しょう体回避信号として送信する送信アンテナ
の送信波を受信する受信アンテナと、前記受信アンテナ
で受信した信号から飛しょう体回避信号の有無を検知
し、当該検知結果に基づき上記発射された飛しょう体を
回避するように上記操舵翼を駆動制御して飛しょう方向
を変化させるための手段とを具備したものである。
【0013】第3の発明による飛しょう体試験用目標
は、上記発射された飛しょう体を回避する複数の飛しょ
う経路データが記録されたメモリと、上記飛しょう体回
避信号によって飛しょう体用試験目標と飛しょう体との
位置関係に応じた飛しょう経路データを上記メモリから
読み出し、当該読み出された飛しょう経路データに基づ
き上記操舵翼を駆動制御し飛しょう方向を変化させるた
めの手段とを備えたものである。
【0014】また、第4の発明による飛しょう体試験用
目標は、飛しょう体試験用目標の飛しょう速度を変化さ
せるエンジンと、上記追尾電波の利得を検知し、当該利
得に基づき上記発射された飛しょう体を回避するように
上記操舵翼およびエンジンを駆動制御し飛しょう方向お
よび飛しょう速度を変化させるための手段とを備えたも
のである。
【0015】第5の発明による飛しょう体試験用目標
は、飛しょう体試験用目標の飛しょう速度を変化させる
エンジンと、前記受信アンテナで受信した飛しょう体回
避信号により上記発射された飛しょう体を回避するよう
に上記操舵翼およびエンジンを駆動制御し飛しょう方向
および飛しょう速度を変化させるための手段とを備えた
ものである。
【0016】また、第6の発明による飛しょう体試験用
目標は、飛しょう体試験用目標の飛しょう速度を変化さ
せるエンジンと、上記飛しょう体回避信号によって飛し
ょう体用試験目標と飛しょう体との位置関係に応じた飛
しょう経路データを上記メモリから読み出し、当該読み
出された飛しょう経路データに基づき上記操舵翼および
エンジンを駆動制御し、飛しょう方向および飛しょう速
度を変化させるための手段とを備えたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示す全体図である。図1において、21
は飛しょう体試験用目標1の前部に設置された検知アン
テナ、22は検知アンテナ21からの電気信号が送られ
る利得検知回路である。
【0018】図2は飛しょう体試験用目標1と飛しょう
体18の進行方向の関係を示す1例図である。図2にお
いて、26は飛しょう体試験用目標進行方向、27は飛
しょう体進行方向、28は飛しょう体試験用目標1と飛
しょう体18の最接近する会合点である。なお、図3は
飛しょう体試験用目標1の後部拡大図である。
【0019】次に動作について説明する。まず図1及び
図3において、計算機11で計算された誘導信号は、送
信アンテナ12から誘導電波13として飛しょう体試験
用目標1へ送信される。飛しょう体試験用目標1は受信
アンテナ8で受信した誘導電波13を誘導受信回路9に
て信号処理しサーボモータ10へ送る。
【0020】サーボモータ10は方向操舵翼5及び昇降
操舵翼6を動作させ、計算機11で計算された誘導方向
に飛しょう体試験用目標1は飛しょうする。レーダ14
が捜索電波15を送信し飛しょう体試験用目標1を捜索
している場合、検知アンテナ21で受信された捜索電波
15は電気信号として利得検知回路22に送られ、捜索
時の利得として認識される。レーダ14が捜索電波反射
波16を受信することによって飛しょう体試験用目標1
の位置を把握すると発射機17に飛しょう体18を発射
するよう信号を送る。
【0021】次に発射機17から飛しょう体18が発射
され、飛しょう体18が送信する追尾電波19が飛しょ
う体試験用目標1に向けられた場合、検知アンテナ21
で受信する電波は捜索電波15及び追尾電波19とな
り、捜索電波15及び追尾電波19が電気信号として利
得検知回路22に送られ、追尾時の利得として認識され
る。捜索時に比較すると追尾時には追尾電波19の利得
が加算された利得となる。
【0022】又、飛しょう体18は追尾電波19を送信
し、追尾電波反射波20を受信することで飛しょう体試
験用目標1に接近するように飛しょうするため、利得検
知回路22で検知される利得は時間を追う毎に上昇す
る。そこで利得検知回路22にて所定の利得が検知され
た場合、利得検知回路22からサーボモータ10に電気
信号が送られ、サーボモータ10が方向操舵翼5及び昇
降操舵翼6を動作させる。
【0023】図2を用いて飛しょう体試験用目標1と飛
しょう体18の動作について説明すると、まず飛しょう
体試験用目標1aが飛しょう体試験用目標進行方向26
aに向かって飛しょうしている場合、発射機17から発
