JP2002115374A - 太陽電池モジュールの取付構造 - Google Patents

太陽電池モジュールの取付構造

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JP2002115374A
JP2002115374A JP2000309768A JP2000309768A JP2002115374A JP 2002115374 A JP2002115374 A JP 2002115374A JP 2000309768 A JP2000309768 A JP 2000309768A JP 2000309768 A JP2000309768 A JP 2000309768A JP 2002115374 A JP2002115374 A JP 2002115374A
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Katsuhiro Ito
克尋 伊藤
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 凹凸がある被設置面であってもレールの直進
性を確保して太陽電池モジュールを正規の姿勢で支持す
ることができる太陽電池モジュールの取付構造を提供す
ること。 【解決手段】 外面の少なくとも一部に太陽電池を備え
た太陽電池モジュール3をレール2で支持し、このレー
ル2を被設置面Gに取り付ける。レール2には高さ調整
可能な脚部6が複数設けられている。脚部6は、レール
2の長さ方向に沿って互いに所定間隔離れて配置されて
いる。被設置面Gの凹凸のある場所において脚部6の高
さ位置を調整することで、被設置面Gとレール2との間
の隙間をなくし、レール2の直進性を確保することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池を備えた
太陽電池モジュールをレールを介して被設置面に取り付
ける太陽電池モジュールの取付構造に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、太陽エネルギーを電気として有
効利用するために太陽電池が利用されている。太陽電池
を利用する場合には、一般に、枠状のフレーム内に所定
数の太陽電池セルを組み込んだ太陽電池パネルを太陽電
池モジュールとして用い、この太陽電池モジュールを屋
根、道路、地面等に並設している。この太陽電池モジュ
ールには、傾斜屋根に組み込まれるパネル式(特開平7-
180310号公報)の他、陸屋根への配列に適した三角柱の
もの(特開2000-31516号公報)が知られている。
【0003】ここで、三角柱状の太陽電池モジュール
は、中空の三角柱状に形成されたフレームと、このフレ
ームの一側面に設けられた太陽電池セルとを備えた構成
とされる。通常、受光面となる太陽電池セルが南向きに
なるように太陽電池モジュールを東西に延びるように被
設置面に配置する。発電量を多くするために、太陽電池
モジュールを南北に複数並列配置することがあり、この
場合、並列配置された太陽電池モジュールを支持するた
めに複数本のレールが用いられる。各太陽電池モジュー
ルは、予め被設置面に取り付けられたレールに対してレ
ベル調整して取り付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】三角柱状の太陽電池モ
ジュールをレールに複数列取り付ける従来例では、各太
陽電池モジュールはレールに対してレベル調整を行って
いる。しかし、レール自体の直進性が確保されていて
も、レールを設置する被設置面に直進性がない場合、つ
まり、凹凸が形成されている場合では、このレールに太
陽電池モジュールが載置されることで、レールに凹凸が
生じることになり、太陽電池モジュールが正規の姿勢で
支持されない虞れが生じる。そのため、必要に応じて、
各レールと被設置面との間にスペーサを介装する等の補
修作業が考えられるが、スペーサを被設置面との間に個
々に介装するのでは、その作業が繁雑となる。
【0005】本発明の目的は、被設置面に凹凸があって
も、レールの直進性を確保して太陽電池モジュールを正
規の姿勢で支持することができる太陽電池モジュールの
取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、太
