JP2002111811A - 携帯機器 - Google Patents

携帯機器

Info

Publication number
JP2002111811A
JP2002111811A JP2000295635A JP2000295635A JP2002111811A JP 2002111811 A JP2002111811 A JP 2002111811A JP 2000295635 A JP2000295635 A JP 2000295635A JP 2000295635 A JP2000295635 A JP 2000295635A JP 2002111811 A JP2002111811 A JP 2002111811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
display
mobile phone
portable device
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000295635A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Higashiyama
直人 東山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000295635A priority Critical patent/JP2002111811A/ja
Publication of JP2002111811A publication Critical patent/JP2002111811A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性に優れる携帯機器を提供する。 【解決手段】 複数の独立した入力キー部材を備える携
帯機器であって、複数の入力キー部材のそれぞれが可変
表示部材8を含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は携帯機器に関し、
より特定的には、使用者が入力動作を行なうための入力
部を備える携帯機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器、特に携帯電話機や個人
情報端末あるいは通信機能を備えたノート型パソコンな
どの携帯機器は、小型化および軽量化が急速に進んでき
ている。図8は、このような携帯機器の例としての従来
の携帯電話機を示す模式図である。また、図9は、図8
に示した携帯電話機のブロック図である。図8および9
を参照して、従来の携帯電話機を説明する。
【0003】図8を参照して、携帯電話機109は、レ
シーバ105とマイク106と表示部110と入力動作
を行なう入力部とを備える。レシーバ105は通話相手
の音声を使用者に伝える機能を有し、本体の上部に配置
されている。マイク106は使用者が音声入力を行なう
ために用いられ、本体の下部に配置されている。表示部
110は、電話番号リストや電子メールなどの文字情
報、画像などの映像情報などの各種情報を可変表示する
ためのものである。表示部110には液晶表示装置が用
いられる。入力部は、操作キー111、112a〜11
2d、113a〜113lを含む。また、本体の上部に
はアンテナ114が設置されている。
【0004】携帯電話機109の操作キー111、11
2a〜112d、113a〜113lには、それぞれの
操作キーの機能を示す文字、数字および記号などの表示
が付加されている。操作キー111、112a〜112
d、113a〜113lに表示を付加する方法として
は、たとえば操作キー111、112a〜112d、1
13a〜113lを構成するキーラバーを透明もしくは
半透明にして、このキーラバー下に位置する部材の表面
に所定の文字などを印刷する方法や、操作キー111、
112a〜112d、113a〜113lの上部表面に
所定の文字などを印刷する方法が用いられる。
【0005】図9に示すように、携帯電話機109は操
作キー111、112a〜112d、113a〜113
lを含む操作部104、マイク106、レシーバ105
および表示部110を制御する中央制御部103を備え
る。表示部110と中央制御部103とは表示制御部1
02を介して接続されている。表示制御部102は表示
部110の表示内容を制御するために用いられる。中央
制御部103、操作部104、マイク106、レシーバ
105、表示制御部102、表示部110の間は制御信
号を伝送するための導電線により接続されている。
【0006】図8および9を参照して、携帯電話機10
9の動作を簡単に説明する。操作キー111、112a
〜112d、113a〜113lを含む操作部104に