射された飛しょう体18aの進行方向は、飛しょう体1
8aから送信された追尾電波19が飛しょう体試験用目
標1aで反射された追尾電波反射波20を受信した結
果、飛しょう体進行方向27aとなる。この場合、飛し
ょう体試験用目標1aと飛しょう体18aは会合点28
aにおいて最接近する。
【0024】次に図1で説明した利得検知回路22にて
所定の利得が検知された場合、図2において飛しょう体
試験用目標1aの飛しょう体試験用目標進行方向26a
に向かって左側に飛しょう体18aが存在するため、回
避方向である右側すなわち飛しょう体試験用目標進行方
向26bに方向を変えて飛しょうし実際の航空機の様な
回避運動を模擬する。そのため飛しょう体試験用目標進
行方向26bに方向を変えて飛しょうしている飛しょう
体試験用目標1bと飛しょう体18aは会合点28aに
おいて最接近しない。
【0025】しかし飛しょう体18aは飛しょう体試験
用目標1bを追尾しているため、進行方向を飛しょう体
進行方向27bに変化させ、また飛しょう体試験用目標
1bは飛しょう体試験用目標進行方向26cに向かって
飛しょうするため、飛しょう体17bは更に飛しょう体
進行方向27cに向かって飛しょうし、最終的には会合
点28cにて最接近する。
【0026】図3を用いて説明すると、図2で説明した
飛しょう体試験用目標1aが飛しょう体試験用目標進行
方向26aに向かって飛しょうするときの方向操舵翼5
は図3(a)に示した方向操舵翼5aの方向を向いてい
る。
【0027】次に、図1で説明した利得検知回路22に
て所定の利得が検知された場合、サーボモータ10によ
って方向操舵翼5は図3(b)の方向操舵翼5bの様に
動作し、飛しょう体試験用目標1aが飛しょう体試験用
目標進行方向26bに向かって飛しょうする。この様に
飛しょう体試験目標1の飛しょう方向が変化し、実際の
航空機の様な回避運動を模擬することが出来る。
【0028】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2を示す全体図である。図4において、23は誘導受
信回路9からの電気信号が送られる回避信号検知回路で
ある。図5は飛しょう体試験用目標1と飛しょう体18
の進行方向の関係を示す1例図である。
【0029】次に動作について説明する。まず図4及び
図3において、計算機11で計算された誘導信号は、送
信アンテナ12から誘導電波13として飛しょう体試験
用目標1へ送信される。飛しょう体試験用目標1は受信
アンテナ8で受信した誘導電波13を誘導受信回路9に
て信号処理し回避信号検知回路23へ送る。この時、回
避信号検知回路23は回避信号を検知しないためそのま
ま信号をサーボモータ10へ送り、サーボモータ10は
方向操舵翼5及び昇降操舵翼6を動作させ、計算機11
で計算された誘導方向に飛しょう体試験用目標1は飛し
ょうする。
【0030】レーダ14は捜索電波15を送信し、飛し
ょう体試験用目標1を捜索し、飛しょう体試験用目標1
からの捜索電波反射波16を受信することによって飛し
ょう体試験用目標1を目標として認識した後、発射機1
7から飛しょう体18を発射する。これと同時に発射機
17から送信アンテナ12へ回避信号が送られ、誘導電
波13と共に飛しょう体試験用目標1に送信される。
【0031】飛しょう体18は追尾電波19を送信し、
追尾電波反射波20を受信することで飛しょう体試験用
目標1に接近するように飛しょうする。飛しょう体試験
用目標1は受信アンテナ8で受信した回避信号を含む誘
導電波13を誘導受信回路9にて信号処理し回避信号検
知回路23へ送る。この時、回避信号検知回路23は回
避信号を検知し、回避信号をサーボモータ10へ送り、
サーボモータ10は方向操舵翼5及び昇降操舵翼6を動
作させ飛しょう体試験用目標1の飛しょう方向が変化す
る。
【0032】図5を用いて飛しょう体試験用目標1と飛
しょう体18の動作について説明すると、まず飛しょう
体試験用目標1aが飛しょう体試験用目標進行方向26
aに向かって飛しょうしている場合、発射機17から発
射された飛しょう体18aの進行方向は、飛しょう体1
8aから送信された追尾電波19が飛しょう体試験用目
標1aで反射された追尾電波反射波20を受信した結
果、飛しょう体進行方向27aとなる。この場合、飛し
ょう体試験用目標1aと飛しょう体18aは会合点28
aにおいて最接近する。
【0033】次に図4で説明した回避信号検知回路23
が回避信号を検知した場合、図5において飛しょう体試
験用目標1aの飛しょう体試験用目標進行方向26aに
向かって左側に飛しょう体18aが存在するため、回避
