JP2002112198A - ディスク記録再生方法、及びディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生方法、及びディスク記録再生装置

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JP2002112198A
JP2002112198A JP2000295983A JP2000295983A JP2002112198A JP 2002112198 A JP2002112198 A JP 2002112198A JP 2000295983 A JP2000295983 A JP 2000295983A JP 2000295983 A JP2000295983 A JP 2000295983A JP 2002112198 A JP2002112198 A JP 2002112198A
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JP2000295983A
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Tsuyoshi Ono
強司 小野
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Victor Company of Japan Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換、書換え可能なディスクに対し、映像・
音声信号のエンコード・記録及び再生・デコードを時分
割的に行う機能を有するディスク記録再生方法を提供す
る。 【解決手段】 交換書換え可能なディスク11に対し、
記録再生動作を時分割的に行う機能を有するディスク記
録再生方法において、アフレコ記録時は、前記ディスク
の既に記録済みの領域からの映像音声信号を再生・デコ
ード・出力すると共に、少なくとも音声信号の出力に対
応して新たに入力された音声信号をエンコードし、記録
用バツファ22を介して前記ディスクの記録済み領域と
は別領域にアフレコ記録を行い、再生時は、前記バッフ
ァ22を再生用バッファに切り替え、前記バッファ22
と再生用バッファ16とよりなる再生用増大バッファ1
0Bを形成して、記録映像信号とアフレコ音声信号との
双方を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交換可能で書換え
可能なディスク媒体に対し、映像・音声信号のエンコー
ド・記録及び再生・デコードを時分割的に行う機能を有
するディスク記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、先行する記録ディスクの世界にお
いては、記録の出来るシステムとして、DVD方式があ
り、DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等の規
格化が進行中である。このうちDVD−Rは、一度だけ
の書込みであり、書換えを行うことは出来ない。これに
対し、DVD−RW及びDVD−RAMは、書換えを行
うことが可能であり、両者はディスクの物理層の記録フ
ォーマットには違いがあるものの、映像信号と音声信号
のリアルタイムレコーディングに関する規格(Video Re
cording規格)は共通している。
【0003】従来の同時記録再生方式のディスク記録再
生装置の一例について以下に図5と共に説明する。従来
の同時記録再生方式のディスク記録再生装置の一例は、
ディスク媒体41を回転させるスピンドルモータ42、
ピックアップPU(43)、アンプ44、物理フォーマ
ットデコーダ45、再生用バッファメモリ46、AVデ
コーダ47、AVエンコーデ51、記録用バッファメモ
リ52、物理フォーマットエンコーダ53、及びドライ
バ54より構成されている。
【0004】まず、従来のアフレコ記録方法について以
下に説明する。従来のアフレコ記録は図5に示されるよ
うなブロック構成によりアフレコ記録を行なう。まず予
め記録済みの映像・音声信号を高速再生し、物理フォー
マットデコーダ45でデコードを行い、再生用バッファ
メモリ46にデータを取り込む。再生用バッファメモリ
46より順次データを取り出し、AVデコーダ47でリ
アルタイムのAVデコードを行い、映像信号48及び音
声信号49として出力する。
【0005】この映像音声出力に対応して、新たにアフ
レコ音声信号50が入力される。この音声信号50をA
Vエンコーダ51で映像信号出力48と共にエンコード
する。エンコード情報には、映像信号に対し時間を同期
させるための情報も含まれる。このエンコーダ51によ
りエンコードされたデータは、記録用バッファメモリ5
2に順次格納される。これに並行して、映像音声出力は
継続して行われているので、再生用バッファメモリ46
のデータ量は低減していく。これに対し、適宜再生し物
理フォーマットデコーダ45でデコードして、再生用バ
ッファメモリ46がオーバーフローしない程度に補充す
る。
【0006】記録用バッファメモリ52のエンコードデ
ータ量が相当量溜まると、記録用バッファメモリ52が
オーバーフローしないように、再生を中断し、ピックア
ップPU(43)を現在の記録済みの映像・音声信号領
域と対応する領域に移動し、ディスク41の記録レート
に合わせ記録用バッファメモリ52のデータを順次物理
フォーマットエンコーダ53で物理フォーマットにエン
コードしながら高速記録を行う。
【0007】記録の経過と共に記録用バッファメモリ5