おいて、電話をかける、あるいは電子メールの作成・送
信などを行なうという作業に対応して、使用者が操作部
104に対して操作キー111、112a〜112d、
113a〜113lのキー入力といった操作を行なう。
使用者が操作部104を操作することにより発生した信
号は、操作部104から中央制御部103へと伝送され
る。中央制御部103においては、操作部104からの
信号に基づいて、マイク106、レシーバ105、表示
制御部102およびその他の送受信回路などを制御す
る。表示制御部102は、中央制御部103からの制御
信号に基づいて表示部110の表示内容を制御する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図8および9に示した
携帯電話機109では、近年、電話機としての機能だけ
でなく、個人情報端末としての機能などさまざまな機能
を有するように高機能化してきている。一方、携帯電話
機109を小型化、軽量化するという要求もますます強
まってきている。このため、操作部104の操作キー1
11、112a〜112d、113a〜113lの数を
増加させずに、さまざまな機能(モード)によって同一
の操作キー対して異なる機能を割当てることが実施され
ている。このため、図8に示したように操作キー112
a〜112d、113a〜113lには、操作キーに割
当てられたさまざまな機能に対応して、それぞれの操作
キーに割当てられた複数の機能を表示する記号が印刷さ
れている。
【0008】たとえば、操作キー113bについて考え
る。電話番号などの数字を入力する場合(数字入力モー
ド)は、操作キー113bは2の入力に用いられる。ま
た、ひらがなを入力する場合(ひらがな入力モード)に
は、操作キー113bはか行のひらがなを入力するため
に用いられる。また、アルファベットを入力する場合
(アルファベット入力モード)には、操作キー113b
はabcという3つのアルファベットのいずれかを入力
するために用いられる。
【0009】このように、1つの操作キーに対して複数
の機能を割当てるため、操作キー112a〜12d、1
13a〜113lの表面には複数の機能に対応した複数
の記号がまとめて表示される。この結果、操作キー11
2a〜112d、113a〜113lの表面には、大変
細かな字で複数の記号が表示されているため、使用者に
とって、操作キーに割当てられた機能を示す表示が小さ
く見難いだけでなく、現在操作キーキー112a〜11
2d、113a〜113lを押下した場合、数字、ひら
がな、アルファベットのうちいずれの入力ができるの
か、分かり難い場合がある(たとえば操作キー113b
を押下した場合に、2が入力されるのか、か行のひらが
なが入力されるのか、あるいはアルファベットのabc
が入力されるのかを使用者が容易に判別することができ
ない場合がある)。すなわち、携帯電話機109は多機
能化したものの、操作性はかえって低下している場合が
あった。
【0010】また、従来の携帯電話機109では、使用
者などが後から操作キーに新たな機能を割当てることは
ほとんど行なわれていなかった。さらに、操作キー11
2a〜112d、113a〜113lにその機能に対応
した記号が直接印刷などにより付加されているので、使
用者がそれぞれの操作キーに対して割当てられた機能を
変更できたとしても、操作キー112a〜112d、1
13a〜113lに表示された記号を任意に変更するこ
とは難しかった。
【0011】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたものであり、この発明の目的は、操作性
に優れる携帯機器を提供することである。
【0012】また、この発明のもう1つの目的は、携帯
機器の操作キーに割当てられる機能を変更できると同時
に、操作キーの機能を示す表示も割当てられた機能に対
応して変更することが可能な携帯機器を提供することで
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の一の局面にお
ける携帯機器は、複数の独立した入力キー部材を備える
携帯機器であって、複数の入力キー部材のそれぞれが可
変表示部材を含むことを特徴とする(請求項1)。
【0014】このようにすれば、携帯機器において、入
力モードが切り替わる度に入力キー部材に割当てられた
機能を表示する記号を可変表示部材において切り替えて
表示することができる。この結果、使用者が当該入力キ
ー部材に対して割当てられた機能を誤認することを防止
できる。したがって、操作性に優れる携帯機器を提供す
ることができる。
【0015】また、入力キー部材が可変表示部材を含む
ので、携帯機器の制御ソフトウェアの更新・変更などに