方向である右側すなわち飛しょう体試験用目標進行方向
26bに方向を変えて飛しょうし実際の航空機の様な回
避運動を模擬する。そのため飛しょう体試験用目標進行
方向26bに方向を変えて飛しょうしている飛しょう体
試験用目標1bと飛しょう体18aは会合点28aにお
いて最接近しない。
【0034】しかし飛しょう体18aは飛しょう体試験
用目標1bを追尾しているため、進行方向を飛しょう体
進行方向27bに変化させ、また飛しょう体試験用目標
1bは飛しょう体試験用目標進行方向26cに向かって
飛しょうするため、飛しょう体18bは更に飛しょう体
進行方向27cに向かって飛しょうし、最終的には会合
点28cにて最接近する。
【0035】図3を用いて説明すると、図5で説明した
飛しょう体試験用目標1aが飛しょう体試験用目標進行
方向26aに向かって飛しょうするときの方向操舵翼5
は図3(a)に示した方向操舵翼5aの方向を向いてい
る。次に、図4で説明した回避信号検知回路23が回避
信号を検知した場合、方向操舵翼5は図3(b)の方向
操舵翼5bの様に動作し、飛しょう体試験用目標1aが
飛しょう体試験用目標進行方向26bに向かって飛しょ
うする。この様に飛しょう体試験目標1の飛しょう方向
が変化し、実際の航空機の様な回避運動を模擬すること
が出来る。
【0036】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3を示す全体図である。図6において、24は回避信
号検知回路23とサーボモータ10に接続されたメモリ
である。図7は飛しょう体試験用目標1と飛しょう体1
8の進行方向の関係を示す1例図で、メモリ24内に記
憶された飛しょう体試験用目標1の飛しょう経路の1例
である。図8は図7における飛しょう体試験用目標1の
後部拡大図である。図9は飛しょう体試験用目標1と飛
しょう体18の進行方向の関係を示す別の例図で、メモ
リ24内に記憶された飛しょう体試験用目標1の飛しょ
う経路の別の例である。図10は図9における飛しょう
体試験用目標1の後部拡大図である。
【0037】次に動作について説明する。図6、図8及
び図10において、計算機11で計算された誘導信号
は、送信アンテナ12から誘導電波13として飛しょう
体試験用目標1へ送信される。飛しょう体試験用目標1
は受信アンテナ8で受信した誘導電波13を誘導受信回
路9にて信号処理し回避信号検知回路23へ送る。この
時、回避信号検知回路23は回避信号を検知しないため
そのまま信号をサーボモータ10へ送り、サーボモータ
10は方向操舵翼5及び昇降操舵翼6を動作させ、計算
機11で計算された誘導方向に飛しょう体試験用目標1
は飛しょうする。
【0038】レーダ14は捜索電波15を送信し、飛し
ょう体試験用目標1を捜索し、飛しょう体試験用目標1
からの捜索電波反射波16を受信することによって飛し
ょう体試験用目標1を目標として認識した後、発射機1
7から飛しょう体18を発射する。これと同時に発射機
17から送信アンテナ12へ回避信号が送られ、誘導電
波13と共に飛しょう体試験用目標1に送信される。飛
しょう体18は追尾電波19を送信し、追尾電波反射波
20を受信することで飛しょう体試験用目標1に接近す
るように飛しょうする。
【0039】飛しょう体試験用目標1は受信アンテナ8
で受信した回避信号を含む誘導電波13を誘導受信回路
9にて信号処理し回避信号検知回路23へ送る。この
時、回避信号検知回路23は回避信号を検知しメモリ2
4へ信号を送り、これによってメモリ24内に予め保存
されている飛しょう経路のデータがサーボモータ10へ
送られ、サーボモータ10は方向操舵翼5及び昇降操舵
翼6を動作させる。
【0040】図7、図8、図9及び図10を用いてメモ
リ24に予め保存されている飛しょう経路のデータと方
向操舵翼5及び昇降操舵翼6の動作方向について説明す
ると、まず図7にて飛しょう体試験用目標1が飛しょう
体試験用目標進行方向26dに向かって飛しょうしてい
る場合、発射機17から発射された飛しょう体18dの
進行方向は、飛しょう体18dから送信された追尾電波
19が飛しょう体試験用目標1dで反射された追尾電波
反射波20を受信した結果、飛しょう体進行方向27d
となる。この場合、飛しょう体試験用目標1dと飛しょ
う体18dは会合点28dにおいて最接近する。
【0041】次に図6で説明した回避信号検知回路23
が回避信号を検知した場合、飛しょう体試験用目標1の
飛しょう体試験用目標進行方向26dの正面下方に飛し
ょう体18が存在するため、メモリ24より回避方向で
ある例えば180度逆向き、すなわち飛しょう体試験用
目標進行方向26eの飛しょう経路のデータを読み出
