JP2002112908A - 排水口用ゴム栓 - Google Patents

排水口用ゴム栓

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JP2002112908A
JP2002112908A JP2000309596A JP2000309596A JP2002112908A JP 2002112908 A JP2002112908 A JP 2002112908A JP 2000309596 A JP2000309596 A JP 2000309596A JP 2000309596 A JP2000309596 A JP 2000309596A JP 2002112908 A JP2002112908 A JP 2002112908A
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rubber
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rubber plate
circular
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Keiko Nakao
景子 中尾
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KAKUDAI KK
Kakudai Mfg Co Ltd
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KAKUDAI KK
Kakudai Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水圧を利用することによりゴム栓の止水性を
向上させる。 【解決手段】 排水口用ゴム栓1は、排水口の径の大小
を問わず排水口の内周面と密接して栓部となりうるよう
に中央部2a が下方にくぼまされた円形ゴム板2と、内
向き溝3を有する横断面コ形で引き抜きチェーン取り付
け部4が一体に形成せられかつ排水口の径より大きい内
径を有する金属製円形環5とよりなり、ゴム板2の周縁
部6が円形環5の内向き溝3内に嵌入固定されているも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽、洗面所など
の排水口に用いられるゴム栓に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、この種のゴム
栓(41)としては、中央に引き抜きチェーン取り付け金具
(42)を備えた先細テーパ状のものが一般的であり、その
テーパ状外周面に合致したテーパ状内周面を有する排水
口(43)にはめ入れられることにより止水せられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のゴム栓(41)
では、排水口(43)に対してゴム栓(41)が傾いた状態には
め入れられることがある。すると、止水が不完全になっ
て水が洩れるので、手でゴム栓(41)を排水口(43)からい
ったん抜き、再びゴム栓(41)を排水口(43)にはめ入れね
ばならないことになり、面倒であった。
【0004】また、上記のように、ゴム栓(41)を排水口
(43)に対して傾けてはめ入れたりすることが重なったり
すると、ゴム栓(41)の底面と外周面との交わる箇所が、
排水口(43)の開口縁により削り取られたり、外周面が摩
滅したりするため、これらの損傷部分から漏水が生じる
という問題があった。
【0005】本発明の目的は、水圧を利用することによ
り止水性を向上させた排水口用水栓を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による排
水口用ゴム栓は、排水口の径の大小を問わず排水口の内
周面と密接して栓部となりうるように中央部が下方にく
ぼまされた円形ゴム板と、引き抜きチェーン取り付け部
が一体に形成せられかつ排水口の径より大きい内径を有
する円形環とよりなり、ゴム板の周縁部が円形環に固定
されているものである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載の排水口
用ゴム栓において、円形ゴム板における排水口内周面と
密接しうる部分と中央部とは、前者は後者に較べて薄肉
に、後者は前者に較べて厚肉にそれぞれ形成されている
ものである。
【0008】請求項1および2の発明による排水口用ゴ
ム栓において、円形ゴム板の半径は、種々存在する排水
口の径の大きさからみて、20〜50mmが好ましく、
このような円形ゴム板の中央部とは、12〜30mmの
半径で描かれる円内をいい、その厚さは3.0〜5.0
mmが好ましい。また、円形ゴム板の排水口内周と接し
うる部分の厚さは、5.0〜8.0mmが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は、本発明の実施
の形態を示す。排水口用ゴム栓(1)は、排水口の径の大
小を問わず排水口の内周面と密接して栓部となりうるよ
うに中央部(2a) が下方にくぼまされた円形ゴム板(2)
と、内向き溝(3)を有する横断面コ形で引き抜きチェー
ン取り付け部(4)が一体に形成せられかつ排水口の径よ
り大きい内径を有する金属製円形環(5)とよりなり、ゴ
ム板(2)の周縁部(6)が円形環(5)の内向き溝(3)内に嵌入
固定され、円形ゴム板(2)における排水口内周面と密接
しうる部分(2b) と中央部(2a) とは、前者は後者に較べ
て薄肉に、後者は前者に較べて厚肉にそれぞれ形成され
ているものである。
【0010】ゴム板(2)と円形環(5)とは、ゴム板(2)の
加硫時に一体化せられる。円形環(5)に形成せられた引
き抜きチェーン取り付け部(4)は、円柱状であって、そ