よって入力キー部材に割当てられた機能が変更される場
合に、その新しく割当てられた機能に対応する表示を可
変表示部において表示させることができる。この結果、
制御ソフトウェアの更新・変更などに容易に対応するこ
とが可能な携帯機器を得ることができる。
【0016】また、可変表示部材において、入力キー部
材に対して割当てられた機能を示す表示記号を入力モー
ドごとに切換えて表示することができるので、従来のよ
うに、当該入力キー部材に割当てられた機能をすべて同
時に表示しておく必要がない。このため、それぞれの機
能を示す表示記号の大きさを従来より大きくすることが
できる。したがって、入力キー部材の機能を示す表示記
号の視認性を向上させることができるので、携帯機器の
操作性を向上させることができる。また、このように表
示記号を大きくすることにより、たとえば、視覚機能が
衰えてきたような使用者にとって、より使いやすい携帯
機器を提供できる。
【0017】また、使用者がキー操作を行なう場合に、
一連の操作において次に使用者が押圧できる入力キー部
材の可変表示部材にのみ、明示的に必要な表示記号を表
示しておくことにより、使用者のキー操作に対するガイ
ドを実施できる(入力ガイド機能を携帯機器において実
現できる)。この結果、使用者が誤った入力キー部材を
押圧する(誤ったキー操作を行なう)可能性を低減でき
る。
【0018】また、入力キー部材の外観を従来の携帯機
器の入力キー部材と同様とすることができるので、本発
明による携帯機器の筐体などについて従来の携帯機器の
設計を流用することができる。したがって、本発明によ
る携帯機器の開発コストを低減できる。
【0019】また、可変表示部材を含む入力キー部材の
それぞれが独立した形で携帯機器に設置されるので、複
数の入力キー部材のうちの一部が故障したような場合
に、その故障が発生した入力キー部材のみを交換するこ
とにより、容易に携帯機器の修理を行なうことができ
る。
【0020】また、複数の入力キーの機能を1つのタッ
チパネルで実現した場合、入力キー部材に対応する部分
がどこにあるかを触覚で認識することができないといっ
た問題がある。しかし、本発明のように複数の独立した
入力キー部材を用いれば、触覚により入力キー部材を容
易に判別できるので、使用者による入力キー部材の押し
間違いの発生を抑制できる。
【0021】上記一の局面における携帯機器では、入力
キー部材は可変表示部材上に位置する保護部材を含むこ
とが好ましい(請求項2)。
【0022】この場合、保護部材が可変表示部材上に位
置しているので、携帯機器の外部からの衝撃が可変表示
部材に直接到達することを防止できる。したがって、こ
のような衝撃により可変表示部材が故障することを防止
できる。
【0023】この発明の他の局面における携帯機器は、
表示面を有する可変表示部材と、可変表示部材の表示面
上に配置され、表示面を視認することが可能であって凸
形状の入力キー部を有するカバー部材とを備える(請求
項3)。
【0024】このようにすれば、携帯機器において、入
力モードが切り替わる度に入力キー部に割当てられた機
能を表示する記号を、可変表示部材の入力キー部下に位
置する領域において切り替えて表示することができる。
この結果、使用者が当該入力キー部に対して割当てられ
た機能を誤認することを防止できる。したがって、操作
性に優れる携帯機器を提供することができる。
【0025】また、可変表示部材を備えるので、携帯機
器の制御ソフトウェアの更新・変更などによって入力キ
ー部に割当てられた機能が変更される場合に、その新し
く割当てられた機能に対応する表示を可変表示部におい
て表示させることができる。この結果、制御ソフトウェ
アの更新・変更などに容易に対応することが可能な携帯
機器を得ることができる。
【0026】また、可変表示部材において、入力キー部
に対して割当てられた機能を示す表示記号を入力モード
ごとに切換えて表示することができるので、従来のよう
に、当該入力キー部に割当てられた機能をすべて同時に
表示しておく必要がない。このため、それぞれの機能を
示す表示記号の大きさを従来より大きくすることができ
る。したがって、入力キー部の機能を示す表示記号の視
認性を向上させることができるので、携帯機器の操作性
を向上させることができる。
【0027】また、使用者がキー操作を行なう場合に、
一連の操作において次に使用者が押圧できる入力キー部
下に位置する可変表示部の部分にのみ、明示的に必要な
表示記号を表示しておくことにより、使用者のキー操作
に対するガイドを実施できる(入力ガイド機能を携帯機
器において実現できる)。この結果、使用者が誤った入
力キー部を押圧する可能性を低減できる。
【0028】また、入力キー部の外観を従来の携帯機器