す。読み出された飛しょう経路のデータに従ってサーボ
モータ10が動作し、よって方向操舵翼5は図8(a)
の方向操舵翼5aの状態から(b)の方向操舵翼5bの
状態への動作する。
【0042】これによって飛しょう体試験目標1の飛し
ょう方向が変化し、実際の航空機の様な回避運動を模擬
することが出来る。そのため飛しょう体試験用目標進行
方向26eに方向を変えて飛しょうしている飛しょう体
試験用目標1dと飛しょう体18eは会合点28dにお
いて最接近しない。
【0043】しかし飛しょう体18dは飛しょう体試験
用目標1eを追尾しているため、進行方向を飛しょう体
進行方向27eに変化させ、また飛しょう体試験用目標
1eは飛しょう体試験用目標進行方向26fに向かって
飛しょうするため、飛しょう体18eは更に飛しょう体
進行方向27fに向かって飛しょうし、最終的には会合
点28fにて最接近する。
【0044】また図9及び図10を用いて別の飛しょう
経路について説明すると、図9において飛しょう体試験
用目標1が更に飛しょうして飛しょう体試験用目標進行
方向26gに向かっている場合、飛しょう体試験用目標
1の飛しょう体試験用目標進行方向26gの正面に飛し
ょう体18が存在するため、メモリ24より回避方向で
ある例えば90度上向き、すなわち飛しょう体試験用目
標進行方向26hの飛しょう経路のデータを読み出す。
読み出された飛しょう経路のデータに従ってサーボモー
タ10が動作し、よって昇降操舵翼6は図10(a)の
昇降操舵翼6aの状態から(b)の昇降操舵翼6bの状
態への動作する。
【0045】これによって飛しょう体試験目標1の飛し
ょう方向が変化し、実際の航空機の様な回避運動を模擬
することが出来る。そのため飛しょう体試験用目標進行
方向26hに方向を変えて飛しょうしている飛しょう体
試験用目標1hと飛しょう体18gは会合点28gにお
いて最接近しない。
【0046】しかし飛しょう体18gは飛しょう体試験
用目標1hを追尾しているため、進行方向を飛しょう体
進行方向27hに変化させ、また飛しょう体試験用目標
1hは飛しょう体試験用目標進行方向26iに向かって
飛しょうするため、飛しょう体18hは更に飛しょう体
進行方向27iに向かって飛しょうし、最終的には会合
点28iにて最接近する。
【0047】実施の形態4.図11はこの発明の実施の
形態4を示す全体図である。図11において、25はエ
ンジン7を制御するエンジン制御回路である。
【0048】次に動作について説明する。まず図11及
び図3において、計算機11で計算された誘導信号は、
送信アンテナ12から誘導電波13として飛しょう体試
験用目標1へ送信される。飛しょう体試験用目標1は受
信アンテナ8で受信した誘導電波13を誘導受信回路9
にて信号処理しサーボモータ10へ送る。サーボモータ
10は方向操舵翼5及び昇降操舵翼6を動作させ、計算
機11で計算された誘導方向に飛しょう体試験用目標1
は飛しょうする。
【0049】レーダ14が捜索電波15を送信し飛しょ
う体試験用目標1を捜索している場合、検知アンテナ2
1で受信された捜索電波15は電気信号として利得検知
回路22に送られ、捜索時の利得として認識される。レ
ーダ14が捜索電波反射波16を受信することによって
飛しょう体試験用目標1の位置を把握すると発射機17
に飛しょう体18を発射するよう信号を送る。
【0050】次に発射機17から飛しょう体18が発射
され、飛しょう体18が送信する追尾電波19が飛しょ
う体試験用目標1に向けられた場合、検知アンテナ21
で受信する電波は捜索電波15及び追尾電波19とな
り、捜索電波15及び追尾電波19が電気信号として利
得検知回路22に送られ、追尾時の利得として認識され
る。捜索時に比較すると追尾時には追尾電波19の利得
が加算された利得となる。
【0051】又、飛しょう体18は追尾電波19を送信
し、追尾電波反射波20を受信することで飛しょう体試
験用目標1に接近するように飛しょうするため、利得検
知回路22で検知される利得は時間を追う毎に上昇す
る。
【0052】そこで利得検知回路22にて所定の利得が
検知された場合、利得検知回路22からサーボモータ1
0に電気信号が送られ、サーボモータ10が方向操舵翼
5及び昇降操舵翼6を動作させる。また同時にサーボモ
ータ10からエンジン制御回路25に信号が送られ、エ
ンジン制御回路25がエンジン7の出力を上げる制御を
行う。
【0053】これによって飛しょう体試験用目標1の飛
しょう速度が増加する。ここで言うエンジン7は、例え
ばジェットエンジンのように燃料の供給量の増減によっ
て出力を増減させ、飛しょう体試験用目標1の速度を増
