JP2002112895A - 飲料用抽出バッグ - Google Patents

飲料用抽出バッグ

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JP2002112895A
JP2002112895A JP2000310832A JP2000310832A JP2002112895A JP 2002112895 A JP2002112895 A JP 2002112895A JP 2000310832 A JP2000310832 A JP 2000310832A JP 2000310832 A JP2000310832 A JP 2000310832A JP 2002112895 A JP2002112895 A JP 2002112895A
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JP
Japan
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bag
cup
locking
piece
arm
Prior art date
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Application number
JP2000310832A
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English (en)
Inventor
Yukio Harada
幸男 原田
Tetsukazu Sano
哲一 佐野
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Douusantan Kk
Original Assignee
Douusantan Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カップの口径の大小に関係なく、その上端中
央に確実に保持させることができる飲料用抽出バッグを
提供する。 【解決手段】 透水性材料よりなる袋体の前後の外表面
に、カップの上端に保持させるための係止部材を固定し
た飲料用抽出バッグにおいて、前記係止部材は、袋体に
添設した固定片にアーム片の基端を接続し、該アーム片
の先端左右に、折り曲げ線を介して係止片を対設し、こ
の係止片に縦方向の係止縁又は係止溝を形成したことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーヒーカップの
上端に支持させ、ドリップ式で入れる飲料用抽出バッグ
であり、カップの口径が大きくても、また小さくても、
その上端に確実に且つ簡単に保持させることができる飲
料用抽出バッグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平11−178720号公報には、
透水性袋体の前後の外表面に、カップの上端に保持する
ための係止部材を固定したコーヒーバッグが開示されて
いる。
【0003】このコーヒーバッグにおける係止部材は、
図8に示すように、袋体101の前後外面に添設した固
定枠102の下端にアーム片103の下端を接続し、こ
のアーム片103の上端に保持枠104の上縁を連設し
た構成でり、前後両係止部材の保持枠104を互いに外
方へ引っ張ってアーム片103、及び袋体101を横に
広げ、保持枠104をカップ105の外側に跨がらせて
袋体101をカップ105に保持させようとするもので
ある。
【0004】従って、保持枠104の引っ張り程度によ
り、口径の大きな容器にも小さな容器にも係止させるこ
とはできるが、保持枠104は図8に示すように、上部
のみがカップ105の上端に密接し、その他の部分はカ
ップ105から離隔した状態となるため、袋体内に注入
したお湯の重みにより、片方又は両方の保持枠104が
カップの上端から外れることがあった。また袋体101
の折り畳み端部106側に片寄って注湯したり、注湯中
に袋体101にやかん等が軽く接触した場合、袋体10
1が傾斜し、そのためカップ105内にお湯を誤って注
いだり、カップ105の外に熱湯をこぼすことがあっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、カップの口
径の大小に関係なく、その上端中央に確実に保持させる
ことができる飲料用抽出バッグを提供しようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
の目的を達成するために、透水性材料よりなる袋体の前
後の外表面に、カップの上端に保持させるための係止部
材を固定した飲料用抽出バッグにおいて、前記係止部材
は、袋体に添設した固定片にアーム片の下端を接続し、
該アーム片の上部左右に、折り曲げ線を介して鉤型の係
止片を対設し、この係止片に縦方向の係止縁を形成した
ことを特徴としている。
【0007】この発明にあっては、前後の係止部材にお
けるアーム片をそれぞれ外側に広げ、その上端に設けた
左右の係止片を、折り曲げ線に沿ってそれぞれ下側に折
り曲げた後、一方のアーム片の左右両係止片と他方のア
ーム片の左右両係止片とを、それぞれカップの上端中央
部に跨がらせると、各係止片に形成した係止縁がカップ
の上端及び外壁に密着し、袋体はカップ内に浮上した状
態で保持される。
【0008】このようにして袋体をカップに保持させた
場合、アーム片の復元力、及び袋体に注いだお湯の重み
等により、係止縁がカップに強く密接し、係止片も外力
やお湯の重み等により変形することがないので、係止片
がカップから外れたり、袋体が傾いたりすることがな
い。
【0009】また請求項2の発明は、透水性材料よりな
る袋体の前後の外表面に、カップの上端に保持させるた
めの係止部材を固定したコーヒーバッグにおいて、前記
係止部材は、袋体に添設した固定片にアーム片の上端を
接続し、該アーム片の左右に折り曲げ線を介して係止片
を対設し、この係止片にそれぞれ係止溝を配設したこと
を特徴としている。
【0010】この発明にあっては、前後の係止部材にお
けるアーム片をそれぞれ外側に広げ、その左右に設けた
係止片を、折り曲げ線に沿ってそれぞれ下側に折り曲げ
た後、各係止片に設けた係止溝を、それぞれカップの上
端中央部に嵌入するときは、袋体はカップ内に浮上した
状態で保持される。
【0011】このようにして袋体をカップに保持させた
場合、袋体の復元力、及び袋体に注いだお湯の重みによ
り、係止溝がコップの上端及び外壁に強く密接し、係止
片も外力やお湯の重み等により変形することがないの
で、係止片がカップから外れたり、袋体が傾いたりする
ことがない。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係る飲料用抽出バッグ
は、コーヒー,紅茶,緑茶等を飲用する際に使用するも