の入力キー部と同様とすれば、本発明による携帯機器の
筐体などについて従来の携帯機器の設計を流用すること
ができる。したがって、本発明による携帯機器の開発コ
ストを低減できる。
【0029】また、従来のような複数の入力キーの機能
を1つのタッチパネルで実現した場合、入力キー部に対
応する部分がどこにあるかを触覚で認識することができ
ないといった問題がある。しかし、本発明のように凸形
状の入力キー部を有するカバー部材を用いれば、触覚に
より入力キー部を容易に判別できるので、使用者による
入力キー部の押し間違いの発生を抑制できる。
【0030】また、カバー部材が可変表示部材上に位置
しているので、携帯機器の外部からの衝撃が可変表示部
材に直接到達することを防止できる。したがって、この
ような衝撃により可変表示部材が故障することを防止で
きる。
【0031】上記他の局面における携帯機器は、可変表
示部材とカバー部材との間に位置し、入力キー部が押圧
されたことを検出する検知部材をさらに備えていてもよ
い(請求項4)。
【0032】このようにすれば、検知部材によって入力
キー部が押圧されたことを確実に検出できる。
【0033】また、この検知部材が、携帯機器の外部か
らの衝撃を吸収する衝撃吸収部材として作用するので、
このような衝撃により可変表示部材が故障することをよ
り確実に防止できる。
【0034】上記他の局面における携帯機器では、入力
キー部が押圧されたことを検出する機能を可変表示部材
が有していてもよい(請求項5)。
【0035】この場合、携帯機器の入力部の構成とし
て、入力キー部が押圧されたことを検知するための部材
を別に用意する必要はない。この結果、携帯機器の構造
を簡略化できる。また、検知部材などを別に必要としな
いので、携帯機器の小型化、軽量化を容易に行なうこと
ができる。
【0036】上記一の局面または他の局面における携帯
機器では、可変表示部材は液晶表示部材であってもよい
(請求項6)。
【0037】この場合、可変表示部材として、従来から
用いられており調達コストが低くまた省スペース化が可
能な液晶表示部材を用いるので、携帯機器の小型化、軽
量化、低コスト化を容易に実現することができる。
【0038】上記一の局面または他の局面における携帯
機器は、可変表示部材を制御する制御手段をさらに備え
ていてもよい(請求項7)。
【0039】この場合、制御手段を構成するソフトウェ
アなどを変更することにより、可変表示部材における表
示を容易に変更できる。この結果、使用者が入力キーに
割当てた機能を変更することに伴って可変表示部材にお
ける表示を任意に変更する、あるいは上記ソフトウェア
を更新することで制御手段をより改善されたものに変更
するといったことを容易に行なうことができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一ま
たは相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明
は繰返さない。
【0041】(実施の形態1)図1は、本発明による携
帯機器としての携帯電話機の実施の形態1のブロック図
である。また、図2は、本発明による携帯電話機の実施
の形態1の数字入力モードを示す模式図である。また、
図3は、図1および2に示した携帯電話機における、操
作キーを示す斜視模式図である。また、図4は、図1お
よび2に示した携帯電話機において、アルファベット入
力モードとなった場合を示す模式図であり、図5は、ひ
らがな入力モードとなった携帯電話機を示す模式図であ
る。図2、4および5は、携帯電話機9の正面図に対応
する。
【0042】図1および2を参照して、携帯電話機9
は、入力キー部材としての操作キー11、12a〜12
d、13a〜13lを含む操作部4と、本体上部に配置
され、通話相手の音声を使用者に伝えるためのレシーバ
105と、本体下部に配置され、使用者の音声を入力す
るためのマイク6と、電子メールやその他の必要な情報
を表示するための表示部10とを備える。携帯電話機9
の本体上部にはアンテナ14が配置されている。
【0043】携帯電話機9は操作部4、マイク6、レシ
ーバ5、キー表示部8および表示部10を制御する中央
制御部3を備える。表示部10と中央制御部3とは表示
制御部2を介して接続されている。キー表示部8と中央
制御部3とはキー表示制御部7を介して接続されてい
る。表示制御部2は表示部10の表示内容を制御するた
めに用いられる。キー表示制御部7は、操作キー11、
12a〜12d、13a〜13lの各機能に対応した表
示を行なうキー表示部8を制御する。中央制御部3、操
作部4、マイク6、レシーバ5、表示制御部2、表示部
10、キー表示部8およびキー表示制御部7の間は制御