減させることが可能なものである。この様に飛しょう体
試験目標1の飛しょう方向及び速度が変化し、実際の航
空機の様な回避運動を模擬することが出来る。
【0054】図2を用いて飛しょう体試験用目標1と飛
しょう体18の動作について説明すると、まず飛しょう
体試験用目標1aが飛しょう体試験用目標進行方向26
aに向かって飛しょうしている場合、発射機17から発
射された飛しょう体18aの進行方向は、飛しょう体1
8aから送信された追尾電波19が飛しょう体試験用目
標1aで反射された追尾電波反射波20を受信した結
果、飛しょう体進行方向27aとなる。この場合、飛し
ょう体試験用目標1aと飛しょう体18aは会合点28
aにおいて最接近する。
【0055】次に図1で説明した利得検知回路22にて
所定の利得が検知された場合、図2において飛しょう体
試験用目標1aの飛しょう体試験用目標進行方向26a
に向かって左側に飛しょう体18aが存在するため、回
避方向である右側すなわち飛しょう体試験用目標進行方
向26bに方向を変えて飛しょうし実際の航空機の様な
回避運動を模擬する。そのため飛しょう体試験用目標進
行方向26bに方向を変えて飛しょうしている飛しょう
体試験用目標1bと飛しょう体18aは会合点28aに
おいて最接近しない。
【0056】しかし飛しょう体18aは飛しょう体試験
用目標1bを追尾しているため、進行方向を飛しょう体
進行方向27bに変化させ、また飛しょう体試験用目標
1bは飛しょう体試験用目標進行方向26cに向かって
飛しょうするため、飛しょう体17bは更に飛しょう体
進行方向27cに向かって飛しょうし、最終的には会合
点28cにて最接近する。
【0057】図3を用いて説明すると、図2で説明した
飛しょう体試験用目標1aが飛しょう体試験用目標進行
方向26aに向かって飛しょうするときの方向操舵翼5
は図3(a)に示した方向操舵翼5aの方向を向いてい
る。次に、図1で説明した利得検知回路22にて所定の
利得が検知された場合、サーボモータ10によって方向
操舵翼5は図3(b)の方向操舵翼5bの様に動作し、
飛しょう体試験用目標1aが飛しょう体試験用目標進行
方向26bに向かって飛しょうする。この様に飛しょう
体試験目標1の飛しょう方向が変化し、実際の航空機の
様な回避運動を模擬することが出来る。
【0058】実施の形態5.図12はこの発明の実施の
形態5を示す全体図である。
【0059】次に動作について説明する。まず図12及
び図3において、計算機11で計算された誘導信号は、
送信アンテナ12から誘導電波13として飛しょう体試
験用目標1へ送信される。飛しょう体試験用目標1は受
信アンテナ8で受信した誘導電波13を誘導受信回路9
にて信号処理し回避信号検知回路23へ送る。この時、
回避信号検知回路23は回避信号を検知しないためその
まま信号をサーボモータ10へ送り、サーボモータ10
は方向操舵翼5及び昇降操舵翼6を動作させ、計算機1
1で計算された誘導方向に飛しょう体試験用目標1は飛
しょうする。
【0060】レーダ14は捜索電波15を送信し、飛し
ょう体試験用目標1を捜索し、飛しょう体試験用目標1
からの捜索電波反射波16を受信することによって飛し
ょう体試験用目標1を目標として認識した後、発射機1
7から飛しょう体18を発射する。これと同時に発射機
17から送信アンテナ12へ回避信号が送られ、誘導電
波13と共に飛しょう体試験用目標1に送信される。飛
しょう体18は追尾電波19を送信し、追尾電波反射波
20を受信することで飛しょう体試験用目標1に接近す
るように飛しょうする。
【0061】飛しょう体試験用目標1は受信アンテナ8
で受信した回避信号を含む誘導電波13を誘導受信回路
9にて信号処理し回避信号検知回路23へ送る。この
時、回避信号検知回路23は回避信号を検知し、回避信
号をサーボモータ10へ送り、サーボモータ10は方向
操舵翼5及び昇降操舵翼6を動作させ飛しょう体試験用
目標1の飛しょう方向が変化する。また同時にサーボモ
ータ10からエンジン制御回路25に信号が送られ、エ
ンジン制御回路25がエンジン7の出力を上げる制御を
行う。これによって飛しょう体試験用目標1の飛しょう
速度が増加する。
【0062】ここで言うエンジン7は、例えばジェット
エンジンのように燃料の供給量の増減によって出力を増
減させ、飛しょう体試験用目標1の速度を増減させるこ
とが可能なものである。この様に飛しょう体試験目標1
の飛しょう方向及び速度が変化し、実際の航空機の様な
回避運動を模擬することが出来る。
【0063】図5を用いて飛しょう体試験用目標1と飛
しょう体18の動作について説明すると、まず飛しょう