2のデータ量は減っていく。一方、再生用バッファメモ
リ46のデータも並行してAVデコーダ47でAVデコ
ードされ、映像・音声信号として出力されるため、再生
用バッファメモリ46のデータ量は減少していく。再生
用バッファメモリ46の残量が相当の量になると、再生
の映像・音声信号が途切れないように、記録を中断し、
元の記録領域の前回再生を中断した位置にピックアップ
PU(43)を移動し、既に再生済みの次の領域より高
速再生して物理フォーマットデコーダ45で物理フォー
マットデコードし、再生用バッファメモリ46を補充す
る。
【0008】以上のように、元の記録内容を再生した映
像音声信号48,49と、新たに入力した音声信号50
をAVエンコーダ51で、音声信号49,50を混合し
て映像信号48と共にAVエンコードし、あるいはこの
新たに入力した音声信号50のみを映像信号48と共に
AVエンコードして、単一のピックアップPU(43)
で同一ディスク41内の対応する領域に重ね書きでアフ
レコ記録を行う。AVのデコードとAVのエンコードは
常時並行して行われる一方、記録・再生動作は時分割的
に切り替える。
【0009】つぎに、従来のアフレコ再生方法について
以下に説明する。従来のものでは、再生時は、まず、元
の映像音声情報を単一のピックアップPU(43)によ
り再生し、物理フォーマットデコーダ45で物理フォー
マットデコードして、再生用バッファ46に格納する。
【0010】再生用バッファメモリ46より、アフレコ
音声信号が取り出され、AVデコーダ47で、映像音声
信号の同期を取りながら映像音声信号が出力される。元
の音声情報は混合してエンコードされていない場合に
は、捨てられており再生はされない。再生用バッファメ
モり46の残量が減ってくると、再度元の映像音声信号
の再生中断位置にピックアップPU(43)は戻って、
つぎの映像音声情報を取り込む。このように、元の映像
音声信号の再生とアフレコ音声信号の再生とがなされ、
映像音声信号の出力が継続される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記の規格では、静止
画に対して、音声信号を付加したり、変更することは比
較的自由に行える構成になっているものの、通常の映像
音声信号の内の音声信号のアフレコに対しては以下のよ
うな課題がある。規格では、映像と音声データはそれぞ
れ別々にパックされ、時系列に従い、交互に配置され記
録される。また音声信号については、2系統の音声デー
タが記録出来、必要に応じその内の1系統を予めダミー
記録し、アフレコ用に格納場所を確保する。
【0012】但し、例えばRWの場合、書き換える際の
最小単位は、エラー訂正機能の都合上ブロック単位(3
2KB)であり、先程の映像と音声のパックの境界が、
必ずしもこの書換ブロックの境界と一致するとは限ら
ず、むしろ、あるブロックの中に映像と音声のパックの
境界が生じる場合が一般的である。このため、アフレコ
用の音声データのパックを書き換える際に、パックの境
界があるブロックでは、アフレコ音声データのみでな
く、同じブロック内の映像データを(読み取って、その
まま)一緒に上書きする必要がある。
【0013】また、前述のように、映像と音声のパック
は交互に配置されているので、該当のアフレコ用の音声
データのパックのみを書き換える場合は、記録状態と再
生状態(または待機状態)との切り替えを極めて頻繁に
行うことになる。このため、レーザパワー及びサーボ系
の制御に対し、切り替えのための、高速性と相当の安定
性が要求され、仮に記録動作に異常が生じた場合、オリ
ジナルの映像データも同時にダメージを受けることにな
る。(勿論、アフレコのために映像音声を共に上書きす
る様な方式でも同様に、元の映像音声データがダメージ
を受ける危険性を持つ。)
【0014】更に、アフレコするための音声データの格
納場所は、オリジナルの記録の時点で予め限定され、圧
縮音声の場合でも、予め確保してある領域内に必ず納め
る必要がある。このように、記録と再生を時分割で行え
る装置において、実用性の面でかなりの課題を抱えてい
る。また、時分割記録再生機能を有していない装置の場
合は、アフレコ機能を実現するために、再生用と(ダビ
ング)記録用の2台の装置(と、別の記録用のディス
ク)を用意する必要がある等、アフレコでの取り扱いは
不便であった。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、交換可能で書換え可能なディ
スク媒体11に対し、記録・再生動作を時分割的に行う
機能を有する同時記録再生方式のディスク記録再生方法
において、アフレコ記録時は、前記ディスク媒体の既に
記録済みの領域からの映像音声信号のうち少なくとも映
像信号を再生・デコード・出力すると共に、前記再生・
デコード・出力した信号の内少なくとも音声信号出力と
新たに入力された音声信号とをエンコードするか又は前
記新たに入力された音声信号のみをエンコードし、記録
用バツファメモリを介して前記ディスク媒体の記録済み
の領域31とは別の領32に時分割的にアフレコ記録を
行い、再生時は、再生メモリ容量を増大させるために前
記記録用バッファメモリ22を再生用バッファメモリ1
6に切り替え、前記記録用バツファメモリ22と前記再
生用バツファメモリ16との両方よりなる再生用増大バ
ッファメモリを記録映像用とアフレコ音声用とに分割
し、その分割した各バッファメモリを介して元の記録映
像信号とアフレコ音声信号との双方を時分割的に再生
し、デコードして出力するようにしたことを特徴とする
同時記録再生方式のディスク記録再生方法を提供し、請