信号を伝送するための導電線により接続されている。
【0044】操作キー11、12a〜12d、13a〜
13lを含む操作部4において、使用者が操作キーを押
下して入力操作を行なうと、その情報が中央制御部3へ
と伝えられる。中央制御部3は、操作部4からの情報に
基づいてマイク6、レシーバ5、表示制御部2およびキ
ー表示制御部7に対して必要な制御信号を伝送すること
によりこれらの各部を制御する。
【0045】可変表示部材としてのキー表示部8は、図
3に示すように、入力キー部材としての操作キー25の
底部に取付けられれいる。このキー表示部8としては、
液晶表示装置などを用いることができる。このように、
キー表示部材8として、従来から用いられており調達コ
ストが低くまた省スペース化が可能な液晶表示装置を用
いれば、携帯電話機9の小型化、軽量化、低コスト化を
容易に実現することができる。
【0046】このキー表示部8上には保護部材としての
キーラバー15が設置されている。このキーラバー15
はキー表示部8を視認することが可能となっており、透
明もしくは半透明状の部材からなる。操作キー11、1
2a〜12d、13a〜13lは、図3に示した操作キ
ー25と基本的に同様の構造を備える。この場合、キー
ラバー15がキー表示部8上に位置しているので、携帯
電話機9の外部からの衝撃がキー表示部8に直接到達す
ることを防止できる。したがって、このような衝撃によ
りキー表示部8が故障することを防止できる。
【0047】図1〜5を参照して、携帯電話機9の動作
を説明する。操作部4において、入力モードをアルファ
ベット入力モードへと変更するように使用者がキー操作
を行なうと、その情報は中央制御部3へと伝えられる。
そして、中央制御部3はキー表示制御部7へ所定の信号
を送る。この信号により、キー表示制御部7はキー表示
部8の表示を図4に示すように変更する。
【0048】また、操作部4において、入力モードをひ
らがな入力モードへと変更するように使用者が操作を行
なった場合、その情報は中央制御部3へとの伝えられ
る。そして、上記の場合と同様に中央制御部3はキー表
示制御部7へ所定の信号を伝送する。その後、キー表示
制御部7によってキー表示部8の表示が図5に示すよう
に変更される。
【0049】このように、入力モードが切り替わる度に
入力キー部材としての操作キー11、12a〜12d、
13a〜13lに割当てられた機能を表示する記号をキ
ー表示部8において切り替えて表示することができる。
この結果、使用者が操作キー11、12a〜12d、1
3a〜13lに対して割当てられた機能を誤認すること
を防止できる。したがって、操作性に優れる携帯電話機
9を提供することができる。
【0050】また、操作キー11、12a〜12d、1
3a〜13lがキー表示部8を含み、さらに携帯電話機
9は制御手段としての中央制御部8やキー表示制御部7
を備えているので、中央制御部8やキー表示制御部7の
制御ソフトウェアの更新・変更などによってキー表示部
8における表示を容易に変更できる。この結果、使用者
が操作キーに割当てた機能を変更することに伴ってキー
表示部8における表示を任意に変更する、あるいは制御
ソフトウェアを更新することで中央制御部8などでの制
御をより改善されたものに変更するといったことを容易
に行なうことができる。さらに、操作キー11、12a
〜12d、13a〜13lに割当てられた機能が変更さ
れる場合に、その新しく割当てられた機能に対応してキ
ー表示部8における表示を容易に変更できる。
【0051】また、キー表示部8において、操作キー1
1、12a〜12d、13a〜13lに対して割当てら
れた機能を示す表示記号を入力モードごとに切換えて表
示することができるので、従来のように、操作キー1
1、12a〜12d、13a〜13lに割当てられた機
能をすべて同時に表示しておく必要がない。このため、
それぞれの機能を示す表示記号の大きさを従来より大き
くすることができる。したがって、この表示記号(たと
えば、図2に示した操作キー13aの1という数字)の
視認性を向上させることができるので、携帯電話機9の
操作性を向上させることができる。また、このように表
示記号を大きくすることにより、たとえば、視覚機能が
衰えてきたような使用者にとって、携帯電話機9をより
使いやすくすることができる。
【0052】また、使用者がキー操作を行なう場合に、
一連の操作において次に使用者が押圧できる操作キー1
1、12a〜12d、13a〜13lのキー表示部8に
のみ、明示的に必要な表示記号を表示しておくことによ
り、入力ガイド機能を携帯機器において実現できる。こ
の結果、使用者が誤ったキー操作を行なう可能性を低減
できる。
【0053】また、操作キー11、12a〜12d、1