体試験用目標1aが飛しょう体試験用目標進行方向26
aに向かって飛しょうしている場合、発射機17から発
射された飛しょう体18aの進行方向は、飛しょう体1
8aから送信された追尾電波19が飛しょう体試験用目
標1aで反射された追尾電波反射波20を受信した結
果、飛しょう体進行方向27aとなる。この場合、飛し
ょう体試験用目標1aと飛しょう体18aは会合点28
aにおいて最接近する。
【0064】次に図4で説明した回避信号検知回路23
が回避信号を検知した場合、図5において飛しょう体試
験用目標1aの飛しょう体試験用目標進行方向26aに
向かって左側に飛しょう体18aが存在するため、回避
方向である右側すなわち飛しょう体試験用目標進行方向
26bに方向を変えて飛しょうし実際の航空機の様な回
避運動を模擬する。そのため飛しょう体試験用目標進行
方向26bに方向を変えて飛しょうしている飛しょう体
試験用目標1bと飛しょう体18aは会合点28aにお
いて最接近しない。
【0065】しかし飛しょう体18aは飛しょう体試験
用目標1bを追尾しているため、進行方向を飛しょう体
進行方向27bに変化させ、また飛しょう体試験用目標
1bは飛しょう体試験用目標進行方向26cに向かって
飛しょうするため、飛しょう体18bは更に飛しょう体
進行方向27cに向かって飛しょうし、最終的には会合
点28cにて最接近する。
【0066】図3を用いて説明すると、図5で説明した
飛しょう体試験用目標1aが飛しょう体試験用目標進行
方向26aに向かって飛しょうするときの方向操舵翼5
は図3(a)に示した方向操舵翼5aの方向を向いてい
る。次に、図4で説明した回避信号検知回路23が回避
信号を検知した場合、方向操舵翼5は図3(b)の方向
操舵翼5bの様に動作し、飛しょう体試験用目標1aが
飛しょう体試験用目標進行方向26bに向かって飛しょ
うする。この様に飛しょう体試験目標1の飛しょう方向
が変化し、実際の航空機の様な回避運動を模擬すること
が出来る。
【0067】実施の形態6.図13はこの発明の実施の
形態6を示す全体図である。図7は飛しょう体試験用目
標1と飛しょう体18の進行方向の関係を示す1例図
で、メモリ24内に記憶された飛しょう体試験用目標1
の飛しょう経路の1例である。図8は図7における飛し
ょう体試験用目標1の後部拡大図である。図9は飛しょ
う体試験用目標1と飛しょう体18の進行方向の関係を
示す別の例図で、メモリ24内に記憶された飛しょう体
試験用目標1の飛しょう経路の別の例である。図10は
図9における飛しょう体試験用目標1の後部拡大図であ
る。
【0068】次に動作について説明する。図13、図8
及び図10において、計算機11で計算された誘導信号
は、送信アンテナ12から誘導電波13として飛しょう
体試験用目標1へ送信される。飛しょう体試験用目標1
は受信アンテナ8で受信した誘導電波13を誘導受信回
路9にて信号処理し回避信号検知回路23へ送る。この
時、回避信号検知回路23は回避信号を検知しないため
そのまま信号をサーボモータ10へ送り、サーボモータ
10は方向操舵翼5及び昇降操舵翼6を動作させ、計算
機11で計算された誘導方向に飛しょう体試験用目標1
は飛しょうする。
【0069】レーダ14は捜索電波15を送信し、飛し
ょう体試験用目標1を捜索し、飛しょう体試験用目標1
からの捜索電波反射波16を受信することによって飛し
ょう体試験用目標1を目標として認識した後、発射機1
7から飛しょう体18を発射する。これと同時に発射機
17から送信アンテナ12へ回避信号が送られ、誘導電
波13と共に飛しょう体試験用目標1に送信される。飛
しょう体18は追尾電波19を送信し、追尾電波反射波
20を受信することで飛しょう体試験用目標1に接近す
るように飛しょうする。
【0070】飛しょう体試験用目標1は受信アンテナ8
で受信した回避信号を含む誘導電波13を誘導受信回路
9にて信号処理し回避信号検知回路23へ送る。この
時、回避信号検知回路23は回避信号を検知しメモリ2
4へ信号を送り、これによってメモリ24内に予め保存
されている飛しょう経路のデータがサーボモータ10へ
送られ、サーボモータ10は方向操舵翼5及び昇降操舵
翼6を動作させる。また同時にサーボモータ10からエ
ンジン制御回路25に信号が送られ、エンジン制御回路
25がエンジン7の出力を上げる制御を行う。
【0071】これによって飛しょう体試験用目標1の飛
しょう速度が増加する。ここで言うエンジン7は、例え
ばジェットエンジンのように燃料の供給量の増減によっ
て出力を増減させ、飛しょう体試験用目標1の速度を増
減させることが可能なものである。この様に飛しょう体
試験目標1の飛しょう方向及び速度が変化し、実際の航