ので、袋体には透水性のある不織布、或いは微細メッシ
ュのナイロン製の包材を使用する。係止部材には腰のあ
る紙を一般に使用する。
【0013】以下、本発明に係る飲料用抽出バッグの実
施の形態を、コーヒーの抽出の場合に付き、図面に基づ
いて具体的に説明する。図1乃至図5は請求項1の場合
であり、図1は正面図、図2は側面図、図3は使用状態
を示す斜視図、図4は使用状態の平面図、図5は使用状
態の縦断面図である。
【0014】図中の符号1は透水性を有する不織布によ
り形成した袋体であり、これにコーヒーを入れ、上端を
密封する。符号2は腰のある紙製の係止部材であり、袋
体1の表裏の外面に添設している。この係止部材2は、
固定片3に切り目4を入れて上端が固定片3から切り離
されたアーム片5と、その上部左右に折り曲げ線6を介
して縦片7と横片8とよりなる鉤型の係止片9とを形成
している。また上記縦片7の一側に係止縁aを形成して
いる。
【0015】上記袋体1を開封し、固定片3からアーム
片5を起こし、係止片9を折り曲げ線6に沿って下側に
折り曲げた後、図3乃至図5に示すように、両方のアー
ム片5を互いに外側に引っ張り、両アーム片5の上端に
設けた左右一対の係止片9をコーヒーカップ10の上端
中央部に掛け渡すときは、袋体1及びアーム片5の外側
への広がり程度により、袋体1は口径の異なったカップ
10に保持されるのである。しかも、アーム片5の復元
力、及び注湯された袋体1の重みにより、係止縁aはカ
ップ10の上端及び外壁に圧接する。また係止片9は上
記袋体1の重み等により面方向に引っ張られるため、変
形してカップ10から離脱することがない。従って袋体
1はカップ10内に浮上した状態で確実に保持されるの
である。
【0016】次に図6,図7は請求項2の発明の場合で
あり、上記実施形態における係止部材2を改良したもの
である。図6は正面図、図7はその使用状態を示す縦断
面図である。
【0017】この発明における係止部材12は、図6に
示すように、固定片13に切り目14を入れて下端が固
定片13から切り離されたアーム片15と、その左右に
折り曲げ線16を介して係止片19を形成している。ま
たこの係止片19には、間隔的に係止溝21を形成して
いる。
【0018】前記請求項1の発明の場合と同様に、袋体
11を開封し、固定片13からアーム片15を起こし、
係止片19を折り曲げ線16に沿って下側に折り曲げた
後、図7に示すように、アーム片15を外側に引っ張っ
て係止片19に形成した適所の係止溝21をコーヒーカ
ップ20の上端中央部に嵌入すときは、袋体11は口径
の異なったカップ20に保持されるのである。しかも、
注湯された袋体1の重みにより、係止溝21はカップ2
0の上端及び外壁に圧接する。また係止片19は上記袋
体11の重み等により面方向に引っ張られるため、変形
してカップ20から離脱することがない。従って袋体1
1はカップ20からの脱落を防止され、カップ20内に
浮上した状態で確実に保持されるのである。
【0019】上記実施の形態はコーヒーを抽出する場合
であるが、紅茶,緑茶等の抽出に使用しても、同一効果
が得られることは、言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る飲料用抽出バッグは、以上
説明したような形態で実施され、以下に記載するような
効果を奏する。
【0021】一対のアーム片にそれぞれ設けた左右の係
止片は、カップの最も直径の大きな位置である上端中央
を跨いで係止され、しかも係止片の端縁又は係止溝がカ
ップの上端及び外壁に圧接されるので、外力やお湯で重
くなった袋体の引っ張り力により係止片が変形すること
がない。従って、係止片がカップの上端に沿って滑った
り、カップの上端から外れたりすることがないので、袋
体をカップ内に浮上した状態で確実に保持することがで
きる。
【0022】アーム片の外側への引っ張り程度により、
異なった口径のカップに設置することができる。またカ
ップに極めて簡単にセットすることができる。
【0023】請求項2の発明のように、係止片に複数個
の係止溝を設けるときは、口径の異なったカップへの保
持が一層容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明に係る飲料用抽出バッグの正面
図である。
【図2】同上側面図である。
【図3】同上バッグの使用状態を示す斜視図である。
【図4】同上使用状態の平面図である。
【図5】同上使用状態の縦断面図である。
【図6】請求項2の発明に係る飲料用抽出バッグの正面
図である。
【図7】同上バッグの使用状態を示す縦断面図である。
【図8】従来の飲料用抽出バッグの使用状態を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1, 11 袋 体 2, 12 係止部材 3, 13 固定片 4, 14 切り目 5, 15 アーム片 6, 16 折り曲げ線 9, 19 係止片 a 係止縁 10,20 カップ 21 係止溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透水性材料よりなる袋体の前後の外表面
    に、カップの上端に保持させるための係止部材を固定し
    た飲料用抽出バッグにおいて、前記係止部材は、袋体に
    添設した固定片にアーム片の下端を接続し、該アーム片
    の上部左右に、折り曲げ線を介して鉤型の係止片を対設
    し、この係止片に縦方向の係止縁を形成したことを特徴
    とする飲料用抽出バッグ。
  2. 【請求項2】 透水性材料よりなる袋体の前後の外表面
    に、カップの上端に保持させるための係止部材を固定し
    た飲料用抽出バッグにおいて、前記係止部材は、袋体に
    添設した固定片にアーム片の上端を接続し、該アーム片
    の左右に折り曲げ線を介して係止片を対設し、この係止
    片に縦方向の係止溝を配設したことを特徴とする飲料用
    抽出バッグ。
JP2000310832A 2000-10-11 2000-10-11 飲料用抽出バッグ Pending JP2002112895A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004230143A (ja) * 2002-12-06 2004-08-19 Daiki Shoji Kk ドリップバッグ
JP2014155872A (ja) * 2009-09-08 2014-08-28 Daiki Shoji Kk ドリップバッグ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004230143A (ja) * 2002-12-06 2004-08-19 Daiki Shoji Kk ドリップバッグ
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