3a〜13lの外観は従来の携帯電話機の操作キーと同
様であるので、携帯電話機9の筐体などについて従来の
携帯電話機の設計を流用することができる。したがっ
て、携帯電話機9の開発コストを低減できる。
【0054】また、操作キー11、12a〜12d、1
3a〜13lのそれぞれが独立した形で携帯電話機9に
設置されるので、操作キー11、12a〜12d、13
a〜13lの一部の操作キーが故障したような場合に、
その故障が発生した操作キーのみを交換することによ
り、容易に携帯電話機9の修理を行なうことができる。
【0055】また、複数の独立した操作キー11、12
a〜12d、13a〜13lを用いれば、触覚により操
作キー11、12a〜12d、13a〜13lの位置を
容易に判別できるので、使用者による操作キーの押し間
違いの発生を抑制できる。
【0056】(実施の形態2)図6は、本発明による携
帯電話機の実施の形態2を示す断面模式図である。図6
を参照して、本発明による携帯電話機の実施の形態2を
説明する。
【0057】図6に示すように、携帯電話機9は、基本
的に本発明の実施の形態1による携帯電話機と同様の構
造を備える。すなわち、携帯電話機9は、表示部10と
操作キー13b、13e、13h、13kを含む操作部
とマイク(図示せず)とレシーバ(図示せず)とを備え
る。また、携帯電話機9の筐体はフロントケース17と
リアケース18とから構成される。筐体の内部には、制
御回路等が実装された基板21が設置されている。携帯
電話機9の後部には、電源としての電池20を収容する
凹部が形成されている。この凹部の内部には電池20が
収納され、さらにこの電池20を覆うように電池カバー
19がリアケース18と部分的に嵌合するように取付け
られている。なお、図6に示した携帯電話機9の正面図
は、基本的に図2に示した本発明の実施の形態1による
携帯電話機9の正面図と同様である。
【0058】携帯電話機9の操作部においては、基板2
1上に可変表示部材としての液晶表示装置22が設置さ
れている。液晶表示装置22上にはカバー部材としての
キーラバー体16が設置されている。キーラバー体16
は凸形状の入力キー部である操作キー11、12a〜1
2d、13a〜13lが形成されている。この入力キー
部としての操作キー11、12a〜12d、13a〜1
3lは、フロントケース17におけるそれぞれの操作キ
ー11、12a〜12d、13a〜13lに対応する領
域に形成された開口部23から外側へと突出するように
配置されている。操作キー11、12a〜12d、13
a〜13lの下に位置する領域である表示部26では、
液晶表示装置22にそれぞれの操作キー11、12a〜
12d、13a〜13lに対応する記号が表示されてい
る。そして、本発明の実施の形態1における携帯電話機
のキー表示部8と同様に、操作モードごとに液晶表示装
置22の表示部26に表示される内容は切換わる。ま
た、図6に示した携帯電話機9の制御機構は、基本的に
本発明の実施の形態1による携帯電話機9と同様であ
り、その制御ブロック図は図1に示したブロック図と同
様となる。この結果、本発明の実施の形態1による携帯
電話機と同様の効果を得ることができる。
【0059】また、液晶表示装置22上にはカバー部材
としてのキーラバー体16が配置されているので、外部
からの衝撃をこのキーラバー体16で吸収できる。した
がって、液晶表示装置22が外部から衝撃により損傷す
ることを防止できる。
【0060】また、可変表示部材として、従来から用い
られており、比較的低コストかつ省スペース化が可能な
液晶表示装置22を用いるので、携帯電話機9の小型化
・軽量化を容易に行なうことができる。
【0061】なお、液晶表示装置22の表面には、どの
操作キー11、12a〜12d、13a〜13lが押圧
されたかを検知するためのタッチパネル部が形成されて
いる。この結果、操作キー11、12a〜12d、13
a〜13lのいずれの操作キーが押下されたかを容易に
検出することができる。また、キーラバー体16と液晶
表示装置22との間に、操作キー11、12a〜12
d、13a〜13lが押圧されたことを検出するための
別の部材を配置する必要がないので、携帯電話機9の小
型化・軽量化に有利である。
【0062】また、キーラバー体16の操作キー11、
12a〜12d、13a〜13lの外形は、基本的に従
来の携帯電話機の操作キーと同様とすることができる。
この場合、携帯電話機9のフロントケース17につい
て、従来の携帯電話機のフロントケースの設計を流用で
きるので、携帯電話機9の開発コストを低減できる。
【0063】また、凸形状の入力キー部としての操作キ
ー11、12a〜12d、13a〜13lを有するキー