陽電池モジュールをレールで支持し、このレールを被設
置面に取り付けるにあたり、レールに高さ調整可能な脚
部を複数設けて前記目的を達成しようとするものであ
る。具体的には、本発明の太陽電池モジュールの取付構
造1は、図面を参照して説明すると、外面の少なくとも
一部に太陽電池12を備えた太陽電池モジュール3をレ
ール2で支持し、このレール2を被設置面Gに取り付け
る太陽電池モジュール3の取付構造であって、前記レー
ル2には高さ調整可能な脚部6が複数設けられているこ
とを特徴とする。
【0007】本発明においては、被設置面Gにレール2
を設置し、このレール2の上に太陽電池モジュール3を
設置する。レール2と太陽電池モジュール3との取付作
業は通常通り行われる。被設置面Gに凹凸があり、被設
置面Gとレール2との間に隙間が生じる場合には、隙間
のある場所に配置されている脚部6の高さ位置を調整す
ることで、この隙間をなくし、レール2の直進性を確保
する。レール2の直進性が確保されることで、太陽電池
モジュール3は正規の姿勢でレール2に支持されること
になる。
【0008】ここで、本発明では、前記脚部6は、前記
レール2の長さ方向に沿って互いに所定間隔離れて配置
されている構成が好ましい。この構成では、レール2の
長さ方向に沿って被設置面Gに凹凸が生じても、レール
2の長さ方向に並んだ複数の脚部6で凹凸を吸収するこ
とができる。しかも、レールの長さ方向に脚部6を複数
並べて設けることで、脚部6のレール2への取付スペー
スを確保することができ、脚部6の形成が容易となる。
【0009】また、前記脚部6は前記レール2の前記太
陽電池モジュール3で覆われる領域の外に配置されてい
る構成が好ましい。この構成では、太陽電池モジュール
3がレール2に取り付けられた後でも、脚部6が露出さ
れることになるため、太陽電池モジュール3のレール2
への取付作業の後にレール2のレベル調整作業が行える
ので、太陽電池モジュール3の取付作業が容易となる。
【0010】さらに、前記脚部6は前記レール2に螺合
されたボルト7を備えた構成が好ましい。この構成で
は、レール2に対してボルト7のねじ込み量を調整する
ことで、脚部6の高さ調整を容易に行うことができる。
しかも、ボルト7は構造簡単であるため、安価に脚部を
提供することができる。
【0011】また、前記脚部6は前記ボルト7に螺合さ
れる回り止めナット16,17を有する構成が好まし
い。この構成では、ボルト7と回り止めナット16,1
7とを備えて脚部6を構成することで、経年変化により
ボルト7が緩んでレール2に凹凸ができることを確実に
防止することができる。なお、本発明では、ナット1
6,17はダブルナットとしてもよい。
【0012】さらに、前記脚部6は前記ボルト7を支持
するとともに前記被設置面Gに載置されるベース9を有
する構成が好ましい。この構成では、ベース9をレール
2に対して幅広に形成できることから、安定して太陽電
池モジュール3を支持することができる。しかも、ベー
ス9をコンクリート製等の重量物から形成すれば、風等
によって太陽電池モジュール3に外力が働いても、太陽
電池モジュール3は、動きにくくなって安定して支持さ
れる。
【0013】また、前記レール2には前記太陽電池モジ
ュール3に当たる風をよけるための風よけ部材20が設
けられている構成が好ましい。この構成では、風が吹い
ても、風よけ部材20で太陽電池モジュール3に当たる
風が少なくなるので、強風時に太陽電池モジュール3に
生じる負荷が軽減される。そのため、太陽電池モジュー
ル取付構造で要求される強度が軽減される。
【0014】さらに、前記風よけ部材20は前記レール
2の上で前記太陽電池モジュール3と並んで固定される
傾斜板21を備えた構成が好ましい。この構成では、風
よけ部材20の構造を簡易なものにすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1から図3には、本実施形態の
太陽電池モジュールの取付構造の全体構成が示されてい
る。これらの図において、陸屋根、地面、その他の被設
置面Gには複数本(図1では4本)のレール2が所定方
向、例えば、南北方向に延びて配置されている。これら
のレール2は、互いに所定間隔離れて互いに平行に配置
されている。レール2は矩形状断面を有する中空部材で