の高さの中程に水平貫通孔(7)があけられており、これ
に引き抜きチェーン(図示略)の基端が取り付けられる
リング(8)の一部が差し込まれている。円形環(5)の引き
抜きチェーン取り付け部(4)の存在する箇所には、略半
円形の内方張り出し部(9)が一体に形成されている。
【0011】図3および図4において、前者に示される
排水口(20)の径は、後者に示されている排水口(21)に較
べて相対的に大きいが、いずれも外周ほぼ全体に雄ねじ
(22)が設けられ、上端に掛け止め鍔(23)を有する排水金
具(24)に設けられている。排水金具(24)は、浴槽底壁(2
5)にあけられた垂直貫通孔(26)に落とし込まれ、その掛
け止め鍔(23)が貫通孔(26)の周囲に形成せられた段部(2
7)に環状パッキング(28)を介して掛け止められ、掛け止
め鍔(23)の上面と浴槽の底壁(25)の上面とがほぼ面一と
なり、掛け止め鍔(23)の上面が浴槽底壁(25)の底面、す
なわち槽底面の一部となるようになされている。排水金
具(24)の雄ねじ(22)には、その下からナット(29)が浴槽
底壁(25)に達するまでねじ締められ、排水金具(24)が浴
槽底壁(25)に固定せられている。排水金具(24)の下に
は、排水管(30)が配され、上端に設けられた接続鍔(31)
が環状パッキング(32)を介して排水金具(24)の下端面に
重ねられ、袋ナット(33)にあけられた孔の縁部(34)に引
っ掛けられ、袋ナット(33)が排水金具(24)の雄ねじ(22)
の下部にねじ締められることにより、排水金具(24)と排
水管(30)が接続されている。
【0012】いずれの排水口(20)(21)にしろ、ゴム栓
(1)の円形環(5)を排水口(20)(21)の外側の槽底面に置
き、浴槽に水または湯を入れると、図示のように、水圧
(P) により円形ゴム板(2) は下方に圧迫せられ、排水口
(20)(21)と密接した栓部(35)(36)が自然に形成せられ
る。
【0013】なお、図5において、ゴム栓および排水口
以外の部分は図1と実質的に異ならないので、図1と同
一符号を付し、その説明を省略した。
【0014】
【発明の効果】請求項1の排水口用ゴム栓によれば、排
水口の径の大小を問わず排水口の内周面と密接して栓部
となりうるように中央部が下方にくぼまされた円形ゴム
板と、引き抜きチェーン取り付け部が一体に形成せられ
かつ排水口の径より大きい内径を有する円形環とよりな
り、ゴム板の周縁部が円形環に固定されているので、水
圧により円形ゴム板が下方に圧迫せられ、排水口と密接
した栓部が自然に形成せられる。したがって、従来のよ
うに、排水口に対してゴム栓が傾いた状態ではめ入れら
れるということがなく、損傷が生じないため、これに起
因する漏水のおそれがないし、栓部を排水口からいった
ん抜いてはめ直さねばならないというわずらわしさもな
い。さらに、排水口の径の大小を問わず、水圧により径
の大きさに対応した栓部が形成せられるので、排水口の
径の大きさに合わせた大きさの異なるゴム栓を用意する
必要がないという利点もある。
【0015】請求項2の排水口用ゴム栓によれば、円形
ゴム板における排水口内周面と密接しうる部分と中央部
とは、前者は後者に較べて薄肉に、後者は前者に較べて
厚肉にそれぞれ形成されているので、水圧による排水口
の径の大きさに対応した栓部の形成が一層容易になり、
栓部の排水口内周に対する密接が確実となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す平面図である。
【図2】図1のII−II線にそう断面図である。
【図3】本発明の実施形態を示し、ゴム栓が相対的に大
きい径の排水口に施されかつ水圧が加わった状態におけ
る垂直断面図である。
【図4】ゴム栓が相対的に小さい径の排水口に施された
図3相当の垂直断面図である。
【図5】従来例を示し、ゴム栓が排水口に施された状態
における垂直断面図である。
【符号の説明】
(2):円形ゴム板 (2a):円形ゴム板の中央部 (2b):円形ゴム板の排水口内周面と密接しうる部分 (4):引き抜きチェーン取り付け部 (5):円形環 (6):ゴム板の周縁部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水口の径の大小を問わず排水口の内周
    面と密接して栓部となりうるように中央部が下方にくぼ
    まされた円形ゴム板と、引き抜きチェーン取り付け部が
    一体に形成せられかつ排水口の径より大きい内径を有す
    る円形環とよりなり、ゴム板の周縁部が円形環に固定さ
    れている排出口用ゴム栓。
  2. 【請求項2】 円形ゴム板における排水口内周面と密接
    しうる部分と中央部とは、前者は後者に較べて薄肉に、
    後者は前者に較べて厚肉にそれぞれ形成されている請求
    項1記載の排水口用ゴム栓。
JP2000309596A 2000-10-10 2000-10-10 排水口用ゴム栓 Pending JP2002112908A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010053539A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Panasonic Electric Works Bath & Life Co Ltd 浴槽の排水栓装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5126041U (ja) * 1974-08-16 1976-02-26
JPS5187556U (ja) * 1975-01-07 1976-07-13

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