空機の様な回避運動を模擬することが出来る。
【0072】図7、図8、図9及び図10を用いてメモ
リ24に予め保存されている飛しょう経路のデータと方
向操舵翼5及び昇降操舵翼6の動作方向について説明す
ると、まず図7にて飛しょう体試験用目標1が飛しょう
体試験用目標進行方向26dに向かって飛しょうしてい
る場合、発射機17から発射された飛しょう体18dの
進行方向は、飛しょう体18dから送信された追尾電波
19が飛しょう体試験用目標1dで反射された追尾電波
反射波20を受信した結果、飛しょう体進行方向27d
となる。この場合、飛しょう体試験用目標1dと飛しょ
う体18dは会合点28dにおいて最接近する。
【0073】次に図6で説明した回避信号検知回路23
が回避信号を検知した場合、飛しょう体試験用目標1の
飛しょう体試験用目標進行方向26dの正面下方に飛し
ょう体18が存在するため、メモリ24より回避方向で
ある例えば180度逆向き、すなわち飛しょう体試験用
目標進行方向26eの飛しょう経路のデータを読み出
す。読み出された飛しょう経路のデータに従ってサーボ
モータ10が動作し、よって方向操舵翼5は図8(a)
の方向操舵翼5aの状態から(b)の方向操舵翼5bの
状態への動作する。
【0074】これによって飛しょう体試験目標1の飛し
ょう方向が変化し、実際の航空機の様な回避運動を模擬
することが出来る。そのため飛しょう体試験用目標進行
方向26eに方向を変えて飛しょうしている飛しょう体
試験用目標1dと飛しょう体18eは会合点28dにお
いて最接近しない。
【0075】しかし飛しょう体18dは飛しょう体試験
用目標1eを追尾しているため、進行方向を飛しょう体
進行方向27eに変化させ、また飛しょう体試験用目標
1eは飛しょう体試験用目標進行方向26fに向かって
飛しょうするため、飛しょう体18eは更に飛しょう体
進行方向27fに向かって飛しょうし、最終的には会合
点28fにて最接近する。
【0076】また図9及び図10を用いて別の飛しょう
経路について説明すると、図9において飛しょう体試験
用目標1が更に飛しょうして飛しょう体試験用目標進行
方向26gに向かっている場合、飛しょう体試験用目標
1の飛しょう体試験用目標進行方向26gの正面に飛し
ょう体18が存在するため、メモリ24より回避方向で
ある例えば90度上向き、すなわち飛しょう体試験用目
標進行方向26hの飛しょう経路のデータを読み出す。
読み出された飛しょう経路のデータに従ってサーボモー
タ10が動作し、よって昇降操舵翼6は図10(a)の
昇降操舵翼6aの状態から(b)の昇降操舵翼6bの状
態への動作する。
【0077】これによって飛しょう体試験目標1の飛し
ょう方向が変化し、実際の航空機の様な回避運動を模擬
することが出来る。そのため飛しょう体試験用目標進行
方向26hに方向を変えて飛しょうしている飛しょう体
試験用目標1hと飛しょう体18gは会合点28gにお
いて最接近しない。
【0078】しかし飛しょう体18gは飛しょう体試験
用目標1hを追尾しているため、進行方向を飛しょう体
進行方向27hに変化させ、また飛しょう体試験用目標
1hは飛しょう体試験用目標進行方向26iに向かって
飛しょうするため、飛しょう体18hは更に飛しょう体
進行方向27iに向かって飛しょうし、最終的には会合
点28iにて最接近する。
【0079】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、従来の
飛しょう体試験用目標と比較して、飛しょう体の接近を
検知すると、航空機と同様な回避運動を模擬することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による飛しょう体試験用目標の実施
の形態1を示す全体図である。
【図2】 この発明による飛しょう体試験用目標の実施
の形態1及び実施の形態4の飛しょう体試験用目標と飛
しょう体の関係を示す1例図である。
【図3】 この発明による飛しょう体試験用目標の実施
の形態1、実施の形態2、実施の形態4及び実施の形態
5の飛しょう体試験用目標の後部拡大図である。
【図4】 この発明による飛しょう体試験用目標の実施
の形態2を示す全体図である。
【図5】 この発明による飛しょう体試験用目標の実施
の形態2及び実施の形態5の飛しょう体試験用目標と飛
しょう体の関係を示す1例図である。
【図6】 この発明による飛しょう体試験用目標の実施
の形態3を示す全体図である。
【図7】 この発明による飛しょう体試験用目標の実施
の形態3及び実施の形態6の飛しょう体試験用目標と飛
しょう体の関係を示す1例図である。