あり、スチール、その他の剛性が高い金属から形成され
ており、その表面には防錆処理がされている。
【0016】これらのレール2の上には太陽電池モジュ
ール3が複数(図1では、9個)支持されている。これ
らの太陽電池モジュール3は、レール2と直交する方向
に複数(図1では3個)直列配置されており、隣り合う
太陽電池モジュール3はジョイント材4で連結されてい
る。太陽電池モジュール3は、断面三角柱状に形成され
たものであり、外側面を構成する三つの矩形平面のうち
のひとつが受光面10とされている。このような太陽電
池モジュール3は中空部を備えた三角柱状のフレーム1
1と、このフレーム11の一面に設けられた太陽電池1
2とを有して中空に形成されている。
【0017】フレーム11は、アルミニウム等の金属に
よって断面三角形の三角筒状に形成されたものであり、
三面のうちの受光面10となる面は開口され、この開口
には太陽電池12が組み込まれて塞がれている。太陽電
池12は、ガラス基板上に複数の太陽電池セルを封入し
たものであり、支持体としての矩形平板状のガラス基板
と、この基板の一方の面に並設された複数の太陽電池セ
ルと、これらの太陽電池セルを封入する透明な充填材
と、当該充填材を覆う裏面コート材とを備えている。
【0018】太陽電池セルは、単結晶シリコン太陽電池
からなるものであり、帯状の金属箔によって直列および
並列に配線することにより一つの太陽電池12内で電気
的に接続されている。なお、太陽電池セルは、多結晶シ
リコン太陽電池やアモルファスシリコン太陽電池により
構成してもよい。充填材は、耐湿性に優れたEVA(Et
hylene Vinyl Acetate)や紫外線による光透過率の低
下が少ないPVA(Poly Vinyl Butylol)等の透明樹
脂により構成されている。このような充填材の基板と反
対側の面は、十分な耐湿性が確保するために、ポリフッ
化ビニル等の樹脂からなる裏面コート材により覆われて
いる。
【0019】太陽電池モジュール3の長手方向両端部に
は、それぞれ、太陽電池12から引き出された+極端子
および−極端子の両方が設けられ、隣接する太陽電池モ
ジュール3の端子やリード線(図示省略)等と結線でき
るようになっている。一方、ジョイント材4は、図3に
示すように、太陽電池モジュール3が配置される面上に
配置される上面部分4Aと、頂点部分4Bと、前面部分
4Cと、後面部分4Cとを有する太陽電池モジュール3
の三角形断面に対応した三角形筒状(三角形枠状)の部
材であり、軸方向に幅広に形成されて両側から太陽電池
モジュール3の端部を固定できるようになっている。レ
ール2にジョイント材4の前方が前方取付部4Fで、後
方が後方取付部4Rでボルト・ナット等の公知の連結方
法により連結固定されている。
【0020】一方、太陽電池モジュール3が支持される
レール2には高さ調整可能な脚部6が複数設けられてい
る。この高さ調整可能な脚部6は、レール2の長さ方向
に沿って互いに所定間隔離れて配置されている。脚部6
はレール2の太陽電池モジュール3で覆われる領域の外
に配置されている。すなわち、図3においては、最前列
の太陽電池モジュール3の前方(図3で見て左端)と、
最前列の太陽電池モジュール3と第2列目の太陽電池モ
ジュール3との間と、第2列目の太陽電池モジュール3
と第3列目の太陽電池モジュール3との間と、第3列目
の太陽電池モジュール3の後方(図3で見て右端)とに
配置されている。
【0021】脚部6の詳細な構造が図4に示されてい
る。図4において、脚部6は、レール4に螺合されるボ
ルト7と、このボルト7を支持固定するベース9と、ボ
ルト7に螺合される回り止めナット16,17とを備え
て構成されている。ベース9は、被設置面Gに載置され
るものであって、コンクリート製等の重量物から形成さ
れる箱状部材である。ベース9の上端面から中間位置に
かけてボルト7を挿入する穴8が形成され、この穴8は
ボルト7を挿入した後コンクリート15等でボルト7が
固定される。レール2の上壁及び下壁には、ボルト7が
貫通する孔2Aと孔2Bとが形成されている。回り止め
ナット16,17は、レール2を挟んで上下に配置され
ている。これらの回り止めナット16,17は、ボルト
7の回り止めという機能を考慮すると、それぞれダブル
ナットであることが望ましい。
【0022】図1から図3において、最後列の太陽電池