求項2の発明は、交換可能で書換え可能なディスク媒体
11に対し、記録・再生動作を時分割的に行なう機能を
有するディスク記録再生装置において、アフレコ記録時
に、前記ディスク媒体の既に記録済みの領域31からの
映像音声信号のうち少なくとも映像信号を再生用バツフ
ァメモリ16を介して再生・デコード・出力するAVデ
コーダ17と、前記アフレコ記録時に、前記再生・デコ
ード・出力した信号の内少なくとも音声信号出力と新た
に入力された音声信号とをエンコードするか又は前記新
たに入力された音声信号のみをエンコードし、そのエン
コードされた信号を前記記録用バツファメモリに供給
し、前記ディスク媒体の記録済みの領域31とは別の領
域32に時分割的にアフレコ記録動作を行わせるAVエ
ンコーダ21と、再生時に、再生メモリ容量を増大させ
るために、切り替えて再生用として使用される前記記録
用バツファメモリ22と前記再生用バツファメモリ16
との両方よりなり、元の記録映像信号とアフレコ音声信
号との双方を一時的に格納して、その格納された信号を
前記AVデコーダに供給する再生用増大バッファメモリ
10Bとを有して構成したことを特徴とするディスク記
録再生装置を提供し、請求項3の発明は、交換可能で書
換え可能なディスク媒体11に対し、再生用バツファメ
モリ16を介して得た信号をアフレコ音声信号と共に記
録用バツファメモリ22を介して行うアフレコ記録再生
と前記アフレコ記録再生以外の通常の記録再生とが可能
なディスク記録再生方法において、前記通常の記録時に
は、映像音声信号をエンコードし、記録用バッファメモ
リ容量を増大するために前記再生用バッファメモリ16
を記録用バッファメモリに切り替え、前記記録用バツフ
ァメモリ22と前記再生用バツファメモリ16との両方
よりなる記録用増大バッファメモリ10Aを介して前記
ディスク媒体に記録し、前記通常の再生時は、再生用バ
ッファメモリ容量を増大するために前記記録用バッファ
メモリ22を再生用バッファメモリに切り替え、前記記
録用バツファメモリ22と前記再生用バツファメモリ1
6との両方よりなる再生用増大バッファメモリ10Bを
介して元の記録映像信号と音声信号との双方を前記ディ
スク媒体11より再生しデコードして出力するようにし
たことを特徴とするディスク記録再生方法を提供し、請
求項4の発明は、交換可能で書換え可能なディスク媒体
11に対し、再生用バツファメモリ16を介して得た信
号をアフレコ音声信号と共に記録用バツファメモリ22
を介して行うアフレコ記録再生と前記アフレコ記録再生
以外の通常の記録再生とが可能なディスク記録再生装置
において、前記通常の記録時には、映像音声信号をエン
コードし、前記ディスク媒体11に記録動作を行わせる
AVエンコーダ21と、記録メモリ容量を増大するため
に、切り替えて記録用として使用される前記再生用バツ
ファメモリ16と前記記録用バツファメモリ22との両
方に、記録映像信号と音声信号との双方を一時的に格納
して、その格納された信号を前記ディスクに供給する記
録用増大バッファメモリ10Aとを有し、前記通常の再
生時には、再生メモリ容量を増大するために、切り替え
て再生用として使用される前記記録用バツファメモリ2
2と前記再生用バツファメモリ16との両方よりなり、
元の記録映像信号と音声信号との双方が一時的に格納さ
れる再生用増大バッファメモリ10Bと、前記再生用増
大バツファメモリ10Bよりの信号が供給され既に記録
済みの領域からの映像音声信号をデコードするAVデコ
ーダ17とを有して構成したことを特徴とするディスク
記録再生装置を提供するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のディスク記録再生装置の
実施の態様につき、好ましい一実施例により、以下に図
と共に説明する。本発明の同時記録再生方式のディスク
記録再生装置の一実施例を図1に示す。
【0017】図1に示される本発明のディスク記録再生
装置の一実施例は、ディスク媒体11を回転させるスピ
ンドルモータ12、ピックアップPU(13)、アンプ
14、物理フォーマットデコーダ15、再生用バッファ
メモリ16、AVデコーダ17、オーディオデコーダ2
1、記録用バッファメモリ22、物理フォーマットエン
コーダ23、ドライバ24、及びスイッチ(SW)25
より構成されている。
【0018】従来、ディスク記録再生装置において、記
録と再生は、独立して個別に行うのが通常であった。し
かし、近年、倍速記録・圧縮等の方法により、映像・音
声信号のエンコードレートまたはデコードレートに対
し、媒体への記録・再生レートが数倍早い状況が生じて
きた。
【0019】このため、記録または再生中、前記レート
の差分だけ待ち時間が生じ、その待ち時間を利用して時
分割的に復号動作をさせることが可能となり、例えばエ
ンコード・記録中に他のディスク位置にアクセス・再生
・デコードを行い、再度元の記録位置に戻り記録を継続
する等、あたかも記録と再生を同時に行っているかのよ
うにふるまう記録再生装置が検討されている。本発明で
は、このような記録再生装置を、1台の記録再生装置で
同一のディスクにアフレコ記録を行う装置及びその方法
を提供するものである。
【0020】まず、本発明のアフレコ記録方法について
以下に説明する。本発明では図1に示す様な構成でアフ
レコ記録を行なう。まず予め記録済みの映像・音声信号
を高速再生し、物理フォーマットデコーダ15でデコー
ドを行い、再生用バッファメモリ16にデータを取り込
む。再生用バッファメモリ16より順次データを取り出
し、AVデコーダ17でリアルタイムのAVデコードを