【図8】 この発明による飛しょう体試験用目標の実施
の形態3及び実施の形態6の飛しょう体試験用目標の後
部拡大図を示す1例図である。
【図9】 この発明による飛しょう体試験用目標の実施
の形態3及び実施の形態6の飛しょう体試験用目標と飛
しょう体の関係を示す2例図である。
【図10】 この発明による飛しょう体試験用目標の実
施の形態3及び実施の形態6の飛しょう体試験用目標の
後部拡大図を示す2例図である。
【図11】 この発明による飛しょう体試験用目標の実
施の形態4を示す全体図である。
【図12】 この発明による飛しょう体試験用目標の実
施の形態5を示す全体図である。
【図13】 この発明による飛しょう体試験用目標の実
施の形態6を示す全体図である。
【図14】 従来の飛しょう体試験用目標の全体図であ
る。
【図15】 従来の飛しょう体試験用目標の後部拡大図
である。
【符号の説明】
1 飛しょう体試験用目標、2 胴体、3 尾翼、4
主翼、5 方向操舵翼、6 昇降操舵翼、7 エンジ
ン、8 受信アンテナ、9 誘導受信回路、10サーボ
モータ、11 計算機、12 送信アンテナ、14 レ
ーダ、17 発射機、 18 飛しょう体、21 検知
アンテナ、22 利得検知回路、23回避信号検知回
路、24 メモリ、25 エンジン制御回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機を模擬して飛しょうする飛しょう
    体試験用目標において、上記飛しょう体試験用目標の飛
    しょう方向を変化させる操舵翼と、発射機から発射され
    る飛しょう体からの追尾電波を受信する検知アンテナ
    と、前記検知アンテナで受信した追尾電波の利得を検知
    し、当該利得に基づき上記発射された飛しょう体を回避
    するように上記操舵翼を駆動制御して飛しょう方向を変
    化させるための手段とを具備したことを特徴とする飛し
    ょう体試験用目標。
  2. 【請求項2】 航空機を模擬して飛しょうする飛しょう
    体試験用目標において、上記飛しょう体の飛しょう方向
    を変化させる操舵翼と、飛しょう体を発射する発射機か
    ら送られた発射信号を飛しょう体回避信号として送信す
    る送信アンテナの送信波を受信する受信アンテナと、前
    記受信アンテナで受信した信号から飛しょう体回避信号
    の有無を検知し、当該検知結果に基づき上記発射された
    飛しょう体を回避するように上記操舵翼を駆動制御して
    飛しょう方向を変化させるための手段とを具備したこと
    を特徴とする飛しょう体試験用目標。
  3. 【請求項3】 上記発射された飛しょう体を回避する複
    数の飛しょう経路データが記録されたメモリと、上記飛
    しょう体回避信号によって飛しょう体用試験目標と飛し
    ょう体との位置関係に応じた飛しょう経路データを上記
    メモリから読み出し、当該読み出された飛しょう経路デ
    ータに基づき上記操舵翼を駆動制御し飛しょう方向を変
    化させるための手段とを備えたことを特徴とする請求項
    2記載の飛しょう体試験用目標。
  4. 【請求項4】 飛しょう体試験用目標の飛しょう速度を
    変化させるエンジンと、上記追尾電波の利得を検知し、
    当該利得に基づき上記発射された飛しょう体を回避する
    ように上記操舵翼およびエンジンを駆動制御し飛しょう
    方向および飛しょう速度を変化させるための手段とを備
    えたことを特徴とする請求項1記載の飛しょう体試験用
    目標。
  5. 【請求項5】 飛しょう体試験用目標の飛しょう速度を
    変化させるエンジンと、前記受信アンテナで受信した飛
    しょう体回避信号により上記発射された飛しょう体を回
    避するように上記操舵翼およびエンジンを駆動制御し飛
    しょう方向および飛しょう速度を変化させるための手段
    とを備えた請求項2記載の飛しょう体試験用目標。。
  6. 【請求項6】 飛しょう体試験用目標の飛しょう速度を
    変化させるエンジンと、上記飛しょう体回避信号によっ
    て飛しょう体用試験目標と飛しょう体との位置関係に応
    じた飛しょう経路データを上記メモリから読み出し、当
    該読み出された飛しょう経路データに基づき上記操舵翼
    およびエンジンを駆動制御し、飛しょう方向および飛し
    ょう速度を変化させるための手段とを備えたことを特徴
    とする請求項3記載の飛しょう体試験用目標。
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