モジュール3のすぐ後方に4本のレール2を渡るように
風よけ部材20が設けられている。風よけ部材20は太
陽電池モジュール3が強風時の風の負荷軽減と、レール
2の補強とを目的としてレール2に固定されている。風
よけ部材20は、太陽電池モジュール3の長手方向に延
びて配置される傾斜板21と、この傾斜板21の下縁に
一体形成され各レール2に固定される取付片部23とか
ら構成されている。この取付片部23は、溶接やボルト
・ナットの固定具等の公知の固定方法によってレール2
に連結固定されている。
【0023】本実施形態においては、取り付け作業にお
いて、被設置面Gにレール2を設置し、このレール2の
上に太陽電池モジュール3を設置する。この設置は、太
陽電池モジュール3の両端をレール2上に配置した後、
ジョイント材4を介してそのレール2の上に固定し、太
陽電池モジュール3の取付作業が通常通り行われる。
【0024】被設置面Gに凹凸があり、被設置面Gとレ
ール2との間に隙間が生じる場合には、隙間のある場所
に配置されている脚部6の高さ位置をナット16,17
を回しながら調整することで、この隙間をなくし、レー
ル2の直進性を確保する。レール2の直進性が確保され
ることで、太陽電池モジュール3が正規の姿勢でレール
2に支持されることになる。
【0025】このように組み立てられた太陽電池モジュ
ール10は以下に述べるような効果が得られる。 (1)具体的には、本実施形態の電池モジュールの取付
構造1は、外面の少なくとも一部に太陽電池を備えた太
陽電池モジュール3をレール2で支持し、レール2に高
さ調整可能な脚部6を複数設けているので、被設置面G
に凹凸があり、被設置面Gとレール2との間に隙間が生
じている場合にも、隙間のある場所に配置されている脚
部6の高さ位置を調整することで、この隙間をなくし、
レール2の直進性を確保することができる。したがっ
て、レール2の直進性が確保されることで、太陽電池モ
ジュール3が正規の姿勢でレールに支持されることにな
り、最も効率のよい発電効率により発電することができ
る。
【0026】(2)脚部6がレール2の長さ方向に沿っ
て互いに所定間隔離れて配置されているので、レール2
の長さ方向に沿ったどの部分の被設置面Gに凹凸が生じ
ても、レール2の長さ方向に並んだいずれかの複数の脚
部6を調整することによって凹凸を吸収することができ
る。しかも、レール2の長さ方向に脚部6を複数並べて
設けることで、脚部6のレール2への取付スペースを確
保することができ、脚部6の形成が容易となる。
【0027】(3)脚部6はレール2の太陽電池モジュ
ール3で覆われる領域の外に配置されているので、太陽
電池モジュール3がレール2に取り付けられた後でも、
脚部6が露出されたままであり、太陽電池モジュール3
のレール2への取付作業の前後のいずれにおいてもレー
ル2のレベル調整作業を行うことができるので、太陽電
池モジュール3の調整作業及び取付作業が容易となる。
【0028】(4)脚部6はレール2に螺合されたボル
ト7を備えているので、レール2に対してボルト7のね
じ込み量を調整することで、脚部6の高さ調整を容易に
行うことができ、構造簡単なボルトを用いることによっ
て、脚部6を安価に提供することができる。 (5)脚部6はボルト7に螺合される回り止めナット1
6,17を有するので、長期間を経てもボルト7の緩み
が生じることがなく、レール2の凹凸が生じることを確
実に防止することができる。
【0029】(6)脚部6はベース9上に配置され、ベ
ース9は、ボルト7を支持し、被設置面Gに載置され
る。ベース9をレール2に対して幅広に形成できるの
で、太陽電池モジュール3を安定して支持することがで
きる。 (7)ベース9をコンクリート製等の重量物から形成し
たから、風等によって太陽電池モジュール3に外力が働
いても、太陽電池モジュール3は、動きにくくなって安
定して支持される。
【0030】(8)レール2には太陽電池モジュール3
に当たる風をよけるための風よけ部材20が設けられて
いるので、風が吹いても、風よけ部材20で太陽電池モ
ジュール2に当たる風の向きを変えることができ、強風
時にレール2に直接強風が当たることが回避され、太陽
電池モジュール3に生じる負荷が軽減される。したがっ
て、太陽電池モジュール取付構造に要求される強度が軽
減される。 (9)風よけ部材20はレール2の上で太陽電池モジュ