行い、映像信号18及び音声信号19として出力する。
【0021】この映像音声出力に対応して、新たにアフ
レコ音声信号20が入力される。この音声信号20をA
Vエンコーダ21でエンコードする。エンコード情報に
は、映像信号に対し時間を同期させるための情報も含ま
れる。なお、映像信号18、音声信号19及びアフレコ
音声信号20が混合されてエンコードされる場合の外
に、映像信号18及びアフレコ音声信号20がエンコー
ドされる場合、アフレコ音声信号20のみがエンコード
される場合、映像信号18、音声信号19、及びアフレ
コ音声信号20が独立してエンコードされる場合とが有
り、その場合の何れかをAVエンコーダ21により選択
出来るようにしている。このオーディオエンコーダ21
のエンコードデータは、記録用バッファメモリ22に順
次格納される。
【0022】これに並行して、映像音声出力は継続して
行われているので、再生用バッファメモリ16のデータ
量は低減していく。これに対し、適宜再生し物理フォー
マットデコーダ15でデコードして、再生用バッファメ
モリ16がオーバーフローしない程度に補充する。
【0023】記録用バッファメモリ22のエンコードデ
ータ量が相当量溜まると、記録用バッファメモリ22が
オーバーフローしないように再生を中断し、ピックアッ
プPU(13)を現在の記録済みの映像・音声信号領域
(図3のオリジナル記録部31)とは別のアフレコ領域
(図3のアフレコ記録部32)に移動し、ディスク11
の記録レートに合わせ記録用バッファメモリ22のデー
タを順次物理フォーマットエンコーダ23で物理フォー
マットにエンコードしながら高速記録を行う。
【0024】記録の経過と共に記録用バッファメモリ2
2のデータ量は減っていく。一方、再生用バッファメモ
リ16のデータも並行してAVデコーダ17でAVデコ
ードされ、映像・音声信号として出力されるため、再生
用バッファメモリ16のデータ量も減っていく。
【0025】再生用バッファメモリ16の残量が相当の
量に減ると、再生の映像・音声信号が途切れないよう
に、記録を中断し、元の記録領域の前回再生を中断した
位置にピックアップPU(13)を移動し、既に再生済
みの次の領域より高速再生して物理フォーマットデコー
ダ15で物理フォーマットデコードし、再生用バッファ
メモリ16を補充する。
【0026】以上のように、元の記録内容を再生した音
声信号と、新たに入力した音声信号をAVエンコーダ1
7でAVエンコードし、単一のピックアップPU(1
3)で同一ディスク11内の別の領域にアフレコ記録を
実現する。AVのデコードとAVのエンコードは常時並
行して行われる一方、記録・再生動作は時分割的に切り
替えられ、その切替え時間を記録用バッファメモリ22
及び再生用バッファメモリ16で補う構成である。
【0027】つぎに、本発明のアフレコ記録再生以外の
通常の記録を行うディスク記録再生装置の一実施例を図
2に示す。本発明では図2に示されるような構成によ
り、これまでのアフレコ記録を切り代えて、通常の記録
をスイッチ29、29により入力映像音声信号信号を切
り替えて行なうものである。
【0028】図2に示される本発明のディスク記録再生
装置の一実施例は、ディスク媒体11を回転させるスピ
ンドルモータ12、ピックアップPU(13)、アンプ
14、物理フォーマットデコーダ15、再生用増大バッ
ファメモリ10B(再生用バッファメモリ16)、AV
デコーダ17、オーディオデコーダ21、記録用増大バ
ッファメモリ10A(記録用バッファメモリ22)、物
理フォーマットエンコーダ23、ドライバ24、スイッ
チ(SW)25、28、及びスイッチ(SW)29より
構成されている。
【0029】なお、アフレコ記録については既に図1と
共に説明しており、ここではその説明は省略する。ま
ず、新しく記録する映像信号26と音声信号27とをA
Vエンコーダ21でエンコードする。エンコード情報に
は、映像信号に対し時間を同期させるための情報も含ま
れる。記録時には、記録用バッファメモリ22は使用さ
れるが、再生用バッファメモリ16は使用されない。
【0030】そこで、使用されていない再生用バッファ
メモリ16を切り替えて記録用バッファメモリ22と共
に記録用バッファメモリとして結合して使用し、容量が
加算された記録用増大バッファメモリ10Aとして使用
する。このAVエンコーダ21のエンコードデータは、
この記録用増大バッファメモリ10Aに順次格納され
る。所定の量まで減ると記録動作を打ち切り、再度エン
コードデータを蓄積する動作に切り替える。
【0031】記録用増大バッファメモリ10Aのエンコ
ードデータ量が相当量溜まると、記録用増大バッファメ
モリ10Aがオーバーフローしないように、ピックアッ
プPU(13)を現在の記録済みの映像・音声信号領域
のつぎの領域に移動し、ディスク11の記録レートに合
わせ記録用増大バッファメモリ10Aのデータを順次物
理フォーマットエンコーダ23で物理フォーマットにエ
ンコードしながら高速記録を行う。高速記録の経過と共
に記録用増大バッファメモリ10Aのデータ量は減って
いく。
【0032】つぎに本発明の再生装置について以下に説
明する。図1または図2に示されるように、本発明では
再生時(アフレコ再生時)にはスイッチ25が閉成され
て再生バッファメモリ16と記録用バッファメモリ22
とが加算されたものが再生用増大バッファメモリ10B
として動作する。再生時は、まず、元の映像音声情報を
単一のピックアップPU(13)により再生し、物理フ
ォーマットデコーダ15で物理フォーマットデコードし