ラバー体16を用いているので、触覚により操作キー1
1、12a〜12d、13a〜13lを容易に判別でき
る。したがって、使用者による操作キー11、12a〜
12d、13a〜13lの押し間違いの発生を抑制でき
る。
【0064】図7は、図6に示した本発明による携帯電
話機の実施の形態2の変形例を示す断面模式図である。
図7を参照して、本発明による携帯電話機の実施の形態
2の変形例は、基本的には図6に示した携帯電話機と同
様の構造を備える。ただし、図7に示した携帯電話機9
においては、液晶表示装置22とキーラバー体16との
間に、どの操作キー11、12a〜12d、13a〜1
3lが押圧されたかを検出するためのタッチパネル部材
24が配置されている。このようにしても、図6に示し
た携帯電話機と同様の効果を得ることができる。さら
に、タッチパネル部材24は、液晶表示装置22を外部
の衝撃から保護するための衝撃吸収体としての作用も有
する。そのため、液晶表示装置22がこのような外部の
衝撃によって故障することをより確実に防止できる。ま
た、タッチパネル部材24により、どの操作キー11、
12a〜12d、13a〜13lが押圧されたかを確実
に検出できる。
【0065】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【0066】
【発明の効果】このように、本発明によれば、操作キー
における表示を従来よりも大きくして見やすくするとと
もに、入力モードによってその表示を切換えることによ
り、操作性の優れた携帯機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による携帯電話機の実施の形態1のブ
ロック図である。
【図2】 本発明による携帯電話機の実施の形態1の数
字入力モードを示す模式図である。
【図3】 図1および2に示した携帯電話機における、
操作キーを示す斜視模式図である。
【図4】 図1および2に示した携帯電話機において、
アルファベット入力モードとなった場合を示す模式図で
ある。
【図5】 図1および2に示した携帯電話機において、
ひらがな入力モードとなった携帯電話機を示す模式図で
ある。
【図6】 本発明による携帯電話機の実施の形態2を示
す断面模式図である。
【図7】 図6に示した本発明による携帯電話機の実施
の形態2の変形例を示す断面模式図である。
【図8】 従来の携帯電話機を示す模式図である。
【図9】 図8に示した携帯電話機のブロック図であ
る。
【符号の説明】
2 表示制御部、3 中央制御部、4 操作部、5 レ
シーバ、6 マイク、7 キー表示制御部、8 キー表
示部、9 携帯電話機、10表示部、11,12a〜1
2d,13a〜13l 操作キー、14 アンテナ、1
5 キーラバー、16 キーラバー体、17 フロント
ケース、18 リアケース、19 電池カバー、20
電池、21 基板、22 液晶表示装置、23 開口
部、24タッチパネル部材、25 操作キー、26 表
示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/247

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の独立した入力キー部材を備える携
    帯機器であって、 複数の前記入力キー部材のそれぞれが可変表示部材を含
    むことを特徴とする、携帯機器。
  2. 【請求項2】 前記入力キー部材は、前記可変表示部材
    上に位置する保護部材を含む、請求項1に記載の携帯機
    器。
  3. 【請求項3】 表示面を有する可変表示部材と、 前記可変表示部材の表示面上に配置され、前記表示面を
    視認することが可能であって凸形状の入力キー部を有す
    るカバー部材とを備える、携帯機器。
  4. 【請求項4】 前記可変表示部材と前記カバー部材との
    間に位置し、前記入力キー部が押圧されたことを検出す
    る検知部材をさらに備える、請求項3に記載の携帯機
    器。
  5. 【請求項5】 前記可変表示部材は、前記入力キー部が
    押圧されたことを検出する機能を有する、請求項3に記
    載の携帯機器。
  6. 【請求項6】 前記可変表示部材は液晶表示部材であ
    る、請求項1〜5のいずれか1項に記載の携帯機器。
  7. 【請求項7】 前記可変表示部材を制御する制御手段を
    さらに備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載の携
    帯機器。