ール3の後方に並んで固定される傾斜板21を備えてい
るので、風よけ部材20の構造を簡易なものにすること
ができる。 (10)風よけ部材20によって複数のレール2同士を
互いに連結したから、電池モジュールの取付構造をより
強固なものにできる。
【0031】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を
含み、以下に示すような変形なども本発明に含まれる。
すなわち、前記実施形態では、風よけ部材20がレール
2に設けられたが、本発明では、風よけ部材20は必ず
しも設けることを要しない。仮に、風よけ部材20を設
ける場合であっても、複数のレール2を互いに連結固定
する構成に限定されるものではなく、1本のレール2に
1個の風よけ部材を設けるものであってもよい。
【0032】また、本発明では、太陽電池モジュールを
連結した数については、太陽電池を使用する建物構造に
よって適宜選択することができる。或いは、太陽電池モ
ジュールを単独で使用してもよく、太陽電池モジュール
の数は実施にあたって適宜設定すればよい。さらに、前
記実施形態の太陽電池モジュール2,3の形状について
は三角柱状として説明したが、四角柱や五角柱等の多角
柱状としてもよく、或いは、円柱状に形成してもよい。
【0033】また、本発明の太陽電池モジュール3は、
各種の設置場所に設置できる。すなわち、太陽電池モジ
ュールの取付構造1は、略水平な状態で設置する場合、
例えば、地面、バルコニ、塀の上端面、手摺の上端面、
ガードレールの上端面等に設置でき、この場合、太陽電
池装置1は、設置面上に載置するだけでもよく、その底
面をねじや釘等の止着具や接着剤等を用いて固定するこ
ともできる。
【0034】さらに、前記実施形態では、脚部6はレー
ル2に螺合されたボルト7を備えた構成としたが、本発
明では、脚部はレール2の高さ位置を変更できる構成で
あれば具体的な構造は問わないものであり、例えば、ラ
ックおよびピニオンなどの歯車機構でレール2の高さ位
置を変更するものでもよい。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、太陽
電池モジュールをレールで支持し、このレールを被設置
面に取り付け、レールに高さ調整可能な脚部が複数設け
たので、被設置面に凹凸があり、被設置面とレールとの
間に隙間が生じる場合にも、隙間のある場所に配置され
ている脚部の高さ位置を調整することで、この隙間をな
くし、レールの直進性を確保することができる。
【0036】請求項2記載の本発明によれば、請求項1
に記載した構成に加え、前記脚部は、前記レールの長さ
方向に沿って互いに所定間隔離れて配置された構成とし
たから、レールの長さ方向に沿って被設置面に凹凸が生
じても、レールの長さ方向に並んだ複数の脚部で凹凸を
吸収することができる。
【0037】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1又は2に記載の構成に加え、前記脚部は前記レールの
前記太陽電池モジュールで覆われる領域の外に配置され
ている構成としたから、太陽電池モジュールがレールに
取り付けられた後でも、脚部が露出されることになるた
め、太陽電池モジュールのレールへの取付作業の後にレ
ールのレベル調整作業が行えるので、太陽電池モジュー
ルの取付作業が容易となる。
【0038】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1から3のいずれかに記載の構成に加え、前記脚部は前
記レールに螺合されたボルトを備えた構成としたので、
レールに対してボルトのねじ込み量を調整することで、
脚部の高さ調整を容易に行うことができる。
【0039】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
4に記載の構成に加え、前記脚部は前記ボルトに螺合さ
れる回り止めナットを有する構成としたので、経年変化
によりボルトが緩んでレールに凹凸ができることを確実
に防止することができる。
【0040】請求項6に記載の本発明によれば、請求項
1から5のいずれかに記載の構成に加え、前記脚部は前
記ボルトを支持するとともに前記被設置面に載置される
ベースを有する構成としたから、ベースをレールに対し