て、再生用増大バッファ16に一時的に格納(蓄積)す
る。
【0033】つぎに前記の基本動作で記録された同一デ
ィスク11内の別の領域にアフレコ記録した記録部にピ
ックアップPU(13)を移動し、アフレコ記録済みの
音声情報または映像音声情報を再生し物理フォーマット
デコーダ15で物理フォーマットデコードして、再生用
増大バッファメモリ10Bに一時的に格納する。
【0034】再生用増大バッファメモリ10Bより、順
次元の映像信号とアフレコ音声信号が取り出され、AV
デコーダ17で、映像音声信号の同期を取りながら映像
音声信号が出力される。基本的に元の音声情報は捨てら
れずに残る。
【0035】再生用増大バッファメモり10Bの残量が
減ってくると、再度元の映像音声信号の再生中断位置に
ピックアップPU(13)は戻って、つぎの映像音声情
報を取り込む。このように、元の映像音声信号の再生と
アフレコ音声信号の再生とが交互に繰り返され、映像音
声信号の出力が継続される。
【0036】再生時は、再生用増大バッファメモリ10
Bを、図示しない元の映像音声の再生用バッファメモリ
とアフレコ音声の再生用バッファメモリとに分割し、各
々のバッファメモリが独立して利用出来る構成とした方
がより実用的である。上記の記録バッファメモリ22は
再生時には使用されないので、これを再生時にのみ再生
用として使用して、再生用バッファメモリの再生容量の
増大化を図る。
【0037】このために、再生時には記録バッファメモ
リ22と再生バッファメモリ16との間に設けられてい
るスイッチ25を閉成して記録用バッファメモリ22と
再生用バッファメモリ16とを結合加算してメモリが増
大された再生用増大バッファ10Bとして使用して、再
生用バッファメモリの再生容量の増大化を図る用にして
いる。
【0038】ここで、バッファの役割について述べる。
記録・再生用バッファ22,16(10A,10B)
は、本来、ディスク面への物理的な記録・再生レート
と、エンコードまたはデコードレートの差を吸収するた
めのものであり、またディスク11の回転ムラ成分によ
るレートの変化分をも吸収する役割をも有する。記録用
バッファ22(10A)は、ある時間単位で取り込まれ
圧縮等の処理を経たAV信号が、ミックス(混合)され
た状態でパックされたエンコードデータを順次格納す
る。(このデータはディスク11に記録するための物理
フォーマットに変換される直前のものである。)
【0039】再生用バッファ16(10B)はディスク
面より読み取られた物理フォーマットをデコードしたデ
ータを順次格納する。このデータは、先程のミックスさ
れパックされたAV信号のエンコードデータと同じ形式
のもので時間情報も組み込まれているため、この情報を
元に、AVの再生同期を取ることが出来る。
【0040】(動作状態の切替え(待機状態))この場
合、ディスク面への記録・再生レートの方が大きく、例
えば、記録時は記録用バッファ22が空にならないよう
に、また再生時には、再生用バッファ16(10B)が
オーバーフローしないように記録・再生動作の過程の中
に、記録・再生をしていない待機状態(待機時間Tcode
c)を設ける必要がある。
【0041】この待機状態は、当然バッファのサイズが
大きければ大きい程、その頻度は少なくて済むため、記
録・再生状態と待機状態との間の、例えばレーザパワー
の切り替え、サーボ状態の切替え等の、動作の切替えの
頻度が少なく、過渡的な状態を減じることが出来るの
で、これにより記録再生装置の動作をより安定化させる
ことが出来る。
【0042】この動作切替えの最も長い周期は、記録再
生時間Trwと待機時間Tcodecの和として、以下のように
表現出来る。 T=Trw+Tcodec ・・・・・・・(1) Trw=Bm/(Rrw−Rcodec) Tcodec=Bm/Rcodec ここで、Rrwはディスクへの記録または再生レートであ
り、Rcodecはエンコードまたはデコードレートである。
記録・再生時も、エンコードまたはデコードを行ってい
るものとして算出した。またBmはバッファ容量である。
【0043】また、ディスクの回転数がn倍速の場合
は、以下の変換を行う。 Rrw=n×Rrw1 例えばDVD(RW)の場合、ディスクの回転数が1倍
速、n=1で、この時のディスク面への記録・再生レー
トは約11Mbps、通常の画像品質である6Mbps程度(Rc
odec)のエンコード・デコードレートを設定すると、1
6Mbits程度のバッファ容量(Bm)で Rrw=1×Rrw1=11Mbps
【0044】よって、上記(1)式より、 T=16/(11−6)+16/6=5.866(秒) 長くとも、約6秒弱に一度の割合で記録または再生状態
と待機状態とが繰り返されることになる。本発明のよう
に、記録用と再生用を切り替え、バッファ容量が倍に出
来れば、この値も倍となる。
【0045】(再生時のリトライについて)ところで、
特に再生時においては、記録品質に応じて、再生エラー
が生じる場合がある。この場合は、再生状態から、PU
(13)をエラーの生じたトラックに移動させ、再度再
生状態にセットした後、読み直す動作を行う。この場合
は、トータルで数10msから数100ms程度の時間
を必要とするため、繰り返し読直しを行うとバッファ1
6(10B)のデータが空になる恐れがあり、その時点
でのバッファのデータ残量に応じて回数は制約される。
一般に、バッファは大きい程、時間に余裕が出来、リト
ライには有利といえる。
【0046】(記録再生バッファの切替え)同時記録・
再生時には、各バッファ22,16が独立して使用され
るのは、既にした説明の通りである。再生または記録専