JP2000295635A 2000-09-28 2000-09-28 携帯機器 Withdrawn JP2002111811A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000295635A JP2002111811A (ja) 2000-09-28 2000-09-28 携帯機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000295635A JP2002111811A (ja) 2000-09-28 2000-09-28 携帯機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002111811A true JP2002111811A (ja) 2002-04-12

Family

ID=18778036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000295635A Withdrawn JP2002111811A (ja) 2000-09-28 2000-09-28 携帯機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002111811A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100790060B1 (ko) * 2001-05-31 2007-12-31 삼성전자주식회사 이동 통신 단말의 시각 장애인을 위한 숫자 입력 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100790060B1 (ko) * 2001-05-31 2007-12-31 삼성전자주식회사 이동 통신 단말의 시각 장애인을 위한 숫자 입력 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1595386B1 (en) Radiotelephone terminal with dual-sided keypad apparatus
EP1376449B1 (en) A mobile communication terminal having a touch panel overlaid to the display
US7092519B1 (en) Communication terminal having exchangeable parts
CN101473288B (zh) 触敏键区、具有该触敏键区的电子设备以及键击与键的配准方法
US20030119543A1 (en) Portable communication device interchangeable user input module
WO2007084078A1 (en) A keyboard for a mobile phone or other portable communication devices
JPH11143604A (ja) 携帯端末装置
CN101982812A (zh) 键盘布置
EP1393534B1 (en) Method and apparatus for keypad reconfiguration in a mobile communication device
CN100539605C (zh) 双输入移动通信设备
JPH0918566A (ja) 電話機
US7369119B2 (en) Handset device with dual side joystick
JP2002341997A (ja) 携帯端末用の入力装置
JP4917114B2 (ja) ハンドヘルド無線通信デバイス用トラックボールソケット
JP5341719B2 (ja) 携帯通信端末及び入力制御プログラム
JP2009032173A (ja) 文字入力装置及びそれを用いた通信端末装置
JP2001265485A (ja) キースイッチ構造及びそれを用いた携帯用機器
JP2000236376A (ja) 携帯電話装置
JP2002111811A (ja) 携帯機器
KR101143642B1 (ko) 터치 패드를 구비한 휴대단말기
EP2066102A2 (en) Portable electronic device with transparent touch control section
EP1498805A2 (en) Mobile electronic device keypad
JP3688317B2 (ja) 携帯形無線装置
US20090146956A1 (en) Portable electronic device
WO2009119231A1 (ja) 携帯電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071204