て幅広に形成できることから、安定して太陽電池モジュ
ールを支持することができる。
【0041】請求項7に記載の本発明によれば、請求項
1から6のいずれかに記載の構成に加え、前記レールに
は前記太陽電池モジュールに当たる風をよけるための風
よけ部材が設けられた構成としたので、風が吹いても、
風よけ部材で太陽電池モジュールに当たる風が少なくな
るので、強風時に太陽電池モジュールに生じる負荷が軽
減、太陽電池モジュール取付構造で要求される強度が軽
減される。
【0042】請求項8に記載の本発明によれば、請求項
7に記載の構成に加え、前記風よけ部材は前記レールの
上で前記太陽電池モジュールと並んで固定される傾斜板
を備えた構成としたから、風よけ部材の構造を簡易なも
のにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる太陽電池モジュー
ルの取付構造を示す斜視図。
【図2】前記実施形態の太陽電池モジュールを示す平面
図。
【図3】前記実施形態の太陽電池モジュールの取付構造
を示す断面図。
【図4】前記実施形態の太陽電池モジュールの取付構造
の拡大断面図。
【符号の説明】
1 太陽電池モジュールの取付構造 2 レール 3 太陽電池モジュール 6 脚部 7 ボルト 9 ベース 10 受光面 16,17 回り止めナット 20 風よけ部材 21 傾斜板 G 被設置面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外面の少なくとも一部に太陽電池を備え
    た太陽電池モジュールをレールで支持し、このレールを
    被設置面に取り付ける太陽電池モジュールの取付構造で
    あって、前記レールには高さ調整可能な脚部が複数設け
    られていることを特徴とする太陽電池モジュールの取付
    構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した太陽電池モジュール
    の取付構造において、前記脚部は、前記レールの長さ方
    向に沿って互いに所定間隔離れて配置されていることを
    特徴とする太陽電池モジュールの取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載した太陽電池モジ
    ュールの取付構造において、前記脚部は前記レールの前
    記太陽電池モジュールで覆われる領域の外に配置されて
    いることを特徴とする太陽電池モジュールの取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載した太
    陽電池モジュールの取付構造において、前記脚部は前記
    レールに螺合されたボルトを備えたことを特徴する太陽
    電池モジュールの取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載した太陽電池モジュール
    の取付構造において、前記脚部は前記ボルトに螺合され
    る回り止めナットを有することを特徴とする太陽電池モ
    ジュールの取付構造。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載した太
    陽電池モジュールの取付構造において、前記脚部は前記
    ボルトを支持するとともに前記被設置面に載置されるベ
    ースを有することを特徴とする太陽電池モジュールの取
    付構造。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかに記載した太
    陽電池モジュールの取付構造において、前記レールには
    前記太陽電池モジュールに当たる風をよけるための風よ
    け部材が設けられていることを特徴とする太陽電池モジ
    ュールの取付構造。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載した太陽電池モジュール
    の取付構造において、前記風よけ部材は前記レールの上
    で前記太陽電池モジュールと並んで固定される傾斜板を
    備えたことを特徴とする太陽電池モジュールの取付構
    造。
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