用に用いる場合は、各々のバッファを記録または再生用
途に切り替えて使用する。各々同じ容量を割り当ててあ
れば、倍の容量として使用出来る。
【0047】単一の個所(場所)に連続してAV信号を
記録・再生する場合は、両方のバッファを、全て記録用
または再生用バッファとして使用すれば、上記で述べた
ように、待機状態を減らすことが出来、記録再生動作の
安定性向上を図ることが出来る。特に再生の場合はリト
ライの許容回数も増やせるため、再生性能を向上させる
ことが出来る。
【0048】更に、例えば、片方はオリジナルAV信号
で、片方はアフレコAV信号等の、2箇所の別々の場所
に記録されたAV信号を、同時に再生し、各々の音声信
号部分をミックスする等の処理を行う場合には、2つの
記録の再生データを、各バッファに別個に格納し、それ
らのデータを順次取り込んでデコードする際に、時間情
報を元にして両方のオーディオ信号のタイミングを合わ
せると共に、音量の比率を適宜設定して出力する等の処
理を行う。なおこの場合は、映像映像信号のデコード機
能は2系統必要となる。
【0049】この場合、2箇所の記録信号を再生するた
め、同時記録・再生と同様に、離れた場所を往復するこ
とになる。例えば図3に示される再生箇所31の再生に
バッファAを、別の再生箇所32の再生にバッファBを
割り当てた時、双方の再生と移動の動作と、バッファの
データ量の増減との関係は、概略、図4に実線で示すよ
うな関係となる。
【0050】また、図4に示されるように、ディスクの
回転がn倍速で、再生時間をTrw、移動に必要な移動時
間をTa、データ放出時間を両方同じTcodecとして、同時
に切れ目なくデコードを行うとすると、その最も長い周
期Tは、以下の関係式で表される。 T=2×Trw+2×Ta=Trw+Tcodec ・・・・・・・(2) 許容される最大の移動時間Taは、 Ta=(Tcodec−Trw)/2 ここでは、前記したものと同様に、 Rrw=n×Rrw1 Trw=Bm/(Rrw−Rcodec) Tcodec=Bm/Rcodec
【0051】例えば、n=3、Rrw1=11Mbps、Rcodec
=6Mbps、Bm=16Mbitsでは、上記(2)式より、 T=16/(33−6)+16/6=3.26(秒) Ta=(8/6−8/(33−6))=1.04(秒) 程度の時間となる。
【0052】この移動時間Taは、移動後にサーボ系が安
定し、トラックのデータ再生が開始出来るまでの時間で
あり、最内周と最外周を往復する場合が最悪の場合とな
る。上記の式より、ディスクの回転の倍数nが大きい
程、バッファメモリの容量Bmが大きい程、またデコード
のレートRcodecが小さい程、移動時間Taに余裕が生まれ
る。
【0053】また、上記の計算は、2箇所の同時再生の
場合であるが、前記で述べた、2箇所での同時記録・再
生動作の場合についても、ディスクへの記録動作ではバ
ッファに蓄積されたデータを放出、エンコードではバッ
ファにデータを蓄積する動作となり、再生の場合のバッ
ファの使い方と逆の動作になるだけであり、時間的には
全く同様の計算式が適用出来る。例えば記録用にバッフ
ァAを割り当てた場合、図4の中の破線で示したものが
バッファAのデータの増減を示す。
【0054】(音声信号について)本方式では、前記し
たように予め記録された映像信号に対し、新たに入力し
た音声信号をエンコードし、同一ディスク11の別の領
域にアフレコ記録を行うものである。映像はデータ量が
多いため、通常圧縮技術(MPEG2)を適用するが、
一般的に、音声信号に関し圧縮技術を適用した場合、元
の音声信号と新たな音声信号との情報量の差が生じ、結
果としてエンコードされたデータ量が異なり、元の記録
容量に対し過不足が生じる。
【0055】本発明では、元の領域とは別の領域に記録
を行うのでこれによる不都合は生じない。したがって、
アフレコ音声に関しては、非圧縮・圧縮、及び圧縮の方
式を選ばない。
【0056】元の記録は完全に保存されるため、満足出
来るまで何度もアフレコ操作を繰り返すことが出来る
し、各々別ファイルとして記録出来るので、異なるバー
ジョンのアフレコ記録が再生可能である。勿論、元の記
録状態での再生を行うことも出来る。
【0057】また、この方式では元の音声信号と新たに
入力される音声信号との両方を記録したい場合、例えば
音声2CH(チャンネル)の内、片CHに元の音声信号
を(元々2CH音声であれば、1CHにミックスダウン
する。)、他の片CHに新たな音声信号を割り当てて記
録し、再生時にどちらかを選択する方法も選択可能であ
る。更に、元の音声信号と新たに入力するアフレコ音声
信号を、各々のCHでミックスして、再エンコード・記
録することも可能である。
【0058】(映像との同期について)本方式の場合、
音声のアフレコ情報は元の映像音声の記録とは別の領域
に別のファイルとして記録されるため、元の映像に対し
て時間を同期させる時間情報をエンコードデータの中に
埋め込み、再生時にこの情報により映像とタイミングを
合わせる。
【0059】(規格上の取扱いについて)前述したよう
に、記録型のDVD規格では、動画に対して基本的にア
フレコの機構を有していない。ただし、Other Director
ies及びOther Filesの規定があり、記録再生装置固有の
記録を行うことが許されている。本発明ではこの領域に
オーディオのアフレコ記録を行う。
【0060】(記録・再生速度について)時分割での記
録再生速度に対しては、映像・音声信号のリアルタイム
のエンコード・デコードレートに対し、明らかに2倍以
上のレートでの記録再生能力が必要である。更に本発明
の場合、図3に示されるように元の映像音声記録再生位
置(図3のオリジナル記録部31)とアフレコ音声記録
再生位置(図3のアフレコ記録部32)は基本的に別の
場所であり(両者の位置は出来るだけ近い方が実用
的)、ある程度の距離をピックアップPU(13)は頻
繁に移動するための時間ロスを想定して、記録再生速度
を設定する必要がある。また、同様に記録用及び再生用
バッファメモリの容量も適切に設定する必要がある。
【0061】(記録の信頼性について)本方式では、元
の記録領域はそのまま重書きせずに残し、新たに別の領
域に音声のアフレコ記録を行うため、仮にディスクの再
生エラー・記録エラーがあってもやり直しがきき、極め
て安全といえる。ただし、そのために、新たに記録する
ためのディスクの空き領域を確保しておく必要がある。
【0062】
【発明の効果】以上の説明のように、請求項1の発明
は、再生時に再生用バッファメモリとして記録用バッフ
ァメモリも使用され、再生用バッファメモリが増大され
るので、ピックアップPUの移動回数を、減少させるこ
とが出来、装置の安定性を増すことが出来る。また、複
数の記録再生装置を用いることなく一台の装置で再生用
増大バッファメモリを映像用バッファメモとアフレコ音
声用バッファメモに分割して最大限に各バッファメモリ
を活用したアフレコ記録が出来る。また、元の映像音声
データは確保されており、消失したりダメージを受ける
危険性はない。
【0063】また、請求項2の発明は、再生時に再生用
バッファメモリとして記録用バッファメモリも使用さ
れ、再生用バッファメモリが増大されるので、ピックア
ップPUの移動回数を、減少させることが出来、装置の
安定性を増すことが出来る。また、動作中に、再生エラ
ー・記録エラーがあっても再度やり直しが出来、安全で
ある。また、元の同じ映像音声に対し、複数のアフレコ
記録のバージョンが作成出来る。
【0064】また、請求項3の発明は、通常の記録時に
記録用のバッファメモリと再生用のバッファメモリとを
切り替えて使用することにより、再生または記録時に、
バッファをまとめて使用することが出来、装置の安定性
を増加させることが出来、特に再生時に、読み取りエラ
ーによるリトライの回数を増加させることが出来、装置
の読取り性能を向上させること出来る。
【0065】また、請求項4の発明は、通常の記録時に
記録用のバッファメモリと再生用のバッファメモリとを
切り替えて使用することにより、再生または記録時に、
バッファをまとめて使用することが出来、装置の安定性
を増加させることが出来、特に再生時に、読取りエラー
によるリトライの回数を増加させることが出来、装置の
読取り性能を向上させること出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク記録装置(方法)の一実施例
のブロック構成図を示した図である。
【図2】本発明のディスク記録装置(方法)の他の実施
例のブロック構成図を示した図である。
【図3】本発明のディスク記録装置のアフレコ記録を説
明した図である。
【図4】再生箇所Aの再生にバッファAを、別の再生箇
所Bの再生にバッファBを割り当てた時、双方の再生と
移動の動作と、バッファのデータ量の増減との関係を示
した図である。
【図5】従来の同時記録再生方式のディスク記録装置の
一例のブロック構成図を示した図である。
【符号の説明】
10A 記録用増大バッファメモリ 10B 再生用増大バッファメモリ 11 ディスク媒体(ディスク) 12 スピンドルモータ 13 ピックアップ(PU) 14 アンプ(増幅器) 15 物理フォーマットデコーダ 16 再生用バッファメモリ 17 AVデコーダ 18 映像信号出力 19 音声信号出力 20 アフレコ音声信号入力 21 AVエンコーダ 22 記録用バッファメモリ 23 物理フォーマットエンコーダ 24 ドライバ 25 スイッチ(SW) 26 入力映像信号 27 入力音声信号 28,29 切換えスイッチ(SW) 31 オリジナル記録部(記録済みの領域) 32 アフレコ記録部(別の領域) T ディスクの回転がn倍速時(再生時間Trw、移動時
間Ta)の最も長いバッファ周期 Ta 移動時間 Trw 記録再生時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 5/91 C 5/92 5/92 H G11B 27/02 K Fターム(参考) 5C052 AA03 AC01 CC11 DD06 5C053 FA14 FA24 FA25 GA08 GA11 GB38 HA27 HA33 JA02 KA01 KA08 KA16 LA06 5D044 AB07 BC06 CC04 EF03 EF07 FG10 FG18 FG21 5D110 AA17 AA29 CA02 CB04 CB06 CD05 CD26 CK26 CK28

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交換可能で書換え可能なディスク媒体に対
    し、記録・再生動作を時分割的に行う機能を有するディ
    スク記録再生方法において、 アフレコ記録時は、前記ディスク媒体の既に記録済みの
    領域からの映像音声信号のうち少なくとも映像信号を再
    生・デコード・出力すると共に、前記再生・デコード・
    出力した信号の内少なくとも音声信号出力と新たに入力
    された音声信号とをエンコードするか又は前記新たに入
    力された音声信号のみをエンコードし、記録用バツファ
    メモリを介して前記ディスク媒体の記録済みの領域とは
    別の領域に時分割的にアフレコ記録を行い、 再生時は、再生用バッファメモリ容量を増大させるため
    に前記記録用バッファメモリを再生用バッファメモリに
    切り替え、前記記録用バツファメモリと前記再生用バツ
    ファメモリとの両方よりなる再生用増大バッファメモリ
    を記録映像用とアフレコ音声用とに分割し、その分割し
    た各バッファメモリを介して元の記録映像信号とアフレ
    コ音声信号との双方を時分割的に再生し、デコードして
    出力するようにしたことを特徴とするディスク記録再生
    方法。
  2. 【請求項2】交換可能で書換え可能なディスク媒体に対
    し、記録・再生動作を時分割的に行なう機能を有するデ
    ィスク記録再生装置において、 アフレコ記録時に、前記ディスク媒体の既に記録済みの
    領域からの映像音声信号のうち少なくとも映像信号を再
    生用バツファメモリを介して再生・デコード・出力する
    AVデコーダと、 前記アフレコ記録時に、前記再生・デコード・出力した
    信号の内少なくとも音声信号出力と新たに入力された音
    声信号とをエンコードするか又は前記新たに入力された
    音声信号のみをエンコードし、そのエンコードされた信
    号を前記記録用バツファメモリに供給し、前記ディスク
    媒体の記録済みの領域とは別の領域に時分割的にアフレ
    コ記録動作を行わせるAVエンコーダと、 再生時に、再生メモリ容量を増大させるために、切り替
    えて再生用として使用される前記記録用バツファメモリ
    と前記再生用バツファメモリとの両方よりなり、元の記
    録映像信号とアフレコ音声信号との双方を一時的に格納
    して、その格納された信号を前記AVデコーダに供給す
    る再生用増大バッファメモリとを有して構成したことを
    特徴とするディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】交換可能で書換え可能なディスク媒体に対
    し、再生用バツファメモリを介して得た信号をアフレコ
    音声信号と共に記録用バツファメモリを介して行うアフ
    レコ記録再生と前記アフレコ記録再生以外の通常の記録
    再生とが可能なディスク記録再生方法において、 前記通常の記録時には、映像音声信号をエンコードし、
    記録用バッファメモリ容量を増大するために前記再生用
    バッファメモリを記録用バッファメモリに切り替え、前
    記記録用バツファメモリと前記再生用バツファメモリと
    の両方よりなる記録用増大バッファメモリを介して前記
    ディスク媒体に記録し、 前記通常の再生時は、再生用バッファメモリ容量を増大
    するために前記記録用バッファメモリを再生用バッファ
    メモリに切り替え、前記記録用バツファメモリと前記再
    生用バツファメモリとの両方よりなる再生用増大バッフ
    ァメモリを介して元の記録映像信号と音声信号との双方
    を前記ディスク媒体より再生しデコードして出力するよ
    うにしたことを特徴とするディスク記録再生方法。
  4. 【請求項4】交換可能で書換え可能なディスク媒体に対
    し、再生用バツファメモリを介して得た信号をアフレコ
    音声信号と共に記録用バツファメモリを介して行うアフ
    レコ記録再生と前記アフレコ記録再生以外の通常の記録
    再生とが可能なディスク記録再生装置において、 前記通常の記録時には、 映像音声信号をエンコードし、前記ディスク媒体に記録
    動作を行わせるAVエンコーダと、 記録メモリ容量を増大するために、切り替えて記録用と
    して使用される前記再生用バツファメモリと前記記録用
    バツファメモリとの両方に、記録映像信号と音声信号と
    の双方を一時的に格納して、その格納された信号を前記
    ディスク媒体に供給する記録用増大バッファメモリとを
    有し、 前記通常の再生時には、 再生メモリ容量を増大するために、切り替えて再生用と
    して使用される前記記録用バツファメモリと前記再生用
    バツファメモリとの両方よりなり、元の記録映像信号と
    音声信号との双方が一時的に格納される再生用増大バッ
    ファメモリと、 前記再生用増大バツファメモリよりの信号が供給され既
    に記録済みの領域からの映像音声信号をデコードするA
    Vデコーダとを有して構成したことを特徴とするディス
    ク記録再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004049329A1 (ja) * 2002-11-28 2004-06-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. データ処理装置
WO2004071083A1 (ja) * 2003-02-05 2004-08-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 記録再生装置

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WO2004071083A1 (ja) * 2003-02-05 2004-08-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 記録再生装置
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